JPS6319473Y2 - - Google Patents

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JPS6319473Y2
JPS6319473Y2 JP19904682U JP19904682U JPS6319473Y2 JP S6319473 Y2 JPS6319473 Y2 JP S6319473Y2 JP 19904682 U JP19904682 U JP 19904682U JP 19904682 U JP19904682 U JP 19904682U JP S6319473 Y2 JPS6319473 Y2 JP S6319473Y2
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JP19904682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリート床スラブ上に支持脚を用
いて敷設する鋼板製建物用床板の構造に関するも
ので、軽量かつ高強度のものを得る目的で開発、
完成をみたものである。
鋼板製建物用床板は方形のものが一般的であ
り、本考案の床板も第1〜4図にみられるように
表面にタイル等の表面材、例えばビニタイル、メ
ラミン化粧板、カーペツト等を貼着するベースと
なる平板状のトツプシート1と、規則的に多数の
切込部2を形成して切起しにより脚部3を形成し
たリブ構造のボトムシート4の2枚のシートを脚
部でスポツト溶接により一体化して強度を持たせ
た板状体で構成されている。
ボトムシート4はトツプシート1の変形を防止
するものとして重要な役割を果すもので、例え
ば、第2図に示すように規則的に多数の方形の切
込部2を形成し、これをプレスで同時に片方への
打出しで脚部3とし、スポツト溶接により両者を
一体化する。この場合、従来は第5図のように切
込部の辺に対して平行に各辺の脚部を横断面直線
状に切起しており、したがつて、脚の高さは辺の
長さの1/2以下であつた。
本考案は、この切込形状に工夫を加え、第6図
のようにほぼ方形切込部の対角線方向の対称位置
に2辺にまたがる形状で横断面湾曲状態に脚部を
形成すると、その長さは辺の長さに対して√
2/2となり、上記従来の脚部より√2倍高い
ものとすることができる。また、この角部の脚部
から連続して辺に対してリブ構造とすることが容
易で、その結果、強度的に優れたボトムシートと
することができるのである。
以上のような構造の切込部を採用したボトムシ
ートの全体図(床板の底面図)は第2図であり、
そのA−A部断面の拡大図は第4図である。第7
図は脚部付近の斜視図であつて、角から辺に向つ
て連続したリブ打出構造になり、しかも脚部が横
断面湾曲状態の断面アングル状になるので極めて
高い耐圧強度を示すものとなる。更に前述したよ
うに脚の高さが切込部の対角線上でとれるので、
トツプシート1とボトムシート4との間隔が広が
り、全体として変形のない床板に仕上がるのであ
る。
第9図にみられるように、本考案のボトムシー
ト4にはその周辺にビード5をつけて補強し、更
にトツプシート1とボトムシート4の周縁内部に
チヤンネル状又はアングル状の補強材9を入れ焼
み防止を図つている。
また、強度には関係ないが、床板の周縁部の構
造にも改良を加えている。すなわち、従来のもの
は第8図にみられるように、トツプシート1とボ
トムシート4との合せ縁部を包むような溝形トリ
ムエツジ6で始末しているが、これはプラスチツ
ク成形体であるから床板の寸法が出にくい欠点が
あつた。そこで、第9図及び第1図の平面図のよ
うにタイル7とトツプシート1との大きさの差の
みの平形トリムエツジ8とし、トツプシート相互
を突き合す状態にして精度を高めることができ
た。平形トリムエツジ8の裏面に位置決め用突起
を数ケ所設け、トツプシート周縁にその突起のは
まる小孔を穿孔しておくと納まりが良好となる。
本考案の建物用床板は、以上詳述したような構
造にしたために、同じ大きさの方形切込部の場
合、脚部の高さが約1.4倍になり、断面係数は1.43
すなわち、約2.7倍にもなり、板厚を薄くして軽
量化が達成できることになつた。更に加えて、ボ
トムシート周辺ビードと補強材の内挿により、撓
み防止効果を高め、平形トリムエツジの使用によ
り床板の寸法精度を高めることができたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は床板の平面図、第2図は同底面図、第
3図は側面図であり、第4図は第2図のA−A部
断面拡大図である。第5図は従来の切込部拡大底
面図、第6図は本考案切込部拡大平面図であり、
第7図は同脚部付近の斜視図である。第8図は従
来のトリムエツジを示し、第9図は本考案のトリ
ムエツジを示すそれぞれ部分斜視図である。 1……トツプシート、2……切込部、3……脚
部、4……ボトムシート、5……ビード、6……
溝形トリムエツジ、7……タイル、8……平形ト
リムエツジ、9……補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイル等の表面材を貼着するベースとなる方形
    のトツプシート1と、規則的な多数の切込部周辺
    に複数の脚部を形成して前記トツプシート裏面に
    該脚部先端で溶接一体化するボトムシート4とか
    らなる鋼板製床板において、前記複数の脚部3を
    ほぼ方形の切込部2の対角線方向の対称位置に横
    断面湾曲状態に形成してなることを特徴とする建
    物用床板。
JP19904682U 1982-12-27 1982-12-27 建物用床板 Granted JPS59102740U (ja)

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JP19904682U JPS59102740U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 建物用床板

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JP19904682U JPS59102740U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 建物用床板

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Publication Number Publication Date
JPS59102740U JPS59102740U (ja) 1984-07-11
JPS6319473Y2 true JPS6319473Y2 (ja) 1988-05-31

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JPS59102740U (ja) 1984-07-11

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