JPH08120899A - ユニット床材 - Google Patents

ユニット床材

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Publication number
JPH08120899A
JPH08120899A JP26240994A JP26240994A JPH08120899A JP H08120899 A JPH08120899 A JP H08120899A JP 26240994 A JP26240994 A JP 26240994A JP 26240994 A JP26240994 A JP 26240994A JP H08120899 A JPH08120899 A JP H08120899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
floor board
tiles
hole
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP26240994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Umiuchi
英和 海内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP26240994A priority Critical patent/JPH08120899A/ja
Publication of JPH08120899A publication Critical patent/JPH08120899A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】敷設場所に不陸があっても、方形タイルの角部
の床板からの浮き上がりを防止出来るユニット床材を提
供する。 【構成】床板1の表面に方形タイル7が取着されたユニ
ット床材に於いて、タイル7の四角下面が当接される床
板1の基板部2表面に接着剤注入部4が凹設され、該注
入部4に底面から注入された接着剤によって、タイル7
が床板1に固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床板の表面に方形タイ
ルを取着して敷設するユニット床材に関する。
【0002】
【従来の技術】裏面に足が突設された樹脂製床板の表面
中央に形成され、基部から上端に向かって拡径する突起
を、方形タイルの裏面に設けられ、内部空間が開口部よ
り大きく形成された凹部に収納し、凹部と突起との間に
固定剤を充填することにより、方形タイルを床板に取付
けることは、例えば、実開平5-83157号公報に示されて
いるように、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな取付構造では、床材の敷設場所に不陸があり、床板
の角部が沈み込むと、方形タイルの角部が床板から浮き
上がり、通行人が躓くおそれがあるという問題点を有し
ていた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、敷
設場所に不陸があっても、方形タイルの角部の床板から
の浮き上がりを防止出来るユニット床材を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット床材
は、床板の表面に方形タイルが取着されたユニット床材
に於いて、タイルの四角下面が当接される床板の基板部
表面に接着剤注入部が凹設され、該注入部に底面から注
入された接着剤によって、タイルが床板に固着されてい
ることを特徴とする。
【0006】本発明に用いられる床板の材質は、特に限
定されないが、成形が容易で、軽量なものが好ましく、
例えば、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可
塑性合成樹脂が好適に使用される。
【0007】床板の形状は、特に限定されないが、原料
の使用量を節減し、軽量化する為に、方形タイルの周縁
が支持される部分を除いて、基板部が格子状とされるの
が好ましく、基板部の底面には、水捌けをよくするよ
う、円筒状等の支持脚を間隔を置いて垂設するのが好ま
しい。
【0008】床板の大きさは、特に限定されないが、運
搬や敷設工事の際の取扱易さの点から、上面に1辺 100
mm程度の正方形状のタイルが3×3乃至5×5枚載置出
来る程度の大きさとするのが好ましい。
【0009】床板は、通常複数個が連設して使用される
が、その連結手段は特に限定されず、例えば、相隣る2
側壁から連結環を水平方向に突設し、残余の2側壁に形
成された連結脚を連結環に嵌合しても、相隣る2側壁か
ら平面視略T字状の連結片を突設し、残余の2側壁に刻
設された凹陥部に連結片の根元部を嵌合しても、何れで
もよい。
【0010】床板に凹設される接着剤注入部の形状は、
特に限定されず、円孔状でも、角孔状でも、何れでもよ
い。接着剤注入部内には、注入された弾性接着剤と床材
との結合力を増す為に、開口部から稍下方に有孔仕切板
を設けるのが好ましい。仕切板の形状は、一字状、Y字
状、十字状、O字状等の何れでもよい。
【0011】接着剤注入部が4個もしくは2個近接して
配設されている部分に於いては、1回の動作で弾性接着
剤を複数の接着剤注入部に纏めて注入出来るよう、近接
された接着剤注入部を囲繞して周壁が垂設されるのが好
ましい。
【0012】
【作用】本発明は、タイルの四角下面が当接される床板
の基板部表面に接着剤注入部が凹設され、該注入部に底
面から注入された接着剤によって、タイルが床板に固着
されているので、床材の敷設場所に不陸があり、床板の
角部が沈み込んでも、タイルの角部が床板から浮き上が
ることがない。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明のユニット床材の1例を示す分解斜視
図、図2は図1に示す本発明ユニット床材に使用される
床板の拡大斜視図、図3は床板の接着剤注入部の底面斜
視図である。
【0014】図1及び2に於いて、1は熱可塑性合成樹
脂からなる平面視略正方形状の床板であって、その基板
部2には、直交する2対の幅広のタイル周縁支持杆21に
よって、3段3列の略正方形状の透孔22が形成されてい
る。
【0015】各透孔22は、更に幅狭の十字状タイル支持
杆23によって4等分されており、幅広のタイル周縁支持
杆21には、タイルの寸法に合わせて刃物を用いて切断
し、容易に幅調整出来るよう、十字状タイル支持杆23と
の交点を中心として、長手方向に沿って長円孔24が穿設
されている。又、この長円孔24は、排水孔としての機能
も有する。
【0016】基板部2の裏面には、敷設後の水捌けをよ
くするよう、透孔22の四隅、十字状タイル支持杆23の中
心点及びタイル周縁支持杆21と十字状タイル支持杆23と
の交点に各9本、総計81本の円筒状支持脚3が垂設され
ている。
【0017】基板部2の透孔22の四隅付近には、円孔状
接着剤注入部4が凹設されており、接着剤注入部4内の
開口部から稍下方には、注入された弾性接着剤と床板と
の結合力を増すことが出来るよう、略Y字状の有孔仕切
板41が設けられている。
【0018】接着剤注入部4が4個もしくは2個近接し
て配設されている部分に於いては、図3(a)、(b)
に示すように、近接された4個もしくは2個の接着剤注
入部4を囲繞して略隅丸正方形状もしくは略隅丸正方形
を側壁に沿って2分した形状の周壁42が垂設されてお
り、1回の動作で弾性接着剤を複数の接着剤注入部4に
纏めて注入出来るようなされている。
【0019】床板1の相隣る2側壁の下端からは、略角
筒状の連結環5が外方に水平に突設されており、連結環
5の左右内壁上端には、断面横台形状の係止突条51が突
設されている。
【0020】床材1の残余の2側壁には、連結脚6が形
成されており、連結脚6の下端には、両側に略三角形状
の係止爪61が突設されており、連結脚6を連結環5に嵌
合することによって、床板1を四方に連設出来るような
されている。
【0021】床板1にタイル7を固着する際には、9枚
のタイル7を裏返しにして並設し、その上から床板1を
裏返しにして載置し、接着剤注入部4に底面から弾性接
着剤を注入し、タイル7と仕切板41との間で固化せしめ
ることによって、タイル7と床板1とを固着すればよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、敷設場所に不陸があっても、タイルの角部が床板か
ら浮き上がるのを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット床材の1実施例を示す要部斜
視図。
【図2】図1に示す本発明ユニット床材に使用される床
材の拡大斜視図。
【図3】図1に示す本発明ユニット床材に使用される床
材の接着剤注入部の底面斜視図。
【符号の説明】
1 床板 2 基板部 4 接着剤注入部 7 タイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板の表面に方形タイルが取着されたユ
    ニット床材に於いて、タイルの四角下面が当接される床
    板の基板部表面に接着剤注入部が凹設され、該注入部に
    底面から注入された接着剤によって、タイルが床板に固
    着されていることを特徴とするユニット床材。
JP26240994A 1994-10-26 1994-10-26 ユニット床材 Pending JPH08120899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26240994A JPH08120899A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ユニット床材

Applications Claiming Priority (1)

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JP26240994A JPH08120899A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ユニット床材

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Publication Number Publication Date
JPH08120899A true JPH08120899A (ja) 1996-05-14

Family

ID=17375387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26240994A Pending JPH08120899A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ユニット床材

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JP (1) JPH08120899A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301924A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 M & F:Kk 点字鋲受具、タイルカーペット構造体およびその施工方法
JP2015180800A (ja) * 2015-05-01 2015-10-15 山崎産業株式会社 敷体

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JP2008301924A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 M & F:Kk 点字鋲受具、タイルカーペット構造体およびその施工方法
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