JPH0540188Y2 - - Google Patents

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JPH0540188Y2
JPH0540188Y2 JP1987148747U JP14874787U JPH0540188Y2 JP H0540188 Y2 JPH0540188 Y2 JP H0540188Y2 JP 1987148747 U JP1987148747 U JP 1987148747U JP 14874787 U JP14874787 U JP 14874787U JP H0540188 Y2 JPH0540188 Y2 JP H0540188Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、事務所等の室内のコンクリート製等
の床基盤上に配設する床装置の構造に関するもの
である。
〔従来の技術とその問題点〕
事務所等の室内のコンクリート製の床基盤上に
電源コードや通信ケーブル等の配線や水道管、ガ
ス管等の配管を施すための空間を有するように敷
設する床装置の先行技術として、特公昭61−
34545号公報では、平面視矩形状等の床板の上面
に柔軟性を有するカーペツト等の床表面材を貼設
し、床板の下面隅部にアジヤスタを下向き突設し
た考案を提案している。
この考案では、床基盤と床板との間はアジヤス
タにより配線用の空間が確保できると共にアジヤ
スタの調節にて隣接する床板の上下食い違いを無
くしたり、床板の平行度を確保したりすることが
できる。
しかしながら、室内を組立式の壁パネルにて仕
切る場合に、前記考案の床板の中途部の上面に壁
パネルの下端支持部材を載置することは、当該床
板に大きな荷重が掛かり床板の湾曲変形などの不
都合が生じる。
そこで、従来から一般的には、壁パネル上下部
分を床基盤及び天井側に互いに突つ張る等して取
付けするようにしている。その場合、壁面パネル
には適宜の厚さを有するから、最初、室内の床表
面材下記盤の全体に床装置を敷設した状態から、
後に壁面パネルを設けようとすると、壁面パネル
に隣接する箇所の床装置の面積を小さいものに取
り替える必要があり、壁面パネルの追加的施工作
業が至極厄介となるという問題があつた。
本考案は、この問題点を解決することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案は、上面にカーペツト等の柔軟
性を有する床表面材を貼設し、且つ、下面側に床
基盤との間に配線空間を有する床基台の少なくと
も一側辺に隣接させて、断面下向きコ字型の複数
のブロツク床体を、相互に分離可能に一列状に配
列し、前記床表面材の側辺を前記複数のブロツク
床体の配列方向と直交する方向に延長し、各ブロ
ツク床体の上面のうち隣接する床基材に近い側の
上面半分を、前記床表面材にて覆うように構成し
たものである。
この場合、前記一列状に配列した複数のブロツ
ク床体のうち少なくとも1つ以上のものの上面に
は、前記床基盤から立設する壁面パネル支持用の
ボルトを上向きに突出させる挿通孔を穿設しても
良い。
〔考案の作用・効果〕
このように上面に床表面材を貼設した床基台の
側方に一列状に配列するブロツク床体は断面下向
きコ字型であるので、床基台の下面側の配線空間
とブロツク床体の側方とが連通し、コード等の配
線に際して何等の細工も不要である。
複数のブロツク床体は各々床基台及び床表面材
に対しても相互に分離可能であるのだから、床面
積の大小によりブロツク床体のみを外して面積を
縮小させることができるし、配列したブロツク床
体箇所に沿つてその上側に壁パネルを立設するに
際して、一つまたは複数の必要な箇所のみブロツ
ク床体を外し、その外した箇所に壁パネル立設の
ための支持台を配置することが至極簡単に実行で
きる。
また、前記床表面材の側辺を前記複数のブロツ
ク床体の配列方向と直交する方向に延長し、各ブ
ロツク床体の上面のうち隣接する床基材に近い側
の上面半分を、前記床表面材にて覆うように構成
したものであるから、床表面材の側辺に沿つて長
く壁面パネルを配置するとき、床基盤から立設す
る壁面パネル支持用ボルトを隣接する床表面材の
側辺の間から上向きに突出させるだけで良いの
で、前記壁パネルの設置に際して床表面材を切り
取る作業も不要となるから、壁パネルの設置場所
を変更するときにも、床表面材の張り替え作業を
無くすることができるという効果を有するのであ
る。
さらに、前記一列状に配列した複数のブロツク
床体のうち少なくとも1つ以上のものの上面に
は、前記床基盤から立設する壁面パネル支持用ボ
ルトを上向きに突出させる挿通孔を穿設した場合
には、ブロツク床体を取り除くことなく、壁面パ
ネルを追加的に設けることができるという効果を
有する。
〔実施例〕
次に実施例を図面に従つて説明すると、第1図
及び第2図で示す第1実施例の床基台1は断面下
向きコ字型の長手基台2を4つ並列させて成り、
その相隣接する長手基台2,2における垂直脚部
2b,2b同士に間隔寸法(h)をあけて平行配
設し、各長手基台2の上面2aにカーペツトやビ
ニールタイル等の柔軟性を有する床表面材3を接
着剤にて貼設する。
符号4は前記床基台1の2側辺に配設する断面
下向きコ字型の複数個のブロツク床体であり、こ
の各ブロツク床体4は前記長手基台2及び床表面
材3に対して分離可能である。
前記長手基台2及びブロツク床体4は各々アル
ミダイキヤストや鋼板等による金属製、パーライ
ト等の無機質材料を含む積層材と金属板の積層体
等種々のものが用いられる。
前記第1実施例では、ブロツク床体4は、その
長さ及び巾寸法を(l1)とする平面視正方形のも
のと、長さ寸法(l1)で巾寸法(l1/2)の平面
視矩形状のものとの2種類準備する。
そして、床表面材3の側縁を前記ブロツク床体
4の長さ寸法の半分であるl1/2の長さだけ床基
台1の側方より延長させてあり、且つ床表面材3
の平面視形状は一辺の長さ寸法(L)き正方形で
あるとする。
従つて、第1図の実施例における床表面材3の
互いに直角に交わる2辺は床基台1における長手
基台2の側縁に沿つているが、床表面材3におけ
る他の互いに直角に交わる2辺は平面視L字状に
配列したブロツク床体4…の上面にその巾寸法
(l1)の半分だけを覆い、しかも、床表面材3と
各ブロツク床体4の上面とは貼設されていない状
態である。
尚、符号5は各長手基台2における各脚部2b
に下向き開放状に切欠き形成した挿通孔であり、
この挿通孔5を介して、床基盤8と長手基台2下
面との間に横方向にコードを通すことができる。
また、符号6,7は前記ブロツク床体4の上面中
途部に上下に穿設し、または側縁に切欠き形成し
た挿通孔であり、この挿通孔6,7を介してコー
ドを上側に引き出すことができ、また、後述する
ように、壁面パネル10を立設するためのボルト
11を上向きに突出させることもできる。
この実施例による床装置は、第2図の平面視で
示すように床基台1の2側辺にブロツク床体4を
配列することにより互いに隙間なくコンクリート
製などの床基盤8上に敷設することができ、第3
図に示すように通信コード等の配線9を床基盤8
と本考案の床装置との間に形成された配線用空間
を通じて縦横に導くことができると共に、床表面
材3の側縁から上方に引き出すことができる。
また、長手基台2およびブロツク床体4の各相
隣接する箇所に適宜の隙間が存在しているので、
本床装置に掛かる荷重にて垂直脚部が撓む際に
も、他方のブロツク床体や長手基台に無理な横方
向の力が作用せず、床基盤8とのなじみ性能が向
上する。
次に、本実施例の床装置に沿つて壁面パネル1
0を床基盤8から立設する場合を第2図〜第5図
に示す。
第2図における一点鎖線に示すごとく、前記ブ
ロツク床体4が配列されていた箇所に沿つて壁面
パネル10を立設するには、適宜間隔ごとにブロ
ツク床体4を取り除き、該取り除いた箇所の床基
盤8上に、ボルト11を立設した断面下向きコ字
型等の支持台12を配置する。
この支持台12箇所上方の床表面材3は柔軟性
を有すると共にブロツク床体4に貼設していない
ので、簡単に捲ることができ、ボルト11の上向
き突出を妨げることがない。
このボルト11に対して取付け片14をナツト
15を介して取付け、該取付け片14に表裏一対
の巾木20及びパネル13を装着すれば良い。
なお、ブロツク床体4の上面に上下に連通する
挿通孔6を有する場合には、当該挿通孔6を介し
て前記壁パネル立設用のボルト11を上向きに突
出させることもできる。
このような施工により、床表面材3の側縁部分
は壁面パネル10の下端内に重なるようにして隠
すことができて、壁面パネル10と床表面材3と
の接合部分の外観が向上する。また、壁面パネル
10の追加的設置のために長手基台2や床表面材
3を切欠くなどの面倒な作業を実行することが不
要となり、壁面パネル10の設置位置替えの際に
も床表面材3を張り替える手間もなくそのま使用
することができるのである。
第6図の第2実施例では、4つの断面下向きコ
字型の長手基台2を適宜間隔へだてて配列し、各
長手基台2の上面に床表面材3を貼設して床基台
1を形成し、この4側辺に同じく断面下向きコ字
型のブロツク床体16,17を互いに分離可能に
配設するものであり、床表面材3の4側縁は4側
のブロツク床体16,17の上面を総て覆つてい
る。
この実施例の床装置を床基盤8上に順次敷設す
るときは、平面視において複数の長手基台2aの
廻りに二列のブロツク床体16,17が並ぶこと
になる。
壁面パネル10を立設するに際しては必要箇所
のブロツク床体を取り除いてその箇所にボルト付
きの台を設置することができる。またブロツク床
体16の側面に上下に連通する挿通孔18を有す
る場合には、当該挿通孔18を介して前記壁面パ
ネル立設用のボルトを上向きに突出させることも
できるし、コードを通すこともできる。
第7図の第3実施例では、前記第1実施例と同
様に複数の長手基台2を並べてその4側に平面視
正方形等のブロツク床体19を配列した場合で、
床表面材3の4側縁のうちの2側縁はブロツク床
体19の上面全部を覆い、他の2側縁はブロツク
床体19の上面の略半分の巾だけ覆うようにして
いる。符号18,18′はコードを通す等のため
の挿通孔である。
なおこれらの実施例の他、前記第1実施例と同
様の構成の長手基台2のうち1側または3側にブ
ロツク床体を配列するものであつても良い。
また前記各実施例において断面コ字型の長手基
台2を複数配列するのに替えて断面下向きコ字型
の一つの基台にしても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実
施例の斜視図、第2図は床装置の配列状態を示す
平面図、第3図は床装置と立設する壁面パネルと
の関係を示す斜視図、第4図は第3図の−視
拡大断面図、第5図は第4図の−視断面図、
第6図は第2実施例の平面図、第7図は第3実施
例の平面図である。 1……床基台、2……長手基台、3……床表面
材、4,16,17,19……ブロツク床体、
5,6,7,18,18′……挿通孔、8……床
基盤、9……配線、10……壁面パネル、11…
…ボルト、12……支持台、14……取付け片、
15……ナツト、20……巾木。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面にカーペツト等の柔軟性を有する床表面
    材を貼設し、且つ、下面側に床基盤との間に配
    線空間を有する床基台の少なくとも一側辺に隣
    接させて、断面下向きコ字型の複数のブロツク
    床体を、相互に分離可能に一列状に配列し、前
    記床表面材の側辺を前記複数のブロツク床体の
    配列方向と直交する方向に延長し、各ブロツク
    床体の上面のうち隣接する床基材に近い側の上
    面半分を、前記床表面材にて覆うように構成し
    たことを特徴とする床装置。 (2) 前記一列状に配列した複数のブロツク床体の
    うち少なくとも1つ以上のものの上面には、前
    記床基盤から立設する壁面パネル支持用のボル
    トを上向きに突出させる挿通孔を穿設したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲の第1項
    に記載の床装置。
JP1987148747U 1987-09-28 1987-09-28 Expired - Lifetime JPH0540188Y2 (ja)

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JPS6453347U JPS6453347U (ja) 1989-04-03
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JPS63290113A (ja) * 1987-05-22 1988-11-28 Hitachi Cable Ltd 置敷式フリ−アクセスフロアの配線処理方法及び装置

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JPS62146835U (ja) * 1986-03-10 1987-09-17

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