JP2790984B2 - 天井格子パネル - Google Patents

天井格子パネル

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JP2790984B2
JP2790984B2 JP6333186A JP33318694A JP2790984B2 JP 2790984 B2 JP2790984 B2 JP 2790984B2 JP 6333186 A JP6333186 A JP 6333186A JP 33318694 A JP33318694 A JP 33318694A JP 2790984 B2 JP2790984 B2 JP 2790984B2
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panel
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groove
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upright
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長佑 山田
義明 川崎
満 岩間
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PAIROTSUTO KK
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PAIROTSUTO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井照明の光を拡散す
る天井格子パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縦横の起立片を交叉して組み合わ
せた天井格子パネル(以下、パネルという)は、図3の
ように薄肉で長尺のランナ−部材をあらかじめ天井面か
ら吊って固定しておき、それに天井格子パネルの両側を
支持させるハンガ−ランナ−方式と、固定するハンガ−
パネルと着脱自在なメンテパネルを組み合わせるハンガ
−・メンテパネル方式があった。
【0003】しかし、前者のものは、ランナ−部材13が
パネル1の薄い起立片と同一形状であるため剛性がな
く、クニャクニャした不安定な状態で天井面から吊られ
ている2本のランナ−部材13にパネルの両側を同時に溝
係合させねばならず、極めて施工性の悪い取付作業であ
った。また、後者のものは施工後の着脱がメンテパネル
のみになる欠点や、パネルが2種類必要になるためコス
ト高になる欠点があった。さらに、両者ともにパネル
(メンテパネル)を外すとき、パネルを一定角度斜めに
して下へ取り出さねばならないため、格子パネルの上に
一定寸法の懐を見込まねばならない欠点もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、1種類のパ
ネルのみで施工ができて梱包、輸送、在庫管理によく、
かつ、パネルの取付けが両側でなく片側で済むととも
に、不安定なランナ−部材への係合がない、安定した施
工性のよい取付けができる、天井格子パネルを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を達成
するため、天井格子パネルを、互いに交叉してその間に
空所を形成する第1の起立片、第2の起立片、および保
持片からなり、保持片が上縁部に空所とほぼ同ピッチの
溝を上縁と直交して設け、第1の起立片のいずれか一方
の端部を両側の第2の起立片より突出するよう第1の起
立片と第2の起立片を1つおきに互いに交叉させて組み
合わせ、前記第1の起立片の突出部の下縁部で空所と同
じ長さの箇所に下縁と直交した溝を設け、第1の起立片
の一方の端部の溝に保持片の溝を着脱自在に係合してパ
ネルを形成し、第1の起立片の他方の端部の溝を隣接す
るパネルの保持片の溝に係合させてパネルを取付けてな
る、構成とした。
【0006】
【作用】本発明の天井格子パネルは、図1に示すように
天井面より垂設した吊り下げ具に保持片の係止孔を挿入
係止するとともに、逆側の第1の起立片の突出部の溝
を、先に固定してある横に隣接するパネルの保持片の溝
に上から挿入し係合させると、互いの第1の起立片の端
縁が相手の第2の起立片に当接し、かつ、縦に隣接する
パネルも同様に第2の起立片の端縁が相手の第1の起立
片に当接して、2つのパネルの接合部はパネル内部の格
子と同一形状を保って、新たなパネルの取付けができ
る。こうして順次パネルを取付けていくと天井格子が形
成される。
【0007】本発明において、前記第1の起立片の突出
部は1つおきに両側を互い違いにしても、複数個を一ま
とめにして両側を互い違いにしてもよく、また、各起立
片は各々全て同一のものにするとコスト面で好適であ
る。また、図4のようにパネルを1列に連続させて細長
い天井格子を形成するときは、あらかじめ天井面に固定
してある両側の枠材に、第2の起立片の両突出部を載置
するとともに、第1の起立片の突出部の溝を、先に固定
してあるパネルの保持片の溝に上方から挿入し、着脱自
在に係合して順次一方向に組み立てていく。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例の取付け状態の斜視図、図2は同
実施例の組み立て斜視図、図3は同実施例の吊り下げ部
を拡大した斜視図、図4は従来のパネルの斜視図を示
す。
【0009】パネル1は、ともに薄肉のアルミニウム板
よりなる第1の起立片2を同寸で11枚、第2の起立片3
を同寸で10枚、および保持片4を1枚とからなる。起立
片2,3、および保持片4はその厚さと幅を全て同一と
し、第2の起立片3と保持片4は長さを同一とする。第
1の起立片2と第2の起立片3は、ともに一端部を両側
から1つおきに互い違いに突出させるように交叉させて
組み合わせ、その間に方形の空所5を形成する。このと
き、組み合わせ体の上下面は同一平面となるようにす
る。
【0010】第1の起立片2の両側の第2の起立片3よ
り突出した部分である突出部6は、その長さを空所5の
2倍とし、第2の起立片3の両側の第1の針津片2より
突出した部分である突出部7は、その長さを空所5と等
しくし、1つおきに互い違いに配設し、突出部6の下縁
には、空所5の長さに等しい箇所に高さが半分の溝8を
設け、溝8は下縁に直交した幅が保持片4の厚さより僅
かに大きくする。保持片4は両端部に係止孔9を設け、
上縁部に高さが半分の溝10を空所とほぼ同ピッチで第1
の起立片2と同数個設け、溝10は上縁に直交した幅が第
1の起立片2の厚さより僅かに大きくする。
【0011】互いに交叉させて組み合わせた第1の起立
片2と第2の起立片3に対し、図2のようにその一側の
突出部6の溝8に保持片4の溝10を下方から挿入して着
脱可能に係合させて、組み合わせたパネル1の上下面が
同一平面になるよう形成すると、溝8を1つおきに残し
た図1のようなパネル1ができあがる。
【0012】このパネル1を天井面に取付けるには、天
井面(図示せず)より垂設してある吊りボルト11に固定
した吊り下げ具12に、保持片4の係止孔9を挿入し着脱
自在に係合するとともに、逆側の突出部6の溝8を先に
固定してある横に隣接するパネル1’の保持片4’の溝
10’に挿入し着脱自在に係合すると、吊り下げ具12で吊
り下げられた2つの保持片4,4’に2つの起立片2,
3の組み合わせ体が載置し係合した状態になるので落下
することはない。
【0013】このとき、突出部6の先端縁は先に横に固
定してあるパネル1の外側の第2の起立片3' に当接す
るとともに、先に固定してあるパネル1の突出部6’の
先端縁も新たなパネル1の外側の第2の起立片3に当接
するので、2つのパネル1,1’の接合部はパネル1内
部の格子と同一形状となる。また、縦に隣接するパネル
1”の接合部も、互いの突出部7,7”の先端縁が相手
の外側の第1の起立片2,2”に当接するので、この接
合部もパネル1内部の格子と同一形状となる。こうして
順次パネル1を取付けていくと、下から見て接合部が一
体状の天井格子に組み立てられる。
【0014】パネル1を外したいときは、その特定のパ
ネルのみを上方に押すだけで2つの起立片2,3の組み
合わせ体が溝8,10の係合から保持片4を残して簡単な
外せ、照明器具の点検等が容易にできる。また、両側の
保持片4を吊り下げ具12から同時に係止を外すようにす
ると、パネル1を斜めにすることなく垂直に下方へ移動
して外せるので、天井懐をゼロにすることも可能とな
る。
【0015】図4の実施例は、パネル1を1列に連続さ
せて細長い天井格子を形成したものであって、パネル1
は保持片4の係止孔9がない点と全ての第2の起立片3
に両端部の突出片7を設けた点が前述の実施例と相違
し、他は同一の構成とする。このパネル1を、あらかじ
め天井面にレ−ル状に固定してある両側の枠材13,13
に、第2の起立片3の両側の突出部7を載置するととも
に、第1の起立片2の突出部6の溝8を、先に固定して
あるパネル1’の保持片4’の溝10’に上方から挿入し
着脱自在に係合させる。こうして図4では右上から左下
方向に組み立てていって細長い天井格子を形成する。
【0016】なお、図4の実施例で、パネル1を取付け
るとき保持片4の両端部を枠材13,13にクリップ等(図
示せず)で係止することもでき、こうするとパネル1を
2枚同時に外すとき、両者間に残った保持片4が倒れな
いで済む等の作用効果がある。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明を用いれば、1種類
のパネルのみで施工ができて梱包、輸送、在庫管理によ
く、かつ、パネルの取付けが両側でなく片側で済むとと
もに、不安定なランナ−部材への係合がない、安定した
施工性のよい取付けができる天井格子パネルが得られ
る。さらに、パネル1を斜めにすることなく垂直に下方
へ移動して外せる天井懐をゼロにした天井格子パネルも
可能となる。また、パネルを1列に連続させた細長い天
井格子も簡単に形成できる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の取付け状態を示す斜視図であ
る。
【図2】同実施例の組み立て斜視図ある。
【図3】同実施例の吊り下げ部を拡大した斜視図であ
る。
【図4】他の実施例の組み立て斜視図である。
【図5】従来のパネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 第1の起立片 3 第2の起立片 4 保持片 5 空所 6 突出部 7 突出部 8 溝 9 係止孔 10 溝 11 吊りボルト 12 吊り下げ具 13 枠材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−156118(JP,U) 実開 昭56−22323(JP,U) 実開 昭62−54108(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 9/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに交叉してその間に空所を形成する第
    1の起立片、第2の起立片、および保持片からなり、保
    持片が上縁部に空所とほぼ同ピッチの溝を上縁と直交し
    て設け、第1の起立片のいずれか一方の端部を両側の第
    2の起立片より突出するよう第1の起立片と第2の起立
    片を互いに交叉して組み合わせ、前記第1の起立片の突
    出部の下縁部で空所と同じ長さの箇所に下縁と直交した
    溝を設け、第1の起立片の一方の端部の溝に保持片の溝
    を着脱自在に係合してパネルを形成し、第1の起立片の
    他方の端部の溝を隣接するパネルの保持片の溝に係合さ
    せてパネルを取付けることを特徴とする、天井格子パネ
    ル。
  2. 【請求項2】前記第1の起立片の突出部が、その長さを
    空所のほぼ2倍とし、その下縁の溝を空所の長さとほぼ
    同じ箇所に設けたことを特徴とする請求項1記載の天井
    格子パネル。
  3. 【請求項3】前記第1の起立片の突出部が、両側の第2
    の起立片より1個又は複数個づつ交互に突出させたこと
    を特徴とする、請求項1又は2記載の天井格子パネル。
  4. 【請求項4】前記保持片の両端部に係止孔を設け、係止
    孔をパネル吊り下げ具に係止させて天井面にパネルを取
    付けることを特徴とする、請求項1,2又は3記載の天
    井格子パネル。
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CA3190383A1 (en) 2020-08-24 2022-03-03 Armstrong World Industries, Inc. Ceiling system and method of installation
US20220112715A1 (en) * 2020-10-09 2022-04-14 Armstrong World Industries, Inc. Ceiling system and method of installation

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JPH08165742A (ja) 1996-06-25

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