JPH0610483U - 床配線装置 - Google Patents

床配線装置

Info

Publication number
JPH0610483U
JPH0610483U JP10723091U JP10723091U JPH0610483U JP H0610483 U JPH0610483 U JP H0610483U JP 10723091 U JP10723091 U JP 10723091U JP 10723091 U JP10723091 U JP 10723091U JP H0610483 U JPH0610483 U JP H0610483U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
wiring groove
cover plate
wiring
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10723091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2514139Y2 (ja
Inventor
孝治 吉岡
和生 工村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Ky Tec Corp
Original Assignee
Kyodo Ky Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Ky Tec Corp filed Critical Kyodo Ky Tec Corp
Priority to JP1991107230U priority Critical patent/JP2514139Y2/ja
Publication of JPH0610483U publication Critical patent/JPH0610483U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2514139Y2 publication Critical patent/JP2514139Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 配線溝の拡幅によって電線収容量の増加と床
配線装置構成部材の軽量化を、配線溝を覆うカバー板の
厚さを増すことなく達成できる施工が容易な床配線装置
を提供する。 【構成】 数多の略方形ブロック2を、隣合うブロック
間に所定の間隔を置いて床面に多島状に配置して床に格
子状の配線溝3を形成し、その配線溝3の上面開口をカ
バー板4A,4Bでふさいで上面を平らに構成する床配
線装置において、カバー板4A,4Bの裏面の配線溝3
の略中央部に該当する位置に支持脚4A1,4B1を設
け、カバー板に加わる荷重を支持脚で支える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子計算機室・オフィスオートメーション機器室等において、各機 器に対する電力線・電話線・信号線等の配線を容易にし、また上記負荷機器の配 置替え・増設等に伴う配線の変更・追加にも簡単に対処できる床配線装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
所要の厚さを持った方形パネルの上面に十字あるいは井桁状の配線溝があり、 その配線溝の上面開口をカバー板で覆ってパネルの上面が平らになるようにした ユニットパネルを床に直に置き敷きして、床全体に上記各ユニットパネルの配線 溝の連続による格子状の配線溝を形成し、その格子状配線溝の中に電線を収める 床配線装置がある。上記のカバー板は配線溝の上面開口のみを覆うもの(例えば 実開昭56−71839号公報、実開昭62−131037号公報)、また配線 溝付き方形パネルと同形同大のカバー板を該方形パネルの上に重ねて配線溝の上 面開口を覆うもの(例えば実開昭52−29722号公報)がある。
【0003】 上記十字あるいは井桁状の配線溝を有する方形ユニットパネルを床に敷き詰め る代わりに、上面が平らな配線溝形成用の略方形ブロックを床に所定間隔置きに 配置固定することによって格子状の配線溝を形成すること(例えば実開昭64− 2519号公報)も知られている。 要するに、数多の略方形ブロックの縦横規則正しい多島状配列によって床面に 格子状の配線溝が形成され、その配線溝の上面開口がカバー板で覆われて上面が 平らになる床配線装置が種々知られている。
【0004】 また床面上に支柱・ブロック等の間隔保持部品を配置し、その上にフロアパネ ルを張って二重床を構成し、床とフロアパネルの間の空間に電線を張り巡らす式 の床配線装置(例えば特開昭60−112954号公報)もある。
【0005】 上記の床配線装置は、配線溝を覆っているカバー板に什器・機器類の重量およ び歩行者の体重が掛かるため、配線溝の幅はさほど広くはない。したがって配線 溝の電線収容量は限られている。配線溝の電線収容量を多くするには、配線溝の 深さを深くする、すなわちユニットパネルないしブロックの高さを高くすればよ いけれども、高くなった分ユニットパネルないしブロックの重量が増えて運搬・ 施工に際して負担になるし、また天井までの高さが低くなって室内空間を狭めて しまう。
【0006】 上記の問題を解決する手段として、ユニットパネルないしブロックの高さは変 えないで配線溝の幅を広げることが考えられるけれども、カバー板は、かなり厚 い板を用いないと荷重・衝撃等に耐えることができない。ユニットパネルないし ブロックの高さを変えないと、配線溝の拡幅によってユニットパネルないしブロ ックの重量は減るものの、板厚の増加でカバー板の重量が増えてカバー板の取り 扱いに難がある。また、そのカバー板の板厚が増えた分、配線溝の電線収容量が 減少する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来の床配線装置における上記の問題点に鑑みて提案されたもので、 配線溝の拡幅によって電線収容量の増加と床配線装置構成部材の軽量化を、配線 溝を覆うカバー板の厚さを増すことなく達成できる施工が容易な床配線装置を提 供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、数多の略方形ブロックを、隣合うブロ ック間に所定の間隔を置いて床面に多島状に配置して床に格子状の配線溝を形成 し、その配線溝の上面開口をカバー板でふさいで上面を平らに構成する床配線装 置において、カバー板裏面の配線溝の略中央部に該当する位置に支持脚を設けた ものである。
【0009】
【作用】
カバー板の配線溝を覆っている部分に加わる荷重は、支持脚の下端が配線溝の 底に接することによって支えられる。したがって配線溝の幅、すなわちカバー板 の配線溝を覆っている部分の幅が広くてもカバー板の強度が保たれる。
【0010】
【実施例】
図面にしたがって本考案床配線装置の実施例の構成を説明する。図1は、配線 溝を十字状に設けたユニットフロアパネルPを床に置き敷きすることによって格 子状の配線溝を形成した床配線装置を示している。そのユニットフロアパネルP は、正方形(一辺が40〜60cm)可撓性シート1の表面の四隅に、所定の高 さの略方形ブロック2を張り付け固着して、ブロック2とブロック2の間に可撓 性シート1を底とする配線溝3を十字形に形成している。
【0011】 配線溝3の上面開口は、溝3内に電線を配線収容した後、溝3の直線部分を覆 うカバー板4Aと、溝3の交差部分を覆うカバー板4Bでふさがれる。各カバー 板4A・4Bは、配線溝3の開口縁に当たるブロック2の上部角縁に形成した段 部5に落とし込み式に嵌まる。段部5の段差はカバー板4A・4Bの厚さ分に形 成されているので、図3のように、ブロック2の上面とカバー板4A・4Bの上 面が同一平面に揃い、その上にカーペットその他の仕上げ材6を張る。
【0012】 上記直線部分用カバー板4Aおよび交差部分用カバー板4Bは、図1・図2に 示すように横辺に比べて縦辺が短い横断面T字形をしており、その縦辺4A1・ 4B1が支持脚となる。図示例のカバー板4A・4Bは、素材板を所要形状に打 ち抜いたブランクの中央部をU字状に折り曲げ圧縮して縦辺4A1・4B1、す なわち支持脚を一体に設けているが、別に用意した支持脚片をカバー板の裏面中 央部に溶接等で固着することもできる。交差部分用カバー板4Bの場合は、その 裏面の中心に小柱片を固着してもよい。支持脚となる縦辺4A1・4B1の高さ は、床の不陸(凹凸)に伴う溝底部のたわみによってカバー板4A・4Bが突き 上げられるのを避けるために、縦辺4A1・4B1の下端と溝底との間に、床の 不陸調整用の僅かな隙間ができるように設定するのがよい。
【0013】 図4は直線部分用カバー板の変形例である。そのカバー板は左右一対の横断面 L字形部材4a1・4a2で構成され、その支持脚となる短辺の側面どうしを突 き合わせた格好で、図5のように配線溝3に設置される。横断面L字形部材4a 1・4a2を溶接して一体化することも可能である。横断面L字形部材4a1・ 4a2が分離しているカバー板の場合は、図5のように溝底を成すシート1に各 横断面L字形部材4a1・4a2の短辺に対する位置ずれ防止突起7を設けるの が望ましい。この左右一対の横断面L字形部材で構成するカバー板は、交差部分 用のカバー板にも実施できる。
【0014】 直線部分用カバー板4Aおよび交差部分用カバー板4Bの中程に、床の不陸に 倣って折れ曲がるようにスリット8を入れると良い。図2および図4において支 持脚となる部分に切り欠き9を設けているが、この切り欠き9は、例えば支持脚 部分の右側に通っている電線を左側に替えるとき、その支持脚部分を横切らせる ためのものである。配線溝3の交差部分において電線が交差する場合は、その交 差する電線どうしが接触しないように、跨線橋形をした上下セパレータ(図示は 省略)を用いる。
【0015】 本考案は、方形パネルの上面に十字あるいは井桁状の配線溝があり、その配線 溝の上面開口をカバー板で覆ってパネルの上面が平らになるようにしたユニット フロアパネルを床に直に置き敷きして、床全体に上記各ユニットフロアパネルの 配線溝の連続による格子状の配線溝を形成する上記の実施例のみならず、数多の 略方形ブロックを、ブロック相互間に配線溝となる所定の間隔を置いて床に縦横 規則正しく多島状に配置固定することによって、格子状の配線溝を形成する式の 床配線装置にも実施できる。
【0016】
【考案の効果】 本考案は、数多の略方形ブロックを、隣合うブロック間に所定の間隔を置いて 床面に多島状に配置して床に格子状の配線溝を形成し、その配線溝の上面開口を カバー板でふさいで上面を平らに構成する床配線装置において、カバー板の裏面 の配線溝の略中央部に該当する位置に支持脚を設けたものであるから、電線収容 量を増やすために配線溝の幅を広くしてもカバー板の耐荷重性・耐衝撃荷重性等 の強度が十分保たれる。
【0017】 したがって、電線収容量の増加に伴って各ブロックの容積が小さくなり、ユニ ットパネルないしブロックが軽くなり、またカバー板は特に厚くしなくても必要 十分な強度が得られ、更にそのカバー板補強のために別部品を必要としないもの で、各構成部材の軽量化と共に運搬および施工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案床配線装置の斜視図。
【図2】カバー板の下から見た斜視図。
【図3】配線溝の直線部分の拡大縦断面図。
【図4】カバー板の変形例の下から見た斜視図。
【図5】図4のカバー板で閉じた配線溝の直線部分の拡
大縦断面図。
【符号の説明】
1 可撓性シート 2 配線溝形成用ブロック 3 配線溝 4A 直線部分用カバー板 4A1 縦辺(支持脚) 4B 交差部分用カバー板 4B1 縦辺(支持脚) 5 段部 6 仕上げ材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数多の略方形ブロックを、隣合うブロッ
    ク間に所定の間隔を置いて床面に多島状に配置して床に
    格子状の配線溝を形成し、その配線溝の上面開口をカバ
    ー板でふさいで上面を平らに構成する床配線装置におい
    て、カバー板の裏面の配線溝の略中央部に該当する位置
    に支持脚が付いていることを特徴とする床配線装置。
JP1991107230U 1991-12-02 1991-12-02 床配線装置 Expired - Fee Related JP2514139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991107230U JP2514139Y2 (ja) 1991-12-02 1991-12-02 床配線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991107230U JP2514139Y2 (ja) 1991-12-02 1991-12-02 床配線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0610483U true JPH0610483U (ja) 1994-02-10
JP2514139Y2 JP2514139Y2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=14453792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991107230U Expired - Fee Related JP2514139Y2 (ja) 1991-12-02 1991-12-02 床配線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2514139Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115412U (ja) * 1977-02-22 1978-09-13
JPS5438916U (ja) * 1977-08-24 1979-03-14

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351564A (ja) * 1986-08-20 1988-03-04 株式会社 サアミ タイル状カ−ペツトの敷設構造
JPS6351564U (ja) * 1986-09-22 1988-04-07
JPH0298140U (ja) * 1989-01-20 1990-08-06

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6351564A (ja) * 1986-08-20 1988-03-04 株式会社 サアミ タイル状カ−ペツトの敷設構造
JPS6351564U (ja) * 1986-09-22 1988-04-07
JPH0298140U (ja) * 1989-01-20 1990-08-06

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115412U (ja) * 1977-02-22 1978-09-13
JPS5438916U (ja) * 1977-08-24 1979-03-14

Also Published As

Publication number Publication date
JP2514139Y2 (ja) 1996-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0610483U (ja) 床配線装置
JPH0610482U (ja) 床配線装置
JPH0610484U (ja) 配線用フロアパネル
JP2510159Y2 (ja) 補助床部材
JP7219994B1 (ja) 間仕切り装置
JPH035622Y2 (ja)
JP7279927B2 (ja) 天井構造および支持部材
JP7391354B2 (ja) 二重床のカバー部材
JP2896171B2 (ja) フロアベース
JP3465040B2 (ja) 置敷二重床構造
JPH0412200Y2 (ja)
JP3424478B2 (ja) 二重床用パネルの支持構造
JPH0540188Y2 (ja)
JPH0434655B2 (ja)
JPH0676528U (ja) フリーアクセスフロア
JP4199407B2 (ja) ユニット建物
JPH0736434Y2 (ja) 配線用フロアパネル装置のブリッジ
JP2510158Y2 (ja) 補助床部材
JPH0519628B2 (ja)
JP3967998B2 (ja) ユニット建物
JPH08218604A (ja) 二重床
JP2594338Y2 (ja) 簡易型フリーアクセス床ユニット用ピース
JPH0620727U (ja) フリーアクセスフロアユニット
JPH09144289A (ja) 二重床のケーブル取出し方法
JPS62129456A (ja) 二重床の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960423

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees