JP2014034872A - クリップ - Google Patents

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Takehiko Nemoto
武彦 根本
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Nifco Inc
株式会社ニフコ
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Abstract

【課題】 野縁受けに野縁を取り付けるためのクリップにおいて、取付作業性及び支持安定性を向上させる。
【解決手段】 野縁受け3の下方に、野縁4を取り付けるためのクリップ1であって、第1頭部26、一対の第1脚部27、第1脚部に設けられた第1係止爪35、及び第1頭部に形成された雌ねじ孔39とを備えた第1部材21と、第1頭部の上に載置された第2頭部41、一対の第2脚部42、第2脚部に設けられた第2係止爪47、及び第2頭部に形成された挿通孔51を備えた第2部材22と、挿通孔及び雌ねじ孔を順に通過する共に、雌ねじ孔に螺合し、先端が野縁受けの上部に突き当たり、野縁受けに対する第1頭部の距離を変化させるボルト23とを有し、ボルトが挿通孔に遊嵌することによって、第2頭部が1頭部に対して変位可能になり、第1脚部及び第2脚部の下端部同士が離接可能になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、野縁受けに野縁を結合するクリップに関する。
鉄筋コンクリート造の建築構造物において、コンクリート等からなる天井にアンカーボルトによって複数の長尺形状の野縁受けを水平方向に延在するように吊り下げ、野縁受けの下方に複数の長尺形状の野縁を水平方向かつ野縁受けに対して直角に延在するように結合し、野縁に内装材としての天井パネルを結合したものがある。野縁受けは、断面コ字状のチャンネル材が使用されることがある。野縁は、底壁部と、底壁部の両側縁から上方へと立ち起こされた一対の側壁部と、側壁部の上縁から互いに近接する方向に延出したリップ部とを有し、リップ部の先端が底壁部側に屈曲し、リップ部の底壁部側にリップ溝を形成しているものがある。このような天井構造体において、野縁受けに野縁を結合するために、金属製のクリップが使用されることがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に係るクリップは、第1部材及び第2部材をボルト及びナットによって締結したものである。第1部材は、野縁受けの一側の側部に沿って上下に延在し、下端部に野縁の各リップ部に引っ掛かる一対の係止爪を有し、中間部に野縁受けの上面に引っ掛かる折曲構造を有し、上端部に水平方向に突出するボルトを備えた締結面を備えている。第2部材は、野縁受けの他側の側部に沿って上下に延在し、下端部に野縁のリップ部の一方に引っ掛かる1つの係止爪を有し、上端部にボルトが通過するボルト孔が形成された締結面を備えている。このクリップは、最初に第1部材を野縁に対して傾斜させ、第1部材の下端部を野縁内に挿入し、一対の係止爪を一対のリップ部に係止させ、その後に第1部材の中間部を野縁受けに引っ掛け、第1部材を野縁受けに対して仮止めする。続いて、ボルトを中心として、野縁の軸線と直交する平面に沿って第2部材を第1部材に対して回転させ、第2部材の下端部を野縁内に挿入し、1つの係止爪をリップ部の一方に引っ掛ける。そして、ボルト及びナットによる締結によって第1部材及び第2部材を結合し、野縁受け及び野縁の結合を完了する。以上のクリップは、各係止爪を野縁内に挿入する際に、第1部材及び第2部材を撓ませる必要がない。そのため、第1部材及び第2部材の剛性を高め、クリップの対荷重(耐力)を大きくすることができる。
実公昭63−17771号公報
しかしながら、上記のクリップは、上記の回転により第2部材の下端部を野縁内に挿入させるため、リップ部との干渉を避けるべく係止爪を1つしか設けることができず、第2部材は一対のリップ部の一方にしか引っ掛かることができない。そのため、上記のクリップは、支持安定性が悪いという問題がある。また、第2部材の係止爪をリップ部に引っ掛けた後に、第2部材の第1部材に対する位置を維持したまま、ボルト及びナットの締結作業を行わなければならず、取付作業性が悪いという問題がある。また、上記のクリップは、ボルト及びナットの締結によって第1部材に対する第2部材の相対位置を調節することができるものの、第1部材の位置を野縁受けに対して調節することができない。そのため、野縁受け、野縁及び第1部材のいずれかに寸法誤差がある場合には、第1部材と野縁及びを野縁受けとの間にがた付きが生じるという問題がある。また、第1部材及び第2部材はボルト及びナットによって結合されて初めて野縁受けの上方を跨ぐ構造を形成する、すなわち第1部材又は第2部材は単独で野縁受けの上方を跨ぐ構造を形成しないため、ボルトが破断した場合や、ボルト及びナットの結合が緩み、ナットが脱落した場合には、第1部材と第2部材とが分離し、野縁を野縁受けに対して保持することができなくなるという問題がある。以上より、上記のクリップは、取付作業性及び支持安定性の観点から十分とは言い難い。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、野縁受けに野縁を取り付けるためのクリップにおいて、取付作業性及び支持安定性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、建築構造体(15)に支持された長尺形状の野縁受け(3)の下方に、底壁部(11)と、前記底壁部の両側縁から上方に立ち上がった一対の側壁部(12)と、前記両側壁部の上端から互いに近接する方向に張り出した一対のリップ部(13)とを備えた長尺形状の野縁(4)を、前記野縁受けと直交するように取り付けるためのクリップ(1)であって、前記野縁受けの上部を前記野縁受けの幅方向に跨ぐ第1頭部(26)と、前記第1頭部の両端から前記野縁受けを挟むように垂下し、前記一対のリップ部間を通過して前記野縁の内部に到る一対の第1脚部(27)と、前記第1脚部の下端部のそれぞれに設けられ、前記リップ部の一方に係止され得る第1係止爪(35)と、前記第1頭部の前記野縁受けの上部に対向する部分に上下方向に貫通するように形成された雌ねじ孔(39)とを備えた第1部材(21)と、前記第1頭部の上に載置され、前記野縁受けを前記野縁受けの幅方向に跨ぐ第2頭部(41)と、前記第2頭部の両端から前記野縁受けを挟むように垂下し、前記一対のリップ部間を通過して前記野縁の内部に到る一対の第2脚部(42)と、前記第2脚部の下端部のそれぞれに設けられ、前記リップ部の他方に係止され得る第2係止爪(47)と、前記雌ねじ孔より大きく、前記第2頭部の前記雌ねじ孔に対向する部分に上下方向に貫通するように形成された挿通孔(51)を備えた第2部材(22)と、上方から前記挿通孔及び前記雌ねじ孔を順に通過する共に、前記雌ねじ孔に螺合し、先端が前記野縁受けの上部に突き当たり、前記野縁受けに対する前記第1頭部の距離を変化させるねじ部材(23)とを有し、前記ねじ部材が前記雌ねじ孔に螺合した状態で前記ねじ部材が前記挿通孔に遊嵌することによって、前記前記第2頭部が前記1頭部に対して変位可能になり、前記第1脚部及び前記第2脚部の下端部同士が離接可能になっていることを特徴とする。
この構成によれば、第2部材が第1部材に対して変位することによって第1脚部及び第2脚部の下端部間の距離を変化させることができるため、第1脚部及び第2脚部の下端部をリップ部間に容易に通過させることができる。そのため、クリップ1の取付作業性が良い。また、第1部材及び第2部材に可撓性を付与する必要がなく、第1部材及び第2部材の剛性をより一層高めることが可能になる。また、1つのねじ部材が、第1部材及び第2部材を連結する機能と、第1部材及び第2部材と野縁受け及び野縁との相対位置を調節するための機能とを奏するため、部品点数を少なくすることができ、クリップの構成を簡素にすることができる。また、第1部材及び第2部材が、それぞれ野縁受けの上方を跨ぐように配置されているため、仮にねじ部材による第1部材及び第2部材の結合が解除されても、第1部材及び第2部材はそれぞれ単独で野縁受けに対する野縁の支持を維持することができる。
上記の発明において、前記第1係止爪及び前記第2係止爪の先端間の距離が前記リップ部間の距離より大きくなるように、前記第1頭部及び前記第2頭部を所定の相対位置に付勢するべく、前記第1頭部及び前記第2頭部を共に挟持する付勢部材(24)を更に有するようにしてもよい。
この構成によれば、第1脚部及び第2脚部の下端部が野縁内に挿入された状態において、第1係止爪及び第2係止爪をリップ部に係止させ易くなる。
上記の発明において、前記第1部材及び前記第2部材は、それぞれ連続した1枚の板状体から形成されていてもよい。
この構成によれば、クリップの製造が容易になる。
上記の発明において、前記第1頭部及び前記第2頭部は、それぞれ平板状に形成され、互いに積層されていてもよい。
この構成によれば、第1部材及び第2部材の相対位置が、第1頭部及び第2頭部が互いに積層した状態で安定する。
上記の発明において、前記挿通孔は、前記野縁の幅方向に長い長孔に形成されていてもよい。
この構成によれば、第2部材が第1部材に対して野縁の幅方向に変位可能になると共に、野縁の幅方向及び上下方向を含む平面に沿って第2部材が第1部材に対して回転可能になる。
以上の構成によれば、野縁受けに野縁を取り付けるためのクリップにおいて、取付作業性及び支持安定性を向上させることができる。
実施形態に係るクリップによる野縁と野縁受けとの結合構造を示す斜視図 実施形態に係るクリップの斜視図 実施形態に係るクリップの分解斜視図 実施形態に係るクリップの側面図 実施形態に係るクリップによって、野縁受け及び野縁を結合する際の第1段階を示す側面図 実施形態に係るクリップによって、野縁受け及び野縁を結合する際の第2段階を示す側面図 実施形態に係るクリップによる野縁受け及び野縁の結合構造を示す側面図 実施形態に係るクリップによる野縁受け及び野縁の結合構造を示す側面図
以下、図面を参照して、本発明を適用した野縁受けと野縁とを結合するクリップの実施形態を詳細に説明する。以下の説明では、図1に示す座標軸に基づいて各方位を定める。
図1に示すように、クリップ1は、野縁受け3と野縁4とを結合するために使用されるものである。野縁受け3及び野縁4は、例えば亜鉛めっき鋼板やアルミ板から形成された長尺部材である。野縁受け3は、断面形状において、上下方向に延びる縦壁部6と、縦壁部6の上端縁及び下端縁から縦壁部6に対して直角かつ同じ方向(後方)に突出する上壁部7及び下壁部8とを有する(いわゆる、軽溝形鋼)。野縁4は、断面形状において、左右方向(野縁4の幅方向)に延びる底壁部11と、底壁部11の両端から底壁部11に対して直角かつ同じ方向(上方)に突出する一対の側壁部12と、一対の側壁部12の各上端から互いに近接する方向に突出した一対のリップ部13とを有している(いわゆる、リップ溝形鋼)。リップ部13の先端は、底壁部11側に直角に折り曲げられている。これにより、リップ部13の底壁部11側を向く部分には、底壁部11と相反する側(上方)に窪んだリップ溝14が形成されている。
野縁受け3は、コンクリートや鉄骨等から形成された建築構造体の天井又は梁である躯体天井部15に一端が結合されたアンカーボルト16の他端に結合された野縁受けホルダ17に支持されている。野縁受けホルダ17は、一端においてアンカーボルト16に締結され、他端に野縁受け3を下方から包み込み、支持するフック部を備えている。アンカーボルト16及び野縁受けホルダ17は、1つの野縁受け3に対して複数設けられ、野縁受け3を適所で支持している。野縁受け3は、複数設けられ、それぞれが1つの水平面上に配置され、軸線(長手方向)が左右方向に延在している。
野縁4は、複数設けられ、野縁受け3の下方において、それぞれが1つの水平面上に配置され、軸線(長手方向)が前後方向に延在している。すなわち、野縁4は、野縁受け3に対して直交するように配置され、上方から見て野縁受け3と共に格子形状を形成している。野縁4は、上方から見て野縁受け3と交差する箇所において、クリップ1によって野縁受け3に結合されている。野縁4の底壁部11の下面には、例えばビスにより天井パネル19が取り付けられている。野縁受け3及び野縁4は、延在する方向を長手方向、長手方向に直交する水平方向を幅方向(短手方向)とする。
図1〜図4に示すように、クリップ1は、第1部材21と、第2部材22と、第1部材21及び第2部材22を互いに連結するボルト23と、第1部材21及び第2部材22に取り付けられた付勢部材24とを有している。第1部材21及び第2部材22は、それぞれ1枚の金属板をフォーミング加工(曲げ加工、プレス加工)することによって形成されている。金属板は、例えば、冷間圧延鋼板やステンレス板等であってよい。
第1部材21は、主面が上下方向を向き、前後に延在した長方形の平板状の第1頭部26を有している。第1頭部26の長辺の1つである左側縁は前後に延在し、その前端部及び後端部には第1頭部26に対して直角に折り曲げられて垂下した一対の第1脚部27が設けられている。各第1脚部27は、第1頭部26の左側縁から垂下した基端部31と、基端部31の下端から下方かつ右方へと傾斜しつつ延在する傾斜部32と、傾斜部32の下端から下方へと垂下した先端部33とを有している。第1脚部27の基端部31、傾斜部32及び先端部33は、連続した板状部材であり、基端部31及び先端部33の主面は左右方向を向いている。各第1脚部27の先端部33の下端縁には、それぞれ第1係止爪35が設けられている。第1係止爪35は、板状部材を折り返すことによって形成され、第1脚部27の下端から左方に突出した後、屈曲して左方かつ上方に突出している。前側の第1脚部27の後側縁には、左方へと突出し、中央部に貫通孔37を備えた板状の締結部38が設けられている。第1頭部26の中央部には、上下方向に貫通する雌ねじ孔39が形成されている。
第2部材22は、主面が上下方向を向き、前後に延在した長方形の平板状の第2頭部41を有している。第2頭部41の長辺の1つである右側縁は前後に延在し、その前端部及び後端部には第2頭部41に対して直角に折り曲げられて垂下した一対の第2脚部42が設けられている。各第2脚部42は、第2頭部41の左側縁から垂下した基端部44と、基端部44の下端から下方かつ右方へと傾斜しつつ延在する傾斜部45と、傾斜部45の下端から下方へと垂下した先端部46とを有している。第2脚部42の基端部44、傾斜部45及び先端部46は、連続した板状部材であり、基端部44及び先端部の主面は左右方向を向いている。各第2脚部42の先端部46の下端縁には、それぞれ第2係止爪47が設けられている。第2係止爪47は、板状部材を折り返すことによって形成され、第2脚部42の下端から右方に突出した後、屈曲して右方かつ上方に突出している。後側の第2脚部42の前側縁には、右方へと突出し、中央部に貫通孔48を備えた板状の締結部49が設けられている。第2頭部41の中央部には、上下方向に貫通する挿通孔51が形成されている。挿通孔51は、左右方向における距離が前後方向における距離よりも長い長孔となっている。本実施形態では、第2部材22は第1部材21と概ね同形をなし、第2脚部42が第1脚部27よりも第1頭部26の厚み分だけ長い点が相違する。
付勢部材24は、コ字状やU字状に形成された弾性部材である。本実施形態では、付勢部材24は、弾性を有する金属板をコ字状に折り曲げて形成したものであり、互いに距離をおいて対向した上板53及び下板54と、上板53及び下板54の対応する側縁同士を繋ぐ中間板55とを有する。付勢部材24は、雌ねじ孔39と挿通孔51の軸線が一致するように、第2頭部41が第1頭部26上に載置された状態で、互いに積層された第1頭部26及び第2頭部41を上板53及び下板54間に挟持するように配置される。詳細には、付勢部材24は、第2頭部41の上面上に上板53が配置され、第2頭部41及び第1頭部26の右側縁の一対の第2脚部42の間の部分に中間板55が配置され、第1頭部26の下面の下方に下板54が配置される。これにより、第1頭部26及び第2頭部41は、第1頭部26の上面が第2頭部41の下面に接触する方向に付勢部材24によって付勢される。上板53及び下板54の雌ねじ孔39及び挿通孔51に対応する部分には、それぞれ上下に貫通する開口56が形成されている。
ボルト23は、雄ねじが形成された軸部57と、軸部57の一端に設けられ、工具が結合可能な角柱状の頭部58とを有している。第1頭部26及び第2頭部41が互いに積層され、付勢部材24によって挟持された状態で、上側から上板53の開口56、挿通孔51、雌ねじ孔39及び下板54の開口56を順に通過するように、ボルト23の軸部57が先端側から挿通される。頭部58は、上板53の開口56及び挿通孔51を通過することができない大きさに形成されている。ボルト23が各孔を通過し、雌ねじ孔39に螺合することによって、第1部材21、第2部材22、付勢部材24及びボルト23は1つの組立体であるクリップ1を構成する。
第2部材22の挿通孔51はボルト23の外径よりも左右方向において長いため、第2部材22は第1部材21に対して左右方向に変位可能となっている。また、第2部材22は、第1頭部26の上面の右側縁と第2頭部41の下面との接触部が形成する前後方向に延在する直線を回転軸Aとして、第1部材21に対して回転することができる。第2部材22の第1部材21に対する回転は、第2頭部41の下面が第1頭部26の上面に当接した位置、すなわち第1頭部26及び第2頭部41が互いに平行に積層された位置(初期位置)と、第1脚部27及び第2脚部42の下端部同士が互いに当接した(回転後位置)との間で行われる。付勢部材24は、第2頭部41及び第1頭部26を挟み込み、第2頭部41の下面と第1頭部26の上面とが接触する方向へと付勢しているため、第2部材22を初期位置へと付勢している。第2部材22が初期位置にあるときの第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離をL1(図6参照)、回転後位置にあるときの第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離をL2(図5参照)とすると、L1はリップ部13間の距離L3(図5及び図6参照)より大きく、L2はL3よりも小さく設定されている。
次に、図5〜図8を参照して、クリップ1による野縁受け3と野縁4との結合手順について説明する。最初に、図5に示すように、野縁受け3の下側に平面視で野縁受け3と直交する向きに野縁4を配置し、図示されない保持手段(例えばワイヤや手持ち)により野縁4を仮止めしておく。次に、平面視において野縁受け3と野縁4とが交差する部分の上方に、第1頭部26及び第2頭部41の下方に第1脚部27及び第2脚部42が位置するようにクリップ1を配置し、一対の第1脚部27間及び一対の第2脚部42間に野縁受け3を受容するように、クリップ1を下方へと移動させる。これにより、第1頭部26及び第2頭部41のそれぞれが野縁受け3の上方を跨ぐように配置される。このとき、指等によって、付勢部材24の付勢力に抗して第1脚部27及び第2脚部42を挟持して近接させ、第2部材22を初期位置から回転後位置へと移動させる。第2部材22が回転後位置へと移動させることによって、第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離がL2となってリップ部13間の距離L3より小さくなる。この状態で、第1係止爪35及び第2係止爪47をリップ部13間に挿入し、第1脚部27及び第2脚部42の下端部を野縁4の内方に配置する。第1頭部26の左端縁が野縁受け3の上壁部7に当接することによって、第1脚部27及び第2脚部42の下端部は野縁4内の所定の深さに配置される。
次に、図6に示すように、指による第1脚部27及び第2脚部42の挟持を解除すると、付勢部材24の付勢力によって第2部材22は第1部材21に対して回転後位置から初期位置へと回転し、第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離がL1となってリップ部13間の距離L2よりも大きくなり、リップ部13のそれぞれに引っ掛かることができるようになる。
次に、ボルト23を雌ねじ孔39に対して螺入することによって、第1頭部26の下面からのボルト23の突出量を増大させる。ボルト23の先端部は野縁受け3の上壁部7の上面に突き当たるため、ボルト23の突出量が増大することによって、第1部材21及び第1部材21上に載置された第2部材22が野縁受け3及び野縁4に対して上方へと変位する。これにより、図7及び図8に示すように、一対の第1係止爪35のそれぞれが一方のリップ溝14内へと移動して引っ掛かり、一対の第2係止爪47のそれぞれが他方のリップ溝14内へと移動して引っ掛かる。以上のようにして、クリップ1は、野縁受け3に野縁4を結合する。
図8に示すように、クリップ1によって、野縁受け3及び野縁4を結合した後に、タッピングねじ61を用いて、クリップ1と野縁受け3を結合してもよい。タッピングねじ61は、締結部38の貫通孔37を通過し、野縁受け3の縦壁部6に螺着するように設ける。
本実施形態にクリップ1は、ボルト23によって第2部材22が第1部材21に対して変位可能に組み付けられており、変位することによって第1脚部27及び第2脚部42の下端間、すなわち第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離を変化させることができるため、第1係止爪35及び第2係止爪47がリップ部13間を通過可能にするために、第1部材21及び第2部材22(特に第1脚部27及び第2脚部42)に可撓性を付与する必要がない。そのため、第1部材21及び第2部材22の高剛性化が可能になり、クリップ1の耐荷重(耐力)を増大させることができる。
また、クリップ1は、野縁4への挿入操作が容易になっている。クリップ1を野縁4に挿入する際には、第1脚部27及び第2脚部42を指等によって挟持することで、第1脚部27及び第2脚部42の下端部同士が互いに近接し、リップ部13間への挿入が可能になる。また、挿入後は、第1脚部27及び第2脚部42の挟持を解除するだけで、付勢部材24の付勢力によって第1脚部27及び第2脚部42が初期の位置に戻り、第1係止爪35及び第2係止爪47がリップ部13(リップ溝14)に引っ掛かるようになる。
第1部材21及び第2部材22のそれぞれが、野縁受け3の上方を跨ぐように配置され、その両端において野縁4に結合するため、仮にボルト23による第1部材21及び第2部材22の結合が解除され、第1部材21及び第2部材22が分離しても、第1部材21及び第2部材22はそれぞれ単独で、野縁受け3に対する野縁4の支持を維持することができる。
本実施形態では、第1脚部27及び第2脚部42を屈曲させ、第1脚部27の基端部31及び第2脚部42の基端部44間の距離(左右方向距離)を、第1脚部27の先端部33及び第2脚部42の先端部46間の距離をよりも大きくしたため、第1脚部27及び第2脚部42を直線状(平板状)に形成した場合よりも第1頭部26及び第2頭部41の左右方向幅を大きくすることができる。これにより、第2頭部41の挿通孔51の左右側に位置する部分と、第1頭部26の雌ねじ孔39の左右側に位置する部分との左右方向幅を広く確保することができ、第2頭部41及び第1頭部26の剛性を高めることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、付勢部材24は付加的な要素であるため、他の実施形態では省略してもよい。また、付勢部材24の形状、位置は例示であり、適宜変更することができる。例えば、付勢部材24は、雌ねじ孔39及び挿通孔51を避けた位置に配置されてもよい。この場合には、付勢部材24から開口56を省略することができる。また、第1部材21、第2部材22、ボルト23、及び付勢部材24の材料は、金属に限られず、例えば樹脂であってもよい。
また、上記実施形態では、主に回転軸Aを中心とした第1部材21及び第2部材22の相対回転によって第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離を変化させる構成としたが、他の実施形態では第1部材21及び第2部材22の野縁4の幅方向へのスライド移動によって第1係止爪35及び第2係止爪47の突出端間の距離を変化させる構成としてもよい。
なお、上記実施形態の第1部材21及び第2部材22の形状は例示であり、様々な形状を適用することができる。例えば、実施形態では、第1脚部27及び第2脚部42を、基端部31、44、傾斜部32、45及び先端部33、46に区画し、それぞれが屈曲した形状としたが、他の実施形態では、第1部材21及び第2部材22を直線状に延在させる、すなわち平坦な平板状に形成してもよい。
1…クリップ、3…野縁受け、4…野縁、6…縦壁部、7…上壁部、8…下壁部、11…底壁部、12…側壁部、13…リップ部、14…リップ溝、21…第1部材、22…第2部材、23…ボルト(ねじ部材)、24…付勢部材、26…第1頭部、27…第1脚部、35…第1係止爪、39…雌ねじ孔、41…第2頭部、42…第2脚部、47…第2係止爪、51…挿通孔、57…頭部、A…回転軸

Claims (5)

  1. 建築構造体に支持された長尺形状の野縁受けの下方に、底壁部と、前記底壁部の両側縁から上方に立ち上がった一対の側壁部と、前記両側壁部の上端から互いに近接する方向に張り出した一対のリップ部とを備えた長尺形状の野縁を、前記野縁受けと直交するように取り付けるためのクリップであって、
    前記野縁受けの上部を前記野縁受けの幅方向に跨ぐ第1頭部と、前記第1頭部の両端から前記野縁受けを挟むように垂下し、前記一対のリップ部間を通過して前記野縁の内部に到る一対の第1脚部と、前記第1脚部の下端部のそれぞれに設けられ、前記リップ部の一方に係止され得る第1係止爪と、前記第1頭部の前記野縁受けの上部に対向する部分に上下方向に貫通するように形成された雌ねじ孔とを備えた第1部材と、
    前記第1頭部の上に載置され、前記野縁受けを前記野縁受けの幅方向に跨ぐ第2頭部と、前記第2頭部の両端から前記野縁受けを挟むように垂下し、前記一対のリップ部間を通過して前記野縁の内部に到る一対の第2脚部と、前記第2脚部の下端部のそれぞれに設けられ、前記リップ部の他方に係止され得る第2係止爪と、前記雌ねじ孔より大きく、前記第2頭部の前記雌ねじ孔に対向する部分に上下方向に貫通するように形成された挿通孔を備えた第2部材と、
    上方から前記挿通孔及び前記雌ねじ孔を順に通過する共に、前記雌ねじ孔に螺合し、先端が前記野縁受けの上部に突き当たり、前記野縁受けに対する前記第1頭部の距離を変化させるねじ部材と
    を有し、
    前記ねじ部材が前記雌ねじ孔に螺合した状態で前記ねじ部材が前記挿通孔に遊嵌することによって、前記前記第2頭部が前記1頭部に対して変位可能になり、前記第1脚部及び前記第2脚部の下端部同士が離接可能になっていることを特徴とするクリップ。
  2. 前記第1係止爪及び前記第2係止爪の先端間の距離が前記リップ部間の距離より大きくなるように、前記第1頭部及び前記第2頭部を所定の相対位置に付勢するべく、前記第1頭部及び前記第2頭部を共に挟持する付勢部材を更に有することを請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記第1部材及び前記第2部材は、それぞれ連続した1枚の板状体から形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記第1頭部及び前記第2頭部は、それぞれ平板状に形成され、互いに積層されていることを特徴とする請求項3に記載のクリップ。
  5. 前記挿通孔は、前記野縁の幅方向に長い長孔に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの項に記載のクリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016106206A (ja) * 2015-06-30 2016-06-16 株式会社NejiLaw 固定治具、架設部材

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