JP5321054B2 - 机のサイドパネル取付装置 - Google Patents

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本発明は、机のサイドパネル取付装置に係わり、更に詳しくは天板の後部に沿ってフロントパネルが設置された机においてサイドパネルを取付ける構造に関するものである。
従来から、天板の後端に沿ってフロントパネルを立設したパネル付きデスク、あるいは独立したデスクを前後に背面を合わせて側方へ列設したデスク配置、又は共通の脚部材で前後に天板を支持するとともに、側方へ次々に連結した構造のデスク列において、前後の天板間にフロントパネルを立設した構造は公知である。そして、これらのフロントパネルを有するデスクシステムにおいて、前述のフロントパネルとともにサイドパネルを天板上に立設して、前後左右の区画を行うことも公知である。ここで、サイドパネルの取付構造についても各種の構造が提案されている。
特許文献1には、フロントパネルの両側部に形成した上下の係止穴に、サイドパネルの後端に取付けた後部連結金具の係止爪を係合するとともに、サイドパネルの前端下部を天板の前縁にクランプ構造の前部連結金具で取付けている。この取付構造では、フロントパネルに形成した係止穴の位置に、サイドパネルの取付位置が限定されるので、自由な区画ができないといった不都合がある。
特許文献2には、サイドパネルの端部をフロントパネルのパネル面に突き合わせ、サイドパネルの少なくとも2箇所に設定した受圧部とフロントパネルの対応部位との間を、これらに着脱可能に係り合わせた第1の緊締機構によって前記端部を前記パネル面に押し付ける方向に緊締するとともに、サイドパネルの前記端部と直交する直交端部を同時に天板の上面に突き合わせ、サイドパネルのうち前記受圧部からフロントパネルとは反対側へ変位した部位に設定した受圧部と天板の対応部位との間を、これらに着脱可能に係り合わせた第2の緊締機構によって前記直交端部を前記天板の上面に押し付ける方向に緊締するように構成したことを特徴とするパネル連結構造が記載されている。ここで、第1の緊締機構及び第2の緊締機構として、ネジで天板の前端部を上下から挟持するクランプ機構が例示され、何れもフロントパネル及び天板の左右方向任意の位置で取付けることができる構造である。
また、特許文献3には、天板の前後縁を前後一対のクランプ体で挟持して天板上に連結体を固定し、この連結体の上からサイドパネルの下端に沿って設けた装着溝が嵌るように被せて立起状態に保持する構造で、机の左右方向の任意の位置にサイドパネルを取付けることができる取付装置が開示されている。この場合、前記クランプ体の大部分と連結体は装着溝内に隠れた状態となる。
しかし、特許文献2に記載の構造は、フロントパネルの上下縁が開放されていることを前提としているので、フロントパネルが天板下から立ち上がった構造のものには適用することができない。更に、第1の緊締機構及び第2の緊締機構の大部分が露出するので、外観性を損なうことになる。また、特許文献3に記載の構造は、外観性に優れているものの、サイドパネルの下部のみを支持しているので、支持強度が低く、背の高い目隠し効果に優れたサイドパネルを安定に支持することはできない。
特開2008−073467号公報 特開2008−119412号公報 特開2001−145526号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天板の後部に沿ってフロントパネルが設置されているとともに、該フロントパネルの前面側に沿って配線ダクトが設けられた机において、左右方向の任意の位置にサイドパネルを取付けることができるとともに、サイドパネルの支持強度が高く、しかも外観性にも優れた机のサイドパネル取付装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、天板の後部に沿って前面上縁にハンギング溝を有するフロントパネルが立設され、該フロントパネルの前面側に沿って設けた配線ダクト内に前記天板の後端が位置するとともに、該天板の後部下面が前記配線ダクトに連通した構造の机において、前記フロントパネルと略同一高さのサイドパネルを前記天板の左右任意の位置で前記フロントパネルと直角に取付けるにあたり、前記フロントパネルのハンギング溝に上部連結具のフックを係止するとともに、移動規制具でハンギング溝に対してフックを固定し、該上部連結具の前方へ延びた連結片をサイドパネルの後部上面にネジ止めする一方、下部保持具の基体を配線ダクト内に位置させ、該基体の一端部に屈曲形成した第1屈曲片を前記天板の後部下面にネジ止めし、該基体の他端部に屈曲形成した第2屈曲片を天板より上方へ突出させ、該第2屈曲片を前記サイドパネルの下端面に沿って設けた凹溝内の後部に係合し、更に天板の前縁を包持する側面視略コ字形の前部連結具の一方の固定片を前記サイドパネルの下端面前部の凹溝内にネジ止めし、他方の取付片を天板の下面にネジ止めすることを特徴とする机のサイドパネル取付装置を構成した(請求項1)。
そして、前記ハンギング溝は開口溝の上下に係止縁を有し、前記上部連結具のフックを下方係止縁に係止し、前記移動規制具は中央下側に形成した切欠部に前記上部連結具のフックを係合するとともに、ハンギング溝の上下係止縁に同時に係止した状態で両側に螺合したネジの先端をハンギング溝の内壁に圧接して移動不能に固定することが好ましい(請求項2)。
ここで、前記サイドパネルは、本体パネルの上端にアルミ押出し型材からなる中空のレール部材が取付けられ、該レール部材の端部において上板部を切り欠いて開口部を形成し、該開口部に臨む下板部を本体パネルの上面にネジ止めするとともに、合成樹脂製の上部端キャップの化粧板でレール部材の端部を覆い且つ該化粧板から延びた嵌合部を前記開口部に充填して嵌合し、前記上部連結具の連結片を前記レール部材の下板部に重ねて同時に本体パネルにネジ止めしてなることがより好ましい(請求項3)。
また、前記下部保持具の基体は、偏平な正面視クランク状であり、水平な横板部の右端部に下方へ延びた縦板部を有するとともに、左端部に上方へ延びた縦板部を有し、右側の縦板部の下端を前方へ屈曲して第1屈曲片を形成するとともに、左側の縦板部の上端を後方へ屈曲して第2屈曲片を形成し、第1屈曲片には先端側に通孔を有する水平片と基部側に下方へ突出した突部を有し、第2屈曲片には先端側に通孔を有する水平片と基部側に上方へ突出した突部を有し、第1屈曲片の水平片を前記天板の後部下面にネジ止めするとともに、第2屈曲片の突部を前記サイドパネルの下端面の凹溝内に係合してなることも好ましい(請求項4)。
また、前記前部連結具は、上部の固定片と下部の取付片を有する側面視略コ字形であり、前記固定片に通孔を形成するとともに、前記取付片に前記通孔の直下に該通孔よりも横幅が広い前後に延びた長孔を形成し、前記固定片を前記サイドパネルの下端面前部の凹溝内に嵌合するとともに、通孔に通したネジを前記長孔から差し入れたドライバーで回してサイドパネルの下端に螺合し、その状態で前部連結具を前記天板の前縁部に前方から嵌合し、前記取付片の長孔に通したネジを天板の下面に螺合してなることも好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の机のサイドパネル取付装置は、サイドパネルの後端上部を上部連結具と移動規制具でフロントパネルの前面上縁のハンギング溝に連結するとともに、サイドパネルの下端前部を前部連結具で天板の前縁部に連結し、更にサイドパネルの下端後部に天板の後部に取付けた下部保持具が係合して左右の移動を規制して取付け、これら3点でサイドパネルを支持するので、支持強度が高く、また左右方向の取付位置に関しては上部連結具、下部保持具及び前部連結具は天板下面に形成する螺孔の位置に応じて変更可能であり、左右方向の任意の位置にサイドパネルを取付けることができる。
請求項2によれば、前記ハンギング溝は開口溝の上下に係止縁を有し、前記上部連結具のフックを下方係止縁に係止し、前記移動規制具は中央下側に形成した切欠部に前記上部連結具のフックを係合するとともに、ハンギング溝の上下係止縁に同時に係止した状態で両側に螺合したネジの先端をハンギング溝の内壁に圧接して移動不能に固定するので、ハンギング溝の長手方向の任意の位置に上部連結具を移動不能に簡単に取付けることができる。
請求項3によれば、前記サイドパネルは、本体パネルの上端にアルミ押出し型材からなる中空のレール部材が取付けられ、該レール部材の端部において上板部を切り欠いて開口部を形成し、該開口部に臨む下板部を本体パネルの上面にネジ止めするとともに、合成樹脂製の上部端キャップの化粧板でレール部材の端部を覆い且つ該化粧板から延びた嵌合部を前記開口部に充填して嵌合し、前記上部連結具の連結片を前記レール部材の下板部に重ねて同時に本体パネルにネジ止めしてなるので、上部連結具のフックをフロントパネルのハンギング溝に連結した状態で、前方へ延びた上部連結具の連結片をサイドパネルの上端のレール部材の下板部に重ねて本体パネルにネジ止めし、上部端キャップを装着した後には上部連結具と移動規制具は隠れてしまうので外観性に優れている。
請求項4によれば、前記下部保持具の基体は、偏平な正面視クランク状であり、水平な横板部の右端部に下方へ延びた縦板部を有するとともに、左端部に上方へ延びた縦板部を有し、右側の縦板部の下端を前方へ屈曲して第1屈曲片を形成するとともに、左側の縦板部の上端を後方へ屈曲して第2屈曲片を形成し、第1屈曲片には先端側に通孔を有する水平片と基部側に下方へ突出した突部を有し、第2屈曲片には先端側に通孔を有する水平片と基部側に上方へ突出した突部を有し、第1屈曲片の水平片を前記天板の後部下面にネジ止めするとともに、第2屈曲片の突部を前記サイドパネルの下端面の凹溝内に係合してなるので、サイドパネルの下端後部の左右方向への変位を確実に規制することができ、また下部保持具は配線ダクト内に隠れているので外観性に優れ、また下部保持具は上下反転させることにより左右どちらの端部にも取付けること取付けることができ、サイドパネルを天板の側端に沿わせて取付けることができる。
請求項5によれば、前記前部連結具は、上部の固定片と下部の取付片を有する側面視略コ字形であり、前記固定片に通孔を形成するとともに、前記取付片に前記通孔の直下に該通孔よりも横幅が広い前後に延びた長孔を形成し、前記固定片を前記サイドパネルの下端面前部の凹溝内に嵌合するとともに、通孔に通したネジを前記長孔から差し入れたドライバーで回してサイドパネルの下端に螺合し、その状態で前部連結具を前記天板の前縁部に前方から嵌合し、前記取付片の長孔に通したネジを天板の下面に螺合してなるので、前部連結具の固定片をサイドパネルの下端前部にネジ止めする作業が簡単であり、また取付片を天板の前縁部下面にネジ止めする作業も容易である。この前部連結具は一部が天板前縁部に露出するが、天板前縁部を包持する形状であるので、突出部が少なく、また目立たないので外観性を損なうことはないのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る机を示し、図2〜図12は各部の詳細を示し、図中符号1は天板、2はフロントパネル、3は配線ダクト、4はサイドパネル、5は上部連結具、6は移動規制具、7は下部保持具、8は前部連結具をそれぞれ示している。
本実施形態の机は、図1(a)に示すように、天板1の後部に沿って前面上縁にハンギング溝9を有するフロントパネル2が立設され、該フロントパネル2の前面側に沿って設けた配線ダクト3内に前記天板1の後端が位置するとともに、該天板1の後部下面が前記配線ダクト3に連通した構造である。そして、図1(b)に示すように、サイドパネル4を天板1の上面で前記フロントパネル2に対して直角に、上部連結具5、移動規制具6、下部保持具7及び前部連結具8を用いて3点で支持している。
更に詳しくは、前記フロントパネル2と略同一高さのサイドパネル4を前記天板1の左右任意の位置で前記フロントパネル2と直角に取付けるにあたり、前記フロントパネル2のハンギング溝9に上部連結具5のフック10を係止するとともに、移動規制具6でハンギング溝9に対してフック10を固定し、該上部連結具5の前方へ延びた連結片11をサイドパネル4の後部上面にネジ止めする一方、下部保持具7の基体12を配線ダクト3内に位置させ、該基体12の一端部に屈曲形成した第1屈曲片13を前記天板1の後部下面14にネジ止めし、該基体12の他端部に屈曲形成した第2屈曲片15を天板1より上方へ突出させ、該第2屈曲片15を前記サイドパネル4の下端面に沿って設けた凹溝16内の後部に係合し、更に天板1の前縁を包持する側面視略コ字形の前部連結具8の一方の固定片17を前記サイドパネル4の下端面前部の凹溝16内にネジ止めし、他方の取付片18を天板1の下面14にネジ止めするのである。
尚、前記天板1が木質系の材料の場合、前記下部保持具7及び前部連結具8をネジ止めする下面14の所定位置に、予めオニメナットを埋設しておくことが望ましい。前記天板1がスチール製の場合には、前後の補強部材にタッピンネジを螺合する下穴を設けておくことが望ましい。次に、各部の詳細を順に説明する。
前記フロントパネル2とサイドパネル4の本体パネル19の上端には、図3〜図6に示すように、アルミ押出し型材からなる中空のレール部材20が取付けられ、該レール部材20の端部において上板部21を切り欠いて開口部23を形成し、該開口部23に臨む下板部22を本体パネル19の上面にネジ止めするとともに、合成樹脂製の上部端キャップ24の化粧板25でレール部材20の端部を覆い且つ該化粧板25から延びた嵌合部26を前記開口部23に充填して嵌合するようになっている。そして、前記レール部材20の両側面には、前記ハンギング溝9,9が形成されている。
前記ハンギング溝9は、図4に示すように、開口溝27の上下に係止縁28,29を有し、前記上部連結具5のフック10を下方係止縁29に係止し、前記移動規制具6は中央下側に形成した切欠部30に前記上部連結具5のフック10を係合するとともに、ハンギング溝9の上下係止縁28,29に同時に係止した状態で両側に螺合したネジ31,31の先端をハンギング溝9の内壁32に圧接して移動不能に固定する。
実際の作業は、図5に示すように、前記フロントパネル2とサイドパネル4の上部端キャップ24を外した後、フロントパネル2に設けたレール部材20のハンギング溝9の端部から、前記上部連結具5のフック10に移動規制具6の切欠部30を係合させた状態で挿入し、所定位置までスライドさせ、該移動規制具6に螺合したネジ31,31をねじ込んで、その先端をハンギング溝9の内壁32に圧接する。それから、前記サイドパネル4の上端にレール部材20を取付けていたネジ33,33を外した状態で、前記上部連結具5の前方へ向いた連結片11をサイドパネル4のレール部材20の下板部22上面に重なるように挿入し、外していた前記ネジ33,33を連結片11の通孔34,34に通して前記レール部材20の下板部22といっしょに再度本体パネル19に螺合する。それから、両レール部材20,20の端部にそれぞれ上部端キャップ24,24を嵌着する。
尚、前記フロントパネル2とサイドパネル4の本体パネル19の両側面には、アルミ押出し型材からなる側カバー部材35,35が取付けられており、該側カバー部材35の中空部に前記上部端キャップ24の化粧板25の下端に突設した係合片36,36を上方から係合させて抜止めを図る。
次に、前記下部保持具7を用いてサイドパネル4の下端後部を支持する構造を図7〜図9に基づいて説明する。前記下部保持具7の基体12は、偏平な正面視クランク状であり、水平な横板部12Aの右端部に下方へ延びた縦板部12Bを有するとともに、左端部に上方へ延びた縦板部12Cを有し、右側の縦板部12Bの下端を前方へ屈曲して第1屈曲片13を形成するとともに、左側の縦板部12Cの上端を後方へ屈曲して第2屈曲片15を形成し、第1屈曲片13には先端側に通孔37を有する水平片38と基部側に下方へ突出した突部39を有し、第2屈曲片15には同様に先端側に通孔37を有する水平片38と基部側に上方へ突出した突部39を有し、第1屈曲片13の水平片38を前記天板1の後部下面14にネジ40で取付けるとともに、第2屈曲片15の突部39を前記サイドパネルの下端面の凹溝16内に係合し、サイドパネル4の左右の変位を規制している。
ここで、前記サイドパネル4の本体パネル19の下端面には、アルミ押出し型材からなる下カバー部材41がネジ42,42で取付けられている。前記下カバー部材41には、下面に解放した凹溝16が形成されてあり、該下カバー部材41の両端部には、図9及び図11に示すように、前記凹溝16を利用して合成樹脂製の下部端キャップ43を嵌着している。前記下部端キャップ43は、該下部端キャップ43の端部と前記側カバー部材35の下端部を覆うコーナー化粧部44と該コーナー化粧部44から延び前記凹溝16に嵌入する装着部45とからなり、該装着部45に形成した通孔46に、前記ネジ42を挿通して取付けている。
また、前記前部連結具8は、図10〜図12に示すように、上部の固定片17と下部の取付片18を有する側面視略コ字形であり、前記固定片17に通孔47を形成するとともに、前記取付片18に前記通孔47の直下に該通孔47よりも横幅が広い前後に延びた長孔48を形成したものである。そして、図11に示すように、前記下部端キャップ43を外し、その代わりに前記コーナー化粧部44に相当するスペーサー49を下カバー部材41の端部に嵌合する。このスペーサー49には、前記凹溝16に連続する凹部50が形成され、前記前部連結具8の固定片17を受け入れることができるようになっている。
ここで、前記前部連結具8の固定片17の横幅は、前記取付片18を含むその他の部分よりも狭く、段部51が形成されている。そして、前記固定片17を前記サイドパネルの下端面に取付けた下カバー部材41の凹溝16の前部とスペーサー49の凹部50に嵌合するとともに、段部51をスペーサー49に当接した状態で、通孔47に通したネジ52を前記長孔48から差し入れたドライバーで回してサイドパネル4の下端に螺合してセットする。それから、前記前部連結具8を前記天板1の前縁部に前方から嵌合し、前記取付片18の長孔48に通したネジ53を天板1の下面14に螺合する。
実際にサイドパネル4を取付ける際には、前記上部連結具5をハンギング溝9に取付けて連結片11を前方へ向け、前記下部保持具7を天板1の後部に取付けて第2屈曲片15の突部39を配線ダクト3から天板1の上面より高い位置に設定する一方、サイドパネル4の上端後部の上部端キャップ24を外し、下端前部に前記前部連結具8を取付けた状態で、前記サイドパネル4の後部をやや持ち上げて後部の下部端キャップ43が下部保持具7の突部39を通過する位置まで後方へ移動させ、同時に前記上部連結具5の連結片11をレール部材20の内部に受け入れるとともに、前記前部連結具8の取付片18を天板1の下面14へ進入させ、それからサイドパネル4の下端凹溝16を前記突部39に係合し、サイドパネル4の後端が前記フロントパネル2の前面に当接し、あるいは接近した状態で前記連結片11をネジ止めするとともに、前記取付片18を天板1の下面14にネジ止めし、そしてサイドパネル4の上端後部に上部端キャップ24を装着するのである。尚、前記連結片11をレール部材20の下板部22上面に重なるように取付けた場合には、前記上部端キャップ24の化粧板25の下端には、該連結片11を逃がす凹部を形成したものを用いる。
前記下部保持具7を天板1の後部下面14にネジ40で取付けるための螺孔と、前記前部連結具8を天板1の前部下面14にネジ53で取付けるための螺孔は、天板1の下面14に予め左右方向に複数箇所にオニメナットを埋設して設けておくことができる。その場合には、オニメナットの位置に応じてサイドパネル4の取付位置を変更することができる。また、天板1に直接木ネジやタッピンネジで螺合できる場合には、サイドパネル4の取付位置を任意に設定できる。
本発明に係る机を示し、(a)はフロントパネルを有する机の斜視図、(b)はフロントパネルに直角にサイドパネルを取付けた机の斜視図である。 サイドパネルを取付ける構造を示す分解斜視図である。 サイドパネルの後端上部の連結構造を示す部分拡大斜視図である。 フロントパネルのハンギング溝に上部連結具を移動規制具で固定して取付けた状態の側面図である。 フロントパネルのハンギング溝、上部連結具及び移動規制具の関係を示す分解斜視図である。 同じく上部連結具を移動規制具でフロントパネルのハンギング溝に固定した状態の斜視図である。 サイドパネルの下端後部を下部保持具で支持した状態の部分拡大斜視図である。 同じくサイドパネルの下端後部を下部保持具で支持した状態の部分縦断正面図である。 同じくサイドパネルの下端後部を下部保持具で支持した状態の部分縦断側面図である。 サイドパネルの下端前部を前部連結具で天板の前縁部に連結した状態の部分拡大斜視図である。 サイドパネルの下端に設けた下カバー部材と下部端キャップとの関係を示す分解斜視図である。 サイドパネルの下端前部に前部連結具を取付ける構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 天板、 2 フロントパネル、
3 配線ダクト、 4 サイドパネル、
5 上部連結具、 6 移動規制具、
7 下部保持具、 8 前部連結具、
9 ハンギング溝、 10 フック、
11 連結片、 12 基体、
12A 横板部、 12B 縦板部、
12C 縦板部、 13 第1屈曲片、
14 下面、 15 第2屈曲片、
16 凹溝、 17 固定片、
18 取付片、 19 本体パネル、
20 レール部材、 21 上板部、
22 下板部、 23 開口部、
24 上部端キャップ、 25 化粧板、
26 嵌合部、 27 開口溝、
28 上方係止縁、 29 下方係止縁、
30 切欠部、 31 ネジ、
32 内壁、 33 ネジ、
34 通孔、 35 側カバー部材、
36 係合片、 37 通孔、
38 水平片、 39 突部、
40 ネジ、 41 下カバー部材、
42 ネジ、 43 下部端キャップ、
44 コーナー化粧部、 45 装着部、
46 通孔、 47 通孔、
48 長孔、 49 スペーサー、
50 凹部、 51 段部、
52 ネジ、 53 ネジ。

Claims (5)

  1. 天板の後部に沿って前面上縁にハンギング溝を有するフロントパネルが立設され、該フロントパネルの前面側に沿って設けた配線ダクト内に前記天板の後端が位置するとともに、該天板の後部下面が前記配線ダクトに連通した構造の机において、前記フロントパネルと略同一高さのサイドパネルを前記天板の左右任意の位置で前記フロントパネルと直角に取付けるにあたり、前記フロントパネルのハンギング溝に上部連結具のフックを係止するとともに、移動規制具でハンギング溝に対してフックを固定し、該上部連結具の前方へ延びた連結片をサイドパネルの後部上面にネジ止めする一方、下部保持具の基体を配線ダクト内に位置させ、該基体の一端部に屈曲形成した第1屈曲片を前記天板の後部下面にネジ止めし、該基体の他端部に屈曲形成した第2屈曲片を天板より上方へ突出させ、該第2屈曲片を前記サイドパネルの下端面に沿って設けた凹溝内の後部に係合し、更に天板の前縁を包持する側面視略コ字形の前部連結具の一方の固定片を前記サイドパネルの下端面前部の凹溝内にネジ止めし、他方の取付片を天板の下面にネジ止めすることを特徴とする机のサイドパネル取付装置。
  2. 前記ハンギング溝は開口溝の上下に係止縁を有し、前記上部連結具のフックを下方係止縁に係止し、前記移動規制具は中央下側に形成した切欠部に前記上部連結具のフックを係合するとともに、ハンギング溝の上下係止縁に同時に係止した状態で両側に螺合したネジの先端をハンギング溝の内壁に圧接して移動不能に固定する請求項1記載の机のサイドパネル取付装置。
  3. 前記サイドパネルは、本体パネルの上端にアルミ押出し型材からなる中空のレール部材が取付けられ、該レール部材の端部において上板部を切り欠いて開口部を形成し、該開口部に臨む下板部を本体パネルの上面にネジ止めするとともに、合成樹脂製の上部端キャップの化粧板でレール部材の端部を覆い且つ該化粧板から延びた嵌合部を前記開口部に充填して嵌合し、前記上部連結具の連結片を前記レール部材の下板部に重ねて同時に本体パネルにネジ止めしてなる請求項1又は2記載の机のサイドパネル取付装置。
  4. 前記下部保持具の基体は、偏平な正面視クランク状であり、水平な横板部の右端部に下方へ延びた縦板部を有するとともに、左端部に上方へ延びた縦板部を有し、右側の縦板部の下端を前方へ屈曲して第1屈曲片を形成するとともに、左側の縦板部の上端を後方へ屈曲して第2屈曲片を形成し、第1屈曲片には先端側に通孔を有する水平片と基部側に下方へ突出した突部を有し、第2屈曲片には先端側に通孔を有する水平片と基部側に上方へ突出した突部を有し、第1屈曲片の水平片を前記天板の後部下面にネジ止めするとともに、第2屈曲片の突部を前記サイドパネルの下端面の凹溝内に係合してなる請求項1〜3何れかに記載の机のサイドパネル取付装置。
  5. 前記前部連結具は、上部の固定片と下部の取付片を有する側面視略コ字形であり、前記固定片に通孔を形成するとともに、前記取付片に前記通孔の直下に該通孔よりも横幅が広い前後に延びた長孔を形成し、前記固定片を前記サイドパネルの下端面前部の凹溝内に嵌合するとともに、通孔に通したネジを前記長孔から差し入れたドライバーで回してサイドパネルの下端に螺合し、その状態で前部連結具を前記天板の前縁部に前方から嵌合し、前記取付片の長孔に通したネジを天板の下面に螺合してなる請求項1〜4何れかに記載の机のサイドパネル取付装置。
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