JPH0446406Y2 - - Google Patents

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JPH0446406Y2
JPH0446406Y2 JP1987075912U JP7591287U JPH0446406Y2 JP H0446406 Y2 JPH0446406 Y2 JP H0446406Y2 JP 1987075912 U JP1987075912 U JP 1987075912U JP 7591287 U JP7591287 U JP 7591287U JP H0446406 Y2 JPH0446406 Y2 JP H0446406Y2
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JP
Japan
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panel body
thickness
peripheral
protrusions
approximately
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JP1987075912U
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JPS63184913U (ja
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建物のコンクリート製床板に関す
る。
(従来の技術) 従来のコンクリート製床板は、現場打ち成形に
よるものと、あらかじめ工場で作製した全体が均
一な厚みの板体とがあつた。
工場で作製したコンクリート製床板として、特
開昭59−49912号公報に記載の発明があつた。こ
の発明に示された床板は、フランジの下面に、フ
ランジの板厚の約2倍の高さのリブが突設され、
各リブ間はフランジの板厚と同じ厚さに形成され
ているものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来例の床板の場合、フランジ全体が
均一な厚さの板体であるから、重量が大きく、運
搬が不便であるとともに、所定の位置への装着が
大変であつた。この従来例の床板は、リブの突設
高さが大きく、フランジの上面からリブの下面ま
での高さが大きいため、上記した問題は顕著に生
じていた。板体に強度を付与しようとすると、そ
れなりの厚みが必要であるから、床面と天井との
距離が小さくなつて部屋が狭く感じられていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案床板は、コンクリート製のパネル本体の
下面において、周縁平面部を除く中央部長手方向
にこの周縁平面部から下方へパネル本体の板厚寸
法よりもやや小さい高さに突出した複数本の突条
部が所定の間隔をおいて設けられ、これら各突条
部間はそれぞれ前記した周縁平面部から上方へパ
ネル本体の板厚寸法の約20〜30%小さい深さに凹
まされた溝条部となされたものである。
(作用) 床板本体の下面において、周縁平面部を除く中
央部長手方向に突条部と溝条部が形成されている
から、床板本体の周縁部は薄肉であつてもよい。
突条部はパネル本体の板厚寸法よりもやや小さ
い高さに突出され、溝条部はパネル本体の板厚寸
法の約30%小さい深さに凹まさせているため、軽
量化され、しかも、パネル本体の上面から突条部
の下面までの高さが小さく、運搬時に便利とな
る。
(実施例) 図面は本考案床板の実施例を示している。
本考案床体は、コンクリート製のパネル本体1
の下面において、周縁平面部2を除く中央部長手
方向に、この周縁平面部2から下方へ突出した複
数本の突条部3……が所定の間隔をおいて設けら
れ、これら各突条部3……の間はそれぞれ周縁平
面部2から上方へ凹まされた溝条部4……となさ
れたものである。
各突条部3……はパネル本体1の周縁平面部2
から下方へ、パネル本体1の板厚寸法よりも小さ
い約60〜70%の高さに突出されている。
各溝条部4……はパネル本体1の周縁平面部2
から上方へ、パネル本体1の板厚寸法の約20〜30
%小さい深さに凹まされている。
突条部3および溝条部4の断面形状は略台形で
あるが、この形状に限定するものではなく、例え
ば略半円形等の形状であつてもよい。
また、突条部3および溝条部4の長手方向の両
端部はテーパ状に立ち上がつたり、立ち下がつた
りしているが、この部分は略直角状に立ち上がつ
たり、立ち下がつたりしていてもよい。
パネル本体1の寸法は、例えば、たてが1996
mm、横が996mmである。もちろん、使用する場所
等の関係から、これらの寸法は適宜設計変更でき
るものとする。
周縁平面部2の幅寸法は約60mmで、この部分の
厚さ寸法は約60mmである。
また、周縁平面部2から下方へ突出して形成し
ている突条部3の突出長寸法aは約40mmで、周縁
平面部2から上方へ凹ませて形成している深さ寸
法bは約15mmである(第6図参照)。
つまり、パネル本体1の周縁平面部2の厚さ寸
法は約60mmであるが、パネル本体1の中央部の最
大厚さ寸法は約100mmである。
このことから、パネル本体1は100mm厚さのコ
ンクリートパネルの強度を有すると考えられる。
図示していないが、各突条部3の内部に棒状の補
強鉄筋が配設され、パネル本体1の内部に配設さ
れているメツシユ状等の補強鉄筋とこれら棒状の
補強鉄筋を綴つている。
第6図は、本考案床板をH形鋼で形成された床
梁5の上に載置した部分拡大図で、符号6は緩衝
材、符号7は床板と床梁5との固定用ボルトの頭
である。
(考案の効果) パネル本体の厚みが、周縁平面部から下方へ突
出した突条部で補われている。
従つて、床板の上面から天井までの距離が大き
くとれ、しかも床板の強度が大となるのである。
また、周縁平面部から上方へ凹まされて形成さ
れた溝条部が床板を軽量化させているから、運搬
や所定の場所への装着等が容易である。
特に、パネル本体の上面から突条部の下面まで
の高さ寸法が小さくできるため、床板を重ねて運
搬する場合に便利であるとともに、突条部が折損
したりする虞れがきわめて少なくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案床板の実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は側面図、第3図は正面図、第4図
は第1図の−線断面図、第5図は第1図の
−線断面図、第6図は床板を床梁上に載置した
状態を示す部分拡大図である。 1……パネル本体、2……周縁平面部、3……
突条部、4……溝条部、5……床梁、6……緩衝
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート製のパネル本体の下面において、
    周縁平面部を除く中央部長手方向にこの周縁平面
    部から下方へパネル本体の板厚寸法よりもやや小
    さい高さに突出した複数本の突条部が所定の間隔
    をおいて設けられ、これら各突条部間はそれぞれ
    前記した周縁平面部から上方へパネル本体の板厚
    寸法の約20〜30%小さい深さに凹まされた溝条部
    となされたことを特徴とする床板。
JP1987075912U 1987-05-20 1987-05-20 Expired JPH0446406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987075912U JPH0446406Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987075912U JPH0446406Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184913U JPS63184913U (ja) 1988-11-28
JPH0446406Y2 true JPH0446406Y2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=30922498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987075912U Expired JPH0446406Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

Country Status (1)

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JP (1) JPH0446406Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949912A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 フドウ建研株式会社 リブ付きプレキャストコンクリートスラブの製造装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949912A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 フドウ建研株式会社 リブ付きプレキャストコンクリートスラブの製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63184913U (ja) 1988-11-28

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