JP2003027635A - 間仕切壁構造 - Google Patents
間仕切壁構造Info
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Abstract
設する場合に、床や天井の修復箇所を最少限度にして間
仕切壁パネルへの電気配線を行うことができ、また、間
仕切壁パネルを移設した後、電気配線を移設する場合
に、電気配線の移設を簡便に行うことができる。 【解決手段】 床(4)に固定した上向き開口の固定レ
ール(5)に間仕切壁パネル(6)の下端部を固定して
なる間仕切壁構造において、間仕切壁パネル(6)の下
端部に、基部(131)を固定レール(5)の上向き開
口幅と同等に形成すると共に胴部(132)を上向き開
口幅より狭小に形成してなる脚体(13)を突設し、該
脚体(13)の基部(131)を固定レール(5)の上
向き開口底部に嵌合固定してなる。
Description
構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の
発明は、リフォーム等に際して、間仕切壁パネルを移設
する場合に、床や天井の修復箇所を最少限度にして間仕
切壁パネルへの電気配線を行うことができ、また、間仕
切壁パネルを移設した後、電気配線を移設する場合に、
電気配線の移設を簡便に行うことができる間仕切壁構造
に関するものである。
例えば、図3に例示したように、床スラブ(1)上に、
所望の間隔を隔てて支持脚(2)、(2)、…を立設
し、該支持脚(2)、(2)、…上に床パネル(3)、
(3)、…を載置敷設して床(4)を形成することによ
って、床(4)を床スラブ(1)より浮かせて二重床方
式の床部を形成し、該床(4)に固定した上向き開口の
固定レール(5)の上向き開口部に間仕切壁パネル
(6)の下端部を嵌合固定すると共に、天井スラブ
(7)面に、所望の間隔を隔てて吊り具(8)、
(8)、…を垂設し、該吊り具(8)、(8)、…にて
天井パネル(9)、(9)、…を吊り下げ支持して天井
(10)を形成することによって、天井(10)を天井
スラブ(7)より浮かせて二重天井方式の天井部を形成
し、該天井(10)に固定した下向き開口の固定レール
(11)の下向き開口部に間仕切壁パネル(6)の上端
部を嵌合固定することによって、間仕切壁を形成してい
た。
(4)に防振・制振効果を発揮させる場合に介在させる
防振ゴムである。
来の間仕切壁においては、床(4)下や天井(10)裏
の空間部を電気配線、給・排水配管、床下・天井裏収納
等のスペースとして利用でき、また間仕切壁パネル
(6)の固定を床(4)と天井(10)の間で行ってい
るため、建築物全体の床(4)と天井(10)を一挙に
形成することができ、作業性が向上し、工期を短縮する
ことができると共に、リフォーム等の際の間仕切壁パネ
ル(6)の移設も容易に行えるという利点を有している
反面、電線を間仕切壁パネル(6)に引き込んで電気配
線を行う場合に、床(4)下や天井(10)裏の空間部
を配線スペースとして利用しているため、床(4)下や
天井(10)裏の空間部から電線を引き出して間仕切壁
パネル(6)に引き込むための電線引き出し孔を床
(4)や天井(10)に穿設し、該電線引き出し孔より
引き出した電線を間仕切壁パネル(6)に引き込んで電
気配線を行っており、従って、リフォーム等によって間
仕切壁パネル(6)を移設した場合に、電線引き出し孔
が露出して残存し、美観を損うため、電線引き出し孔を
隠ぺいして修復する必要があるという問題があった。ま
た、間仕切壁パネル(6)を移設した後、電気配線を移
設する場合に、床(4)や天井(10)を剥がさなけれ
ばならず、電気配線の移設が簡便に行えないという問題
もあった。
みて為されたものであり、上記の問題点を解消し、リフ
ォーム等に際して、間仕切壁パネルを移設する場合に、
床や天井の修復箇所を最少限度にして間仕切壁パネルへ
の電気配線を行うことができ、また、間仕切壁パネルを
移設した後、電気配線を移設する場合に、電気配線の移
設を簡便に行うことができる間仕切壁構造を提供するこ
とを目的としている。
の課題を解決するためになされたものであって、第1の
発明は、床に固定した上向き開口の固定レールに間仕切
壁パネルの下端部を固定してなる間仕切壁構造におい
て、間仕切壁パネルの下端部に、基部を固定レールの上
向き開口幅と同等に形成すると共に胴部を上向き開口幅
より狭小に形成してなる脚体を突設し、該脚体の基部を
固定レールの上向き開口底部に嵌合固定してなることを
特徴とする間仕切壁構造を提供する。
成してなる前記の間仕切壁構造を提供する。
特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態につい
て説明する。
した縦断面図である。なお、図1において、図3に例示
した従来例と同等の部分には、同一の符号を付して説明
を省略する。
たように、床(4)に、釘、ビス、接着剤等で固定した
下向き開口の溝形レール体よりなる固定レール(5)に
間仕切壁パネル(6)の下端部を固定してなる間仕切壁
構造において、間仕切壁パネル(6)の下端部に、基部
(131)の幅寸法を固定レール(5)の上向き開口幅
と同等(同一または略同一)に形成すると共に、胴部
(132)の幅寸法を上向き開口幅より狭小に形成して
なる脚体(13)を突設し、該脚体(13)の基部(1
31)を固定レール(5)の上向き開口底部に嵌合固定
してなることを特徴とする間仕切壁構造に関するもので
ある。
パネル(6)の下端部に脚体(13)を突設する場合に
は、例えば、図1に例示したように、上枠(61)、下
枠(62)および両側枠(63)よりなるパネル枠の表
裏面部に、釘、ビス、接着剤等にて、石膏ボード等の表
面材(64)を張設固着して形成した間仕切壁パネル
(6)の下枠(62)に、金属、合成樹脂等よりなる脚
体(13)を、釘、ビス等の止具にて固着したり、後述
する図2に例示したように脚体(13)の上端部を下枠
(62)に貫通して装着したりすることによって、脚体
(13)を突設すれば良い。
定レール(5)の上向き開口幅より狭小に形成する場合
には、例えば、図1に例示したように、固定レール
(5)の上向き開口内に電気配線(14)を収納する配
線スペース(15)を可能な限り大きく確保するため、
脚体(13)の胴部(132)を基部(131)の一側
端縁部に偏位させて形成すると共に、脚体(13)の支
持強度が損われない限り胴部(132)の幅寸法を可能
な限り狭小に形成するのが好ましい。通常、脚体(1
3)の胴部(132)を固定レール(5)の上向き開口
幅の半分程度に形成するのが好ましい。
定する場合には、例えば、図1に例示したように、従来
(図3)と同様にして、天井(10)に、釘、ビス、接
着剤等で固定した溝形レール体よりなる固定レール(1
1)の下向き開口部に間仕切壁パネル(6)の上端部を
嵌合固定したり、その他任意の方法で固定したりすれば
良い。
間仕切壁パネル(6)の下端部に、基部(131)を固
定レール(11)の上向き開口幅と同等に形成すると共
に胴部(132)を上向き開口幅より狭小に形成してな
る脚体(13)を突設し、該脚体(13)の基部(13
1)を固定レール(5)の上向き開口底部に嵌合固定し
てなるので、固定レール(5)の内部から上方の長手方
向全長にわたって配線スペース(15)を形成すること
ができ、該配線スペース(15)を利用して電気配線
(14)を行うことができると共に該電気配線(14)
された電線を間仕切壁パネル(6)に引き込んで電気配
線を行うことができ、従って、床(4)や天井(10)
に最初の電線を引き出すための電線引き出し孔を穿設す
るだけで良く、リフォーム等に際して、間仕切壁パネル
(6)を移設する場合に、床(4)や天井(10)の修
復箇所を最少限度にして(移設位置によっては全く修復
することなく)間仕切壁パネル(6)への電気配線を行
うことができ、また、間仕切壁パネル(6)を移設した
後、電気配線(14)を移設する場合に、間仕切壁パネ
ル(6)と共に電気配線(14)も自動的に移設するこ
とができ、従って、床(4)や天井(10)を剥がすこ
となく電気配線(14)の移設を簡便に行うことができ
る。
例示した縦断面図である。なお、図2において、図3に
例示した従来例および図1に例示した発明と同等の部分
には、同一の符号を付して説明を省略する。
たように、上記図1に例示した発明において、脚体(1
3)を伸縮自在に形成してなる間仕切壁構造に関するも
のである。
3)を伸縮自在に形成する場合には、例えば、図2に例
示したように、脚体(13)の胴部(132)下方をア
ジャスターボルト等よりなるアジャスター(133)に
て形成し、該アジャスター(133)の胴部(132)
を上方の胴部(132)に昇降自在に螺着すると共にア
ジャスター(133)の基部(131)の幅寸法を固定
レール(5)の上向き開口幅と同等に形成することによ
って、脚体(13)を伸縮自在に形成すれば良い。ま
た、脚体(13)の胴部(132)下方をアジャスター
(133)にて形成した場合には、アジャスター(13
3)の胴部(132)が小径であるため、該胴部(13
2)を図1に例示したように偏位させて形成しなくても
良く、図2に例示したように固定レール(5)の中央部
に位置するように形成しても良い。
記脚体(13)を突設する場合には、例えば、図2に例
示したように、間仕切壁パネル(6)の下枠(62)に
脚体(13)の胴部(132)上端部を貫通して装着す
ることによって、脚体(13)を突設すれば良い。
脚体(13)を伸縮自在に形成しているので、上記図1
に例示した発明と同等の作用効果を発揮すると共に、脚
体(13)の基部(131)を固定レール(5)の上向
き開口底部に嵌合固定する際に、脚体(13)を伸縮さ
せて高さ調整しつつ嵌合固定することができ、嵌合固定
作業を円滑に行うことができる。
おいては、電気配線(14)を固定レール(5)上方の
スペースにて行った実施例を例示したが、固定レール
(5)内部の配線スペース(15)にて行っても良いこ
とはもちろんである。
(13)の基部(131)を固定レール(5)の上向き
開口幅と同等に形成しているので、図1および図2に例
示したように、脚体(13)の基部(131)を固定レ
ール(5)の上向き開口底部に均密、正確に嵌合固定す
ることができる。
は、合板等よりなる調整板であり、該調整板(16)を
間仕切壁パネル(6)の下枠(62)および固定レール
(5)に当接して、釘、ビス等の止具(17)にて固着
することによって、間仕切壁パネル(6)下端部と床
(4)との隙間を調整・隠ぺいすると共に電気配線(1
4)を隠ぺいすると、外観が向上するので、好ましい。
形態によって限定されるものではなく、固定レール、間
仕切壁パネルおよび脚体の形状、構造、材質等、詳細に
ついては、様々な態様が可能であることはいうまでもな
い。
明によって、リフォーム等に際して、間仕切壁パネルを
移設する場合に、床や天井の修復箇所を最少限度にして
間仕切壁パネルへの電気配線を行うことができ、また、
間仕切壁パネルを移設した後、電気配線を移設する場合
に、電気配線の移設を簡便に行うことができる。
である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 床に固定した上向き開口の固定レールに
間仕切壁パネルの下端部を固定してなる間仕切壁構造に
おいて、間仕切壁パネルの下端部に、基部を固定レール
の上向き開口幅と同等に形成すると共に胴部を上向き開
口幅より狭小に形成してなる脚体を突設し、該脚体の基
部を固定レールの上向き開口底部に嵌合固定してなるこ
とを特徴とする間仕切壁構造。 - 【請求項2】 脚体を伸縮自在に形成してなる請求項1
記載の間仕切壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216976A JP3731504B2 (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 間仕切壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216976A JP3731504B2 (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 間仕切壁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003027635A true JP2003027635A (ja) | 2003-01-29 |
JP3731504B2 JP3731504B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=19051378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001216976A Expired - Fee Related JP3731504B2 (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 間仕切壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3731504B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114856024A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-08-05 | 成都理工大学 | 新型自复位混凝土剪力墙及其施工方法和应用 |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001216976A patent/JP3731504B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114856024A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-08-05 | 成都理工大学 | 新型自复位混凝土剪力墙及其施工方法和应用 |
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