JPH0227268Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0227268Y2
JPH0227268Y2 JP12079183U JP12079183U JPH0227268Y2 JP H0227268 Y2 JPH0227268 Y2 JP H0227268Y2 JP 12079183 U JP12079183 U JP 12079183U JP 12079183 U JP12079183 U JP 12079183U JP H0227268 Y2 JPH0227268 Y2 JP H0227268Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped
band
support
holding
band support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12079183U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6028675U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12079183U priority Critical patent/JPS6028675U/ja
Publication of JPS6028675U publication Critical patent/JPS6028675U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0227268Y2 publication Critical patent/JPH0227268Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は配管用T型支持具に関し、特に強度、
体裁並びに製作手間及びコストの点において改良
された配管用T型支持具に関する。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 従来、配管用T型支持具としては、溶接法によ
るものとプレス法によるものとが知られている。
前者の例としては、二枚の方形状平板をT字状に
組合わせて溶接したものが知られているが、溶接
の痕跡のため体裁が悪く、且つ製作コストが高く
つくため、現在はほとんど作成されていない。一
方、後者の例としては実開昭57−190978号公報
に示される如く、一枚の平板を上曲げプレスによ
つてバンド支持部を重畳させた技術、実公昭51
−37241号公報に示される如く、一枚の平板を横
曲げプレスによつてバンド支持部を重畳させた技
術、本考案者による実公昭56−47427号公報に
示す如く、一方のバンド支持部を他方のバンド支
持部に設けた抱持部によつて抱持固定した技術等
が知られているが、前記及びの技術は、重畳
されたバンド支持部が上方又は一側方において組
合わされているのみであるから強度が劣るし、前
記の技術は、抱持されるバンド支持部と抱持す
るバンド支持部とを2種類の異る形状の部材を製
作する必要があるため製作コストが高くつくとい
う欠点がみられた。
[考案の目的] そこで本考案の目的は、溶接によらずに優れた
強度を得ることができ、しかも低コストである配
管用T型支持具を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案者は上記目的を達成するため、鋭意検討
を重ねた結果、本考案に至つたものである。
即ち、本考案に係る配管用T型支持具は、支持
用透孔を有するバンド支持部の基端部に、止具用
透孔を有する取付部を前記バンド支持部に対し略
90゜折曲形成して成る配管用T型支持具において、
同一構成を有する2つのL字部材を背中合せにし
て成り、該夫々のL字部材のバンド支持部の一方
の側端には背面側に折曲形成された抱持部が設け
られており、該抱持部が対峙する他方のL字部材
のバンド支持部の側端を抱持することにより2つ
のL字部材が互いに他方を固定していることを特
徴とする。
[作用] 本考案によれば、同一構成を有する2つのL字
部材を背中合せにし、夫々のL字部材のバンド支
持部の一方の側端に背面側に折曲形成された抱持
部によつて、該抱持部が対峙する他方のL字部材
のバンド支持部の側端を抱持することにより2つ
のL字部材が互いに他方を固定している構成、即
ち、バンド支持部の両側で抱持固定している構成
なので、体裁の悪い溶接ではなく、また上曲げプ
レスや横曲げプレスによつてバンド支持部を重畳
させただけの前述の従来技術及びに比し、バ
ンド支持部の縁が3枚重ねとなるので高い強度を
得ることができる。さらに、2種類の異る形状の
部材を製作する必要のある前述の従来技術に比
し、低コスト且つ容易に製作できる。
また、抱持部の縁を、T型支持具に固定される
立バンド等の取付足の縁に接するように構成する
だけで、該立バンドの取付足の横方向及び回転方
向への動きを規制できるので、一組のボルト・ナ
ツトによる一箇所での固定であつても安定した固
定を得ることができる。
[実施例] 以下、図示の実施例に基づき本考案を詳述す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上図の−線断面図、第3図及び第4図
は各々本考案の他の実施例を示す断面図である。
図において、1及び2は、同一構成を有するL
字部材であり、立バンド等の取付足(図示せず)
の固定されるバンド支持部4と、該バンド支持部
4の基端部に対し略90゜折曲形成して設けられて
いる取付部3とから構成されている。尚、6は立
バンド等固定用のボルト等(図示せず)が挿通さ
れる支持用透孔、5は床或いは壁面等に固定する
ための釘等の止具(図示せず)が挿通される止具
用透孔、10は必要に応じて設けられる補強リブ
である。
バンド支持部4の端部には背面側に折曲形成さ
れた抱持部7が設けられている。該抱持部7は、
対峙する他方のL字部材1或いは2のバンド支持
部4の端部を抱持する。即ち、L字部材1の抱持
部7はL字部材2のバンド支持部4の端部を、L
字部材2の抱持部7はL字部材1のバンド支持部
4の端部を抱持する。この抱持によつて、L字部
材1,2は互いに他方を抱持固定し、T字状、即
ち、T型支持具と成る。
本考案のバンド支持部4は、抱持部7が重畳さ
れた後であつても、その表面が同一平面となるよ
うに折曲部8を形成して、第2図又は第3図の断
面図に示すように構成してもよい。
また、第4図に示す如く、抱持部7,7間の距
離lを立バンド等の取付足の巾と一致するように
構成して、該取付足の縁を抱持部7の縁である掛
止部7Aに掛止させることにより、該取付足の横
方向及び回転方向への動きを規制できるので、一
組のボルト・ナツトによる一箇所での固定であつ
ても安定した固定を得ることができる。
なお、第3図中、9は空間である。
本考案の用途及び使用法等は前記、及び
に示される配管用T型支持具と同じである。
[考案の効果] 本考案によれば、溶接によらずに、バンド支持
部の両側端の抱持固定によつて2つのL字部材を
組合せて構成されているので、バンド支持部の両
側縁が3枚重ねとなり高い強度を得ることがで
き、しかも2つのL字部材は同一構成のものを用
いているので低コスト且つ製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上図の−線断面図、第3図及び第4図
は各々本考案の他の実施例を示す断面図である。 図中、1,2はL字部材、3は取付部、4はバ
ンド支持部、5は止具用透孔、6は支持用透孔、
7は抱持部、7Aは掛止部、8は折曲部、9は空
間、10は補強リブを各々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持用透孔を有するバンド支持部の基端部に、
    止具用透孔を有する取付部を前記バンド支持部に
    対し略90゜折曲形成して成る配管用T型支持具に
    おいて、同一構成を有する2つのL字部材を背中
    合せにして成り、該夫々のL字部材のバンド支持
    部の一方の側端には背面側に折曲形成された抱持
    部が設けられており、該抱持部が対峙する他方の
    L字部材のバンド支持部の側端を抱持することに
    より2つのL字部材が互いに他方を固定している
    ことを特徴とする配管用T型支持具。
JP12079183U 1983-08-04 1983-08-04 配管用t型支持具 Granted JPS6028675U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12079183U JPS6028675U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 配管用t型支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12079183U JPS6028675U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 配管用t型支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6028675U JPS6028675U (ja) 1985-02-26
JPH0227268Y2 true JPH0227268Y2 (ja) 1990-07-24

Family

ID=30276697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12079183U Granted JPS6028675U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 配管用t型支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028675U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6028675U (ja) 1985-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58104752U (ja) 自動車のシ−トベルトアンカ−の取付部構造
JPH0227268Y2 (ja)
JP2593578Y2 (ja) ローパーティションのスタッドとパネルの連結構造
JPS6035707Y2 (ja) フリ−アクセスフロア−の支持脚固定金具
JPS6236906Y2 (ja)
JP2560813Y2 (ja) 住宅等における角形部材の固定金具
JPH0421381Y2 (ja)
JPH0620252Y2 (ja) ルーバー用構成材
JPH0430245Y2 (ja)
JPH0416827Y2 (ja)
JPH054515Y2 (ja)
JPS631689Y2 (ja)
JP2528077Y2 (ja) 可搬式ポンプの提手
JPH049776Y2 (ja)
JPH0612097Y2 (ja) 受金具
JPH0337300Y2 (ja)
JPH0318063Y2 (ja)
JPS6020746Y2 (ja) 屋根パネル結合構造
JPH0319535Y2 (ja)
JPH017766Y2 (ja)
JPH0413302Y2 (ja)
JPS63180115U (ja)
JP2596380Y2 (ja) 間仕切りパネルの連結構造
JPH0654719A (ja) 天板および脚柱の連結構造
JPS5811257Y2 (ja) マット用ベ−ス接続具