JPH0613314Y2 - 二重床ボーダーパネル支持金具 - Google Patents
二重床ボーダーパネル支持金具Info
- Publication number
- JPH0613314Y2 JPH0613314Y2 JP13445688U JP13445688U JPH0613314Y2 JP H0613314 Y2 JPH0613314 Y2 JP H0613314Y2 JP 13445688 U JP13445688 U JP 13445688U JP 13445688 U JP13445688 U JP 13445688U JP H0613314 Y2 JPH0613314 Y2 JP H0613314Y2
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- panel
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Description
【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は建物部屋の床素地面に、支持高さを調節可能に
して多数の床パネルを隣接置敷きして二重床を形成する
さいに、部屋周壁に沿って設けられるボーダーパネル
を、部屋中央面を形成した床パネル縁に連結保持するた
めに用いる支持金具に関する。
して多数の床パネルを隣接置敷きして二重床を形成する
さいに、部屋周壁に沿って設けられるボーダーパネル
を、部屋中央面を形成した床パネル縁に連結保持するた
めに用いる支持金具に関する。
部屋の床素地面上に、一定高さに規定寸法の方形の床パ
ネルを多数隣接敷設して二重床を構成するさいに、部屋
周壁に沿って、規定寸法の1/2以下のボーダーパネル
を敷設している。
ネルを多数隣接敷設して二重床を構成するさいに、部屋
周壁に沿って、規定寸法の1/2以下のボーダーパネル
を敷設している。
このボーダーパネル敷設のために、従来は一般に別個の
コンクリート打ち、あるいは角材の束,大引けなどの設
置によるボーダー基礎施工が行なわれているが、支持高
さ調節可能な二重床の場合には、ボーダー床面を調整す
るために基礎面の修正を別途行うことを要する問題点が
あった。
コンクリート打ち、あるいは角材の束,大引けなどの設
置によるボーダー基礎施工が行なわれているが、支持高
さ調節可能な二重床の場合には、ボーダー床面を調整す
るために基礎面の修正を別途行うことを要する問題点が
あった。
この問題点を避けるため、二重床の中央面の床パネル用
の支持高さ調節可能な支脚金具を、ボーダーパネルに配
設する手段が採用されている。(例えば実開昭62-15911
2号公報参照) 〔考案が解決しようとする課題〕 前記の支持高さ調節可能な支脚金具をボーダーパネルに
配設する従来の手段においては、敷設状態下でパネル上
面からの支脚金具の支持高さ調節作業が、壁面からの突
出部によって作業が困難或いは不能になる場合があり、
またボーダーパネル巾が15cm以下と狭い場合には、支脚
金具の配設が困難となるなどの問題点があった。
の支持高さ調節可能な支脚金具を、ボーダーパネルに配
設する手段が採用されている。(例えば実開昭62-15911
2号公報参照) 〔考案が解決しようとする課題〕 前記の支持高さ調節可能な支脚金具をボーダーパネルに
配設する従来の手段においては、敷設状態下でパネル上
面からの支脚金具の支持高さ調節作業が、壁面からの突
出部によって作業が困難或いは不能になる場合があり、
またボーダーパネル巾が15cm以下と狭い場合には、支脚
金具の配設が困難となるなどの問題点があった。
本考案は固定基礎あるいは支脚金具を配設する従来のボ
ーダーパネル支持機構の前記の問題点を、二重床構成床
パネルにボーダーパネルを連結支持せしめることによっ
て解決し得ることを見出して、これに適合した支持金具
を提供するものである。
ーダーパネル支持機構の前記の問題点を、二重床構成床
パネルにボーダーパネルを連結支持せしめることによっ
て解決し得ることを見出して、これに適合した支持金具
を提供するものである。
すなわち、本考案は上下に対向平行する2枚の水平板を
立壁板の両側面のそれぞれに固設してなり、その一方を
床パネル嵌着部、他方をボーダーパネル嵌着部としたこ
とを特徴とする金属板製の二重床ボーダーパネル支持金
具を要旨とするものである。
立壁板の両側面のそれぞれに固設してなり、その一方を
床パネル嵌着部、他方をボーダーパネル嵌着部としたこ
とを特徴とする金属板製の二重床ボーダーパネル支持金
具を要旨とするものである。
二重床を構成する床パネルとボーダーパネルは同じ材質
の同一厚のものを用いる場合もあるが、一般には強度,
硬度の大なる規定寸法の床パネルは工場生産されるのに
対しボーダーパネルは施工現場で、ボーダー部に適合す
るように切断加工されて得られるので、通常切断成形が
容易なパーチクルボード,珪酸カルシウム板,熱硬化性
合成樹脂多泡板などの、床パネルより大なる板厚のもの
が用いられている。
の同一厚のものを用いる場合もあるが、一般には強度,
硬度の大なる規定寸法の床パネルは工場生産されるのに
対しボーダーパネルは施工現場で、ボーダー部に適合す
るように切断加工されて得られるので、通常切断成形が
容易なパーチクルボード,珪酸カルシウム板,熱硬化性
合成樹脂多泡板などの、床パネルより大なる板厚のもの
が用いられている。
したがって、本考案の前記の2つの嵌着部を形成する対
向平行する2枚の水平板の間隔は、それぞれのパネル厚
に適合したものであるとともに、各嵌着部の上部水平板
はその上面が略面一となることが必要であり、立壁板は
これに適合した高さでなければならない。
向平行する2枚の水平板の間隔は、それぞれのパネル厚
に適合したものであるとともに、各嵌着部の上部水平板
はその上面が略面一となることが必要であり、立壁板は
これに適合した高さでなければならない。
本考案の支持金具は立壁板部材と水平板部材とより構成
されるので、これらの板部材を溶接固着することにより
製造することもできるが、1枚の金属板をブランク板と
して立壁板の巾方向に位置をずらして床パネル嵌着部と
ボーダーパネル嵌着部を形成するプレス加工する手段あ
るいは各嵌着部用部材を金属板のプレス加工により断面
コ字状に成形した後、それぞれの立壁板部において溶接
固着せしめる手段によって製造することが好ましい。
されるので、これらの板部材を溶接固着することにより
製造することもできるが、1枚の金属板をブランク板と
して立壁板の巾方向に位置をずらして床パネル嵌着部と
ボーダーパネル嵌着部を形成するプレス加工する手段あ
るいは各嵌着部用部材を金属板のプレス加工により断面
コ字状に成形した後、それぞれの立壁板部において溶接
固着せしめる手段によって製造することが好ましい。
また、二重床を構成する床パネルがその縁部に設けた取
扱い用,配線引出し口用などの切欠部が、ボーダーパネ
ル縁に衝き合せられる場合には、本考案の前記床パネル
の嵌着部を形成する2枚の水平板は、該床パネル縁の切
欠部に適合した寸法として該切欠部に被蓋嵌着すること
ができ、特にその切欠部周縁の床パネル上面に溝段部が
設けられている場合には上部水平板はその段部に納まる
ように嵌着すれば、床パネルの上面に突出板面を生じな
いので好ましい。さらにこのさいに上下の水平板の略中
央部に切欠開口を設けることにより、ボーダーパネル支
持部に配線引出し口を開設することもできる。
扱い用,配線引出し口用などの切欠部が、ボーダーパネ
ル縁に衝き合せられる場合には、本考案の前記床パネル
の嵌着部を形成する2枚の水平板は、該床パネル縁の切
欠部に適合した寸法として該切欠部に被蓋嵌着すること
ができ、特にその切欠部周縁の床パネル上面に溝段部が
設けられている場合には上部水平板はその段部に納まる
ように嵌着すれば、床パネルの上面に突出板面を生じな
いので好ましい。さらにこのさいに上下の水平板の略中
央部に切欠開口を設けることにより、ボーダーパネル支
持部に配線引出し口を開設することもできる。
本考案のボーダーパネル支持金具は上記の構成よりなる
ので、二重床を形成する床パネル敷設施工時に、一定支
持高さに床素地面上に支持した床パネルの縁部とボーダ
ーパネル縁部をそれぞれ嵌着連結して、ボーダーパネル
を床パネルと略同一レベルで支持することができ、床パ
ネルが支持高さの調節できる支脚金具によって支持され
ている場合にはその支持高さ調節はボーダーパネルとと
もに行うことができる。
ので、二重床を形成する床パネル敷設施工時に、一定支
持高さに床素地面上に支持した床パネルの縁部とボーダ
ーパネル縁部をそれぞれ嵌着連結して、ボーダーパネル
を床パネルと略同一レベルで支持することができ、床パ
ネルが支持高さの調節できる支脚金具によって支持され
ている場合にはその支持高さ調節はボーダーパネルとと
もに行うことができる。
以下、第1〜4実施例につき、図面によって説明する。
第1図は第1実施例のボーダーパネル支持金具C1の斜視
図、第2図は該製品製造用のブランク板10の平面図で
ある。
図、第2図は該製品製造用のブランク板10の平面図で
ある。
ブランク板10は、1.6mm厚の120×85mmの長方形鋼板で
その対向縁の中央から、対向縁に向かって28mmの切込線
5、30mmの切込線6が対向して設けられ、切込線5の一
側の板片11′、他側の板21′は、点線7で示す曲折
線で板面に直角に互いに反対方向に曲折し、また切込線
6の一側の板片12′は点線8で示す曲折線で板片1
1′と同じ方向に、他側の板片22′は点線8′で示す
曲折線で板片21′と同じ方向にそれぞれ板面に直角に
反対方向に曲折するようにプレス加工して第1図に示す
製品が得られる。
その対向縁の中央から、対向縁に向かって28mmの切込線
5、30mmの切込線6が対向して設けられ、切込線5の一
側の板片11′、他側の板21′は、点線7で示す曲折
線で板面に直角に互いに反対方向に曲折し、また切込線
6の一側の板片12′は点線8で示す曲折線で板片1
1′と同じ方向に、他側の板片22′は点線8′で示す
曲折線で板片21′と同じ方向にそれぞれ板面に直角に
反対方向に曲折するようにプレス加工して第1図に示す
製品が得られる。
第1図において、1は立壁板であって前記の折曲線7と
8,8′とによって区画された範囲に相当し、立壁板1
の巾の一方の一側面に水平板11,12が対向平行して
間隔h1が23mmである床パネル嵌着部M1、立壁板1の巾の
他方の他側面に水平板21,22が対向平行して間隔h2
が25mmのボーダーパネル嵌着部M2が、それぞれの上部水
平板11,21が面一に、下部水平板12,22が段差
を有して一体に形成されている。
8,8′とによって区画された範囲に相当し、立壁板1
の巾の一方の一側面に水平板11,12が対向平行して
間隔h1が23mmである床パネル嵌着部M1、立壁板1の巾の
他方の他側面に水平板21,22が対向平行して間隔h2
が25mmのボーダーパネル嵌着部M2が、それぞれの上部水
平板11,21が面一に、下部水平板12,22が段差
を有して一体に形成されている。
第3図は第2実施例のボーダーパネル支持金具C2の斜視
図、第4図は該製品製造用のブランク板10の平面図で
あり、この例は床パネル縁に設けた切欠部に嵌着して使
用されるものを示したものである。
図、第4図は該製品製造用のブランク板10の平面図で
あり、この例は床パネル縁に設けた切欠部に嵌着して使
用されるものを示したものである。
ブランク板10は145×85mmの長方形の一側長辺の中央9
0mmが15mm延出した突片を有した略方形の鋼板で該突片
両側から対向縁に向かって28mmの2本の切込線5,5、
対向線からこれに対向して30mmの2本の切込線6,6が
設けられ、点線7,8,8′で示す折曲線で、中央の板
片11′,12′を板面の一側に直角に折曲して床パネ
ル嵌着部M1が、両側の板片21′,21′,22′,2
2′を板面の他側に直角に曲折することによって2個の
ボーダーパネル嵌着部M2,M2が形成されて前実施例と同
様の床パネル,ボーダーパネルを連結する第3図に示す
製品が得られる。
0mmが15mm延出した突片を有した略方形の鋼板で該突片
両側から対向縁に向かって28mmの2本の切込線5,5、
対向線からこれに対向して30mmの2本の切込線6,6が
設けられ、点線7,8,8′で示す折曲線で、中央の板
片11′,12′を板面の一側に直角に折曲して床パネ
ル嵌着部M1が、両側の板片21′,21′,22′,2
2′を板面の他側に直角に曲折することによって2個の
ボーダーパネル嵌着部M2,M2が形成されて前実施例と同
様の床パネル,ボーダーパネルを連結する第3図に示す
製品が得られる。
本実施例製品は床パネル嵌着部M1の上部水平板11は床
パネル縁に設けられた切欠部の上部周縁に沿った溝段部
面上に係架されて、該切欠部上面を被蓋する寸法を有
し、下部水平板12は切欠部両側の床パネル裏面に当接
して嵌着され、ボーダーパネル嵌着部M2,M2は床パネル
嵌着部M1の両側に位置してボーダーパネルを間隔を置い
た2か所で嵌着支持する。
パネル縁に設けられた切欠部の上部周縁に沿った溝段部
面上に係架されて、該切欠部上面を被蓋する寸法を有
し、下部水平板12は切欠部両側の床パネル裏面に当接
して嵌着され、ボーダーパネル嵌着部M2,M2は床パネル
嵌着部M1の両側に位置してボーダーパネルを間隔を置い
た2か所で嵌着支持する。
なお、この場合、床パネル嵌着部M1の上下水平板11,
12に二点鎖線9,9′の切開線で囲まれた範囲を切除
して切欠開口Q1,Q2を設けることによって、配線引出し
口とすることもできる。
12に二点鎖線9,9′の切開線で囲まれた範囲を切除
して切欠開口Q1,Q2を設けることによって、配線引出し
口とすることもできる。
第5図は第3実施例を示す斜視図であって、方形の金属
板を屈曲して立壁板1′の上下縁から直角に対向平行す
る2枚の水平板11,12を有する床パネル嵌着部M1用
部材と、同様にして立壁板1″の上下縁から直角に対向
平行する2枚の水平板21,22を有するボーダーパネ
ル嵌着部M2用部材とを、それぞれの立壁板1′,1″の
背面で溶接固着することによって立壁板1とし、両者の
上部水平板11,21を面一としたボーダーパネル支持
金具C3としたものである。
板を屈曲して立壁板1′の上下縁から直角に対向平行す
る2枚の水平板11,12を有する床パネル嵌着部M1用
部材と、同様にして立壁板1″の上下縁から直角に対向
平行する2枚の水平板21,22を有するボーダーパネ
ル嵌着部M2用部材とを、それぞれの立壁板1′,1″の
背面で溶接固着することによって立壁板1とし、両者の
上部水平板11,21を面一としたボーダーパネル支持
金具C3としたものである。
第6図は第4実施例を示す斜視図であって、1枚の金属
板を屈曲して、床パネル縁に設けられた切欠部を適合嵌
着し得る床パネル嵌着部M1を構成する上下の水平板1
1,12に切欠開口Q1,Q2を形成するとともに該開口成
形片の立壁板1側基部において、立壁板1の反対側に直
角に折曲げて、上下に対向平行する2枚の水平板21,
22よりなるボーダーパネル嵌着部M2を形成した床パネ
ル切欠部に、配線引出し口を有せしめて嵌着して用いら
れるボーダーパネル支持金具C4である。
板を屈曲して、床パネル縁に設けられた切欠部を適合嵌
着し得る床パネル嵌着部M1を構成する上下の水平板1
1,12に切欠開口Q1,Q2を形成するとともに該開口成
形片の立壁板1側基部において、立壁板1の反対側に直
角に折曲げて、上下に対向平行する2枚の水平板21,
22よりなるボーダーパネル嵌着部M2を形成した床パネ
ル切欠部に、配線引出し口を有せしめて嵌着して用いら
れるボーダーパネル支持金具C4である。
以上の実施例は、二重床を構成する床パネル,ボーダー
パネルの寸法,形状並びに床構成条件に応じて、金属板
の材質,板厚,嵌着部の水平板の寸法,形状並びに配置
は適宜に設計的に変更するものであることは言うまでも
ない。
パネルの寸法,形状並びに床構成条件に応じて、金属板
の材質,板厚,嵌着部の水平板の寸法,形状並びに配置
は適宜に設計的に変更するものであることは言うまでも
ない。
第7図は第1〜3実施例に示すボーダーパネル支持金具
C1,C2,C3を用いて、形成した二重床の部屋の周壁面Wに
接する床上面の平面図であって、方形の床パネルPはそ
の四隅に支脚金具Lを配設し、該支脚金具Lは床パネル
Pの上面からのドライバーによるねじ回し手段によって
支持高さ調節可能である。
C1,C2,C3を用いて、形成した二重床の部屋の周壁面Wに
接する床上面の平面図であって、方形の床パネルPはそ
の四隅に支脚金具Lを配設し、該支脚金具Lは床パネル
Pの上面からのドライバーによるねじ回し手段によって
支持高さ調節可能である。
Bは床パネルPの側縁と同じ長さで、ボーダー部に適合
した寸法,形状の細巾のボーダーパネルであって、ボー
ダーパネル支持金具C1は、両パネルP,Bの衝き合せ縁
の両側にそれぞれ位置して2個用いられ、このさいそれ
ぞれのボーダーパネル支持金具C1の一方は第1図示のと
おりのもの、他方は第1図示のそれぞれの嵌着部M1,M2
を反対向きに形成したものを用いている。
した寸法,形状の細巾のボーダーパネルであって、ボー
ダーパネル支持金具C1は、両パネルP,Bの衝き合せ縁
の両側にそれぞれ位置して2個用いられ、このさいそれ
ぞれのボーダーパネル支持金具C1の一方は第1図示のと
おりのもの、他方は第1図示のそれぞれの嵌着部M1,M2
を反対向きに形成したものを用いている。
ボーダーパネル支持金具C2は、床パネルPの側縁に設け
た周縁に溝段部を有する切欠部Dに、床パネル嵌着部M1
が嵌着されて、該切欠部Dを被蓋した上部水平板11が
示される。
た周縁に溝段部を有する切欠部Dに、床パネル嵌着部M1
が嵌着されて、該切欠部Dを被蓋した上部水平板11が
示される。
ボーダーパネル支持金具C3は立壁板1が他の例よりも厚
くなるので、床パネルPとボーダーパネルBとの目地間
隔がその分広くなり、ボーダーパネルBと周壁面Wとの
各隙は狭くなる。
くなるので、床パネルPとボーダーパネルBとの目地間
隔がその分広くなり、ボーダーパネルBと周壁面Wとの
各隙は狭くなる。
第8図は第7図のAA線におけるボーダーパネル支持金
具C2使用部分の二重床を断面とした側面図で、ボーダー
パネルBが床素地面S,周壁面Wに直接接触することな
く、床パネルPの切欠部Dの床パネルPの上下面に嵌着
され、ボーダーパネルBが連結支持された状態を示す。
具C2使用部分の二重床を断面とした側面図で、ボーダー
パネルBが床素地面S,周壁面Wに直接接触することな
く、床パネルPの切欠部Dの床パネルPの上下面に嵌着
され、ボーダーパネルBが連結支持された状態を示す。
本考案は前記の構成作用を有しているので、二重床を形
成する部屋周壁に沿うボーダーパネル敷設を、床素地面
に対する修正施工作業を必要とすることなく、部屋中央
面の正規床パネルにボーダーパネルをその寸法的制約を
うけることなく連結支持して簡単に二重床ボーダー床面
が形成でき、二重床の支持高さ調節に伴うボーダーパネ
ルの支持高さ調節作業は全く必要としないなど二重床形
成施工の能率化、二重床の保守管理の容易化などの効果
が得られ、また本支持金具は金属板の切断,屈曲並びに
簡単な溶接などの加工手段によって容易に製造でき経済
的効果も得られる。
成する部屋周壁に沿うボーダーパネル敷設を、床素地面
に対する修正施工作業を必要とすることなく、部屋中央
面の正規床パネルにボーダーパネルをその寸法的制約を
うけることなく連結支持して簡単に二重床ボーダー床面
が形成でき、二重床の支持高さ調節に伴うボーダーパネ
ルの支持高さ調節作業は全く必要としないなど二重床形
成施工の能率化、二重床の保守管理の容易化などの効果
が得られ、また本支持金具は金属板の切断,屈曲並びに
簡単な溶接などの加工手段によって容易に製造でき経済
的効果も得られる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の斜視図、第2図はその製造用のブランク板の平面
図、第3図は第2実施例の斜視図、第4図はその製造用
のブランク板の平面図、第5図は第3実施例、第6図は
第4実施例のそれぞれ斜視図、第7図は本考案のボーダ
ーパネル支持金具の使用状態を示す二重床ボーダー部上
面の平面図、第8図は第7図AA線における断面を示す
側面図である。 1……立壁板、1′,1″……立壁板部 5,6……切込線、7,8,8′……折曲線 9,9′……切開線、10……ブランク板 11,12,21,22……水平板 11′,12′,21′,22′……板片 C1,C2,C3,C4……ボーダーパネル支持金具 M1……床パネル嵌着部 M2……ボーダーパネル嵌着部、P……床パネル B……ボーダーパネル、D……縁部切欠部 Q1,Q2……切欠開口、L……支脚金具 S……床素地面、W……周壁面
例の斜視図、第2図はその製造用のブランク板の平面
図、第3図は第2実施例の斜視図、第4図はその製造用
のブランク板の平面図、第5図は第3実施例、第6図は
第4実施例のそれぞれ斜視図、第7図は本考案のボーダ
ーパネル支持金具の使用状態を示す二重床ボーダー部上
面の平面図、第8図は第7図AA線における断面を示す
側面図である。 1……立壁板、1′,1″……立壁板部 5,6……切込線、7,8,8′……折曲線 9,9′……切開線、10……ブランク板 11,12,21,22……水平板 11′,12′,21′,22′……板片 C1,C2,C3,C4……ボーダーパネル支持金具 M1……床パネル嵌着部 M2……ボーダーパネル嵌着部、P……床パネル B……ボーダーパネル、D……縁部切欠部 Q1,Q2……切欠開口、L……支脚金具 S……床素地面、W……周壁面
Claims (5)
- 【請求項1】上下に対向平行する2枚の水平板(11,
12),(21,22)を立壁板(1)の両側面のそれ
ぞれに固設してなり、その一方を床パネル嵌着部(M1)、
他方をボーダーパネル嵌着部(M2)としたことを特徴とす
る金属板製の二重床ボーダーパネル支持金具。 - 【請求項2】方形または略方形をなす金属板の対向縁を
区分して、それぞれの対向縁方向に延びる対向する切込
線(5,6)を設け、それぞれの切込線(5,6)の両
側の板片(11′,12′),(21′,22′)を、
板面に直角にそれぞれ反対方向に曲折して、立壁板
(1)の両側面の一方に床パネル嵌着部(M1)、他方にボ
ーダーパネル嵌着部(M2)を形成した請求項1記載の二重
床ボーダーパネル支持金具。 - 【請求項3】方形の金属板を曲折して上下に対向平行す
る2枚の水平板(11,12)を立壁板部(11′)で
連結したコ字状断面を有する床パネル嵌着部(M1)用部材
と同様に成形した2枚の水平板(21,22)を立壁板
部(1″)で連結したコ字状断面を有するボーダーパネ
ル嵌着部(M2)用部材とを、両者の立壁板部(1′,
1″)の背面において溶接固着した請求項1記載の二重
床ボーダーパネル支持金具。 - 【請求項4】床パネル嵌着部(M1)を構成する2枚の水平
板(11,12)が、床パネル(P)の縁部切欠部
(D)に適合する寸法を有した請求項1〜3の何れかに
記載の二重床ボーダーパネル支持金具。 - 【請求項5】床パネル嵌着部(M1)を構成する2枚の水平
板(11,12)の略中央部に切欠開口(Q1,Q2)を設け
た請求項4記載の二重床ボーダーパネル支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13445688U JPH0613314Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 二重床ボーダーパネル支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13445688U JPH0613314Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 二重床ボーダーパネル支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256240U JPH0256240U (ja) | 1990-04-24 |
JPH0613314Y2 true JPH0613314Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31393227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13445688U Expired - Lifetime JPH0613314Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 二重床ボーダーパネル支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613314Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP13445688U patent/JPH0613314Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0256240U (ja) | 1990-04-24 |
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