JPH0747882B2 - 配線床構造 - Google Patents

配線床構造

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JPH0747882B2
JPH0747882B2 JP61106321A JP10632186A JPH0747882B2 JP H0747882 B2 JPH0747882 B2 JP H0747882B2 JP 61106321 A JP61106321 A JP 61106321A JP 10632186 A JP10632186 A JP 10632186A JP H0747882 B2 JPH0747882 B2 JP H0747882B2
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JP
Japan
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plate
floor
lid
support
wiring
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JP61106321A
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JPS62264254A (ja
Inventor
山本  清
Original Assignee
株式会社応用企画
株式会社タジマ
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は配線床構造に関する。
〔従来の技術〕
発明者は床板を隙間をあけて格子状に並べ、床板間に蓋
を架設して配線スペースを形成する方法を提案してき
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の方法では、粗仕上げされた床面に床板をレベルを
出して敷き並べるのが難しく、又、床板に蓋を架設する
場合、蓋の厚み分だけ床板の縁を切欠くなどの手間が面
倒である。
〔問題点を解決する手段〕
この問題を解決するため、この発明では、高低が調節可
能な支持板を、支持板の端部が板縁から突出した状態
で、床板の少なくとも隅部底面に付設し、蓋板に相当す
る隙間をあけて、床面上にレベルを出して敷き並べる。
床板間の隙間には、蓋板を支持板の突出部に架設し、蓋
板上面を床板上面と同一レベルに形成して、蓋板の下を
配線スペースとするものである。
〔作用〕 このように構成すると、床板のレベル出しが簡単な上、
蓋板のレベルは同時に出され、又、蓋は床板ではなく支
持板に架設されるので床板の縁を切欠くなどの必要もな
くなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図に示すのは高低調節可能な支持具Aであり、一辺
4cm・厚さ2mmの正方形の綱板の支持板1の隅寄りの個所
に貫通する孔の下方にナット2が付設され、ナット2に
は頭部に操作溝3の付いた高さ調節ボルト4がネジ込ま
れている。支持板1の上面には両面接着テープ5を貼り
付けておく。
第2図に示すのは床板Bである。一辺60cm・厚さ5cmの
正方形のセメント板からなり、四隅には上下貫通孔6を
設ける。使用時にはこの床板Bの四隅底面に、上記支持
具Aを接着する。調節ボルト4は貫通孔6の真下に位置
せしめ、支持板1の端部は床板Bの縁から突出せしめ、
突出部7を形成する。
第3図に示すのは軽ミゾ形綱からなる短冊状の蓋板Cで
ある。蓋板の長さ・厚さは床板Bと同一で60cm・5cmで
ある。その巾は10cmとする。
上記のように蓋板の裏面には凹部が形成されているた
め、この凹部を配線スペースとして利用でき、配線床構
造全体の総高を極めて薄く形成できる。
第4図に示すのはコード引出し用の蓋Dである。一辺10
cmの正方形の綱板8の中央に円盤型のカプリング9がネ
ジ込んであり、カプリングを外すことによりコードが引
き出せるように形成されている。綱板の底面四隅には支
柱10が付設され、蓋板・床板と同じ5cmの高さに形成さ
れている。
このような部材を用いて施工するが、施工方法の一例を
第5図に示す。まず、支持具Aを付設した床板Bを、粗
仕上げされた床面11上に、10cmの隙間12をおいて格子状
に敷き並べる。この際調節ボルトを用いて床板の表面の
レベルを出す。
床板と床板の間の隙間12には、蓋板Cを支持具Aの突出
部7に架設する。床板の角の部分には蓋Dを同様突出部
7に架設する。蓋板Cと蓋Dの厚さは床板Bと同じ厚さ
に形成されており、共に既にレベルの出された支持板に
架設するので、蓋板と蓋の上面は自ずから床板上面と同
一レベルに形成される。
第6図に示すように、床板の上にはカーペットタイル・
ビニールタイルなどの仕上げ材13を敷き詰める。床板と
床板の間の隙間12は配線スペース14として用いられ、蓋
板・蓋を動かすことにより、床板本体は移動しないでも
配線替えが可能となる。
〔その他の実施例〕
尚、この発明の主旨は床板に取りつけた支持具に、同時
に蓋板を支持させることにより、床全体のレベル出しを
容易にすると共に、蓋板の開閉だけで床板本体を動かず
に配線替えを可能にすることにある。従って、この主旨
を逸脱しない限り、上記実施例に限定されることはな
く、次のようなものであってもよい。
床板の素材はコンクリート製品に限定されることなく、
床板としての強度さえあれば、例えば、木質・プラスチ
ック・金属製品などであってもよい。又、支持具Aは第
7図に示すように、支持板に木質形材料を用い、長く、
下端にゴムなどの緩衝材15が付設されたボルトを用いた
ものでもよい。又、前実施例では蓋板を軽ミゾ形綱で形
成し、形綱の裏面の凹部を配線スペースとして利用した
が、第7図に例示するように蓋板Cを床板Bと同一厚の
同じ材料で形成し、蓋板の下を配線スペースとすること
も可能である。この場合実施例のようにコード引出し用
蓋を用いずに長い蓋板を用いて、床板の隅の部分に被せ
る。
蓋板は配線スペースの形成が目的であるから、その大き
さ・形状は通常巾20cm以下の短冊状であるが、床板と同
じ大きさにすることも本発明の主旨を逸脱するものでは
ない。又、支持具は床板の四隅のみならず、床板の縁の
中間などに付設し、床板の支持力を増してもよいことは
勿論である。
〔効果〕
この発明はこのように構成されているので、次のような
特長を有する。
高さ調節ボルトが床板に付設されているので床板の
レベル調節作業が極めて簡単。
蓋板は既にレベルの設定された支持板に架設するの
で、わざわざレベル出しの必要がない。
床板は縁に切欠きを付設するなどの必要がなく、単
なる平板でよいから、コストが安い。
蓋板の開閉のみで、床板本体を動かさずに配線が可
能。
【図面の簡単な説明】
第1図は支持具の正面断面図、第2図は床板の正面断面
図、第3図は蓋板の正面断面図、第4図はコード引出し
用の蓋の正面断面図、第5図は施工手順を示す平面図、
第6図並びに第7図は施工状況を示す正面断面図であ
る。 A……支持具、B……床板、C……蓋板、D……コード
引出し用蓋。 1……支持板、2……ナット、3……操作溝、4……高
さ調節ボルト、5……両面接着テープ、6……上下貫通
孔、7……突出部、8……綱板、9……カップリング、
10……支柱、11……床面、12……隙間、13……仕上げ
材、14……配線スペース、15……緩衝材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高低が調節可能な支持板を、支持板の端部
    が板縁から突出した状態で、少なくとも隅部底面に付設
    した床板を、 蓋板に相当する隙間をあけて、床面上にレベルを出して
    敷き並べ、 該隙間には、蓋板を支持板の突出部に架設して、蓋板上
    面を床板上面と同一レベルに形成し、 蓋板の下を配線スペースとする配線床構造。
JP61106321A 1986-05-09 1986-05-09 配線床構造 Expired - Lifetime JPH0747882B2 (ja)

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JPS62264254A JPS62264254A (ja) 1987-11-17
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2506712B2 (ja) * 1987-01-21 1996-06-12 オ−エム機器株式会社 フリ−アクセス床
JPH0329641U (ja) * 1989-08-02 1991-03-25

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JPS62264254A (ja) 1987-11-17

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