JP6180180B2 - 棚柱取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、収納棚の棚柱を部屋の壁面などに取り付けるための棚柱取付具に関する。
従来、部屋の壁部に棚柱を固定し、この棚柱に棚板等を取り付ける態様の収納棚がある。この棚柱は、上下方向に長尺に形成されており、その正面部には、上下方向に間隔を空けて複数の引っ掛け穴が設けられている。この引っ掛け穴には、棚板等を支えるアーム部材が穴位置に合わせた任意の高さに取り付けられる。また、棚柱の正面部には、上述した引っ掛け穴とは別に、棚柱を壁部に固定するための取付穴が設けられている。棚柱は、この取付穴を壁部の裏桟の位置に合わせてタッピングねじをねじ込むことによって固定される。
一方、棚柱の配置は、棚柱の取付穴が裏桟の位置に来るようにしなければならないため、棚柱を思い通りの位置に取り付けられないことがある。そのため、上述した複数の引っ掛け穴と取付穴とを共用にすることで、タッピングねじで固定可能な位置を複数の引っ掛け穴の位置と同じにし、棚柱の配置の自由度を高める技術がある。この技術では、タッピングねじで固定する穴(裏桟のある位置と対応する穴)の裏側から取付片を宛がうことによって、棚柱の固定強度が確保できるようにしてある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3118499号公報
しかしながら、上述の技術では、取付作業者は棚柱の裏側で取付片を裏桟の位置まで移動させなければならないため、取付片を直接掴むことができず、組み立て作業性が悪かった。また、タッピングねじをねじ込む穴位置が引っ掛け穴の穴位置と共用であるため、引っ掛け穴の上下のピッチ分だけ棚柱を動かして配置しなければならず、棚柱を自由に配置することができない。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、棚柱を壁部の自由な位置に配置して固定することができる棚柱取付具を提供するためのものである。
上述課題を解決するため、本発明は、長尺に形成された棚柱を壁部に取り付けるための棚柱取付具であって、前記棚柱の長手方向に対する左右のいずれか一方の側面部に当接する第1取付具と、前記棚柱の左右のいずれか他方の側面部を押圧し、前記第1取付具と協働して前記棚柱を左右方向から挟み込む第2取付具とを備え、前記第1取付具および前記第2取付具のそれぞれには、前記棚柱の側方に突出し、前記棚柱を挟み込んだ状態で前記壁部に取り付けられる取付部が設けられている。
また、前記第1取付具の前記取付部には、取付ねじが挿通される第1取付穴が設けられ、前記第2取付具の前記取付部には、前記取付ねじが前記第1取付穴と一緒に挿通される第2取付穴が設けられており、前記第1取付穴および前記第2取付穴に前記取付ねじを挿通させたときに、前記第2取付具が左右方向へ移動して前記棚柱を挟み込むように構成されていてもよい。
さらに、前記第2取付具は、前記棚柱の正面部を覆うように取り付けられていてもよい。
また、前記第1取付具には、前記棚柱を挟み込んだ状態で、前記棚柱の前記左右のいずれか一方の側面部に食い込む第1爪部が設けられていてもよい。
さらに、前記第2取付具には、前記棚柱を挟み込んだ状態で、前記棚柱の前記左右のいずれか他方の側面部に食い込む第2爪部が設けられていてもよい。
また、前記第1取付具または前記第2取付具には、前記第2取付具の左右への移動を案内するガイド部が設けられていてもよい。
さらにまた、前記第1取付具または前記第2取付具には、前記第2取付具の前後方向への移動を規制する規制部が設けられていてもよい。
本発明に係る棚柱取付具では、棚柱の長手方向に対する左右の側面を挟み込むことで棚柱に対して棚柱取付具を固定しているので、棚柱の長手方向のどの部分にでも棚柱取付具を自由に移動させることができる。そのため、棚柱取付具を壁部の裏桟の位置に合わせて自由に配置することができる。その結果、壁部に棚柱を固定する際に、裏桟の位置を気にせずに棚柱を自由に配置することができる。
また、棚柱取付具は、棚柱を挟み込んだ状態で前記棚柱の側方で前記壁部に取り付けられるので、棚柱取付具の取付作業を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る棚柱取付具を使用した収納棚を示す全体概要斜視図である。 棚柱取付具の分解斜視図である。 図2の棚柱取付具を取り付けた状態を示す斜視図である。 図3で示す棚柱取付具の拡大図である。 図4で示す棚柱取付具の断面図であって、(A)は取付ねじを締結する前の状態を示し、(B)は取付ねじを締結した後の状態を示す。 第2実施形態であって、棚柱取付具の分解斜視図である。 図6の棚柱取付具を取付前に組み立てた状態を示す斜視図である。 図7の棚柱取付具を取り付けた状態であって、棚柱取付具を拡大して示す斜視図である。 第3実施形態であって、棚柱取付具の分解斜視図である。 図9の棚柱取付具を取付前に組み立てた状態を示す斜視図である。 図10の棚柱取付具を取り付けた状態であって、棚柱取付具を拡大して示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る棚柱取付具10について、図1〜図5を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する前後、上下、左右の方向は、図1で示す棚柱3を正面から見た方向(詳細は、図2〜図5で矢印で示す方向)をいうものとする。
収納棚1は、図1に示すように、部屋の壁部2に固定される棚柱3に棚板等(棚板4、ハンガーパイプ6、戸棚(図示せず)などをいう)を取り付けて構成されている。この収納棚1は、箱形の収納家具などと比較して、利用者の部屋の状態に合わせて棚板等を自由に設置できると共に、棚板等の設置高さを自由に設定できる点で利便性を有している。
棚柱3は、長手方向が上下に向くようにして配置され、棚板等の幅寸法に合わせて並設される。この棚柱3は、図2〜図5に示すように、断面が略コ字形状に形成されており、3つの平面部(正面部3A、右側面部3B、左側面部3C)を有している。棚柱3は、このコ字形状の開口側が壁部2の壁面と対向するようにして取り付けられている。
棚柱3の正面部3Aには、長手方向に所定のピッチで複数の引っ掛け穴Hが形成されている。この引っ掛け穴Hには、図1に示すように、棚板4或いはハンガーパイプ6を支持するための棚板用アーム部材5およびハンガーパイプ用アーム部材7が取り付けられる。これらのアーム部材5、7が取り付けられた状態では、その後端部は、棚柱3の略コ字形状の内側に位置するようになり、後端部が壁部と干渉しないようになっている。これらのアーム部材5、7を複数の引っ掛け穴Hから任意に選択して取り付けることによって、上述した所定のピッチ毎に棚板等の高さを調整して取り付けられるようになる。
上述した棚柱3は、棚柱取付具10によって壁部2に固定される。この棚柱取付具10は、図2〜図5に示すように、第1取付具30と第2取付具20とによって構成されている。
第2取付具20は、図2〜図5に示すように、棚柱3の表面側(正面部3A側)を覆うように取り付けられる。より詳細には、第2取付具20は、棚柱3の正面部3Aに対応する正面部21と、右側面部3Bに対応する右側面部22と、左側面部3Cに対応する左側面部23とを備えており、これらが断面コ字形状に形成されている。また、第2取付具20は、右側面部22の奥側端部から壁部2の壁面に沿って右側(棚柱3の側方)へ延びる取付部24を備えている。この取付部24は、図5(A)および図5(B)に示すように、棚柱取付具10を壁部2に取り付けた状態で、詳細は後述する第1取付具30の取付部34と接するように形成されている。これらの正面部21、右側面部22、左側面部23、および取付部24は、板材を折り曲げ加工することによって一体に形成されている。
取付部24の中央には、第2取付穴25が形成されている。この第2取付穴25の直径は、詳細は後述するタッピングねじ40(取付ねじ)の直径とほぼ一致しており、第2取付穴25にタッピングねじ40を挿通させたときに、隙間なく嵌合するようになっている。
第2取付具20の左側面部23の奥側角部には、棚柱3の左側面部3Cに向けて折り曲げられた第2爪部26が形成されている。なお、この第2爪部26は、角部だけではなく、奥側の辺に沿って連続して折り曲げられていてもよい。
第1取付具30は、断面略L字状に形成されており、棚柱3の右側面部3Bに対応する当接部32と、この当接部32の奥側端部から壁部2の壁面に沿って右側(棚柱3の側方)へ延びる取付部34とを備えている。この取付部34は、図5(A)および図5(B)に示すように、棚柱取付具10を壁部2に取り付けた状態で、壁部2の壁面と接するように形成されている。これらの当接部32、および取付部34は、板材を折り曲げ加工することによって一体に形成されている。
取付部34の中央には、第1取付穴35が形成されている。この第1取付穴35の直径は、詳細は後述するタッピングねじ40の直径とほぼ等しく形成されており、第1取付穴35にタッピングねじ40を挿通させたときに、隙間なく嵌合するようになっている。
また、第1取付具30の当接部32の手前側角部には、棚柱3の右側面部3Bに向けて折り曲げられた第1爪部36が形成されている。なお、この第1爪部36は、角部だけではなく、手前側の辺に沿って連続して折り曲げられていてもよい。
第2取付具20は、図5(A)に示すように、棚柱3の右側面部3Bに第1取付具30の当接部32を当接させた状態で、棚柱3の表面側から被せるようにして取り付けられる。または、第2取付具20は、第1取付具30の右側面部22に第2取付具20の当接部32を当接させた状態で、第1取付具30と一緒に棚柱3の表面側から被せるようにして取り付けるようにしてもよい。いずれの取付方であっても、第1取付具30の当接部32は、棚柱3の右側面部3Bと、第2取付具20の右側面部22との間に入り込むようにして組み立てられる。
また、図5(A)に示すように、第2取付穴25および第1取付穴35は、第2取付具20の右側面部22と第1取付具30の当接部32とが接する状態で、それぞれの中心位置が寸法Tだけずれるように形成されている。より詳細には、第2取付穴25の中心位置は、第1取付穴35の中心位置に対し、左側へ寸法Tだけずれている。
さらに、図5(A)の状態では、棚柱3の左側面部3Cと第2取付具20の左側面部23との間には、若干の隙間が設けられている。この隙間を設けることによって、タッピングねじ40を取り付ける前に、棚柱取付具10を棚柱3の長手方向に沿って自由にスライド移動させることができるようになっている。
タッピングねじ40は、図5(B)に示すように、正面側から壁部2に向かってねじ込むように取り付けられる。このタッピングねじ40は、第2取付具20の取付部24が第1取付具30の取付部34と前後方向で接し、第1取付具30が壁部2の壁面と前後方向で接しているので、取り付けるときにそれぞれが隙間なく重なって接するようになり、棚柱取付具10が壁部2に強固に取り付けられるようになる。
また、タッピングねじ40を取り付けた状態では、図5(B)に示すように、第2取付具20は、寸法Tの分だけ押圧方向Xに移動する。これにより、第2取付具20の左側面部23は、棚柱3の左側面部3Cと突き当たり、左側面部3Cを右側に向けて押圧するようになる。その結果、棚柱3は、第2取付具20の左側面部23と第1取付具30の当接部32とで左右方向から挟み込まれるとともに、棚柱取付具10によって壁部2に固定されるようになる。
次に、棚柱取付具10の作用について、図5(A)、図5(B)を用いて説明する。
取付作業者は、まず、棚柱3を壁部2の取り付けたい位置に自由に配置し、棚柱取付具10を棚柱3の表面側から被せるようにして取り付ける。タッピングねじ40をねじ込む前の状態では、図5(A)に示すように、棚柱取付具10は、棚柱3に対して固定されていない。そのため、取付作業者は、棚柱取付具10を棚柱3の表面側から掴んで、壁部2の裏桟8(図1参照)の位置まで長手方向に沿って自由に移動させる。
この状態で、取付作業者は、タッピングねじ40を第1取付穴35および第2取付穴25に挿通させ、壁部2にねじ込むようにして取り付ける。これにより、棚柱3は、第1取付具30および第2取付具20によって左右から挟み込まれるようにして固定されると共に、裏桟8の位置に強固に固定されるようになる。このように、棚柱取付具10を棚柱3の長手方向の任意の位置に自由に移動させた後に固定することができるので、取付作業者は、裏桟8の位置に合わせて棚柱3を調整して配置する必要がなく、取付位置の自由度を高めることができる。
また、第1取付具30と第2取付具20とで棚柱3を挟み込んだときに、第1爪部36および第2爪部26は、棚柱3の左右の側面部3B,3Cにそれぞれ食い込むようになる。棚柱3は、アルミ等の金属や樹脂材料などで形成されており、第1取付具30および第2取付具20は鉄などの金属材料で形成されている。そのため、これらの爪部26、36は、棚柱3に食い込みやすい。これにより、棚柱3を棚柱取付具10で挟み込んだときに、その狭圧力に加えて第1爪部36および第2爪部26の食い込み力によって強固に保持できるようになる。
本発明の第1の実施の形態に係る棚柱取付具10によれば、棚柱3の長手方向に対する右側面部3Bに当接する第1取付具30と、棚柱3の左側面部3Cを押圧し、第1取付具30と協働して棚柱3を左右方向から挟み込む第2取付具20とを備え、第1取付具30および第2取付具20のそれぞれには、棚柱3の側方に突出し、棚柱3を挟み込んだ状態で壁部2に取り付けられる取付部24、34が設けられているので、簡単な構造で棚柱3を左右から挟み込むことができる。
また、挟み込む構造にすることで、棚柱3の長手方向のどの部分にでも棚柱取付具10を配置することができる。そのため、棚柱取付具10を壁部2の裏桟8の位置に合わせて自由に配置することができる。その結果、棚柱3を自由な位置に配置して壁部2に固定することができる。
さらに、棚柱取付具10は、棚柱3を挟み込んだ状態で棚柱3の側方で壁部2に取り付けられるので、棚柱取付具10の取付作業を容易に行うことができる。
また、第2取付具20は、棚柱3の正面部3Aを覆うように取り付けられているので、従来技術のように取付片を棚柱の裏側で移動させる構造ではないため、取付作業者は棚柱3の表面側から棚柱取付具10を掴んで容易に移動させることができる。そのため、取付作業性がよい。
さらに、第1取付具30の取付部34には、タッピングねじ40が挿通される第1取付穴35が設けられ、第2取付具20の取付部24には、タッピングねじ40が第1取付穴35と一緒に挿通される第2取付穴25が設けられており、第1取付穴35および第2取付穴25にタッピングねじ40を挿通させたときに、第2取付具20が左右方向へ移動して棚柱3を挟み込むように構成されているので、取付作業者は、タッピングねじ40を締め込むだけで、棚柱取付具10で棚柱3挟み込むことと、壁部2への固定することの両方を一度に行うことができる。そのため、取付作業性がよい。
また、第1取付具30には、棚柱3を挟み込んだ状態で、棚柱3の右側面部に食い込む第1爪部36が設けられているので、棚柱3を棚柱取付具10で挟み込んだときに、その狭圧力に加えて第1爪部36の食い込み力によって強固に保持できるようになる。そのため、収納棚1の耐荷重を高めることができる。
さらに、第2取付具20には、棚柱3を挟み込んだ状態で、棚柱3の左側面部に食い込む第2爪部26が設けられているので、棚柱3を棚柱取付具10で挟み込んだときに、その狭圧力に加えて第2爪部26の食い込み力によって強固に保持できるようになる。そのため、収納棚1の耐荷重を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る棚柱取付具について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、第1取付具30が棚柱3の右側面部3Bと当接し、第2取付具20が棚柱3の左側面部3Cを押圧するようにしているが、それぞれの機能を逆にして構成することもできる。すなわち、第1取付具30が棚柱3の左側面部3Cと当接し、第2取付具20が棚柱3の右側面部3Bを押圧するように構成することもできる。この場合、取付部24、34は、棚柱3の左側方に突出するように形成する。このように左右を逆に構成しても、上述した本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、タッピングねじ40を締め込むことによって、棚柱3を挟み込む機能と壁部2に固定する機能を同時に実現させているが、別個に機能させる構成であっても構わない。すなわち、棚柱取付具10を棚柱3にジャッキボルトのようなもので挟み込んで固定する一方、タッピングねじ40で壁部2に固定するように構成することもできる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る棚柱取付具110について、図6〜図8を用いて説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態と異なる構造および効果について説明し、同一の構造については同一の符号を付すことによってその詳細な説明を省略する。
棚柱取付具110は、図6に示すように、第2取付具20と第1取付具130とで構成されている。第1取付具130の取付部34の上端部および下端部には、手前側に向けて略直角に折り曲げられたガイド部137がそれぞれに設けられている。この上下のガイド部137は、第2取付具20と第1取付具130とを組み付けた状態で、図7および図8に示すように、第2取付具20の取付部24の上端部および下端部と摺動可能な程度に隙間を空けて対向している。この状態でタッピングねじ40を第1および第2取付穴25、35に挿通させると、第2取付具20は、ガイド部137に沿って左右方向へ移動するようになる。
本発明の第2実施形態に係る棚柱取付具110によれば、第1取付具130には、第2取付具20の左右方向への移動を案内するガイド部137が設けられているので、第2取付具20が上下にずれることなく、第2取付具20を左右にスムーズに摺動移動させることができる。その結果、第1および第2取付具20、130によって棚柱3を左右からスムーズに挟み込むことができる。
なお、本第2実施形態では、第1取付具130側にガイド部137を設けるようにしているが、第1取付具側ではなくて第2取付具側にガイド部を設けるようにしてもよい。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3の実施の形態に係る棚柱取付具210について、図9〜図11を用いて説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態および第2実施形態と異なる構造および効果について説明し、同一の構造については同一の符号を付すことによってその詳細な説明を省略する。
棚柱取付具210は、図9に示すように、第2取付具220と第1取付具230とで構成されている。第1取付具230の取付部34の上端部および下端部には、第2実施形態で記載したガイド部137がそれぞれに設けられている。また、このガイド部137の手前側端部には、取付部34と略平行に内側へ折り曲げられた規制部238がそれぞれに設けられている。この規制部238は、第2取付具220と第1取付具230とを組み付けた状態で、図10および図11に示すように、第2取付具220の取付部24の手前側の面と規制部238とが摺動可能な程度に隙間を空けて対向している。この状態でタッピングねじ40を第1および第2取付穴25、35に挿通させると、第2取付具20は、上下方向および前後方向にずれることなく、ガイド部137および規制部238に沿って左右方向へ移動するようになる。
また、第2取付具220には、図9〜図11に示すように、右側面部22と取付部24との角部分に、切欠き部227が形成されている。この切欠き部227は、第1取付具230を第2取付具220のコ字形状の内側から取付部24に沿ってスライドさせて組み付ける際に(図10参照)、規制部238と角部分が干渉しないようにするためのものである。このように第1取付具230と第2取付具220とを予め組み付けておくことで、タッピングねじ40をねじ込む際に、取付作業者は棚柱取付具210を片手で容易に支えることができるので、取付作業性が向上する。
本発明の第3実施形態に係る棚柱取付具210によれば、第1取付具230には、第2取付具220の前後方向への移動を規制する規制部238が設けられているので、第2取付具220が前後方向にずれることなく、第2取付具220を左右にスムーズに摺動移動させることができる。その結果、第1および第2取付具220、230によって棚柱3を左右からスムーズに挟み込むことができる。
なお、本第3実施形態では、第1取付具230側にガイド部137および規制部238を設けるようにしているが、第1取付具側ではなくて第2取付具側にガイド部および規制部を設けるようにしてもよい。
1 収納棚
2 壁部
3 棚柱
3A 正面部
3B 右側面部
3C 左側面部
4 棚板
5 棚板用アーム部材
6 ハンガーパイプ
7 ハンガーパイプ用アーム部材
8 裏桟
10、110、210 棚柱取付具
20、220 第2取付具
21 正面部
22 右側面部
23 左側面部
24 取付部
25 第2取付穴
26 第2爪部
30、130、230 第1取付具
32 当接部
34 取付部
35 第1取付穴
36 第1爪部
40 タッピングねじ(取付ねじ)
137 ガイド部
227 切欠き部
237 規制部
H 引っ掛け穴
T 取付穴のずれ寸法
X 押圧方向

Claims (7)

  1. 長尺に形成された棚柱を壁部に取り付けるための棚柱取付具であって、
    前記棚柱の長手方向に対する左右のいずれか一方の側面部に当接する第1取付具と、
    前記棚柱の左右のいずれか他方の側面部を押圧し、前記第1取付具と協働して前記棚柱を左右方向から挟み込む第2取付具とを備え、
    前記第1取付具および前記第2取付具のそれぞれには、前記棚柱の側方に突出し、前記棚柱を挟み込んだ状態で前記壁部に取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする棚柱取付具。
  2. 前記第2取付具は、前記棚柱の正面部を覆うように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の棚柱取付具。
  3. 前記第1取付具の前記取付部には、取付ねじが挿通される第1取付穴が設けられ、前記第2取付具の前記取付部には、前記取付ねじが前記第1取付穴と一緒に挿通される第2取付穴が設けられており、
    前記第1取付穴および前記第2取付穴に前記取付ねじを挿通させたときに、前記第2取付具が左右方向へ移動して前記棚柱を挟み込むように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の棚柱取付具。
  4. 前記第1取付具には、前記棚柱を挟み込んだ状態で、前記棚柱の前記左右のいずれか一方の側面部に食い込む第1爪部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の棚柱取付具。
  5. 前記第2取付具には、前記棚柱を挟み込んだ状態で、前記棚柱の前記左右のいずれか他方の側面部に食い込む第2爪部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の棚柱取付具。
  6. 前記第1取付具または前記第2取付具には、前記第2取付具の左右への移動を案内するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の棚柱取付具。
  7. 前記第1取付具または前記第2取付具には、前記第2取付具の前後方向への移動を規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の棚柱取付具。
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