JPS6370763A - フリ−アクセス床板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はＯＡ室や一般事務所等にフリーアクセスフロア
−として用いられる床板に関するものである。

〈従来の技術〉 金属製１例えば鋼板、アルミニウム合金製等の床板（フ
ロア−パネル）の従来品の構造は、略方形のトッププレ
ートに対して凹凸補強構造のボトムプレートを一体化し
、トッププレート上面に仕上材のカーペットや合成樹脂
層等が貼り合わされた構造であった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このように従来の床板は全体が等しい平面を形成したも
のであったから１次のような問題点を有していた。

すなわち、四隅の高さ方向にバラツキが有るとガタッキ
が生じるので、製造に際してはパネルの高い平面精度が
必要とされる。更に、施工に際しては床下地面の平面度
が良くないと床面にガタッキとなって現れ、これを調整
するのに多大な時間を要する等の問題点を有していたの
である。

このようなガタッキは床材を三角形にしてこれを複数個
用いて方形の床材と同じサイズにした場合には、３点支
持の集合体となって防ぐことができる。しかし、三角形
の床材は持運びその他取扱いが回層であり、コーナ一部
が四角のものと異なり鋭角であるから弱く、同じ面積に
敷設する場合。

四角のものに比べ使用数量が増え、単位面積当りのコス
トが高くなる難点を有している。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、床材が方形の場合持運びが容易でありコスト
も三角のものに比べて安い点を考慮し、一方、三角形の
ものが三点支持となってガタの発生がなく、そこで、ガ
タ調整が不要である等の理由から、三角形と四角形の両
方の長所を備えた床材を開発したのである。

すなわち、方形のトップシート（１）とボトムシート（
２）とから構成されたフロアパネルにおいて、トップシ
ート（１）又はボトムシート（２）を対角線で分割して
対角線リブ（３）を形成した構造としたのである。

く作用〉 このような構造の床板は、敷設された床下地面の平面度
が悪い場合に対角線の分割部で変形して添い、ガタッキ
が生じない作用がある。

〈実施例〉 以下図面によって本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の実施例を示すもので、第２図中Ａ−Ａ
断面拡大図であり、第２図は表面材を破断した床板の実
施例平面図である。この例ではフリーアクセス床板が方
形のトップシート（１）とボトムシート（２）とから構
成された鋼板製フロアパネルの表面に表面材（４）とし
てカーペットが貼られている。　トップシート（１）は
特徴的であって、対角線又はその近くでほぼ三角形に分
割して２枚のピースとし、　その各々に対角線リブ（３
）を形成している。この分割は第３図にみられるように
更に多い４分割としてもよいし、第４図のようにコーナ
一部の一部を切り欠いたトップシートとしてもよい。

対角線リブ（３）は　トップシート（１）の分割部（５
）の縁部を折返して形成してもよいし、第５図にみられ
るように、　ホト１１シート（２）を切り起してトップ
シート（１）の裏面へ溶接結合してもよい。また、第６
．７図のように、対角線リブとして、別部材を溶接結合
してもよい。

第８図は第１図のようなフリーアクセス床板のボトムシ
ート（２）の例を示す斜視図である。方形のコーナ一部
で　トップシート（１）の分割線上にある部分は底部ま
でスリ割り（６）を設けている。そして、　トップシー
ト（１）の分割部（５）相対部（７）はフラットな面を
形成している。このような全割部相対部（７）以外の部
分はどのような形状でもよいが、トップシート（１）と
溶接組立し、完成させた後の使用に際し、トップシート
（１）の凹み強度、全体の曲り強度、破壊強度の確保出
来る形状に設定しているのである。

以上の例はいずれもトップシート（１）を分割したもの
であるが、第９図及び１０図にはその逆にボトムシート
（２）が分割された例を示している。第９図ではボトム
シートの分割部（８）は」形状に折り曲げられ、ボトム
シートはトップシート（１）の裏面へ溶接固着させてい
る。次に第１０図では、ボトムシートの分割部（８）は
対角線リブ（３）を更に外方へ折り曲げ、トップシート
の裏面へ溶接固定し、そしてトップシートとボトムシー
トの空間部に詰め物を入れた例を示している。詰め物に
は軽量発泡コンクリート、発泡樹脂、ウッド、ハニカム
コア等がある。これらの例でも同様に、敷設された床下
地面の平面度が悪い場合に対角線の分割部（８）で変形
して添い、ガタッキが生じない作用がある。

以上のようなフリーアクセス床板はその四隅に脚（９）
を取付け、さらに強度が必要な場合には、分割部（５）
　（８）に沿って適当間隔で、四隅に付けた脚（９）よ
りも若干短い補助脚（１０）を設ける８　分割部（５）
　（８）の幅は０．５〜数ミリがよく、　このようにす
ると、フリーアクセスフロア−の完成品の直角コーナ一
部が施工状態で２＋ｍ＋程度までの不陸のある床面にフ
ィツトする。

なお、本発明において方形とは、正四角形を意味するこ
とはもちろんであるが、縦横長さの異なる矩形や、隅部
を切欠いた形状のものも含まれる。

〈発明の効果〉 以上詳述した本発明のフリーアクセス床板は、方形であ
るにもかかわらず、三角形と同様に床面や平面精度の悪
い点を吸収してガタッキが生じない。運搬に際しては三
角形のものと比べて持ち運びが楽であり、墨出し、ガタ
調整が不要になり施工が非常に簡単になり施工費の節減
がはかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すもので第２図中Ａ−Ａ断
面拡大図であり、第２図と第３図及び第４図は表面材を
破断した床板の実施例平面図である。 第５図と第６図及び７図は分割部の拡大断面図である。 第８図はボトムシートの例を示す斜視図である。第９図
及び第１０図は他の実施例を示す第１図相当断面図であ
る。 （１）トップシート（２）ボトムシート（３）対角線リ
ブ　　　　（４）表面材（５）　（８）分割部　　　　
（６）割り（７）全割部相対部　　　（９）脚 （１０）補助脚　　　　　（１１）詰め物以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　方形のトップシート（１）とボトムシート（２）と
   から構成されたフロアパネルにおいて、該トップシート
   （１）又はボトムシート（２）を対角線で分割して対角
   線リブ（３）を形成してなることを特徴とするフリーア
   クセス床板。