JPH0122849Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122849Y2 JPH0122849Y2 JP1983128835U JP12883583U JPH0122849Y2 JP H0122849 Y2 JPH0122849 Y2 JP H0122849Y2 JP 1983128835 U JP1983128835 U JP 1983128835U JP 12883583 U JP12883583 U JP 12883583U JP H0122849 Y2 JPH0122849 Y2 JP H0122849Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top sheet
- legs
- view
- sheet
- notches
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフリーアクセスフロアーとして知られ
る建物用床板の改良に関するものである。
る建物用床板の改良に関するものである。
半導体素子、精密機器製造工場等において、ト
ツプシートとボトムシートが一体化された建物用
床板がフロアー材として敷設して使用されてい
る。本考案者らは先にボトムシートの脚部を方形
切込部の対角線上に形成した構造とすることによ
つて、少ない部材で軽量かつ強度のあるうえに、
脚部が高くとれるのでトツプシートとボトムシー
ト間の間隔が広がり全体として変形のない建物用
床板を開発し、実公昭63−19473号として提案し
ている。
ツプシートとボトムシートが一体化された建物用
床板がフロアー材として敷設して使用されてい
る。本考案者らは先にボトムシートの脚部を方形
切込部の対角線上に形成した構造とすることによ
つて、少ない部材で軽量かつ強度のあるうえに、
脚部が高くとれるのでトツプシートとボトムシー
ト間の間隔が広がり全体として変形のない建物用
床板を開発し、実公昭63−19473号として提案し
ている。
本考案はこれを更に研究の結果、対角線方向に
脚部を設けなくとも更に脚部の強度を高め、その
高さを充分にとることのできる構造を開発するに
至つたものである。その構造上の特徴は、方形の
タイル等の表面床材を貼着するベースとなるトツ
プシートと、規則的は多数の切込部周辺に複数の
脚部を形成して前記トツプシート裏面にその脚部
先端で溶接一体化するボトムシートとからなる鋼
板製床材において、ボトムシート6に規則的な多
数の段落部7をトツプシートと離間して形成し、
その段落部7内に直交する切込又は切欠を形成し
た後折曲げて脚部4の脚部先5をトツプシートと
溶接等により一体化してなることにある。
脚部を設けなくとも更に脚部の強度を高め、その
高さを充分にとることのできる構造を開発するに
至つたものである。その構造上の特徴は、方形の
タイル等の表面床材を貼着するベースとなるトツ
プシートと、規則的は多数の切込部周辺に複数の
脚部を形成して前記トツプシート裏面にその脚部
先端で溶接一体化するボトムシートとからなる鋼
板製床材において、ボトムシート6に規則的な多
数の段落部7をトツプシートと離間して形成し、
その段落部7内に直交する切込又は切欠を形成し
た後折曲げて脚部4の脚部先5をトツプシートと
溶接等により一体化してなることにある。
以下図面によつて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る建物用床板の平面図であ
り、第2図は正面図、第3図は底面図である。第
4図は第1図中A−A部断面図である。第5図は
第1図中B−B部断面図である。第6図は脚部形
成の様子を示すボトムシートの要部斜視図、第7
図は方形切込部分の斜視図である。第8図は本考
案の建物用床板を敷設した状態を示す斜視図であ
る。
り、第2図は正面図、第3図は底面図である。第
4図は第1図中A−A部断面図である。第5図は
第1図中B−B部断面図である。第6図は脚部形
成の様子を示すボトムシートの要部斜視図、第7
図は方形切込部分の斜視図である。第8図は本考
案の建物用床板を敷設した状態を示す斜視図であ
る。
これらの図によつて明らかなように本考案の建
物用床板は、方形のタイル等の表面床材1を貼着
するベースとなるトツプシート2と、的な多数の
切込部3周辺に複数の脚部4を形成して前記トツ
プシート2底面にその脚部先5で溶接一体化した
ボトムシート6とからなるものである。このよう
な建物用床板において、その脚部構造に本考案は
特徴を有している。ボトムシート6の切込部3及
び脚部4は次のようにして形成されている。第6
図にみられるように先ず初めに、ボトムシートと
なる鋼板8に材料の伸びの限界まで可能な限り深
く多数の方形プレス段落穴7が形成されb、次い
で、点線で示したような対角線方向十字状に直行
する切込及び切抜穴を形成した後折曲げて脚部を
形成するのであるc。このことによつて、段落部
7が脚部の上部に形成される。このように形成さ
れたボトムシート6の脚部先5の部分は、第7図
のようにトツプシート2にスポツト溶接等で一体
化されるのである。
物用床板は、方形のタイル等の表面床材1を貼着
するベースとなるトツプシート2と、的な多数の
切込部3周辺に複数の脚部4を形成して前記トツ
プシート2底面にその脚部先5で溶接一体化した
ボトムシート6とからなるものである。このよう
な建物用床板において、その脚部構造に本考案は
特徴を有している。ボトムシート6の切込部3及
び脚部4は次のようにして形成されている。第6
図にみられるように先ず初めに、ボトムシートと
なる鋼板8に材料の伸びの限界まで可能な限り深
く多数の方形プレス段落穴7が形成されb、次い
で、点線で示したような対角線方向十字状に直行
する切込及び切抜穴を形成した後折曲げて脚部を
形成するのであるc。このことによつて、段落部
7が脚部の上部に形成される。このように形成さ
れたボトムシート6の脚部先5の部分は、第7図
のようにトツプシート2にスポツト溶接等で一体
化されるのである。
脚部4が以上のように段落部を形成後切欠又は
切込を行い折曲げて形成されると、脚部が従来品
と異なり高くなり、しかも幅広くなる。更に荷重
と撓みの関係を調べると第9図の如くであつた。
第9図に示された結果は荷重−撓み測定装置によ
るもので、これは第10図aの平面図及び同bの
側面図によつて明らかなように、床板10を4点
で支持して中央に荷重Wを掛け、その荷重による
撓みを測定したものである。この結果で明らかな
ように、本考案の床板の場合(第9図実線A)は
従来品の場合(同一点鎖線B)に比べて撓み量が
半分以下となつており、充分に高荷重に耐えうる
ものとなつている。また、タイル及びトツプシー
トに多孔板を用いた際、脚部先5の当接面が小さ
いため孔を塞ぐことがなく、通気性良好な特徴を
備えたものとなつている。
切込を行い折曲げて形成されると、脚部が従来品
と異なり高くなり、しかも幅広くなる。更に荷重
と撓みの関係を調べると第9図の如くであつた。
第9図に示された結果は荷重−撓み測定装置によ
るもので、これは第10図aの平面図及び同bの
側面図によつて明らかなように、床板10を4点
で支持して中央に荷重Wを掛け、その荷重による
撓みを測定したものである。この結果で明らかな
ように、本考案の床板の場合(第9図実線A)は
従来品の場合(同一点鎖線B)に比べて撓み量が
半分以下となつており、充分に高荷重に耐えうる
ものとなつている。また、タイル及びトツプシー
トに多孔板を用いた際、脚部先5の当接面が小さ
いため孔を塞ぐことがなく、通気性良好な特徴を
備えたものとなつている。
第1図は本考案に係る建物用床板の平面図であ
り、第2図は正面図、第3図は底面図である。第
4図は第1図中A−A部断面図である。第5図は
第1図中B−B部断面図である。第6図は脚部形
成の様子を示すボトムシートの要部斜視図、第7
図は方形切込部分の斜視図である。第8図は本考
案の建物用床板を敷設した状態を示す斜視図であ
る。第9図は荷重と撓みの関係を示すグラフであ
る。第10図aは荷重−撓み測定装置の平面図で
あり、bは同側面図である。 1……表面床材、2……トツプシート、3……
切込部、4……脚部、5……脚部先、6……ボト
ムシート、7……段落部、8……鋼板、10……
床板、W……荷重、以上。
り、第2図は正面図、第3図は底面図である。第
4図は第1図中A−A部断面図である。第5図は
第1図中B−B部断面図である。第6図は脚部形
成の様子を示すボトムシートの要部斜視図、第7
図は方形切込部分の斜視図である。第8図は本考
案の建物用床板を敷設した状態を示す斜視図であ
る。第9図は荷重と撓みの関係を示すグラフであ
る。第10図aは荷重−撓み測定装置の平面図で
あり、bは同側面図である。 1……表面床材、2……トツプシート、3……
切込部、4……脚部、5……脚部先、6……ボト
ムシート、7……段落部、8……鋼板、10……
床板、W……荷重、以上。
Claims (1)
- 方形のタイル等表面床材を貼着するベースとな
るトツプシート2と、規則的な多数の切込部3周
辺に複数の脚部4を形成して前記トツプシート裏
面に該脚部先で溶接一体化するボトムシート6と
からなる鋼板製床板において、ボトムシート6に
規則的な多数の段落部7をトツプシートと離間し
て形成し、該段落部内に直交する切込又は切欠を
形成した後折曲げて脚部4とし該脚部先5をトツ
プシートと溶接等により一体化してなることを特
徴とする建物用床板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12883583U JPS6035836U (ja) | 1983-08-20 | 1983-08-20 | 建物用床板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12883583U JPS6035836U (ja) | 1983-08-20 | 1983-08-20 | 建物用床板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035836U JPS6035836U (ja) | 1985-03-12 |
JPH0122849Y2 true JPH0122849Y2 (ja) | 1989-07-11 |
Family
ID=30292126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12883583U Granted JPS6035836U (ja) | 1983-08-20 | 1983-08-20 | 建物用床板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035836U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS563760A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-16 | Tate Architectural Products | Structural unit |
-
1983
- 1983-08-20 JP JP12883583U patent/JPS6035836U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS563760A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-16 | Tate Architectural Products | Structural unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6035836U (ja) | 1985-03-12 |
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