JPH0355704Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355704Y2 JPH0355704Y2 JP1985054055U JP5405585U JPH0355704Y2 JP H0355704 Y2 JPH0355704 Y2 JP H0355704Y2 JP 1985054055 U JP1985054055 U JP 1985054055U JP 5405585 U JP5405585 U JP 5405585U JP H0355704 Y2 JPH0355704 Y2 JP H0355704Y2
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- JP
- Japan
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- metal plate
- concrete
- gap
- plate
- concrete floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 46
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 46
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコンクリート床板、詳しくは、コンク
リート床面上にOA機器等の配線・配管し、コン
クリート床面との間に所定の間隙を保つて敷設す
るためのコンクリート床板に関するものである。
リート床面上にOA機器等の配線・配管し、コン
クリート床面との間に所定の間隙を保つて敷設す
るためのコンクリート床板に関するものである。
床板のみならず建築用のコンクリート板として
は、適宜に配筋を施してコンクリートを打設した
ものが、従来から提供されている。しかしなが
ら、かかる従来品は、配筋を施したり、高さ調整
用のネジ部を設けるのが面倒であるばかりでな
く、強度的、精度的にも満足できず、特に、コン
クリート床面との間に所定の間隔を保つて敷設
し、その上面に重量の大きい機械器具類を載置す
るコンクリート床板としては不向きであつた。
は、適宜に配筋を施してコンクリートを打設した
ものが、従来から提供されている。しかしなが
ら、かかる従来品は、配筋を施したり、高さ調整
用のネジ部を設けるのが面倒であるばかりでな
く、強度的、精度的にも満足できず、特に、コン
クリート床面との間に所定の間隔を保つて敷設
し、その上面に重量の大きい機械器具類を載置す
るコンクリート床板としては不向きであつた。
本考案は、上述のような欠点を解消したもの
で、従来の配筋に変えて、金属板との間に間隙を
存して多数の隆起部を設けた金属板を使用するこ
とにより、強度的、精度的にも優れ、高さ調整用
のネジ部を簡単に設けることができるコンクリー
ト床板を提供するものである。
で、従来の配筋に変えて、金属板との間に間隙を
存して多数の隆起部を設けた金属板を使用するこ
とにより、強度的、精度的にも優れ、高さ調整用
のネジ部を簡単に設けることができるコンクリー
ト床板を提供するものである。
本考案のコンクリート床板は、金属板の多数箇
所を切り押してその上面に多数の隆起部を設けて
ある。これら各隆起部は一方の対向側部が切り開
かれ、他方の対向側部は金属板に連続していると
共に、金属板との間に間隙が形成されている。そ
して上記間隙のコンクリートが充填されるように
上記金属板の上面にコンクリートを打設してある
ことを特徴としている。
所を切り押してその上面に多数の隆起部を設けて
ある。これら各隆起部は一方の対向側部が切り開
かれ、他方の対向側部は金属板に連続していると
共に、金属板との間に間隙が形成されている。そ
して上記間隙のコンクリートが充填されるように
上記金属板の上面にコンクリートを打設してある
ことを特徴としている。
本考案に係るコンクリート床板は、コンクリー
ト床面上にOA機器等の配線、或は、配管をした
後、コンクリート床面との間に所定の間隔を保つ
て敷設し、その上面にOA機器等を設置する。こ
のコンクリート床板は、その下面に金属板が存在
するから、上面にOA機器等を設置し荷重がかか
つた場合、引張り力が金属板に作用する。また、
金属板は、従来の配筋に変るものであるから、配
筋を施す必要がないばかりか、この金属板に床板
の高さを調節するためのネジ部を設け易い。更
に、本考案において多数の隆起部は、対向側部が
金属板に連続しているので、金属板のプレス成形
後積重ね保管や運搬したり、コンクリートを打設
する際に、隆起部が変形するのを防ぎ、切り開か
れている他方の対向側部から金属板との間隙内に
コンクリートが確実に充填される。そしてこの間
隙内のコンクリートと金属板と上面のコンクリー
トとがブリツジされて、コンクリートと金属板と
が一体になる。
ト床面上にOA機器等の配線、或は、配管をした
後、コンクリート床面との間に所定の間隔を保つ
て敷設し、その上面にOA機器等を設置する。こ
のコンクリート床板は、その下面に金属板が存在
するから、上面にOA機器等を設置し荷重がかか
つた場合、引張り力が金属板に作用する。また、
金属板は、従来の配筋に変るものであるから、配
筋を施す必要がないばかりか、この金属板に床板
の高さを調節するためのネジ部を設け易い。更
に、本考案において多数の隆起部は、対向側部が
金属板に連続しているので、金属板のプレス成形
後積重ね保管や運搬したり、コンクリートを打設
する際に、隆起部が変形するのを防ぎ、切り開か
れている他方の対向側部から金属板との間隙内に
コンクリートが確実に充填される。そしてこの間
隙内のコンクリートと金属板と上面のコンクリー
トとがブリツジされて、コンクリートと金属板と
が一体になる。
次に本考案の実施例を添附の図面において説明
する。
する。
第1図はコンクリート床板の一部分の断面図、
第2図は金属板の一部斜視図、第3図は別の実施
例を示す金属板の一部斜視図である。
第2図は金属板の一部斜視図、第3図は別の実施
例を示す金属板の一部斜視図である。
本考案のコンクリート床板は、第1図に示す如
く、金属板1の上面にコンクリート2を打設して
ある。金属板1は、例えば、鉄板等からなり、第
2図に示す如く、その上面に多数の隆起部3を設
けてある。これら各隆起部3は全体として上面長
方形を呈し、一方の対向側部が切り開かれてお
り、他方の対向側部は金属板1に連続している。
また、金属板1との間に間隙4が形成されてい
る。このような隆起部3を金属板1の上面に多数
の設けるには、金属板1に多数の切込線を適宜間
隔に形成し、金属板1の下面側から上記切込線に
沿つて押し開くようにすればよく、略山形状の隆
起部3を例示してある。このような金属板1の上
面にコンクリート2を打設すると、該コンクリー
トが隆起部3の切り開かれている対向側部から間
隙4内に確実に充填され、間隙4内のコンクリー
トと金属板1の上面のコンクリート2とがブリツ
ジされて、コンクリート2と金属板1とが一体に
なる。
く、金属板1の上面にコンクリート2を打設して
ある。金属板1は、例えば、鉄板等からなり、第
2図に示す如く、その上面に多数の隆起部3を設
けてある。これら各隆起部3は全体として上面長
方形を呈し、一方の対向側部が切り開かれてお
り、他方の対向側部は金属板1に連続している。
また、金属板1との間に間隙4が形成されてい
る。このような隆起部3を金属板1の上面に多数
の設けるには、金属板1に多数の切込線を適宜間
隔に形成し、金属板1の下面側から上記切込線に
沿つて押し開くようにすればよく、略山形状の隆
起部3を例示してある。このような金属板1の上
面にコンクリート2を打設すると、該コンクリー
トが隆起部3の切り開かれている対向側部から間
隙4内に確実に充填され、間隙4内のコンクリー
トと金属板1の上面のコンクリート2とがブリツ
ジされて、コンクリート2と金属板1とが一体に
なる。
本考案は上述したものに限定されない。例え
ば、第3図に示す如く、金属板1の上面に略円弧
状の隆起部3を多数設けてもよいし、図示してい
ないが、他の形状の隆起部を設けてもよい。
ば、第3図に示す如く、金属板1の上面に略円弧
状の隆起部3を多数設けてもよいし、図示してい
ないが、他の形状の隆起部を設けてもよい。
なお、第1図において符号5は、金属板1の隅
部に設けたネジ部、6はネジを示す。このネジ部
を設けてあると、コンクリート床板の高さを調整
するのに便利である。
部に設けたネジ部、6はネジを示す。このネジ部
を設けてあると、コンクリート床板の高さを調整
するのに便利である。
このようなコンクリート床板においては、金属
板1が従来の配筋の作用をなす。即ち、コンクリ
ート床板に荷重がかかつたとき、圧縮力は上面側
のコンクリート2に、引張り力は金属板1に作用
する。また、コンクリート床板の高さを調整する
ためのネジ部5は、配筋よりも金属板1の方が取
着し易い。
板1が従来の配筋の作用をなす。即ち、コンクリ
ート床板に荷重がかかつたとき、圧縮力は上面側
のコンクリート2に、引張り力は金属板1に作用
する。また、コンクリート床板の高さを調整する
ためのネジ部5は、配筋よりも金属板1の方が取
着し易い。
以上のように本考案は、金属板の上面にコンク
リートを打設してあり、引張り力が金属板に作用
する。また、金属板と多数の隆起部との間隙にコ
ンクリートが充填されてコンクリートと金属板と
が一体になり、それらが剥離されることがないか
ら、強度的、精度的に優れたコンクリート床板で
ある。更に、高さ調整用のネジ部を容易に設ける
ことができる等、特に、床面との間に間隙を保つ
て敷設する床板として有用なものである。
リートを打設してあり、引張り力が金属板に作用
する。また、金属板と多数の隆起部との間隙にコ
ンクリートが充填されてコンクリートと金属板と
が一体になり、それらが剥離されることがないか
ら、強度的、精度的に優れたコンクリート床板で
ある。更に、高さ調整用のネジ部を容易に設ける
ことができる等、特に、床面との間に間隙を保つ
て敷設する床板として有用なものである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンク
リート床板の一部分の断面図、第2図は金属板の
一部斜視図、第3図は別の実施例を示す金属板の
一部斜視図である。 図中、1は金属板、2はコンクリート、3は隆
起部、4は間隙を示す。
リート床板の一部分の断面図、第2図は金属板の
一部斜視図、第3図は別の実施例を示す金属板の
一部斜視図である。 図中、1は金属板、2はコンクリート、3は隆
起部、4は間隙を示す。
Claims (1)
- 金属板の多数箇所を切り押してその上面に多数
の隆起部を設け、各隆起部は一方の対向側部が切
り開かれ、他方の対向側部は金属板に連続してい
ると共に、金属板との間に間隙が形成されてお
り、該間隙にコンクリートが充填されるように上
記金属板の上面にコンクリートを打設してあるこ
とを特徴とするコンクリート床板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985054055U JPH0355704Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985054055U JPH0355704Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62633U JPS62633U (ja) | 1987-01-06 |
JPH0355704Y2 true JPH0355704Y2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=30575475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985054055U Expired JPH0355704Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-04-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355704Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2658108B2 (ja) * | 1987-12-29 | 1997-09-30 | 松下電器産業株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPH01175896A (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 衣類乾燥機 |
JP2535232Y2 (ja) * | 1989-07-14 | 1997-05-07 | 住友ゴム工業 株式会社 | 床パネル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6043567A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-03-08 | シィーテック インコーポレイテッド | 床パネル |
-
1985
- 1985-04-11 JP JP1985054055U patent/JPH0355704Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6043567A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-03-08 | シィーテック インコーポレイテッド | 床パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62633U (ja) | 1987-01-06 |
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