JPH0736434Y2 - 配線用フロアパネル装置のブリッジ - Google Patents

配線用フロアパネル装置のブリッジ

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JPH0736434Y2
JPH0736434Y2 JP5907590U JP5907590U JPH0736434Y2 JP H0736434 Y2 JPH0736434 Y2 JP H0736434Y2 JP 5907590 U JP5907590 U JP 5907590U JP 5907590 U JP5907590 U JP 5907590U JP H0736434 Y2 JPH0736434 Y2 JP H0736434Y2
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JP
Japan
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wiring
bridge
floor panel
wiring groove
sloping surface
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JP5907590U
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博 吉田
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Kyodo Ky Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 イ、考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、電子計算室、オフィスオートメーション機器
室等において、各機器等に対する電力線等の配線を容易
にするために床に布設される配線用フロアパネル等の配
線溝の交差箇所で異種配線材が交差する場合に、その異
種配線材を容易に上下に分けて通線することができ、か
つ取扱い容易な配線用フロアパネル装置のブリッジに関
するものである。
[従来の技術] 第2図示例のように、所定の間隔を置いて配置した配線
溝形成用ブロック3・3相互を可撓性シート4で結合し
て、ブロック3とブロック3の間に可撓性シート4を底
とする直交配線溝1・1を形成し、配線溝の開口縁に設
けた段部5に落し込み式にはまるカバー板C1・C2で配線
溝1・1の開口上面を覆って、カバー板C1・C2の上面と
ブロック3の上面を同一平面とするフロアパネル、その
パネルの多数枚を床面上に敷詰めたフロアパネル装置P1
の配線溝1内に電力線、電話線、情報線などの配線材を
挿通配線して張り巡らしている。
その際、配線溝1・1の交差部分で強電および弱電系統
の異種配線材が交差すると、弱電系回路上に誘導障害が
発生する等、配線管理上問題を生ずる。
上記対応策として、従来は第1図示形状の跨線橋形隔離
部材20を上記配線溝1・1内の交差箇所に配設して、交
差する異種配線材を上下に分離している。
[考案が解決しようとする課題] 上記第1図示従来例の跨線橋形隔離部材20構成は、中央
部に平面部201を有し、一軸方向の両側に下方に向かう
拡開傾斜面部202・202を有し、他軸方向の両側には、上
方および側方に向かう垂直隔壁面203・203を有してい
る。図中204は交差する配線溝1・1部分への位置決め
片である。
上記隔離部材20を第2図示例のようなフロアパネル装置
P1の配線溝1・1内の交差箇所に配設し、配線溝1・1
の上面をカバー板C1・C2で覆った状態で、隔離部材20か
ら離れた箇所より配線材またはメッセンジャワイヤを配
線溝1内に送り挿通した場合、隔離部材20の上面を通過
する配線溝方向については隔離部材20の拡開傾斜面部20
2・202を昇降して通線できるが、隔離部材20の下面を通
過する配線溝方向においては、隔離部材20の上方および
側方に向かう垂直隔壁面203・203に、挿通すべき配線材
またはメッセンジャワイヤが当接して通線の妨げとな
る。そのため、パネルの上面に布設したカバー板C1・C2
およびカーペットタイル等の仕上材(図示せず)を配線
に沿って外す必要があり、作業性が悪い。
また上記従来の隔離部材20は、他軸方向の両側に上方お
よび側方に向かう垂直隔壁面203・203を有するので、梱
包・保管時に積み重ねができず、取扱いにくい構成であ
る。
更に上記隔離部材20を反転して配設使用した場合には、
隔離部材20の上への配線材、メッセンジャワイヤの通線
を一層困難にさせる不具合を生じる。
本考案は、上記従来の欠点を全て解消し、作業性がよ
く、取扱いが容易で、応用性に富むブリッジを提供する
ことを目的とする。
ロ、考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案は、交差する配線溝を有するフロアパネル装置の
配線溝内の異種配線材交差箇所を上下に分離するブリッ
ジ2・2′において、交差する配線溝1・1内の中央部
の平面部21と、一軸方向の両側の下方に向かう拡開傾斜
面部22・22と、他軸方向の両側の上方に向かう拡開傾斜
面部23・23とを一体に形成し、上記各拡開傾斜面部の側
縁部で配線溝1・1内の交差箇所に位置決めされて成る
ことを特徴とする。
[作用] フロアパネル装置の配線溝内の異種配線材が交差する箇
所に、第2図、第7図および第8図示のようにブリッジ
2・2′を配設することにより、一軸方向の両側の下方
に向かう拡開傾斜面部22・22の側縁および他軸方向の両
側の上方に向かう拡開傾斜面部23・23の側縁により位置
決めされる。また配線溝の一方の配線材およびメッセン
ジャワイヤはブリッジ2・2′の下向き拡開傾斜面部22
・22を昇降して通線でき、配線溝の他方の配線材および
メッセンジャワイヤはブリッジ2・2′の下をくぐらせ
て通線できて、異種配線材どうしの接触を避けることが
できる。
上記において、ブリッジ2・2′の下をくぐらせて通線
する場合、ブリッジ2・2′の両側は上方に向かう拡開
傾斜面部23・23となっているので、配線材およびメッセ
ンジャワイヤがブリッジ2・2′に当たっても、その拡
開傾斜面部23・23に沿って下降し、ブリッジ2・2′の
下をスムーズに通過する。
第7図示の使用例においては、ブリッジ2′の配設によ
り、配線溝形成用ブロック31の位置決め部材の役目も果
たす。
ブリッジ2・2′を反転することにより、配線材の上下
配置を何らの支障を来すことなく容易に変更できる。
ブリッジ2・2′は平面部21と拡開傾斜面部22・22・23
・23とにより構成されているので、積み重ねて梱包・保
管等ができ、取扱いが容易である。
[実施例] 第2図示例は、先に説明したフロアパネル装置P1の交差
する配線溝箇所に、第3図示例本考案のブリッジ2を配
設した例を示す分解斜視図である。そのブリッジ2は、
中央に略方形の平面部21と、その一軸方向の両側に下方
に向かう拡開傾斜面部22・22と、他軸方向の両側に上方
に向かう拡開傾斜面部23・23とを有する。24・24は配線
溝の底面に当接する受片部である。上記ブリッジ2は各
拡開傾斜面部22・22・23・23の側縁において配線溝1・
1の交差部に位置決めされる。
第4図は上記第3図示例ブリッジ2の平面図(イ)、正
面図(ロ)および側面図(ハ)を示す。
第5図示のブリッジ2′は、本考案のブリッジの別の例
で、第3図示ブリッジ2の受片部24・24を削除した構成
であり、第6図はその平面図(イ)、正面図(ロ)およ
び側面図(ハ)を示す。
ブリッジ2・2′の材質は、硬質合成樹脂板、鋼板、ア
ルミニウム板等を用い、必要に応じて電気絶縁材および
緩衝材のコーティングを施して、電気的安全性と歩行時
の異音発生防止を図るを可とする。
ブリッジ2・2′の高さは、上下に伸びる拡開傾斜面部
22・22・23・23の傾斜角度およびその長さにより決まる
が、少なくとも配線溝交差部内に納まる高さである。そ
の高さを配線溝1の深さよりも僅かに低く構成すると、
ブリッジ2・2′の下側にその空間よりも高い配線材が
挿通された場合に、ブリッジ2・2′が浮き上がって通
線を可能状態とし、ブリッジ2・2′の機能を向上させ
る効果がある。
第7図は配線間隙形成用ブロック31を、第5図示本考案
のブリッジ2′をゲージとして、所定間隔置きに配置し
て、ブロック31・31相互間に配線溝1を形成し、その上
面をカバー板C3で覆って上面を平に構成したフロアパネ
ル装置P2の例である。
第8図は方形ボードの裏面に十字状配線溝を形成し、そ
の配線溝1・1を床面に向けて多数枚配置したフロアパ
ネル装置P3の例で、配線溝1・1の交差箇所に第5図示
本考案のブリッジ2′を配設してある。
上記種々のフロアパネル装置において、例えば電力線を
ブリッジ2・2′の上に通し、通信線を下に通して異種
配線の交差接触を避け、誘導電圧による通信線の障害を
防止する。
その通線手段としては、カーペットタイル等の仕上材
(図示せず)をフロアパネル装置P1・P2・P3の上面に布
設してある場合にも、配線の際にこれらの配線に沿って
仕上材およびカバー板(第8図示例においてはフロアパ
ネル)を外すことなく、最小限の所要箇所のみを外し、
配線材またはメッセンジャワイヤを使用して送り配線を
行なう。
すなわち、配線溝の交差箇所において、一方の配線材ま
たはメッセンジャワイヤは、ブリッジ2・2′の下向き
拡開傾斜面部22・22を昇降してブリッジ2・2′の上に
通線される。また他方の配線材またはメッセンジャワイ
ヤはブリッジ2・2′の上向き拡開傾斜面部23・23に接
した後、その傾斜面に沿って下降し、ブリッジ2・2′
の下に通線される。
なお、ブリッジ2・2′を反転して使用することによ
り、異種配線材の上下位置を、何らの支障を来すことな
く容易に変更することができるものである。
ハ、考案の効果 本考案は、上記のようにフロアパネル装置の配線溝内の
異種配線材が交差する箇所に、第2図、第7図および第
8図示のようにブリッジ2・2′を配設することによ
り、一軸方向の両側の下方に向かう拡開傾斜面部22・22
の側縁および他軸方向の両側の上方に向かう拡開傾斜面
部23・23の側縁により位置決めされる。また配線溝の一
方の配線材およびメッセンジャワイヤはブリッジ2・
2′の下向き拡開傾斜面部22・22を昇降して通線でき、
配線溝の他方の配線材およびメッセンジャワイヤはブリ
ッジ2・2′の下をくぐらせて通線できて、異種配線材
どうしの接触を避けることができる。
上記において、ブリッジ2・2′の下をくぐらせて通線
する場合、ブリッジ2・2′の両側は上方に向かう拡開
傾斜面部23・23となっているので、配線材およびメッセ
ンジャワイヤがブリッジ2・2′に当たっても、その拡
開傾斜面部23・23に沿って下降し、ブリッジ2・2′の
下をスムーズに通過する。
第7図示の使用例においては、ブリッジ2′の配設によ
り、配線溝形成用ブロック31の位置決め部材の役目も果
たす。
ブリッジ2・2′を反転することにより、配線材の上下
配置を何らの支障を来すことなく容易に変更できる。
ブリッジ2・2′は平面部21と拡開傾斜面部22・22・23
・23とにより構成されているので、積み重ねて梱包・保
管等ができ、取扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の跨線橋形隔離部材の斜視図、第2図はフ
ロアパネル装置に本考案のブリッジを配設した例を示す
分解斜視図、第3図は本考案のブリッジの例を示す斜視
図、第4図は第3図の(イ)平面図、(ロ)正面図およ
び(ハ)側面図、第5図は本考案の別のブリッジを示す
斜視図、第6図は第5図の(イ)平面図、(ロ)正面図
および(ハ)側面図、第7図および第8図は他のフロア
パネル装置に本考案のブリッジを配設した例を示す斜視
図である。 1は配線溝、2・2′はブリッジ、21は平面図、22は下
方に向かう拡開傾斜面部、23は上方に向かう拡開傾斜面
部、P1・P2・P3はフロアパネル装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交差する配線溝を有するフロアパネル装置
    の配線溝内の異種配線材交差箇所を上下に分離するブリ
    ッジにおいて、交差する配線溝内中央部の平面部と、一
    軸方向両側の下方に向かう拡開傾斜面部と、他軸方向両
    側の上方に向かう拡開傾斜面部とを一体に形成し、上記
    各拡開傾斜面部の側縁部で配線溝内の交差箇所に位置決
    めされて成ることを特徴とする配線用フロアパネル装置
    のブリッジ。
JP5907590U 1990-06-04 1990-06-04 配線用フロアパネル装置のブリッジ Expired - Lifetime JPH0736434Y2 (ja)

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JPH0417625U JPH0417625U (ja) 1992-02-13
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JP2711423B2 (ja) * 1992-05-13 1998-02-10 株式会社富士精工本社 防水パネル装置

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