JP3145903B2 - フロアパネルの接続器の取付け構造 - Google Patents

フロアパネルの接続器の取付け構造

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JP3145903B2
JP3145903B2 JP21914595A JP21914595A JP3145903B2 JP 3145903 B2 JP3145903 B2 JP 3145903B2 JP 21914595 A JP21914595 A JP 21914595A JP 21914595 A JP21914595 A JP 21914595A JP 3145903 B2 JP3145903 B2 JP 3145903B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロアパネルの
接続器の取付け構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フロアパネ
ルにおいて、配線用溝の蓋体と接続器が取付けられる接
続器取付けベースとの間に互換性を持たせることを課題
とし、またフロアパネルを構成する各ブロックのレイア
ウト変更を自由自在に且つ安全に行うことを課題とし、
またフロアパネルの一部を構成する平板ブロックと接続
器が取付けられる接続器取付けベースとの間に互換性を
持たせることを課題とし、さらに床仕上げ材の接続器に
対応する部分を切断する際に床仕上げ材の切断位置決め
を容易に行うことを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、四隅に配置
された平板ブロック7と、中央の十字型部分に配置され
る配線用溝を有するクロスブロック8及びストレートブ
ロック9とで構成されて成るフロアパネルであって、平
板ブロック7、クロスブロック8及びストレートブロッ
ク9は夫々同じ大きさを有しており、表面に接続器13
を取付ける取付孔17が設けられている接続器取付けベ
ース4Aの外形が、上記各ブロック7〜9の外形と同じ
大きさとなっており、上記各ブロック7〜9のいずれか
1ブロックと接続器取付けベース4Aとが入れ替え可能
となっていることを特徴としており、このように構成す
ることで、各ブロック7〜9のいずれか1ブロックと接
続器取付けベース4Aとが自由に入れ替え可能な構造と
なる。
【0004】請求項2記載の発明は、請求項1記載の
ロアパネル1の各ブロック7〜9は薄肉部10を介して
互いに連設されていることを特徴としており、このよう
に構成することで、フロアパネルを構成する各ブロック
7〜9のうち、いずれかのブロックを取外す際には薄肉
部10に沿って簡単に切断でき、接続器取付けベース4
Aとの入れ替えが容易となる。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態とし
て、フロアパネル1の開口部2に装着される蓋体4を、
フロアパネル1の配線用溝3に装着される接続器取付け
ベース4Aで構成し、この接続器取付けベース4Aに設
けた突起5又は該突起5に位置決めされる切断治具6を
用いて床仕上げ材20であるカーペット20aを切断す
る場合を説明する。
【0008】フロアパネル1は、図2に示すように、四
隅に配置される平板ブロック7と、中央の十字型部分に
配置される配線用溝3を有するクロスブロック8及びス
トレートブロック9とで構成され、各ブロック7〜9の
上端縁が薄肉部10を介して互いに連設されている。尚
図2では4枚の平板ブロック7と1枚のクロスブロック
8と4枚のストレートブロック9とでフロアパネル1が
構成されているが、これに限らず、多数のブロック7〜
9が縦横格子状に並設されるものであってもよい。
【0009】上記クロスブロック8及びストレートブロ
ック9の各配線用溝3の上方の開口には、図3に示す溝
カバー11が着脱自在に装着される。溝カバー11は、
クロスブロック8に対応するクロスカバー11Aと、ス
トレートブロック9に対応するストレートカバー11B
とから成り、いずれか1個のストレートカバー11Bと
接続器取付けベース4Aとが入れ替え可能となってい
る。
【0010】接続器取付けベース4Aは、図1に示すよ
うに、外形がストレートカバー11Bの外形と同じ大き
さに形成され、ストレートカバー11Bと接続器取付け
ベース4Aとの間に互換性を持たせてあり、接続器取付
けベース4Aはストレートブロック9に嵌合可能となっ
ている。この接続器取付けベース4Aの材質は例えば樹
脂、板金等から成り、その中央には接続器13が取付け
可能な平面視矩形状の取付孔17が形成されている。接
続器13は、図5に示すように、床用コンセント12
と、この床用コンセント12が取付けられる本体15
と、この本体15の上部開口を開閉する蓋16aとを備
えると共に、ネジ18で接続器取付けベース4Aに取付
け可能とされる。
【0011】接続器取付けベース4Aの取付孔17周辺
は、接続器取付けベース4Aの表面よりも凹んだ凹状に
形成されており、さらにその周辺4隅には図6に示すよ
うに、互いに向かい合うように平面視L字状の突起5が
夫々突設されている。この突起5は、接続器取付けベー
ス4Aの表面よりも突出しており、後述する切断治具6
を使用してカーペット20aを切断する場合には切断治
具6を位置決めするために用いられ、また切断治具6を
使用しない場合にはカーペット20aの裏地に突起5の
形状を転写させてカーペット20aの切断位置を決定す
るために用いられる。
【0012】接続器取付けベース4Aの突起5間に装着
される切断治具6は、外形がカーペット20aを切断す
る大きさと略同じ大きさとなった平面視四角形状の板状
体から成り、切断治具6の表面6aには両面粘着テープ
19(接着手段)が貼り付け可能とされる。この両面粘
着テープ19は、切断治具6の表面6aにフロアパネル
1上に載設されたカーペット20aが押し付けられたと
きに、切断治具6を接続器取付けベース4A側からカー
ペット20a側に転移させる働きをする。尚、接着剤を
切断治具6の表面6aに塗布して接着手段を構成しても
よい。また、切断治具6の裏面に突出した係止爪43は
後述する通線用カバープレート4Bの凹部42に嵌合さ
せるために用いられるものである。
【0013】しかして、カーペット20aを切断する際
には、切断箇所の位置決めが重要であり、施工時には、
先ずカーペット20aを敷設し、その際にカーペット2
0aを位置決めするのが望ましい。先ず、専用の切断治
具6を用いてカーペット20aを切断する場合を説明す
る。予め接続器取付けベース4Aをストレートブロック
9に装着して固定し、次いで図4(a)のように、切断
治具6を接続器取付けベース4Aの突起5により位置決
めして装着し、この状態で図4(b)のように、切断治
具6の表面6aに両面粘着テープ19を貼り付け、フロ
アパネル1上に位置決めしたカーペット20aの裏面を
切断治具6の表面6aに押し付けてカーペット20aの
裏地に切断治具6を粘着させる。その後、図4(c)の
ようにカーペット20aをめくり上げると、切断治具6
は接続器取付けベース4A側からカーペット20aの裏
地側へ転移する。その後、図4(d)(e)のようにカ
ーペット20aを裏返し、切断治具6の外形に沿ってカ
ッター21でカーペット20aを切断することにより、
切断治具6を定規代わりにして、カーペット20aを容
易に切断でき、床用コンセント露出用孔80を形成でき
るようになる。尚、この切断治具6を用いる方法にあっ
ては取付孔17周辺の突起5を省略し、接続器取付けベ
ース4Aの取付孔17の上部開口端に接続器取付けベー
ス4Aを着脱自在に嵌入させて位置決めするようにして
もよい。
【0014】一方、上記切断治具6を用いないでカーペ
ット20aを切断する場合を説明する。図8(a)のよ
うに接続器取付けベース4Aの取付孔17の4隅にカー
ペット20aの切断位置決め用の突起5が突設された接
続器取付けベース4Aをストレートブロック9に取付
け、フロアパネル1上に載設したカーペット20aを各
突起5の上に押し付けて、カーペット20aの裏地に突
起5の形状(跡形5a)を転写させる。その後、図8
(b)のようにカーペット20aを裏返して、カーペッ
ト20aの裏地の転写された跡形5aに定規(図示せ
ず)をあてがい、跡形5aを結ぶ長方形の直線(図の点
線部分で示す)に沿ってカッター21でカーペット20
aを切断することにより、床用コンセント露出用孔80
を容易に形成できる。
【0015】また図7(b)のように接続器取付けベー
ス4Aの取付孔17の4隅に加えて、四隅を結ぶ直線上
に突起5を追加してもよい。この場合、図9(a)
(b)のように突起5の跡形5aが増えてカーペット2
0aをより正確に切断でき、特に図9(c)のように1
つの接続器取付けベース4A上に例えば4枚のカーペッ
ト20aが敷設される場合においては、カーペット20
aの四隅にまたがる直線部に沿ってカーペット20aを
切断し易くなり、複数枚にまたがるカーペット20aの
切断が容易にできる。
【0016】このように、突起5を利用して切断治具6
を用いて切断したり、切断治具6を用いない場合は突起
5それ自体をカーペット切断位置決め用として機能させ
ることができるので、現場状況に応じてカーペット20
aの切断作業を選択できる。しかも、いずれの場合にお
いても、カーペット20aを切断する際に、切断治具6
の位置決めを床用コンセント12の部材を介さずに行え
るので、つまり、切断治具6を接続器13を取付ける接
続器取付けベース4Aを用いて位置決めできるので、ま
た接続器取付けベース4Aの突起5を用いて切断位置決
めができるので、床用コンセント12がなくても、接続
器取付けベース4Aだけあればよく、カーペット20a
の切断の施工作業を容易且つ迅速にできる。また1個の
接続器取付けベース4Aは1個のストレートカバー11
Bと互換性があるので、ストレートブロック9のあらゆ
る箇所でも接続器取付けベース4Aを取付けることがで
き、レイアウト変更が自由自在に行えるうえに、配線は
フロアパネル1の配線用溝3内に納められるので、接続
器取付けベース4Aをストレートブロック9に組込んだ
場合でも、接続器取付けベース4Aで配線を踏みつける
心配はなく、レイアウト変更を安全に行えるという利点
がある。
【0017】本発明の実施の他の形態として、フロアパ
ネル1の開口部2に装着される蓋体4を、フロアパネル
1を構成する各ブロック7〜9のいずれかと入れ替え可
能な接続器取付けベース4Aで構成し、この接続器取付
けベース4Aに設けた突起5又は該突起5に位置決めさ
れる切断治具6を用いてカーペット20aを切断する場
合を説明する。
【0018】図10に示すように、フロアパネル1を構
成する平板ブロック7、クロスブロック8、及びストレ
ートブロック9は、図2の場合と同様であり、各ブロッ
ク7〜9は夫々同じ大きさを有しており、一方、接続器
取付けベース4Aは、図1の接続器13と同一形状の接
続器13を取付ける取付孔17を有すると共に、接続器
取付けベース4Aの外形は、各ブロック7〜9の外形と
同じ大きさとなっており、各ブロック7〜9と接続器取
付けベース4Aとの間で互換性を持たせてある。つま
り、平板ブロック7は天板7aの下面四隅に脚部7bが
垂設されて構成され、ストレートブロックは、上方に
開口した配線用溝3の両側に脚部8aが立設されて構成
され、クロスブロックは、上方に開口した配線用溝3
の周辺4隅に脚部9aが立設されて構成され、各ブロッ
ク7〜9の表面部は夫々同一高さに設定してある。一
方、接続器取付けベース4Aは天板4bの下面両側に脚
部4cが垂設されて構成され、この脚部4cは各ブロッ
ク7〜9の脚部7b,8a,9aと同じ突出高さに設定
され、さらに接続器取付けベース4Aの平面視外形寸法
は各ブロック7〜9を平面視外形寸法と同一に設定され
ており、各ブロック7〜9のいずれか1ブロックと接続
器取付けベース4Aとが自由に入れ替え可能な構造とな
っている。またフロアパネル1の各ブロック7〜9は薄
肉部10を介して互いに連設されているので、いずれか
のブロック7〜9を取外す際には薄肉部10に沿って簡
単に切断できるので、接続器取付けベース4Aとの入れ
替えが容易となる。
【0019】また接続器取付けベース4Aの中央には、
前記ストレートカバー11Bと互換性のある接続器取付
けベース4Aに取付けられる接続器13と共通の接続器
13が取付け可能な取付孔17が設けられており、この
取付孔17に取付けられる接続器13は、図11に示す
ように、床用コンセント12と、この床用コンセント1
2が取付けられる本体15と、この本体15の上部開口
を開閉する蓋16a付きプレート16とから成る。ま
た、接続器取付けベース4Aは、図12(a)に示すよ
うに、ネジ31にて床スラブに固定されるようになって
いるが、これに代えて、図12(b)に示すように、接
続器取付けベース4Aの外側面に周囲のブロック7〜9
との間隔を保つための間隔保持手段40を構成するリブ
40aを突設してもよい。このリブ40aは、図13に
示すように、ブロック7〜9のいずれかを取外した空間
に接続器取付けベース4Aを嵌入させたとき、周囲のブ
ロック7〜9の脚部の側面に当接してブロック7〜9と
接続器取付けベース4Aとの間の間隔を一定に保つもの
であり、更に周囲のブロック7〜9の上部側端部の下面
に掛合して接続器取付けベース4Aをブロック7〜9に
対して固定する働きをするものであり、隣接するブロッ
クとの緩衝を防止しつつ、ネジが不要で、簡易に接続器
取付けベース4Aを固定できるものである。
【0020】尚、接続器取付けベース4Aの取付孔17
の周辺四隅に図15(a)に示すように、カーペット2
0aの切断位置決め用の突起5を突設させ、切断治具6
を図14に示すように、突起5間に位置決め保持できる
ようにし、且つ図16に示すように、切断治具6を用い
ない場合にはカーペット20aの裏面に突起5の跡形5
aを転写させ、この跡形5aに沿ってカーペット20a
を切断できるようにした点は図1〜図9の場合と同様で
ある。また、図15(b)に示すように、接続器取付け
ベース4Aの取付孔17の四隅に加えて四隅をつなぐ直
線部にも突起5を追加してもよく、この場合、図17
(a)(b)又は(c)のように突起5による跡形5a
が増え、複数枚にわたるカーペット20aの切断が容易
となる。
【0021】しかして、接続器取付けベース4Aは、フ
ロアパネル1の各ブロック7〜9と互換性があるので、
フロアパネル1のあらゆる箇所に接続器取付けベース4
Aを取付けることができ、フロアパネル1のどの箇所に
も床用コンセント12の取付けができると共に、レイア
ウト変更が自由自在に行えるものである。しかも、各ブ
ロック7〜9と互換性がある接続器取付けベース4Aに
設けられる取付孔17は、前記ストレートカバー11B
と互換性がある接続器取付けベース4Aに設けられる取
付孔17と同じ大きさを有しており、共通の接続器13
を使用でき、施工現場での部品の着脱等に即応できると
共に、製造時においては、部品の共通化及び構造の共通
化ができ、部品の在庫が減り、製造工程の合理化を図る
ことができる。しかも、各ブロック7〜9と互換性のあ
る接続器取付けベース4Aは床スラブに載置される脚部
4cを備えているので、従来のような下方に脚部が突出
し、表面側に配線用溝3が凹設された置き敷きタイプの
フロアパネルにも広く適用可能である。そのうえ配線は
フロアパネル1の配線用溝3内に納められているので、
接続器取付けベース4Aをフロアパネル1の各ブロック
7〜9の一部に組込んだ場合でも、接続器取付けベース
4Aの脚部4cで配線を踏みつける心配がなく、レイア
ウト変更を安全に行えるという利点がある。
【0022】本発明の実施の更に他の形態として、フロ
アパネル1の辺端部1aに、通線用カバープレート4B
或いは床用コンセント12の一方を取付けるための開口
部2を形成し、この開口部2に通線用カバープレート4
B又は接続器取付けベース4Aを取付ける場合を説明す
る。図18(a)(b)に示すように、フロアパネル1
の開口部2と同じ大きさの通線用カバープレート4Bが
取着される場合と、図18(c)(d)に示すように、
開口部2と同じ大きさの接続器取付けベース4Aが取着
される場合とがある。
【0023】ここで通線用カバープレート4Bには、図
19に示すように、位置決め用の凹部42が設けられ、
切断治具6には該凹部42に対応した係止爪43が設け
られ、係止爪43が凹部42に嵌合することによって切
断治具6を通線用カバープレート4Bに位置決めする位
置決め手段が構成されている。また、床用コンセント1
2の蓋16a付きプレート16の幅Aより短い幅P、該
プレート16の長さBより短い長さQの外形を有する板
状の切断治具6が用いられる。そして、通線用カバープ
レート4Bの位置決め用凹部42のピッチCと切断治具
6に設けた係止爪43のピッチRとが対応しており、且
つ、凹部42の幅Dと係止爪43の幅Sとが対応してお
り、通線用カバープレート4Bの凹部42で切断治具6
の係止爪43の位置決めができるようにしてある。
【0024】一方、開口部2と同じ大きさの接続器取付
けベース4Aは、前記ストレートカバー11Bと互換性
のある接続器取付けベース4Aと同じ構造を有してお
り、共通の接続器13が取付け可能となっている。しか
して、図20(c)のようにフロアパネル1の開口部2
に通線用カバープレート4Bを装着し、図20(d)の
ように通線用カバープレート4Bの凹部42に切断治具
6の係止爪43を係止させて切断治具6を位置決めで
き、この状態で図20(e)のように切断治具6の表面
6aに両面粘着テープ19を貼り付ける。その後、フロ
アパネル1に位置決めしたカーペット20aを切断治具
6の上から押し付けて切断治具6をカーペット20aの
裏面に接着させ、図20(f)(g)のようにカーペッ
ト20aを裏返して、切断治具6の外形をガイドにして
カッター21でカーペット20aを切断すればよい。
【0025】また、図21に示すように、隣接するフロ
アパネル1の辺端部1aに開口部2が形成され、この開
口部2が互いに突き合わされて2倍の大きさの開口部
2′が形成されている場合においては、通線用カバープ
レート4B及び切断治具6を上記2倍の大きさの開口部
2′と略同じ大きさとすることで、複数枚のフロアパネ
ル1にまたがって通線用カバープレート4Bを装着で
き、且つ切断治具6を通線用カバープレート4Bに位置
決めできるので、複数枚にまたがるフロアパネル1の開
口部2′においても、通線用カバープレート4B又は接
続器取付けベース4Aが取付け自在となり、且つ図22
に示すように、通線用カバープレート4Bに切断治具6
を位置決めして上記図20と同様な方法で、カーペット
20aを切断することができる。
【0026】本発明の実施の更に他の形態を図23、図
24に示す。ここでは、切断治具6を型紙で構成し、図
23に示す1個口の床用コンセント12の梱包箱45、
或いは図24に示すように、2個口の床用コンセント1
2の梱包箱45′の一部に切断治具6を設け、切断治具
6の外周縁に沿って点線状にミシン目の切り込み46を
入れたものであり、切断治具6の部分を梱包箱45,4
5′から切り離して型紙の切断治具6として使用できる
ようになっている。このように切断治具6を梱包箱4
5,45′に設けることで、安価で、床用コンセント1
2に必ず1台の切断治具6を提供できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、四隅に配置された平板ブロックと、
中央の十字型部分に配置される配線用溝を有するクロス
ブロック及びストレートブロックとで構成されて成るフ
ロアパネルであって、平板ブロック、クロスブロック及
びストレートブロックは夫々同じ大きさを有しており、
表面に接続器を取付ける取付孔が設けられている接続器
取付けベースの外形が、上記各ブロックの外形と同じ大
きさとなっており、上記各ブロックのいずれか1ブロッ
クと接続器取付けベースとが入れ替え可能となっている
ので、各ブロックのいずれか1ブロックと接続器取付け
ベースとが自由に入れ替え可能な構造となる。すなわち
接続器取付けベースは、フロアパネルの各ブロックと互
換性があるので、フロアパネルのあらゆる箇所に接続器
取付けベースを取付けることができると共に、レイアウ
ト変更が自由自在に行えるものであり、さらに配線を配
線用溝内に納めることで、接続器取付けベースの脚部で
配線を踏みつける心配がなく、レイアウト変更を安全に
行えるものである。
【0028】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
フロアパネルの各ブロックは薄肉部を介して互いに連
設されているので、請求項1記載の効果に加えて、フロ
アパネルを構成するいずれかのブロックを取外す際には
薄肉部に沿って簡単に切断できるので、接続器取付けベ
ースとの入れ替えが容易となり、施工性を向上させるこ
とができる。
【0029】
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を説明する分解斜視図で
ある。
【図2】同上のフロアパネルの斜視図である。
【図3】(a)は同上のクロスカバーの斜視図、(b)
はストレートカバーの斜視図である。
【図4】(a)〜(e)は同上の床仕上げ材の切断方法
の説明図である。
【図5】(a)〜(d)は同上の接続器及び接続器取付
けベースの取付け状態を説明する斜視図である。
【図6】(a)(b)は同上の切断治具の取付け状態を
説明する斜視図である。
【図7】(a)は同上の接続器取付けベースの突起を説
明する斜視図、(b)は突起を追加した場合を説明する
斜視図である。
【図8】(a)〜(c)は同上のカーペットの切断方法
を説明する斜視図である。
【図9】(a)(b)は同上のカーペットの切断方法を
説明する斜視図、(c)は他の切断方法を説明する斜視
図である。
【図10】本発明の実施の他の形態を説明する分解斜視
図である。
【図11】(a)〜(c)は同上の接続器及び接続器取
付けベースの取付け状態を説明する斜視図である。
【図12】(a)は同上の接続器取付けベースの床スラ
ブへの取付け状態を説明する斜視図、(b)は他の取付
け状態を説明する斜視図である。
【図13】図12(b)の接続器取付けベースの取付け
状態を説明する側面図である。
【図14】(a)(b)は同上の切断治具の取付け状態
を説明する斜視図である。
【図15】(a)は同上の接続器取付けベースの突起を
説明する斜視図、(b)は突起を追加した場合を説明す
る斜視図である。
【図16】(a)(b)(c)は同上のカーペットの切
断方法を説明する斜視図である。
【図17】(a)(b)は同上のカーペットの切断方法
を説明する斜視図、(c)は他の切断方法を説明する斜
視図である。
【図18】本発明の実施の更に他の形態を説明する図で
あり、(a)(b)は通線用カバープレートの取付け状
態を説明する斜視図、(c)(d)は接続器取付けベー
スの取付け状態を説明する斜視図である。
【図19】(a)(b)(c)は同上の接続器の蓋付き
プレート、通線用カバープレート、接続器取付けベース
の夫々の斜視図である。
【図20】(a)〜(g)は同上のカーペットの切断方
法を説明する斜視図である。
【図21】(a)(b)は同上のフロアパネルの2倍の
大きさの開口部に通線用カバープレートを装着する状態
を説明する斜視図、(c)(d)は該開口部に接続器取
付けベースを装着する状態を説明する斜視図である。
【図22】(a)〜(g)は同上のカーペットの切断方
法を説明する斜視図である。
【図23】(a)〜(c)は本発明の実施の更に他の形
態を説明する斜視図である。
【図24】(a)〜(c)は本発明の実施の更に他の形
態の変形例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
3 配線用溝 4A 接続器取付けベース 5 切断位置決め用の突起 7〜9 ブロック 10 薄肉部 11 溝カバー 13 接続器 17 取付孔 20 床仕上材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅に配置された平板ブロックと、中央
    の十字型部分に配置される配線用溝を有するクロスブロ
    ック及びストレートブロックとで構成されて成るフロア
    パネルであって、平板ブロック、クロスブロック及びス
    トレートブロックは夫々同じ大きさを有しており、表面
    に接続器を取付ける取付孔が設けられている接続器取付
    けベースの外形が、上記各ブロックの外形と同じ大きさ
    となっており、上記各ブロックのいずれか1ブロックと
    接続器取付けベースとが入れ替え可能となっていること
    を特徴とするフロアパネルの接続器の取付け構造。
  2. 【請求項2】 フロアパネルの各ブロックは薄肉部を介
    して互いに連設されていることを特徴とする請求項1記
    載のフロアパネルの接続器の取付け構造。
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