JP2002276060A - 建築物の内装パネル取付構造 - Google Patents

建築物の内装パネル取付構造

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JP2002276060A
JP2002276060A JP2001080335A JP2001080335A JP2002276060A JP 2002276060 A JP2002276060 A JP 2002276060A JP 2001080335 A JP2001080335 A JP 2001080335A JP 2001080335 A JP2001080335 A JP 2001080335A JP 2002276060 A JP2002276060 A JP 2002276060A
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wall panel
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ceiling
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JP2001080335A
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Hiroshi Kano
広志 加納
Kazunari Naito
和成 内藤
Hidekazu Yoshida
秀和 吉田
Kiyoko Adachi
喜世子 足立
Reina Ooshima
玲奈 大島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内装パネルの施工、間取り変更の際の間仕切
壁パネルの移設が簡単、迅速に行える内装パネルの取付
構造を提供する。 【解決手段】 所定モジュールのグリッド交点またはグ
リッド交点近傍すべての床躯体スラブ(1)上に床支持
脚(4)を立設して床パネル(5)を載置支持して床面
(6)を形成すると共に、前記グリッド交点またはグリ
ッド交点近傍に対応する天井躯体スラブ(7)面に天井
固定具(8)を介して天井パネル(9)を吊り下げ支持
して天井面(10)を形成し、該床パネル(5)と天井
パネル(9)間のグリッド上に間仕切壁パネル(11)
を立設、固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、建築物の
内装パネル取付構造に関するものである。さらに詳しく
は、この出願の発明は、床パネル、天井パネル、間仕切
壁パネル等の内装パネルの施工が迅速、正確に行え、か
つ間取り変更の際の間仕切壁パネルの移設も簡単、迅速
に行え、施工日数、施工費用を削減することができ、さ
らに床パネル下の空間部での配管、配線も制限されるこ
となく容易に行える建築物の内装パネル取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅等の建築物において、間
仕切壁パネル、床パネル、天井パネル等の内装パネルを
取付施工する場合には、例えば、図22に例示したよう
に、鉄筋コンクリート等よりなる床躯体スラブ(A)と
天井躯体スラブ(B)間の所望の位置に間仕切壁パネル
(C)を立設し、次いで、床躯体スラブ(A)上に支持
脚(D)を立設して床パネル(E)を載置支持して床面
(F)を形成すると共に、天井躯体スラブ(B)面に天
井固定具(G)を介して天井パネル(H)を吊り下げ支
持して天井面(I)を形成することによって、間仕切壁
パネル(C)、床パネル(E)、天井パネル(H)等の
内装パネルを取付施工していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の内装パネルの取付施工においては、先づ、間仕切壁
パネル(C)を設置した後、床パネル(E)および天井
パネル(H)を取付施工して床面(F)および天井面
(I)を形成しているため、間仕切壁パネル(C)で仕
切られた各部屋毎に床パネル(E)および天井パネル
(H)を準備して取付施工しなければならず、作業が複
雑化し、施工日数、施工費用が多くかかり、施工精度の
点でも問題があり、かつ間取り変更のために間仕切壁パ
ネル(C)を移設する際にも床パネル(E)および天井
パネル(H)を取り外して撤去した後、間仕切壁パネル
(C)を所望の位置に移設し、再度床パネル(E)およ
び天井パネル(H)を取付施工しなければならないた
め、施工日数、施工費用が多くかかり、さらに床パネル
(E)下の空間部(J)が間仕切壁パネル(C)によっ
て分断されるため、空間部(J)での配管、配線も制限
され、配管、配線作業に手間がかかるという問題があっ
た。
【0004】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、上記の問題点を解消し、床パ
ネル、天井パネル、間仕切壁パネル等の内装パネルの施
工が迅速、正確に行え、かつ間取り変更の際の間仕切壁
パネルの移設も簡単、迅速に行え、施工日数、施工費用
を削減することができ、さらに床パネル下の空間部での
配管、配線も制限されることなく容易に行える建築物の
内装パネル取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するためになされたものであって、第1の
発明は、所定モジュールのグリッド交点またはグリッド
交点近傍すべての床躯体スラブ上に床支持脚を立設して
床パネルを載置支持して床面を形成すると共に、前記グ
リッド交点またはグリッド交点近傍に対応する天井躯体
スラブ面に天井固定具を介して天井パネルを吊り下げ支
持して天井面を形成し、該床パネルと天井パネル間のグ
リッド上に間仕切壁パネルを立設、固定して成ることを
特徴とする建築物の内装パネル取付構造を提供する。
【0006】また、第2の発明は、溝形レールを溝部を
対向させて床パネルおよび天井パネル表面に取り付け、
該対向せる溝形レールの溝部に間仕切壁パネルの上下端
部を嵌合させることによって、間仕切壁パネルを固定し
て成る前記の建築物の内装パネル取付構造を、第3の発
明は、間仕切壁パネルに下方に突出せる昇降自在な下支
持ボルトを装着し、該下支持ボルトを下降させて床パネ
ルに設けた開口部を貫通させて床躯体スラブ上に当止す
ると共に、間仕切壁パネル上端部を止具にて固着するこ
とによって、間仕切壁パネルを固定して成る前記の建築
物の内装パネル取付構造を、第4の発明は、間仕切壁パ
ネルに下方に突出せる昇降自在な下支持ボルトおよび上
方に突出せる昇降自在な上支持ボルトを装着し、該下支
持ボルトを下降させて床パネルに設けた開口部を貫通さ
せて床躯体スラブ上に当止すると共に、上支持ボルトを
上昇させて天井パネルに設けた開口部を貫通させること
によって、間仕切壁パネルを固定して成る前記の建築物
の内装パネル取付構造を、第5の発明は、下支持ボルト
を下降させて床パネルに設けた開口部を貫通させ、さら
に床支持脚に設けた貫通孔を貫通させて床躯体スラブ上
に当止することによって、間仕切壁パネルを固定して成
る前記の建築物の内装パネル取付構造を、第6の発明
は、間仕切壁パネルの一側端部に、下支持ボルト、また
は下支持ボルトおよび上支持ボルトを装着して間仕切壁
パネルを支持すると共に、他側端部を隣接する間仕切壁
パネルの一側端部に固着することによって、間仕切壁パ
ネルを固定して成る前記の建築物の内装パネル取付構造
を、第7の発明は、間仕切壁パネルに上方に突出せる昇
降自在な上支持ボルトを装着し、該上支持ボルトを上昇
させて天井パネルに設けた開口部を貫通させ、さらに天
井躯体スラブ面に固着した間仕切固定具の螺孔に螺着す
ると共に、床パネル表面に取り付けた溝形レールの溝部
に間仕切壁パネル下端部を嵌合させることによって、間
仕切壁パネルを固定して成る前記の建築物の内装パネル
取付構造を、第8の発明は、柱体に下方に突出せる昇降
自在な下支持ボルトおよび上方に突出せる昇降自在な上
支持ボルトを装着し、該下支持ボルトを下降させて床パ
ネルに設けた開口部を貫通させて床躯体スラブ上に当止
すると共に、上支持ボルトを上昇させて天井パネルに設
けた開口部を貫通させることによって柱体を固定し、該
固定せる柱体の側端面部に間仕切壁パネルの側端面部を
当接させて止具にて固着することによって、間仕切壁パ
ネルを固定して成る前記の建築物の内装パネル取付構造
を、第9の発明は、柱体に上方に突出せる昇降自在な上
支持ボルトを装着し、該上支持ボルトを上昇させて天井
パネルに設けた開口部を貫通させ、さらに天井躯体スラ
ブ面に固着した柱固定具の螺孔に螺着すると共に、床パ
ネル表面に取り付けた溝形レールの溝部に柱体下端部を
嵌合させることによって柱体を固定し、該固定せる柱体
の側端面部に間仕切壁パネルの側端面部を当接させて止
具にて固着することによって、間仕切壁パネルを固定し
て成る前記の建築物の内装パネル取付構造を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記の通りの
特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態につい
て説明する。
【0008】図1〜7は、この出願の発明の一実施例を
例示し、図1は一実施例の略縦断面図、図2はグリッド
の割付状態図、図3は間仕切壁パネル配置図、図4は住
宅設備・建具配置図、図5は床支持脚の拡大斜視図、図
6は天井パネルの吊り下げ支持状態を示す要部斜視図、
図7(イ)および(ロ)は一実施例の要部縦断面図およ
び要部立面図である。
【0009】この出願の発明は、例えば、図1〜4に示
すように、床躯体スラブ(1)面を所定モジュールのグ
リッド(2)に割付けし、該グリッド交点(3)または
グリッド交点(3)近傍すべての床躯体スラブ(1)上
に、防振ゴム、木材、金属等よりなる床支持脚(4)を
立設して床パネル(5)を載置し、該床支持脚(4)に
て床パネル(5)を支持して床面(6)を形成すると共
に、前記グリッド交点(3)またはグリッド交点(3)
近傍に対応する天井躯体スラブ(7)面に天井固定具
(8)を介して天井パネル(9)を吊り下げ支持して天
井面(10)を形成し、該床パネル(5)と天井パネル
(9)間のグリッド(2)上に間仕切壁パネル(11)
を立設し、固定して成ることを特徴とするものである。
【0010】なお、この出願の発明において、床下支持
脚(4)として、例えば、図5に示すように、支持脚本
体(41)の下端部に基台(42)を形成すると共に上
端部に前述の床パネル(5)載置用の受座(43)を形
成してなる支持脚(4)を使用した場合には、床パネル
(5)を円滑、確実に載置支持することができるので最
適である。
【0011】また、天井躯体スラブ(7)面に天井固定
具(8)を介して天井パネル(9)を吊り下げ支持する
場合には、例えば、図6に示すように、天井固定具
(8)として、天井埋め込みボルト(81)の先端部に
アングル状鋼材片よりなる吊り金具(82)を装着して
なる天井固定具(8)を使用し、該天井固定具(8)の
天井埋め込みボルト(81)の基端部を前述の天井躯体
スラブ(7)に埋め込み固着すると共に、吊り金具(8
2)に天井パネル(9)を構成する木材等よりなるパネ
ル枠(91)を当接して釘、ビス等の止具(12)にて
止着して固着することによって天井パネル(9)を吊り
下げ支持すれば良い。なお、図6において、(92)は
パネル枠(91)の表面に張設固着せる下地板である。
【0012】また、床パネル(5)と天井パネル(9)
間のグリッド(2)上に間仕切壁パネル(11)を立
設、固定する場合には、例えば、図7(イ)、(ロ)に
示すように、床パネル(5)と天井パネル(9)間に間
仕切壁パネル(11)を立設介在させ、釘、ビス等の止
具(12)にて床パネル(5)および天井パネル(9)
に止着して固着することによって間仕切壁パネル(1
1)を立設、固定すれば良い。
【0013】また、床パネル(5)、天井パネル(9)
および間仕切壁パネル(11)等の内装パネルの表面化
粧仕上げは、該内装パネルを取り付けた後、下地板表面
に仕上げ材を施工して行っても良いし、内装パネルを製
造する際に、予め、仕上げ材にて表面化粧仕上げを行っ
ても良い。
【0014】また、間仕切壁パネル(11)を立設、固
定した後は、例えば、図4に示すように、間仕切壁パネ
ル(11)にて仕切られた部屋(13)に所望の住宅設
備・建具(14)を配置して使用すれば良いことは勿論
である。
【0015】また、図1において、(15)は建築物
(16)の外周壁部を構成する外壁である。以上の通
り、上記この出願の発明においては、建築物(16)全
体の床パネル(5)および天井パネル(9)を一挙に施
工して建築物(16)全体の床面(6)および天井面
(10)を形成した後、該床パネル(5)と天井パネル
(9)間の所望のグリッド(2)上に間仕切壁パネル
(11)を立設、固定するだけで良いので、作業が単純
化でき、かつグリッド(2)を基準にして床パネル
(5)、天井パネル(9)および間仕切壁パネル(1
1)の位置決めが行えるので、施工精度も優れており、
床パネル(5)、天井パネル(9)、間仕切壁パネル
(11)等の内装パネルの施工が迅速、正確に行え、か
つ間取り変更のために間仕切壁パネル(11)を移設す
る際にも床パネル(5)および天井パネル(9)を取り
外して再度取付施工することなく間仕切壁パネル(1
1)のみを移設することができ、間仕切壁パネル(1
1)の移設も簡単、迅速に行え、従って、内装パネルの
施工および間仕切壁パネル(11)の移設の際の施工日
数、施工費用を削減することができ、さらに床パネル
(5)下の空間部(17)が間仕切壁パネル(11)に
よって分断されることがないので、空間部(17)での
配管、配線も制限されることなく容易に行える。
【0016】図8〜12は、この出願の発明の異った実
施例を例示し、図8は溝形レールの取付状態を示す要部
縦断面図、図9は溝形レールに間仕切壁パネルを取り付
ける状態を示す要部立面図、図10(イ)および(ロ)
は溝形レールに間仕切壁パネルを取り付けた状態を示す
要部縦断面図および要部立面図、図11は床面および天
井面にひずみを生じた状態を示す要部縦断面図、図12
は床面だけにひずみを生じた状態を示す要部縦断面図で
ある。
【0017】なお、図8〜12において、前述の実施例
と同等の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この出願の発明は、前述の間仕切壁パネル(11)を固
定するに際して、例えば、図8に示すように、金属、木
材、合成樹脂等よりなる溝形レール(18)を溝部を対
向させて床パネル(5)および天井パネル(9)表面に
止具(12)にて取り付け、図9に示すように、該対向
せる溝形レール(18)の溝部に間仕切壁パネル(1
1)の上下端部を矢印にて示す如く嵌合させることによ
って、図10(イ)、(ロ)に示すように、間仕切壁パ
ネル(11)を固定して成ることを特徴とするものであ
る。
【0018】以上の通り、上記この出願の発明において
は、床パネル(5)および天井パネル(9)に取り付け
た溝形レール(18)の溝部に間仕切壁パネル(11)
の上下端部を嵌合させているので、例えば、施工完了
後、図11に示すように、床面(6)および天井面(1
0)が矢印にて示す如くたわんでひずみ(19)を生じ
たり、図12に示すように、床面(6)が矢印にて示す
如くたわんでひずみ(19)を生じたりした場合にも、
溝形レール(18)を介して間仕切壁パネル(11)が
ひずみ(19)に追従することができ、間仕切壁パネル
(11)の上下端部に隙間を生じるおそれがなく、見栄
えを損うことがなく、また施工中に間仕切壁パネル(1
1)が倒れたり、位置ずれを生じたりするおそれもな
く、間仕切壁パネル(11)の位置決めが正確に行え、
施工精度が向上する。
【0019】図13は、この出願の発明のさらに異った
実施例の要部斜視図である。この出願の発明は、前述の
間仕切壁パネル(11)を固定するに際して、例えば、
図13に示すように、間仕切壁パネル(11)に下方に
突出せる昇降自在な下支持ボルト(20)を装着し、該
下支持ボルト(20)を下降させて床パネル(5)に設
けた貫通孔等の開口部(51)を貫通させて床躯体スラ
ブ(1)上に到達させて当止すると共に、間仕切壁パネ
ル(11)上端部を止具(12)にて固着することによ
って、間仕切壁パネル(11)を固定して成ることを特
徴とするものである。
【0020】なお、この出願の発明において、間仕切壁
パネル(11)に下支持ボルト(20)を装着する場合
には、例えば、図13に示すように、間仕切壁パネル
(11)を構成する木材等よりなるパネル枠(111)
および中桟(112)に下支持ボルト(20)を貫通
し、固定ナット(21)にて締着して所望の位置に固定
するように装着すると、下支持ボルト(20)をパネル
構造体であるパネル枠(111)および中桟(112)
を介して強固に装着することができるので最適である。
【0021】また、上記パネル枠(111)は、両面に
下地板および仕上げ材を被着して間仕切壁パネル(1
1)を仕上げることは勿論である。また、間仕切壁パネ
ル(11)上端部を止具(12)にて固着する場合に
は、例えば、図13に示すように、間仕切壁パネル(1
1)上端部に止具(12)を打ち込み・ねじ込みして天
井パネル(9)を構成するパネル構造体であるパネル枠
(91)に止着して固着すると、強固に固着することが
できるので最適である。
【0022】以上の通り、上記この出願の発明において
は、間仕切壁パネル(11)を床躯体スラブ(1)上に
当止した下支持ボルト(20)にて支持すると共に間仕
切壁パネル(11)上端部を止具(12)にて固着する
ことによって、間仕切壁パネル(11)を固定している
ので、間仕切壁パネル(11)を自立状態で固定するこ
とができ、従って、前述の床支持脚(4)として防振ゴ
ムを使用した場合でも、間仕切壁パネル(11)の荷重
によって床面(6)および天井面(10)がたわんでひ
ずみを生ずるおそれがなく、間仕切壁パネル(11)に
天袋や棚を設置しても十分に耐えることができる。
【0023】図14および図15は、この出願の発明の
さらに異った実施例の要部斜視図および要部縦断面図で
ある。この出願の発明は、前述の間仕切壁パネル(1
1)を固定するに際して、例えば、図14および図15
に示すように、間仕切壁パネル(11)に下方に突出せ
る昇降自在な下支持ボルト(20)および上方に突出せ
る昇降自在な上支持ボルト(22)を装着し、該下支持
ボルト(20)を下降させて床パネル(5)に設けた貫
通孔等の開口部(51)を貫通させて床躯体スラブ
(1)上に到達させて当止すると共に、上支持ボルト
(22)を上昇させて天井パネル(9)に設けた貫通孔
等の開口部(93)を貫通させることによって、間仕切
壁パネル(11)を固定して成ることを特徴とするもの
である。
【0024】なお、この出願の発明において、間仕切壁
パネル(11)に下支持ボルト(20)を装着する場合
には、例えば、前述の図13と同様にして、図14に示
すように、下支持ボルト(20)を間仕切壁パネル(1
1)のパネル枠(111)および中桟(112)を介し
て装着すれば良い。
【0025】また、間仕切壁パネル(11)に装着した
上支持ボルト(22)を天井パネル(9)に設けた開口
部(93)を貫通させる場合には、上支持ボルト(2
2)を天井パネル(9)の開口部(93)に挿入して貫
通させるだけでも良いが、例えば、図14および図15
に示すように、前述の図6に例示した天井埋め込みボル
ト(81)および吊り金具(82)を利用し、間仕切壁
パネル(11)上方に突出せる上支持ボルト(22)を
天井パネル(9)を構成する下地板(92)およびパネ
ル枠(91)に設けた開口部(93)を貫通して上昇さ
せ、該上昇させた上支持ボルト(22)上端部を、前記
天井埋め込みボルト(81)下端部に装着した連結ナッ
ト(23)に螺着すると共に固定ナット(21)にて螺
着して固定すると、間仕切壁パネル(11)上端部を強
固に固定することができるので最適である。
【0026】また、上記パネル枠(111)は、図15
に示すように、両面に下地板(113)および仕上げ材
を被着して間仕切壁パネル(11)を仕上げることは勿
論である。
【0027】以上の通り、上記この出願の発明において
は、間仕切壁パネル(11)に装着した下支持ボルト
(20)および上支持ボルト(22)を介して間仕切壁
パネル(11)を自立状態で固定することができ、かつ
天井パネル(9)に傷を付けることなく間仕切壁パネル
(11)の移設が行える。
【0028】図16および図17は、この出願の発明の
さらに異った実施例を例示し、図16は要部斜視図、図
17は床支持脚の拡大斜視図である。なお、図16およ
び図17において、前述の実施例と同等の部分には、同
一の符号を付して説明を省略する。
【0029】この出願の発明は、前述の間仕切壁パネル
(11)を固定するに際して、例えば、図16および図
17に示すように、前述の図14に例示した間仕切壁パ
ネル(11)に装着した下支持ボルト(20)を下降さ
せて床パネル(5)に設けた開口部(51)を貫通さ
せ、さらに床支持脚(4)の上下方向に設けた貫通孔
(44)を矢印にて示す如く貫通させて床躯体スラブ
(1)上に到達させて当止することによって、間仕切壁
パネル(11)を固定して成ることを特徴とするもので
ある。
【0030】なお、上記図16においては、図14に例
示した間仕切壁パネル(11)において、下支持ボルト
(20)を床支持脚(4)の貫通孔(44)を介して下
降させるようにした実施例を例示したが、図13に例示
した間仕切壁パネル(11)においても上記と同様に実
施できる。
【0031】以上の通り、上記この出願の発明において
は、間仕切壁パネル(11)に装着した下支持ボルト
(20)を介して間仕切壁パネル(11)を自立状態で
固定することができ、かつ下支持ボルト(20)を床支
持脚(4)の貫通孔(44)を介して下降させるように
しているので、床パネル(5)下の配管、配線を下支持
ボルト(20)で踏んで損傷するおそれがない。
【0032】図18は、この出願の発明のさらに異った
実施例の要部分解斜視図である。なお、図18におい
て、前述の実施例と同等の部分には、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0033】この出願の発明は、前述の間仕切壁パネル
(11)を固定するに際して、例えば、図18に示すよ
うに、前述の図14に例示した間仕切壁パネル(11)
に装着していた下支持ボルト(20)および上支持ボル
ト(22)を間仕切壁パネル(11)の一側端部のみに
装着して間仕切壁パネル(11)を支持すると共に、下
支持ボルト(20)および上支持ボルト(22)を装着
していない他側端部を隣接する間仕切壁パネル(11)
の一側端部〔下支持ボルト(20)および上支持ボルト
(22)を装着した側端部〕に矢印にて示す如く当接し
て止具(12)にて固着することによって、間仕切壁パ
ネル(11)を固定して成ることを特徴とするものであ
る。
【0034】なお、この出願の発明において、例えば、
図18に示すように、隣接する間仕切壁パネル(11)
の当接面部に互いに嵌合する雄実(114)および雌実
(115)を形成し、該雄実(114)と雌実(11
5)を嵌合させて止具(12)にて固着すると、強固に
固着することができるので最適である。
【0035】また、上記図18においては、図14に例
示した間仕切壁パネル(11)を対象にした実施例を例
示したが、図13および図16に例示した間仕切壁パネ
ル(11)においても上記と同様に実施できる。
【0036】以上の通り、上記この出願の発明において
は、間仕切壁パネル(11)の一側端部のみに、下支持
ボルト(20)、または下支持ボルト(20)および上
支持ボルト(22)を装着して間仕切壁パネル(11)
を支持しているので、下支持ボルト(20)、上支持ボ
ルト(22)を間仕切壁パネル(11)1枚あたり少な
くても1本に削減することができ、下支持ボルト(2
0)、上支持ボルト(22)の作業工数を削減すること
ができる。
【0037】図19は、この出願の発明のさらに異った
実施例の要部斜視図である。なお、図19において、前
述の実施例と同等の部分には、同一の符号を付して説明
を省略する。
【0038】この出願の発明は、前述の間仕切壁パネル
(11)を固定するに際して、例えば、図19に示すよ
うに、間仕切壁パネル(11)に上方に突出せる昇降自
在な上支持ボルト(22)を装着し、該上支持ボルト
(22)を上昇させて天井パネル(9)に設けた貫通孔
等の開口部(93)を貫通させ、さらに天井躯体スラブ
(7)面に固着した間仕切固定具(24)の螺孔(24
1)に螺着すると共に、床パネル(5)表面に止具にて
取り付けた溝形レール(18)の溝部に間仕切壁パネル
(11)下端部を嵌合させることによって、間仕切壁パ
ネル(11)を固定して成ることを特徴とするものであ
る。
【0039】なお、この出願の発明において、間仕切壁
パネル(11)に上支持ボルト(22)を装着する場合
には、例えば、図19に示すように、間仕切壁パネル
(11)を構成するパネル枠(111)に上支持ボルト
(22)を貫通し、固定ナット(21)にて締着して所
望の位置に固定するように装着すれば良い。
【0040】また、上記パネル枠(111)は、前述の
実施例と同様、両面に下地板および仕上げ材を被着して
間仕切壁パネル(11)を仕上げることは勿論である。
また、上支持ボルト(22)を上昇させて天井躯体スラ
ブ(7)面に固着した間仕切固定具(24)の螺孔(2
41)に螺着する場合には、例えば、図19に示すよう
に、間仕切固定具(24)として、天井埋め込みボルト
(242)の先端部にコ字状鋼材片よりなる吊り金具
(243)を固着してなる間仕切固定具(24)を使用
し、該間仕切固定具(24)の天井埋め込みボルト(2
42)の基端部を天井躯体スラブ(7)に埋め込み固着
すると共に、上支持ボルト(22)を上昇させて吊り金
具(243)に穿設した螺孔(241)に螺着すれば良
い。
【0041】以上の通り、上記この出願の発明において
は、天井躯体スラブ(7)面に固着した間仕切固定具
(24)の螺孔(241)に螺着した上支持ボルト(2
2)および溝形レール(18)を介して間仕切壁パネル
(11)を吊り下げ支持することができるので、間仕切
壁パネル(11)を自立状態で固定することができ、か
つ間仕切壁パネル(11)下端部に隙間を生じた場合に
も溝形レール(18)で隠ぺいすることができるので、
見栄えを損うおそれがない。
【0042】図20は、この出願の発明のさらに異った
実施例の要部分解斜視図である。この出願の発明は、前
述の間仕切壁パネル(11)を固定するに際して、例え
ば、図20に示すように、前述の図14に例示した間仕
切壁パネル(11)に装着していた下支持ボルト(2
0)および上支持ボルト(22)を、木材、金属等より
なる格子状の柱体(25)に装着したものであり、柱体
(25)に下方に突出せる昇降自在な下支持ボルト(2
0)および上方に突出せる昇降自在な上支持ボルト(2
2)を装着し、該下支持ボルト(20)を下降させて床
パネル(5)に設けた貫通孔等の開口部(51)を貫通
させて床躯体スラブ(1)上に到達させて当止すると共
に、上支持ボルト(22)を上昇させて天井パネル
(9)に設けた貫通孔等の開口部(93)を貫通させる
ことによって柱体(25)を固定し、該固定せる柱体
(25)の側端面部に未固定の間仕切壁パネル(11)
の側端面部を矢印にて示す如く当接させて止具(12)
にて固着することによって、間仕切壁パネル(11)を
固定して成ることを特徴とするものである。
【0043】なお、この出願の発明において、柱体(2
5)に下支持ボルト(20)および上支持ボルト(2
2)を装着する場合には、例えば、図20に示すよう
に、柱体(25)を構成する四周枠(251)および中
桟(252)に下支持ボルト(220)および上支持ボ
ルト(22)を貫通し、固定ナット(21)にて締着し
て所望の位置に固定するように装着すると、下支持ボル
ト(20)および上支持ボルト(22)を柱構造体であ
る四周枠(251)および中桟(252)を介して強固
に装着することができるので最適である。
【0044】また、上記四周枠(251)は、両面に下
地板、仕上げ材等のカバー板を被着して隠ぺい仕上げす
るのが最適である。また、間仕切壁パネル(11)とし
て、中桟(112)付きのパネル枠(111)のみを図
示したが、前述の実施例と同様、パネル枠(111)の
両面に下地板および仕上げ材を被着して間仕切壁パネル
(11)を仕上げれば良いことは勿論である。
【0045】以上の通り、上記この出願の発明において
は、下支持ボルト(20)および上支持ボルト(22)
を介して自立状態で固定した柱体(25)を利用するこ
とによって間仕切壁パネル(11)を自立状態で固定す
ることができ、下支持ボルト(20)および上支持ボル
ト(22)の本数、作業工数を削減することができる。
【0046】図21は、この出願の発明のさらに異った
実施例の要部分解斜視図である。この出願の発明は、前
述の間仕切壁パネル(11)を固定するに際して、例え
ば、図21に示すように、前述の図19に例示した間仕
切壁パネル(11)に装着した上支持ボルト(22)お
よび溝形レール(18)を前述の柱体(25)に装着し
たものであり、柱体(25)に上方に突出せる昇降自在
な上支持ボルト(22)を装着し、該上支持ボルト(2
2)を上昇させて天井パネル(9)に設けた貫通孔等の
開口部(93)を貫通させ、さらに天井躯体スラブ
(7)面に固着した柱固定具(26)の螺孔(261)
に螺着すると共に、床パネル(5)表面に止具にて取り
付けた溝形レール(18)の溝部に柱体(25)下端部
を嵌合させることによって柱体(25)を固定し、該固
定せる柱体(25)の側端面部に間仕切壁パネル(1
1)の側端面部を矢印にて示す如く当接させて止具(1
2)にて固着することによって、間仕切壁パネル(1
1)を固定して成ることを特徴とするものである。
【0047】なお、この出願の発明において、柱体(2
5)に上支持ボルト(22)を装着する場合には、例え
ば、図21に示すように、柱体(25)を構成する四周
枠(251)に上支持ボルト(22)を貫通し、固定ナ
ット(21)にて締着して所望の位置に固定するように
装着すれば良い。
【0048】また、上記四周枠(251)は、両面に下
地板、仕上げ材等のカバー板を装着して隠ぺい仕上げす
るのが最適である。また、間仕切壁パネル(11)とし
て、中桟(112)付きのパネル枠(111)のみを図
示したが、前述の実施例と同様、パネル枠(111)の
両面に下地板および仕上げ材を被着して間仕切壁パネル
(11)を仕上げれば良いことは勿論である。
【0049】また、上支持ボルト(22)を上昇させて
天井躯体スラブ(7)面に固着した柱固定具(26)の
螺孔(261)に螺着する場合には、例えば、図21に
示すように、柱固定具(26)として、天井埋め込みボ
ルト(262)の先端部にコ字状鋼材片よりなる吊り金
具(263)を固着してなる柱固定具(26)を使用
し、該柱固定具(26)の天井埋め込みボルト(26
2)基端部を天井駆体スラブ(7)に埋め込み固着する
と共に、上支持ボルト(22)を上昇させて吊り金具
(263)に突設した螺孔(261)に螺着すれば良
い。
【0050】以上の通り、上記この出願の発明において
は、天井躯体スラブ(7)面に固着した柱固定具(2
6)の螺孔(261)に螺着した上支持ボルト(22)
および溝形レール(18)を介して自立状態で固定した
柱体(25)を利用することによって間仕切壁パネル
(11)を自立状態で固定することができる。
【0051】なお、前述した図13〜16、および図1
8〜21において、下支持ボルト(20)および上支持
ボルト(22)の装着本数は、所望する固定強度に応じ
て任意に選択、決定すれば良い。
【0052】勿論、この出願の発明は、以上の実施形態
によって限定されるものではなく、床パネル、天井パネ
ル、間仕切壁パネル、柱体等の材質、構造、ならびに床
支持脚、天井固定具、間仕切固定具、柱固定具、下支持
ボルト、上支持ボルト等の材質、形状、大きさ等の細部
については、種々の態様が可能であることは言うまでも
ない。
【0053】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、床パネル、天井パネル、間仕切壁パネル等
の内装パネルの施工が迅速、正確に行え、かつ間取り変
更の際の間仕切壁パネルの移設も簡単、迅速に行え、施
工日数、施工費用を削減することができ、さらに床パネ
ル下の空間部での配管、配線も制限されることなく容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施例の略縦断面図であ
る。
【図2】同上実施例におけるグリッドの割付状態図であ
る。
【図3】同上実施例における間仕切壁パネル配置図であ
る。
【図4】同上実施例における住宅設備・建具配置図であ
る。
【図5】同上実施例における床支持脚の拡大斜視図であ
る。
【図6】同上実施例における天井パネルの吊り下げ支持
状態を示す要部斜視図である。
【図7】(イ)および(ロ)は同上実施例の要部縦断面
図および要部立面図である。
【図8】この出願の発明の異った実施例における溝形レ
ールの取付状態を示す要部縦断面図である。
【図9】同上実施例において、溝形レールに間仕切壁パ
ネルを取り付ける状態を示す要部立面図である。
【図10】(イ)および(ロ)は同上実施例において、
溝形レールに間仕切壁パネルを取り付けた状態を示す要
部縦断面図および要部立面図である。
【図11】同上実施例において、床面および天井面にひ
ずみを生じた状態を示す要部縦断面図である。
【図12】同上実施例において、床面だけにひずみを生
じた状態を示す要部縦断面図である。
【図13】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
斜視図である。
【図14】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
斜視図である。
【図15】同上実施例の要部縦断面図である。
【図16】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
斜視図である。
【図17】同上実施例における床支持脚の拡大斜視図で
ある。
【図18】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
分解斜視図である。
【図19】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
斜視図である。
【図20】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
分解斜視図である。
【図21】この出願の発明のさらに異った実施例の要部
分解斜視図である。
【図22】従来例の略縦断面図である。
【符号の説明】
1 床躯体スラブ 2 グリッド 3 グリッド交点 4 床支持脚 41 支持脚本体 42 基台 43 受座 44 貫通孔 5 床パネル 51 開口部 6 床面 7 天井躯体スラブ 8 天井固定具 81 天井埋め込みボルト 82 吊り金具 9 天井パネル 91 パネル枠 92 下地板 93 開口部 10 天井面 11 間仕切壁パネル 111 パネル枠 112 中桟 113 下地板 114 雄実 115 雌実 12 止具 13 部屋 14 住宅設備・建具 15 外壁 16 建築物 17 空間部 18 溝形レール 19 ひずみ 20 下支持ボルト 21 固定ナット 22 上支持ボルト 23 連結ナット 24 間仕切固定具 241 螺孔 242 天井埋め込みボルト 243 吊り金具 25 柱体 251 四周枠 252 中桟 26 柱固定具 261 螺孔 262 天井埋め込みボルト 263 吊り金具 A 床躯体スラブ B 天井躯体スラブ C 間仕切壁パネル D 支持脚 E 床パネル F 床面 G 天井固定具 H 天井パネル I 天井面 J 空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 2/74 501 E04B 2/74 501B 5/02 5/02 L 9/06 5/55 A (72)発明者 吉田 秀和 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 足立 喜世子 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 大島 玲奈 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定モジュールのグリッド交点またはグ
    リッド交点近傍すべての床躯体スラブ上に床支持脚を立
    設して床パネルを載置支持して床面を形成すると共に、
    前記グリッド交点またはグリッド交点近傍に対応する天
    井躯体スラブ面に天井固定具を介して天井パネルを吊り
    下げ支持して天井面を形成し、該床パネルと天井パネル
    間のグリッド上に間仕切壁パネルを立設、固定して成る
    ことを特徴とする建築物の内装パネル取付構造。
  2. 【請求項2】 溝形レールを溝部を対向させて床パネル
    および天井パネル表面に取り付け、該対向せる溝形レー
    ルの溝部に間仕切壁パネルの上下端部を嵌合させること
    によって、間仕切壁パネルを固定して成る請求項1記載
    の建築物の内装パネル取付構造。
  3. 【請求項3】 間仕切壁パネルに下方に突出せる昇降自
    在な下支持ボルトを装着し、該下支持ボルトを下降させ
    て床パネルに設けた開口部を貫通させて床躯体スラブ上
    に当止すると共に、間仕切壁パネル上端部を止具にて固
    着することによって、間仕切壁パネルを固定して成る請
    求項1記載の建築物の内装パネル取付構造。
  4. 【請求項4】 間仕切壁パネルに下方に突出せる昇降自
    在な下支持ボルトおよび上方に突出せる昇降自在な上支
    持ボルトを装着し、該下支持ボルトを下降させて床パネ
    ルに設けた開口部を貫通させて床躯体スラブ上に当止す
    ると共に、上支持ボルトを上昇させて天井パネルに設け
    た開口部を貫通させることによって、間仕切壁パネルを
    固定して成る請求項1記載の建築物の内装パネル取付構
    造。
  5. 【請求項5】 下支持ボルトを下降させて床パネルに設
    けた開口部を貫通させ、さらに床支持脚に設けた貫通孔
    を貫通させて床躯体スラブ上に当止することによって、
    間仕切壁パネルを固定して成る請求項3または4記載の
    建築物の内装パネル取付構造。
  6. 【請求項6】 間仕切壁パネルの一側端部に、下支持ボ
    ルト、または下支持ボルトおよび上支持ボルトを装着し
    て間仕切壁パネルを支持すると共に、他側端部を隣接す
    る間仕切壁パネルの一側端部に固着することによって、
    間仕切壁パネルを固定して成る請求項3ないし5いずれ
    かに記載の建築物の内装パネル取付構造。
  7. 【請求項7】 間仕切壁パネルに上方に突出せる昇降自
    在な上支持ボルトを装着し、該上支持ボルトを上昇させ
    て天井パネルに設けた開口部を貫通させ、さらに天井躯
    体スラブ面に固着した間仕切固定具の螺孔に螺着すると
    共に、床パネル表面に取り付けた溝形レールの溝部に間
    仕切壁パネル下端部を嵌合させることによって、間仕切
    壁パネルを固定して成る請求項1記載の建築物の内装パ
    ネル取付構造。
  8. 【請求項8】 柱体に下方に突出せる昇降自在な下支持
    ボルトおよび上方に突出せる昇降自在な上支持ボルトを
    装着し、該下支持ボルトを下降させて床パネルに設けた
    開口部を貫通させて床躯体スラブ上に当止すると共に、
    上支持ボルトを上昇させて天井パネルに設けた開口部を
    貫通させることによって柱体を固定し、該固定せる柱体
    の側端面部に間仕切壁パネルの側端面部を当接させて止
    具にて固着することによって、間仕切壁パネルを固定し
    て成る請求項1記載の建築物の内装パネル取付構造。
  9. 【請求項9】 柱体に上方に突出せる昇降自在な上支持
    ボルトを装着し、該上支持ボルトを上昇させて天井パネ
    ルに設けた開口部を貫通させ、さらに天井躯体スラブ面
    に固着した柱固定具の螺孔に螺着すると共に、床パネル
    表面に取り付けた溝形レールの溝部に柱体下端部を嵌合
    させることによって柱体を固定し、該固定せる柱体の側
    端面部に間仕切壁パネルの側端面部を当接させて止具に
    て固着することによって、間仕切壁パネルを固定して成
    る請求項1記載の建築物の内装パネル取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138102A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Sekisui Chem Co Ltd 可動間仕切り壁パネルと可動間仕切り壁システム
JP2007191926A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Misawa Homes Co Ltd 間仕切りパネルの設置方法及び間仕切りパネル
AU2020102352B4 (en) * 2015-06-15 2021-04-22 Illinois Tool Works Inc. Floating connection between a structural member and a wall member in a building structure

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