JPH08135151A - 複合床材 - Google Patents
複合床材Info
- Publication number
- JPH08135151A JPH08135151A JP27349594A JP27349594A JPH08135151A JP H08135151 A JPH08135151 A JP H08135151A JP 27349594 A JP27349594 A JP 27349594A JP 27349594 A JP27349594 A JP 27349594A JP H08135151 A JPH08135151 A JP H08135151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- resin mat
- small
- base part
- composite floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Floor Finish (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床下地面の凹凸や傾斜がタイル表面に表れな
いように調節できるようにした複合床材を提供する。 【構成】 基板部12を有する樹脂マット11と、この
樹脂マット11の基板部12の上面に接合されたタイル
30とからなる複合床材10において、基板部12の上
面に、上端に弾性部15aを有した小支柱15を多数立
設し、これら多数の小支柱15の上にタイル30を載置
すると共に、基板部12の下面側から小支柱15にボル
ト20を通し、該ボルト20の先端を、タイル30の下
面に埋設したナット32に螺合することにより、タイル
30と基板部12とを小支柱15を介して接合し、小支
柱15の弾性変形を利用してタイル30の高さを調節で
きるように構成した。
いように調節できるようにした複合床材を提供する。 【構成】 基板部12を有する樹脂マット11と、この
樹脂マット11の基板部12の上面に接合されたタイル
30とからなる複合床材10において、基板部12の上
面に、上端に弾性部15aを有した小支柱15を多数立
設し、これら多数の小支柱15の上にタイル30を載置
すると共に、基板部12の下面側から小支柱15にボル
ト20を通し、該ボルト20の先端を、タイル30の下
面に埋設したナット32に螺合することにより、タイル
30と基板部12とを小支柱15を介して接合し、小支
柱15の弾性変形を利用してタイル30の高さを調節で
きるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、樹脂マットの上面に
複数のタイル等の踏板を接合し、簡単な作業で踏板床面
を施工し得るようにした置敷式の複合床材に係り、例え
ばバルコニーの床材あるいは玄関の床材として好適な複
合床材に関する。
複数のタイル等の踏板を接合し、簡単な作業で踏板床面
を施工し得るようにした置敷式の複合床材に係り、例え
ばバルコニーの床材あるいは玄関の床材として好適な複
合床材に関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーや玄関等のタイル床面を施工
する場合、湿式工法は、専門の職人が必要であり、誰に
でも施工できるというものではない。そこで、乾式工法
によりタイル床面を簡単に施工することのできる複合床
材が提供されている。この種の置敷式の複合床材とし
て、従来、実開平3−68254号公報等に記載のもの
が知られている。この複合床材は、格子状に配設された
複数個のタイル敷設部を有する樹脂マットの各タイル敷
設部の上面に、それぞれタイルを接合してなるものであ
る。図4は、上記公報に記載された従来の複合床材1の
平面図、図5は同複合床材1に用いられている樹脂マッ
ト2の平面図、また、図6は同複合床材1の要部を示す
分解斜視図である。
する場合、湿式工法は、専門の職人が必要であり、誰に
でも施工できるというものではない。そこで、乾式工法
によりタイル床面を簡単に施工することのできる複合床
材が提供されている。この種の置敷式の複合床材とし
て、従来、実開平3−68254号公報等に記載のもの
が知られている。この複合床材は、格子状に配設された
複数個のタイル敷設部を有する樹脂マットの各タイル敷
設部の上面に、それぞれタイルを接合してなるものであ
る。図4は、上記公報に記載された従来の複合床材1の
平面図、図5は同複合床材1に用いられている樹脂マッ
ト2の平面図、また、図6は同複合床材1の要部を示す
分解斜視図である。
【0003】この樹脂マット2は格子状に形成された正
方形の基板部3を有し、該基板部3の上面に、縦横に3
個ずつ計9個のタイル敷設部4が凹所として区画形成さ
れ、各タイル敷設部4の上面にそれぞれ正方形のタイル
5が載置されている。また、各タイル敷設部4を画成す
る区画壁6には、それぞれ四隅に、弾性を有するタイル
保持片7が突設され、これらタイル保持片7によって、
タイル敷設部4に収容されたタイル5の四隅を押さえる
ことで、タイル5を樹脂マット2に固定している。ま
た、樹脂マット2の隣接2辺にはフック部8が設けら
れ、残る2辺にはフック部8の係合する係合部9が設け
られている。これらフック部8及び係合部9は、複数枚
の複合床材1を敷設したときに、隣接する複合床材1の
樹脂マット2同士をつなぐ機能を果たす。また、樹脂マ
ット2の裏面(下面)には、突条又は突起等からなる支
持脚部3aが設けられている。この支持脚部3aは、複
合床材1と、これを載置する床下地面との間に、雨水等
を流通させる空間を確保するためのものである。上記複
合床材1では、樹脂マット2へのタイル5の固定を、区
画壁6に設けたタイル保持片7で行っているが、その他
の例として、区画壁に斜め下向きの弾性を有する鍔片を
張出し、この鍔片によってタイルの側部を支持するもの
(実公平4−7205号公報等)、接着剤でタイルを樹
脂マットに固着するもの(実開平6−14344号公
報、実公平3−32561号公報等)、タイルが木レン
ガの場合、下方からレンガをビス止めするもの(特開平
4−85401号公報等)等が知られている。
方形の基板部3を有し、該基板部3の上面に、縦横に3
個ずつ計9個のタイル敷設部4が凹所として区画形成さ
れ、各タイル敷設部4の上面にそれぞれ正方形のタイル
5が載置されている。また、各タイル敷設部4を画成す
る区画壁6には、それぞれ四隅に、弾性を有するタイル
保持片7が突設され、これらタイル保持片7によって、
タイル敷設部4に収容されたタイル5の四隅を押さえる
ことで、タイル5を樹脂マット2に固定している。ま
た、樹脂マット2の隣接2辺にはフック部8が設けら
れ、残る2辺にはフック部8の係合する係合部9が設け
られている。これらフック部8及び係合部9は、複数枚
の複合床材1を敷設したときに、隣接する複合床材1の
樹脂マット2同士をつなぐ機能を果たす。また、樹脂マ
ット2の裏面(下面)には、突条又は突起等からなる支
持脚部3aが設けられている。この支持脚部3aは、複
合床材1と、これを載置する床下地面との間に、雨水等
を流通させる空間を確保するためのものである。上記複
合床材1では、樹脂マット2へのタイル5の固定を、区
画壁6に設けたタイル保持片7で行っているが、その他
の例として、区画壁に斜め下向きの弾性を有する鍔片を
張出し、この鍔片によってタイルの側部を支持するもの
(実公平4−7205号公報等)、接着剤でタイルを樹
脂マットに固着するもの(実開平6−14344号公
報、実公平3−32561号公報等)、タイルが木レン
ガの場合、下方からレンガをビス止めするもの(特開平
4−85401号公報等)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の複合
床材においては、タイルを直接タイル敷設部に載置して
保持片、鍔片、接着剤、ビス等で固定しているので、タ
イルの位置を高さ方向に調整することができなかった。
したがって、床下地面に凹凸や傾斜(不陸)があると、
その影響がそのままタイルの表面にまで表われてしまう
という問題があった。この発明は、上述の事情に鑑みて
なされたもので、床下地面に凹凸や傾斜があっても、そ
の影響がタイル等の踏板表面に表われないようにするこ
とのできる複合床材を提供することを目的としている。
床材においては、タイルを直接タイル敷設部に載置して
保持片、鍔片、接着剤、ビス等で固定しているので、タ
イルの位置を高さ方向に調整することができなかった。
したがって、床下地面に凹凸や傾斜(不陸)があると、
その影響がそのままタイルの表面にまで表われてしまう
という問題があった。この発明は、上述の事情に鑑みて
なされたもので、床下地面に凹凸や傾斜があっても、そ
の影響がタイル等の踏板表面に表われないようにするこ
とのできる複合床材を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、基板部を有する樹脂マット
と、この樹脂マットの基板部の上面に接合された踏板と
からなる複合床材において、上記基板部の上面に、上端
に弾性部を有した支柱を多数立設し、これら多数の支柱
の上に上記踏板を載置すると共に、上記基板部の下面側
から支柱にボルトを通し、該ボルトの先端を、上記踏板
の下面に埋設したナットに螺合することにより、踏板と
基板部とを上記支柱を介して接合したことを特徴として
いる。
め、請求項1記載の発明は、基板部を有する樹脂マット
と、この樹脂マットの基板部の上面に接合された踏板と
からなる複合床材において、上記基板部の上面に、上端
に弾性部を有した支柱を多数立設し、これら多数の支柱
の上に上記踏板を載置すると共に、上記基板部の下面側
から支柱にボルトを通し、該ボルトの先端を、上記踏板
の下面に埋設したナットに螺合することにより、踏板と
基板部とを上記支柱を介して接合したことを特徴として
いる。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明では、上端に弾性部を有す
る多数の支柱の上に踏板を載せて、該踏板を下からボル
トで固定したので、支柱の弾性部の上向き反力に抗し
て、ボルトの捩じ込み量を調節することにより、踏板の
上下位置を調整することができる。したがって、樹脂マ
ットが凹凸や傾斜した床下地面に載置されていても、そ
の影響を吸収することができる。
る多数の支柱の上に踏板を載せて、該踏板を下からボル
トで固定したので、支柱の弾性部の上向き反力に抗し
て、ボルトの捩じ込み量を調節することにより、踏板の
上下位置を調整することができる。したがって、樹脂マ
ットが凹凸や傾斜した床下地面に載置されていても、そ
の影響を吸収することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例である複合
床材10の要部拡大断面図、また、図2は同複合床材1
0を構成する樹脂マット11の概略平面図である。この
複合床材10は、コンクリート等の床下地面(図示略)
の上に敷設されるもので、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系の材質から三次元押出成形加工
によって一体的に得られる樹脂マット11と、その上に
載置されて接合される複数枚のタイル30とから構成さ
れている。タイル30は、陶磁器やプラスチック等から
なる正方形の平板状のもので、上面外周縁に面取部31
が設けられている。また、タイル30の下面にはナット
32が埋設されている。ナット32の位置は、タイル3
0の四隅に対応する4箇所である。
いて説明する。図1は、この発明の一実施例である複合
床材10の要部拡大断面図、また、図2は同複合床材1
0を構成する樹脂マット11の概略平面図である。この
複合床材10は、コンクリート等の床下地面(図示略)
の上に敷設されるもので、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系の材質から三次元押出成形加工
によって一体的に得られる樹脂マット11と、その上に
載置されて接合される複数枚のタイル30とから構成さ
れている。タイル30は、陶磁器やプラスチック等から
なる正方形の平板状のもので、上面外周縁に面取部31
が設けられている。また、タイル30の下面にはナット
32が埋設されている。ナット32の位置は、タイル3
0の四隅に対応する4箇所である。
【0008】樹脂マット11は長尺帯板状あるいは所定
の大きさの矩形板状のもので、本体に相当する基板部1
2を有している。この基板部12の上面には、図2に示
すように、多数の小支柱15が分散的に立設されてい
る。小支柱15は上端に弾性部15aを有するもので、
基板部12と一体成形されている。各小支柱15は、図
3に示すように、円筒部15bの上端に縦方向の所定長
さH1の切り込み15cを複数入れることにより、放射
状に撓み変形自在な複数の細片15dを形成したもので
あり、各細片15dが可撓性を有することにより、上端
のある高さの範囲に弾性が付与され、その部分が弾性部
15aとなっている。小支柱15は、円筒部15bの残
る下側の部分(寸法H2の部分)で所定の剛性を発揮す
るようになっている。また、小支柱15の基端部には、
後述するボルト20の頭部20aを収容するための座ぐ
り部15fが、基板部12を貫通する形で形成されてい
る。なお、小支柱15は全部同じ構成としても良いが、
ボルト20を通すものが最初から限定されて分かってい
る場合は、そのものだけに座ぐり部15fを設けても良
い。
の大きさの矩形板状のもので、本体に相当する基板部1
2を有している。この基板部12の上面には、図2に示
すように、多数の小支柱15が分散的に立設されてい
る。小支柱15は上端に弾性部15aを有するもので、
基板部12と一体成形されている。各小支柱15は、図
3に示すように、円筒部15bの上端に縦方向の所定長
さH1の切り込み15cを複数入れることにより、放射
状に撓み変形自在な複数の細片15dを形成したもので
あり、各細片15dが可撓性を有することにより、上端
のある高さの範囲に弾性が付与され、その部分が弾性部
15aとなっている。小支柱15は、円筒部15bの残
る下側の部分(寸法H2の部分)で所定の剛性を発揮す
るようになっている。また、小支柱15の基端部には、
後述するボルト20の頭部20aを収容するための座ぐ
り部15fが、基板部12を貫通する形で形成されてい
る。なお、小支柱15は全部同じ構成としても良いが、
ボルト20を通すものが最初から限定されて分かってい
る場合は、そのものだけに座ぐり部15fを設けても良
い。
【0009】この樹脂マット11にタイル30を取り付
けるには、樹脂マット11の基板部12の小支柱15上
にタイル30を載置して、その状態で樹脂マット11の
下側からボルト20を小支柱15に通し、小支柱15の
上端から突出したボルト20の先端部を、タイル30の
下面に埋設したナット32に捩じ込み、ボルト20とナ
ット32を締め込むことにより、基板部12とタイル3
0を、小支柱5を介して結合する。ボルト20を通す位
置は、図2の黒丸で示す小支柱15の位置である。この
ようにしてボルト20によって、複数のタイル30を樹
脂マット11に結合することにより、実施例の複合床材
10を完成させることができる。
けるには、樹脂マット11の基板部12の小支柱15上
にタイル30を載置して、その状態で樹脂マット11の
下側からボルト20を小支柱15に通し、小支柱15の
上端から突出したボルト20の先端部を、タイル30の
下面に埋設したナット32に捩じ込み、ボルト20とナ
ット32を締め込むことにより、基板部12とタイル3
0を、小支柱5を介して結合する。ボルト20を通す位
置は、図2の黒丸で示す小支柱15の位置である。この
ようにしてボルト20によって、複数のタイル30を樹
脂マット11に結合することにより、実施例の複合床材
10を完成させることができる。
【0010】上記のようにボルト20を捩じ込む際、上
からタイル30の下面によって押し付けられることによ
り、小支柱15の弾性部15aが撓み変形し、その反力
が上向き力としてタイル30に作用する。したがって、
小支柱15による上向き力を押さえ込む形でボルト20
とナット32の締結量を調整することにより、タイル3
0の高さを簡単に調整することができる。
からタイル30の下面によって押し付けられることによ
り、小支柱15の弾性部15aが撓み変形し、その反力
が上向き力としてタイル30に作用する。したがって、
小支柱15による上向き力を押さえ込む形でボルト20
とナット32の締結量を調整することにより、タイル3
0の高さを簡単に調整することができる。
【0011】このように、各タイル30の高さが調整で
きるので、例えば樹脂マット11の下側の床下地面に凹
凸や傾斜(不陸)があった場合でも、各タイル30の高
さを適当に調整することにより、床下地面の形状の影響
がタイル30の表面に出ないようにすることができる。
したがって、床下地面の不陸の影響を吸収しながら、タ
イルの上面を平坦に仕上げることができる。なお、タイ
ル30の目地には小支柱15が露出することになるが、
これを緑色に構成しておけば、人工芝状になるため、美
観が増す。
きるので、例えば樹脂マット11の下側の床下地面に凹
凸や傾斜(不陸)があった場合でも、各タイル30の高
さを適当に調整することにより、床下地面の形状の影響
がタイル30の表面に出ないようにすることができる。
したがって、床下地面の不陸の影響を吸収しながら、タ
イルの上面を平坦に仕上げることができる。なお、タイ
ル30の目地には小支柱15が露出することになるが、
これを緑色に構成しておけば、人工芝状になるため、美
観が増す。
【0012】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例では、タイル30の形状を正方形にしているが、長方
形やその他の多角形であっても、円形あるいは長円形等
の曲線状の輪郭を持つものであっても良い。また、タイ
ル30の材質は、陶磁器やプラスチックに限定されな
い。また、ボルト20で止める箇所は、タイルの大きさ
や形状等に応じて適当に設定すれば良い。また、樹脂マ
ット11の製造方法は、一体押出成形加工に限らない。
樹脂マット11の材質として、上述のポリエチレンやポ
リプロピレンの他にも、成形性に優れ、機械的強度があ
る限り、例えば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリ
アセタール、ポリエチレンテレフタレート、塩素化ポリ
エチレン、ポリスチレン、ポリエステルアミド、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化
ビニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリメタクリル酸メチル、フッ素樹脂、サルホ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、ポリビニルブチラール、ポリ
弗化ビニリデン、スチレン−アクリル共重合体等の熱可
塑性プラスチック、ユリア樹脂、メリア樹脂、メラミン
・フェノール樹脂等の熱硬化性プラスチック、金属含有
プラスチック、ガラス繊維と複合化した強化プラスチッ
ク等を用いることができる。また、この発明の複合床材
10は、特にバルコニーや玄関用の床材として好適であ
るが、その他、プールの脱衣所、スポーツ施設ロッカー
ルーム等の床材としても使用することができる。なお、
この発明で言う踏板は、タイルに限らない。樹脂マット
の上面に複数枚接合される板状の床仕上材である限り、
この発明で言う踏板に含まれる。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例では、タイル30の形状を正方形にしているが、長方
形やその他の多角形であっても、円形あるいは長円形等
の曲線状の輪郭を持つものであっても良い。また、タイ
ル30の材質は、陶磁器やプラスチックに限定されな
い。また、ボルト20で止める箇所は、タイルの大きさ
や形状等に応じて適当に設定すれば良い。また、樹脂マ
ット11の製造方法は、一体押出成形加工に限らない。
樹脂マット11の材質として、上述のポリエチレンやポ
リプロピレンの他にも、成形性に優れ、機械的強度があ
る限り、例えば、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリ
アセタール、ポリエチレンテレフタレート、塩素化ポリ
エチレン、ポリスチレン、ポリエステルアミド、ポリフ
ェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化
ビニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリメタクリル酸メチル、フッ素樹脂、サルホ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、ポリビニルブチラール、ポリ
弗化ビニリデン、スチレン−アクリル共重合体等の熱可
塑性プラスチック、ユリア樹脂、メリア樹脂、メラミン
・フェノール樹脂等の熱硬化性プラスチック、金属含有
プラスチック、ガラス繊維と複合化した強化プラスチッ
ク等を用いることができる。また、この発明の複合床材
10は、特にバルコニーや玄関用の床材として好適であ
るが、その他、プールの脱衣所、スポーツ施設ロッカー
ルーム等の床材としても使用することができる。なお、
この発明で言う踏板は、タイルに限らない。樹脂マット
の上面に複数枚接合される板状の床仕上材である限り、
この発明で言う踏板に含まれる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ボルト20と小支柱の作用によりタイルの
上下位置を調整することができるので、凹凸のある床下
地面や傾斜した床下地面上に載置する場合でも、その影
響がタイル表面に表われないようにすることができ、タ
イル表面を平坦に仕上げることができる。
明によれば、ボルト20と小支柱の作用によりタイルの
上下位置を調整することができるので、凹凸のある床下
地面や傾斜した床下地面上に載置する場合でも、その影
響がタイル表面に表われないようにすることができ、タ
イル表面を平坦に仕上げることができる。
【図1】この発明の一実施例の複合床材の要部拡大断面
図である。
図である。
【図2】同実施例の複合床材を構成する樹脂マットの一
部平面図である。
部平面図である。
【図3】同実施例の複合床材に形成された小支柱の拡大
図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図4】従来の複合床材の平面図である。
【図5】従来の複合床材を構成する樹脂マットの平面図
である。
である。
【図6】従来の複合床材の要部構成を示す分解斜視図で
ある。
ある。
10 複合床材 11 樹脂マット 12 基板部 15 小支柱(支柱) 20 ボルト 30 タイル(踏板) 32 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 基板部を有する樹脂マットと、この樹脂
マットの基板部の上面に接合された踏板とからなる複合
床材において、前記基板部の上面に、上端に弾性部を有
した支柱を多数立設し、これら多数の支柱の上に前記踏
板を載置すると共に、前記基板部の下面側から支柱にボ
ルトを通し、該ボルトの先端を、前記踏板の下面に埋設
したナットに螺合することにより、前記踏板と基板部と
を前記支柱を介して接合したことを特徴とする複合床
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27349594A JPH08135151A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 複合床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27349594A JPH08135151A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 複合床材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135151A true JPH08135151A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17528704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27349594A Pending JPH08135151A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 複合床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08135151A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100384634B1 (ko) * | 1998-12-22 | 2003-08-19 | 주식회사 포스코 | 소결기의상부광적출방법 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP27349594A patent/JPH08135151A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100384634B1 (ko) * | 1998-12-22 | 2003-08-19 | 주식회사 포스코 | 소결기의상부광적출방법 |
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