JP6214041B2 - 吊り天井構造 - Google Patents

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本発明は、天井材を支持する吊り天井構造に関する。
従来、オフィスビル等の建物の天井部の構造として吊り天井が多用されている。
吊り天井として、例えば特許文献1に記載の吊り天井構造が知られている。この特許文献1の吊り天井構造は、図7及び図8に示すように、水平の一方向に所定の間隔をあけて並設される複数の野縁1と、複数の野縁1に直交し、水平の他方向に所定の間隔をあけて並設され、複数の野縁に一体に接続して設けられた複数の野縁受け2と、下端を野縁受け2に接続し、上端を上階の床材(上部構造)等に固着して配設される複数の吊りボルト7と、野縁1の下面にビス留めなどによって一体に取り付けられ、下階の天井面を形成する天井材(不図示)とを備えている。
図7に示すように、野縁1及び野縁受け2は断面コ字状の溝形鋼を使用しており、野縁1は、水平方向に延在するウェブ1cと、上方に開口する開口部3を形成する一対のフランジ1a、1bの先端を幅方向内側にそれぞれ突出させてなる一対の係合受部4を備えて形成されている。また、野縁受け2は、上下方向に延在するウェブ2cと、ウェブ2cの上部及び下部から互いに平行に形成した一対のフランジ2a,2bとを備えている。
野縁1及び野縁受け2は、図7に示すように、クリップ5を用い、互いに交差する交差部6で接続される。クリップ5は、下端側に幅方向両外側に突出する係合片5aを備え、上端側に上方に突出する折り曲げ係止片5bを備えて形成されている。そして、野縁1の内部に開口部3から下端側の係合片5aを挿入するとともに野縁1の係合受部4に係合させ、開口部3を横方向に向けて野縁1上に配設された野縁受け2の上端側を巻き込むように折り曲げ係止片5bを折り曲げて係止させる。これにより、クリップ5を介して野縁1と野縁受け2を接続する。
また、図8に示すように、吊りボルト7と野縁受け2は、ハンガー8を用いて接続される。ハンガー8は、吊り部材挿通孔9が貫設された吊り部材接続部8aと、吊り部材接続部8aの一端から下方に折れ曲がって延設された垂下部8bと、垂下部8bの下端から折れ曲がって延設された底部8cと、底部8cから上方に折れ曲がって延設されたクランプ保持部8dとを備えて、略J字状に形成されている。そして、このハンガー8を用いて吊りボルト7と野縁受け2を接続する際には、吊り部材接続部8aの吊り部材挿通孔9に吊りボルト7を挿通してナット10を締結することにより、吊り部材接続部8aに吊りボルト7を接続する。また、ハンガー8の垂下部8bとクランプ保持部8dの間に野縁受け2を挿入して底部8cで受けるとともに、クランプ保持部8dと垂下部8bで挟み込んで保持させることにより、ハンガー8に野縁受け2が接続される。これにより、ハンガー8を介して吊りボルト7と野縁受け2を接続する。
特開2013−217044号公報
ところで、特許文献1の吊り天井構造は、地震時に作用する水平力(慣性力)によって横揺れが発生しやすい。このため、地震時の横揺れによって、野縁1及び野縁受け2を接合するクリップ5と、吊りボルト7及び野縁受け2を接続するハンガー8に変形が生じやすく、これらの部材の変形による接合部の緩みにより天井材の揺れが増大し、天井材の破損や脱落が発生するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、地震時に横揺れが発生しても、野縁及び野縁受を接続する部位、吊りボルト及び野縁受けを接合する接合部位を緩みが発生しない強固な接続部とすることで、天井材の破損や脱落を防止して耐震性能を向上させることができる吊り天井構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る吊り天井構造は、水平の一方向に所定の間隔をあけて並設される複数の野縁と、これら複数の野縁に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけて並設され、複数の野縁の上部に一体に接続されている複数の野縁受けと、下端が野縁受けに吊り金具を介して接続され、上端が上部構造等に固着して上下方向に延在している複数の吊りボルトと、複数の野縁に保持されて下階の天井面を形成する複数の天井材と、を備えている。
そして、野縁は、開口部が水平方向を向いている溝形鋼であり、野縁受けも、開口部が上方を向いている溝形鋼であり、野縁の上部に位置するフランジと野縁受けの下方に位置するウェブとが当接した状態で、野縁及び野縁受けが接続されており、吊りボルトの下部に連結した吊り金具が、野縁受けの開口部を設けた位置で互いに対向している一対の係合受部を内側及び外側から挟持することで、吊りボルト及び野縁受けが接続されている。
ここで、吊りボルトの下部に設けた吊り金具は、野縁受けの一対の係合受部の内側に当接する吊りボルトに支持された板状の吊り金具本体と、野縁受けの一対の係合受部の外側に当接する板状の補強金具と、補強金具に形成したスリットと、吊りボルトをスリットに挿入して一対の係合受部を内側及び外側から当接する吊り金具本体及び補強金具に対して挟持力を付与するねじ締結部材とで構成することが好ましい。
本発明に係る吊り天井構造によると、野縁及び野縁受けは、野縁の上部に位置するフランジと野縁受けの下方に位置するウェブとが当接した状態で接続されており、吊りボルト及び野縁受けは、吊りボルトの下部に連結した吊り金具が、野縁受けの開口部を設けた位置で互いに対向している一対の係合受部を内側及び外側から挟持して接続されているので、地震時に作用する水平力によって横揺れが発生しても、野縁及び野縁受けの接続部と、吊りボルト及び野縁受けの接続部は容易に変形しない。したがって、野縁に保持されている天井材の揺れが減少し、天井材の破損や脱落を防止して耐震性能を向上させることができる。
本発明に係る吊り天井構造を示す天井裏側からの斜視図である。 本発明に係る吊り天井構造を構成する野縁及び野縁受けの形状を示す斜視図である。 本発明に係る吊り天井構造を構成する吊り金具を示す斜視図である。 本発明に係る吊り天井構造の野縁及び野縁受けの接続構造及び天井材の配置構造を示す図である。 本発明に係る吊り天井構造の吊りボルト及び野縁受けの接続構造を示す図である。 本発明に係る吊り天井構造の吊り金具を構成する吊り金具本体の変形例を示すものである。 従来の吊り天井構造で使用しているクリップを示す図である。 従来の吊り天井構造で使用しているハンガーを示す図である。
以下、この発明に係る吊り天井構造について図面を参照しながら説明する。
図1は、例えばオフィスビルなどの建物の天井部として用いられる一実施形態の吊り天井構造を示すものであり、水平の一方向H1に所定の間隔をあけて並設される複数の野縁11と、複数の野縁11に直交する水平の他方向H2に所定の間隔をあけて並設され、複数の野縁11の上部に一体に接続されている複数の野縁受け12と、下端が野縁受け12に吊り金具13を介して接続され、上端が上階の床材(上部構造)等に固着して上下方向に延在している複数の吊りボルト14と、複数の野縁11に保持されて下階の天井面を形成する複数の天井材15と、野縁受け12と吊りボルト14との間に斜め上下方向に延在して配置された補強ブレース16と、を備えている。
次に、図2は、野縁11及び野縁受け12の形状を示すものである。
野縁11は、断面コ字状の溝形鋼であり、上下方向に延在しているウェブ11aと、ウェブ11aの上部及び下部の幅方向端部から水平方向に延在し、水平方向に開口部11dが開口する一対のフランジ11b,11cと、一対のフランジ11b,11cの端部から互いに対向する方向に突出している一対の係合受部11e,11fとを備えている。
また、野縁受け12も断面コ字状の溝形鋼であり、水平方向に延在しているウェブ12aと、ウェブ12aの幅方向の端部から上下方向に延在し、上方に開口部12dが開口する一対のフランジ12b,12cと、一対のフランジ12b,12cの端部から互いに対向する方向に突出している一対の係合受部12e,12fとを備えている。
そして、野縁11と野縁受け12との接続位置には、野縁11の上部のフランジ11bに、野縁11の長手方向に長方向軸が延在する長孔形状のボルト挿通孔11gが形成されているとともに、野縁受け12のウェブ12aに円形のボルト挿通孔12fが形成されている。
そして、図4に示すように、野縁11のボルト挿通孔11g及び野縁受け12のボルト挿通孔12fに連結ボルト17を挿通し、ボルト挿通孔11g側から突出した連結ボルト17の一端に第1ナット18を螺合し、ボルト挿通孔12f側から突出した連結ボルト17の他端に第2ナット19を螺合することで、野縁11のフランジ11bと、野縁受け12のウェブ12aとが、連結ボルト17及び第1、第2ナット18,19を介して連結される。
次に、図3は、吊りボルト14の下端を野縁受け12に接続する吊り金具13の構造を示すものである。
吊り金具13は、長方形板状の吊り金具本体20と、補強金具21と、第1及び第2ナット22,23と、平ワッシャ24と、バネワッシャ25とで構成されている。
吊り金具本体20は、吊りボルト14の下部を挿通し、吊りボルト14に螺合した第1ナット22に下側から支持されており、野縁受け12の長手方向の内部空間を移動可能な板状部材である。
補強金具21は、野縁受け12の一対のフランジ12b,12cの外壁に当接する一対の当接部21a,21bと、これら当接部21a,21bの間に形成されて野縁受け12の開口部12dの一部を閉塞する補強部21cとからなる板状部材であり、補強部21cの一側に吊りボルト14が入り込むスリット21dが形成されている。
そして、吊りボルト14の下部で第1ナット22に支持されている吊り金具本体20を野縁受け12の内部空間に挿入し、補強金具21のスリット21dに吊りボルト14を挿入して係合し、第2ナット23を第1ナット22側に螺合することで、図5に示すように、補強金具21の補強部21cと吊り金具本体20とが野縁受け12の一対の係合受部12e,12fを挟持し、吊りボルト14の下端が野縁受け12に吊り金具13を介して接続される。
そして、図4及び図5に示すように、野縁受け12を介して吊りボルト14に吊下げ保持された野縁11が、天井保持部材26を介して複数の天井材15を保持している。
天井保持部材26は、図4に示すように、ウェブ11a、下部のフランジ11c及び下部の係合受部11fの外壁に当接して野縁11に固定されている金属平板を折曲して形成した第1保持部材27と、下部のフランジ11c及び下部の係合受部11fを覆いながら第1保持部材27に着脱自在に重なっている化粧を施した金属平板を折曲して形成した化粧ホルダー28と、上部のフランジ11bの内壁に沿って装着された第2保持部材29と、を備えている。
第1保持部材27は、ウェブ11aの外壁に当接してビス30でウェブ11aに固定される固定片27aと、固定片27aの上端からウェブ11aから離間する方向に折曲された第1挟持片27bと、固定片27aの下端からウェブ11aから離間する方向に凸状に折曲された第1係止部27cと、この第1係止部27cから下部のフランジ11c及び下部の係合受部11fを覆う被覆部27dと、被覆部27dの端部から下部の係合受部11fの上端を囲むように折曲されたリップ係合部27eと、を備えている。
化粧ホルダー28は、第1保持部材27の第1係止部27cが延在する方向と同一方向の下方位置に延在する第2挟持片28aと、第2挟持片28aの基部から延在して弾性変形しながら第1保持部材27の第1係止部27cの外側に重なる第1被係止部28bと、第1被係止部28bの基部から第1保持部材27の被覆部27dを覆って延在する化粧部28cと、化粧部28cの縁部に内側に折曲して形成された当接片28dと、を備えている。
第2保持部材29は、野縁11のウェブ11a,上部のフランジ11b及び上部の係合受部11eの内壁に接触して係合する係合片29aと、上部の係合受部11eから下方に延在する挟持片29bと、を備えている。
そして、図4に示すように、野縁11のウェブ11aの外周に向けて天井材15A(15)の水平の一方向H1の端部を配置し、その天井材15Aの端部を、天井保持部材26の第1保持部材27の第1挟持片27bと、化粧ホルダー28の第2挟持片28aとで挟持する。また、野縁11の開口部11dに天井材15B(15)の水平の一方向H1の端部を挿入し、その天井材15Bの端部を、天井保持部材26の化粧ホルダー28の当接片28dと、第2保持部材29の挟持片29bとで挟持する。
図4のように、複数の野縁11に装着した天井保持部材26で、複数の天井材15の水平の一方向H1の端部を挟持することにより、図1に示すように、複数の天井材15が吊りボルト14に吊下げ保持され、下階の天井面を形成する。
次に、本実施形態の吊り天井構造の効果について説明する。
本実施形態の吊り天井構造は、開口部11dを水平方向に向けた溝形鋼からなる野縁11と、開口部12dを上方に向けた溝形鋼からなる野縁受け12が、野縁11のフランジ11bと野縁受け12のウェブ12aとが当接した状態で強固に接続されている。また、吊りボルト14及び野縁受け12が、補強金具21の補強部21cと吊り金具本体20とで、野縁受け12の係合受部12e,12fを挟持することで強固に接続されている。
これにより、本実施形態の吊り天井構造は、地震時に作用する水平力(慣性力)によって横揺れが発生しても、野縁11及び野縁受け12の接合部(フランジ11bとウェブ12aとが当接して接続されている部分)、及び、吊りボルト14及び野縁受け12の接合部(補強部21cと吊り金具本体20とが野縁受け12の係合受部12e,12fを挟持している部分)が容易に変形しないので、野縁11に保持されている天井材15の揺れが減少し、天井材15の破損や脱落を防止して耐震性能を向上させることができる。
また、本実施形態の吊り天井構造は、水平方向に開口部11dが開口している野縁11を使用し、水平に配置した複数の天井材15の水平の一方向H1の端部を、野縁11に装着した天井保持部材26を介して挟持状態で支持しているので、天井材15の配設作業を容易に行うことができる。
ここで、図6に示すものは、野縁受け12に接続する吊り金具13を構成する他の構造の吊り金具本体を示すものである。
本実施形態の吊り金具本体31は、略平行四辺形板状の金属部材であり、長尺側の対角線Lの寸法が、野縁受け12の1対のフランジ12b,12cの内壁の間の距離Hの寸法と略同一寸法に設定されている。
また、吊りボルト14が挿通される吊り金具本体31の挿通孔31aの周囲の表面及び裏面に、複数の突起31bが形成されている。
そして、本実施形態の吊り金具本体31の挿通孔31aに吊りボルト14の下部を挿通し、吊りボルト14に螺合した第1ナット22で吊り金具本体31を下側から支持する。
本実施形態の吊り金具本体31は略平行四辺形板状であり、野縁受け12の内部空間に挿入する際に、吊り金具本体31の短尺側の対角線側の縁部を挿入の先頭にすると(図6の一点鎖線の吊り金具本体31の状態)、野縁受け12の内部空間への吊り金具本体31の挿入動作を容易に行うことができる。そして、野縁受け12の内部空間に挿入された吊り金具本体31は、野縁受け12の1対の係合受部12e,12fに接触することで回転し、図6の実線で示す位置に配置されるので、補強部21cとで係合受部12e,12fを挟持することが可能となる。
また、吊りボルト14に遊挿された平ワッシャ24及びバネワッシャ25は、本実施形態の吊り金具本体31に形成した突起31b上に載っているので、平ワッシャ24は、吊り金具本体31の上面から離れた状態となる。このため、吊りボルト14を補強金具21のスリット21dに入れる際には、吊り金具本体31の上面から離れている平ワッシャ24が、スリット21dの縁部に係止せず、吊りボルト14をスムーズに補強金具21のスリット21dに入れることができる。
11…野縁、11a…ウェブ、11d…開口部、11b,11c…フランジ、11e,11f…係合受部、11g…ボルト挿通孔、12…野縁受け、12a…ウェブ、12d…開口部、12b,12c…フランジ、12e,12f…係合受部、12g…ボルト挿通孔、13…吊り金具、14…吊りボルト、15…天井材、16…補強ブレース、17…連結ボルト、18…第1ナット、19…第2ナット、20…吊り金具本体、21…補強金具、22…第1ナット(ねじ締結部材)、23…第2ナット(ねじ締結部材)、24…平ワッシャ(ねじ締結部材)、25…バネワッシャ(ねじ締結部材)、26…天井保持部材、27…第1保持部材、28…化粧ホルダー、29…第2保持部材、30…ビス、27a…固定片、27b…第1挟持片、27c…第1係止部、27d…被覆部、27e…リップ係合部、28a…第2挟持片、28b…第1被係止部、28c…化粧部、28d…当接片、29a…係合片、29b…挟持片、30…ビス、31…吊り金具本体、31a…挿通孔、31b…突起、H1…水平の一方向、H2…水平の他方向

Claims (2)

  1. 水平の一方向に所定の間隔をあけて並設される複数の野縁と、これら複数の野縁に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけて並設され、前記複数の野縁の上部に一体に接続されている複数の野縁受けと、下端が前記野縁受けに吊り金具を介して接続され、上端が上部構造等に固着して上下方向に延在している複数の吊りボルトと、前記複数の野縁に保持されて下階の天井面を形成する複数の天井材と、を備えた吊り天井構造において、
    前記野縁は、開口部が水平方向を向いている溝形鋼であり、
    前記野縁受けは、開口部が上方を向いている溝形鋼であり、
    前記野縁の上部に位置するフランジと前記野縁受けの下方に位置するウェブとが当接した状態で、前記野縁及び前記野縁受けが接続されており、
    前記吊りボルトの下部に連結した吊り金具が、前記野縁受けの前記開口部を設けた位置で互いに対向している一対の係合受部を内側及び外側から挟持することで、前記吊りボルト及び前記野縁受けが接続されていることを特徴とする吊り天井構造。
  2. 前記吊りボルトの下部に設けた吊り金具は、
    前記野縁受けの前記一対の係合受部の内側に当接する前記吊りボルトに支持された板状の吊り金具本体と、
    前記野縁受けの前記一対の係合受部の外側に当接する板状の補強金具と、
    補強金具に形成したスリットと、
    前記吊りボルトを前記スリットに挿入して前記一対の係合受部を内側及び外側から当接する前記吊り金具本体及び前記補強金具に対して挟持力を付与するねじ締結部材と、で構成したことを特徴とする請求項1記載の吊り天井構造。
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