JPS62121685A - 臭気遮断装置 - Google Patents

臭気遮断装置

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JPS62121685A
JPS62121685A JP26126185A JP26126185A JPS62121685A JP S62121685 A JPS62121685 A JP S62121685A JP 26126185 A JP26126185 A JP 26126185A JP 26126185 A JP26126185 A JP 26126185A JP S62121685 A JPS62121685 A JP S62121685A
Authority
JP
Japan
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water level
signal
odor blocking
blocking plate
odor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26126185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Yamagishi
山岸 直夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62121685A publication Critical patent/JPS62121685A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は合流式下水処理場あるいは中継ポンプ場の沈砂
池入口に設置される臭気遮断装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
臭気遮断装置は下水処理場あるいは中継ポンプ場の沈砂
池入口に設置され、流入下水から発生する臭気を処理場
あるいはポンプ場へ入るのをできるだけ少なくするため
に、流入側空気と処理場あるいはポンプ場の沈砂池以後
の空気を遮断するための装置である。下水処理場あるい
はポンプ場では流入下水から発生する臭気を脱臭送風機
にて吸引し、脱臭装置により処理し、屋外へ排気すると
共に給気送風機にて新鮮な空気を送り込んでいる。
臭気遮断装置を設置しないとこれらの装置が大容量とな
り、設備の初期投資価格及び運転価格共に莫大なものと
なってしまう。
従来この臭気遮断装置は操作員が処理場、中継ポンプ場
の運転状態を監視しながら状況に応じ操作員が開、閉操
作を行っていたが、これでは24時間操作員が監視する
必要があり、又緊急時の対応が遅れることなどの問題が
あった。
〔発明の目的〕
本発明は開閉操作を自動化し、操作員を作業から開放し
無人化を実現可能とならしめると共に、高度な制御装置
を導入し、脱臭装置の効率化、設備の安全化を図る臭気
遮断装置を提供することを目的としている。
〔発明の概要〕
本発明は合流式下水処理場あるいは中継ポンプ場の沈砂
池入口に設置される臭気遮断装置の開制御を取入口水位
の状態及び水位の急上昇信号、雨水ポンプ運転信号、雨
量計の降雨信号、スカム除却のための周期運転信号によ
り行ない、閉制御を取水口水位の状態及びスカム除却の
ための周期運転信号により全開後一定時間経過後行なわ
せ、臭気遮断を安全に自動制御する臭気遮断装置である
〔発明の実施例〕
第1図に中継ポンプ場に於ける本発明の設備の構成図、
第2図及び第3図に制御フロー図を示す。
流入下水は流入管16を通り中継ポンプ場の取入口15
に流入し沈砂池14で土砂を沈殿させポンプ井12に設
置された汚水ポンプ11により処理場18へ送られる。
雨などにより流入下水が多く汚水ポンプ11あるいは処
理場の能力を超過する時は雨水ポンプ13により河川1
9へ排水される。
一方、流入管16、取水口で汚水から発生した臭気は臭
気遮断板1にて遮断されているが、漏れた臭気や沈砂1
4で発生する臭気が脱臭送風機17にて吸引され脱臭塔
20で処理され場外へ排気される。
臭気遮断板1は通常電磁クラッチ26をはずし平衡型(
バランスウェイト)22と平衡を保ちながら変化する水
面に浮いている。
降雨時の如く流入下水量が多い時は流速が早く臭気遮断
板1を破壊するおそれがあり、あるいは臭気遮断板1が
障害となって下水が逸流することもあるため早急に開け
る必要がある。又流入下水量が多い時は流入管16が満
杯となるため、臭気の発生が少ない時でもある。
更には通常時でも流入下水に含まれるスカムや塵等が臭
気遮断板1に堰き止められるので周期的に臭気遮断板1
を開閉する必要がある。
これらの操作を実現するために取入口15に水位計31
を設け、水位の状態及び変化を監視し、雨量計2と共に
流入下水量を、ポンプ制御盤3がらは雨水ポンプ13の
運転状態を、そして臭気遮断装置盤5から臭気遮断装置
の状態を、更に前方ゲニト21、後方ゲートを臭気遮断
装置制御盤4に久方し、第2図及び第3図の制御フロー
により実現するものである。
第1図に本発明の設備の構成図を示す。
臭気遮断装置は臭気遮断板1、臭気遮断板用の操作用電
動J!J27、平衡型22、電磁クラッチ26、臭気遮
断板1の位置を検出する全開リミットスイッチ23、全
開リミットスイッチ24、臭気遮断板1を支えるワイヤ
ーのたるみを検出するたるみ検出スイッチ25から構成
される。
臭気遮断板1は流入管16、取入口15と沈砂池14の
間の臭気を遮断する板で、水面に浮く構造となっている
。臭気遮断板用の操作用電動機27は臭気遮断板1の開
閉用電動機である。
平衡型22は臭気遮断板1が水面に浮き、水位の変化に
うまく対応するための重りである。
電磁クラッチ26は臭気遮断板1と操作用電動機27を
接続するクラッチである。
前方ゲート21は流入管16及び取入口15と沈砂池1
4を仕切るゲートである。汚水ポンプ11は処理場18
へ下水を送るポンプである。通常はこの汚水ポンプ11
のみが運転される。
雨水ポンプ13は降雨時あるいは流入下水が増え、汚水
ポンプ11の能力以上の流入量がある時運転される。雨
水ポンプ13による下水は通常河川19へ排水される。
脱臭送風機17は沈砂池14の臭気を脱臭塔2oへ送る
送風機である。水位計31は取入口15の水位を測定す
る水位計でフロート式水位計が一般的である。
水位状態検出器32は水位計31の信号を入力し取入口
15の水位が上昇(H以上になった時)した時、定常水
位(L以下になった時)になった時に信号を出力する装
置である。警報設定器が一般的に使用される水位変化率
検出器33は水位計31の信号を入力し取入口15の水
位の上昇変化率をとらえある設定値以上に水位が変化し
た時に信号を出力する装置である。比較増幅器が一般的
に使用される。
雨量計2は降雨量を検出し、降雨量に対応した信号を発
信する。臭気遮断装置制御盤4は水位状態検出器32、
水位変化率検出器33、ポンプ制御盤3、臭気遮断装置
盤5からの信号を受は第2図及び第3図の制御フローに
もとづいた制御を行なう。
シーケンスコントローラ、プログラマブルコントローラ
、プロセスコントローラ等が使用される。
ポンプ制御盤3は雨水ポンプ13、汚水ポンプ11の運
転状態を記憶している盤である。
臭気遮断装置盤5は臭気遮断装置の状態の記憶及び運転
モードの設定、手動時の操作を行なう盤である。
臭気遮断装置制御盤4へ臭気遮断装置盤5より制御モー
ド自動−手動、臭気遮断板1の位置、操作用電動機27
の状態を、水位計31、水位状態検出器32、水位変化
率検出器33より取入口15の水位状態変化を、雨量計
2より降雨量を、ポンプ制御盤3より雨水ポンプ13の
状態を、前方ゲート21からは開閉状態を入力する。
臭気遮断装置制御盤4では上記信号に基づき次の制御を
実施する。
手動時は臭気遮断装置盤5よりの開あるいは閉の信号に
より臭気遮断板1の開閉を行なう。
開制御は操作用電動機27の保護リレー不動作及び前回
操作時に開閉渋滞タイマが動作していないかを確認し、
電磁クラッチ26を作動し、操作用電動機27と臭気遮
断板1を接続する。
次に、操作用電動機27の開接触器を入れることにより
臭気遮断板1を開(上昇)させる。同時に開渋滞検出タ
イマを動作させ途中で引掛ったりしていないかの検出を
行なう。
全開リミットスイッチ23が動作すれば開接触器を不作
動とし開渋滞検出タイマを再整定する。
閉制御は開制御の確認事項の他に取入口15の水位状態
がL以下であることを確認し、電磁クラッチ26を作動
し操作用電動機27と臭気遮断板1を接続する。
次に操作用電動機27の閉接触器を入れることにより臭
気遮断板1を閉(下降)させる。同時に閉渋滞検出タイ
マを動作させ途中で引掛かったりしていないかの検出を
行なう。
全閉リミットスイッチ23か臭気遮断板1が水平につき
たるみ検出スイッチ25が動作すれば閉接触器を不作動
とし閉渋滞検出タイマを再整定する。
確認タイマ動作後電磁クラッチ26を不作動とし水位の
変化に応じ臭気遮断板1が自由に動けるようにする。
自動時は開閉の信号が下記の組合せにより出力され臭気
遮断板1の開、閉が行なわれる。
開信号は次の6信号の論理和である。
■ 水位状態検出器32がH以上・・・取入口が満杯に
なってきた ■ 水位変化率検出器33の動作・・・急激に多量の下
水が流入し始めている ■ 雨量計降雨信号・・・雨が降り流入下水が多くなる
ことが予測される (へ)周期タイマ動作・・・臭気遮断板1にスカムが留
り、取る周期ができている ■ 雨水ポンプ13の運転・・・雨水ポンプ13が運転
されるのは流入下水が多いた めである 0 前方ゲート21の全閉・・・流入下水遮断閉信号は
次の2信号の論理和と開信号が全て不作動となっている
時出力される ■ 水位状態検出器32がL以下・・・取入口15の水
位が下り通常の流入下水にな った。
(8)周期タイマ動作後に臭気遮断板1が一度全開まで
行ったことを確認 尚、第2に於て条件1は保護リレー不動作と渋滞タイマ
不動作であるり、条件2は条件1と水位状態検出器り以
下である。又41は手動、42は自動、43は開、44
は閉、44は論理和、45は論理積である。
第3図に於て51は水位状態検出器H以上で動作する接
点、52は水位変化率検出器の動作で働く接点、53は
雨量計の降雨信号、54は周期タイマ動作の接点、55
は雨水ポンプ運転の接点、56は前方ゲート全開の接点
、57は水位状態検出器り以下で動作する接点、58は
臭気遮断装置全開の接点である。
〔発明の効果〕
開閉操作が自動化され無人化が実現可能となり、あらゆ
る条件を加味することにより安全性の向上した臭気遮断
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す臭気遮断装置の構成図
、第2図及び第3図は第1図の作動を示す説明図である
。 1・・・臭気遮断板     2・・・雨量計3・・・
ポンプ制御盤 4・・・臭気遮断装置制御盤 5・・・臭気遮断装置盤
11・・・汚水ポンプ     13・・・雨水ポンプ
14・・・沈砂池       15・・・取入口16
・・・流入管       17・・・脱臭送風機21
・・・前方ゲート     22・・・平衡車31・・
・水位計       32・・・水位状態検出器33
・・・水位変化率検出器 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  三俣弘文

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の各構成要素からなる、臭気遮断装置。 (イ)沈砂池の水面上に昇降自在に設置された臭気遮断
    板 (ロ)この臭気遮断板の昇降を駆動する操作用電動機 (ハ)前記臭気遮断板の全開状態を検出する全開リミッ
    トスイッチ (ニ)前記臭気遮断板の全状態を検出する全閉リミット
    スイッチ (ホ)前記沈砂池の水位を計測する水位計 (ヘ)この水位計からの水位信号によって水位状態を検
    出する水位状態検出器 (ト)前記水位計からの水位信号の変化によって水位変
    化率を検出する水位変化率検出器 (チ)前記沈砂池の取入口側に設置された前方ゲート (リ)この前方ゲートの開閉位置信号及び前記水位状態
    検出器からの水位状態信号及び前記水位変化率検出器か
    らの水位変化率信号によって前記操作用電動機に運転制
    御信号を出力する臭気遮断装置盤。
JP26126185A 1985-11-22 1985-11-22 臭気遮断装置 Pending JPS62121685A (ja)

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JP26126185A JPS62121685A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 臭気遮断装置

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JPS62121685A true JPS62121685A (ja) 1987-06-02

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126946U (ja) * 1990-04-05 1991-12-20
JPH03128146U (ja) * 1990-04-07 1991-12-24
JPH03128144U (ja) * 1990-04-07 1991-12-24
JPH03128145U (ja) * 1990-04-07 1991-12-24

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