JPH0640754Y2 - スロープ材 - Google Patents
スロープ材Info
- Publication number
- JPH0640754Y2 JPH0640754Y2 JP7044590U JP7044590U JPH0640754Y2 JP H0640754 Y2 JPH0640754 Y2 JP H0640754Y2 JP 7044590 U JP7044590 U JP 7044590U JP 7044590 U JP7044590 U JP 7044590U JP H0640754 Y2 JPH0640754 Y2 JP H0640754Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blocks
- slope
- block
- slope material
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 イ、考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は主として、基礎床面と高さの違う床面等の端部
に設置するスロープ材に関するものである。
に設置するスロープ材に関するものである。
[従来の技術] 従来は厚い鋼板の一端を下方に折り曲げ、その折り曲げ
た先端と、もう一方の端部とで支持してスロープを形成
してきた。あるいは、アルミニウム押し出し材でもっ
て、板材の両側縁に高さの異なる脚片を一体成形してス
ロープを形成している。
た先端と、もう一方の端部とで支持してスロープを形成
してきた。あるいは、アルミニウム押し出し材でもっ
て、板材の両側縁に高さの異なる脚片を一体成形してス
ロープを形成している。
[考案が解決しようとする課題] しかし、前者では、鋼板の厚さが5mm程度ないとたわみ
が大きく、一方板が厚いと重過ぎて取扱いが不便である
等の問題がある。
が大きく、一方板が厚いと重過ぎて取扱いが不便である
等の問題がある。
後者では、金型コストが高く、また切断する際にはコン
ターマシンが必要となり、作業性が悪い。
ターマシンが必要となり、作業性が悪い。
本考案は上記課題を解消するスロープ材を提供すること
を目的としている。
を目的としている。
ロ、考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案は、横方向には高さが同一で上面が同一傾斜角を
有するブロックを、縦方向には高さが順次異なり上面が
同一傾斜角を有するブロックを、所定の間隔を置いて縦
横に複数列配置し、ブロック相互を可撓性部分で結合し
て、全体として多数の集合ブロックの上面を平滑傾斜面
に構成するものである。
有するブロックを、縦方向には高さが順次異なり上面が
同一傾斜角を有するブロックを、所定の間隔を置いて縦
横に複数列配置し、ブロック相互を可撓性部分で結合し
て、全体として多数の集合ブロックの上面を平滑傾斜面
に構成するものである。
[作用] このように構成すると、スロープ材は、可撓性部分で連
結されている切断可能部分をカッターナイフ等で容易に
切断することができ、縦または横方向の寸法を詰めるこ
とができる。
結されている切断可能部分をカッターナイフ等で容易に
切断することができ、縦または横方向の寸法を詰めるこ
とができる。
寸法不足の場合は、余剰スロープ材を上記同様に切断し
て継ぎ足すこともできる。
て継ぎ足すこともできる。
また、床面の不陸(凹凸)に対してスロープ材は、ブロ
ック相互を連結している縦横方向の可撓性部分が適宜た
わみ、床面の不陸に倣い、床に密着する。
ック相互を連結している縦横方向の可撓性部分が適宜た
わみ、床面の不陸に倣い、床に密着する。
[実施例] 図面は本考案の一実施例であり、第1図はスロープ材の
斜視図、第2図および第3図はその平面図および一部切
り欠き側面図である。
斜視図、第2図および第3図はその平面図および一部切
り欠き側面図である。
上記例におけるスロープ材1の構成は、横方向(図中X
方向)には高さが同一で上面が同一傾斜角を有するブロ
ックa,a,a…を、所定の間隔を置いて配置している。一
方縦方向(図中Y方向)には高さが順次異なり上面が同
一傾斜角を有するブロックa,b,c…を所定の間隔を置い
て配置している。
方向)には高さが同一で上面が同一傾斜角を有するブロ
ックa,a,a…を、所定の間隔を置いて配置している。一
方縦方向(図中Y方向)には高さが順次異なり上面が同
一傾斜角を有するブロックa,b,c…を所定の間隔を置い
て配置している。
上記各ブロックa,a,a…・b,b,b…・c,c,c…相互は肉薄
の切断可能な可撓性部分2で結合され、全体として多数
の集合ブロックの上面を平滑傾斜面としている。
の切断可能な可撓性部分2で結合され、全体として多数
の集合ブロックの上面を平滑傾斜面としている。
図中hはスロープ材1の上端部を処理するための平面h1
を有するブロックで、必要に応じて形成する。
を有するブロックで、必要に応じて形成する。
スロープ材1の縦または横方向の寸法を詰める必要のあ
る場合は、連結部を成す肉薄の可撓性部分2をカッター
ナイフ等で切断する。また寸法不足の場合は、余剰のス
ロープ材を上記と同様にして切断し、継ぎ足せばよい。
る場合は、連結部を成す肉薄の可撓性部分2をカッター
ナイフ等で切断する。また寸法不足の場合は、余剰のス
ロープ材を上記と同様にして切断し、継ぎ足せばよい。
図示例のスロープ材1の下端部は厚さtの段差部3があ
るが、第1図の鎖線示Hのように、スロープ材1の上面
傾斜部を床面まで延長して、段差部3をなくすように形
成してもよい。
るが、第1図の鎖線示Hのように、スロープ材1の上面
傾斜部を床面まで延長して、段差部3をなくすように形
成してもよい。
上記スロープ材1は、ブロックおよび連結部を成す可撓
性部分を合成樹脂材料で一体に形成したもので、各ブロ
ックは中実または中空構成とするかは適宜である。
性部分を合成樹脂材料で一体に形成したもので、各ブロ
ックは中実または中空構成とするかは適宜である。
上記の一体成形品に代えて可撓性材料とブロックの組合
わせ手段として、 1.方形の可撓性シートの表面にブロックを貼付け固着し
て、そのブロックとブロックの間に可撓性シートによる
連結部を成すスリット部分を形成する。
わせ手段として、 1.方形の可撓性シートの表面にブロックを貼付け固着し
て、そのブロックとブロックの間に可撓性シートによる
連結部を成すスリット部分を形成する。
2.連結部を成すスリット部分を置いてブロックが入る形
状大きさの凹部を成形した可撓性シートのその凹部内
に、予め形成されたブロックをはめ込んで接着固定す
る。
状大きさの凹部を成形した可撓性シートのその凹部内
に、予め形成されたブロックをはめ込んで接着固定す
る。
3.上記可撓性シートの凹部の中にモルタル等を流しこん
で固化させる。
で固化させる。
4.更に底面に同じく可撓性シートを貼着して、各ブロッ
クの全周面を包むように構成することも可能である。
クの全周面を包むように構成することも可能である。
上記可撓性シートの材質は、合成樹脂シート、ゴムシー
ト、極薄の鋼板・アルミニウム板・硬質合成樹脂板等任
意である。
ト、極薄の鋼板・アルミニウム板・硬質合成樹脂板等任
意である。
ブロックの材質は、モルタル、セメント、セメントにお
がくず・気泡・パーライトまたは炭素繊維などを混入し
た軽量コンクリートまたは補強コンクリート、あるいは
硬質合成樹脂等適宜である。
がくず・気泡・パーライトまたは炭素繊維などを混入し
た軽量コンクリートまたは補強コンクリート、あるいは
硬質合成樹脂等適宜である。
尚、前述のスロープ材1の床面への固定は、接着・ビス
止め等適宜である。また実施例においては、連結部を成
す可撓性部分2を各ブロックの下端部に設けたが、その
他ブロックの上端部または中間部に設けてもよい。
止め等適宜である。また実施例においては、連結部を成
す可撓性部分2を各ブロックの下端部に設けたが、その
他ブロックの上端部または中間部に設けてもよい。
必要に応じて実施例のスロープ材1を反転使用するを可
とする。
とする。
スロープ材1の上面には、カーペットタイル等の仕上げ
材を敷詰めることもある。
材を敷詰めることもある。
[効果] この考案はこのように構成されているので、次のような
効果を得ることができる。
効果を得ることができる。
1.スロープ材は、可撓性部分でもって連結されているの
で、その切断可能部分をカッターナイフ等で容易に切断
することができ、縦または横の寸法を詰めることができ
る。
で、その切断可能部分をカッターナイフ等で容易に切断
することができ、縦または横の寸法を詰めることができ
る。
2.寸法不足の場合は、余剰スロープ材を上記同様に切断
して継ぎ足すこともできる。
して継ぎ足すこともできる。
3.床面の不陸(凹凸)に対してスロープ材は、ブロック
相互を連結している縦横方向の可撓性部分が適宜にたわ
み、床面の不陸に倣い、床に密着する。
相互を連結している縦横方向の可撓性部分が適宜にたわ
み、床面の不陸に倣い、床に密着する。
第1図は本考案スロープ材の一実施例を示す斜視図、第
2図および第3図は第1図の平面図および一部切り欠き
側面図。 1はスロープ材、2は可撓性部分、a,b,c…はブロッ
ク。
2図および第3図は第1図の平面図および一部切り欠き
側面図。 1はスロープ材、2は可撓性部分、a,b,c…はブロッ
ク。
Claims (1)
- 【請求項1】横方向には高さが同一で上面が同一傾斜角
を有するブロックを、縦方向には高さが順次異なり上面
が同一傾斜角を有するブロックを、所定の間隔を置いて
縦横に複数列配置し、ブロック相互を可撓性部分で結合
して、全体として多数の集合ブロックの上面を平滑傾斜
面に構成したスロープ材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044590U JPH0640754Y2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | スロープ材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7044590U JPH0640754Y2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | スロープ材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428545U JPH0428545U (ja) | 1992-03-06 |
JPH0640754Y2 true JPH0640754Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31606608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7044590U Expired - Lifetime JPH0640754Y2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | スロープ材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640754Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP7044590U patent/JPH0640754Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0428545U (ja) | 1992-03-06 |
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