JP4274066B2 - 机上パネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、机上パネル装置に係わり、更に詳しくは机天板の上方に立設して左右の空間を仕切るための机上パネル装置に関するものである。
従来から、机の天板の上位であって、背面側にフロントパネルを立設し、側面側にサイドパネルを立設することは公知である。また、机を背面合せに設置するとともに、側方へ複数設置する島置き態様の机、あるいは左右に長尺の天板を個人用のスペースに仕切って使用する机において、前後の机天板の境界部にフロントパネルを立設して共通の目隠しパネルとして利用するとともに、机天板の側端部及び左右天板の境界部あるいは長尺の天板の中間部にサイドパネルを立設すること、この際にフロントパネルと連結することも公知である。
特許文献1には、机上パネルを立設する構造として、机の天板の上面に立設されるフロントパネルとサイドパネルの端部にそれぞれ縁材を取付けるとともに、前記縁材におけるパネルの長手方向端面と、さらにパネルの長手方向左右両側に係合溝を上下方向に形成するとともに、前記対向する係合溝間に、断面が前記係合溝とほぼ一致し、かつ長さ方向に均一な係合片同士を、それぞれ反対向きに連結した連結部材を、これら係合片が前記係合溝に各々係合されるように上方から挿入することにより、隣接する前記サイドパネルとフロントパネルとを連結する構造が開示されている。ここで、前記連結部材は、係合片を一方向に2つ、反対方向に2つ有している。そのため、端部にサイドパネルを取付ける際には、フロントパネルの側端の縁材端面とサイドパネルの外側面を略面一にすることができるとともに、左右に配置した机の天板の境界部にサイドパネルを取付ける際には、境界線にサイドパネルの中心線を一致させることができるのである。また、前記連結部材は左右のフロントパネルの縁材同士を連結するためにも利用できる。
しかし、前述の特許文献1に記載のものは、フロントパネルの両側端とサイドパネルの後端に同一断面形状の縁材を装着し、しかも連結部材を必須とする構成であるので、部品点数が多く、しかも縁材や連結部材が複雑であるのでコスト高であるとともに、左右フロントパネルの境界線あるいは机天板の境界線にサイドパネルの中心線を一致させて取付けることができる点は、パネル厚が厚いことによって成立しているものであり、更にフロントパネルを下端縁材に突設した取付片の突部を天板の穴部に嵌入して立設するので、天板上が狭くなるといった欠点も有している。
特許第3477060号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、机天板の後縁に沿ってフロントパネルを取付けている机において、フロントパネルの両側端縁を支持する支柱を利用して机天板の上面の側縁に沿ってサイドパネルを立設することができるとともに、左右フロントパネルの境界線あるいは左右に配置した机天板の天板境界線に沿ってサイドパネルを簡単に立設することができる机上パネル装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、机の天板の後縁に沿って立設するフロントパネルの両側端縁を、該天板の後部に垂設した支柱で支持するとともに、前記フロントパネルの端部側あるいは左右に連続して配置した両フロントパネル間の中間部にサイドパネルを立設してなる机上パネル装置であって、前記支柱は、上下全長にわたって、左右一端側に前記フロントパネルの側端縁を嵌合する第1係合溝を形成するとともに、左右他端側の中央部に突出部を形成し、更に前後両端側に前記サイドパネルを後端縁を嵌合し得る第2係合溝を形成したものであり、左右のサイドパネルをそれぞれ支持する両支柱の突出部を向き合わせた状態で形成される両支柱間の縦溝に前記サイドパネルの後端縁を嵌合して立起状態に保持してなる机上パネル装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記支柱の突出部内に連結溝を形成し、両支柱の連結溝に断面略H字形の連結部材の両係合部を上下方向から同時に係合して両支柱を連結してなることが好ましい(請求項2)。
また、前記支柱の突出部は、内部に前記連結溝を形成すべく、支柱の端面中心から離れた位置から一対の傾斜片を突出接近する方向に形成したものであるとより好ましい(請求項3)。
そして、前記支柱の上端にキャップを嵌着し、前記支柱の第1係合溝に嵌合した前記フロントパネルの上縁端部に形成した凹部及び前記第2係合溝に嵌合した前記サイドパネルの上縁端部に形成した凹部にそれぞれ上方から係合する係合爪を前記キャップの下面に突設してなることも好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の机上パネル装置は、フロントパネルの両側端縁を第1係合溝に嵌合して立起状態に支持する支柱を利用し、左右端部に位置するフロントパネルの端部側において天板上にサイドパネルを立起状態に支持するには、端部側の支柱の第2係合溝にサイドパネルを後端縁を嵌合し、また左右の連続して配置した両フロントパネル間の中間部にサイドパネルを立起状態に支持するには、左右のフロントパネルの側端縁をそれぞれ支持する両支柱の間に形成される縦溝にサイドパネルの後端縁を嵌合するとともに、該サイドパネルの後端縁を両支柱の前記突出部に当止するので、サイトパネルの装着作業が容易であるとともに、両フロントパネル間の中間部にサイドパネルを立設するのに特別な部材を必要としないのである。ここで、前後に天板を有する机で、前後天板間にフロントパネルを立設し、その連設部の中間部の前後にサイドパネルをそれぞれ立設すると、前記支柱は両サイドパネルで支持されるので前後に揺らいで傾く恐れが全くないのである。
請求項2によれば、左右のフロントパネル間に位置する両支柱の突出部内に形成した連結溝に断面略H字形の連結部材の両係合部を上下方向から同時に係合して支柱同士を強固に連結することができ、支柱が左右方向に揺れ傾いて支柱の第1係合溝からフロントパネルの側端縁が抜ける恐れがなく、また支柱間に形成された縦溝内にサイドパネルの後端縁を確実に嵌合した状態を維持することができるのである。
請求項3によれば、支柱の突出部が一対の傾斜片で外形が形成されるので、指が触れても傷付く恐れがなく、また左右端部に位置するフロントパネルの端部側に位置する支柱の突出部は、机の側面側に露出するが、外観的にも全く問題がないのである。
請求項4によれば、支柱の第1係合溝にフロントパネルの側端縁を嵌合し、第2係合縁にサイドパネルの後端縁を嵌合した状態で、該支柱の上端にキャップを上方から嵌着すると、その下面に突設した係合爪が、フロントパネルの上縁端部に形成した凹部とサイドパネルの上縁端部に形成した凹部にそれぞれ係合するので、フロントパネルとサイドパネルが支柱から外れる恐れが全くないのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る机上パネル装置を適用した机の全体斜視図、図2及び図3は端部の支持構造を示し、図4及び図5は中間部の支持構造を示し、図6は支持状態の縦断面図を示し、図中1は天板、2は脚部、3は支柱、4はフロントパネル、5はサイドパネル、6はキャップ、7は支持具をそれぞれ示している。
本実施形態の机は、両端部に門型の脚部2,2を配し、両脚部2,2と中間部に設けた脚部2とで前後に所定の間隔を設けて長尺の天板1,1を支持し、両天板1,1の間に配線ダクト8を設け、前後の天板1,1の中間位置に所定間隔で前記支柱3,…を立設し、一対の支柱3,3で前記フロントパネル4の両側端縁を支持して立設するともに、端部に位置する支柱3を使用して端部側のサイドパネル5の後端縁を支持して立起し、また中間部では左右のフロントパネル4,4を支持する一対の接近した支柱3,3を使用してサイドパネル5の後端縁を支持して立起し、更に前記サイドパネル5,…の前端部は支持具7によってそれぞれ天板1の前端部に支持するのである。
前記支柱3は、図3に示すように、アルミニウム製の押出し型材から形成され、上下全長にわたって、左右一端側に前記フロントパネル4の側端縁を嵌合する第1係合溝9を形成するとともに、左右他端側の中央部に突出部10を形成し、更に前後両端側に前記サイドパネル5を後端縁を嵌合し得る第2係合溝11,11を形成したものである。更に、前記支柱3の突出部10内に連結溝12を形成し、図4及び図5に示すように、両支柱3,3の連結溝12,12に断面略H字形の連結部材13の両係合部14,14を上下方向から同時に係合して両支柱3,3を連結できるようにしている。更に詳しくは、前記支柱3の突出部10は、内部に前記連結溝12を形成すべく、支柱3の端面15中心から離れた位置から一対の傾斜片16,16を突出接近する方向に形成したものである。
前記フロントパネル4及びサイドパネル5は、半透明状のアクリル樹脂等の合成樹脂板からなり、フロントパネル4は長方形であり、サイドパネル5は、後端縁が垂直縁で前方下方へ緩やかに湾曲した形状を有している。そして、前記フロントパネル4は、その上縁両端部に凹部17,17を形成している。また、前記サイドパネル5は、その上縁後端部に凹部18を形成するとともに、前記配線ダクト8に相当する部分は円弧状の切欠部19を形成し、また下縁前端部には前記支持具7を用いて支持するための通孔20,20を前後に所定間隔をおいて形成している。
前記キャップ6は、合成樹脂製であり、前記支柱3の上端に嵌着できる形状となっており、また該キャップ6を支柱3の上端に嵌着した際に、前記フロントパネル4の凹部17と前記サイドパネル5の凹部18にそれぞれ上方から係合する係合爪21,21を突設している。従って、前記フロントパネル4の側端縁を前記支柱3の第1係合溝9に嵌合し、前記サイドパネル5の後端縁を前記支柱3の第2係合溝11に嵌合するとともに、該支柱3の上端に前記キャップ6を嵌着すると、係合爪21,21がそれぞれ凹部17,18に係合して、該支柱3からフロントパネル4及びサイドパネル5が抜けて外れることがなくなる。
そして、前記フロントパネル4は、その両側端縁を支柱3,3の第1係合溝9,9に嵌合して立起状態に支持し、左右に複数立設するにはこの構成を単位とし、左右のフロントパネル4,4の隣接する支柱3,3同士を、その両連結溝12,12に上方から連結部材13の両係合部14,14を係合して強固に連結するのである。また、図2及び図3に示すように、左右端部に位置するフロントパネル4の端部側において天板1上にサイドパネル5を立起状態に支持するには、端部側の支柱3の第2係合溝11にサイドパネル5を後端縁を嵌合し、該支柱3の上端にキャップ6を嵌着し、またサイドパネル5の前端部は支持具7によって前記天板1の前端部に支持するのである。一方、左右の連続して配置した両フロントパネル4,4間の中間部にサイドパネル5を立起状態に支持するには、図4及び図5に示すように、左右のフロントパネル4,4の側端縁をそれぞれ支持する両支柱3,3の間に形成される縦溝22にサイドパネル5の後端縁を嵌合するとともに、該サイドパネル5の後端縁を両支柱3,3の前記突出部10,10に当止する。つまり、左右のフロントパネル4,4をそれぞれ支持する両支柱3,3の突出部10,10を向き合わせた状態で、両支柱3,3間に縦溝22が形成され、この縦溝22に前記サイドパネル5の後端縁を嵌合して立起状態に保持するのである。尚、中間部のサイドパネル5の前端部も前記同様に前記支持具7にて天板1の前端部に支持するのである。
次に、図2、図4、図6及び図7に示すように、前記支柱3を天板1の後部に垂設する構造及び配線ダクト8の構造を説明する。前記配線ダクト8は、前後に背面合せに配した天板1,1の後端間に配線ダクト用開口部23を形成し、該開口部23内で左右に間隔を隔てて一対の受け具24,24を両天板1,1間に渡設して取付けるとともに、両受け具24で前記開口部23を覆う配線カバー25の両端部を支持して構成している。更に、前記受け具24には上面が天板1の上面と略面一で前記天板1の後端縁と直交する方向の第1受け部26と、該第1受け部26の内側に段落ちして形成した第2受け部27を備え、前記配線カバー25の端部を前記第2受け部26に載支した状態で該配線カバー25の上面が前記天板1の上面と略面一になるようにしている。
更に具体的には、前記受け具24の第2受け部26に合成樹脂製の係合部28を設け、該係合部28に前記配線カバー25の端部をしている。また、前記受け具24の第1受け部26に係合穴29を設け、該係合穴29に前記支柱3の下端に突設した軸部30を嵌入して垂設している。ここで、前記係合穴29は内部が筒状になっており、前記支柱3の軸部30に外嵌したOリング等の弾性パッキン31によってガタつきのない嵌合状態を実現している。
また、前記配線カバー25は、中央部の支持部材32と、該支持部材32の前後両側縁に上下回動可能に連結した第1カバー体33と、該第1カバー体33の遊端縁に止着し前記天板1の後端との隙間を埋める第2カバー体34とから構成され、前記支持部材32の両端部を前記受け具24の第2受け部26に突設した前記係合部28にそれぞれ嵌合して支持している。
そして、本実施形態では、前記フロントパネル4の下端縁に嵌着した補強枠35の下端を、前記配線カバー25の支持部材32の上面中央に沿って形成した凹溝36に嵌合してあり、該フロントパネル4の板厚が薄い合成樹脂板で長尺であっても前後の撓みを防止することができる。
また、前記支持具7を、図2、図8〜図10に基づいて説明する。前記支持具7は、前記天板1の前端部に締着するクランプ部37と、該クランプ部37によって天板1の上面に立起された一対の支持板38,38と、該支持板38,38のそれぞれ装着するカバー39,39とから構成されている。前記サイドパネル5の前端部は、前記支持板38,38の間に挟み込み、前記通孔20を利用して両支持板38,38の取付孔40,40にボルト41を貫通させナット42で螺合し、そして前記支持板38の両端部に段折り状に形成した係止片43,43に合成樹脂製の前記カバー39の両端部を上方からスライド係合させて取付けるのである。尚、前記サイドパネル5の前端部には二つの通孔20,20を形成したが、これはフロントパネル4として板厚の厚いパネルを使用したり、それに応じて支柱の形状も変更した場合、サイドパネル5を立起する位置が前後にずれるため、その場合にも共通して使用できるようにするためである。
また、図11及び図12には、前記支柱3の他の実施形態を示している。これらは、何れも連結溝12を設けないものであり、前記突出部10の形状のみが前述の実施形態と異なるものである。つまり、図11に示した支柱3の突出部10は、断面コ字形の突台を突設して形成したものである。また、図12に示した支柱3の突出部10は、平行な二条のリブを突設して形成したものである。そして、一対の支柱3,3を隣接して垂設した場合、突出部10,10同士が接触、若しくは若干隙間が開いた状態で、前記支柱3の端面15と突出部10とで、明確な縦溝22を形成し、前記サイドパネル5の後端縁を確実に当止できるようにしたものである。
次に、更に前記配線カバー25とフロントパネル4との関係を図13〜図16に基づいて詳細に説明する。
前後方向に対向配置された天板1,1の後端縁1c,1cには配線ダクト用開口部23が形成されており、この開口部23には、左右に間隔を隔てた一対の受け具24,21及び配線カバー25が配設されている。受け具24は、パーツの例として示したフロントパネル4を支持すると共に、配線カバー25も支持することができるものである。また、配線カバー25は、机の天板1の後部下側に配設される後述する配線ダクトの上側を覆うものであり、天板1の左右方向の略全長にわたって設けられている。
図14及び図15は、受け具24及び配線カバー25の構成を示す説明図であり、図14は側断面図、図15は配線カバーの開閉動作を示す側断面図である。なお、図15(a)はカバー体を閉じた状態を、図15(b)はカバー体を開いた状態を示している。
受け具24は、机の天板1の反使用側である後端部に取付けられるものであり、天板1の上面1aと略面一の上面26aが形成された第1受け部26と、天板1の上面1aよりも下がった、第1受け部26から天板1の後端縁1cに沿う方向にずらした位置に、天板1の上面1aと略平行な上面27aが形成された第2受け部27とが設けられている。なお、図13に示すように、天板1の左右端の受け具24は、第2受け部27側と反対側の側面26bが天板1の側面1bと略面一となるように配置される。このように、受け具24の第1受け部26の上面26aが天板1の上面1aと略面一であると共に、天板1の左右端の受け具の前記側面26bが天板1の側面1bと略面一であるため、フロントパネル4等のパーツの有無にかかわらず、図13のように外観がすっきりとした印象を保っており、意匠性を損なうことがない。
第1受け部26にはフロントパネル4の下部に設けられた軸部30と係合する係合穴29が設けられており、第2受け部27には配線カバー25の支持部材32と係合する係合部28が設けられている。ここで、受け具24の係合部28は例えばポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又はABS等の樹脂の射出成形により製作され、他の部分は例えば鋼材による板金加工等により製作される。なお、係合部28は、例えばねじにより第2受け部27に着脱可能に固定される。
配線カバー25は、机の天板1の反使用側である後端縁1cに沿って設けられるものであり、受け具24の第2受け部27の係合部28に係合する支持部材32、該支持部材32の支持部36(図15参照。)に係合して、該支持部材32により天板1の後端縁1cと略平行な水平軸Oまわりに回動可能に支持される第1カバー体33、該第1カバー体33に連結される第2カバー体34、第1カバー体33の天板1の後端縁1c方向の両側端(第1カバー体33の左右端)に装着されるサイドキャップ35,35により構成される。
ここで、支持部材32及び第1カバー体33は、例えばアルミニウム合金による押出し加工等により製作される。なお、第1カバー体33は、硬質の合成樹脂等により製作してもよいが、配線カバーの開閉動作の長期にわたる信頼性及び第1カバー体33の長尺形状を考慮すると、アルミニウム合金による押出し加工等により製作するのが好ましい。また、第2カバー体34は合成ゴム又はエラストマー等の軟質材により形成され、サイドキャップ35はポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又はABS等の合成樹脂により形成される。サイドキャップ35は金属製とすることもできるが、後述するカバー体の位置を保持する保持手段としての機能を考慮すると、弾性変形しやすい合成樹脂製とするのが好ましい。
配線カバー25の支持部材32は、その上面32aが天板1の上面1aと略面一に形成されていると共に、天板1の後端縁1cと所定距離を隔てた位置に、該後端縁1cと略平行に設けられている。また、カバー体(第1カバー体33及び第2カバー体34)を閉じた状態では、カバー体の上面(第1カバー体33の上面33a及び第2カバー体34の上面34a)が天板1の上面1aと略面一に水平となる。このような構成により、フロントパネル4等のパーツの有無にかかわらず、図13のように外観がすっきりとした印象を保っており、意匠性を損なうことがない。
支持部材32は、受け具24の係合部28により支持される構成に限定されるものではなく、支持部材32を、天板1の後端縁1cと所定距離を隔てた位置に、該後端縁1cと略平行に位置させるように支持されるものであればよい。例えば、配線カバーの支持部材自体を天板1の後端部に固定する構成であってもよい。
図7、図14及び図15に示すように、支持部材32の下部には、左右方向に延びる前後の係合板32b,32bが設けられており、該係合板32bが第2受け部27の係合部28の挟持片28a,28b間の隙間28cに係合して確実に支持される。該係合部28は、その上面が天板1の上面1aよりも低く形成されており、天板1の上面1aから露出しないと共に、配線カバー25を付けた状態で該配線カバー25の上面(支持部材32の上面32a、第1カバー体33の上面33a及び第2カバー体34の上面34a)が天板1の上面1aと略面一に形成されるため、意匠性を向上することができる。また、図15に示すように、支持部材32の前後には支持部36,36が設けられており、該支持部36には、天板1の後端縁1cと略平行な水平軸Oを中心とする内側及び外側の円弧状側面37及び38が形成されており、該円弧状側面38には凹部38a及び38bが形成されている。
第1カバー体33には、前記支持部材32の円弧状側面37に略外接する外接面39a、前記支持部材32の円弧状側面38に略外接する外接面39b、及び、前記水平軸Oを中心とする、外接面39bよりも外側の円弧状側面39cが形成されている。したがって、第1カバー体33は、支持部材32により前記水平軸Oまわりに回動可能に安定かつ確実に支持されるため、長期にわたり当該回動動作の高い信頼性が確保される。なお、第1カバー体33は支持部材32の係合部36に対して左右方向にスライドさせながら組み付けられるものであり、使用時において、第1カバー体33が支持部材32から脱落することはない。
第2カバー体34は、係合凸部34b及びカバー部34cからなり、係合凸部34bを第1カバー体33の係合凹部33bに係合させることにより、第1カバー体33と一体化する。そして、第2カバー体34のカバー部34cを合成ゴム又はエラストマー等とすることにより、第2カバー体34が変形しやすいため、天板1側から後述する配線ダクトへの配線をした状態において、カバー体(第1カバー体33及び第2カバー体34)を閉じても、カバー体の上面(第1カバー体33の上面33a及び第2カバー体34の上面34a)の水平状態が保たれやすくなっている。また、第2カバー体34により天板1とカバー体との隙間をなくすことができるため配線ダクト内へのペン等の落下を抑制することができる。さらに、第2カバー体34を外してカバー体を第1カバー体33のみとすれば、天板1側から配線ダクトへの配線がしやすくなると共に配線量を増大することができる。
第1カバー体33に装着される合成樹脂製のサイドキャップ35には、第1カバー体33の円弧状側面39cに略外接する外接面40及び、支持部材32の支持部36の円弧状側面38に形成された凹部38a及び38bに弾性的に係合する凸部41が形成されている。したがって、図14及び図15(b)に示すように、カバー体(第1カバー体33及び第2カバー体34)を開いて、該カバー体が上方に略垂直となった状態において、サイドキャップ35の凸部41が支持部材32の支持部36の凹部38aに弾性的に係合して、該カバー体の位置が保持される。この場合、前記フロントパネル4として厚さの厚いクロス張りのものを用いても、該フロントパネル4が装着される位置は、前記支持部材32の幅内であるので、該フロントパネル4に何ら影響されずに両側のカバー体(第1カバー体33及び第2カバー体34)を開閉することができる。
このように、サイドキャップ35に設けた凸部41及び支持部材32に設けた凹部38aが、カバー体を開いて該カバー体が上方に略垂直となった状態において、該カバー体の位置を保持する保持手段として機能する。このような構成によれば、前記保持手段を簡易かつ低コストにて構成することができる。なお、サイドキャップ35を設けずに、サイドキャップ35に形成した凸部41と同様の機能を有する、凹部38a及び38bに弾性的に係合する部分を第1カバー体33と一体に形成してもよい。
前記保持手段の保持力は凸部41及び凹部38aの大きさ及び形状並びにサイドキャップ35の材質等によるものであるが、例えば、図4における凸部41の左右方向の長さBを調整することにより、該保持力を容易に調整することができる。このように保持力を調整された、カバー体の位置を保持する保持手段を設けることにより、カバー体の開閉(図15の矢印C参照。)を容易に行うことができると共に、カバー体を開いた状態で安定かつ確実にカバー体の位置が保持されるため、後述する配線ダクトを利用する配線の収納及びコンセントの配設等の作業を容易に行うことができる。
また、図15(a)に示すように、カバー体を閉じて、該カバー体の上面が略水平となった状態において、サイドキャップ35の凸部41が支持部材32の支持部36の凹部38bに弾性的に係合して、該カバー体の位置が保持される。したがって、前記のようにカバー体を閉じた状態で第2カバー体34を変形させて配線を行った状態においても、カバー体の上面(第1カバー体33の上面33a及び第2カバー体34の上面34a)の水平状態を安定かつ確実に保持することができる。すなわち、第1カバー体33の上面33a及び第2カバー体34の上面34aが略天板1の上面1aと略面一に保持される。
なお、配線カバー25は、天板1に対して、左右方向の適宜箇所にて、カバー体を任意の数に分割することができ、このように分割したカバー体毎に開閉することができる。例えば、図13には、天板1に対して、配線カバーを2分割した例を示している。このような配線カバーのカバー体の分割構造により、さらに配線作業の作業性を向上することができる。
次に、図14により、受け具24の天板1,1への取付構造を説明する。受け具24を取付ける天板1,1の下面には、受けキャップ42がボルト43により固定されている。また、受け具24の支持穴27b,27bは、該穴の径が左右方向に変化する略瓢箪状に形成されている。したがって、支持穴27b,27bの径が大きい部分に前記受けキャップ42,42を通した状態から受け具24をキャップ42,42に対して移動させると、支持穴27b,27bの径が小さい部分に受けキャップ42,42が位置し、この状態で受け具24は天板1,1により支持された状態となる。この状態で、固定穴27c,27cからボルト又は木ねじを通して、天板1,1に受け具24を容易に固定することができる。
図16は、他の形態の机における配線装置を示す断面図である。なお、図16において、前述の構成と同一符号は同一又は相当部分を示しているため詳細説明は省略する。このような構成においても、前述の両面タイプの机と同様の作用効果を奏するものである。
机の天板1後端と机の背後に設けた幕板44間には配線ダクト用開口部23が形成されており、この開口部23には、左右に間隔を隔てた一対の受け具24,24及び配線カバー25が配設されている。図のように、受け具24は実施の形態と異なる形状であるが、同様の構成及び機能を有するものである。すなわち、受け具24は、机の天板1の反使用側である後端部に取付けられるものであり、天板1の上面1aと略面一の上面26aが形成された第1受け部26と、天板1の上面1aよりも下がった、第1受け部26から天板1の後端縁1cに沿う方向にずらした位置に、天板1の上面1aと略平行な上面27aが形成された第2受け部27とが設けられている。そして、天板1の左右端の受け具24は、第1受け部26の第2受け部27側と反対側の側面26bが、天板1の側面1bと略面一となるように配置される。また、第1受け部26にはフロントパネル4の下部に設けられた軸部30と係合する係合穴29が設けられており、第2受け部27には配線カバー25の支持部材32と係合する係合部28が設けられている。
配線カバー25は、机の天板1の後部下側に配設される配線ダクト8の上側を覆うものであり、天板1の反使用側である後端縁1cに沿って、天板1の左右方向の略全長にわたって設けられる。また、受け具24の第2受け部27の係合部28に係合する支持部材32、該支持部材32に係合する第1カバー体33、該第1カバー体33に連結される第2カバー体34、第1カバー体33の天板1の後端縁1c方向の両側端(第1カバー体33の左右端)に装着されるサイドキャップ35,35の構成は実施の形態1と同様である。なお、配線ダクト8は天板1の下面にボルト46又は木ねじ等により固定される。
支持部材32の形状も、前述の実施形態と同様であり、該支持部材32の天板1側の支持部36には第1カバー体33が係合するが、このような片面配置のレイアウトでは、天板1と反対側の支持部36には第1カバー体36を係合させる必要がない。したがって、天板1と反対側の支持部36は、机の後部の幕板44の取り付けに利用することができる。例えば、図16に示すように、天板1の後側に設ける幕板44を、その上面44aが天板1の上面1aと略面一となるように、掛止部44bを天板1と反対側の支持部36に係合させて隠すように引っ掛けると共に、該幕板44の上下の中間部分を受けキャップ47により机の脚部2に引っ掛ければ、該幕板44の着脱が容易となると共に、机の上面の外観の統一性が高まり意匠性が向上する。このように、支持部材32は、前述の机の対向配置及び本実施形態のような机の片面配置において共用することができるものである。この場合も、前記支持部材32の幅内にフロントパネル4が装着されるので、該フロントパネル4に影響されずに前記カバー体(第1カバー体33及び第2カバー体34)を開閉することができる。
本発明に係る机上パネル装置を適用した机の全体斜視図である。 左右端部におけるフロントパネルとサイドパネルの支持構造を示す分解斜視図である。 同じく要部の拡大斜視図である。 左右中間部におけるフロントパネルとサイドパネルの支持構造を示す分解斜視図である。 同じく要部の拡大横断面図である。 フロントパネルの立起状態と配線ダクトを示す部分縦断面図である。 配線ダクトの配線カバーの構造を示す分解斜視図である。 サイドパネルの前端部を支持具にて支持する構造を示す部分横断面図である。 同じく部分縦断側面図である。 同じく部分縦断正面図である。 他の実施形態の支柱を用いて中間部にサイドパネルの後端縁を支持した状態の拡大横断面図である。 更に他の実施形態の支柱を用いて中間部にサイドパネルの後端縁を支持した状態の拡大横断面図である。 フロントパネルを部分的設けた机の全体斜視図である。 受け具及び配線カバーの構成を示す側断面図である。 配線カバーの開閉動作を示す側断面図であり、(a)はカバー体を閉じた状態を、(b)はカバー体を開いた状態を示している。 他の実施形態における机の配線カバーの開閉動作を示す側断面図である。
符号の説明
1 天板 2 脚部
3 支柱 4 フロントパネル
5 サイドパネル 6キャップ
7 支持具 8 配線ダクト
9 第1係合溝 10 突出部
11 第2係合溝 12 連結溝
13 連結部材 14 係合部
15 端面 16 傾斜片
17 凹部 18 凹部
19 切欠部 20 通孔
21 係合爪 22 縦溝
23 開口部 24 受け具
25 配線カバー 26 第1受け部
27 第2受け部 28 係合部
29 係合穴 30 軸部
31 弾性パッキン 32 支持部材
33 第1カバー体 34 第2カバー体
35 補強枠 36 凹溝
37 クランプ部 38 支持板
39 カバー 40 取付孔
41 ボルト 42 ナット
43 係止片

Claims (4)

  1. 机の天板の後縁に沿って立設するフロントパネルの両側端縁を、該天板の後部に垂設した支柱で支持するとともに、前記フロントパネルの端部側あるいは左右に連続して配置した両フロントパネル間の中間部にサイドパネルを立設してなる机上パネル装置であって、前記支柱は、上下全長にわたって、左右一端側に前記フロントパネルの側端縁を嵌合する第1係合溝を形成するとともに、左右他端側の中央部に突出部を形成し、更に前後両端側に前記サイドパネルを後端縁を嵌合し得る第2係合溝を形成したものであり、左右のサイドパネルをそれぞれ支持する両支柱の突出部を向き合わせた状態で形成される両支柱間の縦溝に前記サイドパネルの後端縁を嵌合して立起状態に保持してなることを特徴とする机上パネル装置。
  2. 前記支柱の突出部内に連結溝を形成し、両支柱の連結溝に断面略H字形の連結部材の両係合部を上下方向から同時に係合して両支柱を連結してなる請求項1記載の机上パネル装置。
  3. 前記支柱の突出部は、内部に前記連結溝を形成すべく、支柱の端面中心から離れた位置から一対の傾斜片を突出接近する方向に形成したものである請求項2記載の机上パネル装置。
  4. 前記支柱の上端にキャップを嵌着し、前記支柱の第1係合溝に嵌合した前記フロントパネルの上縁端部に形成した凹部及び前記第2係合溝に嵌合した前記サイドパネルの上縁端部に形成した凹部にそれぞれ上方から係合する係合爪を前記キャップの下面に突設してなる請求項1〜3何れかに記載の机上パネル装置。
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