JP2000336827A - 天井パネルの目地スペーサー - Google Patents

天井パネルの目地スペーサー

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JP2000336827A
JP2000336827A JP11151170A JP15117099A JP2000336827A JP 2000336827 A JP2000336827 A JP 2000336827A JP 11151170 A JP11151170 A JP 11151170A JP 15117099 A JP15117099 A JP 15117099A JP 2000336827 A JP2000336827 A JP 2000336827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隣接する天井パネル間の目地部分に間隙を設け
たシステム天井を施工する際、間隙の幅を一定に保持す
るのに好適な目地スペーサーを提供する。 【解決手段】この目地スペーサー5は、間隙18xの幅
に相当する横幅に形成された縦長の正面板51と、その
左右両側縁部から正面板51に直交して後方に延びる一
対の側面板52と、これら側面板52のうち一方から側
方に突出するパネル係合片53とを備え、このパネル係
合片53が、間隙18xを隔てて隣接する天井パネル1
のいずれか一方の側壁板14aの端部近傍に形成された
縦長の溝孔17に挿入されて、隣接する天井パネル1間
に挟み込まれるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井スラブから吊
持させて配設した天井支持材に天井パネルを架設して形
成されるシステム天井において、隣接する天井パネル間
の目地部分に一定幅の間隔を設けるための目地スペーサ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の高層化やインテリジェント化に
伴い、天井に多種類の設備機器を組み込んでその構造や
施工工程を合理化したシステム天井が多用されるように
なっている。その基本的な構造は、いわゆるTバー等か
らなる複数本の天井支持材を、天井スラブから垂下され
た吊持手段を介して同一平面内に平行に配設し、これら
天井支持材間に、各種設備機器をあらかじめ一体に組み
込んでなる設備パネルを架設して複数列の設備ラインを
形成するとともに、それら各設備ラインの間に天井パネ
ルを架設することによって天井を形成するものである。
【0003】この種のシステム天井においては、例えば
図15に示すように、設備パネル2を平面視長方形状に
形成し、照明機器20、煙感知器21、スプリンクラー
22、スピーカー(図示せず)等を直列的に配列して組
み込むとともに、両側の長辺部分に沿って空調用の吹出
口91およびリターンエアの還流口92を設けるのが一
般的である。あるいは図16に示すように、設備ライン
の両側の天井支持材3を2本ずつ近接並置し、それら天
井支持材3間のスリットを空調用の吹出口91および還
流口92として利用する形態も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなシステム天井においては、空調用の吹出口91お
よびリターンエアの還流口92がいずれも設備パネル2
またはその近接部に設けられているため、空調による空
気循環効果が設備パネル2の周辺に集中してしまい、室
内全体を一様に空気循環させるのが困難であった。ま
た、吹出口91と還流口92とが組み込まれた設備パネ
ル2は、その寸法や重量が大きくなるため、室内からの
見た目に重苦しい印象を与えがちであった。また、天井
支持材3を設備ラインの両側に2本ずつ近接並置する形
態によれば、天井支持材3の吊持構造が複雑になって天
井の施工性が悪くなっていた。
【0005】そこで、本発明者らは、隣接する天井パネ
ル間の目地部分に一定幅の間隙を設け、この間隙をリタ
ーンエアの還流口として利用するように構成した新規の
システム天井を発明し、これにより室内全体の空気循環
を一様化させて空調効率を向上させるとともに、設備パ
ネルの取付構造や天井支持材の吊持構造を簡略化して施
工性の改善を図ることとした。本発明は、かかるシステ
ム天井を施工する際に、天井パネル間の目地部分に設け
る間隙の幅を一定に保持するのに好適な目地スペーサー
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の天井パネルの目地スペーサーは、天井スラブからの吊
持手段により平行に配設された複数本の天井支持材間に
複数枚の天井パネルを架設し、それら隣接する天井パネ
ルの目地部分に空気の流通可能な間隙を設けて形成され
るシステム天井において、その間隙の幅を一定に保持す
るために前記目地部分に配設される目地スペーサーであ
って、間隙の幅に相当する横幅に形成された縦長の正面
板と、この正面板の左右両側縁部から正面板に直交して
後方に延びる一対の側面板と、これら側面板のうち一方
から側方に突出するパネル係合片とを備え、このパネル
係合片が、間隙を隔てて隣接する天井パネルのいずれか
一方の、間隙に面する側の側壁板の端部近傍に形成され
た縦長の溝孔に挿入されて、隣接する天井パネル間に挟
み込まれるようになされたことを特徴としている。
【0007】かかる目地スペーサーが、間隙を隔てて隣
接する天井パネルの一方に取り付けられ、隣接する両天
井パネル間に両側面板を当接させて挟み込まれることに
より、正面板の横幅によって間隙の幅が一定に保持され
る。このとき、目地スペーサーのパネル係合片が一方の
天井パネルの側壁板に形成された溝孔に挿入されること
により、目地スペーサーの姿勢もほぼ垂直に保持される
こととなる。こうして天井パネル間の間隙の幅が天井全
面にわたって統一され、間隙内の空気流量が一様化され
るとともに、天井の美観も良好になる。また、天井パネ
ルの施工性も向上する。
【0008】また、請求項2に記載の天井パネルの目地
スペーサーは、前記天井パネルは、固定パネルおよび可
動パネルの2種類からなり、これらが天井支持材の延設
方向に沿って交互に配置されるとともに、前記可動パネ
ルは、間隙に面する側の側縁部に、隣接する固定パネル
の側縁部の天端より高い位置まで立ち上げられた側壁板
と、この側壁板の上縁から隣接する固定パネルの側に張
り出されて前記間隙の上方に一定高さの間隙を設けて覆
い被さる水平板とを備えてなる前記システム天井におい
て、正面板および側面板の高さが、前記可動パネルの間
隙に面する側の側縁部に立ち上げられた側壁板の立ち上
がり高さにほぼ等しくなされたことを特徴としている。
【0009】これによれば、可動パネルの長辺側から外
側に張り出して形成された水平板が目地スペーサーの正
面板および側面板によって支承されるため、前記水平板
と固定パネルとの間に形成された上下方向の間隙の高さ
も一定に保持されることとなる。
【0010】また、請求項3に記載の天井パネルの目地
スペーサーは、前記パネル係合片には、溝孔からの抜け
出しを防ぐ爪片が形成されたことを特徴としている。
【0011】これによれば、爪片が返しとなって、パネ
ル係合片が溝孔から抜けるのを防ぐため、目地スペーサ
ーが天井パネルから脱落することがなく、天井パネルの
架設状態がさらに安定的なものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。
【0013】図1は、本発明を利用して実施されるシス
テム天井の全体的な構成を示す。このシステム天井にお
いて、天井パネル1や設備パネル2を架設するための天
井支持材3は、天井スラブに埋設されたアンカー(図示
せず)等をもって垂下される吊りボルト41と、この吊
りボルト41の下端部に取り付けられたフック状の調節
ハンガー42と、この調節ハンガー42によって水平に
架設された野縁受け43と、吊りボルト41および野縁
受け43を斜め方向に懸吊して補強するブレース部材4
4と、野縁受け43に取り付けられたチャンネルクリッ
プ45と、からなる吊持手段によって吊持されている。
【0014】野縁受け43は、断面溝形またはリップ付
き溝形の軽量形鋼からなる部材で、図2に示すように、
吊りボルト41の下端部に固定用ナット46を介して取
り付けられた調節ハンガー42に嵌め込まれるようにし
て、複数本、平行に配設されている。
【0015】天井支持材3は、いわゆるTバーとよばれ
る、断面逆T字状に形成された鋼製またはアルミニウム
合金製の部材である。この天井支持材3は、部材の長手
方向に沿って直立する直立部31と、直立部31の下縁
から両側に張り出したフランジ部32と、直立部31の
上縁に形成された断面略矩形の頭部33とを備えてお
り、野縁受け43を跨ぐように取り付けられたチャンネ
ルクリップ45の下端部に、頭部33を挟み込まれるよ
うにして吊持されている。天井支持材3は、設備パネル
2を架設するための間隔の狭い部分と、天井パネル1を
架設するための間隔の広い部分とを交互に設けるように
して、野縁受け43に直交する方向に複数本配設されて
いる。
【0016】設備パネル2は、図3に示すように、照明
機器パネル2Lとその他の数種類の設備機器パネル2E
とからなり、これらが天井支持材3の間隔の狭い部分に
交互に並ぶように配置されて、設備ラインを形成してい
る。その他の設備機器パネル2Eには、煙感知器21や
スプリンクラー22などの防災機器、スピーカー、空調
用の吹出口23などがそれぞれ取り付けられるととも
に、それら設備機器のための配線や配管が接続されてい
る。これらの設備パネル2は、幅方向の寸法を天井支持
材3の配設間隔の狭い部分に合わせて統一され、図4に
示すように、その幅方向に直交する両縁部を天井支持材
3のフランジ部32上に載置した状態で架設されてい
る。
【0017】天井パネル1は、平面形状が略長方形の2
種類の天井パネル、すなわち図5に示す固定パネル1F
および図6に示す可動パネル1Mの2種類から構成され
ている。そして、これらがそれぞれ、短辺側の両縁部を
天井支持材3のフランジ部32上に載置した状態で、天
井支持材3の配設間隔の広い部分に架設されている。こ
のとき、固定パネル1Fと可動パネル1Mとは、天井支
持材3の延設方向に沿って1枚ずつ交互に並ぶように配
置されている。
【0018】固定パネル1Fおよび可動パネル1Mは、
いずれも多数の小孔11が打ち抜かれた防錆処理鋼板か
らなる天井板12によって表面が形成され、この天井板
12の上面(天井裏側)には樹脂フィルムで密封包装し
たグラスウール等の断熱・吸音材13が重ねられてい
る。天井板12の四周の外縁部は上方に折曲して立ち上
げられ、四周に側壁板14(14a,14b,14c)
が形成されている。
【0019】固定パネル1Fにおいては、図5に示すよ
うに、四周の側壁板14a,14bの上縁部がいずれも
内側に折曲されて水平板15a,15bが形成され、こ
れらの水平板15a,15bが断熱・吸音材13の周縁
部に覆い被さるようになっている。ただし、長辺側の側
壁板14aは短辺側の側壁板14bよりも高い位置まで
立ち上げられ、そのために長辺側の水平板15aが短辺
側の水平板15bよりもやや高い位置に形成されてい
る。また、短辺側の水平板15bの中間付近には、後述
するパネル固定金具6のズレ止め片614(図11参
照)を係合させるための切欠部16が3箇所ずつ形成さ
れている。さらに、長辺側の側壁板14aの両端部に
は、後述する目地スペーサー5のパネル係合片53(図
8参照)を挿入して係合させるための縦長の溝孔17が
それそれ形成されている。
【0020】一方、可動パネル1Mにおいては、図6に
示すように、短辺側の側壁板14bの上縁部に、前記固
定パネル1Fと同様に内側に折曲された水平板15bが
形成される一方、長辺側の側壁板14cの上縁部には、
外側に張り出すように折曲された水平板15cが形成さ
れている。そして、長辺側の側壁板14cの立ち上がり
高さを前記固定パネル1Fの長辺側の側壁板14aより
も高くすることにより、可動パネル1Mの長辺側から外
側に張り出す水平板15cの位置が、前記固定パネル1
Fの長辺側の水平板15aよりもさらに高くなるように
形成されている。なお、この可動パネル1Mにおける長
辺側の側壁板14cの立ち上がり高さは、天井支持材3
の直立部31の高さよりもやや小さくなるように設定さ
れている。
【0021】これらの天井パネル1(固定パネル1Fお
よび可動パネル1M)は、図7に示すように、隣接する
天井パネル1間の目地部分に一定幅の間隙18xを設け
た状態で架設されている。そして、この状態では、可動
パネル1Mの長辺側から外側に張り出す水平板15c
が、固定パネル1Fの長辺側から内側に折曲された水平
板15aの上方に覆い被さり、これら両水平板15a,
15cの間にも上下方向に一定の高さを有する間隙18
yが形成される。これにより、隣接する固定パネル1F
と可動パネル1Mとの間に、空気の流通可能な断面略L
字型の間隙18(18xおよび18y)が形成されるこ
ととなる。
【0022】このシステム天井は、こうして形成された
固定パネル1Fと可動パネル1Mとの間の間隙18を、
空調時に、室内の空気を空調機へと還流させるための還
流口として利用するものである。すなわち、空調時に
は、空調機によって温湿度の調整された空気が、天井裏
に配設された送気用ダクト(図示せず)を通じて供給さ
れ、設備パネル2に設けられた吹出口23から室内に向
かって吹き出す。そして、室内を循環した空気が、天井
パネル1間に形成された間隙18を通って負圧状態の天
井裏に流出し、天井裏から再び空調機へと還流すること
となる。
【0023】このシステム天井によれば、リターンエア
の還流口となる間隙18が、天井全面にわたって天井パ
ネル1間に形成されるため、室内全体の空気循環が一様
化され、空調効率が大きく改善される。また、従来のよ
うに設備パネル2に還流口92を設けたり、あるいは2
本の天井支持材3を近接並置して還流口92用のスリッ
トを設けたりする必要がなくなるので、設備パネル2を
小型化することができ、また、天井支持材3の吊持構造
を単純化することができる。これにより、天井の施工性
が向上するとともに、天井の外観をすっきりとした軽快
な印象にすることができる。
【0024】さらに、天井パネル1間の間隙18が天井
全面にわたって形成されることから、個々の間隙18の
幅を大きくせずとも、天井全面から十分な量の空気を還
流させることが可能になる。そのため、間隙18の幅を
狭くして天井パネル1の目地部分の見栄えをよくするこ
とができる。しかもこのシステム天井においては、可動
パネル1Mの長辺側から外側に張り出す水平板15cが
間隙18の上方に覆い被さっているため、室内から天井
を見上げた場合でも、目地部分の間隙18を通して天井
裏が見えるようなことがなく、より良好な美観を得るこ
とができる。
【0025】本発明の目地スペーサーは、前記したシス
テム天井における天井パネル1間の間隙18の幅を一定
に保持するために使用される部品である。図8〜図10
に、この目地スペーサー5の実施の形態を示す。
【0026】この目地スペーサー5は、薄い鋼板を打ち
抜いて折曲するなどの手段により形成された部品で、間
隙18xの幅に相当する横幅に形成された縦長の正面板
51と、この正面板51の左右両側縁部から正面板51
に直交して後方に延びる一対の側面板52とを備えてい
る。正面板51および側面板52の高さは、可動パネル
1Mにおける長辺側の側壁板14cの立ち上がり高さに
ほぼ等しく設定されている。一対の側面板52のうち一
方には、その後縁部付近から側面板52に直交して外側
に突出する2枚のパネル係合片53が形成されている。
【0027】この目地スペーサー5には、パネル係合片
53が互いに反対側の側面板52から突出するように形
成された左右対称形の2タイプが用意される。そして、
各タイプ1個ずつを一組とする目地スペーサー5が、固
定パネル1Fの長辺側の側壁板14aの両端部に互いの
正面板51を対向させた姿勢でそれぞれあてがわれ、該
側壁板14aの両端部に形成された前記溝孔17にパネ
ル係合片53をそれぞれ挿入させて固定パネル1Fに取
り付けられる。各パネル係合片53の中央部分には、パ
ネル係合片53の突出方向とは反対方向に切り起こされ
た爪片54が設けられ、この爪片54が側壁板14aの
溝孔17に対する「返し」となって、溝孔17からパネ
ル係合片53が抜けるのを防ぐようになっている。
【0028】図9は、固定パネル1Fおよび可動パネル
1Mの間に目地スペーサー5を挟んで天井支持材3のフ
ランジ部32上に載架した状態を、可動パネル1Mの長
辺側の水平板15cよりもやや低い位置における横断面
図によって示した図であり、また図10は、図9と同様
の状態を、間隙18の長さ方向に直交する縦断面図によ
って示した図である。
【0029】固定パネル1Fと可動パネル1Mとの間に
挟み込まれた目地スペーサー5の正面板51の横幅によ
って、間隙18xの水平方向の幅が一定に保持される。
同時に、目地スペーサー5の正面板51および側面板5
2によって、可動パネル1Mの長辺側から外側に張り出
す水平板15cが支承され、可動パネル1Mの長辺側の
水平板15cと固定パネル1Fの長辺側の水平板15a
との間の上下方向の間隙18yの高さも一定に保持され
る。
【0030】こうして、間隙18(18x,18y)の
幅および高さが統一されることにより、間隙内の空気流
量が天井全面にわたって一様化され、空調効率が向上す
る。
【0031】また、目地スペーサー5を取り付けるには
固定パネル1Fの長辺側の側壁板14aに形成された溝
孔17にパネル係合片53を挿入するだけでよく、接着
剤やビス止めなどの面倒な手段は必要ない。しかも、一
旦取り付けられれば爪片54が「返し」となるので容易
には脱落しない。こうして、天井パネル1間の間隙18
の幅を一定に保持しながら、天井パネル1を効率よく天
井支持材3間に架設することができる。
【0032】なお、前記の実施の形態では、上下2枚の
パネル係合片53が側面板52から突出して形成されて
いるが、これらのパネル係合片53は、一体に連続する
1枚のものとして形成されていてもよい。また、その場
合、上下2箇所の爪片54についても一体化することが
できる。
【0033】また、システム天井の施工後に室内から天
井パネル1間の目地部分を見上げると、間隙18の両隅
に目地スペーサー5の正面板51が見えることとなるの
で、正面板51の表面は化粧仕上げとしておくのが好ま
しい。
【0034】前記したシステム天井においては、天井支
持材3間に架設される天井パネル1(固定パネル1Fお
よび可動パネル1M)のうち、固定パネル1Fを、天井
支持材3に確実に固定するため、図11〜図14に示す
ようなパネル固定金具6も併用される。
【0035】このパネル固定金具6は、固定パネル1F
の水平方向へのずれを防ぐための横ズレ防止金具61
と、固定パネル1Fの上方への浮き上がりや跳ね上がり
を防ぐためのパネル押さえ金具62とから構成され、こ
れら横ズレ防止金具61とパネル押さえ金具62とが、
連結ピン63によって回動自在に連結されたものであ
る。
【0036】横ズレ防止金具61は、ステンレス鋼板を
折曲加工するなどして形成されたクリップ状の金具で、
間隔を開けて直立する一対の連結板611をその頂部に
て断面逆U字状に連続させるとともに、各連結板611
の下方に、天井支持材3の頭部33を両側から挟持しう
るように折曲させた一対の挟持板612を有している。
【0037】各挟持板612は、断面略矩形をなす天井
支持材3の頭部33に対して、その両肩部にそれぞれ接
するように折曲されるとともに、下縁には内側斜め上方
に向かって折り返された爪片613が形成されている。
そして、図13に示すように、この爪片613の先端
を、天井支持材3の頭部33における「あご」の部分、
つまり頭部33と直立部31とが連続する入隅部に係合
させるようにして、天井支持材3を挟持するようになっ
ている。対向する挟持板612は、連結板611の頂部
の曲げ弾性によって内側方向に付勢されており、天井支
持材3の頭部33に対して容易に被せることができる一
方、一旦被せられると爪片が頭部33のあごに係合して
容易には外れないようになっている。
【0038】挟持板612の一方には、その側縁部を天
井支持材3の延設方向に張り出し、さらに下方に延出し
て垂下させることにより形成されたズレ止め片614が
設けられている。そして、このズレ止め片614が、固
定パネル1Fの短辺側の水平板15bに形成された切欠
部16に上方から挿し込まれる。こうして、固定パネル
1Fが、その短辺側の側壁板14bを天井支持材3の直
立部31に沿わせた状態でフランジ部32上に固定さ
れ、水平方向、とりわけ天井支持材3の延設方向に対し
てずれないように保持されることとなる。
【0039】なお、固定パネル1Fの架設位置によって
は、設備機器のための配線や配管、天井支持材3を吊持
するチャンネルクリップ45やブレース部材44などが
パネル固定金具6の取り付け位置付近に干渉する場合が
あるので、これに備えて固定パネル1Fの短辺側の水平
板15bに3箇所の切欠部16を設けておき、パネル固
定金具6を3箇所の切欠部16のいずれの位置にも取り
付けることができるようになされている。
【0040】また、連結板611には、その上部寄りの
位置を水平方向に貫通する丸孔615が設けられ、この
丸孔615に挿通される連結ピン63によって、後述す
るパネル押さえ金具62のアーム部621が連結されて
いる。
【0041】パネル押さえ金具62は、鋼板を折曲加工
して形成された金具で、鋼板を折り重ねて側面視略三角
形状または台形状のアーム部621を形成するととも
に、このアーム部621の下縁の一部に、下方に開口す
る断面コ字状の嵌装部622を連続させて形成し、さら
にこの嵌装部622の一方に、その下縁から外側に向か
って張り出すパネル押圧片623を形成してなるもので
ある。
【0042】アーム部621には、その上部寄りの一端
を水平方向に貫通する丸孔624が設けられている。そ
して、このアーム部621を、前記横ズレ防止金具61
の両連結板611の間に挿し込み、互いの丸孔615,
624を重合させて連結ピン63で連結することによ
り、横ズレ防止金具61とパネル押さえ金具62とが互
いに回動自在に連結されている。
【0043】嵌装部622には、天井支持材3の頭部3
3の幅寸法に相当する間隔をあけて対向する一対の垂下
板625が設けられている。一方の垂下板625の下縁
は、天井支持材3の頭部33に嵌装しやすいように、外
側に向かってわずかに折り返されている。また、他方の
垂下板625の下縁は、やや下方まで延設され、その中
央付近に、内側上方に向かって切り起こされた爪片62
6が設けられている。そして、図14に示すように、嵌
装部622を天井支持時の頭部33に上方から嵌装した
際に、この爪片622が頭部33のあごに係合して「返
し」となり、天井支持材3から外れないようになってい
る。
【0044】パネル押圧片623は、嵌装部622の一
方の下縁から外側に向かって水平に張り出した後、その
先端を斜め下方に傾斜させるように形成されている。さ
らに、パネル押圧片623の下面には、合成ゴム等から
なる緩衝材627が貼設されている。そして、嵌装部6
22を天井支持材3の頭部33に嵌装させた状態で、パ
ネル押圧片623が、天井支持材3のフランジ部32上
に載架された固定パネル1Fの短辺側の水平板15b
を、緩衝材627を介して下方に押圧するようになって
いる。ここで、パネル押圧片623の先端が下方に傾斜
しているのは、固定パネル1Fが天井支持材3から離れ
る方向にずれるのをより効果的に防止するためである。
【0045】また、アーム部621の下縁には、側面視
略半円形の突起628が設けられている。この突起62
8は、前記横ズレ防止金具61を天井支持材3の頭部3
3に挟持させたときに、連結ピン63から突起628の
先端までの寸法が、連結ピン63から天井支持材3の頭
部33の上面までの寸法よりもわずかに大きくなるよう
に形成されるとともに、パネル押さえ金具62の嵌装部
622を天井支持材3の頭部33に嵌装させたときに、
嵌装部622から見て連結ピン63の直下の位置よりも
遠い位置になるように設けられている。そのため、天井
支持材3に対してまず横ズレ防止金具61を挟持させ、
次いでパネル押さえ金具62を回動させながら天井支持
材3に嵌装させると、アーム部621の突起628がテ
コの作用点として天井支持材3の頭部33の上面を押圧
し、横ズレ防止金具61を上方にやや引き上げてより強
固に天井支持材3に固定させるとともに、一旦天井支持
材3に嵌装されたパネル押さえ金具62が天井支持材3
から外れる方向に回動するのを防ぐこととなる。
【0046】このようにして、天井支持材3のフランジ
部32上に載架された固定パネル1Fが、横ズレ防止金
具61のズレ止め片614によって主に天井支持材3の
長さ方向にずれるのを制止されるとともに、パネル押さ
え金具62のパネル押圧片623によって上方に浮き上
がるのを制止され、さらに、パネル押圧片623の傾斜
した先端部によって天井支持材3から離れる方向にずれ
るのも制止される。これにより、固定パネル1Fは、確
実に天井支持材3のフランジ部32上に固定され、天井
支持材3間に安定的に保持されることとなる。
【0047】このようにして構成されるシステム天井
は、吊りボルト41およびブレース部材44によって吊
持された野縁受け43と、野縁受け43に直交して架設
された天井支持材3とからなる井桁状の水平構面を有
し、さらに、天井支持材3間には固定パネル1Fおよび
可動パネル1Mが交互に載架されて、固定パネル1Fが
天井支持材3に固定されることから、天井全体としては
水平方向に対する変形の小さい、安定した構造の天井と
なる。したがって、地震や強風等により建物が変形した
場合でも、その変形が通常の予想をはるかに超える極端
なものでない限り、固定パネル1Fが天井支持材3から
脱落するおそれはほとんどない。
【0048】可動パネル1Mについては、天井支持材3
のフランジ部32上に載架され、両側に位置する固定パ
ネル1Fとの間に目地スペーサー5を介して挟まれてい
るだけで、天井支持材3に固定されてはいない。そのた
め、下方から可動パネル1Mを持ち上げると、いずれの
可動パネル1Mも上方に浮き上がることとなる。ただ
し、この可動パネル1Mは、その長辺側の側壁板14c
の上縁部から外側に張り出す水平板15cを有してお
り、この水平板15cが、固定パネル1Fの長辺側の内
側に折曲された水平板15aの上方に覆い被さるように
して設置される。したがって、可動パネル1Mを挟む2
枚の固定パネル1F間の、目地部分の間隙18xを含め
た水平距離よりも、可動パネル1Mの両長辺間の最大幅
のほうがやや大きくなり、可動パネル1Mも前記2枚の
固定パネル1F間から容易には脱落しないようになって
いる。
【0049】このように、固定パネル1Fおよび可動パ
ネル1Mの2種類の天井パネル1によって天井を構成
し、そのうち約半分の枚数の天井パネル1(固定パネル
1F)を天井支持材3に固定するだけで、安定した構造
の天井を得ることができる。そのため、天井パネル1の
固定に要する作業手間が従来よりも大幅に軽減され、天
井工事の施工性も向上することとなる。
【0050】さらに、天井を構成する天井パネル1のう
ちの約半分が持ち上げ可能な可動パネル1Mであること
から、天井を施工した後でも、任意の可動パネル1Mを
天井裏の点検口として利用することが可能になる。従来
は、設備機器の保守・修理などに備えて天井裏を点検す
るための開口部用ハッチをあらかじめ複数箇所に設けて
おく必要があり、また、建物を使用し始めた後になって
不測の位置に点検口を設ける必要が生じることもあった
が、このシステム天井によれば、すべての可動パネル1
Mを点検口として利用できるので、点検口を設けるため
の部品や取り付け作業にかかるコストを大幅に削減する
ことができる。また、前記したように、可動パネル1M
と固定パネル1Fとの間に挟み込まれる目地スペーサー
5を、固定パネル1Fの側に取り付けておけば、可動パ
ネル1Mを持ち上げたり元に戻したりする場合にも、目
地スペーサー5が外れたり倒れたりすることがなく都合
がよい。
【0051】次いで、前記したシステム天井の施工手順
について説明する。まず、天井スラブから垂下させた吊
りボルト41の下端部に調節ハンガー42を介して野縁
受け43を取り付けるとともに、ブレース部材44を配
して野縁受け43を懸吊させ、調節ハンガー42および
ブレース部材44を調節して野縁受け43を水平に保持
する。この野縁受け43にチャンネルクリップ45を取
り付けて天井支持材3を吊持させ、各天井支持材3の位
置や間隔を所定の設計位置に合わせる。
【0052】ここで、パネル配置のための基準線を1箇
所または複数箇所設定する。この基準線は、天井全面に
おける天井パネル1の割り付けを考慮して、天井支持材
3に直交する方向に定められる。この基準線を起点にし
て、まず設備パネル2を順に架設し、各設備パネル2に
配管や配線を接続して設備ラインを完成させる。
【0053】次いで、前記基準線に沿って、各天井支持
材3間に固定パネル1Fを1枚ずつ架設し、それらをパ
ネル固定金具6によって各天井支持材3に固定する。そ
して、最初に固定されたこれらの固定パネル1Fに隣接
させて、順次、可動パネル1Mおよび固定パネル1Fを
交互に天井支持材3間に架設する。このとき、各固定パ
ネル1Fには架設時に目地スペーサー5を取り付け、各
目地部分の間隙18を一定に揃えるようにする。また、
架設された各固定パネル1Fは、その都度、パネル固定
金具6を用いて天井支持材3に固定する。なお、基準線
を2箇所以上の位置に設定しておき、各基準線に挟まれ
る区画内にて目地部分の間隙18の幅を調整し、天井パ
ネル1の架設時に生じる微小な誤差を吸収させることも
可能である。
【0054】このような手順によって、前記したシステ
ム天井を効率よく施工することができる。
【0055】なお、本発明の目地スペーサー5は、必ず
しも前記のように構成されたシステム天井のみに対して
適用されるものではない。例えば前記システム天井にお
いては、可動パネル1Mに、その長辺側から外側に張り
出して隣接する固定パネル1Fの上方に覆い被さる水平
板15cが設けられているが、この水平板15cが設け
られていないような可動パネルに対しても、同様の実施
の形態により適用可能である。
【0056】さらには、例えば天井パネル1が1種類の
固定パネルのみからなるシステム天井においても、その
目地部分に一定幅の間隙18を設ける場合には同様にし
て実施することができる。
【0057】また、天井パネル1や設備パネル2を架設
するための天井支持材3の形状やそれらの吊持構造、天
井パネル1の断面構造などについても特に前記した実施
の形態にのみ限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】本発明の目地スペーサーを、間隙を隔て
て隣接する天井パネルの一方に取り付け、隣接する両天
井パネル間に側面板を当接させて挟み込むことにより、
目地スペーサーの正面板の横幅によって間隙の幅が一定
に保持される。そして、天井全面にわたって間隙の幅が
統一されることにより、この間隙をリターンエアの還流
口として利用する場合の空気流量が一様化され、空調効
率も向上する。
【0059】また、天井パネル間に一定幅の間隙を設け
ながら天井パネルを架設する作業が容易になり、併せて
施工後の天井の美観も良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用して実施されるシステム天井の全
体的な構成を示す斜視図である。
【図2】前記システム天井における野縁受けおよび天井
支持材の吊持状態を示す部分斜視図である。
【図3】前記システム天井における設備ライン付近の見
上げ図である。
【図4】図3におけるA−A断面図であって、設備パネ
ルおよび天井パネルの天井支持材への架設状態を示す図
である。
【図5】固定パネルの構成を一部破断して示す斜視図で
ある。
【図6】可動パネルの構成を一部破断して示す斜視図で
ある。
【図7】図3におけるB−B断面図であって、天井パネ
ル(固定パネルおよび可動パネル)の架設状態を示す図
である。
【図8】本発明の目地スペーサーの構成を示す斜視図で
ある。
【図9】固定パネルおよび可動パネルの間に目地スペー
サーを挟んで天井支持材のフランジ部上に載架した状態
を上方から見た部分横断面図である。
【図10】図9に示した状態を側方から見た部分縦断面
図である。
【図11】パネル固定金具の構成を示す斜視図である。
【図12】パネル固定金具の正面図である。
【図13】パネル固定金具を構成する横ズレ防止金具を
天井支持材に挟持させた状態を示す側面図である。
【図14】パネル固定金具を構成するパネル押さえ金具
を天井支持材に挟持させた状態を示す側面図である。
【図15】従来のシステム天井における設備パネルの構
成例を示す見上げ図である。
【図16】従来のシステム天井における空調用の吹出口
および還流口の構成例を示す部分断面略図である。
【符号の説明】
1(1F,1M) 天井パネル 1F 固定パネル 1M 可動パネル 14a,14b,14c 側壁板 15a,15b,15c 水平板 17 溝孔 18(18x,18y) 間隙 2(2L,2E) 設備パネル 3 天井支持材 5 目地スペーサー 51 正面板 52 側面板 53 パネル係合片 54 爪片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井スラブからの吊持手段により平行に
    配設された複数本の天井支持材間に複数枚の天井パネル
    を架設し、それら隣接する天井パネルの目地部分に空気
    の流通可能な間隙を設けて形成されるシステム天井にお
    いて、その間隙の幅を一定に保持するために前記目地部
    分に配設される目地スペーサーであって、 間隙の幅に相当する横幅に形成された縦長の正面板と、
    この正面板の左右両側縁部から正面板に直交して後方に
    延びる一対の側面板と、これら側面板のうち一方から側
    方に突出するパネル係合片とを備え、このパネル係合片
    が、間隙を隔てて隣接する天井パネルのいずれか一方
    の、間隙に面する側の側壁板の端部近傍に形成された縦
    長の溝孔に挿入されて、隣接する天井パネル間に挟み込
    まれるようになされたことを特徴とする天井パネルの目
    地スペーサー。
  2. 【請求項2】 前記天井パネルは、固定パネルおよび可
    動パネルの2種類からなり、これらが天井支持材の延設
    方向に沿って交互に配置されるとともに、前記可動パネ
    ルは、間隙に面する側の側縁部に、隣接する固定パネル
    の側縁部の天端より高い位置まで立ち上げられた側壁板
    と、この側壁板の上縁から隣接する固定パネルの側に張
    り出されて前記間隙の上方に一定高さの間隙を設けて覆
    い被さる水平板とを備えてなる前記システム天井におい
    て、 正面板および側面板の高さが、前記可動パネルの間隙に
    面する側の側縁部に立ち上げられた側壁板の立ち上がり
    高さにほぼ等しくなされたことを特徴とする請求項1に
    記載の天井パネルの目地スペーサー。
  3. 【請求項3】 パネル係合片には、溝孔からの抜け出し
    を防ぐ爪片が形成されたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の天井パネルの目地スペーサー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018109307A (ja) * 2017-01-04 2018-07-12 鹿島建設株式会社 天井構造及び施工方法
WO2023054015A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 パネル設置構造

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