JP6401961B2 - 連結部材及び天井下地材施工方法 - Google Patents

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Description

この発明は、野縁受けと野縁とを連結する連結部材及び天井下地材施工方法に関する。
一般に、天井材を施工するための天井下地材は、支持構造物又は建物躯体に吊り下げられた野縁受けと、天井材が取り付けられる野縁と、野縁受けと野縁とを直交方向に連結する連結部材と、により構成されている。
特許文献1には、野縁受けと野縁とを連結する連結部材として、野縁取付具(7)及び補強取付具(8)が記載されている。野縁取付具(7)は、二つの部材で構成されており、夫々、野縁のリップ部に係止させた状態で野縁受けを挟み込むことで、野縁受けと野縁とを連結する。補強取付具(8)は、野縁の一対の側板部と野縁受けの基板部とにビス止めすることで、野縁受けと野縁とを連結する。
特開2013−057216号公報
しかしながら、野縁取付具(7)では、野縁受け及び野縁に対して直接的に固定しないため、野縁受けと野縁との連結強度が低いという問題がる。また、補強取付具(8)では、ビス止めする基板部は野縁受けの背側に位置するため、野縁受けに対する補強取付具(8)の取り付け方向が限定される。その結果、作業性が悪くなるという問題が発生する。しかも、支持構造部であるH鋼に野縁を連結したくても、H鋼には野縁受けのような背側の基板部が無いため、そもそも補強取付具(8)を取り付けることができない。
また、補強取付具(8)は野縁受け及び野縁取付具(7)を挟み込む構造であるため、野縁受けのサイズに応じて異なる大きさの補強取付具(8)を用意する必要がある。その結果、作業性が悪くなり、更には、コストが高くなるという問題も発生する。
そこで、本発明は、野縁受けと野縁との連結強度を向上しつつ、野縁受けと野縁とを連結する際の作業性が低下するのを抑制できる連結部材を提供することを目的とする。
本発明に係る連結部材は、水平面と平行に配置される下板部を有する野縁受けと一対の対向する側板部を有する野縁とを連結する連結部材であって、野縁受けの延在方向において野縁を跨ぐように野縁に被せられて側板部に固定される野縁固定部と、下方から下板部に固定される野縁受け固定部と、を備える。
本発明に係る連結部材では、野縁固定部が野縁の側板部に固定され、野縁受け固定部が野縁受けの下板部に固定されるため、従来のクリップのように野縁に係止して野縁受けを挟み込む場合に比べて、野縁受けと野縁との連結強度を高めることができる。そして、野縁固定部は、野縁受けの延在方向において野縁を跨ぐように野縁に被せられて側板部に固定されるため、野縁受けの延在方向における野縁受けと連結部材との連結強度を更に高めることができる。また、野縁受け固定部は、下方から下板部に固定されるため、野縁受け固定部を野縁受けに対して任意の方向に固定することができる。しかも、少なくとも下板部を有する野縁受けであれば如何なる形状の野縁受けにも野縁受け固定部を固定することができる。このため、野縁受けと野縁とを連結する際の作業性が低下するのを抑制できる。なお、野縁受け及び野縁に対する固定をビス止めにより行うことで、野縁受けと野縁とを繋結することができる。
また、野縁固定部は、野縁の一対の側板部に夫々固定される一対の対向する固定側板部と、一対の固定側板部の上端部に接続される接続板部と、を有し、野縁受け固定部は、一対の固定側板部の対向方向において、固定側板部の上端部から接続板部の反対側に延びていてもよい。この連結部材では、野縁固定部を野縁に被せることで、接続板部により接続された一対の固定側板部が、野縁を挟み込むように一対の側板部に対向する。このため、一対の固定側板部を夫々野縁の一対の側板部に固定することで、野縁と連結部材とを容易かつ確実に連結することができる。また、野縁受け固定部を野縁受けに下方から当接させることで、野縁受け固定部と野縁受けとが対向する。このため、野縁受け固定部を野縁受けの下板部に固定しやすくなるため、野縁受けと連結部材とを容易かつ確実に連結することができる。
また、固定側板部は、野縁の延在方向と平行な屈曲線に沿って屈曲されていてもよい。この連結部材では、固定側板部は、野縁の延在方向と平行な屈曲線に沿って屈曲されているため、固定側板部に野縁を水平方向に屈曲させる方向の荷重が入力されても、固定側板部が変形するのを抑制することができる。
また、野縁は、一対の側板部の夫々の上端部に形成された一対のリップ部を有しており、一対の側板部の間に挿入されて一対のリップ部に係止される野縁係止部を更に備えてもよい。この連結部材では、野縁係止部を野縁の一対の側板部の間に挿入して一対のリップ部に係止することで、野縁と連結部材とを仮止めすることができる。しかも、野縁係止部を野縁の一対の側板部の間に挿入する方向と野縁固定部を野縁に被せる方向とは同じ方向であるため、野縁固定部を野縁に被せることで、野縁係止部を一対のリップ部に係止することができる。このため、野縁に連結部材を固定するために別工程として野縁と連結部材とを仮止めする必要が無くなり、また、野縁と連結部材とを仮止めするために別部材を用意する必要が無くなる。これにより、野縁と連結部材とを固定する際の作業性が向上する。
本発明に係る天井下地材施工方法は、上記の何れかの連結部材を用いて、水平面と平行に配置される下板部を有する野縁受けと一対の対向する側板部を有して天井材が取り付けられる野縁とを連結する下地工程を備え、下地工程では、連結部材の野縁固定部を、野縁受けの延在方向において野縁に被せて一対の側板部に固定し、連結部材の野縁受け固定部を、下方から下板部に固定する。
本発明に係る天井下地材施工方法では、野縁固定部を野縁に固定し、野縁受け固定部を野縁受けに固定することで、従来のクリップのように野縁に係止して野縁受けを挟み込む場合に比べて、野縁受けと野縁との連結強度を高めることができる。そして、野縁固定部を、野縁受けの延在方向において野縁を跨ぐように野縁に被せて一対の側板部に固定するため、野縁受けの延在方向における野縁受けと連結部材との連結強度を高めることができる。また、野縁受け固定部を、下方から下板部に固定するため、野縁受け固定部を野縁受けに対して任意の方向に固定することができる。しかも、少なくとも下板部を有する野縁受けで有れば如何なる形状の野縁受けにも野縁受け固定部を固定することができる。このため、野縁受けと野縁とを連結する際の作業性が低下するのを抑制できる。
本発明によれば、野縁受けと野縁との連結強度を向上しつつ、野縁受けと野縁とを連結する際の作業性が低下するのを抑制できる。
第1の実施形態における天井下地部材の斜視図である。 連結部材の斜視図である。 連結部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 天井下地材の施工方法を説明するための図である。 天井下地材の施工方法を説明するための図である。 野縁受けと野縁の連結箇所を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 第2の実施形態における天井下地部材の斜視図である。 天井下地材の施工方法を説明するための図である。 天井下地材の施工方法を説明するための図である。 野縁受けと野縁の連結箇所を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 連結部材の変形例を示す図である。 野縁受けの変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る連結部材及び天井下地材施工方法について詳細に説明する。下記の説明において、上下の方向は、連結部材により野縁受けと野縁とが連結された状態における上下の方向をいう。また、連結部材により野縁受けと野縁とが連結された状態における、野縁受けの延在方向をX方向、野縁の延在方向をY方向、上下方向をZ方向という。なお、全図中、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、支持構造物又は建物躯体に吊り下げられた吊ボルト(不図示)により吊り下げられる天井下地材である。図1に示すように、第1の実施形態に係る天井下地材1は、建物躯体等に吊り下げられた吊ボルト(不図示)により、ハンガ(不図示)を介して保持される野縁受け2と、野縁受け2の下方に配置されて天井材が取り付けられる野縁3と、野縁受け2と野縁3とを直交させて連結するクリップ4と、野縁受け2と野縁3とを直交させて連結する連結部材5と、を主構成要素としている。
野縁受け2は、ステンレスや亜鉛めっき鋼板等の金属材で長尺に形成されて、水平方向に延在するように配置される。なお、上述したように、連結部材5により野縁受け2と野縁3とが連結された状態における野縁受け2の延在方向が、X方向となる。野縁受け2としては、建物躯体に吊り下げられた野縁受けが用いられる。野縁受け2は、側方に開放された断面コ字状に形成されており、鉛直面と平行に配置される矩形平板状の側板部21と、側板部21の上端縁及び下端縁から水平方向に略直角に屈曲して水平面と平行に配置される矩形平板状の上板部22及び下板部23と、を備えている。上板部22と下板部23とは、Z方向において対向する。なお、野縁受け2は、側方に開放されている側が腹側となり、この腹側の反対側であって側板部21が配置される側が背側となる。
野縁3は、ステンレスや亜鉛めっき鋼板等の金属材で長尺に形成されて、野縁受け2と直交する方向に延在している。なお、上述したように、連結部材5により野縁受け2と野縁3とが連結された状態における野縁3の延在方向が、Y方向となる。野縁3は、上方に開放された断面略C字状に形成されており、水平面と平行に配置された矩形平板状の底板部31と、底板部31の両端縁から上方に略直角に屈曲して鉛直面と平行に配置された矩形平板状の一対の側板部32a,32bと、側板部32a,32bの上端縁から夫々水平方向内側に略直角に屈曲して底板部31側に湾曲した一対のリップ部33a,33bと、を備えている。側板部32a,32bとは、X方向において対向する。
リップ部33a,33bは、クリップ4及び連結部材5が係止される被係止部として機能する。被係止部としての機能については後述する。リップ部33a,33bは互いに離れており、リップ部33a,33bの間に開口34が形成されている。リップ部33a,33bは、側板部32a,32bから開口34側に湾曲されており、その先端が下方(底板部31側に向けて)に向けられている。なお、リップ部33a,33bは、必ずしも湾曲している必要は無く、被係止部として機能すれば如何なる形状であってもよい。
このように構成される野縁3は、天井材の端部や間仕切り箇所に配置される幅広の野縁3(ダブル野縁)と、この幅広の野縁3の間に1又は複数本配置される幅狭の野縁3(シングル野縁)と、の2種類がある。なお、幅広の野縁3(ダブル野縁)と幅狭の野縁3(シングル野縁)とは、底板部31の幅が異なる他は基本的に同一形状であるため、特に指定する場合を除き、これらを合わせて単に野縁3として説明する。
図1及び図4に示すように、クリップ4は、野縁受け2と野縁受け2の下方に配置される野縁3とを直交するように連結する部材である。クリップ4は、第一クリップ部41と、第二クリップ部42と、を備えている。第一クリップ部41は、野縁3の開口34に挿入されてリップ部33a,33bに係止される係止部43と、Y方向において第二クリップ部42との間で野縁受け2を挟み込む胴部44と、ボルトBにより第二クリップ部42と結合される結合部45と、を備えている。第二クリップ部42は、野縁3の開口34に挿入されてリップ部33a,33bに係止される係止部46と、第一クリップ部41との間で野縁受け2を挟み込む胴部47と、ボルトBにより第一クリップ部41と結合される結合部48と、を備えている。そして、クリップ4は、第一クリップ部41の係止部43及び第二クリップ部42の係止部46をリップ部33a,33bに係止させ、第一クリップ部41の胴部44と第二クリップ部42の胴部47とで野縁受け2を挟み込み、第一クリップ部41の結合部45と第二クリップ部42の結合部48とをボルトBで結合することで、野縁受け2と野縁3とを直交方向に連結することが可能となっている。
なお、クリップ4は、幅広の野縁3(ダブル野縁)に対応した幅広のクリップ4(ダブルクリップ)と、幅狭の野縁3(シングル野縁)に対応した幅狭のクリップ4(シングルクリップ)と、の2種類がある。なお、幅広のクリップ4(ダブルクリップ)と幅狭のクリップ4(シングルクリップ)とは、幅が異なる他は基本的に同一形状であるため、特に指定する場合を除き、これらを合わせて単にクリップ4として説明する。
図1〜図3に示すように、連結部材5は、野縁受け2と野縁受け2の下方に配置される野縁3とを直交するように連結する部材である。なお、野縁受け2と野縁3との連結は、クリップ4のみで行ってもよく、クリップ4及び連結部材5の双方で行ってもよく、連結部材5のみで行ってもよい。以下では、クリップ4及び連結部材5の双方で野縁受け2と野縁3とを連結する場合について説明する。
連結部材5は、ステンレスや亜鉛めっき鋼板等の金属材で形成されており、野縁固定部51と、野縁受け固定部52と、野縁係止部53と、を備えている。
野縁固定部51は、X方向において野縁3を跨ぐように野縁3に被せられることで、野縁3の側板部32a,32bのうち少なくとも一方に固定される部位である。なお、本実施形態では、野縁固定部51は、側板部32a,32bの双方に固定されるものとして説明する。
野縁固定部51は、下方に開放された断面コ字状に形成されており、一対の対向する固定側板部54a,54bと、固定側板部54a,54bの上端部に接続される接続板部55と、を備えている。固定側板部54a,54bとは、X方向において対向し、X方向が、固定側板部54a,54bの対向方向となる。
固定側板部54aは、野縁3の一方の側板部32aに固定される部位である。固定側板部54bは、野縁3の他方の側板部32bに固定される部位である。側板部32a,32bに対する固定側板部54a,54bの固定は、様々な手法により行うことができるが、本実施形態では、ビス止めにより行うものとして説明する。
固定側板部54a,54bは、夫々Y方向に長い矩形平板状に形成されている。また、固定側板部54a,54bには、夫々ビスSを挿入するための貫通孔H1が形成されている。貫通孔H1の形状、位置、数等は特に限定されるものではないが、本実施形態では、固定側板部54a,54bに、夫々野縁3の延在方向に沿った2つの貫通孔H1が形成されているものとして説明する。
また、固定側板部54a,54bは、夫々Y方向と平行な屈曲線Lに沿って屈曲されている。具体的に説明すると、固定側板部54aのZ方向における先端部(接続板部55とは反対側の先端部)に、屈曲線Lに沿ってX方向における接続板部55の反対側に屈曲された屈曲板部56aが形成されている。また、固定側板部54bのZ方向における先端部(接続板部55とは反対側の先端部)に、屈曲線Lに沿ってX方向における接続板部55の反対側に屈曲された屈曲板部56bが形成されている。
接続板部55は、固定側板部54a,54bを接続するとともに、野縁3に対して連結部材5が落下しないように野縁3に載置される部位である。但し、連結部材5により野縁受け2と野縁3とが連結された後は、接続板部55が野縁3に載置されずに野縁3に対して浮いた状態になる場合もある。
接続板部55は、矩形平板状に形成されており、固定側板部54a,54bのY方向における一方側端部に接続されている。なお、固定側板部54a,54bがαを挟み込むように野縁固定部51を野縁3に被せることができ、かつ、固定側板部54a,54bを夫々側板部32a,32bに固定することができれば、X方向における接続板部55の幅は如何なる寸法であってもよい。
野縁受け固定部52は、下方から野縁受け2の下板部23に固定される部位である。下板部23に対する野縁受け固定部52の固定は、様々な手法により行うことができるが、本実施形態では、ビス止めにより行うものとして説明する。
野縁受け固定部52は、一対の固定平板部57a,57bを備えている。固定平板部57a,57bは、下板部23に固定される部位である。固定平板部57a,57bは、同一平面上に配置されるように固定側板部54aに対して垂直な方向に屈曲されて、互いに離れる方向に延びている。つまり、固定平板部57aは、固定側板部54aの上端部からX方向における接続板部55の反対側に延びている。また、固定平板部57bは、固定側板部54bの上端部からX方向における接続板部55の反対側に延びている。
また、固定平板部57a,57bは、夫々、矩形平板状に形成されており、固定側板部54a,54bのY方向における他方側端部に接続されている。固定側板部54a,54bのY方向における他方端部とは、接続板部55が接続される一方端部とは反対側の端部をいう。そして、固定平板部57a,57bは、接続板部55よりも低い位置となるように、固定側板部54a,54bから屈曲されている。このため、固定側板部54aから固定側板部54bに延びる接続板部55の側面55Aの一部又は全部が、固定平板部57a,57bよりも上方に突出している。
また、固定平板部57a,57bには、夫々ビスSを挿入するための貫通孔H2が形成されている。貫通孔H2の形状、位置、数等は特に限定されるものではないが、本実施形態では、固定平板部57a,57bに、夫々1つの貫通孔H1が形成されているものとして説明する。
野縁係止部53は、野縁3の開口34から側板部32a,32bの間に挿入されて、リップ部33a,33bに係止される部位である。野縁係止部53は、野縁固定部51を野縁3に被せた際に、野縁3の開口34から側板部32a,32bの間に挿入される位置に形成されている。野縁係止部53は、接続板部55のX方向における中央部に接続されて、接続板部55からZ方向における下方に延びている。野縁係止部53は、野縁係止部53に接続された基部58と、基部の先端側に接続された先端部59と、を備えている。
基部58は、野縁係止部53を野縁3の開口34から側板部32a,32bの間に挿入した際に、先端部59がリップ部33a,33bよりも下方に位置する寸法となっている。先端部59は、基部58よりもX方向の幅が広くなっている。先端部59のX方向における幅は、リップ部33a,33bの間隔(開口34のX方向における幅)よりも広くなっている。このため、野縁係止部53を野縁3の開口34から側板部32a,32bの間に挿入することで、先端部59がリップ部33a,33bに係止される。
なお、連結部材5は、幅広の野縁3(ダブル野縁)に対応した幅広の野縁固定部51を備えた連結部材5(ダブル連結部材)と、幅狭の野縁3(シングル野縁)に対応した幅狭の野縁固定部51を備えた連結部材5(シングル連結部材)と、の2種類がある。なお、幅広の連結部材5(ダブル連結部材)と幅狭の連結部材5(シングル連結部材)とは、野縁固定部51の幅が異なる他は基本的に同一形状であるため、特に指定する場合を除き、これらを合わせて単に連結部材5として説明する。
次に、図4〜図6を参照して、連結部材5を用いた天井下地材施工方法について説明する。
まず、図4の(a)に示すように、野縁受け2を建物躯体に吊り下げ、野縁受け2の下方に野縁3を野縁受け2に対して直交するように配置する。
次に、図4の(a)及び(b)に示すように、野縁受け2と野縁3とが直交する位置において、クリップ4を用いて野縁受け2と野縁3とを連結する。クリップ4を用いた野縁受け2と野縁3との連結は、次のように行うことができる。
まず、第一クリップ部41の係止部43と第二クリップ部42の係止部46とを夫々リップ部33a,33bに係止させる。次に、第一クリップ部41の胴部44と第二クリップ部42の胴部47とで野縁受け2を挟み込み、第一クリップ部41の結合部45と第二クリップ部42の結合部48とをボルトBで結合する。これにより、野縁受け2と野縁3とが直交方向に連結される。
次に、図5の(a)及び(b)に示すように、クリップ4により野縁受け2と野縁3とを連結した位置において、連結部材5を用いて野縁受け2と野縁3とを更に連結する(下地工程)。連結部材5を用いた野縁受け2と野縁3との連結は、次のように行うことができる。
まず、図5の(a)に示すように、野縁受け固定部52が野縁受け2の下板部23の下方に配置されるように、X方向において野縁固定部51を野縁3に被せる。このとき、野縁係止部53が、野縁3の開口34から側板部32a,32bの間に挿入するように、野縁固定部51を野縁3に被せる。すると、野縁係止部53の先端部59がリップ部33a,33bに係止されることで、野縁3に対して連結部材5が仮止めされる。また、野縁固定部51を野縁3に被せて野縁3に対して連結部材5を仮止めする際に、接続板部55の側面55Aをクリップ4に当接させる。これにより、Y方向における連結部材5の位置が定まる。
次に、図5の(b)及び図6に示すように、野縁固定部51を野縁3の側板部32a,32bに固定する。具体的に説明すると、野縁固定部51の固定側板部54a,54bに形成された貫通孔H1にビスSを通し、このビスSを野縁3の側板部32a,32bにねじ込むことで、野縁固定部51の固定側板部54a,54bを夫々野縁3の側板部32a,32bに固定する。また、連結部材5の野縁受け固定部52を、下方から野縁受け2の下板部23に固定する。具体的に説明すると、野縁受け固定部52の固定平板部57a,57bに形成された貫通孔H2にビスSを通し、このビスSを野縁受け2の下板部23にねじ込むことで、野縁受け固定部52の固定平板部57a,57bを野縁受け2の下板部23に固定する。これにより、野縁受け2と野縁3とが直交方向に繋結される。
このように、本実施形態によれば、野縁固定部51が野縁3の側板部32a,32bに固定され、野縁受け固定部52が野縁受け2の下板部23に固定されるため、従来のクリップのように野縁3に係止して野縁受け2を挟み込む場合に比べて、野縁受け2と野縁3との連結強度を高めることができる。そして、野縁固定部51は、X方向において野縁3を跨ぐように野縁3に被せられて側板部32a,32bに固定されるため、X方向における野縁受け2と連結部材5との連結強度を更に高めることができる。また、野縁受け固定部52は、下方から下板部23に固定されるため、野縁受け固定部52を野縁受け2に対して任意の方向に固定することができる。しかも、少なくとも下板部23を有する野縁受け2であれば如何なる形状の野縁受け2にも野縁受け固定部52を固定することができる。このため、野縁受け2と野縁3とを連結する際の作業性が低下するのを抑制できる。そして、野縁受け2及び野縁3に対する固定をビス止めにより行うことで、野縁受け2と野縁3とを繋結することができる。
また、この連結部材5では、野縁固定部51を野縁3に被せることで、接続板部55により接続された固定側板部54a,54bが、野縁3を挟み込むように側板部32a,32bに対向する。このため、固定側板部54a,54bを夫々野縁3の側板部32a,32bに固定することで、野縁3と連結部材5とを容易かつ確実に連結することができる。また、野縁受け固定部52を野縁受け2に下方から当接させることで、野縁受け固定部52と野縁受け2とが対向する。このため、野縁受け固定部52を野縁受け2の下板部23に固定しやすくなるため、野縁受け2と連結部材5とを容易かつ確実に連結することができる。
また、この連結部材5では、固定側板部54a,54bは、Y方向と平行な屈曲線Lに沿って屈曲されているため、固定側板部54a,54bに野縁3を水平方向に屈曲させる方向の荷重が入力されても、固定側板部54a,54bが変形するのを抑制することができる。
また、この連結部材5では、野縁係止部53を野縁3の側板部32a,32bの間に挿入してリップ部33a,33bに係止することで、野縁3と連結部材5とを仮止めすることができる。しかも、野縁係止部53を野縁3の側板部32a,32bの間に挿入する方向と野縁固定部51を野縁3に被せる方向とは同じ方向であるため、野縁固定部51を野縁3に被せることで、野縁係止部53をリップ部33a,33bに係止することができる。このため、野縁3に連結部材5を固定するために別工程として野縁3と連結部材5とを仮止めする必要が無くなり、また、野縁3と連結部材5とを仮止めするために別部材を用意する必要が無くなる。これにより、野縁3と連結部材5とを固定する際の作業性が向上する。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、基本的に第1の実施形態と同様であり、野縁受けが、支持構造物又は建物躯体に吊り下げられた吊り下げ部材ではなく、支持構造物自体である点のみ、第1の実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第1の実施形態と相違する事項のみを説明し、第1の実施形態と同様の事項の説明を省略する。
図8に示すように、第2の実施形態の野縁受け7としては、支持構造部であるぶどう棚等の溝形鋼が用いられる。野縁受け7は、側方に開放された断面C字状に形成されており、鉛直面と平行に配置される矩形平板状の側板部71と、側板部71の上端縁及び下端縁から水平方向に略直角に屈曲して水平面と平行に配置される矩形平板状の上板部72及び下板部73と、上板部72の先端縁及び下板部73の先端縁から夫々上下方向内側に略直角に屈曲して鉛直面と平行に配置される矩形平板状のリップ部74及びリップ部75と、を備えている。上板部72と下板部73とは、Z方向において対向し、側板部71とリップ部74及びリップ部75とは、Y方向において対向する。なお、野縁受け7は、側方に開放されている側が腹側となり、この腹側の反対側であって側板部71が配置される側が背側となる。
次に、図8〜図10を参照して、連結部材5を用いた天井下地材施工方法について説明する。
まず、図8の(a)及び(b)に示すように、連結部材5の野縁受け固定部52を、下方から野縁受け7の下板部73に固定する(下地工程)。具体的に説明すると、まず、下方から野縁受け固定部52の固定平板部57a,57bを野縁受け7の下板部73に当接させ、接続板部55の側面55Aを野縁受け7の側板部71に当接させる。これにより、Z方向及びY方向における連結部材5の位置及び水平方向における連結部材5の向きが定まる。そして、野縁受け固定部52の固定平板部57a,57bに形成された貫通孔H2にビスSを通し、このビスSを野縁受け7の下板部73にねじ込むことで、野縁受け固定部52の固定平板部57a,57bを野縁受け7の下板部73に固定する。これにより、野縁受け7に連結部材5が繋結される。
次に、図9の(a)及び(b)に示すように、連結部材5の野縁固定部51を、X方向において野縁3に被せて側板部32a,32bに固定する。具体的に説明すると、まず、野縁受け7の下方に野縁3を野縁受け7に対して直交するように配置する。そして、野縁3を持ち上げて、X方向において野縁3に野縁固定部51を被せるとともに、野縁係止部53を野縁3の開口34から側板部32a,32bの間に挿入する。これにより、野縁係止部53の先端部59がリップ部33a,33bに係止されることで、野縁3に対して連結部材5が仮止めされる。
次に、図9の(b)及び図10に示すように、野縁固定部51に野縁3の側板部32a,32bに固定する。具体的に説明すると、野縁固定部51の固定側板部54a,54bに形成された貫通孔H1にビスSを通し、このビスSを野縁3の側板部32a,32bにねじ込むことで、野縁固定部51の固定側板部54a,54bを夫々野縁3の側板部32a,32bに固定する。これにより、野縁受け7と野縁3とが直交方向に繋結される。
このように、本実施形態によれば、少なくとも下板部23を有していれば如何なる形状の野縁受け7にも野縁受け固定部52を固定することができる。このため、第1の実施形態の作用効果に加え、支持構造部である野縁受け7と野縁3とを直交方向に連結することができる。
本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。
例えば、図11の(a)に示すように、野縁係止部を備えない連結部材5Aとしてもよい。また、図11の(b)に示すように、固定側板部54a,54bに屈曲部を備えない連結部材5Bとしてもよい。また、図11の(c)に示すように、一方の固定側板部54bにのみ固定平板部57bが接続され、他方の固定側板部54aには固定側板部が接続されていない連結部材5Cとしてもよい。また、図11の(d)に示すように、固定平板部57a,57bに、貫通孔H2をそれぞれ複数箇所に形成してもよい。これにより、野縁受けの下板部のY方向における幅が広い場合であっても、ビスを各貫通孔H2に通してビス止めすることで、連結部材の野縁受け固定部を野縁受けに強固に固定することができる。
また、連結部材により野縁に連結される野縁受けは如何なるものであってもよく、例えば、図12の(a)に示すように、支持構造部である断面H型のH鋼としてもよく、図12の(b)に示すように、支持構造部である断面ロ型の角パイプとしてもよく、図12の(c)に示すように、支持構造部である断面L型のアングルとしてもよい。図12の(a)に示す場合は、連結部材5の野縁受け固定部52を、下方から野縁受け8Aの下板部83Aに固定することで、野縁受け8Aに野縁3を連結することができる。図12の(b)に示す場合は、連結部材5の野縁受け固定部52を、下方から野縁受け8Bの下板部83Bに固定することで、野縁受け8Bに野縁3を連結することができる。図12の(c)に示す場合は、連結部材5の野縁受け固定部52を、下方から野縁受け8Cの下板部83Cに固定することで、野縁受け8Cに野縁3を連結することができる。これらのように、連結部材により支持構造部である野縁受けに野縁を連結することで、直天井とすることができる。
また、野縁係止部は、野縁の内側に挿入してリップ部に係止することができれば、如何なる形状、構造等であってもよい。
1…天井下地材、2…野縁受け、21…側板部、22…上板部、23…下板部、3…野縁、31…底板部、32a,32b…側板部、33a,33b…リップ部、34…開口、4…クリップ、41…第一クリップ部、42…第二クリップ部、43…係止部、44…胴部、45…結合部、46…係止部、47…胴部、48…結合部、5,5A,5B,5C…連結部材、51…野縁固定部、52…野縁受け固定部、53…野縁係止部、54a,54b…固定側板部、55…接続板部、55A…側面、56a,56b…屈曲板部、57a,57b…固定平板部、58…基部、59…先端部、7…野縁受け、71…側板部、72…上板部、73…下板部、74…リップ部、75…リップ部、8A,8B,8C…野縁受け、83A,83B,83C…下板部、B…ボルト、H1…貫通孔、H2…貫通孔、L…屈曲線、S…ビス。

Claims (5)

  1. 水平面と平行に配置される下板部を有する野縁受けと一対の対向する側板部を有する野縁とを連結する連結部材であって、
    前記野縁受けの延在方向において前記野縁を跨ぐように前記野縁に被せられて前記側板部に固定される野縁固定部と、
    下方から前記下板部に締結される野縁受け固定部と、を備える、
    連結部材。
  2. 前記野縁固定部は、前記野縁の前記一対の側板部に夫々固定される一対の対向する固定側板部と、前記一対の固定側板部の上端部に接続される接続板部と、を有し、
    前記野縁受け固定部は、前記一対の固定側板部の対向方向において、前記固定側板部の上端部から前記接続板部の反対側に延びている、
    請求項1に記載の連結部材。
  3. 前記固定側板部は、前記野縁の延在方向と平行な屈曲線に沿って屈曲されている、
    請求項2に記載の連結部材。
  4. 前記野縁は、前記一対の側板部の夫々の上端部に形成された一対のリップ部を有しており、
    前記一対の側板部の間に挿入されて前記一対のリップ部に係止される野縁係止部を更に備える、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の連結部材。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の連結部材を用いて、水平面と平行に配置される下板部を有する野縁受けと一対の対向する側板部を有して天井材が取り付けられる野縁とを連結する下地工程を備え、
    前記下地工程では、前記連結部材の野縁固定部を、前記野縁受けの延在方向において前記野縁に被せて前記一対の側板部に固定し、前記連結部材の野縁受け固定部を、下方から前記下板部に固定する、
    天井下地材施工方法。
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