JPH0337300Y2 - - Google Patents

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JPH0337300Y2
JPH0337300Y2 JP10475285U JP10475285U JPH0337300Y2 JP H0337300 Y2 JPH0337300 Y2 JP H0337300Y2 JP 10475285 U JP10475285 U JP 10475285U JP 10475285 U JP10475285 U JP 10475285U JP H0337300 Y2 JPH0337300 Y2 JP H0337300Y2
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bent
horizontal
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rising
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JP10475285U
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば天井板取付け用の野縁を野縁
受枠材に固定するために用いる止着金具に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、天井スラブにボルト、吊り金具等により
吊り下げ支持された野縁受用枠材に天井板取付け
用の野縁を固定するために種々の提案がなされて
いる(一例として、実開昭55−176913号公報参
照)。
例えば、第4図に示すように天井板1を取付け
るための断面U字状の野縁2を、野縁受枠材3に
固定するためのクリツプの如き止着金具4は前記
枠材3の水平片3aを用いて止着されている。す
なわち、止着金具4は、第5図に概略形状を示す
ように、枠材の水平片3aの下面に対向する基片
4aと、この基片4aの一側に設けられて、前記
水平片3aの先端部より上面へ折曲されて水平片
3aを挾持する挾持片4bと、前記基片4aの他
側より突出し、前記枠材3の立上り片3bの背面
側へ折曲されて当接する折曲片4cとにより枠材
3に固定される。前記基片4aの両側略中央には
野縁2の上部側開口部に嵌入して係合する係合片
4d,4dが形成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の止着金具4によれば
基片4aと折曲片4cとの間に切欠部4eを設
け、この切欠部4eの部位から折曲片4cを枠材
3の立上り片3bの背面側に折曲することによ
り、枠材3からの離脱を防止するようにしている
が、折曲片4cを折り返した後で、折曲片4cに
は、折り曲げ方向の力とは反対方向への戻り(ス
プリングバツク)が生じ、このため幅方向への緩
みが生じるという問題点があつた。
本考案の目的は、折曲片の形状を改良すること
により、スプリングバツクが生じないようにし
て、枠材に確実に固定できる止着金具を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案に係る止着金
具の特徴は、枠材の水平片下面に対向する基片と
この基片の一側より前記水平片上面に折曲されて
水平片を挾持する挾持片と、前記基片の他側より
水平方向に突出する細状片と、この細状片の先端
より下方へ折曲された折曲片と、前記基片の両側
より下方に折曲されて、先端が野縁の開口部に嵌
入して係合する係合片とにより構成したことにあ
る。
〔作用〕
上記のように構成したので、枠材の立上り片の
背面方向に折曲片を折り曲げた際に、背面には細
状片と折曲片との角部が圧接する。
〔実施例〕
以下、本考案に係る止着金具の実施例を図面を
用いて詳細に説明する。
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例を示す
斜視図、側面図であり、同図において止着金具1
4は枠材の水平片下面に対向する基片14aとこ
の基片14aの一側より水平片上面へ折り返され
て水平片を挾持する挾持片14b,14bと、前
記基片14aの他側より基片14aと同一平面上
で突出する細状片14e,14eと、この細状片
14e,14eの先端より下方へ略直角に折曲さ
れた折曲片14c,14cと、前記挾持片14
b,14bの中間部分と、前記細状片14e,1
4eの中間部分より下方へ折曲されて野縁受けの
開口部に嵌合する係合片14d,14dとにより
構成されている。
上記構成を有する止着金具14を、枠材3に装
着する動作について、第2図、第3図を用いて説
明する。なお、便宜上係合片14d,14dの図
示を省略する。まず、第2図に示すように枠材3
の水平片に挾持片14b,14bを先端側より装
着し、次いで、折曲片14cを指で枠材3の立上
り片3bの背面方向に矢印Xのように折曲すると
細状片14eがコーナー部3c側を中心に変形す
る。このとき、細状片14eの折曲片14c側の
角部Aが先に立上り片3bの背面に当接し、折曲
片14cをさらに折り曲げると、角部Aが背面に
圧接され、この状態で第3図に示すように折曲片
14cも立上り片3bの背面に当接する。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案に係る止着金具に
よれば、一側に挾持片を形成した基片の他側より
突出する細状片と、この細状片先端より下方へ折
曲した折曲片との角部枠材の立上り片背面に圧接
されるので、枠材と止着金具の間のガタつきを防
止でき、また、折曲片に多少のスプリングバツク
が生じても、前記の圧接により、長期に渡る取付
強度を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る止着金具の一
実施例を示す斜視図及び取付工程を示す側面図、
第4図、第5図は従来の止着金具の一例を示す斜
視図である。図中、同一符号は同一部材を示して
いる。 3……枠材、3a……水平片、3b……立上り
片、3c……コーナー部、14……止着金具、1
4a……基片、14b……挾持片、14c……折
曲片、14d……係合片、14e……細状片、A
……角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面ほぼU字状の野縁を、少なくとも水平片
    と、この水平片の一端より折曲された立上り片と
    から成る枠材に固定するための止着金具におい
    て、少なくとも上記水平片の下面に対向する基片
    と、この基片における上記水平片先端に対応する
    部位より折曲されて上記水平片の上面に対接する
    挾持片と、上記基片における上記立上り片側に設
    けられこの立上り片の背面方向に折曲されてこの
    背面に対接する折曲片と、上記基片より、上記立
    上り片とは反対方向に折曲され、先端が上記野縁
    の開口部に嵌入して係合する係合片とを備え、上
    記基片と折曲片とを上記水平片と立上り片とのコ
    ーナー部に対向する細状片を介して接続し、当該
    細状片を基片と同一方向に延長し、上記折曲片を
    細状片の先端より、上記立上り片とは反対方向に
    折曲したことを特徴とする止着金具。
JP10475285U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH0337300Y2 (ja)

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JPS6214009U JPS6214009U (ja) 1987-01-28
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JP6401961B2 (ja) * 2014-08-01 2018-10-10 八潮建材工業株式会社 連結部材及び天井下地材施工方法

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JPS6214009U (ja) 1987-01-28

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