JP2018089116A - 取付機構 - Google Patents

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JP2018089116A JP2016235314A JP2016235314A JP2018089116A JP 2018089116 A JP2018089116 A JP 2018089116A JP 2016235314 A JP2016235314 A JP 2016235314A JP 2016235314 A JP2016235314 A JP 2016235314A JP 2018089116 A JP2018089116 A JP 2018089116A
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徳治 高山
Tokuji Takayama
徳治 高山
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Abstract

【課題】背部を座部から取り外すことができ、しかも、座部をもって椅子を移動させることもできる、座部に背部を取り付ける取付機構を提供する。
【解決手段】取付機構は、座部3に対し略垂直になるように取り付けられたL字金具7と、背部5に設けられた、L字金具7を挿抜可能な挿抜孔52と、挿抜孔52内に設けられた少なくとも2本の略平行な突起部54であって、L字金具7の挿抜孔52への挿抜方向に沿って長尺状に形成された突起部54と、L字金具7のうち、挿抜孔52への差し込み方向の中央部分であって、挿抜孔52に差し込んだときに、突起部54に対向する面に設けられた摩擦具74と、を備える部分である。そして、この取付機構では、挿抜孔52が、摩擦具74が設けられたL字金具7を、嵌挿可能な大きさに形成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、座部に、背部を取り付ける取付機構に関する。
椅子の座部に背部を取り付ける場合、座部にL字金具の一辺を固定し、背部にこのL字金具の他の一辺を嵌挿可能な挿抜孔を設けておき、L字金具の他の一辺を挿抜孔に挿入し、挿抜孔が設けられた部分の外側からネジを螺入させて背部をL字金具に固定している。その後、背部にはクッション等が取り付けられ、ネジを螺入させた部分が覆い隠される。
この座部と背部とをL字金具で固定させた椅子は、例えば、パチンコ等の遊技場の椅子や、食堂の椅子、学校の椅子、待合室の椅子等として用いられている。
しかし、パチンコ店では、椅子越しに遊技機の清掃やメンテ作業をせねばならないことがあり、その場合、椅子の背部が邪魔であった。そのため、背部を座部から取り外し可能に構成することも考えられる。
ところが、パチンコ店では店内の設備が頻繁に入れ替えられ、そのとき椅子が邪魔になる。そのため、椅子を移動させたい場面が生ずるが、そのとき、椅子の背部が座部から取り外せてしまうと、いちいち座部を持って椅子を移動せねばならず手間であった。
そこで本発明は、背部を座部から取り外すことができ、しかも、座部をもって椅子を移動させることもできる、座部に背部を取り付ける取付機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る取付機構は、座部に、背部を取り付ける取付機構であって、前記座部又は前記背部に対し略垂直になるように取り付けられた取付金具と、前記取付金具が取り付けられていない側の前記座部又は前記背部に設けられた、前記取付金具を挿抜可能な挿抜孔と、前記挿抜孔内に設けられた少なくとも2本の略平行な突起部であって、前記取付金具の前記挿抜孔への挿抜方向に沿って長尺状に形成された突起部と、前記取付金具のうち、前記挿抜孔への差し込み方向の中央部分であって、前記挿抜孔に差し込んだときに、前記突起部に対向する面に設けられた摩擦部と、を備え、前記挿抜孔は、前記摩擦部が設けられた前記取付金具を、嵌挿可能な大きさに形成されている。
本発明の取付機構は、摩擦部を備える取付金具を挿抜孔に挿入すれば、摩擦部を備える取付金具が挿抜孔に嵌挿される。しかも、挿抜孔内には突起部が設けられており、摩擦部は、挿抜孔の内壁面とは主には触れず、突起部と主に接触するだけなので、取付金具を挿抜孔に挿入するときの摩擦部と挿抜孔との摩擦は小さくて済む。そのため、本発明の取付機構を採用した椅子は、背部を座部から取り付けることも取り外すこともスムーズに行うことができる。
また、本発明の取付機構は、摩擦部が、挿抜孔への差し込み方向の中央部分に設置されているので、取付金具が挿抜孔の中で傾こうとすると、取付金具が、挿抜孔の中で、摩擦部を支点に曲がる力が働き、挿抜孔の内壁面に強く押し付けられる。一方、背部を持って椅子を移動させるため背部をつり上げると、座部と背部とがくの字に傾くので、取付金具が挿抜孔内で傾こうとする。つまり、本発明の取付機構を採用した椅子は、背部を持ち上げれば、取付金具が挿抜孔の中で挿抜孔に内壁面に強く押し付けられるので、座部とともに持ち上げることができる。
したがって、本発明の取付機構が採用された椅子を用いると、背部を座部から取り外すことができるので、背部を座部から外せば、椅子越しに行う作業の邪魔にならず、また、椅子を移動するときには、背部が座部から外れないので、座部を持って椅子を移動させることができる。
次に、請求項2に記載したように、突起部の幅は、4mm〜8mmであってもよい。特に、請求項3に記載したように、突起部の幅は、約6mmであってもよい。突起幅をこれらの幅にすると、取付金具を挿抜孔に対してスムーズに挿抜でき、しかも、取付金具を挿抜孔に挿入したとき、取付金具が挿抜孔に対して確実に嵌挿される。
尚、請求項4に記載したように、取付金具としては、L字金具を用いてもよい。
また、請求項5に記載したように、摩擦部は、プラスチックダンボールで形成されていてもよい。
本実施形態の取付機構を備える椅子の正面図、背面図、及び、右側面図である。 本実施形態の取付機構を備える椅子の座部に、L字金具を取り付けたものの正面図及び右側面図である。 (a)本実施形態の取付機構を備える椅子の背部の底面図である。(b)図3中の3B−3B断面図である(図1(b)中の3b−3bラインで切った断面図である)。 (a)L字金具の側面図である。(b)図3(b)に対応する図で、L字金具を挿入した様子を示す図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の取付機構を備える椅子1は、図1に示すように、座部3と、背部5とを備えている。
座部3は、10cm程度の厚みを有するものであり、底面から脚部40が延設されていて、脚部40の遊端側には円盤状の土台42が取り付けられている。この土台42によって、椅子1は安定的に床面上に設置される。
背部5は、板形状に形成されており、座部3の背面側の側面を覆う位置(図1(b)参照)から、座部3とは反対側にやや傾斜しながら、座部3の上方側にかって延設されている。背部5の正面には、クッション59がネジ等により背部5に取り付けられている。
座部3のうち背部5で覆われる側面側には、図2に示すように、背部5を座部3に取り付けるためのL字金具7が取り付けられている。このL字金具7は座部3には固定されている。
背部5は、図1(b)に示すように、背部5の中央から下方に向かって延びる、他の部分よりも厚みのある厚手部50が形成されている。
この厚手部50は、図3に示すように、背部5の底面側から厚手部50の延設方向に沿って形成された挿抜孔52が形成されている。この挿抜孔52は、座部3に固定されたL字金具7が挿抜可能な大きさの孔である。
挿抜孔52内には、少なくとも2本の略平行な突起部であって、L字金具7の挿抜孔52への挿抜方向に沿って長尺状に形成された突起部54が形成されている。突起部54の幅は、約6mmである。
L字金具7は、図4に示すように、座部3に固定される辺側70よりも、背部5に挿抜される辺側72のほうが長尺状に形成されている。L字金具7の長尺状の辺側72の長手方向中央には、幅一杯に貼り付け可能な摩擦具74が貼り付けられている。この摩擦具74はプラスチックダンボールで形成されている。
本実施形態の取付機構は、座部3に対し略垂直になるように取り付けられたL字金具7と、背部5に設けられた、L字金具7を挿抜可能な挿抜孔52と、挿抜孔52内に設けられた少なくとも2本の略平行な突起部54であって、L字金具7の挿抜孔52への挿抜方向に沿って長尺状に形成された突起部54と、L字金具7のうち、挿抜孔52への差し込み方向の中央部分であって、挿抜孔52に差し込んだときに、突起部54に対向する面に設けられた摩擦具74と、を備える部分である。そして、本実施形態の取付機構では、挿抜孔52が、摩擦具74が設けられたL字金具7を、嵌挿可能な大きさに形成されている。
本実施形態の取付機構は、摩擦具74を備えるL字金具7を挿抜孔に挿入すれば、摩擦具74を備えるL字金具7が挿抜孔52に嵌挿される。しかも、挿抜孔52内には突起部54が設けられており、摩擦具74は、挿抜孔52の内壁面とは主には触れず、突起部54と主に接触するだけなので、L字金具7を挿抜孔52に挿入するときの摩擦具74と挿抜孔52との摩擦は小さくて済む。そのため、本実施形態の取付機構を採用した椅子1は、挿抜方向に沿って挿抜孔52とL字金具7とを相対的に移動させれば、背部5を座部3から取り付けることも取り外すこともスムーズに行うことができる。
また、本実施形態の取付機構は、摩擦具74が、挿抜孔52への差し込み方向の中央部分に設置されているので、L字金具7が挿抜孔52の中で傾こうとすると、L字金具7が、挿抜孔52の中で、摩擦具74を支点に曲がる力が働き、挿抜孔52の内壁面に強く押し付けられる。一方、背部5を持って椅子を移動させるため背部5をつり上げると、座部3と背部5とがくの字に傾くので、L字金具7が挿抜孔52内で傾こうとする。つまり、本発明の取付機構を採用した椅子は、背部を持ち上げれば、L字金具7が挿抜孔52の中で挿抜孔52に内壁面に強く押し付けられるので、座部とともに持ち上げることができる。
したがって、本実施形態の取付機構が採用された椅子1を用いると、背部5を座部3から取り外すことができるので、背部5を座部3から外せば、椅子1越しに行う作業の邪魔にならず、また、椅子1を移動するときには、背部5が座部3から外れないので、座部3を持って椅子を移動させることができる。
本実施形態の椅子1は、背部5を座部3に固定するためのナット、ボルト、ビス等、具体的にはL字金具7を背部5に固定するためのナット等が不要になる。
本実施形態の椅子1は、背部5を座部3に固定するためのナット、ボルト、ビス等が不要なので組み立て工程の時間を短縮できる。
本実施形態の椅子1は、背部5を座部3から取り外せるので、背部5を取り外せば、災害時に頭を守る盾として使うことができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、特許請求の範囲に記載された発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(1)上記実施形態では、椅子1にL字金具7を固定したが、背部5にL字金具7を固定してもよい。この場合、挿抜孔52を座部3に設けてもよい。
(2)上記実施形態では、突起部54を2つ設けたが、3つあるいはそれ以上設けてもよい。
(3)上記実施形態では、本発明の取付金具に対応する構成としてL字金具7を用いたが、L字金具7に限るものではない。
(4)上記実施形態では、摩擦具74としてプラスチックダンボールを用いたが、これに限るものではない。
(5)本発明の各構成要素は概念的なものであり、上記実施形態に限定されない。例えば、1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
1…椅子、3…座部、5…背部、7…L字金具、40…脚部、42…土台、
50…厚手部、52…挿抜孔、54…突起部、59…クッション、74…摩擦具。

Claims (5)

  1. 座部に、背部を取り付ける取付機構であって、
    前記座部又は前記背部に対し略垂直になるように取り付けられた取付金具と、
    前記取付金具が取り付けられていない側の前記座部又は前記背部に設けられた、前記取付金具を挿抜可能な挿抜孔と、
    前記挿抜孔内に設けられた少なくとも2本の略平行な突起部であって、前記取付金具の前記挿抜孔への挿抜方向に沿って長尺状に形成された突起部と、
    前記取付金具のうち、前記挿抜孔への差し込み方向の中央部分であって、前記挿抜孔に差し込んだときに、前記突起部に対向する面に設けられた摩擦部と、
    を備え、
    前記挿抜孔は、
    前記摩擦部が設けられた前記取付金具を、嵌挿可能な大きさに形成されている
    ことを特徴とする取付機構。
  2. 請求項1に記載の取付機構において、
    前記突起部の幅は、4mm〜8mmであることを特徴とする取付機構。
  3. 請求項2に記載の取付機構において、
    前記突起部の幅は、約6mmであることを特徴とする取付機構。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の取付機構において、
    前記取付金具は、L字金具であることを特徴とする取付機構。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の取付機構において、
    前記摩擦部は、プラスチックダンボールで形成されていることを特徴とする取付機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020062120A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 株式会社シンユーテック 椅子

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