JP2021155926A - 固定具 - Google Patents

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Naoki Ichikawa
直毅 市川
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Abstract

【課題】高さ調整に必要な操作が容易な固定具を提供する。【解決手段】固定具100は、一方向に延びる支持部材300と、支持部材300を設置面50に固定するための固定部200と、を有する。固定部200は、設置面に面する底部と、設置面50に交差する面に沿った第1側部と、を有する。支持部材300は、固定部200の第1側部に面する第2側部320を有する。固定部200の第1側部は、第1締結部材290を通す第1穴部222を有する。支持部材300の第2側部320は、第1締結部材290を通す第2穴部を有する。第1穴部222と第2穴部の少なくとも一方は、設置面50に交差する高さ方向において、第1締結部材290の径よりも長い。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば太陽電池モジュールのようなパネル状部材用の固定具に関する。
例えば住宅のような建造物の屋根等に設置される太陽電池モジュールのようなパネル状部材が知られている。このようなパネル状部材は、設置される屋根の種類に応じた適切な固定具によって設置面に固定される。
特許文献1は、鋼板又は金属製の折板屋根に太陽電池モジュールを取り付けるための取付装置を開示している。折板屋根は、複数の山形の頂部を有している。各々の山形の頂部は、一方向(縦方向)に沿って延びている。複数の山形の頂部は、縦方向に交差する方向(横方向)に並んでいる。
特許文献1では、取付装置は、山形の頂部に固定される台座と、複数の横桟と、複数の縦桟と、を有する。台座は、永久磁石を有しており、磁力によって折板屋根に固定されている。各々の横桟は、横方向に沿って延びており、複数の山形の頂部にわたって延びている。横桟は、取付装置の台座上に固定されている。各々の縦桟は、縦方向に沿って延びており、複数の横桟にわたって延びている。縦桟と横桟によって、太陽電池モジュールを取り付けるための架台が構成されている。
また、特許文献1では、台座から上方に延びた螺子部材が設けられている。螺子部材に設けられたレベル調整ナットの位置によって、縦桟の高さが調整される。また、粘弾性ポリウレタン樹脂が、レベル調整ナットの上面の位置まで形成されている。すなわち、粘弾性ポリウレタン樹脂は、取付装置の永久磁石と、台座と、螺子部材の一部と、レベル調整ナットとを覆っている。縦桟は、この粘弾性ポリウレタン樹脂の上に置かれている。
特開2013−40462号公報
特許文献1において、架台を構成する横桟は、複数の山形の頂部にわたって延びている。ここで、折板屋根のような設置面では、山形の頂部の高さにばらつきが存在することがある。そのため、横桟が複数の山形の頂部上に置かれた場合に、横桟が傾いたり、不安定になったりすることがある。
特許文献1では、前述したレベル調整ナットが設けられているが、レベル調整ナットは粘弾性ポリウレタン樹脂により埋められている。そのため、いったん粘弾性ポリウレタン樹脂が形成された後に、架台の高さ調整をすることはできない。また、レベル調整ナットは、縦桟の下、具体的には縦桟と台座との間の狭いスペースに設けられているため、高さ調整に要する操作が困難である。
したがって、高さ調整に必要な操作が容易な固定具が望まれる。
一態様に係る固定具は、一方向に延びる支持部材と、前記支持部材を設置面に固定するための固定部と、を有する。前記固定部は、前記設置面に面する底部と、前記設置面に交差する面に沿った第1側部と、を有し、前記支持部材は、前記固定部の前記第1側部に面する第2側部を有する。前記固定部の前記第1側部は、第1締結部材を通す第1穴部を有する。前記支持部材の前記第2側部は、前記第1締結部材を通す第2穴部を有する。前記第1穴部と前記第2穴部の少なくとも一方は、前記設置面に交差する高さ方向において、前記第1締結部材の径よりも長い。
上記態様によれば、高さ調整に必要な操作が容易な固定具を提供することができる。
設置面上に支持されたパネル状部材を示す模式図である。 図1の領域2Rを矢印2A方向から見た側面図である。 第1実施形態に係る固定具及びパネル状部材の分解側面図である。 固定具の分解斜視図である。 図2の3A−3A線に沿った固定具の断面図である。 固定具の基部に関する固定部の可動を示す断面図である。 第2実施形態に係る固定具及びパネル状部材の側面図である。 図7の8A−8A線に沿った固定具の断面図である。 第3実施形態に係る固定具及びパネル状部材の側面図である。 固定具の基部に関する固定部の可動を示す側面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
[第1実施形態]
図1は、設置面上に支持されたパネル状部材を示す模式図である。図2は、図1の領域2Rを矢印2A方向から見た側面図である。図3は、第1実施形態に係る固定具及びパネル状部材の分解側面図である。図4は、固定具の分解側面図である。図5は、図2の3A−3A線に沿った固定具の断面図である。図6は、固定具の基部に関する固定部の可動を示す断面図である。
図1に示す例では、複数のパネル状部材10が、設置面50上に設けられている。パネル状部材10は、例えば太陽電池モジュールであってよい。
以下では、図のX方向を横方向と称し、図のY方向を縦方向と称することがある。また、図のZ方向は、設置面50又はパネル状部材10のパネルに概ね直交する方向に相当する。
本実施形態では、パネル状部材10は、凹凸を有する設置面50に設置されている。設置面50は、縦方向に延びた複数の凸部52を有しており、複数の凸部52は横方向に所定のピッチで並んで配置されている。このような設置面50として、例えば折板屋根のような金属屋根がある。
図1では、複数のパネル状部材10が縦方向と横方向に並んで配置されている。図1に示す例に限定されず、パネル状部材10は、縦方向又は横方向のいずれか一方のみに沿って並んでいてもよく、1つのみ設置されていてもよい。
各々のパネル状部材10は固定具100によって設置面50に固定されている。図1に示すように、各々のパネル状部材10は、複数の固定具100によって固定されていてよい。
パネル状部材10は、パネル及びフレームを有していてよい。パネル状部材10が太陽電池モジュールである場合、パネルは、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する光電変換パネルに相当し、フレームは光電変換パネルの周囲に設けられた枠に相当する。
固定具100は、支持部材300と、締め具400と、を有していてよい(図2〜図6参照)。支持部材300は、複数の第2締結部材700により設置面50に固定される。支持部材300は、横方向に延びていてよい。設置面50が前述したような凸部52を有する場合、支持部材300は、横方向において、少なくとも2つの凸部52にわたって延びていてよい。本実施形態では、支持部材300は、横方向において、2つの凸部52にわたって延びている。
支持部材300は、横方向から見て、略U字型の形状を有していてよい(図4〜図6参照)。具体的には、支持部材300は、底部310と、一対の側部(第2側部)320と、を有していてよい。一対の側部320は、底部310の縦方向における両端から上方に立設していてよい。底部310と一対の側部320とによって、横方向から見て略U字型の形状が形成される。
支持部材300を設置面に固定するための固定部200が支持部材300に設けられていてよい。固定部200は、第1締結部材290によって支持部材300に取り付けられている。固定部200は、設置面50、より具体的には凸部52に面する底部210と、設置面50に交差する面に沿った互いに平行な一対の側部(第1側部)220と、を有していてよい。
固定部200は、横方向から見て略U字型の形状を有する(図4〜図6参照)。固定部200の一対の側部220のそれぞれは、支持部材300の一対の側部320のそれぞれに面している。本実施形態では、固定部200は、横方向における支持部材300の一端部に設けられている。
固定部200の底部210は、固定部200を設置面50に締結させる第2締結部材700を通す穴部(第3穴部)212を有していてよい。第2締結部材700は、固定部200の底部210の穴部212と設置面50とを通ることによって、固定部200を設置面50に固定する。これにより、支持部材300は、固定部200を介して設置面50に固定される。
また、支持部材300の底部310の、横方向において固定部200とは反対側の位置に、第2締結部材700が設けられていてもよい(図2参照)。この場合、第2締結部材700は、支持部材300の底部310と設置面50を通ることによって、支持部材300を直接設置面50に固定することができる。
前述したように、支持部材300は、一か所で設置面50に直接固定され、もう一か所で固定部200を介して設置面50に固定されていてよい。この代わりに、支持部材300は、実質的に同様の構成を有する一対の固定部200によって設置面50に固定されていてもよい。
固定部200の底部210に設けられた穴部212は、支持部材300の延在方向、すなわち横方向に沿って延びていてよい。より具体的には、穴部212は、横方向において、第2締結部材700の、穴部212を通る部分の径よりも長いことが好ましい。これにより、横方向における第2締結部材700どうしの間の距離を微調整することができる。この場合、設置面50の凸部52どうしの間の距離にばらつきがあったとしても、固定具100を適切に設置できる。
固定部200の一対の側部220は、支持部材300の一対の側部320の内側に位置していてよい。支持部材300の底部310は、固定部200が設けられた位置には設けられていない。言い換えると、支持部材300の底部310は、固定部200の位置において切り欠かれていてよい。
固定部200の側部220は、固定部200を支持部材300に締結させる第1締結部材290を通す穴部(第1穴部)222を有していてよい。また、支持部材300の側部320も、第1締結部材290を通す穴部(第2穴部)322を有していてよい。固定部200の穴部222は、支持部材300の穴部322と位置合わせされている。第1締結部材290は、固定部200の穴部222と支持部材300の穴部322とを通ることによって、固定部200を支持部材300に締結していてよい。第1実施形態では、第1締結部材290は、固定部200及び支持部材300の一対の側部220,320のそれぞれに対して設けられている。
第1実施形態では、固定部200の穴部222は、設置面50に交差する高さ方向において、第1締結部材290の、穴部222を通る部分の径よりも長い。本実施形態では、固定部200の穴部222は、高さ方向に直線的に延びている。これにより、第1締結部材290が緩められた状態で、固定部200は、支持部材300に関して高さ方向にスライド可能に構成されている。したがって、支持部材300に関する固定部200の高さ方向の位置を調整することができる。
一例として、図5では、固定部200の底部210が、支持部材300の底部310よりも下方に突出している。これにより、固定部200の底部210が、設置面50の凸部52に当接している。一方で、図6に示す例では、固定部200の底部210が、支持部材300の底部310と同様の位置に退避している。
設置面50の高さ、より具体的には凸部52の高さにばらつきがある場合、固定部200の高さ調整により、複数の凸部52にわたって延びる支持部材300の傾きを調整することができる。このように不陸調整することで、支持部材300は、パネル状部材10を安定的に支持することができる。
さらに、本実施形態では、固定部200の高さ調整をするための第1締結部材290が、支持部材300の側部に位置するため、使用者が第1締結部材290を操作し易いというメリットがある。また、第1締結部材290を緩めるという操作によって、必要な時に容易に不陸の調整をすることができる。
図に示す形態では、固定部200の高さ調整をするため、固定部200の穴部222が、設置面50に交差する高さ方向において、第1締結部材290の、穴部222を通る部分の径よりも長くなっている。この代わりに、支持部材300の穴部322が、設置面50に交差する高さ方向において、第1締結部材290の、穴部322を通る部分の径よりも長くなっていてもよい。穴部222と穴部322のうちの少なくとも一方が高さ方向において第1締結部材290の径よりも長くなっていれば、固定部200の高さ位置を調整することができる。
支持部材300は、一対の側部320の上端から縦方向における両側に向かって突出した上部を有していてよい。この支持部材300の上部は、パネル状部材10の端部を下方から支える積載部330を構成する。支持部材300は、互いに隣接するパネル状部材10の端部を下方から支える一対の積載部330を有していてよい。
支持部材300は、一対の積載部330どうしの間に、第3締結部材490を通す隙間340を有していてよい。第3締結部材490は、支持部材300と後述の締め具400とを互いに締結する。
また、第3締結部材490を通す隙間340は、横方向に延びていてよい。一例として、隙間340は、横方向における支持部材300の一端から他端まで延びていてよい(図4参照)。これにより、第3締結部材490を緩めた状態で、第3締結部材490は、後述する締め具400とともに、支持部材300に関して横方向にスライド可能に構成される。これにより、パネル状部材10の設置位置に応じて、締め具400の位置を適切に調整することができる。
締め具400は、積載部330上に置かれたパネル状部材10の端部、例えば不図示のフレームを、上方から積載部330へ向けて押圧するよう構成されている。締め具400は、支持部材300の上部に当接する底板部410と、一対の側面当接部420と、押圧部430と、を有していてよい(図2〜図4参照)。
底板部410は、前述した第3締結部材490を通す穴部412を有する。第3締結部材490は、底板部410の穴部412と、支持部材300の隙間340と、支持部材300の内側に設けられた板部材500に設けられた穴部502と、を通っている。これにより、第3締結部材490が強く締結されることによって、支持部材300と締め具400と板部材500とが互いに固定される。
一対の側面当接部420は、底板部410から上方に立設している。一対の側面当接部420は、互いに隣接するパネル状部材10の側部に当接する。すなわち、締め具400は、互いに隣接するパネル状部材10の間に位置する。
押圧部430は、一対の側面当接部420の上部から側方に突出した部分により構成されている。パネル状部材10の端部は、押圧部430と支持部材300の積載部330との間に挟まれる。第3締結部材490が締められることにより、押圧部430は、パネル状部材10の端部を上方から積載部330に向けて押圧する。
板部材500は、第3締結部材490によって締め具400を支持部材300に固定するために用いられる。ここで、支持部材300の上部は、締め具400の底板部410と板部材500との間に挟まれている。第3締結部材490によって締め具400と板部材500を互いに締結することによって、締め具400が支持部材300に固定される。また、板部材500は、回転防止用のストッパ部510を有していてよい。図4に示す例では、ストッパ部510は、板部材500の端部から上方に突出した突起によって構成されている。このストッパ部510は、支持部材300の隙間340のところで、支持部材300の上部から下方に突出した突出部350と係合する。ストッパ部510が支持部材300の上部から下方に突出した突出部350と係合するため、板部材500は、第3締結部材490の回転に従動しないよう構成される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る固定具について図7及び図8を参照して説明する。図7は、第2実施形態に係る固定具及びパネル状部材の側面図である。図8は、図7の8A−8A線に沿った固定具の断面図である。
第2実施形態において、第1実施形態と同様又は類似の構成要素については同じ符号が付されていることに留意されたい。また、第1実施形態と同様又は類似の構成要素については、その説明を省略することがあることに留意されたい。
第2実施形態では、固定部200の側部220に設けられた穴部(第1穴部)222の位置及び数と、第1締結部材290とが第1実施形態と異なっている。第2実施形態では、穴部222は、固定部200の側部220にそれぞれ2つずつ設けられている。
第1締結部材290は、固定部200の一対の側部220及び支持部材300の一対の側部320にわたって延びている。すなわち、第1締結部材290は、縦方向において一対の側部220,320を貫通している。これにより、使用者は、一対の側部220,320のうちの片側から第1締結部材290を操作するだけで、固定部200の高さ調整を実施することができる。
図示した例では、固定部200のそれぞれの側部220に2つの穴部222が設けられている。しかしながら、穴部222の数は、これに限らず、1つでも良く、又は3つ以上であってもよい。穴部222を複数設けることで、固定部200と支持部材300とが複数の第1締結部材290で締結されるため、パネル状部材10が重い場合、つまり、支持部材300に高荷重が付加された場合でも、支持部材300が固定部200に対して相対的に移動してしまうことが抑制される。
本実施形態において、第1締結部材290が、第2締結部材700に干渉しないよう、第1締結部材290及び穴部222,322は、縦方向からみて第2締結部材700と重ならない位置に設けられることが好ましい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る固定具について図9及び図10を参照して説明する。図9は、第3実施形態に係る固定具及びパネル状部材の側面図である。図10は、固定具の基部に関する固定部の可動を示す側面図である。
第3実施形態において、第2実施形態と同様又は類似の構成要素については同じ符号が付されていることに留意されたい。また、第2実施形態と同様又は類似の構成要素については、その説明を省略することがあることに留意されたい。
第3実施形態では、固定部200の側部220に設けられた穴部(第1穴部)222の形状が第2実施形態と異なっている。
穴部222は、少なくとも高さ方向に沿って延びた第1部分222aと、第1部分222aから横方向に延びた第2部分222bと、を有する。第1部分222aから横方向に延びた第2部分222bは、1つだけ設けられていてもよく、複数設けられていても良い。図示した例では、第1部分222aから横方向のうちの一方向に延びた2つの第2部分222bと、第1部分222aから横方向のうちの反対方向に延びた2つの第2部分222bと、が示されている。複数の第2部分222bは、高さ方向において互いに異なるレベルに位置している。
第1締結部材290は、第1部分222aから第2部分222bへ、又は第2部分222bから第1部分222aへ移動可能に構成されている。第1締結部材290が第1部分222aに位置している場合、固定部200は支持部材300に関して高さ方向にスライドできる。一方、第1締結部材290が第2部分222bに位置している場合、固定部200は支持部材300に関して高さ方向にスライドできる。一方、第1締結部材290が第2部分222bに位置している場合、固定部200は支持部材300に関して高さ方向にスライド不能になっている。
支持部材300に対して固定部200を固定する場合、第1締結部材290を穴部222の第2部分222bに位置させた状態で、第1締結部材290を締め付けることが好ましい。これにより、固定部200及び支持部材300が下方向の荷重に対してより安定する。
また、前述したように、横方向に延びる複数の第2部分222bが高さ方向において互いに異なるレベルに位置している場合、固定部200の高さ方向の位置を複数の段階で調節することができる。
図示した例では、固定部200の穴部222が前述した第1部分222a及び第2部分222bを有している。この代わりに、支持部材300の穴部322が前述した第1部分222a及び第2部分222bを有する形状と同じ形状を有していてもよい。穴部222と穴部322のうちの少なくとも一方が前述した形状を有していればよい。
上述したように、実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、前述した複数の実施形態で説明した各構成又は特徴は、可能な限り、他の実施形態に対しても適用可能である。
また、前述した各実施形態では、固定部200の側部220は、支持部材300の側部320の内側に位置している。この代わりに、固定部200の側部220は、支持部材300の側部320の外側に位置していてもよい。この場合、支持部材300の底部310は、少なくとも第2締結部材700に干渉しないよう切り欠かれていればよい。
また、板部材500の回転防止用のストッパ部510の形状は、前述した態様に限定されない。例えば、板部材500の直径を大きくすることによって、板部材500の端部を支持部材300の側部320の内壁に当接させてもよい。このような態様であっても、板部材500は、第3締結部材490の回転に従動しないよう構成される。
10 パネル状部材
50 設置面
100 固定具
200 固定部
210 底部
212 穴部(第3穴部)
220 側部(第1側部)
222 穴部(第1穴部)
290 第1締結部材
300 支持部材
320 側部(第2側部)
322 穴部(第2穴部)
330 積載部
340 隙間
400 締め具
700 第2締結部材

Claims (8)

  1. 一方向に延びる支持部材と、
    前記支持部材を設置面に固定するための固定部と、を有し、
    前記固定部は、前記設置面に面する底部と、前記設置面に交差する面に沿った第1側部と、を有し、
    前記支持部材は、前記固定部の前記第1側部に面する第2側部を有し、
    前記固定部の前記第1側部は、第1締結部材を通す第1穴部を有し、
    前記支持部材の前記第2側部は、前記第1締結部材を通す第2穴部を有し、
    前記第1穴部と前記第2穴部の少なくとも一方は、前記設置面に交差する高さ方向において、前記第1締結部材の径よりも長い、固定具。
  2. 前記固定部は、互いに平行な一対の前記第1側部を有し、
    前記支持部材は、一対の前記第1側部のそれぞれに面する一対の前記第2側部を有し、
    前記第1締結部材は、一対の前記第1側部及び一対の前記第2側部にわたって延びている、請求項1に記載の固定具。
  3. 前記第1穴部と前記第2穴部の少なくとも一方は、少なくとも前記高さ方向に沿って延びた第1部分と、前記第1部分から横方向に延びた第2部分と、を有する、請求項1又は2に記載の固定具。
  4. 前記設置面は、横方向に並んだ複数の凸部を有しており、
    各々の前記凸部は、縦方向に沿って延びており、
    前記支持部材は、少なくとも互いに隣接する2つの前記凸部にわたって延びている、請求項1から3のいずれか1項に記載の固定具。
  5. 前記固定部の前記底部は、前記固定部を前記設置面に締結させる第2締結部材を通す第3穴部を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の固定具。
  6. 前記第3穴部は、前記支持部材の延在方向に沿った方向において、前記第2締結部材の径よりも長い、請求項5に記載の固定具。
  7. 前記支持部材の上部は、パネル状部材を支える積載部を構成する、請求項1から6のいずれか1項に記載の固定具。
  8. 前記支持部材の上部は、互いに隣接する一対のパネル状部材を支える積載部を構成し、
    前記固定具は、前記一対のパネル状部材どうしの間に位置して、前記一対のパネル状部材の互いに対向する端部を前記積載部に向けて押圧する締め具を有し、
    前記支持部材は、前記締め具を前記支持部材に締結する第3締結部材を通す隙間を有し、
    前記隙間は、前記支持部材の延在方向に沿って延びている、請求項1から7のいずれか1項に記載の固定具。

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