JP6410175B2 - 手摺りの設置方法 - Google Patents

手摺りの設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6410175B2
JP6410175B2 JP2014230617A JP2014230617A JP6410175B2 JP 6410175 B2 JP6410175 B2 JP 6410175B2 JP 2014230617 A JP2014230617 A JP 2014230617A JP 2014230617 A JP2014230617 A JP 2014230617A JP 6410175 B2 JP6410175 B2 JP 6410175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
wall
side connecting
connecting portion
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014230617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016094726A (ja
Inventor
藤田 浩一
浩一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014230617A priority Critical patent/JP6410175B2/ja
Publication of JP2016094726A publication Critical patent/JP2016094726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6410175B2 publication Critical patent/JP6410175B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

本発明は、手摺りの設置方法に関する。
従来、長尺な部材である手摺り本体を壁面に固定するために複数の固定部が用いられる。そして、固定部が、手摺り本体に固定される手摺り側連結部と、壁面に固定され手摺り側連結部と連結される壁側連結部と、を有するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−57104号公報
特許文献1に記載されている発明では、作業者は、手摺り本体の所定位置に複数の手摺り側連結部を固定し、各手摺り側連結部に対応する複数の壁側連結部を壁面に固定する。そして、作業者は、それぞれの壁側連結部にそれぞれの手摺り側連結部を連結することにより、手摺りを壁面に固定していた。そのため、手摺り側連結部と壁側連結部の位置決めが困難であり、手摺り側連結部と壁側連結部とを精度良く連結することが困難になってしまっていた。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、手摺り側連結部と壁側連結部の位置決めが容易であり且つ精度良く連結できる、手摺りの設置方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
手摺り本体と、前記手摺り本体に設けられて壁面に固定される複数の固定部と、を備え、前記固定部が、前記手摺り本体の長手方向に複数設けられる手摺り側連結部と、前記壁面に設けられて対応する前記手摺り側連結部と連結される複数の壁側連結部と、を有する手摺りの設置方法であって、前記手摺り本体の前記壁面を向く裏面側に長手方向に複数の前記手摺り側連結部を設け、前記壁側連結部を、前記壁面の前記手摺り側連結部に概ね対応する位置に位置調節可能な状態で仮固定し、前記手摺り本体の壁面側の端部を下方に向けて前記壁面への設置予定位置の上側に仮配置し、前記壁側連結部の上面を、仮配置した前記手摺り本体の下面に当接させ、且つ、前記壁側連結部の側面を、仮配置した前記手摺り側連結部の側面に当接させて、前記壁側連結部を前記壁面に本固定し、前記手摺り本体の前記手摺り側連結部を前記壁面に固定された前記壁側連結部に連結することを特徴とする。
本発明の手摺りの設置方法では、手摺り側連結部と壁側連結部の位置決めが容易であり且つ精度良く連結できる。
図1は本実施形態の手摺りが設置された浴室の斜視図である。 図2Aは本実施形態の手摺り本体と固定部の断面図であり、図2Bは本実施形態の手摺り本体と固定部の分解斜視図である。 図3Aは使用者が椅子から立ち上がるときの説明図であり、図3Bは使用者が洗い場から浴槽へ移動する説明図であり、図3Cは使用者が浴槽に座るときの説明図である。 図4は壁側固定部の斜視図である。 図5Aは手摺りの分解斜視図であり、図5Bは手摺り本体と棚部の断面図である。 図6は手摺り側連結部が固定された手摺り本体を壁側連結部に載置した状態を浴室外から視た斜視図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
浴室1は、図1に示すように、洗い場11と、洗い場11に隣接する浴槽12と、を備える。また、浴室1は、洗い場11と浴槽12との境界部分以外における、洗い場11の外周縁と浴槽12の外周縁から上方に立ち上げて設けられる壁部13を備える。壁部13は、本実施形態では、複数の壁パネル2で構成されるが、壁部13の構成は特に限定されない。また、浴室1は、複数の壁パネル2の上縁部に接続される天井部(図示せず)を備える。天井部は、複数の壁パネル2により形成される上方への開口を閉塞する。
浴室1は、本実施形態では、床パンにより構成される洗い場11と、浴槽12と、壁パネル2と、天井パネルを有する天井部と、を備えた浴室ユニットとなっているが、特に限定されるものではない。
壁部13では、鏡、シャワー装置及びカウンターが設置され、洗い場11と浴槽12に跨って設置された壁パネル2を第一の壁パネル21とする。また、第一の壁パネル21に隣接し、浴槽12のフランジ部12aの縁に設置された壁パネル2を第二の壁パネル22とする。ここで、本実施形態では、第一の壁パネル21の表面を壁面13aとする。
ここで、浴室1から第一の壁パネル21に向かう方向を後方向、その反対方向を前方向とする。また、第一の壁パネル21に相対したときにおける、右側を右方向、左側を左方向とする。
第一の壁パネル21には、本実施形態では、第一の壁パネル21の幅方向(水平方向)に長尺な手摺り14が設置される。手摺り14は、第一の壁パネル21の幅方向の略全長に亘って設けられることが好ましい。なお、手摺り14は、他の壁パネル2に設置されてもよく限定されない。
手摺り14は、図1,図2A,図2Bに示すように、使用者が手で掴む手摺り本体3と、手摺り本体3を壁面13aに固定する複数の固定部4と、を備える。手摺り本体3は、本実施形態では、第一の壁パネル21と対向するように配置される前板部30となっている。以下では、手摺り本体3を前板部30として説明する。手摺り14が前板部30を有することにより、後述する棚部5に載置された物品が落ち難くなる。
前板部30は、使用者により掛けられる下方への荷重を受けられるように、固定部4で第一の壁パネル21に固定される。このため、前板部30は荷重受け部として形成されている。前板部30は、例えば、使用者が前板部30の上端部を掴み椅子から立ち上がるときにおける、下方へ押す荷重を受けることができる。
また、前板部30は、本実施形態では、中空状となっており、その内部の後面に沿ってC型のチャンネル材が配置される。
前板部30は、第一の壁パネル21の左右方向を長手方向とし、第一の壁パネル21の上下方向を短手方向とする、長尺な板状に形成される。前板部30は、本実施形態では、第一の壁パネル21の壁面13aにおいて、幅方向の全長に亘って設けられるが、長手方向の長さは限定されない。
前板部30は、例えば、図3Aに示すように使用者が座椅子から立ち上がるときや、図3Bに示すように洗い場11から浴槽12へ移動するとき、図3Cに示すように浴槽12内に座るとき、等の動作をサポートする。
前板部30は、手摺りとしての機能を有するが、表面を化粧板として壁部13の表面に合わせることができるため、浴室1内の意匠性を損ない難い。
また、図2Aに示すように、本実施形態の後面(前板部30の第一の壁パネル21側の面)の上端部には、前記上端部を手で掴んだ際に指が引っ掛かり、手が前記上端部から抜けないように引掛け部31が設けられる。引掛け部31は、少なくとも前板部30の後面の上端部に設けられていればよく、前板部30の後面及び前面の両方に設けられてもよい。
引掛け部31は、他の部分よりも大きく形成された膨大部32であることが好ましい。なお、引掛け部31は、前板部30の後面の上端部において、前面側に凹没した溝部(図示せず)であってもよい。
膨大部32は、前板部30の後面部の上端部に長手方向の全長に亘って形成される。膨大部32は、前板部30の後面部の上端部において、後方向に突出して形成される。膨大部32は、図2Aに示すように、その上面部が前板部30の後面部の上端から後方に行く程下方に位置するように傾斜し、その後面部が傾斜先端から下方に垂下している。膨大部32は、その下面部が垂下した先端から前方に行く程上方に位置するように傾斜した傾斜部31aとなる。
前板部30を掴んだ使用者の指が掛かる部分を上記したような傾斜部31aとすることで、膨大部32を伝ってきた洗剤が、使用者の指が掛かる部分の表面に伝って行き難くなる。これにより、前板部30の上端部を掴んだ使用者の指が滑り難くなり、前板部30の上端部から使用者の手が抜けてしまい難くなる。また、傾斜部31aを粗面化してもよい。この場合も、前板部30の上端部を掴んだ使用者の指が滑り難くなり、前板部30の上端部から使用者の手が抜けてしまい難くなる。
前板部30は、壁部13の内、浴槽12と洗い場11に跨って設置される壁パネル2(本実施形態では第一の壁パネル21)において、浴槽12と洗い場11に跨って設けられることが好ましい。これにより、洗い場11から浴槽12、浴槽12から洗い場11への移動を前板部30でサポートすることができる。
固定部4は、図2A,図2Bに示すように、壁部13の壁面13aに固定される壁側連結部41と、前板部30の後面に固定され壁側連結部41と連結する手摺り側連結部44と、を有する。固定部4は、本実施形態では、第一の壁パネル21に三組設置されているが、その数は限定されない。
壁側連結部41は、本実施形態では、第一の壁パネル21に固定される。壁側連結部41は、壁側連結部41を壁面13aに固定するための工具が壁側連結部41の内部に挿入され易くするため、図4に示すように、壁面13aに相対する方向に視て略コ字状となっている。壁側連結部41は、本実施形態では、前方向と右方向に開口しており、左側の側面が略平面となっている。なお、壁側連結部41は、前方向と左方向に開口し、右側の側面が略平面となってもよく、特に限定されない。
また、壁側連結部41の下面部42には、図2A,図4に示すように、手摺り側連結部44を連結させる固定具71が締められるねじ孔42aが形成される。壁側連結部41は、壁側に設けられる固定面部43を有する。固定面部43には、固定具70が挿通し、固定具70の螺子部よりも大きく形成された調整孔43aが形成される。
調整孔43aの大きさは、壁側連結部41の壁面13aに対する固定具70による固定が緩い仮固定であるとき、調整孔43aの範囲内で壁側連結部41を動かせ、且つ固定具70の頭部が入らない程度である。調整孔43aは、本実施形態では、左右方向に長い長孔となっているが、その形状は特に限定されない。
手摺り側連結部44は、図2A,図2Bに示すように、有底角筒状となっている。手摺り側連結部44は、後方向に開口している。手摺り側連結部44は、前板部30側に設けられ前板部30に固定するために固定具72を挿通させる挿通孔46aが設けられた固定面部46を有する。手摺り側連結部44の下面部45には、壁側連結部41の下面部42に設けられたねじ孔42aと連通し固定具71が挿入される挿通孔45aが形成される。
手摺り側連結部44は、本実施形態では、前板部30とは別体で設けられるが、前板部30と一体に設けられてもよく、限定されない。また、手摺り側連結部44は、施工現場ではなく、工場での製造時に前板部30に固定されてもよいし、施工現場で固定されてもよい。
固定部4では、図2Aに示すように、壁側連結部41が手摺り側連結部44の内部に挿入される。そして、固定具71が手摺り側連結部44の下面部45の挿通孔45aから挿入され、壁側連結部41の下面部42のねじ孔42aに締められることにより、壁側連結部41と手摺り側連結部44とが連結される。ここで、手摺り側連結部44の下面部45には水が付着し難いので、挿通孔45aから壁側連結部41と手摺り側連結部44との間に水が浸入し難い。
上記したように、固定部4は壁側連結部41と手摺り側連結部44に分かれており、夫々を壁部13又は前板部30に固定し、夫々を連結させて第一の壁パネル21に前板部30が固定される。そのため、前板部30を壁部13に強固に固定して、前板部30が使用者から与えられた荷重を受けることができるようになり、浴室1内での使用者の動作をサポートすることができる。
また、手摺り14は、図1,図5Aに示すように、前板部30と壁面13aとの間に形成される収納スペース14aに配置される棚部5を有する。棚部5は、本実施形態では、収納スペース14aに二つ配置されるが、その数は特に限定されない。棚部5は、三組配置されている固定部4における、左側の固定部4と中央の固定部4との間、中央の固定部4と右側の固定部4との間の収納スペース14aに配置される。
棚部5は、物品が載置される載置部51と、載置部51を着脱自在に支持する支持部6と、を有する。
載置部51は、図1,図5A,図5Bに示すように、前後方向に長い縦線材52と、左右方向に長い横線材53と、を有する。縦線材52と横線材53は、同一平面上に位置するため、載置部51は平らな形状となる。棚部5を構成する縦線材52と横線材53は、ステンレス等の金属で形成される。載置部51は、本実施形態では、三本の縦線材52と七本の横線材53を有しているが、縦線材52と横線材53の数は特に限定されない。また、載置部51では、横線材53の方が縦線材52よりも長く形成される。
載置部51の長手方向の長さは、浴槽12の短手方向における浴槽12の内壁間の最大距離よりも長いことが好ましい。これにより、載置部51は、図1に示すように、長手方向の両端部が、浴槽12の短手方向における、フランジ部12aの一端側と他端側に載置できる。このとき、載置部51により、浴槽12に物品を置く場所を確保することができる。例えば、この架け渡した載置部51には、ボトルを置いたり、本を置いたり、防水仕様の小型テレビを置いたりすることができる。
載置部51は、図5A,図5Bに示すように、第一の壁パネル21と前板部30の後面に固定された複数の支持部6に載置される。支持部6は、左側の固定部4と中央の固定部4との間において、第一の壁パネル21に二個、前板部30に二個配置される。さらに、支持部6は、中央の固定部4と右側の固定部4との間において、第一の壁パネル21に二個、前板部30に二個配置される。これらの支持部6は、載置部51が水平に載置されるように同一水平面上に位置して固定される。また、それぞれの支持部6は、載置部51の長手方向の両端部が載置されるように配置される。支持部6は、本実施形態では、合計八個配置されるが、その数は限定されない。
支持部6は、図5Bに示すように、横線材53が設置され固定具73,74が挿入される挿入孔61aを有する円筒状の設置部61と、設置部61の一方の端部に設けられ隣り合う横線材53の隙間に入り込む拡径部62と、を有する。
第一の壁パネル21に固定される支持部6では、拡径部62が設けられる側とは反対側の設置部61の端部を第一の壁パネル21の壁面13aに接触させ、挿入孔61aに固定具73を挿入して、支持部6が第一の壁パネル21に固定される。
また、前板部30に固定される支持部6では、拡径部62が設けられる側とは反対側の設置部61の端部を前板部30の後面に接触させ、挿入孔61aに固定具74を挿入して、支持部6が前板部30に固定される。ここで、支持部6の前板部30への固定では、前板部30内部のチャンネル材に固定具74が締めつけられることにより、支持部6とチャンネル材とで前板部30の後面部を挟み込んでいる。
上記のように固定された支持部6に載置部51を、図5Bに示すように載置する。載置部51は、着脱自在に支持部6に載置される。左側の固定部4と中央の固定部4との間に設けられた支持部6に載置された載置部51では、左右方向の移動を左側の固定部4と中央の固定部4とにより制限される。また、中央の固定部4と右側の固定部4との間に設けられた支持部6に載置された載置部51では、左右方向の移動を中央の固定部4と右側の固定部4とにより制限される。そして、前方向への移動を第一の壁パネル21に固定された支持部6の拡径部62と前板部30の後面によって制限される。さらに、後方向への移動を前板部30に固定された支持部6の拡径部62と第一の壁パネル21によって制限される。このように、載置部51の前後左右方向の移動を制限することで、載置部51が支持部6から外れて落下することを防止する。
上記した構成を備える手摺り14の壁面13aへの設置方法について以下に記載する。
作業者は、複数の手摺り側連結部44を前板部30の後面に長手方向に配置する。作業者は、挿通孔46aに固定具72を挿入しそれぞれの手摺り側連結部44を固定する。
作業者は、複数の壁側連結部41を、第一の壁パネル21の壁面13aの手摺り側連結部44に概ね対応する位置に配置する。作業者は、調整孔43aに固定具70を挿入し、壁側連結部41を調整孔43aの範囲内で動ける位置調節可能な状態で第一の壁パネル21に壁側連結部41を仮固定する。
作業者は、それぞれの手摺り側連結部44の開口を下方に向けることで、前板部30の後面を下方に向け、さらに引掛け部31を前側に位置させ、壁面13aへの設置予定位置の上側に仮配置する。
作業者は、仮配置した前板部30をいずれかの壁側連結部41の上面に載置する。このとき、作業者は、必要であれば、前板部30を左右方向に動かし、いずれかの壁側連結部41の側面をいずれかの手摺り側連結部44の側面の内の左側の略平面となっている面に当接させる。
作業者は、図6に示すように、それぞれの壁側連結部41の上面を、前板部30の下端面に当接させる。
さらに、作業者は、それぞれの壁側連結部41の側面の内の左側の略平面となっている面を、それぞれの手摺り側連結部44の側面に当接させる。
作業者は、その状態の壁側連結部41を壁面13aに固定具70をさらに締め付けて本固定する。
作業者は、前板部30を取外し、第一の壁パネル21において、複数の支持部6をそれぞれの壁側連結部41の間の所定位置に配置し固定する。さらに、作業者は、前板部30において、複数の支持部6をそれぞれの手摺り側連結部44の間の所定位置に配置し固定する。
作業者は、それぞれの手摺り側連結部44の内部へ対応するそれぞれの壁側連結部41を挿入する。作業者は、壁側連結部41の下面部42のねじ孔42aと手摺り側連結部44の下面部45の挿通孔45aとを連通させる。作業者は、固定具71を挿通孔45aに挿入して、ねじ孔42aに締めつけることにより、壁側連結部41と手摺り側連結部44とを連結させる。
作業者は、それぞれの固定部4の間に配置された支持部6の設置部61に、棚部5を設置する。
このような作業により、本実施形態の手摺り14が第一の壁パネル21に設置される。また、他の壁パネル2についても同様の方法で、手摺り14を設置できる。
本実施形態の手摺り14の設置方法では、手摺り側連結部44と壁側連結部41の位置決めが容易であり且つ精度良く連結できる。このとき、壁側連結部41を治具として使用して位置決めを行うので、位置決めの精度を向上させることができる。そして、壁側連結部41と手摺り側連結部44とが精度よく位置決めをされて、壁側連結部41と手摺り側連結部44とが連結されるので、壁面13aに対する手摺り14の固定強度の低下を抑制できる。
上記した構成を備えた手摺り14は、以下のような方法で壁面13aに設置される。
手摺り14は、手摺り本体3と、手摺り本体3に設けられて壁面13aに固定される複数の固定部4と、を備える。固定部4が、手摺り本体3の長手方向に複数設けられる手摺り側連結部44と、壁面13aに設けられて対応する手摺り側連結部44と連結される複数の壁側連結部41と、を有する。作業者は、手摺り本体3の壁面13aを向く裏面側に長手方向に複数の手摺り側連結部44を設ける。作業者は、壁側連結部41を、壁面13aの手摺り側連結部44に概ね対応する位置に位置調節可能な状態で仮固定する。作業者は、手摺り本体3の壁面13a側の端部を下方に向けて壁面13aへの設置予定位置の上側に仮配置する。作業者は、壁側連結部41の上面を、仮配置した手摺り本体3の下面に当接させ、且つ、壁側連結部41の側面を、仮配置した手摺り側連結部44の側面に当接させて、壁側連結部41を壁面13aに本固定する。作業者は、手摺り本体3の手摺り側連結部44を壁面13aに固定された壁側連結部41に連結することを特徴とする。
これにより、手摺り側連結部44と壁側連結部41の位置決めが容易であり且つ精度良く連結できる。
また、壁面13aに固定した壁側連結部41を正面から視たときの形状が、コ字状であることを特徴とすることが好ましい。
これにより、開口があることで工具が挿入し易くなり、作業者が壁側連結部41を壁面13aに固定し易くなる。
1 浴室
13 壁部
13a 壁面
14 手摺り
2 壁パネル
3 手摺り本体
30 前板部
4 固定部
41 壁側連結部
44 手摺り側連結部
5 棚部
6 支持部

Claims (2)

  1. 手摺り本体と、前記手摺り本体に設けられて壁面に固定される複数の固定部と、を備え、
    前記固定部が、前記手摺り本体の長手方向に複数設けられる手摺り側連結部と、前記壁面に設けられて対応する前記手摺り側連結部と連結される複数の壁側連結部と、を有する手摺りの設置方法であって、
    前記手摺り本体の前記壁面を向く裏面側に長手方向に複数の前記手摺り側連結部を設け、
    前記壁側連結部を、前記壁面の前記手摺り側連結部に概ね対応する位置に位置調節可能な状態で仮固定し、
    前記手摺り本体の壁面側の端部を下方に向けて前記壁面への設置予定位置の上側に仮配置し、
    前記壁側連結部の上面を、仮配置した前記手摺り本体の下面に当接させ、且つ、前記壁側連結部の側面を、仮配置した前記手摺り側連結部の側面に当接させて、前記壁側連結部を前記壁面に本固定し、
    前記手摺り本体の前記手摺り側連結部を前記壁面に固定された前記壁側連結部に連結することを特徴とする手摺りの設置方法。
  2. 前記壁面に固定した前記壁側連結部を、前記壁面に相対する方向から視たときの形状が、コ字状であることを特徴とする請求項1に記載の手摺りの設置方法。
JP2014230617A 2014-11-13 2014-11-13 手摺りの設置方法 Active JP6410175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014230617A JP6410175B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 手摺りの設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014230617A JP6410175B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 手摺りの設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016094726A JP2016094726A (ja) 2016-05-26
JP6410175B2 true JP6410175B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=56070730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014230617A Active JP6410175B2 (ja) 2014-11-13 2014-11-13 手摺りの設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6410175B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7165539B2 (ja) * 2018-08-31 2022-11-04 株式会社Lixil 手すりおよび浴室ユニット
JP7261549B2 (ja) * 2018-08-31 2023-04-20 株式会社Lixil 手すりおよび浴室ユニット
JP2020033795A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社Lixil 浴室ユニット

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557634Y2 (ja) * 1974-07-30 1980-02-20
JP2001081929A (ja) * 1999-09-14 2001-03-27 Enomoto Co Ltd 手摺の取付構造
JP3979593B2 (ja) * 2003-01-16 2007-09-19 株式会社カイダー・ベースボード工業 フラット手すりとその取付け方法
JP4233436B2 (ja) * 2003-11-26 2009-03-04 三菱電機株式会社 手摺およびその固定方法
JP5095267B2 (ja) * 2007-05-28 2012-12-12 住装テック株式会社 手摺ブラケット
JP4793743B1 (ja) * 2011-02-22 2011-10-12 株式会社カイダー・ベースボード工業 ブラケット一体型手摺
JP6162550B2 (ja) * 2013-09-09 2017-07-12 朝日ウッドテック株式会社 木質系手摺の取付構造および取付方法
JP2015052238A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 朝日ウッドテック株式会社 木質系手摺の端部連結構造
JP6284761B2 (ja) * 2013-12-13 2018-02-28 住装テック株式会社 手摺の取付け構造および手摺の取付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016094726A (ja) 2016-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6410175B2 (ja) 手摺りの設置方法
JP6384771B2 (ja) 便器の設置方法
JP6473620B2 (ja) ユニットルーム構成部材に対し被取付物を取り付ける取付具および取付構造
JP6629067B2 (ja) 吊構造、及び振れ止め装置
JP6697725B2 (ja) 浴室
JP2016093276A (ja) 浴室収納棚及び浴室収納棚が設置された浴室
JP5052529B2 (ja) キッチン用具を掛けるバーのための固定装置
JP6770819B2 (ja) キャビネット
JP2008215046A (ja) 浴室ユニット
JP5061684B2 (ja) 配管カバーの取付構造
JP6635416B2 (ja) レール支持用ブラケット、レール装置およびアウトセット戸装置
JP7190287B2 (ja) 洗面化粧台用の補強部材及び洗面化粧台の設置方法
JP3194773U (ja) 便座取付装置
JP6797474B2 (ja) 浴室用カウンター
JP6221353B2 (ja) 天板付家具
KR101061285B1 (ko) 벽걸이 조립 구조체
KR20150002228U (ko) 욕실용 선반브래킷 및 이를 구비한 욕실용품 지지용 브래킷 조립체
JP2018089116A (ja) 取付機構
KR100777620B1 (ko) 건축물의 천정판 시공장치
JP7068786B2 (ja) パネル固定具
JP2021196033A (ja) 配管保持具
JP2010253068A (ja) 収納棚付き鏡取付け枠
JP2006144451A (ja) 手すり取付金物及び手すり付きカウンター
JP6231891B2 (ja) シャワーフック
JP5625738B2 (ja) 手摺りの取り付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170209

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180914

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6410175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151