JPS6341157Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6341157Y2 JPS6341157Y2 JP1983085920U JP8592083U JPS6341157Y2 JP S6341157 Y2 JPS6341157 Y2 JP S6341157Y2 JP 1983085920 U JP1983085920 U JP 1983085920U JP 8592083 U JP8592083 U JP 8592083U JP S6341157 Y2 JPS6341157 Y2 JP S6341157Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- cylindrical body
- shaped grooves
- shaped
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 9
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 7
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 2
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 2
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 2
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 2
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、家具、日用品等に用いて好適な無端
環状の筒状体に関するものである。
環状の筒状体に関するものである。
従来筒状の日用品は、均一な曲面を有するもの
として樽等があげられるが、該樽は、平面板材を
円錐状に並べたものを竹等で固定して製作されて
いた。
として樽等があげられるが、該樽は、平面板材を
円錐状に並べたものを竹等で固定して製作されて
いた。
しかしながら、上記の日用品の製作には、平面
板材を円錐状に保持することや竹等で円錐状に固
定することが難しく、必要以上に手間や時間を要
するものであつた。
板材を円錐状に保持することや竹等で円錐状に固
定することが難しく、必要以上に手間や時間を要
するものであつた。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、施工者の意図に
よる環状のわん曲面等の製作が容易で、しかも外
観も美麗でデザイン的に優れ室内等のふん囲気を
良好にし、かつ、商品の展示用に用いれば商品を
引立たせることができる筒状の家具等に用いて好
適な無端環状の筒状体を安価に多量的に提供せん
とするものである。
あり、その目的とするところは、施工者の意図に
よる環状のわん曲面等の製作が容易で、しかも外
観も美麗でデザイン的に優れ室内等のふん囲気を
良好にし、かつ、商品の展示用に用いれば商品を
引立たせることができる筒状の家具等に用いて好
適な無端環状の筒状体を安価に多量的に提供せん
とするものである。
すなわち、本考案は、強靭でしかも可撓性に富
んだシートの片面あるいは両面に、板材に積層接
着するとともに、該板材に前記シートに達するが
それを傷つけない程度のV字溝を複数条平行開設
してなるV字溝入り可撓性板材またはシートの左
右両端を連結して、無端環状の筒状体を形成した
ことを特徴とするものである。
んだシートの片面あるいは両面に、板材に積層接
着するとともに、該板材に前記シートに達するが
それを傷つけない程度のV字溝を複数条平行開設
してなるV字溝入り可撓性板材またはシートの左
右両端を連結して、無端環状の筒状体を形成した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案を図面に示した実施例に従つて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本考案の第一実施例たる筒状体を形
成する可撓性筒状材の一部分の断面図、第2図は
該例の一部切欠斜視図である。
成する可撓性筒状材の一部分の断面図、第2図は
該例の一部切欠斜視図である。
本考案に係る筒状体は、第5図に示すように、
全体的にはV字溝入り可撓性筒状体を無端環状に
連結してなる。該V字溝入り可撓性筒状体1は、
第1図および第2図に示すように、布、不織布等
の強靭で可撓性に富んだシート2の両面に平行合
板たる板材3,3を積層接着するとともに、該板
材3,3にシート2の両面において相対向するよ
うに位置した断面V字形のV字溝4……が板材3
の繊維方向に同一間隔で複数条平行開設されてな
る。該V字溝4……は、前記シート2に達するが
それを傷つけない程度に開設され、該V字溝4…
…の溝底5……部位においてシート2が外部に露
出しないように形成されている。而して、該V字
溝4部位においてはシート2のみで連結されてお
り、第1図想像線で示す如くシート2の両面側に
折り曲げ自在であり、容易にわん曲面等を形成し
得るようになされ、かつ、該板材3のV字溝4部
位においてその木理が美麗に表されている。
全体的にはV字溝入り可撓性筒状体を無端環状に
連結してなる。該V字溝入り可撓性筒状体1は、
第1図および第2図に示すように、布、不織布等
の強靭で可撓性に富んだシート2の両面に平行合
板たる板材3,3を積層接着するとともに、該板
材3,3にシート2の両面において相対向するよ
うに位置した断面V字形のV字溝4……が板材3
の繊維方向に同一間隔で複数条平行開設されてな
る。該V字溝4……は、前記シート2に達するが
それを傷つけない程度に開設され、該V字溝4…
…の溝底5……部位においてシート2が外部に露
出しないように形成されている。而して、該V字
溝4部位においてはシート2のみで連結されてお
り、第1図想像線で示す如くシート2の両面側に
折り曲げ自在であり、容易にわん曲面等を形成し
得るようになされ、かつ、該板材3のV字溝4部
位においてその木理が美麗に表されている。
そして、筒状体を形成するには、該可撓性筒状
体1のシート2の両端を接着して無端環状となす
か、または、従来より用いられている蟻継、相欠
継等で板材3を連結して、無端環状に連結する。
体1のシート2の両端を接着して無端環状となす
か、または、従来より用いられている蟻継、相欠
継等で板材3を連結して、無端環状に連結する。
第3図および第4図は、本考案の第二実施例た
る筒状体を形成する可撓性筒状体を示す図であ
り、第3図は該例の一部分の断面図、第4図は該
例の一部切欠斜視図である。
る筒状体を形成する可撓性筒状体を示す図であ
り、第3図は該例の一部分の断面図、第4図は該
例の一部切欠斜視図である。
このV字溝入り可撓性筒状材1′は、シート
2′の片面側にのみ平行合板たる板材3′を積層接
着し、シート2′の板材3′を貼着しない両側にお
いてはシート2′が外部に露出している。該板材
3′には、前記実施例と同様、断面V字形のV字
溝4′……が該板材3′の繊維方向に同一間隔で複
数平行開設され、第3図に示す如くシート2′の
両面側に折り曲げ自在であり、容易に環状のわん
曲面等を形成し得るようになされ、かつ該板材
3′のV字溝部位においてその木理が美麗に表さ
れている。
2′の片面側にのみ平行合板たる板材3′を積層接
着し、シート2′の板材3′を貼着しない両側にお
いてはシート2′が外部に露出している。該板材
3′には、前記実施例と同様、断面V字形のV字
溝4′……が該板材3′の繊維方向に同一間隔で複
数平行開設され、第3図に示す如くシート2′の
両面側に折り曲げ自在であり、容易に環状のわん
曲面等を形成し得るようになされ、かつ該板材
3′のV字溝部位においてその木理が美麗に表さ
れている。
なお、断面V字形のV字溝4,4′の谷のなす
角度θは、V字溝4,4′を見る人に与える美的
感覚を考慮し、また可撓性筒状材1,1′を撓め
折り曲げるときには、V字溝4,4′を閉じるよ
うにして折り曲げるため、その点をも考慮すべき
であり、両例とも約60゜となしている。
角度θは、V字溝4,4′を見る人に与える美的
感覚を考慮し、また可撓性筒状材1,1′を撓め
折り曲げるときには、V字溝4,4′を閉じるよ
うにして折り曲げるため、その点をも考慮すべき
であり、両例とも約60゜となしている。
なお、本例においても、第5図に示すように、
可撓性筒状材1′を無端環状に連結して筒状体を
形成する。
可撓性筒状材1′を無端環状に連結して筒状体を
形成する。
なお、板材3,3′は、集成材、木材板等の平
行合板でないものを用いることができる。しか
し、V字溝4,4′部位において木理等が美麗に
表れるようにする必要性があるばあい、あるい
は、木材のもつ特有の欠点たるそりやねじれ等が
生じる点からしてそれらの諸欠点を除去する必要
性があるばあいには、平行合板を用いるとよい。
行合板でないものを用いることができる。しか
し、V字溝4,4′部位において木理等が美麗に
表れるようにする必要性があるばあい、あるい
は、木材のもつ特有の欠点たるそりやねじれ等が
生じる点からしてそれらの諸欠点を除去する必要
性があるばあいには、平行合板を用いるとよい。
たとえば、相隣接する単板の繊維方向が直交す
る普通の合板ならば、V字溝4,4′が開設され
ると繊維方向が異なつて表れ、美感が損なわれる
きらいがあるが、平行合板ならば積層接着された
単板の繊維方向が同一方向のため、V字溝4,
4′部位においても美麗であり、しかも天然木材
のもつ特有の欠点も除去されるものである。
る普通の合板ならば、V字溝4,4′が開設され
ると繊維方向が異なつて表れ、美感が損なわれる
きらいがあるが、平行合板ならば積層接着された
単板の繊維方向が同一方向のため、V字溝4,
4′部位においても美麗であり、しかも天然木材
のもつ特有の欠点も除去されるものである。
本考案は、上記のように、強靭でしかも可撓性
に富んだシートの片面あるいは両面に、板材を積
層接着するとともに、該板材の前記シートに達す
るがそれを傷つけない程度のV字溝を複数条平行
開設し、無端環状の筒状体を形成したものである
ため、容易に施工者の意図する環状のわん曲面が
得られ、V字溝が形成されているためその部分が
アクセントとなり立体感に富みしかもV字溝部位
において木理等が美麗に表れてデザイン的にも優
れ、また、板材として加工が容易な平行合板を用
いれば製作が容易で製作ミスが少なく、また製品
コストも安く多量に生産することができる。
に富んだシートの片面あるいは両面に、板材を積
層接着するとともに、該板材の前記シートに達す
るがそれを傷つけない程度のV字溝を複数条平行
開設し、無端環状の筒状体を形成したものである
ため、容易に施工者の意図する環状のわん曲面が
得られ、V字溝が形成されているためその部分が
アクセントとなり立体感に富みしかもV字溝部位
において木理等が美麗に表れてデザイン的にも優
れ、また、板材として加工が容易な平行合板を用
いれば製作が容易で製作ミスが少なく、また製品
コストも安く多量に生産することができる。
第1図は、本考案の第一実施例たる筒状体を形
成するV字溝入り可撓性筒状材の一部分の断面図
であり、第2図は該例の一部切欠斜視図である。
第3図は、本考案の第二実施例たる筒状体を形成
する可撓性筒状材の一部分の断面図であり、第4
図は該例の一部切欠斜視図である。第5図は、本
考案に係る筒状体を示す図解図である。 図において、1,1′はV字溝入り可撓性筒状
材、2,2′はシート、3,3′は板材、4,4′
はV字溝、5は溝底を示す。
成するV字溝入り可撓性筒状材の一部分の断面図
であり、第2図は該例の一部切欠斜視図である。
第3図は、本考案の第二実施例たる筒状体を形成
する可撓性筒状材の一部分の断面図であり、第4
図は該例の一部切欠斜視図である。第5図は、本
考案に係る筒状体を示す図解図である。 図において、1,1′はV字溝入り可撓性筒状
材、2,2′はシート、3,3′は板材、4,4′
はV字溝、5は溝底を示す。
Claims (1)
- 強靭でしかも可撓性に富んだシートの片面ある
いは両面に、板材を積層接着するとともに、該板
材に前記シートに達するがそれが傷つけない程度
のV字溝を複数条平行開設してなるV字溝入り可
撓性板材またはシートの左右両端を連結してな
る、無端環状の筒状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8592083U JPS59129522U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | V字溝入り可撓性筒状材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8592083U JPS59129522U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | V字溝入り可撓性筒状材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59129522U JPS59129522U (ja) | 1984-08-31 |
JPS6341157Y2 true JPS6341157Y2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=30215869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8592083U Granted JPS59129522U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | V字溝入り可撓性筒状材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59129522U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740227U (ja) * | 1980-08-15 | 1982-03-04 |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP8592083U patent/JPS59129522U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740227U (ja) * | 1980-08-15 | 1982-03-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59129522U (ja) | 1984-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4429012A (en) | Laminated wood products | |
JPS6341157Y2 (ja) | ||
US4399754A (en) | Laminated wood corner structure for furniture | |
EP0236283A2 (en) | A manufactured product for flooring, made up of wood elements having fibre pattern orthogonal to the viewable face and assembled with a plywood support | |
JPS5912283B2 (ja) | 収納具用化粧戸およびその製造方法 | |
JPH0647058Y2 (ja) | 天井材の構造 | |
JP3310406B2 (ja) | 曲面サンドイッチパネル及びその製造方法 | |
JPH0520830Y2 (ja) | ||
JPS5818781Y2 (ja) | カ−テンボツクス | |
JPS595426B2 (ja) | 円曲板とその製法 | |
US2772015A (en) | Corner construction for luggage frames | |
JPS5927809Y2 (ja) | カ−テンボツクス | |
JPH0223369Y2 (ja) | ||
JPS5938913Y2 (ja) | 収納具用化粧戸 | |
JPS5935384Y2 (ja) | パネル | |
JPS6220563Y2 (ja) | ||
JPH0243989Y2 (ja) | ||
JP3086830U (ja) | 湾曲化粧天井板 | |
JPH0246778Y2 (ja) | ||
JPH0243990Y2 (ja) | ||
JPH024602Y2 (ja) | ||
JPH0745291Y2 (ja) | 木タイル | |
JPH0473140U (ja) | ||
JP2569283Y2 (ja) | 造作材 | |
JPS6141866Y2 (ja) |