JPS595426B2 - 円曲板とその製法 - Google Patents
円曲板とその製法Info
- Publication number
- JPS595426B2 JPS595426B2 JP1243976A JP1243976A JPS595426B2 JP S595426 B2 JPS595426 B2 JP S595426B2 JP 1243976 A JP1243976 A JP 1243976A JP 1243976 A JP1243976 A JP 1243976A JP S595426 B2 JPS595426 B2 JP S595426B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- plate
- curved
- strips
- adjacent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は曲面衝立、曲面仕切壁の如き円曲板及びその製
法に関する。
法に関する。
近年家具や建具を製作する場合に、円途や機能に応じて
円曲板の使用を必要とする場合が多々有り、又例えばシ
ヨーウインドの内装や衝立等に対してデザイン的な変化
を付与する必要性から円曲板の需要が特に増大している
。
円曲板の使用を必要とする場合が多々有り、又例えばシ
ヨーウインドの内装や衝立等に対してデザイン的な変化
を付与する必要性から円曲板の需要が特に増大している
。
本発明はかかる実情に鑑み、極めて簡単な構成によつて
安価且つ製作容易な円曲板の提供を目的とするものであ
る。
安価且つ製作容易な円曲板の提供を目的とするものであ
る。
以下図面に示した実施例に基づき本発明を具体的に説明
する。
する。
第１図は本発明を衝立に実施した状況を示し、平面が半
円状に彎曲した円曲板１と他の半円状の円曲板１ａを反
転して並置し連接することによつて連続した波状面を形
成し、該円曲板１、Ｉａの下端縁に対し、彎曲に沿う凹
溝２１を上面に具えた支持台２を係合して構成されてい
る。
円状に彎曲した円曲板１と他の半円状の円曲板１ａを反
転して並置し連接することによつて連続した波状面を形
成し、該円曲板１、Ｉａの下端縁に対し、彎曲に沿う凹
溝２１を上面に具えた支持台２を係合して構成されてい
る。
上記円曲板１は第２図に示す如くポリエステル布シート
、ポリプロピレン布シート、ポリエチレン布シート、ナ
イロン布シート等の強靭な可撓性シート３の表面へ所定
間隙４毎に角形断面の真直帯板５を複数隣接配備してシ
ート３に止着し、帯板５及びシート３の外表面には夫々
表板５０、６を貼着し、前記間隙４上に位置するシート
３を彎曲させ且つ帯板側壁５１、５２間に接着剤７を充
填して糊着し、表板５０、６の表面が連続し全体が帯板
５側へ彎曲する円曲面に形成したものである。
、ポリプロピレン布シート、ポリエチレン布シート、ナ
イロン布シート等の強靭な可撓性シート３の表面へ所定
間隙４毎に角形断面の真直帯板５を複数隣接配備してシ
ート３に止着し、帯板５及びシート３の外表面には夫々
表板５０、６を貼着し、前記間隙４上に位置するシート
３を彎曲させ且つ帯板側壁５１、５２間に接着剤７を充
填して糊着し、表板５０、６の表面が連続し全体が帯板
５側へ彎曲する円曲面に形成したものである。
第３図は本発明の具体的な実施例を示す。
図示例において、撚りの無いポリエステル糸を織成して
形成したポリエステル布シートの如く強靭な可撓性シー
ト３の表面へ厚さ０．０２ｍｍ程度の薄状の表板６接着
し、反対表面へは角形断面の真直帯板５を０．５〜３ｎ
の所定間隙４毎に複数隣接配備しシート３に接着剤を以
て貼着している。
形成したポリエステル布シートの如く強靭な可撓性シー
ト３の表面へ厚さ０．０２ｍｍ程度の薄状の表板６接着
し、反対表面へは角形断面の真直帯板５を０．５〜３ｎ
の所定間隙４毎に複数隣接配備しシート３に接着剤を以
て貼着している。
前記表板６は紫檀、黒檀等の良質木材の表面を薄く剥ぎ
とつてその木目模様を薄板状に形成したものである。一
方帯板５は３Ｏｎ程度の厚さの中芯材５３の両面に対し
２．７ｎ肉厚のベニヤ板５４、５５を接着剤を以て挟着
し、シート３に対し反対側のベニヤ板５５表面に前記と
同様の表板５０を糊着したものである。尚上記中芯材５
３には通常の木材の他、スチロール発泡体、厚紙、ハニ
カム状紙板等種々の資材を使用することができる。上記
の如く形成した複数の真直帯板５を前記可撓性シート３
表面に所定間隙４毎に並行して配設するが、これには下
記の製法をもつて行なうことができる。先ず木材等の十
分に広い面積の中芯材５３両面に接着剤を以てベニヤ板
５４，５５を挟着し、方のベニヤ板５５外表面に化粧用
の木目模様を有する表板５０を接着して第４図の如き幅
広の合成板材１０を形成し、該板材１０の中芯材５３表
面若しくは可撓性シート３の表面に接着剤を塗布して両
者を重合貼着し、更にシート３外表面には木目模様の表
板６を接着する。
とつてその木目模様を薄板状に形成したものである。一
方帯板５は３Ｏｎ程度の厚さの中芯材５３の両面に対し
２．７ｎ肉厚のベニヤ板５４、５５を接着剤を以て挟着
し、シート３に対し反対側のベニヤ板５５表面に前記と
同様の表板５０を糊着したものである。尚上記中芯材５
３には通常の木材の他、スチロール発泡体、厚紙、ハニ
カム状紙板等種々の資材を使用することができる。上記
の如く形成した複数の真直帯板５を前記可撓性シート３
表面に所定間隙４毎に並行して配設するが、これには下
記の製法をもつて行なうことができる。先ず木材等の十
分に広い面積の中芯材５３両面に接着剤を以てベニヤ板
５４，５５を挟着し、方のベニヤ板５５外表面に化粧用
の木目模様を有する表板５０を接着して第４図の如き幅
広の合成板材１０を形成し、該板材１０の中芯材５３表
面若しくは可撓性シート３の表面に接着剤を塗布して両
者を重合貼着し、更にシート３外表面には木目模様の表
板６を接着する。
次に板材１０側の表板５０表面より板材１０に対してシ
ート３に達する細幅の間隙４を鋸盤等の工具を以て複数
条平行開設して、間隙４両側に隣接した真直帯板５，５
を複数形成するものである。該間隙４の幅及びピツチは
製造する円曲板の曲率に応じて適宜に設定する。
ート３に達する細幅の間隙４を鋸盤等の工具を以て複数
条平行開設して、間隙４両側に隣接した真直帯板５，５
を複数形成するものである。該間隙４の幅及びピツチは
製造する円曲板の曲率に応じて適宜に設定する。
上記の如く形成し隣接した帯板５，５間の各間隙４中へ
接着剤７を装填し、帯板５，５間の間隙４に位置したシ
ート３を順次屈曲し、帯板側壁５１，５２先端を互いに
衝き合せて、隣接する帯板側壁５１，５２間を接着すれ
ば、両面の表板５０，６が夫々連続して全体が帯板５側
へ彎曲する円曲板１が形成されるのである。
接着剤７を装填し、帯板５，５間の間隙４に位置したシ
ート３を順次屈曲し、帯板側壁５１，５２先端を互いに
衝き合せて、隣接する帯板側壁５１，５２間を接着すれ
ば、両面の表板５０，６が夫々連続して全体が帯板５側
へ彎曲する円曲板１が形成されるのである。
従つて上記円曲板１を組合せ接合して第１図の如く支持
台２に係合することによつて体裁のよい曲面衝立を形成
することができ、両面の円曲面により優れた美感を呈す
るものである。本発明は上記の如く可撓性シート３の表
面へ所定間隙４毎に複数の真直帯板５を隣接配備してシ
ート３に止着し、シート３を帯板５，５間で屈曲し且つ
隣接する帯板側壁５１，５２を糊着したから、各帯板表
面は一連に連続して円曲面を形成し、頑強な円曲板を簡
単に作ることが出来、衝立、仕切壁或いはシヨーウイン
ドの内装板等に好適する。
台２に係合することによつて体裁のよい曲面衝立を形成
することができ、両面の円曲面により優れた美感を呈す
るものである。本発明は上記の如く可撓性シート３の表
面へ所定間隙４毎に複数の真直帯板５を隣接配備してシ
ート３に止着し、シート３を帯板５，５間で屈曲し且つ
隣接する帯板側壁５１，５２を糊着したから、各帯板表
面は一連に連続して円曲面を形成し、頑強な円曲板を簡
単に作ることが出来、衝立、仕切壁或いはシヨーウイン
ドの内装板等に好適する。
又円曲板の製造においては可撓性シート３表面に止着し
た板材にシートに達する間隙を開設することにより真直
帯板５を簡単に形成することができるため、円曲板１の
製造が極めて容易且つ安価で行なうことができる等優れ
た効果を有するものである。
た板材にシートに達する間隙を開設することにより真直
帯板５を簡単に形成することができるため、円曲板１の
製造が極めて容易且つ安価で行なうことができる等優れ
た効果を有するものである。
第１図は本発明にかかる円曲板１の使用例を示す斜面図
、第２図は−断面図、第３図は本発明の実施例の構造を
示す拡大断面図、第４図は可撓性シート３に板材１０を
貼着した状態を示す斜面図である。 １・・・・・・円曲板、１０・・・・・・板材、３・・
・・・・可撓性シート、４・・・・・・間隙、５・・・
・・・真直帯板、５１，５２・・・・・・帯板側壁、７
・・・・・・接着剤。
、第２図は−断面図、第３図は本発明の実施例の構造を
示す拡大断面図、第４図は可撓性シート３に板材１０を
貼着した状態を示す斜面図である。 １・・・・・・円曲板、１０・・・・・・板材、３・・
・・・・可撓性シート、４・・・・・・間隙、５・・・
・・・真直帯板、５１，５２・・・・・・帯板側壁、７
・・・・・・接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ポリエステル布シート等の強靭な可撓性シートの表
面へ所定間隙毎に複数の真直帯板を隣接配備してシート
に止着し、シートを帯板間で屈曲し且つ隣接する帯板側
壁を糊着して帯板表面を連続させた円曲板。 ２ ポリエステル布シート等の強靭な可撓性シートの表
面へ板材を止着し、該板材にはシートに達する細幅間隙
を所定間隔で複数平行開設し、各間隙中へ接着剤を装填
して後、前記シートを帯板間で屈曲し且つ隣接する帯板
側壁を糊着して帯板表面の連続した円曲板を形成するこ
とを特徴とする円曲板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243976A JPS595426B2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | 円曲板とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243976A JPS595426B2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | 円曲板とその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5295787A JPS5295787A (en) | 1977-08-11 |
| JPS595426B2 true JPS595426B2 (ja) | 1984-02-04 |
Family
ID=11805325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1243976A Expired JPS595426B2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | 円曲板とその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595426B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH048253B2 (ja) * | 1984-04-27 | 1992-02-14 | Hino Motors Ltd |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60195574U (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-26 | 当麻硬板株式会社 | 連結部材 |
| JPS62248737A (ja) * | 1987-02-04 | 1987-10-29 | 日東紡績株式会社 | 曲面施工用天井板 |
-
1976
- 1976-02-05 JP JP1243976A patent/JPS595426B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH048253B2 (ja) * | 1984-04-27 | 1992-02-14 | Hino Motors Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5295787A (en) | 1977-08-11 |
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