JP3105142B2 - ユニット床材 - Google Patents

ユニット床材

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JP3105142B2
JP3105142B2 JP06292904A JP29290494A JP3105142B2 JP 3105142 B2 JP3105142 B2 JP 3105142B2 JP 06292904 A JP06292904 A JP 06292904A JP 29290494 A JP29290494 A JP 29290494A JP 3105142 B2 JP3105142 B2 JP 3105142B2
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英和 海内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床板の表面に方形タイ
ルを取着して敷設するユニット床材に関する。
【0002】
【従来の技術】本体にタイル嵌合用凹所が設けられ、凹
所を形成する壁部の内面もしくは内隅角部に、柔軟性を
有するタイル固定用の突出部を設けることは、例えば、
実開平3-68254号公報に示されているように、公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなユニット床材では、陶磁器タイル等を表面に接着す
ることは出来ず、異種の素材からなるタイルを混ぜて取
着することは出来ないという問題点を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消し、異
種の素材からなるタイルを混ぜて取着することが出来る
ユニット床材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット床材
は、床板の基板部表面に方形タイルが取着されるユニッ
ト床材に於いて、床板の基板部表面にタイル嵌合用凹陥
部が凹設され、凹陥部の側面には相対向する係止爪が突
設されており、タイルの四角下面が当接される基板部表
には接着剤注入部が開口され、該注入部に基板部裏面
から注入された接着剤によって、タイルが床板の基板
部表面に固着可能となされていることを特徴とする。
【0006】本発明に用いられる床板の材質は、特に限
定されないが、成形が容易で、軽量なものが好ましく、
例えば、ポリ塩化ビニル、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性合成樹脂が好適に使用される。
【0007】床板の形状は、特に限定されないが、原料
の使用量を節減し、軽量化する為に、基板部が格子状と
されるのが好ましく、基板部の面には、水捌けをよく
するよう、円筒状等の支持脚を間隔を置いて垂設するの
が好ましい。
【0008】床板の大きさは、特に限定されないが、運
搬や敷設工事の際の取扱易さの点から、上面に1辺 100
mm程度の正方形状のタイルが2×2乃至5×5枚載置出
来る程度の大きさとするのが好ましい。
【0009】床板は、通常複数個が連設して使用される
が、その連結手段は特に限定されず、例えば、相隣る2
側壁から連結環を水平方向に突設し、残余の2側壁に形
成された連結脚を連結環に嵌合しても、相隣る2側壁か
ら平面視略T字状の連結片を突設し、残余の2側壁に刻
設された凹陥部に連結片の根元部を嵌合しても、何れで
もよい。
【0010】床板に凹設されるタイル嵌合用凹陥部の形
状は、特に限定されず、円筒状、角筒状、略十字状等の
何れでもよい。凹陥部の底面の形状は、特に限定されな
いが、原料の使用量を節減し、軽量化すると共に、水抜
きが出来るよう、格子状とされるのが好ましい。
【0011】凹陥部の側面に相対向して突設される係止
爪の形状は、特に限定されないが、挿嵌が容易で、容易
に脱落しないよう、例えば、略三角形状とし、タイルの
面に突設された嵌合突起の周壁に刻設された凹溝に係
合されるようにするのが好ましい。
【0012】床板の基板部表面に開口される接着剤注入
部の形状は、特に限定されず、円孔状でも、角孔状で
も、何れでもよい。接着剤注入部内には、注入された弾
性接着剤と床材との結合力を増す為に、開口周縁部から
稍下方に有孔仕切板を設けるのが好ましい。仕切板の形
状は、十字状、Y字状、I字状、O字状等の何れでもよ
い。
【0013】接着剤注入部が4個もしくは2個近接して
配設されている部分に於いては、1回の動作で弾性接着
剤を複数の接着剤注入部に纏めて注入出来るよう、基板
部裏面において近接された接着剤注入部を囲繞して周壁
が垂設されていてもよい。
【0014】
【作用】本発明は、床板の基板部表面にタイル嵌合用凹
陥部が凹設され、凹陥部の側面には相対向する係止爪が
突設されており、タイルの四角下面が当接される前記凹
陥部の四角外方には接着剤注入部が開口され、該注入部
基板部裏面側から注入された接着剤によって、タイル
が床板の基板部表面に固着可能となされているので、木
タイル、ゴムタイル等は床板に嵌着し、陶磁器タイル等
は床板表面に接着して、床板に異種の素材からなるタイ
ルを混ぜて取着することが出来る。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明のユニット床材の第1実施例を示す分
解斜視図、図2は図1に示される本発明ユニット床材の
第1実施例に使用される床板の拡大斜視図、図2は本発
明ユニット床材の第2実施例に使用される床板の拡大斜
視図である。
【0016】図1及び2に示される本発明ユニット床材
の第1実施例に於いて、1は熱可塑性合成樹脂からなる
平面視略正方形状の床板であって、その基板部2の表面
には、正方形状のタイル嵌合用凹陥部21が3段3列に凹
設されている。
【0017】各凹陥部21の側面には、略三角形状の相対
向する4対の係止爪22が突設されており、凹陥部21の底
面は正方形状の枠の四隅から対角線方向に支杆が延設さ
れた形状となされている。
【0018】凹陥部21の四角外方には角孔状接着剤注入
部3が開口されており、接着剤注入部3内の開口周縁
から稍下方には、注入された弾性接着剤と床板1との結
合力を増すことが出来るよう、略十字状の有孔仕切板31
が設けられている。
【0019】基板部2の裏面には、敷設後の水捌けをよ
くするよう、9個の凹陥部21の四角及びその中点に各8
本、その1回り外側に各8本、総計 144本の円筒状支持
脚4が垂設されている。
【0020】床板1の相隣る2側壁の下端からは、略角
筒状の連結環5が外方に水平に突設されており、連結環
5の左右内壁上端には、断面横台形状の係止突条51が突
設されている。
【0021】床材1の残余の2側壁には、連結脚6が形
成されており、連結脚6の下端には、外面及び左右両側
に断面略三角形状の係止突条61が突設されており、連結
脚6を連結環5に嵌合することによって、床板1を四方
に連設出来るようなされている。
【0022】床板1に、裏面に嵌合突起71、81が突設さ
れた木タイル7やゴムタイル8を取着する際には、嵌合
突起71、81を床板1の凹陥部21に挿嵌し、嵌合突起71、
81の周壁に刻設された図示しない凹溝に、係止爪22を係
合すればよい。
【0023】床板1に裏面に嵌合突起を有しない陶磁器
タイル9を固着する際には、陶磁器タイル9を裏返しに
して並設し、その上から床板1を裏返しにして載置し、
接着剤注入部3に基板部裏面側から弾性接着剤を注入
し、陶磁器タイル9と仕切板31との間で固化せしめるこ
とによって、陶磁器タイル9と床板1とを固着すればよ
い。
【0024】図3に示される本発明ユニット床材の第2
実施例に使用される床板1に於いては、木タイル7の裏
面に嵌合突起71を形成する際に、切削面積が少なくて済
むよう、タイル嵌合用凹陥部21が略十字状となされてお
り、4対の係止爪22は略十字形の端縁に当たる側面に突
設されている。
【0025】凹陥部21の底面は、入隅部から対角線方向
に支杆が延設された形状となされており、略十字状の有
孔仕切板31が設けられた角孔状接着剤注入部3は、凹陥
部21の入隅部内方に開口されている。
【0026】従って、当然のことながら、第2実施例の
床板1に取着される木タイル7やゴムタイル8の裏面の
嵌合突起は略十字状となされる必要があるが、それ以外
の点は、第1実施例と同様であるので、図示、説明を省
略する。
【0027】
【発明の効果】本発明は、叙上の通り構成されているの
で、床板に異種の素材からなるタイルを混ぜて取着出
来、異種素材の併用によってデザイン構成を多様化出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット床材の第1実施例を示す分解
斜視図。
【図2】図1に示される本発明ユニット床材の第1実施
例に使用される床板の拡大斜視図。
【図3】本発明ユニット床材の第2実施例に使用される
床板の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 床板 2 基板部 3 接着剤注入部 7 木タイル 8 ゴムタイル 9 陶磁器タイル 21 タイル嵌合用凹陥部 22 係止爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板の基板部表面に方形タイルが取着さ
    れるユニット床材に於いて、床板の基板部表面にタイル
    嵌合用凹陥部が凹設され、凹陥部の側面には相対向する
    係止爪が突設されており、タイルの四角下面が当接され
    基板部表面には接着剤注入部が開口され、該注入部に
    基板部裏面側から注入された接着剤によって、タイルが
    床板の基板部表面に固着可能となされていることを特徴
    とするユニット床材。
JP06292904A 1994-11-28 1994-11-28 ユニット床材 Expired - Fee Related JP3105142B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102409825A (zh) * 2010-09-26 2012-04-11 佛山市嘉邦园艺用品有限公司 树脂垫以及使用该树脂垫的砖垫

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102409825A (zh) * 2010-09-26 2012-04-11 佛山市嘉邦园艺用品有限公司 树脂垫以及使用该树脂垫的砖垫
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