JPS6328259Y2 - - Google Patents

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JPS6328259Y2
JPS6328259Y2 JP1982035463U JP3546382U JPS6328259Y2 JP S6328259 Y2 JPS6328259 Y2 JP S6328259Y2 JP 1982035463 U JP1982035463 U JP 1982035463U JP 3546382 U JP3546382 U JP 3546382U JP S6328259 Y2 JPS6328259 Y2 JP S6328259Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed
reinforcing material
reinforcing member
space
reinforcing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982035463U
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English (en)
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JPS58137720U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3546382U priority Critical patent/JPS58137720U/ja
Publication of JPS58137720U publication Critical patent/JPS58137720U/ja
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Publication of JPS6328259Y2 publication Critical patent/JPS6328259Y2/ja
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は格天井などに用いられる格縁に関す
る。
従来より格天井は第1図に示す様に複数本の格
縁7を連結し、格縁7間に格板8を取り付けて構
成されていた。そして格縁7は天然木の挽板や集
成材により作成されていたが、内部まで充実して
いる為重量が重くなり、軽量化が要求される天井
材としては不適当であつた。そのため、実公昭56
−28249号公報では芯材となる集成材の内部に空
間を形成して軽量化を図る構成も開示されてい
る。
ところが、上記の格縁は芯材が集成材で構成さ
れているため、小木片を集成接着する集成材の製
法からすると、内部に空間を構成する製法は非常
に技術を要するばかりでなく、空間を余り大きく
すると格縁としての強度を保持出来ないなどの問
題点が有つた。
又、表面にシート状物を貼着した化粧板の裏面
にV字状の条溝を形成し、内側に折り曲げてた格
縁の構成は実開昭53−60315号公報により開示さ
れているが、芯材は従来通りの内部まで充実した
構成であり、軽量化については何ら考慮された物
では無かつた。
本考案はかかる問題点を解決するためになされ
たもので、軽量にしてかつ強度を有し、容易に製
造できる格縁を提供するものである。
すなわち、本考案は、表面にシート状物を貼着
した基板の裏面所定位置に平行する複数本の条溝
を切削し、その条溝から折り曲げることにより構
成した格縁であつて、格縁内側の底部補強材と上
部補強材及び側面部補強材は全長にわたり、側面
部補強材は全長にわたり断続的に内部に空間を残
す様に固着されているが、底部補強材と側面部補
強材は相互に間隔を開けて固着され、上部補強材
と側面部補強材は相互に端部が接する様に固着さ
れ、かつ格縁連結用切込部を形成した部分の近傍
は空間をうめる様に補強材が固着された軽量格縁
に関する。
以下、本考案を図面を参照しながら説明する。
第1図は格天井の平面図、第2図は本考案の実
施例の平面図、第3図と第4図はそのA−A′,
B−B′断面図である。
本考案に係る軽量格縁7は合板、パーテイクル
ボート、ハードボード、中密度繊維板(以下、
MDFと称す)などの厚さが2.5〜6.0mm程度の薄い
基板2に〓板、塩ビシート、合成紙などのシート
状物1を貼着し、基板の裏面所定位置に平行する
複数本の条溝をシート状物1を切断しない様にV
字状に切削し、その条溝から折り曲げることによ
り構成した格縁7である。格縁7内側の底部補強
材41と上部補強材42は全長にわたつて連続する
が、側面部補強材43は他の格縁7の長さ方向端
部と密接に嵌合連絡することが出来る様に切込部
5を設ける為と軽量化の為に、その切込部5を除
く様に全長にわたつて断続的に空間3を残す様に
固着されている、さらに切込部5近傍のみ該軽量
格縁が強度を有する様に空間3をうめる補強材が
固着されている。
なお、第3図に示す様に底部補強材41と側面
部補強材43は相互に間隔を開けて固着され、上
部補強材42と側面部補強材43は相互に端部が接
する様に固着される。
その理由の一つには、本考案の格縁7を作成す
る工程にある。すなわち、本考案の格縁7はま
ず、シート状物1が貼着された化粧板の裏面の所
定の左右対称の位置に複数本の条溝を形成し、次
いでその最も内側の条溝間に底部補強材41を貼
着し、最も外側の条溝と化粧板端部間に側面部補
強材43を貼着して後、内側に折り曲げ、最後に
上部補強材42を蓋をする様に固着(通常は接着)
することにより作成されるが、この時、底部補強
材41と側面部補強材43との間に適当な間隔を開
けておくだけで化粧板を容易に折り曲げることが
出来る。さもないと、補強材41と43どうしが接
触して化粧板を折曲げることが出来なくなること
による。また、もう一つの理由としては、格縁7
を天井に施工する場合にある。
すなわち、格縁7はその上部補強材42に釘を
打ち付けて天井野縁に吊下げたりして固着される
が、上部補強材42と側面部補強材43の端部を相
互に接触させることで上部からの釘打ちなどによ
る衝撃力に対し側面部補強材43は上部補強材42
の固着(接着)強度を補つて格縁7の形状を保持
することが出来るようにする為である。
なお、上部補強材42の上面には格板8を載置
するための欠込み9加工が施される。そして、格
縁7連結用切込部5の近傍は第4図に示すごとく
空間3をうめる様に補強材6が固着される。な
お、補強材4,6は合板が最も使い易いが、その
他挽板、ハードボード、パーテイクルボード、合
成樹脂成形品など、ある程度強度を有するもので
あればいずれも使用出来る。
以上の様に、本考案の軽量格縁は表面に化粧シ
ートを貼着した化粧板を折り曲げ加工して形成
し、格縁内側の補強材も底部補強材と側面部補強
材は相互に間隔を開けて固着され、上部補強材と
側面部補強材は相互に端部が接する様に固着さ
れ、側面部補強材には切込部が設けてあるので他
の格縁と密接に嵌合連絡が出来、切込部の近傍の
みが空間をうめる様に補強材が固着されているの
で補強材も必要かつ最小限で充分な強度を有し、
かつ格縁の製作も容易であるなど、格縁は軽量で
強度に優れかつ施工も容易である等の効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は格天井の平面図、第2図は本考案の実
施例の平面図、第3図と第4図はそのA−A′,
B−B′断面図である。 1……シート状物、2……基板、3……空間、
1……底部補強材、42……上部補強材、43
…側面部補強材、5……切込部、6……補強材、
7……格縁、8……格板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面にシート状物1を貼着した基板2の裏面所
    定位置に平行する複数本の条溝を切削し、その条
    溝から折り曲げることにより構成した格縁であつ
    て、格縁内側の底部補強材41と上部補強材42
    全長にわたり、側面部補強材43は全長にわたり
    断続的に内部に空間3を残す様に固着されている
    が、底部補強材41と側面部補強材43は相互に間
    隔を開けて固着され、上部補強材42と側面部補
    強材43は相互に端部が接する様に固着され、か
    つ格縁連結用切込部5を形成した部分の近傍は空
    間3をうめる様に補強材6が固着されたことを特
    徴とする軽量格縁。
JP3546382U 1982-03-11 1982-03-11 軽量格縁 Granted JPS58137720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3546382U JPS58137720U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 軽量格縁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3546382U JPS58137720U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 軽量格縁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58137720U JPS58137720U (ja) 1983-09-16
JPS6328259Y2 true JPS6328259Y2 (ja) 1988-07-29

Family

ID=30046935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3546382U Granted JPS58137720U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 軽量格縁

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628249U (ja) * 1979-08-13 1981-03-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5360315U (ja) * 1976-10-25 1978-05-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628249U (ja) * 1979-08-13 1981-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58137720U (ja) 1983-09-16

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