JP2003106314A - 板材取付用クランプ - Google Patents

板材取付用クランプ

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JP2003106314A
JP2003106314A JP2001301060A JP2001301060A JP2003106314A JP 2003106314 A JP2003106314 A JP 2003106314A JP 2001301060 A JP2001301060 A JP 2001301060A JP 2001301060 A JP2001301060 A JP 2001301060A JP 2003106314 A JP2003106314 A JP 2003106314A
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JP
Japan
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plate material
fitting portion
plate
clamp
sheet
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JP2001301060A
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Yasutaka Takizawa
康隆 滝沢
Mutsuo Kojima
睦男 小島
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MARUSA KK
Original Assignee
MARUSA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材嵌入部に板材を圧入嵌合して簡単且つ安
定的に固定できる板材取付用クランプを提供すること。 【解決手段】 仮設パイプなどの取付杆部1に被嵌して
締付固定する締付クランプ2の側部に、板材3を嵌入し
て挟み込み状態に保持する断面略コ字状の板材嵌入部4
を設け、この板材嵌入部4に板材3に対して圧接する圧
接部5を設け、この圧接部5により板材嵌入部4の板材
嵌入幅が前記板材3の幅よりもやや幅狭くなるように構
成して、この板材嵌入部4に板材3を圧入嵌合固定し得
るように構成した板材取付用クランプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、仮設パイ
プなどの取付杆部に対して簡単に板材を取り付けするこ
とができる板材取付用クランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えば仮設足場の仮設パイプなどの取付杆部に対し
て板材を取り付けするための板材取付用クランプが実施
されている。
【0003】この板材取付用クランプを簡単に説明する
と、締付クランプの側部に、断面略コ字状の板材嵌入部
を設けた構成で、この板材嵌入部に嵌入した板材を釘止
めやネジ止めなどにより固定するものであった。
【0004】本発明は、この種の板材取付用クランプの
改良に係るもので、板材嵌入部に板材を圧入嵌合して簡
単且つ安定的に固定できる極めて実用性に秀れた板材取
付用クランプを提供することが技術的課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】仮設パイプなどの取付杆部1に被嵌して締
付固定する締付クランプ2の側部に、板材3を嵌入して
挟み込み状態に保持する断面略コ字状の板材嵌入部4を
設け、この板材嵌入部4に板材3に対して圧接する圧接
部5を設け、この圧接部5により板材嵌入部4の板材嵌
入幅が前記板材3の幅よりもやや幅狭くなるように構成
して、この板材嵌入部4に板材3を圧入嵌合固定し得る
ように構成したことを特徴とする板材取付用クランプに
係るものである。
【0007】また、断面略コ字状の前記板材嵌入部4の
対向する両側遊離部4Aの少なくとも一方に、折曲する
ことでこの板材嵌入部4の対向内側へ突出する折曲突出
部を形成して、この折曲突出部を前記板材3に圧接する
前記圧接部5としたことを特徴とする請求項1記載の板
材取付用クランプに係るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0009】例えば、実施例に基づいて仮設足場の仮設
パイプを取付杆部1として利用した場合を説明する。
【0010】仮設パイプに締付クランプ2を被嵌して締
付固定し、板材嵌入部4に板材3を嵌入すると、圧接部
5により板材嵌入幅が板材3の幅よりもやや幅狭くなっ
ているこの板材嵌入部4には板材3が圧入嵌合固定され
て仮設足場に本発明品を介して板材3が取り付けられる
ことになる。
【0011】従って、単に板材3を板材嵌入部4に圧入
するだけの作業で板材3を簡単に且つ安定的に取付杆部
1に対して固定できる極めて取付作業性に秀れた画期的
な板材取付用クランプとなる。
【0012】また、例えば、断面略コ字状の前記板材嵌
入部4の対向する両側遊離部4Aの少なくとも一方に、
折曲することでこの板材嵌入部4の対向内側へ突出する
折曲突出部を形成して、この折曲突出部を前記板材3に
圧接する前記圧接部5とすれば、前記作用効果を確実に
発揮する板材嵌入部4を簡易に設計実現可能となり、一
層実用的となる。
【0013】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0014】本実施例は、仮設パイプなどの取付杆部1
に被嵌して締付固定する締付クランプ2の側部に、板材
3を嵌入して挟み込み状態に保持する断面略コ字状の板
材嵌入部4を設け、この板材嵌入部4に板材3に対して
圧接する圧接部5を設け、この圧接部5により板材嵌入
部4の板材嵌入幅が前記板材3の幅よりもやや幅狭くな
るように構成して、この板材嵌入部4に板材3を圧入嵌
合固定し得るように構成している。
【0015】具体的に説明すると、本実施例では取付杆
部1として仮設足場の仮設パイプ(仮設パイプのみ図示
している)を採用している。
【0016】締付クランプ2は、取付杆部1(仮設パイ
プ)を抱持する抱持縁を有する抱持体2Aの基端に抱持
縁を有する締付抱持体2Bの基端を枢着し、この抱持体
2Aの先端に締付ボルト6の基端を枢着し、前記締付抱
持体2Bの先端をU字状に開口形成してこのU字状開口
部を前記締付ボルトの先端を嵌入係合し得る嵌合部7と
し、この嵌合部7に締付ボルト6の先端を嵌入し、締付
ボルト6先端に螺合したナット8を締付回動することに
より取付杆部1を締付抱持すると共に、締付ボルト6を
嵌合部7に係止固定する構成としている。
【0017】板材嵌入部4は、薄板材を断面略コ字状に
折曲形成して構成している。
【0018】圧接部5は、この断面略コ字状の板材嵌入
部4の対向する両側遊離部4Aの一方(図面では前記締
付クランプ2に対して外側)を、単に板材嵌入部4の対
向内側へ向けて折曲突出させ、この板材嵌入部4の対向
内側へ突出する折曲突出部を前記板材3に圧接する圧接
部5としている。従って、単に板材を折曲形成すること
で圧接部5を構成するため、この構成は簡易に設計実現
可能な構成であり、量産性に秀れ安価に構成可能とな
る。
【0019】また、この圧接部5の突出度を、この圧接
部5が対向する遊離部4Aに当接せず隙間を生じる突出
度であって、且つ板材嵌入部4の板材嵌入幅が前記板材
3の幅よりもやや幅狭くなる突出度に設定構成して、板
材3に対するこの圧接部5の接触摩擦抵抗と、例えば金
属製とした遊離部4A(板材嵌入部4)の撓み弾性復帰
力とにより板材嵌入部4に板材3を圧入嵌合固定し得る
ように構成している。
【0020】また、締付クランプ2への板材嵌入部4の
取付構造は、前記抱持体2Aの外側面を直角L型形状に
形成し、この直角部を境にした外面二面部の一方(後述
の第一実施例及び第二実施例の場合)若しくは双方(後
述の第三実施例の場合)に板材嵌入部4を溶接などの止
着手段によって付設した構成としている。
【0021】また、本実施例では、板材嵌入部4に、釘
やネジなどの止着具(図示省略)を貫通して板材嵌入部
4に嵌入した前記板材3に対して止着するための止着孔
9を設けている。
【0022】具体的に説明すると、止着孔9は前記圧接
部5に貫通形成している。
【0023】従って、この止着孔9を利用して一層確固
に板材嵌入部4に板材3を止着固定することもできる
し、たとえ板材嵌入部4の板材嵌入幅よりも幅の狭い薄
板材3であっても止着具を利用することで取り付けでき
るように構成している。また、圧接部5に止着孔9を設
けたため、板材3に接近した位置から深く確実に止着具
を止着することができる。
【0024】以下、更に説明すると、図1〜3は第一実
施例、図4〜図6は第二実施例、図7〜図9は第三実施
例を示している。
【0025】第一実施例について説明すると、図1に示
すように、締付クランプ1に対して板材嵌入部4がその
嵌入開口部が上方を向くようにして設けられた場合を示
している。
【0026】この第一実施例の使用方法を簡単に説明す
ると、例えば、図2,図3に示すように、仮設パイプ1
の上下二箇所に本実施例の板材取付用クランプを取り付
け固定すると共に、上方の板材取付用クランプは板材嵌
入部4が下向きとなるように取り付け、下方の板材取付
用クランプは板材嵌入部4が上向きとなるように取り付
けて、この上下の板材嵌入部4間に板材3の上下縁を夫
々嵌入固定して上下挟持状態に板材を固定することがで
きる。
【0027】第二実施例について説明すると、図4に示
すように締付クランプ1に対して板材嵌入部4がその嵌
入開口部が側方を向くようにして設けられた場合を示し
ている。
【0028】この第二実施例の使用方法を簡単に説明す
ると、例えば、図5,図6に示すように、板材嵌入部4
で板材の左右側縁部を圧入嵌合係止して取付杆部1と直
交する横方向へ板材3が配されるように取り付けするこ
とができる。
【0029】第三実施例について説明すると、図7に示
すように、前記第一実施例において、上向きの板材嵌入
部4を二箇所に並設状態にして設けると共に、この二箇
所の板材嵌入部4の底溝長さ方向が互いに直交する横方
向を向くようにして設けた場合を示している。
【0030】この第三実施例の板材取付用クランプの使
用方法は、前記第一実施例と同様のことができるが、図
8,図9に示すように、主にコーナー用として使用する
もので、板材3を直交状態に固定する場合に適してい
る。
【0031】この第一〜第三実施例の板材取付用クラン
プを使用して、例えば、建築中の建物の外側に構築した
仮設足場の略全面に板材3を取付固定し、建物を板材3
で覆うことで、建築中の建築屑などが周囲に飛散したり
することを防止することができる。
【0032】尚、本発明は、本実施例に限られるもので
はなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るもの
である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、単
に板材を板材嵌入部に圧入するだけの作業で板材を簡単
に且つ安定的に取付杆部に対して固定できる極めて取付
作業性に秀れた画期的な板材取付用クランプとなる。
【0034】また、請求項2記載の発明においては、前
記作用効果を確実に発揮する板材嵌入部を簡易に設計実
現可能となる一層実用性に秀れた板材取付用クランプと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例を示す斜視図である。
【図2】第一実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図3】第一実施例の使用状態を示す別角度からの斜視
図である。
【図4】第二実施例を示す斜視図である。
【図5】第二実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図6】第二実施例の使用状態を示す別角度からの斜視
図である。
【図7】第三実施例を示す斜視図である。
【図8】第三実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図9】第三実施例の使用状態を示す別角度からの斜視
図である。
【符号の説明】
1 取付杆部 2 締付クランプ 3 板材 4 板材嵌入部 4A 遊離部 5 圧接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 5/12 F16B 5/12 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮設パイプなどの取付杆部に被嵌して締
    付固定する締付クランプの側部に、板材を嵌入して挟み
    込み状態に保持する断面略コ字状の板材嵌入部を設け、
    この板材嵌入部に板材に対して圧接する圧接部を設け、
    この圧接部により板材嵌入部の板材嵌入幅が前記板材の
    幅よりもやや幅狭くなるように構成して、この板材嵌入
    部に板材を圧入嵌合固定し得るように構成したことを特
    徴とする板材取付用クランプ。
  2. 【請求項2】 断面略コ字状の前記板材嵌入部の対向す
    る両側遊離部の少なくとも一方に、折曲することでこの
    板材嵌入部の対向内側へ突出する折曲突出部を形成し
    て、この折曲突出部を前記板材に圧接する前記圧接部と
    したことを特徴とする請求項1記載の板材取付用クラン
    プ。
JP2001301060A 2001-09-28 2001-09-28 板材取付用クランプ Pending JP2003106314A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084956A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Alinco Inc 出隅用幅木
JP2011084958A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Alinco Inc 入り隅用幅木

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084956A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Alinco Inc 出隅用幅木
JP2011084958A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Alinco Inc 入り隅用幅木

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