JP2658108B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP2658108B2 JP2658108B2 JP62334475A JP33447587A JP2658108B2 JP 2658108 B2 JP2658108 B2 JP 2658108B2 JP 62334475 A JP62334475 A JP 62334475A JP 33447587 A JP33447587 A JP 33447587A JP 2658108 B2 JP2658108 B2 JP 2658108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- fan
- heater
- fan casing
- ventilation hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等の乾燥を行なう衣類乾燥機に関するも
のである。
のである。
従来の技術 従来の衣類乾燥機は、衣類を投入したドラム112を外
枠111の衣類投入口にドラム112前面開口部113を回転支
持するドラム前板114には通気孔115を設け、前記通気孔
部115に対応して取付けられたヒータ取付板116にヒータ
117を収設し、ドラム後方に配したファンケーシング118
に収設したファン119により、前記ヒータ117により加熱
した空気をドラム内に供給し、ファンにより熱交換し除
湿された空気を再びヒータ取付板116とファンケーシン
グ118を連通する循環ダクト120を通して再びヒータ117
に循環していた。
枠111の衣類投入口にドラム112前面開口部113を回転支
持するドラム前板114には通気孔115を設け、前記通気孔
部115に対応して取付けられたヒータ取付板116にヒータ
117を収設し、ドラム後方に配したファンケーシング118
に収設したファン119により、前記ヒータ117により加熱
した空気をドラム内に供給し、ファンにより熱交換し除
湿された空気を再びヒータ取付板116とファンケーシン
グ118を連通する循環ダクト120を通して再びヒータ117
に循環していた。
発明が解決しようとする問題点 除湿のための循環径破を簡素化すると同時に、加熱し
た空気をドラム外周より供給することにより、常に衣類
の下方より加熱空気を供給し、湿った衣類との熱交換効
率を向上することを目的とする。
た空気をドラム外周より供給することにより、常に衣類
の下方より加熱空気を供給し、湿った衣類との熱交換効
率を向上することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の衣類乾燥機は外
枠内に回転自在に設けられたドラムの円筒胴部は外周胴
部と内周胴部の2重壁とし、全周に隔室を設けるととも
に、内周胴部に送風孔を有し、一方上記ドラムの後板は
前記外周胴部と内周胴部との間に通風孔を設けるととも
に、後面開口部を静止状態を保つファンケーシングによ
り塞ぐようにして回転可能に支持し、前記ファンケーシ
ングに組み込んだヒータケースに収設したヒータを上記
通風孔に対向して設け、かつ後板に摺接するよう可撓性
のシール部材をファンケーシング外周部に設け、ドラム
内に加熱空気を通風孔から送風口を、このドラム内に加
熱空気を通気孔を連通して流入させる熱交換ファンを前
記ファンケーシング内に収納し、ドラムに流入する空気
を加熱するヒータをファンケーシング内の下方に配設
し、除湿を行った空気を再びヒータを介してドラムに流
入するようにした衣類乾燥機を提供する。
枠内に回転自在に設けられたドラムの円筒胴部は外周胴
部と内周胴部の2重壁とし、全周に隔室を設けるととも
に、内周胴部に送風孔を有し、一方上記ドラムの後板は
前記外周胴部と内周胴部との間に通風孔を設けるととも
に、後面開口部を静止状態を保つファンケーシングによ
り塞ぐようにして回転可能に支持し、前記ファンケーシ
ングに組み込んだヒータケースに収設したヒータを上記
通風孔に対向して設け、かつ後板に摺接するよう可撓性
のシール部材をファンケーシング外周部に設け、ドラム
内に加熱空気を通風孔から送風口を、このドラム内に加
熱空気を通気孔を連通して流入させる熱交換ファンを前
記ファンケーシング内に収納し、ドラムに流入する空気
を加熱するヒータをファンケーシング内の下方に配設
し、除湿を行った空気を再びヒータを介してドラムに流
入するようにした衣類乾燥機を提供する。
作用 この構成により、循環経路をドラム円筒部外周の2重
壁間の隔室にて兼ねることにより、循環ダクトを廃止す
るとともに、ドラム外周の隔室のドラム後板側に設けた
通気孔へ、ドラム後方のファンケーシングに併設したヒ
ータ取付部に収設したヒータからの吐出加熱空気を前記
通気孔を通して、上記ドラムの隔室に送り込み、隔室を
構成する内周円筒部の通気孔よりドラム内に加熱空気を
供給し、撹拌している衣類の下方より加熱空気を送風す
る。
壁間の隔室にて兼ねることにより、循環ダクトを廃止す
るとともに、ドラム外周の隔室のドラム後板側に設けた
通気孔へ、ドラム後方のファンケーシングに併設したヒ
ータ取付部に収設したヒータからの吐出加熱空気を前記
通気孔を通して、上記ドラムの隔室に送り込み、隔室を
構成する内周円筒部の通気孔よりドラム内に加熱空気を
供給し、撹拌している衣類の下方より加熱空気を送風す
る。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。図において、2は外枠1と一体に形成された
ドラム支持板、4はドラム3の前板に一体に形成された
前端回転軸部、5はドラム3の後板に一体に形成された
後端回転軸部である。6はドラム3の外周円筒部、7は
外周円筒部6の内側に設けられた内周円筒部であり、送
風孔8を有している。9はドラム3の後面板の外周円筒
部6と内周円筒部7との間に設けた通気孔である。10は
外枠1に固定した固定板で、ファンケーシング11が固定
されている。ファンケーシング11の段部30はドラム3の
後端回転軸部5を回転自在に支持する、固定板10にはフ
ァン12の回転軸13を固定し、ファン12と回転自在に装備
する。ファンケーシング11には、ドラム3対面側に吹出
口14を設ける。一方、同じドラム3対面側のファンケー
シング11には吸込口15を設け、吸込口15の内方前面にフ
ィルター16を配設する。
説明する。図において、2は外枠1と一体に形成された
ドラム支持板、4はドラム3の前板に一体に形成された
前端回転軸部、5はドラム3の後板に一体に形成された
後端回転軸部である。6はドラム3の外周円筒部、7は
外周円筒部6の内側に設けられた内周円筒部であり、送
風孔8を有している。9はドラム3の後面板の外周円筒
部6と内周円筒部7との間に設けた通気孔である。10は
外枠1に固定した固定板で、ファンケーシング11が固定
されている。ファンケーシング11の段部30はドラム3の
後端回転軸部5を回転自在に支持する、固定板10にはフ
ァン12の回転軸13を固定し、ファン12と回転自在に装備
する。ファンケーシング11には、ドラム3対面側に吹出
口14を設ける。一方、同じドラム3対面側のファンケー
シング11には吸込口15を設け、吸込口15の内方前面にフ
ィルター16を配設する。
ファン12の羽根部17の外周先端部に達するファンケー
シング11の仕切板18を設け、仕切板18とファンケーシン
グ11でファン12の周囲に熱風用ケーシング11−1を構成
する。前述のファンケーシング11の吹出口14の内側にヒ
ータ19を設ける。
シング11の仕切板18を設け、仕切板18とファンケーシン
グ11でファン12の周囲に熱風用ケーシング11−1を構成
する。前述のファンケーシング11の吹出口14の内側にヒ
ータ19を設ける。
ファン12の羽根部17は波形に成形してありファン12の
羽根部17の両面は送風作用をなす両面ファンであり、反
ドラム3側のケーシング11−2は仕切板18と外枠1の背
面板20で構成され、背面板20のファン12の中央部と対応
する部分に反ドラム側ファンの空気流入口21があり、そ
こから外気を吸入する。その空気の吐出口22を外枠1の
底面に設ける。ファン12の羽根部17外周にU字形の溝部
23を設け、断面がU字形となるファンシール24を固定
し、フィンケーシング11の仕切板17の円形穴に設けたシ
ール部材25と当接するように構成する。26はファンケー
シング11の下部に設けた水滴の排出口を示す。ファンシ
ール24はファン12のドラム側の熱風路と反ドラム側の冷
風路を遮断する作用をする。
羽根部17の両面は送風作用をなす両面ファンであり、反
ドラム3側のケーシング11−2は仕切板18と外枠1の背
面板20で構成され、背面板20のファン12の中央部と対応
する部分に反ドラム側ファンの空気流入口21があり、そ
こから外気を吸入する。その空気の吐出口22を外枠1の
底面に設ける。ファン12の羽根部17外周にU字形の溝部
23を設け、断面がU字形となるファンシール24を固定
し、フィンケーシング11の仕切板17の円形穴に設けたシ
ール部材25と当接するように構成する。26はファンケー
シング11の下部に設けた水滴の排出口を示す。ファンシ
ール24はファン12のドラム側の熱風路と反ドラム側の冷
風路を遮断する作用をする。
27はドラム前端回転軸部を気密的に軸受するドラム軸
受Aであり、28はドラム後端回転軸部を気密的に軸支す
るためにファンケーシング11の段部30に固定したドラム
軸受Bである。ファンケーシング11の外周部にはドラム
シール29が固定されており、ドラム3に当接し、吹出口
14からの熱風が洩れることなく通気孔9に流入するよ
う、ドラム3とファンケーシング11の気密を確保してい
る。
受Aであり、28はドラム後端回転軸部を気密的に軸支す
るためにファンケーシング11の段部30に固定したドラム
軸受Bである。ファンケーシング11の外周部にはドラム
シール29が固定されており、ドラム3に当接し、吹出口
14からの熱風が洩れることなく通気孔9に流入するよ
う、ドラム3とファンケーシング11の気密を確保してい
る。
ドラム側ファンはドラム3内の空気を吸込口15から吸
込みヒータ19で加熱し吹出口14より再び、ドラム3の通
気孔9を経て、内周円筒部7の送風孔8よりドラム3に
送り込む。反ドラム側ファンは外気の流入口21より室内
の空気を吸込みファン12の羽根部17で反対側の熱風と熱
交換して外枠1の外へ吐出口22より排出される。一方フ
ァン12の波形羽根部17の両面に熱風と冷風が流れこむこ
とにより熱風側が冷却され、熱風中に含まれる水蒸気が
結露して水として排水口26より排出される。
込みヒータ19で加熱し吹出口14より再び、ドラム3の通
気孔9を経て、内周円筒部7の送風孔8よりドラム3に
送り込む。反ドラム側ファンは外気の流入口21より室内
の空気を吸込みファン12の羽根部17で反対側の熱風と熱
交換して外枠1の外へ吐出口22より排出される。一方フ
ァン12の波形羽根部17の両面に熱風と冷風が流れこむこ
とにより熱風側が冷却され、熱風中に含まれる水蒸気が
結露して水として排水口26より排出される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ドラム下方より加熱空
気を供給するため、撹拌されている衣類の下より常時送
風する形となり、衣類を均等に加熱できるため、衣類と
の熱交換効率を向上することができる。またドラム後板
の一部をファンケーシングが兼ねる構成、ドラム一端を
回転支持する軸受部を併設する構成、除湿した空気を再
び加熱手段に送る循環経路を構成するダクトやジョイン
ト部のパッキング類の廃止など構造を著しく簡素化する
ことができる。また循環経路に連なるドラム前板側のヒ
ータ取付板をファンケーシング内に併設するため、同じ
乾燥容量にても奥行寸法を短かくでき、製品の薄型化が
可能となり省スペース化を図ることができる。
気を供給するため、撹拌されている衣類の下より常時送
風する形となり、衣類を均等に加熱できるため、衣類と
の熱交換効率を向上することができる。またドラム後板
の一部をファンケーシングが兼ねる構成、ドラム一端を
回転支持する軸受部を併設する構成、除湿した空気を再
び加熱手段に送る循環経路を構成するダクトやジョイン
ト部のパッキング類の廃止など構造を著しく簡素化する
ことができる。また循環経路に連なるドラム前板側のヒ
ータ取付板をファンケーシング内に併設するため、同じ
乾燥容量にても奥行寸法を短かくでき、製品の薄型化が
可能となり省スペース化を図ることができる。
第1図は本発明の実施例における衣類乾燥機の縦断面
図、第2図は同背面を示す構成図、第3図は従来の衣類
乾燥機の縦断面図である。 3……ドラム、6……外周円筒部、7……内周円筒部、
8……通気孔、11……ファンケーシング、12……ファ
ン、19……ヒータ。
図、第2図は同背面を示す構成図、第3図は従来の衣類
乾燥機の縦断面図である。 3……ドラム、6……外周円筒部、7……内周円筒部、
8……通気孔、11……ファンケーシング、12……ファ
ン、19……ヒータ。
Claims (1)
- 【請求項1】外枠内に回転自在に設けられたドラムの円
筒胴部は外周胴部と内周胴部の2重壁とし、全周に隔室
を設けるとともに、内周胴部に送風孔を有し、一方上記
ドラムの後板は前記外周胴部と内周胴部との間に通風孔
を設けるとともに、後面開口部を静止状態を保つファン
ケーシングにより塞ぐようにして回転可能に支持し、前
記ファンケーシングに組み込んだヒータケースに収設し
たヒータを上記通風孔に対向して設け、かつ後板に摺接
するよう可撓性のシール部材をファンケーシング外周部
に設け、ドラム内に加熱空気を通風孔から送風口を、こ
のドラム内に加熱空気を通気孔を連通して流入させる熱
交換ファンを前記ファンケーシング内に収納し、ドラム
に流入する空気を加熱するヒータをファンケーシング内
の下方に配設し、除湿を行った空気を再びヒータを介し
てドラムに流入するようにした衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62334475A JP2658108B2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62334475A JP2658108B2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175897A JPH01175897A (ja) | 1989-07-12 |
JP2658108B2 true JP2658108B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=18277805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62334475A Expired - Lifetime JP2658108B2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658108B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007007354B4 (de) | 2006-02-20 | 2013-10-10 | Lg Electronics Inc. | Wäschetrockner und Verfahren zur Steuerung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133470U (ja) * | 1978-03-09 | 1979-09-17 | ||
JPS58171691U (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-16 | 三菱電機株式会社 | 衣類乾燥機 |
JPH0355704Y2 (ja) * | 1985-04-11 | 1991-12-12 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP62334475A patent/JP2658108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01175897A (ja) | 1989-07-12 |
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