JP3401313B2 - 間仕切り固定構造 - Google Patents

間仕切り固定構造

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JP3401313B2
JP3401313B2 JP35205093A JP35205093A JP3401313B2 JP 3401313 B2 JP3401313 B2 JP 3401313B2 JP 35205093 A JP35205093 A JP 35205093A JP 35205093 A JP35205093 A JP 35205093A JP 3401313 B2 JP3401313 B2 JP 3401313B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は間仕切り固定構造、更
に詳しくは、水平断面形状をコ字形とした間仕切りパネ
ルを複数用い、間仕切り板部が互い違いとなるように連
結させることによって形成する間仕切りを床に固定する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部屋の間仕切り家具は、非常
に多くの種類のものが提供されてきた。例えば、石膏ボ
ードにV状溝を施して折曲した構造をなす水平断面形状
がコ字形である単位パネルを連続接合した間仕切り家具
として、実公昭55−43849号に示される「間仕切
りパネル」が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術にあっては、以下のような欠点があった。
即ち、上記の実公昭55−43849号をはじめとする
従来の技術において、水平断面形状がコ字形である単位
パネルを連続接合した間仕切り家具では、外力に弱く、
また床への固定手段として合理的な技術が提供されてい
なかった。
【0004】本発明が解決すべき課題は、水平断面形状
をコ字形とした間仕切りパネルを互い違いとなるように
連結させることによって形成する間仕切りを床に固定す
る合理的な技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本願発明を提供する。請求項1記載の間仕切り固
定構造は、間仕切り板部(11)と、その間仕切り板部(11)
の両側から一方に突出する側板部(12,12) とによって水
平断面形状をコ字形とした複数の間仕切りパネル(10,1
0,・・・)を用い、これらの間仕切りパネル(10,10, ・・・ )
を、間仕切り板部(11)の幅方向に沿って、それぞれの側
板部(12,12) の突出方向が交互に逆向きになるように互
い違いに組み合わせて並設することにより形成される
仕切りを、床(50)に固定する間仕切り固定構造であっ
て、床(50)の上面及び間仕切りの下面に接して床(50)に
固定される床板部(21)と、その床板部(21)から立設する
立設部(25)とによって垂直断面形状をコ字形として形成
される床面固定部材(20)を備え、前記間仕切りパネル(1
0,10, ・・・ ) は、それぞれの間仕切り板部(11)が前記床面
固定部材(20)の相対向する立設部(25,25) の外側に互い
違いに位置するとともに、同じ側の立設部(25)の外側で
隣接する間仕切りパネル(10)の側板部(12)外側面間に空
隙が設けられるように所定間隔をおいて配置されるよう
に構成され、前記床面固定部材(20)における立設部(25)
には、前記各間仕切りパネル(10)の側板部(12)に対応す
る位置に、該側板部(12)の下端縁を係合させることによ
り該間仕切りパネル(10)を床面固定部材(20)に対して立
設させるための立設欠設部(25A)が設けられていること
を特徴とする。
【0006】請求項2記載の間仕切り固定構造は、請求
項1記載の間仕切り固定構造を技術的に限定したもので
あり、床面固定部材(20)の一方の立設部(25)側に位置す
一の間仕切りパネル(10)の一の側板部(12)における端
が、その間仕切りパネル(10)に相対向して他方の立設
部(25)側で隣接する他の間仕切りパネル(10)の間仕切り
板部(11)の内側面に当接させることによって、当該一の
間仕切りパネル(10)の間仕切り板部(11)と当該他の一の
間仕切りパネル(10)の間仕切り板部(11)とを、間仕切り
板部(11)の幅方向において互い違いとさせるとともに、
それによって隣接することとなった当該一の間仕切りパ
ネル(10)の一の側板部(12)の内側面と、当該他の一の間
仕切りパネル(10)の一の側板部(12)の内側面との間に
板間隙(19)を設けることを可能であるように、複数の間
仕切りパネル(10,10,・・・) を並設することにより間仕切
りを形成したことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の間仕切り固定構造は、間仕
切り板部(11)と、その間仕切り板部(11)の両側から一方
に突出する側板部(12,12) とによって水平断面形状をコ
字形とした複数の間仕切りパネル(10,10, ・・・ )を用い、
これらの間仕切りパネル(10,10, ・・・ )を、間仕切り板部
(11)の幅方向に沿って、側板部(12,12) の突出方向が交
互に逆向きになるように互い違いに組み合わせて並設す
ることにより形成される間仕切りを、床(50)に固定する
間仕切り固定構造であって、床(50)の上面及び間 仕切り
の下面に接して床(50)に固定される床板部(21)と、その
床板部(21)から立設する立設部(25,25) とによって垂直
断面形状が矩形状を呈して形成される床面固定部材(20)
を備え、前記間仕切りパネル(10,10, ・・・ ) は、それぞれ
の間仕切り板部(11)が前記床面固定部材(20)の相対向す
る立設部(25.25) の外側に互い違いに位置するととも
に、同じ側の立設部(25)の外側で隣接する間仕切りパネ
ル(10)の側板部(12)外側面間に空隙が設けられるように
所定間隔をおいて配置されるように構成され、前記間仕
切りパネル(10)の側板部(12)には、前記床面固定部材(2
0)の長手方向に垂直な断面形状と同形状となるように形
成された側板欠設部(12A) が設けられ、この側板欠設部
(12A) を、前記床面固定部材(20)において前記各間仕切
りパネル(10)の側板部(12)に対応する位置に係合させる
ことにより、該間仕切りパネル(10)を床面固定部材(20)
に対して立設させるように構成したことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の間仕切り固定構造は、請求
項3記載の間仕切り固定構造を技術的に限定したもので
あり、床面固定部材(20)の一方の立設部(25)側に位置す
る一の間仕切りパネル(10)の一の側板部(12)における端
面が、その間仕切りパネル(10)に相対向して他方の立設
部(25)側で隣接する他の間仕切りパネル(10)の間仕切り
板部(11)の内側面に当接させることによって、当該一の
間仕切りパネル(10)の間仕切り板部(11)と当該他の一の
間仕切りパネル(10)の間仕切り板部(11)とを、間仕切り
板部(11)の幅方向において互い違いとさせるとともに、
それによって隣接することとなった当該一の間仕切りパ
ネル(10)の一の側板部(12)の内側面と、当該他の一の間
仕切りパネル(10)の一の側板部(12)の内側面との間に側
板間隙(19)を設けることを可能であるように、複数の間
仕切りパネル(10,10, ・・・ ) を並設することにより間仕切
りを形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の間仕切り固定構造の組立手順に
ついて説明する。まず、床(50)に対して、床面固定部材
(20)の床板部(21)を固定することによって、床(50)の上
面に床面固定部材(20)を固定する。次に、床面固定部材
(20)の床板部(21)から立設する立設部(25)において一の
間仕切りパネル(10)の側板部(12,12) に対応する位置に
設けられている立設欠設部(25A,25A) に対して、一の
仕切りパネル(10)の側板部(12,12) の下端縁をそれぞれ
係合させ、間仕切り板部(11)及び側板部(12,12) を、前
記床面固定部材(20)を介して床(50)上に立設させる。
【0010】続いて、他の間仕切りパネル(10)を、隣接
する間仕切りパネル(10)の間仕切り板部(11)とは、床面
固定部材(20)の反対側の立設部(25A) の外側であって、
それぞれの側板部(12,12) の突出方向が交互に逆向きに
なるように互い違いに組み合わせて、その側板部(12)の
下端縁を立設部(25)の立設欠設部(25A) に係合させ、間
仕切り板部(11)及び側板部(12,12)を立設させる。上記
の操作を繰り返して間仕切りパネル(10)を、間仕切り板
部(11)の幅方向に沿って並設されるように連結させる
と、全体として形成される間仕切りを床(50)へ固定する
構造が完成する。
【0011】次に、請求項2記載の間仕切り固定構造の
組立手順について、請求項1記載の間仕切り固定構造の
組立手順との違いを説明する。即ち、隣接することとな
った一の間仕切りパネル(10)の一の側板部(12)の内側面
と、他の一の間仕切りパネル(10)の一の側板部(12)の内
側面との間に側板間隙(19)を設けることを可能としたの
で、その側板間隙(19)の大きさ(間隙幅)を変えること
によって、全体として形成される間仕切りの幅寸法を調
整することができる。
【0012】請求項3記載の間仕切り固定構造の組立手
順について、請求項1記載の間仕切り固定構造の組立手
順との違いを説明する。即ち、床面固定部材(20)とし
て、床板部(21)と立設部(25,25) とから垂直断面形状が
矩形状を呈して形成されるものを用いる。この床面固定
部材(20)の立設部(25)に対して間仕切りパネル(10)の側
板部(12)係合させる手段として、間仕切りパネル(10)
の側板部(12)に、床面固定部材(20)の長手方向に垂直な
断面形状と同形状にて設けられた側板欠設部(12A)を設
ける。この側板欠設部(12A)を前記床面固定部材(20)の
立設部(25)に係合させることにより、間仕切りパネル(1
0)を床面固定部材(20)上に立設させる。
【0013】請求項4記載の間仕切り固定構造の組立手
順について、請求項3記載の間仕切り固定構造の組立手
順との違いを説明する。即ち、隣接することとなった一
の間仕切りパネル(10)の一の側板部(12)の内側面と、他
の一の間仕切りパネル(10)の一の側板部(12)の内側面と
の間に側板間隙(19)を設けることを可能としたので、そ
の側板間隙(19)の大きさ(間隙幅)を変えることによっ
て、全体として形成される間仕切りの幅寸法を調整する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例及び図面に従って更に
詳しく説明する。ここで用いる図面は、図1乃至図3で
ある。図1は、本発明の第一の実施例を示す斜視図であ
る。図2は、本発明の第二の実施例を示す斜視図であ
る。図3は、本発明の第三の実施例を示す斜視図であ
る。
【0015】まず、図1に基づいて、第一の実施例につ
いて説明する。第一の実施例の間仕切り固定構造は、間
仕切り板部11と、その間仕切り板部11の両側から一
方に突出する側板部12,12とによって水平断面形状
をコ字形とした間仕切りパネル10を複数用い、これら
の間仕切りパネル10,10,・・・を、間仕切り板部
11の幅方向に沿って、それぞれの側板部12,12の
突出方向が交互に逆向きとなるように互い違いに組み合
わせて並設することにより形成される間仕切りを、床面
固定部材20によって床50に固定する間仕切り固定構
造である。
【0016】その床面固定部材20は、長手方向に垂直
な断面形状をコ字形としたチャンネル部材、いわゆる
「Cチャン」である。具体的には、床50の上面及び間
仕切りの下面に接して床50に固定される床板部21
と、その床板部21の両端から立設する立設部25とを
備えて形成される。
【0017】そして、間仕切りパネル10,10,・・
・は、それぞれの間仕切り板部11,11,・・・が上
述した床面固定部材20の相対向する立設部25,25
の外側に互い違いに位置するとともに、同じ側の立設部
25の外側で隣接している間仕切りパネル10,10の
側板部12,12の外側面間に空隙が設けられるように
所定間隔をおいて配置されるようになっている。このよ
うに空隙を設けると、間仕切りを構成する間仕切りパネ
ル10の枚数が必要最小限でよく、部品点数が少なくて
よく、組立てが簡単になるとともに、コスト面でも有利
であり、また該空隙部分を適宜の収納物を入れる空間と
しても利用できるから、間仕切りとしての多様化が図れ
る。
【0018】ここで、上述した床面固定部材20及び各
間仕切りパネル10,10,・・・の側板部12には、
床面固定部材20と間仕切りパネル10の側板部12と
を係合させることによって間仕切りパネル10を床面固
定部材20に対して立設させるための係合部を備えてい
る。その係合部は、具体的には、間仕切りパネル10の
側板部12と、床面固定部材20の立設部25において
間仕切りパネル10の側板部12に対応する位置に設け
られた立設欠設部25Aとによって形成している。そし
て、間仕切りパネル10は、この立設欠設部25Aに側
板部12の下端縁を係合させることにより、床面固定部
材20上に立設されることになる。
【0019】本実施例の間仕切りは、床面固定部材20
の一方の立設部25側に位置する一の間仕切りパネル1
0の一の側板部12における端面が、その間仕切りパネ
ル10に相対向して他方の立設部25側で隣接する他の
間仕切りパネル10の間仕切り板部11の内側面に当接
させることによって、当該一の間仕切りパネル10の間
仕切り板部11と当該他の一の間仕切りパネル10の間
仕切り板部11とを、間仕切り板部11の幅方向におい
互い違いとさせている。更に、それによって隣接する
こととなった当該一の間仕切りパネル10の一の側板部
12の内側面と、当該他の一の間仕切りパネル10の一
の側板部12の内側面との間に側板間隙19を設けるこ
とを可能であるように、複数の間仕切りパネル10を並
設することにより間仕切りを形成している。
【0020】そして、上述したようにして隣接すること
となった一の間仕切りパネル10の一の側板部12の内
側面と、他の一の間仕切りパネル10の一の側板部12
の内側面との間に側板間隙19を設けることを可能とし
たので、間仕切りパネル10,10,・・・を、間仕切
り板部11の幅方向に沿って動かし、上記の側板間隙1
9の大きさを変えることによって、全体として形成され
る間仕切りの幅寸法を調整することができる。このた
め、間仕切りを設けたい部屋において壁や家具に対し、
間仕切りの端部に位置する側板部12を当接させるため
の調整が簡易に行える。また、その側板間隙19の空間
を、普段使用しない配線コード等を収納するなど、有効
に活用できる。
【0021】また、この第一の実施例にあっては、間仕
切りの上部に、床面固定部材20と同じチャンネル材を
逆さにし、間仕切りを天井へ固定するための部材として
用いている。そのチャンネル材を天井固定部材30とす
る。その天井固定部材30は、天板部31とその天板部
31の両端から垂直下方に折曲される下方部35とを備
えて形成される。下方部35における側板部12の対応
位置には、天井固定用欠設部35Aが形成される。
【0022】天板部31と天井との間に間隔があく場合
には、スペーサーを入れるなどする場合もあるが、空気
の流通を妨げるまでの間仕切りとしない場合には、スペ
ースをそのまま残す場合もある。この場合、天井固定部
材30は、間仕切りの横ブレを防止するなどの役割を果
たす。なお、上記した実施例のほか、床面固定部材20
としては、床板部21と立設部25とを備えていればよ
いので、例えば、長手方向に垂直な断面形状がL字形を
なしていてもその機能を果たす。
【0023】続いて、図2に基づいて、第二の実施例に
ついて第一の実施例との違いを説明する。この間仕切り
固定構造は、床面固定部材20として角材を用いてい
る。即ち、角材の底面が床板部21となり、角材の側面
が立設部25となる。この実施例における間仕切りパネ
ル10を床面固定部材20に対して立設させるための係
合部は、床面固定部材20の立設部25と、床面固定部
材20の長手方向に垂直な断面形状と同形状にて側板部
12に設けられた側板欠設部12Aとからなる。
【0024】この実施例においては、床面固定部材20
として角材を用い、側板欠設部12Aはその角材の長手
方向に垂直な断面形状と同形状としたが、床面固定部材
20の形状及び側板欠設部12Aの形状がこの実施例に
限られるものではない。要は、垂直断面形状が矩形状を
呈する床面固定部材20を用いるとともに、この床面固
定部材20の長手方向に垂直な断面形状と同形状の側板
欠設部12Aを、間仕切りパネル10の側板部12に形
成し、これらを係合させることで、床面固定部材20上
に間仕切りパネル10を立設させることができるもので
あればよい。
【0025】また、間仕切りの上部には、天井固定部材
30としても角材を用いている。その角材の上面が天板
部31となり、側面が下方部35となる。側板部12に
おける下方部35の対応位置には、天井固定用欠設部1
2Bが形成される。なお、この実施例にあっては、隣接
することとなった一の間仕切りパネル10の一の側板部
12の内側面と、他の一の間仕切りパネル10の一の側
板部12の内側面との間に側板間隙19を設けていない
場合を示している。
【0026】続いて、図3に基づいて、第三の実施例に
ついて第二の実施例との違いを説明する。第三の実施例
においては、第二の実施例において設けていなかった側
板間隙19を設けている点のみが異なる。従って、第一
の実施例と同じく、その側板間隙19の大きさを変える
ことによって、全体として形成される間仕切りの幅寸法
を調整することができ、間仕切りを設けたい部屋におい
て壁や家具に対し、間仕切りの端部に位置する側板部1
2を当接させるための調整が簡易に行える。また、その
側板間隙19の空間を、普段使用しない配線コード等を
収納するなど、有効に活用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明(請求項1乃
至請求項4記載の発明)に係る間仕切り固定構造によれ
ば、水平断面形状をコ字形とした複数の間仕切りパネル
を、側板部の突出方向が交互に逆向きとなるようにし
て、間仕切り板部の幅方向に沿って互い違いに組み合わ
せることにより並設することで形成される間仕切りを、
間仕切りパネルの側板部または床面固定部材に形成した
係合部としての立設欠設部、側板欠設部によって、床に
固定する合理的な技術を提供することができた。
【0028】また、本発明に係る間仕切り固定構造によ
れば、複数の間仕切りパネルが、床面固定部材の相対向
する立設部の外側に互い違いに位置するとともに、同じ
側の立設部の外側に隣接しているパネルの側板部外側面
間に空隙が設けられるように所定間隔をおいて配置され
ているから、間仕切りを必要最小限の構成部品点数で構
成でき、組立性やコスト面で有利な間仕切りを提供でき
るという利点がある。さらに、上述した空隙を各種の収
納物の収納用として利用することができる等の利点もあ
る。
【0029】また、請求項2または請求項4記載の間仕
切り固定構造によれば、上記の構成に加えて、各間仕切
りパネルの側板部の内側面間に形成される側板間隙の大
きさを変えることができるように構成することによっ
て、全体として形成される間仕切りの幅寸法を調整する
ことができるので、間仕切りを設けたい部屋において壁
や家具に対し、間仕切りの端部に位置する側板部を当接
させるための調整が簡易に行える。さらに、その側板間
隙の空間を、普段使用しない配線コード等を収納するな
ど、有効に活用できるという効果も得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第二の実施例を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第三の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…間仕切りパネル、11…間仕切り板部、12…側
板部、12A…側板欠設部、12B…天井固定用欠設
部、19…側板間隙、20…床面固定部材、21…床板
部、25…立設部、25A…立設欠設部、30…天井固
定部材、31…天板部、35…下方部、35A…天井固
定用欠設部、50…床。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切り板部と、その間仕切り板部の両
    から一方に突出する側板部とによって水平断面形状を
    コ字形とした複数の間仕切りパネルを用い、 これらの間仕切りパネルを、間仕切り板部の幅方向に沿
    って、側板部の突出方向が交互に逆向きになるように互
    い違いに組み合わせて並設することにより形成される
    仕切りを、床に固定する間仕切り固定構造であって、 床の上面及び間仕切りの下面に接して床に固定される床
    板部と、その床板部から立設する立設部とによって垂直
    断面形状をコ字形として形成される床面固定部材を備
    え、前記間仕切りパネルは、それぞれの間仕切り板部が前記
    床面固定部材の相対向する立設部の外側に互い違いに位
    置するとともに、同じ側の立設部の外側で隣接する間仕
    切りパネルの側板部外側面間に空隙が設けられるように
    所定間隔をおいて配置されるように構成され、 前記床面固定部材における立設部には、前記各間仕切り
    パネルの側板部に対応する位置に、該側板部の下端縁を
    係合させることにより該間仕切りパネルを床面固定部材
    に対して立設させるための立設欠設部が設けられている
    ことを特徴とする間仕切り固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の間仕切り固定構造におい
    て、床面固定部材の一方の立設部側に位置する 一の間仕切り
    パネルの一の側板部における端面が、その間仕切りパネ
    に相対向して他方の立設部側で隣接する他の間仕切り
    パネルの間仕切り板部の内側面に当接させることによっ
    て、当該一の間仕切りパネルの間仕切り板部と当該他の
    一の間仕切りパネルの間仕切り板部とを、間仕切り板部
    の幅方向において互い違いとさせるとともに、 それによって隣接することとなった当該一の間仕切りパ
    ネルの一の側板部の内側面と、当該他の一の間仕切りパ
    ネルの一の側板部の内側面との間に間隙を設けることを
    可能であるように、複数の間仕切りパネルを並設するこ
    とにより間仕切りを形成したことを特徴とする間仕切り
    固定構造。
  3. 【請求項3】 間仕切り板部と、その間仕切り板部の両
    側から一方に突出する側板部とによって水平断面形状を
    コ字形とした複数の間仕切りパネルを用い、 これらの間仕切りパネルを、間仕切り板部の幅方向に沿
    って、側板部の突出方向が交互に逆向きになるように互
    い違いに組み合わせて並設することにより形成される間
    仕切りを、床に固定する間仕切り固定構造であって、 床の上面及び間仕切りの下面に接して床に固定される床
    板部と、その床板部から立設する立設部とによって垂直
    断面形状が矩形状を呈して形成される床面固定部材を備
    え、 前記間仕切りパネルは、それぞれの間仕切り板部が前記
    床面固定部材の相対向する立設部の外側に互い違いに位
    置するとともに、同じ側の立設部の外側で隣接する間仕
    切りパネルの側板部外側面間に空隙が設けられるように
    所定間隔をおいて配置されるように構成され、 前記間仕切りパネルの側板部には、前記床面固定部材の
    長手方向に垂直な断面形状と同形状となるように形成さ
    れた側板欠設部が設けられ、この側板欠設部を、前記床
    面固定部材において前記各間仕切りパネルの側板部に対
    応する位置に係合させることにより、該間仕切りパネル
    を床面固定部材に対して立設させるように構成した こと
    を特徴とする間仕切り固定構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の間仕切り固定構造におい
    て、床面固定部材の一方の立設部側に位置する一の間仕切り
    パネルの一の側板部における端面が、その間仕切りパネ
    ルに相対向して他方の立設部側で隣接する他の間仕切り
    パネルの間仕切り板部の内側面に当接させることによっ
    て、当該一の間仕切りパネルの間仕切り板部と当該他の
    一の間仕切りパネルの間仕切り板部とを、間仕切り板部
    の幅方向において互い違いとさせるとともに、 それによって隣接することとなった当該一の間仕切りパ
    ネルの一の側板部の内側面と、当該他の一の間仕切りパ
    ネルの一の側板部の内側面との間に間隙を設けることを
    可能であるように、複数の間仕切りパネルを並設するこ
    とにより間仕切りを形成した ことを特徴とする間仕切り
    固定構造。
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