JPH08218603A - 二重床 - Google Patents
二重床Info
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- JPH08218603A JPH08218603A JP2704995A JP2704995A JPH08218603A JP H08218603 A JPH08218603 A JP H08218603A JP 2704995 A JP2704995 A JP 2704995A JP 2704995 A JP2704995 A JP 2704995A JP H08218603 A JPH08218603 A JP H08218603A
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- Japan
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- main body
- shaped sheet
- floor slab
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本体パネルの嵩を低くする。運送コストや梱包
等に無駄が生じるのを極力避ける。 【構成】縦横に格子状に交差させた複数の帯状シート体
１の各交差部１ａを互いに直角に連結して床スラブ２上
に敷設する。基板３の上面より複数の支持脚４が突設さ
れた支持脚ブロック５を上記交差部１ａ上に載設する。
交差部１ａの中央部より上方に突設された位置決め突起
６を基板３の中央部に穿設された位置決め孔７に挿合す
る。隣合う支持脚ブロック５の支持脚４の上部に薄板材
にて形成される本体パネル８の隅部をそれぞれ載設して
床スラブ２より浮いた状態で本体パネル８を設置する。
下端が床スラブ２上に設置されるセンターブラケット９
を本体パネル８の中央部下面に着脱自在に取着する。
等に無駄が生じるのを極力避ける。 【構成】縦横に格子状に交差させた複数の帯状シート体
１の各交差部１ａを互いに直角に連結して床スラブ２上
に敷設する。基板３の上面より複数の支持脚４が突設さ
れた支持脚ブロック５を上記交差部１ａ上に載設する。
交差部１ａの中央部より上方に突設された位置決め突起
６を基板３の中央部に穿設された位置決め孔７に挿合す
る。隣合う支持脚ブロック５の支持脚４の上部に薄板材
にて形成される本体パネル８の隅部をそれぞれ載設して
床スラブ２より浮いた状態で本体パネル８を設置する。
下端が床スラブ２上に設置されるセンターブラケット９
を本体パネル８の中央部下面に着脱自在に取着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、支持脚を介して床スラ
ブ上に多数のパネル体を設置して構成される二重床に関
するものである。
ブ上に多数のパネル体を設置して構成される二重床に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、床スラブと離間させて床パネルを
設置する二重床として、例えば、特開平４−３０６３５
４号公報に知れるようなものが提供されている。このも
のは図１０に示されるように本体パネル８の四隅及び中
央部より下方に向けて支持脚４が一体に突設されてお
り、隣合うように配置された各本体パネル８の各支持脚
４を床スラブ上に載置するようにして設置することで本
体パネル８と床スラブとの間に空間が形成されるように
床パネルが設置されるというものである。
設置する二重床として、例えば、特開平４−３０６３５
４号公報に知れるようなものが提供されている。このも
のは図１０に示されるように本体パネル８の四隅及び中
央部より下方に向けて支持脚４が一体に突設されてお
り、隣合うように配置された各本体パネル８の各支持脚
４を床スラブ上に載置するようにして設置することで本
体パネル８と床スラブとの間に空間が形成されるように
床パネルが設置されるというものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本体パネル
８を施工するにあたっては、本体パネル８を施工現場ま
で搬送する必要があるが、上述のような従来例にあって
は、本体パネル８より多数の支持脚４が一体に突設され
ており、一体に突設された支持脚４によって本体パネル
８の嵩が高いものとなってしまい、二重床を構成するに
あたって搬送コストや梱包等に無駄が生じやすいという
問題があった。
８を施工するにあたっては、本体パネル８を施工現場ま
で搬送する必要があるが、上述のような従来例にあって
は、本体パネル８より多数の支持脚４が一体に突設され
ており、一体に突設された支持脚４によって本体パネル
８の嵩が高いものとなってしまい、二重床を構成するに
あたって搬送コストや梱包等に無駄が生じやすいという
問題があった。
【０００４】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、本体パネルの嵩を低くして運送コストや梱包
等に無駄が生じるのを極力避けることができる二重床を
提供しようとするものである。
のであり、本体パネルの嵩を低くして運送コストや梱包
等に無駄が生じるのを極力避けることができる二重床を
提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、縦横に格子状に交差させた複
数の帯状シート体１の各交差部１ａを互いに直角に連結
して床スラブ２上に敷設し、基板３の上面より複数の支
持脚４が突設された支持脚ブロック５を上記交差部１ａ
上に載設し、交差部１ａの中央部より上方に突設された
位置決め突起６を基板３の中央部に穿設された位置決め
孔７に挿合し、隣合う支持脚ブロック５の支持脚４の上
部に薄板材にて形成される本体パネル８の隅部をそれぞ
れ載設して床スラブ２より浮いた状態で本体パネル８を
設置し、下端が床スラブ２上に設置されるセンターブラ
ケット９を本体パネル８の中央部下面に着脱自在に取着
したことを特徴とするものである。
に、請求項１の発明では、縦横に格子状に交差させた複
数の帯状シート体１の各交差部１ａを互いに直角に連結
して床スラブ２上に敷設し、基板３の上面より複数の支
持脚４が突設された支持脚ブロック５を上記交差部１ａ
上に載設し、交差部１ａの中央部より上方に突設された
位置決め突起６を基板３の中央部に穿設された位置決め
孔７に挿合し、隣合う支持脚ブロック５の支持脚４の上
部に薄板材にて形成される本体パネル８の隅部をそれぞ
れ載設して床スラブ２より浮いた状態で本体パネル８を
設置し、下端が床スラブ２上に設置されるセンターブラ
ケット９を本体パネル８の中央部下面に着脱自在に取着
したことを特徴とするものである。
【０００６】請求項２の発明では、請求項１において支
持脚ブロック５を構成する隣合う支持脚４間に配線空間
１０を形成し、配線空間１０に収納配置される配線１１
と略平行となるように各支持脚４の側壁に折り曲げ部１
２を形成したことを特徴とするものである。請求項３の
発明では、請求項１において基板３を上方に向けて部分
的に突出させて断面凸状の帯状シート体収納リブ１３を
形成したことを特徴とするものである。
持脚ブロック５を構成する隣合う支持脚４間に配線空間
１０を形成し、配線空間１０に収納配置される配線１１
と略平行となるように各支持脚４の側壁に折り曲げ部１
２を形成したことを特徴とするものである。請求項３の
発明では、請求項１において基板３を上方に向けて部分
的に突出させて断面凸状の帯状シート体収納リブ１３を
形成したことを特徴とするものである。
【０００７】請求項４の発明では、請求項３において帯
状シート体収納リブ１３の長手方向に沿って確認窓１４
を形成したことを特徴とするものである。
状シート体収納リブ１３の長手方向に沿って確認窓１４
を形成したことを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】請求項１の発明によれば、支持脚４とセンター
ブラケット９を本体パネル８に対して別体のものとする
ことによって本体パネル８を薄板状に形成することがで
き、本体パネル８の嵩を低くすることができる。請求項
２の発明によれば、隣合う支持脚４間の配線空間１０内
に設置される配線１１は支持脚４の側壁の折り曲げ部１
２に当たることで配線１１に傷が付いたり、配線１１が
切れたりするようなことを防止できる。
ブラケット９を本体パネル８に対して別体のものとする
ことによって本体パネル８を薄板状に形成することがで
き、本体パネル８の嵩を低くすることができる。請求項
２の発明によれば、隣合う支持脚４間の配線空間１０内
に設置される配線１１は支持脚４の側壁の折り曲げ部１
２に当たることで配線１１に傷が付いたり、配線１１が
切れたりするようなことを防止できる。
【０００９】請求項３の発明によれば、基板３を上方に
向けて部分的に突出された帯状シート体収納リブ１３内
に帯状シート体１を収納することで帯状シート体１にて
位置決めを行いながら正確な位置に支持脚ブロック５を
設置することができる。また、帯状シート体収納リブ１
３によって基板３の曲げに対する強度を向上させること
ができる。
向けて部分的に突出された帯状シート体収納リブ１３内
に帯状シート体１を収納することで帯状シート体１にて
位置決めを行いながら正確な位置に支持脚ブロック５を
設置することができる。また、帯状シート体収納リブ１
３によって基板３の曲げに対する強度を向上させること
ができる。
【００１０】請求項４の発明によれば、帯状シート体収
納リブ１３内に帯状シート体１が配置されているかどう
かを支持脚ブロック５を設置した状態で確認窓１４から
容易に確認することができる。
納リブ１３内に帯状シート体１が配置されているかどう
かを支持脚ブロック５を設置した状態で確認窓１４から
容易に確認することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。本発明における二重床は、図１に示されるよ
うに床パネル１５と支持脚ブロック５とが分離した支持
脚分離方式を採用しており、床パネル１５は本体パネル
８と、本体パネル８の周辺部に設置される端部パネル１
６とで構成され、隣合う本体パネル８間の溝部を端部パ
ネル１６で覆う溝配線方式を採用している。
詳述する。本発明における二重床は、図１に示されるよ
うに床パネル１５と支持脚ブロック５とが分離した支持
脚分離方式を採用しており、床パネル１５は本体パネル
８と、本体パネル８の周辺部に設置される端部パネル１
６とで構成され、隣合う本体パネル８間の溝部を端部パ
ネル１６で覆う溝配線方式を採用している。
【００１２】支持脚ブロック５は、図３に示されるよう
に縦横に格子状に交差させたシート体ブロック１７の各
交差部１ａに配置される。シート体ブロック１７は、例
えば合成樹脂のような可撓性材料から成る複数の帯状シ
ート体１により構成されており、各帯状シート体１を縦
横に格子状に交差させて形成されている。図２に示され
るように一方の帯状シート体１には位置決め突起６が突
設されており、他方の帯状シート体１には上記位置決め
突起６が嵌合される嵌合孔１８が穿設されている。
に縦横に格子状に交差させたシート体ブロック１７の各
交差部１ａに配置される。シート体ブロック１７は、例
えば合成樹脂のような可撓性材料から成る複数の帯状シ
ート体１により構成されており、各帯状シート体１を縦
横に格子状に交差させて形成されている。図２に示され
るように一方の帯状シート体１には位置決め突起６が突
設されており、他方の帯状シート体１には上記位置決め
突起６が嵌合される嵌合孔１８が穿設されている。
【００１３】床パネル１５は、長方形状の薄板材にて形
成される本体パネル８と、本体パネル８の周辺部に配置
される端部パネル１６とで主体が構成されている。薄板
材にて形成される端部パネル１６は本体パネル８の長辺
に沿って配置される帯板状の第１端部パネル１６ａと、
本体パネル８の短辺に沿って配置される帯板状の第２端
部パネル１６ｂと、第１端部パネル１６ａと第２端部パ
ネル１６ｂとの間の角部に配置される方形状の第３端部
パネル１６ｃとで主体が構成されている。上記床パネル
１５を構成する本体パネル８と端部パネル１６の材質
は、木製、硬質プラスチック製、アルミニウム板等が任
意に用いられる。床パネル１５を構成する本体パネル８
と各端部パネル１６の四隅には切り欠き部１９が設けら
れており、この切り欠き部１９は後述する支持脚ブロッ
ク５の支持脚４の上部より突設された支持突起２０に係
合されるようになっている。本体パネル８は図８に示さ
れるように薄板材にて構成されており、中央部には切り
起こしによって係合突片２１が下面側に向けて突設され
ている。この係合突片２１に上部周縁に設けられた係止
片２２を係合させるようにして図９に示されるようなセ
ンターブラケット９が本体パネル８の中央部に着脱自在
に取り付けられるようになっている。このセンターブラ
ケット９の下端は本体パネル８を設置した状態で床スラ
ブ２の上面に当接されるようになっており、このように
センターブラケット９を取り付けることで本体パネル８
の支持強度を向上させることができるようになってい
る。本体パネル８へのセンターブラケット９の取り付け
は、センターブラケット９の上部の係止片２２を本体パ
ネル８の下面に当接し、この状態で係止片２２が係合突
片２１に係合されるようにセンターブラケット９を回転
させることによってワンタッチで簡単に取り付けられる
ようになっている。
成される本体パネル８と、本体パネル８の周辺部に配置
される端部パネル１６とで主体が構成されている。薄板
材にて形成される端部パネル１６は本体パネル８の長辺
に沿って配置される帯板状の第１端部パネル１６ａと、
本体パネル８の短辺に沿って配置される帯板状の第２端
部パネル１６ｂと、第１端部パネル１６ａと第２端部パ
ネル１６ｂとの間の角部に配置される方形状の第３端部
パネル１６ｃとで主体が構成されている。上記床パネル
１５を構成する本体パネル８と端部パネル１６の材質
は、木製、硬質プラスチック製、アルミニウム板等が任
意に用いられる。床パネル１５を構成する本体パネル８
と各端部パネル１６の四隅には切り欠き部１９が設けら
れており、この切り欠き部１９は後述する支持脚ブロッ
ク５の支持脚４の上部より突設された支持突起２０に係
合されるようになっている。本体パネル８は図８に示さ
れるように薄板材にて構成されており、中央部には切り
起こしによって係合突片２１が下面側に向けて突設され
ている。この係合突片２１に上部周縁に設けられた係止
片２２を係合させるようにして図９に示されるようなセ
ンターブラケット９が本体パネル８の中央部に着脱自在
に取り付けられるようになっている。このセンターブラ
ケット９の下端は本体パネル８を設置した状態で床スラ
ブ２の上面に当接されるようになっており、このように
センターブラケット９を取り付けることで本体パネル８
の支持強度を向上させることができるようになってい
る。本体パネル８へのセンターブラケット９の取り付け
は、センターブラケット９の上部の係止片２２を本体パ
ネル８の下面に当接し、この状態で係止片２２が係合突
片２１に係合されるようにセンターブラケット９を回転
させることによってワンタッチで簡単に取り付けられる
ようになっている。
【００１４】支持脚ブロック５は、図６に示されるよう
に薄板状の基板３の上面より上方に向けて支持脚４を突
設して主体が構成されており、この支持脚４に床パネル
１５の端部が載置されるようになっている。方形状の基
板３には基板３の四隅をそれぞれ仕切るように十字状の
帯状シート体収納リブ１３が形成されている。この帯状
シート体収納リブ１３は基板３を上方に向けて一体に突
出させることによって形成されており、帯状シート体収
納リブ１３の下方には帯状シート体１が収納配置される
収納部２３が形成されている。この帯状シート体収納リ
ブ１３の存在によって基板３の曲げに対する強度が向上
させられるようになっている。帯状シート体収納リブ１
３には帯状シート体収納リブ１３の長手方向に沿って確
認窓１４が設けられており、この確認窓１４によって収
納部２３内に帯状シート体１が確実に収納配置されてい
るかどうかを簡単に確認することができるようになって
いる。図７には確認窓１４の他の実施例が示されてお
り、このものにあっては確認窓１４が長孔状に形成され
ている。基板３の中央部には位置決め孔７が設けられて
おり、この位置決め孔７に帯状シート体１より突設され
た位置決め突起６を係合させることによって支持脚ブロ
ック５が位置決めされた状態で帯状シート体１の交差部
１ａに設置されるようになっている。
に薄板状の基板３の上面より上方に向けて支持脚４を突
設して主体が構成されており、この支持脚４に床パネル
１５の端部が載置されるようになっている。方形状の基
板３には基板３の四隅をそれぞれ仕切るように十字状の
帯状シート体収納リブ１３が形成されている。この帯状
シート体収納リブ１３は基板３を上方に向けて一体に突
出させることによって形成されており、帯状シート体収
納リブ１３の下方には帯状シート体１が収納配置される
収納部２３が形成されている。この帯状シート体収納リ
ブ１３の存在によって基板３の曲げに対する強度が向上
させられるようになっている。帯状シート体収納リブ１
３には帯状シート体収納リブ１３の長手方向に沿って確
認窓１４が設けられており、この確認窓１４によって収
納部２３内に帯状シート体１が確実に収納配置されてい
るかどうかを簡単に確認することができるようになって
いる。図７には確認窓１４の他の実施例が示されてお
り、このものにあっては確認窓１４が長孔状に形成され
ている。基板３の中央部には位置決め孔７が設けられて
おり、この位置決め孔７に帯状シート体１より突設され
た位置決め突起６を係合させることによって支持脚ブロ
ック５が位置決めされた状態で帯状シート体１の交差部
１ａに設置されるようになっている。
【００１５】支持脚４は上横片４ａの両端より下方に向
けて縦片４ｂを突設し、両縦片４ｂの下部より側方に向
けて連結横片４ｃを突設して構成されており、連結横片
４ｃを基板３の上面に固着することによって基板３の四
隅より上方に突設されている。各支持脚４の間には電
力、情報、電話、給電線等の配線１１が挿通配置される
配線空間１０が形成されている。支持脚４の側壁を構成
する縦片４ｂからは側方に向けて折り曲げ部１２が一体
に突設されており、この折り曲げ部１２は配線空間１０
に収納配置される配線１１と略平行となるように縦片４
ｂより側方に向けて一体に突設されている。このように
側壁より一体に突設される折り曲げ部１２が配線空間１
０に収納配置される配線１１と平行となるように縦片４
ｂより側方に向けて突設するようにしてあると、側壁の
端縁のエッジが配線空間１０に向けて露出せず、配線空
間１０内に収納配置された配線１１が傷ついたり、配線
１１が切断されたりするようなことがないようになって
いる。
けて縦片４ｂを突設し、両縦片４ｂの下部より側方に向
けて連結横片４ｃを突設して構成されており、連結横片
４ｃを基板３の上面に固着することによって基板３の四
隅より上方に突設されている。各支持脚４の間には電
力、情報、電話、給電線等の配線１１が挿通配置される
配線空間１０が形成されている。支持脚４の側壁を構成
する縦片４ｂからは側方に向けて折り曲げ部１２が一体
に突設されており、この折り曲げ部１２は配線空間１０
に収納配置される配線１１と略平行となるように縦片４
ｂより側方に向けて一体に突設されている。このように
側壁より一体に突設される折り曲げ部１２が配線空間１
０に収納配置される配線１１と平行となるように縦片４
ｂより側方に向けて突設するようにしてあると、側壁の
端縁のエッジが配線空間１０に向けて露出せず、配線空
間１０内に収納配置された配線１１が傷ついたり、配線
１１が切断されたりするようなことがないようになって
いる。
【００１６】しかして、床パネル１５を設置するにあた
っては、図２に示されるように各帯状シート体１を縦横
に交差させるようにして床スラブ２上に敷設し、図３に
示されるように帯状シート体１の交差部１ａより突設さ
れた位置決め突起６に支持脚ブロック５の基板３に設け
られた位置決め孔７を係合させるようにして帯状シート
体１の交差部１ａに支持脚ブロック５を設置し、図４に
示されるように四隅を隣合う支持脚ブロック５の支持脚
４上に載置するようにして本体パネル８を設置する。次
いで、隣合う本体パネル８間に位置するように端部パネ
ル１６としての第１端部パネル１６ａ、第２端部パネル
１６ｂ、第３端部パネル１６ｃをそれぞれ設置すること
によって床スラブ２上に浮いた状態で床パネル１５が設
置されるものである。
っては、図２に示されるように各帯状シート体１を縦横
に交差させるようにして床スラブ２上に敷設し、図３に
示されるように帯状シート体１の交差部１ａより突設さ
れた位置決め突起６に支持脚ブロック５の基板３に設け
られた位置決め孔７を係合させるようにして帯状シート
体１の交差部１ａに支持脚ブロック５を設置し、図４に
示されるように四隅を隣合う支持脚ブロック５の支持脚
４上に載置するようにして本体パネル８を設置する。次
いで、隣合う本体パネル８間に位置するように端部パネ
ル１６としての第１端部パネル１６ａ、第２端部パネル
１６ｂ、第３端部パネル１６ｃをそれぞれ設置すること
によって床スラブ２上に浮いた状態で床パネル１５が設
置されるものである。
【００１７】そして、支持脚４とセンターブラケット９
を本体パネル８に対して別体のものとすることによって
本体パネル８を薄板状に形成することができるものであ
り、本体パネル８の嵩を低くすることができて運送コス
トや梱包等に無駄が生じるのを極力避けることができる
ものである。また、施工時においてもビス等の固着具を
用いることなく簡単に各部材の組み立て作業を行うこと
ができるものである。
を本体パネル８に対して別体のものとすることによって
本体パネル８を薄板状に形成することができるものであ
り、本体パネル８の嵩を低くすることができて運送コス
トや梱包等に無駄が生じるのを極力避けることができる
ものである。また、施工時においてもビス等の固着具を
用いることなく簡単に各部材の組み立て作業を行うこと
ができるものである。
【００１８】
【発明の効果】請求項１の発明は、縦横に格子状に交差
させた複数の帯状シート体の各交差部を互いに直角に連
結して床スラブ上に敷設し、基板の上面より複数の支持
脚が突設された支持脚ブロックを上記交差部上に載設
し、交差部の中央部より上方に突設された位置決め突起
を基板の中央部に穿設された位置決め孔に挿合し、隣合
う支持脚ブロックの支持脚の上部に薄板材にて形成され
る本体パネルの隅部をそれぞれ載設して床スラブより浮
いた状態で本体パネルを設置し、下端が床スラブ上に設
置されるセンターブラケットを本体パネルの中央部下面
に着脱自在に取着してあるので、支持脚とセンターブラ
ケットを本体パネルに対して別体のものとすることによ
って本体パネルを薄板状に形成することができるもので
あり、本体パネルの嵩を低くすることができるものであ
る。
させた複数の帯状シート体の各交差部を互いに直角に連
結して床スラブ上に敷設し、基板の上面より複数の支持
脚が突設された支持脚ブロックを上記交差部上に載設
し、交差部の中央部より上方に突設された位置決め突起
を基板の中央部に穿設された位置決め孔に挿合し、隣合
う支持脚ブロックの支持脚の上部に薄板材にて形成され
る本体パネルの隅部をそれぞれ載設して床スラブより浮
いた状態で本体パネルを設置し、下端が床スラブ上に設
置されるセンターブラケットを本体パネルの中央部下面
に着脱自在に取着してあるので、支持脚とセンターブラ
ケットを本体パネルに対して別体のものとすることによ
って本体パネルを薄板状に形成することができるもので
あり、本体パネルの嵩を低くすることができるものであ
る。
【００１９】請求項２の発明は、請求項１において支持
脚ブロックを構成する隣合う支持脚間に配線空間を形成
し、配線空間に収納配置される配線と略平行となるよう
に各支持脚の側壁に折り曲げ部を形成してあるので、請
求項１の効果に加えて隣合う支持脚間の配線空間内に設
置される配線は支持脚の側壁の折り曲げ部に当たること
で配線に傷が付いたり、配線が切れたりするようなこと
を防止できるものである。
脚ブロックを構成する隣合う支持脚間に配線空間を形成
し、配線空間に収納配置される配線と略平行となるよう
に各支持脚の側壁に折り曲げ部を形成してあるので、請
求項１の効果に加えて隣合う支持脚間の配線空間内に設
置される配線は支持脚の側壁の折り曲げ部に当たること
で配線に傷が付いたり、配線が切れたりするようなこと
を防止できるものである。
【００２０】請求項３の発明は、請求項１において基板
を上方に向けて部分的に突出させて断面凸状の帯状シー
ト体収納リブを形成してあるので、請求項１の効果に加
えて基板を上方に向けて部分的に突出された帯状シート
体収納リブ内に帯状シート体を収納することで帯状シー
ト体にて位置決めを行いながら正確な位置に支持脚ブロ
ックを設置することができるものである。また、帯状シ
ート体収納リブによって基板の曲げに対する強度を向上
させることができるものである。
を上方に向けて部分的に突出させて断面凸状の帯状シー
ト体収納リブを形成してあるので、請求項１の効果に加
えて基板を上方に向けて部分的に突出された帯状シート
体収納リブ内に帯状シート体を収納することで帯状シー
ト体にて位置決めを行いながら正確な位置に支持脚ブロ
ックを設置することができるものである。また、帯状シ
ート体収納リブによって基板の曲げに対する強度を向上
させることができるものである。
【００２１】請求項４の発明は、請求項３において帯状
シート体収納リブの長手方向に沿って確認窓を形成して
あるので、請求項３の効果に加えて帯状シート体収納リ
ブ内に帯状シート体が配置されているかどうかを支持脚
ブロックを設置した状態で確認窓から容易に確認するこ
とができるものである。
シート体収納リブの長手方向に沿って確認窓を形成して
あるので、請求項３の効果に加えて帯状シート体収納リ
ブ内に帯状シート体が配置されているかどうかを支持脚
ブロックを設置した状態で確認窓から容易に確認するこ
とができるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】（ａ）は帯状シート体の設置状態を示す斜視
図、（ｂ）は部分拡大斜視図である。
図、（ｂ）は部分拡大斜視図である。
【図３】支持脚ブロックの設置状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】本体パネルの設置状態と端部パネルを示す斜視
図である。
図である。
【図５】端部パネルの設置状態を示す斜視図である。
【図６】支持脚ブロックの一実施例を示すものであり、
（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
【図７】支持脚ブロックの他の実施例を示すものであ
り、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
り、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
【図８】本体パネルを示すものであり、（ａ）は平面
図、（ｂ）は一部破断した側面図である。
図、（ｂ）は一部破断した側面図である。
【図９】センターブラケットを示すものであり、（ａ）
は平面図、（ｂ）は断面図である。
は平面図、（ｂ）は断面図である。
【図１０】従来例を示すものであり、（ａ）は設置状態
を示す平面図、（ｂ）は裏返した状態の本体パネルの斜
視図である。
を示す平面図、（ｂ）は裏返した状態の本体パネルの斜
視図である。
１ 帯状シート体 １ａ 交差部 ２ 床スラブ ３ 基板 ４ 支持脚 ５ 支持脚ブロック ６ 位置決め突起 ７ 位置決め孔 ８ 本体パネル ９ センターブラケット １０ 配線空間 １１ 配線 １２ 折り曲げ部 １３ 帯状シート体収納リブ １４ 確認窓
Claims (4)
- 【請求項１】 縦横に格子状に交差させた複数の帯状シ
ート体の各交差部を互いに直角に連結して床スラブ上に
敷設し、基板の上面より複数の支持脚が突設された支持
脚ブロックを上記交差部上に載設し、交差部の中央部よ
り上方に突設された位置決め突起を基板の中央部に穿設
された位置決め孔に挿合し、隣合う支持脚ブロックの支
持脚の上部に薄板材にて形成される本体パネルの隅部を
それぞれ載設して床スラブより浮いた状態で本体パネル
を設置し、下端が床スラブ上に設置されるセンターブラ
ケットを本体パネルの中央部下面に着脱自在に取着して
成ることを特徴とする二重床。 - 【請求項２】 支持脚ブロックを構成する隣合う支持脚
間に配線空間を形成し、配線空間に収納配置される配線
と略平行となるように各支持脚の側壁に折り曲げ部を形
成して成ることを特徴とする請求項１記載の二重床。 - 【請求項３】 基板を上方に向けて部分的に突出させて
断面凸状の帯状シート体収納リブを形成して成ることを
特徴とする請求項１記載の二重床。 - 【請求項４】 帯状シート体収納リブの長手方向に沿っ
て確認窓を形成して成ることを特徴とする請求項３記載
の二重床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2704995A JPH08218603A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 二重床 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2704995A JPH08218603A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 二重床 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08218603A true JPH08218603A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12210227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2704995A Pending JPH08218603A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 二重床 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08218603A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004293288A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 床配線システム |
| JP2009191475A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Hitachi Metals Techno Ltd | パネル固定具 |
| JP2009191443A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Hitachi Metals Techno Ltd | パネル固定具 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2704995A patent/JPH08218603A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004293288A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 床配線システム |
| JP2009191443A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Hitachi Metals Techno Ltd | パネル固定具 |
| JP2009191475A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Hitachi Metals Techno Ltd | パネル固定具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |