JPS62107161A - 配線用フロアパネル - Google Patents
配線用フロアパネルInfo
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- JPS62107161A JPS62107161A JP24491385A JP24491385A JPS62107161A JP S62107161 A JPS62107161 A JP S62107161A JP 24491385 A JP24491385 A JP 24491385A JP 24491385 A JP24491385 A JP 24491385A JP S62107161 A JPS62107161 A JP S62107161A
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- passage
- passages
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ０発明の目的
［産業上の利用分野］
本発明は、電力線及び通信線等の配線を必要とする電算
機室・ＯＡルーム等のフロアに係り、フロアへの配線作
業を容易かつ迅速に行える配線用フロアパネルに関する
。
機室・ＯＡルーム等のフロアに係り、フロアへの配線作
業を容易かつ迅速に行える配線用フロアパネルに関する
。
［従来の技術］
従来は、床面上に支柱を立てて台座を取付け、その上に
フロアパネルを配して上げ底にし、床面とパネルとの間
に形成された空間部に、電力線及び通信線等を近接させ
又交差させて混在布設している。又その配線類の分岐用
コンセント等は床面上に設置して、ＯＡ機器等の負荷に
直結させる方式である。
フロアパネルを配して上げ底にし、床面とパネルとの間
に形成された空間部に、電力線及び通信線等を近接させ
又交差させて混在布設している。又その配線類の分岐用
コンセント等は床面上に設置して、ＯＡ機器等の負荷に
直結させる方式である。
［発明が解決しようとする問題点コ
前記従来例において、電力線と通信線とが近接又は交差
した場合、電力線からの誘導電圧により、通信線に雑音
等の障害を生ずる。この解決策として、その近接・交差
個所に仕切板等を備えて両者を隔離する手段が行われる
が、多大の労力を要する。
した場合、電力線からの誘導電圧により、通信線に雑音
等の障害を生ずる。この解決策として、その近接・交差
個所に仕切板等を備えて両者を隔離する手段が行われる
が、多大の労力を要する。
又配線はフロアパネルの下部において行われるため、負
荷機器の配置変更に伴う配線の変更に際しては、必要個
所のフロアパネルを取外し、その下部空間内で電力線・
通信線・コンセント等の配線の変更作業を行った後、再
びフロアパネルを取付けるもので、作業性が悪い。その
配線変更に当っては、再び電力線・通信線の近接・交差
に対する隔離の処理を考慮する必要がある。
荷機器の配置変更に伴う配線の変更に際しては、必要個
所のフロアパネルを取外し、その下部空間内で電力線・
通信線・コンセント等の配線の変更作業を行った後、再
びフロアパネルを取付けるもので、作業性が悪い。その
配線変更に当っては、再び電力線・通信線の近接・交差
に対する隔離の処理を考慮する必要がある。
本発明は上記の点を解消する配線用フロアパネルを提供
することを目的とする。
することを目的とする。
口１発明の構成
［問題点を解決するための手段］
本発明は、ボードの上面に深溝通路と浅溝通路とを形成
し、その深溝及び浅溝通路の上部に着脱自在のカバーを
取付け、又そのカバー内の深溝通路と浅溝通路との交差
部において、深溝通路を跨いで両側浅溝通路に隔離部材
を渡して深溝通路を上下に仕切ると共に浅溝通路を連続
形成したことを特徴とする配線用フロアパネルである。
し、その深溝及び浅溝通路の上部に着脱自在のカバーを
取付け、又そのカバー内の深溝通路と浅溝通路との交差
部において、深溝通路を跨いで両側浅溝通路に隔離部材
を渡して深溝通路を上下に仕切ると共に浅溝通路を連続
形成したことを特徴とする配線用フロアパネルである。
［作用］
種々の形態に各通路を形成した各種フロアパネルを配線
系統に合わせて床面に配置すると同時に、各パネルの上
面に深溝通路及び浅溝通路が連続形成される。従ってそ
の各通路内に電力線・通信線等を区別して配線すること
ができる。またその深溝通路と浅溝通路との交差する個
所の配線は、隔離部材により仕切られている。従フて異
種配線による近接・交差がなく、配線作業が容易に行え
る。
系統に合わせて床面に配置すると同時に、各パネルの上
面に深溝通路及び浅溝通路が連続形成される。従ってそ
の各通路内に電力線・通信線等を区別して配線すること
ができる。またその深溝通路と浅溝通路との交差する個
所の配線は、隔離部材により仕切られている。従フて異
種配線による近接・交差がなく、配線作業が容易に行え
る。
又゛負荷機器の配置変更に伴う配線の変更に際しては、
必要部分の通路カバーを取外し、所要の配線に変更後、
カバーを元の位置に取付ければよいもので、フロアの上
面において迅速かつ容易に配線作業ができる。
必要部分の通路カバーを取外し、所要の配線に変更後、
カバーを元の位置に取付ければよいもので、フロアの上
面において迅速かつ容易に配線作業ができる。
［実施例］
第１図は本発明配線用フロアパネルの一例を示す斜視図
、第２図は第１図パネルのカバーを除去した斜視図、第
３図は第２図ｂ−ｂ矢視断面図である。
、第２図は第１図パネルのカバーを除去した斜視図、第
３図は第２図ｂ−ｂ矢視断面図である。
図中１はボードで、アルミダイキャスト、積層アスベス
ト板、パーティクル板、コンクリート板、石膏ボード、
強化プラスチック板等或はそれらの任意組合せ板から成
る。
ト板、パーティクル板、コンクリート板、石膏ボード、
強化プラスチック板等或はそれらの任意組合せ板から成
る。
２は深溝の通路、３は浅溝の通路で、ボード１の上面に
交差させて形成する。その通路２・３の深さ及び幅は、
所要配線を収容し得る寸法であれば適宜である。４は深
溝通路２の又５は浅溝通路３の上部に取付く横断面コ字
形のカバーで、通路２・３に嵌着又はビス止め等により
着脱自在とし、材質はプラスチック族・鋼板製等適宜で
あり、またその形状も任意である。カバー４・５は通路
２・３に沿って適宜長さに分割するを可とし、適宜個所
に配線類の引出用インサートキャップ６を設けるを可と
する。
交差させて形成する。その通路２・３の深さ及び幅は、
所要配線を収容し得る寸法であれば適宜である。４は深
溝通路２の又５は浅溝通路３の上部に取付く横断面コ字
形のカバーで、通路２・３に嵌着又はビス止め等により
着脱自在とし、材質はプラスチック族・鋼板製等適宜で
あり、またその形状も任意である。カバー４・５は通路
２・３に沿って適宜長さに分割するを可とし、適宜個所
に配線類の引出用インサートキャップ６を設けるを可と
する。
上記通路２・３の交差する個所は、第２図示のように、
深溝通路２を跨いで両側浅溝部３・３に横断面路コ字形
の隔離部材７を渡して、その深溝通路２を上下に仕切り
、浅溝通路３を連続形成する。その隔離部材７は浅溝通
路３に着脱自在に或は固定的に取付けられ、その材質・
形状は前記カバー４・５同様適宜である。
深溝通路２を跨いで両側浅溝部３・３に横断面路コ字形
の隔離部材７を渡して、その深溝通路２を上下に仕切り
、浅溝通路３を連続形成する。その隔離部材７は浅溝通
路３に着脱自在に或は固定的に取付けられ、その材質・
形状は前記カバー４・５同様適宜である。
第２図及び第４図中８は過電流遮断器・ヒユーズ等を内
蔵するを可とするコンセント等の分岐用ブロック、９は
そのブロック８を受ける横断面路コ字形の架台で、必要
に応じてその深溝通路２内に配設するものである。
蔵するを可とするコンセント等の分岐用ブロック、９は
そのブロック８を受ける横断面路コ字形の架台で、必要
に応じてその深溝通路２内に配設するものである。
又第１図示例の配線用フロアパネルＡは、深溝通路２と
浅溝通路３とを十字状に交差させて形成したものである
が、その他、Ｔ字状、Ｌ字状等適宜に各通路２・３を形
成して各種配線用フロアパネルを構成できるものである
。
浅溝通路３とを十字状に交差させて形成したものである
が、その他、Ｔ字状、Ｌ字状等適宜に各通路２・３を形
成して各種配線用フロアパネルを構成できるものである
。
次に本発明配線用フロアパネルを利用した施工例につい
て説明する。第４図示のように、深溝通路２及び浅溝通
路３を配設した各種配線用フロアパネルＡ（十字状）・
Ｂ（Ｌ字状）・Ｃ（Ｔ字状）・Ｄ（直線状）と、何も配
設してないフロアパネルＦを必要数ＯＡルーム等の床面
上に敷設する。そのフロアパネルの上面に連続形成され
た深溝通路２内に電力線１０を所要に配線する。その際
、電力線１０は深溝通路２の略下半分を利用し、浅溝通
路３と交差する個所は、その通路２・３を上下に仕切る
隔離部材７の下側を通って配線する。
て説明する。第４図示のように、深溝通路２及び浅溝通
路３を配設した各種配線用フロアパネルＡ（十字状）・
Ｂ（Ｌ字状）・Ｃ（Ｔ字状）・Ｄ（直線状）と、何も配
設してないフロアパネルＦを必要数ＯＡルーム等の床面
上に敷設する。そのフロアパネルの上面に連続形成され
た深溝通路２内に電力線１０を所要に配線する。その際
、電力線１０は深溝通路２の略下半分を利用し、浅溝通
路３と交差する個所は、その通路２・３を上下に仕切る
隔離部材７の下側を通って配線する。
次いでパネルフロアの上面に連続形成された浅溝通路３
内に通信線１１を所要に配線する。深溝通路２と交差す
る個所の通信線１１は、隔離部材７の上部を通過して電
力線１０と隔離配線される。
内に通信線１１を所要に配線する。深溝通路２と交差す
る個所の通信線１１は、隔離部材７の上部を通過して電
力線１０と隔離配線される。
又必要に応じて深溝通路２内にコンセント等の分岐用ブ
ロック８を備える。そして各配線の終了後、深溝通路２
及び浅溝通路３の上部にカバー４・５を取付ける。
ロック８を備える。そして各配線の終了後、深溝通路２
及び浅溝通路３の上部にカバー４・５を取付ける。
施工例は深溝通路２に電力線１０を、浅溝通路３に通信
線１１を配線したが、その反対でもよく、又異種系統の
電力線を区別して配線する等、その配線種類は適宜であ
る。
線１１を配線したが、その反対でもよく、又異種系統の
電力線を区別して配線する等、その配線種類は適宜であ
る。
上記施工例は、フロアパネルを床面上に直接配置したが
、空気調整のため床面とフロアパネルとの間に空間を必
要とする場合は、床面に適宜高さの支柱を立ててその上
部にフロアパネルを並べて、或はフロアパネルに支柱を
一体的に設けて並べて、前記のように施工することもで
きる。
、空気調整のため床面とフロアパネルとの間に空間を必
要とする場合は、床面に適宜高さの支柱を立ててその上
部にフロアパネルを並べて、或はフロアパネルに支柱を
一体的に設けて並べて、前記のように施工することもで
きる。
尚、本発明の配線用フロアパネルを利用したフロアの上
面は、Ｐタイル・タイルカーペット等を敷いて仕上げす
ることもある。
面は、Ｐタイル・タイルカーペット等を敷いて仕上げす
ることもある。
ハ、発明の効果
本発明は前述のような構成であるから、種々の形態に各
通路を形成した各種フロアパネルを配線系統に合わせて
床面に配置すると同時に、各パネルの上面に深溝通路及
び浅溝通路が連続形成される。従ってその各通路内に電
力線・通信線等を区別して配線することができる。また
その深溝通路と浅溝通路との交差する個所の配線は、隔
離部材により仕切られている。従って異種配線による近
接・交差がなく、配線作業が容易に行える。
通路を形成した各種フロアパネルを配線系統に合わせて
床面に配置すると同時に、各パネルの上面に深溝通路及
び浅溝通路が連続形成される。従ってその各通路内に電
力線・通信線等を区別して配線することができる。また
その深溝通路と浅溝通路との交差する個所の配線は、隔
離部材により仕切られている。従って異種配線による近
接・交差がなく、配線作業が容易に行える。
又負荷機器の配置変更に伴う配線の変更に際しては、必
要部分の通路カバーを取外し、所要の配線に変更後、カ
バーを元の位置に取付ければよいもので、フロアの上面
において迅速かつ容易に配線作業ができる等の効果を奏
するものである。
要部分の通路カバーを取外し、所要の配線に変更後、カ
バーを元の位置に取付ければよいもので、フロアの上面
において迅速かつ容易に配線作業ができる等の効果を奏
するものである。
第１図は本発明配線用フロアパネルの一例を示す斜視図
、第２図は第１図パネルのカバーを除去した斜視図、第
３図は第２図ｂ−ｂ矢視断面図、第４図は本発明配線用
フロアパネルを利用した施工例を示す説明図である。 １はボード、２は深溝通路、３は浅溝通路、４・５はカ
バー、７は隔離部材、１０は電力線、１１は通信線、Ａ
−Ｂ−Ｃ−Ｄは配線用フロアパネル。 （自発）手続ネ甫正書 ′ 昭和６０年１２月２日 １、事件の表示 昭和６０年特許願第２４４９１３号 ・ ２０発明の名称 配線用フロアパネル３、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒２４２ 電話 ０４６２（７４）４７４０ ４、補正の対象 明細書全文 ５、補正の内容 補 正 明 細 書 １、発明の名称 配線用フロアパネル ２、特許請求の範囲 （１）ボードの上面に、深さの異なる複数の配線用通路
を形成し、異種の各配線を上記各通路内に区別して布設
するようにしたことを特徴とする配線用フロアパネル。 （２）ボードの上面に、深さの異なる複数の配線用通路
を形成し、異種の各配線を上記各通路内に区別して布設
するようにしたパネル、その各通路内に布設される異種
配線の交差する部分に、深溝側通路を跨いで両側浅溝側
通路に隔離部材を渡して深溝側通路を上下に仕切ると共
に浅溝側通路を連続形成し、その交差する異種配線を上
下に隔離して布設するようにしたことを特徴とする配線
用フロアパネル。 ３、発明の詳細な説明 イ０発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電力線・電話線・信号線等の配線を必要とす
る電算機室・ＯＡルーム等のフロアに係り、フロアへの
配線作業を容易かつ迅速に行える配線用フロアパネルに
関する。 ［従来の技術］ 従来は、床面上に支柱を立てて台座を取付け、その上に
フロアパネルを配して上げ底にし、床面とパネルとの間
に形成された空間部に、電力線・電話線・信号線等を近
接させ又交差させて混在布設している。又その配線類の
分岐用コンセント等は床面上に設置して、ＯＡ機器等の
負荷に直結させる方式である。 ［発明が解決しようとする問題点コ 前記従来例において、電力線・電話線・信号線等が近接
又は交差した場合、電力線からの誘導電圧により、電話
線・信号線等に雑音等の障害を生ずる。この解決策とし
て、その近接・交差個所に仕切板等を備えて種類の異な
る各配線を隔離して布設する手段が行われるが、多大の
労力を要する。 又各種配線は全てフロアパネルの下部において行われる
ため、負荷機器の配置変更に伴う各種配線の変更に際し
ては、必要個所のフロアパネルを取外し、その下部空間
内で電力線・電話線・信号線・コンセント等の配線の変
更作業を行った後、再びフロアパネルを取付けるもので
、作業性が悪い。その各種の配線変更に当っては、再び
電力線・電話線・信号線等の近接・交差に対する隔離の
処理を考慮する必要がある。 本発明は上記の点を解消する配線用フロアパネルを提供
することを目的とする。 口０発明の構成 ［問題点を解決するための手段］ 本発明は、ボードの上面に、深さの異なる複数の配線用
通路を形成し、異種の各配線を上記各通路内に区別して
布設するようにした配線用フロアパネル、又上記パネル
の各通路内に布設される異種配線の交差する部分には、
深溝側通路を跨いで両側浅溝側通路に隔離部材を渡して
深溝側通路を上下に仕切ると共に浅溝側通路を連続形成
し、その交差する異種配線を上下に隔離して布設するよ
うにしたことを特徴とする配線用フロアパネルである。 ［作用コ 種々の形態に深さの異なる複数の配線用通路を形成した
各種フロアパネルを配線系統に合わせて床面に配置する
と同時に、各パネルの上面に各種配線用の通路が連続形
成される。従ってその深さの異なる各通路内に電力線・
電話線・信号線等を各種の配線量に応じて区別し布設す
ることができる。又その各通路内の異種配線が交差する
個所の配線は、隔離部材により仕切って布設されるので
、異種配線による近接・交差がなく、配線作業が容易に
行える。 又負荷機器の配置変更に伴う各種配線の変更に際しては
、必要部分の平板材又は通路カバーを取外し、パネルの
配線用通路の深さを確認することにより、その通路内の
配線種類がわかる。所要の配線に変更後は、平板材又は
通路カバーを元の位置に取付ければよいもので、フロア
のト面において迅速かつ容易に配線作業ができる。 ［実施例コ 第１図は本発明配線用フロアパネルに通路カバーを取付
けた例を示す斜視図、第２図は第１図パネルの通路カバ
ーを除去した本発明配線用フロアパネルの斜視図、第３
図は第２図ｂ−ｂ矢視断面図である。 図中１はボードで、アルミダイキャスト、積層アスベス
ト板、パーティクル板、コンクリート板、石膏ボード、
強化プラスチック板等或はそれらの任意組合せ板から成
る。 ２は深溝の配線用通路、３は浅溝の配線用通路で、ポー
°ド１の上面に各通路２・３を交差させて形成しである
。その通路２・３の深さ及び幅は、所要配線を収容し得
る寸法であれば適宜である。 ４は深溝通路２の又５は浅溝通路３の上部に取付き、パ
ネルＡの上部を平面的に構成する横断面コ字形のカバー
で、通路２・３に沿って適宜長さに分割しである。６は
カバー４・５の適宜個所に設けた配線類の引出用キャッ
プである。 上記通路２・３内に布設される異種配線の交差する個所
は、第２図示のように、深溝通路２を跨いで両側浅溝部
３・３に横断面路コ字形の隔離部材７を渡して、その深
溝通路２を上下に仕切り、浅溝通路３を連続形成する。 その隔離部材７は浅溝通路３に着脱自在に或は固定的に
取付けられる。その材質はプラスチック族・鋼板製等適
宜であり、またその形状も任意である。 第２図及び第４図中８は過電流遮断器・ヒユーズ等を内
蔵するを可とするコンセント等の分岐用プロＪり、９は
そのブロック８を受ける横断面路コ字形の架台で、必要
に応じてその深溝通路２内及び浅溝通路３内に配設する
ものである。 図示例の配線用フロアパネルＡは、深溝通路２と浅溝通
路３との２種類を各々十字状に交差させて形成したもの
であるが、必要に応じて３種類以上の深さの異なる配線
用通路を形成することができる。又図示例の他、Ｔ字状
、Ｌ字状等適宜に深さの異なる複数の配線用通路を形成
して各形態の配線用フロアパネルを構成できるものであ
る。 尚、パネルの上面は、第１図示例の如く、通路２・３の
上部に剛性のカバー４・５を取付けて、或はプラスチッ
ク族・鋼板製等の平板材を載置して、平面的に構成され
るものである。 次に本発明配線用フロアパネルを利用した施工例につい
て説明する。第４図示のように、深溝通路２及び浅溝通
路３の２種類を配設した各種配線用フロアパネルＡ（十
字状）・Ｂ（Ｌ字状）・Ｃ（Ｔ字状）・Ｄ（直線状）と
、何も配設してないフロアパネルＦを必要数ＯＡルーム
等の床面上に敷設する。そのパネルフロアの上面に連続
形成された深溝通路２内に電力線１０を所要に配線する
。その際、浅溝通路３と交差する個所に、予めその通路
２・３を上下に仕切る隔離部材７が固定的に設けられて
いる場合は、その部材７の下側を通って配線する。 次いでパネルフロアの上面に連続形成された浅溝通路３
内に通信線１１を所要に配線する。深溝通路２と交差す
る個所の通信線１１は、前記の固定的に設けられた隔離
部材７の上部を通過させて、又は電力線１０を配線後に
その交差部に配置した着脱自在の隔離部材７の上部を通
過させて、電力線１０と隔離配線する。又必要に応じて
深溝通路２内にコンセント等の分岐用ブロック８を、又
浅溝通路３内に端子器具等を備える。そして各種配線の
布設終了後は、深溝通路２及び浅溝通路３の上部にカバ
ー４・５を取付ける、或は各パネル上面に平板材を載置
して、パネルフロア表面を平面的に構成する。カバー４
・５或は平板材の適宜個所には、配線類の引出用キャッ
プを備える。 施工例は深溝通路２に電力線１０を、浅溝通路３に通信
線１１を配線したが、その反対でもよく、又異種系統の
電力線を区別して配線する等その配線種類は適宜である
。又３種類以上の深さの異なる配線用通路を形成したパ
ネルを使用する場合も、前記測量様に各種配線を区別し
て布設する。 又、別の施工手段として、ボード１の上面に、深さの異
なる複数の配線用通路を縦横に交差させて形成し、前記
例と同様にして、各配線毎に所要の系統に布設する。こ
れにより、急な配線変更にも柔軟に対応することができ
る。 上記施工例は、フロアパネルを床面上に直接配置したが
、空気調整のため床面とフロアパネルとの間に空間を必
要とする場合は、床面に適宜高さの支柱を立ててその上
部にフロアパネルを並べて、或はフロアパネルに支柱を
一体的に設けて並べて、前記のように施工することもで
きる。 尚、本発明の配線用フロアパネルを利用したフロアの上
面は、Ｐタイル・タイルカーペット等を敷いて仕上げす
ることもある。 ハ、発明の効果 本発明は前述のような構成であるから、種々の形態に深
さの異なる複数の配線用通路を形成した各種フロアパネ
ルを配線系統に合わせて床面に配置すると同時に、各パ
ネルの上面に各種配線用の通路が連続形成される。従っ
てその深さの異なる各通路内に電力線・電話線・信号線
等を各種の配線量に応じて区別し布設することができる
。又その各通路内の異種配線が交差する個所の配線は、
隔離部材により仕切って布設されるので、異種配線によ
る近接・交差がなく、配線作業が容易に行え、異種配線
相互の誘導障害を防止することができる。 又負荷機器の配置変更に伴う各種配線の変更に際しては
、必要部分の平板材又は通路カバーを取外し、パネルの
配線用通路の深さを確認することにより、その通路内の
配線種類がわかる。所要の配線に変更後は、平板材又は
通路カバーを元の位置に取付ければよいもので、フロア
パネルを持ち上げることなくパネルのＬ面において迅速
かつ容易に配線作業ができる等の効果を奏するものであ
る。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明配線用フロアパネルに通路カバーを取付
けた例を示す斜視図、第２図は第１図パネルのカバーを
除去した本発明配線用フロアパネルの斜視図、第３図は
第２図ｂ−ｂ矢視断面図、第４図は本発明配線用フロア
パネルを利用した施工例を示す説明図である。 １はボード、２は深溝通路、３は浅溝通路、４・５はカ
バー、７は隔離部材、１０は電力線、１１は通信線、Ａ
−Ｂ−Ｃ−Ｄは配線用フロアパネル。
、第２図は第１図パネルのカバーを除去した斜視図、第
３図は第２図ｂ−ｂ矢視断面図、第４図は本発明配線用
フロアパネルを利用した施工例を示す説明図である。 １はボード、２は深溝通路、３は浅溝通路、４・５はカ
バー、７は隔離部材、１０は電力線、１１は通信線、Ａ
−Ｂ−Ｃ−Ｄは配線用フロアパネル。 （自発）手続ネ甫正書 ′ 昭和６０年１２月２日 １、事件の表示 昭和６０年特許願第２４４９１３号 ・ ２０発明の名称 配線用フロアパネル３、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒２４２ 電話 ０４６２（７４）４７４０ ４、補正の対象 明細書全文 ５、補正の内容 補 正 明 細 書 １、発明の名称 配線用フロアパネル ２、特許請求の範囲 （１）ボードの上面に、深さの異なる複数の配線用通路
を形成し、異種の各配線を上記各通路内に区別して布設
するようにしたことを特徴とする配線用フロアパネル。 （２）ボードの上面に、深さの異なる複数の配線用通路
を形成し、異種の各配線を上記各通路内に区別して布設
するようにしたパネル、その各通路内に布設される異種
配線の交差する部分に、深溝側通路を跨いで両側浅溝側
通路に隔離部材を渡して深溝側通路を上下に仕切ると共
に浅溝側通路を連続形成し、その交差する異種配線を上
下に隔離して布設するようにしたことを特徴とする配線
用フロアパネル。 ３、発明の詳細な説明 イ０発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電力線・電話線・信号線等の配線を必要とす
る電算機室・ＯＡルーム等のフロアに係り、フロアへの
配線作業を容易かつ迅速に行える配線用フロアパネルに
関する。 ［従来の技術］ 従来は、床面上に支柱を立てて台座を取付け、その上に
フロアパネルを配して上げ底にし、床面とパネルとの間
に形成された空間部に、電力線・電話線・信号線等を近
接させ又交差させて混在布設している。又その配線類の
分岐用コンセント等は床面上に設置して、ＯＡ機器等の
負荷に直結させる方式である。 ［発明が解決しようとする問題点コ 前記従来例において、電力線・電話線・信号線等が近接
又は交差した場合、電力線からの誘導電圧により、電話
線・信号線等に雑音等の障害を生ずる。この解決策とし
て、その近接・交差個所に仕切板等を備えて種類の異な
る各配線を隔離して布設する手段が行われるが、多大の
労力を要する。 又各種配線は全てフロアパネルの下部において行われる
ため、負荷機器の配置変更に伴う各種配線の変更に際し
ては、必要個所のフロアパネルを取外し、その下部空間
内で電力線・電話線・信号線・コンセント等の配線の変
更作業を行った後、再びフロアパネルを取付けるもので
、作業性が悪い。その各種の配線変更に当っては、再び
電力線・電話線・信号線等の近接・交差に対する隔離の
処理を考慮する必要がある。 本発明は上記の点を解消する配線用フロアパネルを提供
することを目的とする。 口０発明の構成 ［問題点を解決するための手段］ 本発明は、ボードの上面に、深さの異なる複数の配線用
通路を形成し、異種の各配線を上記各通路内に区別して
布設するようにした配線用フロアパネル、又上記パネル
の各通路内に布設される異種配線の交差する部分には、
深溝側通路を跨いで両側浅溝側通路に隔離部材を渡して
深溝側通路を上下に仕切ると共に浅溝側通路を連続形成
し、その交差する異種配線を上下に隔離して布設するよ
うにしたことを特徴とする配線用フロアパネルである。 ［作用コ 種々の形態に深さの異なる複数の配線用通路を形成した
各種フロアパネルを配線系統に合わせて床面に配置する
と同時に、各パネルの上面に各種配線用の通路が連続形
成される。従ってその深さの異なる各通路内に電力線・
電話線・信号線等を各種の配線量に応じて区別し布設す
ることができる。又その各通路内の異種配線が交差する
個所の配線は、隔離部材により仕切って布設されるので
、異種配線による近接・交差がなく、配線作業が容易に
行える。 又負荷機器の配置変更に伴う各種配線の変更に際しては
、必要部分の平板材又は通路カバーを取外し、パネルの
配線用通路の深さを確認することにより、その通路内の
配線種類がわかる。所要の配線に変更後は、平板材又は
通路カバーを元の位置に取付ければよいもので、フロア
のト面において迅速かつ容易に配線作業ができる。 ［実施例コ 第１図は本発明配線用フロアパネルに通路カバーを取付
けた例を示す斜視図、第２図は第１図パネルの通路カバ
ーを除去した本発明配線用フロアパネルの斜視図、第３
図は第２図ｂ−ｂ矢視断面図である。 図中１はボードで、アルミダイキャスト、積層アスベス
ト板、パーティクル板、コンクリート板、石膏ボード、
強化プラスチック板等或はそれらの任意組合せ板から成
る。 ２は深溝の配線用通路、３は浅溝の配線用通路で、ポー
°ド１の上面に各通路２・３を交差させて形成しである
。その通路２・３の深さ及び幅は、所要配線を収容し得
る寸法であれば適宜である。 ４は深溝通路２の又５は浅溝通路３の上部に取付き、パ
ネルＡの上部を平面的に構成する横断面コ字形のカバー
で、通路２・３に沿って適宜長さに分割しである。６は
カバー４・５の適宜個所に設けた配線類の引出用キャッ
プである。 上記通路２・３内に布設される異種配線の交差する個所
は、第２図示のように、深溝通路２を跨いで両側浅溝部
３・３に横断面路コ字形の隔離部材７を渡して、その深
溝通路２を上下に仕切り、浅溝通路３を連続形成する。 その隔離部材７は浅溝通路３に着脱自在に或は固定的に
取付けられる。その材質はプラスチック族・鋼板製等適
宜であり、またその形状も任意である。 第２図及び第４図中８は過電流遮断器・ヒユーズ等を内
蔵するを可とするコンセント等の分岐用プロＪり、９は
そのブロック８を受ける横断面路コ字形の架台で、必要
に応じてその深溝通路２内及び浅溝通路３内に配設する
ものである。 図示例の配線用フロアパネルＡは、深溝通路２と浅溝通
路３との２種類を各々十字状に交差させて形成したもの
であるが、必要に応じて３種類以上の深さの異なる配線
用通路を形成することができる。又図示例の他、Ｔ字状
、Ｌ字状等適宜に深さの異なる複数の配線用通路を形成
して各形態の配線用フロアパネルを構成できるものであ
る。 尚、パネルの上面は、第１図示例の如く、通路２・３の
上部に剛性のカバー４・５を取付けて、或はプラスチッ
ク族・鋼板製等の平板材を載置して、平面的に構成され
るものである。 次に本発明配線用フロアパネルを利用した施工例につい
て説明する。第４図示のように、深溝通路２及び浅溝通
路３の２種類を配設した各種配線用フロアパネルＡ（十
字状）・Ｂ（Ｌ字状）・Ｃ（Ｔ字状）・Ｄ（直線状）と
、何も配設してないフロアパネルＦを必要数ＯＡルーム
等の床面上に敷設する。そのパネルフロアの上面に連続
形成された深溝通路２内に電力線１０を所要に配線する
。その際、浅溝通路３と交差する個所に、予めその通路
２・３を上下に仕切る隔離部材７が固定的に設けられて
いる場合は、その部材７の下側を通って配線する。 次いでパネルフロアの上面に連続形成された浅溝通路３
内に通信線１１を所要に配線する。深溝通路２と交差す
る個所の通信線１１は、前記の固定的に設けられた隔離
部材７の上部を通過させて、又は電力線１０を配線後に
その交差部に配置した着脱自在の隔離部材７の上部を通
過させて、電力線１０と隔離配線する。又必要に応じて
深溝通路２内にコンセント等の分岐用ブロック８を、又
浅溝通路３内に端子器具等を備える。そして各種配線の
布設終了後は、深溝通路２及び浅溝通路３の上部にカバ
ー４・５を取付ける、或は各パネル上面に平板材を載置
して、パネルフロア表面を平面的に構成する。カバー４
・５或は平板材の適宜個所には、配線類の引出用キャッ
プを備える。 施工例は深溝通路２に電力線１０を、浅溝通路３に通信
線１１を配線したが、その反対でもよく、又異種系統の
電力線を区別して配線する等その配線種類は適宜である
。又３種類以上の深さの異なる配線用通路を形成したパ
ネルを使用する場合も、前記測量様に各種配線を区別し
て布設する。 又、別の施工手段として、ボード１の上面に、深さの異
なる複数の配線用通路を縦横に交差させて形成し、前記
例と同様にして、各配線毎に所要の系統に布設する。こ
れにより、急な配線変更にも柔軟に対応することができ
る。 上記施工例は、フロアパネルを床面上に直接配置したが
、空気調整のため床面とフロアパネルとの間に空間を必
要とする場合は、床面に適宜高さの支柱を立ててその上
部にフロアパネルを並べて、或はフロアパネルに支柱を
一体的に設けて並べて、前記のように施工することもで
きる。 尚、本発明の配線用フロアパネルを利用したフロアの上
面は、Ｐタイル・タイルカーペット等を敷いて仕上げす
ることもある。 ハ、発明の効果 本発明は前述のような構成であるから、種々の形態に深
さの異なる複数の配線用通路を形成した各種フロアパネ
ルを配線系統に合わせて床面に配置すると同時に、各パ
ネルの上面に各種配線用の通路が連続形成される。従っ
てその深さの異なる各通路内に電力線・電話線・信号線
等を各種の配線量に応じて区別し布設することができる
。又その各通路内の異種配線が交差する個所の配線は、
隔離部材により仕切って布設されるので、異種配線によ
る近接・交差がなく、配線作業が容易に行え、異種配線
相互の誘導障害を防止することができる。 又負荷機器の配置変更に伴う各種配線の変更に際しては
、必要部分の平板材又は通路カバーを取外し、パネルの
配線用通路の深さを確認することにより、その通路内の
配線種類がわかる。所要の配線に変更後は、平板材又は
通路カバーを元の位置に取付ければよいもので、フロア
パネルを持ち上げることなくパネルのＬ面において迅速
かつ容易に配線作業ができる等の効果を奏するものであ
る。 ４、図面の簡単な説明 第１図は本発明配線用フロアパネルに通路カバーを取付
けた例を示す斜視図、第２図は第１図パネルのカバーを
除去した本発明配線用フロアパネルの斜視図、第３図は
第２図ｂ−ｂ矢視断面図、第４図は本発明配線用フロア
パネルを利用した施工例を示す説明図である。 １はボード、２は深溝通路、３は浅溝通路、４・５はカ
バー、７は隔離部材、１０は電力線、１１は通信線、Ａ
−Ｂ−Ｃ−Ｄは配線用フロアパネル。
Claims (2)
- （１）ボードの上面に深溝通路と浅溝通路とを形成し、
上記深溝及び浅溝通路の上部に着脱自在のカバーを取付
けたことを特徴とする配線用フロアパネル。 - （２）ボードの上面に深溝通路と浅溝通路とを形成し、
上記深溝及び浅溝通路の上部に着脱自在のカバーを取付
け、そのカバー内通路の交差部において、深溝通路を跨
いで両側浅溝通路に隔離部材を渡して深溝通路を上下に
仕切ると共に浅溝通路を連続形成したことを特徴とする
配線用フロアパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24491385A JPS62107161A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 配線用フロアパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24491385A JPS62107161A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 配線用フロアパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107161A true JPS62107161A (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=17125831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24491385A Pending JPS62107161A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | 配線用フロアパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62107161A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63192538U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-12 | ||
| JPH01198962A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-10 | Shimizu Corp | フロアパネル配線工法 |
| JPH0399143U (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-16 |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP24491385A patent/JPS62107161A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63192538U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-12 | ||
| JPH0539143Y2 (ja) * | 1987-05-30 | 1993-10-04 | ||
| JPH01198962A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-10 | Shimizu Corp | フロアパネル配線工法 |
| JPH0399143U (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-16 |
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