JP4442403B2 - 机上パネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、机上パネル装置に係わり、更に詳しくは机天板の上方に立設して左右の空間を仕切るための机上パネル装置に関するものである。
従来から、机の天板の上位であって、背面側にフロントパネルを立設し、側面側にサイドパネルを立設することは公知である。また、机を背面合せに設置するとともに、側方へ複数設置する島置き態様の机、あるいは左右に長尺の天板を個人用のスペースに仕切って使用する机において、前後の机天板の境界部にフロントパネルを立設して共通の目隠しパネルとして利用するとともに、机天板の側端部及び左右天板の境界部あるいは長尺の天板の中間部にサイドパネルを立設すること、この際にフロントパネルと連結することも公知である。
特許文献1には、天板の奥行方向中央部に、上部枠の前後両面に適宜形状の案内溝を有するフロントパネルを立設して該机の天板を奥行方向で二分する一方、サイドパネルの後端上部に設けた係合部材を前記案内溝に係止するとともに、該サイドパネルの前端下部を天板保持部で天板の手前側縁部に保持し、当該サイドパネルを、前記二分された天板の正面幅方向において前記案内溝と天板縁部の任意の位置に固定して取付ける構造が開示されている。ここで、前記係合部材は下向きのフック片を有し、該フック片をフロントパネルの上部枠の案内溝に係止する構造である。また、前記天板保持部は、サイドパネルの底面の手前側において、前記天板の縁部に係止する爪部を有する保持部材をサイドパネルに前後にスライドできるように取付け、該保持部材の上面側に設けた起立片をサイドパネルの下面に設けた下方開放した収納空間内に配し、サイドパネルに埋設したナット部材に螺合された状態で該サイドパネルの前面側から前記収納空間に向けて設けた押込ネジで、前記起立片を後方へ押込んで爪部を天板の縁部に係合するである。
しかし、前述の特許文献1に記載のものは、前記サイドパネルの後端上部の係合部材をフロントパネルの上部枠の案内溝に係止した状態で、天板保持部の押込ネジを回転させて当該サイドパネルを前方へ引き寄せて、前記係合部材と案内溝との摩擦力を高めて左右方向への移動を規制し、もってサイドパネルを立起状態に保持するものであるが、前提として前記フロントパネルは前後方向の力に対して耐力を有するもの、即ち板厚の厚い構造である必要がある。また、サイドパネルも、下面に保持部材の起立片を受け入れる収容空間を形成するとともに、押込ネジを内蔵させるため、板厚の厚い構造のものを用いる必要がある。従って、フロントパネル及びサイドパネルとして厚い板材を用いるので、天板上が重々しい雰囲気になり、また係合部材を取付けたり、押込ネジを内蔵させるので、構造が複雑になってコスト高となる傾向がある。
特開平10−146221号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、前後に背面合せで机天板を配置し、その天板間の中間に沿ってフロントパネルを取付け、若しくは奥行幅の広い机天板の前後中間位置にフロントパネルを取付けるとともに、前記天板の左右方向の任意位置にサイドパネルを立起状態で保持してなる机上パネル装置において、あるいは机天板の後縁に沿ってフロントパネルを取付けるとともに、前記天板の左右方向の任意位置にサイドパネルを立起状態で保持してなる机上パネル装置において、前記サイドパネルの支持構造が簡単でコスト低減化を図ることができるにも係わらず、サイドパネルを左右任意の位置に簡単に保持することができ、またサイドパネルの支持強度も高く、しかもフロントパネルを挟んだ前後同じ位置に正確にサイドパネルを立設することができる机上パネル装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、前後に背面合せで机天板を配置し、その天板間の中間に沿ってフロントパネルを取付け、若しくは奥行幅の広い机天板の前後中間位置にフロントパネルを取付けるとともに、前記天板の左右方向の任意位置にサイドパネルを立起状態で保持してなる机上パネル装置であって、前記サイドパネルの前側下端部を天板の前縁部に締着した支持具で支持するとともに、該サイドパネルの後側上端部を前記フロントパネルの上縁部に挟着した保持キャップで支持し、該保持キャップは、本体部の中央に前記フロントパネルの上縁部の任意位置を受け入れて弾性的に挟持可能な保持溝を横方向に形成するとともに、本体部の前後部にそれぞれ前記サイドパネルの後側上端部を受け入れて支持する係合溝を形成してなる机上パネル装置を構成した(請求項1)。
また、本発明は、机天板の後縁に沿ってフロントパネルを取付けるとともに、前記天板の左右方向の任意位置にサイドパネルを立起状態で保持してなる机上パネル装置であって、前記サイドパネルの前側下端部を天板の前縁部に締着した支持具で支持するとともに、該サイドパネルの後側上端部を前記フロントパネルの上縁部に挟着した保持キャップで支持し、該保持キャップは、本体部の中央に前記フロントパネルの上縁部の任意位置を受け入れて弾性的に挟持可能な保持溝を横方向に形成するとともに、本体部の少なくとも前部に前記サイドパネルの後側上端部を受け入れて支持する係合溝を形成してなる机上パネル装置を構成した(請求項2)。
ここで、前記保持キャップは、内部が中空で下方開放の合成樹脂成製であり、本体部の側壁の左右両端部に形成した縦長切欠部と、中空内部に前後から張り出した一対の挟持部とで前記保持溝を形成してなることが好ましい(請求項3)。
また、前記保持キャップは、前記挟持部の外側に前記係合溝を形成するとともに、該係合溝内の上端に、前記サイドパネルの上縁後端部に形成した凹部に係合する下向きの係合爪を設けてなることがより好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の机上パネル装置は、フロントパネルの前後面側にサイドパネルの後端縁を直交状態に接触させ、この交差部に上方から保持キャップを嵌着するだけで、サイドパネルの後部をフロントパネルの左右任意の位置に保持することができるのである。具体的には、前記保持キャップの保持溝にフロントパネルの上縁部の任意位置を受け入れて、前後から弾性的に挟持するとともに、該サイドパネルの後側上端部を係合溝に受け入れて、サイドパネルを立起状態に支持するのである。従って、同じ前記保持キャップの前後両側の係合溝に、それぞれフロントパネルの前後に配したサイドパネルの後側上端部を保持することができるので、前後のサイドパネルを左右同じ位置に正確に保持することができる。ここで、前記保持キャップの係合溝の横幅は、保持するサイドパネルの板厚に応じて設定すれば良く、原理的に前後に配するサイドパネルの板厚が異なっても構わないのである。尚、前記サイドパネルの前側下端部は、天板の前縁部に締着した支持具で支持するが、この支持具の構造は任意であり、単に支持具のクランプ部で天板の前縁部を上下から挟んで固定し、該クランプ部から立ち上げた支持板で前記サイドパネルの前側下端部を保持する構造でも良いのである。
また、請求項2に係る発明の机上パネル装置は、片面使用タイプの机であって、フロントパネルの前面側の左右任意の位置にサイドパネルを立起状態に保持することができるのであり、その他は請求項1と同様の効果を有するのである。
請求項3によれば、保持キャップの保持溝にフロントパネルの上縁部を容易に受け入れることができ、また弾性的に保持した際に、縦長切欠部の内側縁と挟持部とがフロントパネルの側面に接触するので、該保持キャップの左右方向への移動に対して摩擦抵抗力が大きく、もって弾性的に挟持するだけの簡単な支持構造であるにも係わらず、サイドパネルを立起状態に確実に保持できるのである。
請求項4によれば、サイドパネルの後側上端部を保持キャップの係合溝に受け入れた状態で、該係合溝内の上端に設けた下向きの係合爪を、前記サイドパネルの上縁後端部に形成した凹部に係合するので、サイドパネルがフロントパネルから離れる方向の変位を確実に制限することができ、該サイドパネルが保持キャップの係合溝から外れることがないのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る机上パネル装置を適用した机の全体斜視図、図2及び図3は分解斜視図を示し、図4〜図10は本発明の詳細を示し、図中1は天板、2は脚部、3は支柱、4はフロントパネル、5はサイドパネル、6は端部キャップ、7は支持具、8は保持キャップをそれぞれ示している。
本発明に係る机は、両端部に門型の脚部2,2を配し、両脚部2,2で前後に所定の間隔を設けて長尺の天板1,1を支持し、両天板1,1の間に配線ダクト9を設け、前後の天板1,1の中間位置に所定間隔で前記支柱3,…を立設し、一対の支柱3,3で前記フロントパネル4の両側端縁を支持して立設するともに、端部に位置する支柱3を使用して端部側のサイドパネル5を支持して立起し、また中間部にもサイドパネル5を支持して立起し、端部に位置するサイドパネル5の後端部は支柱3の上端に嵌着した端部キャップ6で保持するとともに、該サイドパネル5,5の前端部は天板1の前縁部に締着した支持具7によって支持し、中間に位置する単又は複数のサイドパネル5,…の後側上端部は前記フロントパネル4の上縁部に挟着した保持キャップ8で保持するとともに、前側下端部は前記同様に天板1の前縁部に締着した支持具7によって支持するのである。特に、本発明では中間に位置するサイドパネル5の後端部を保持する構造に特徴がある。
前記支柱3は、図2に示すように、アルミニウム製の押出し型材から形成され、上下全長にわたって、左右一端側に前記フロントパネル4の側端縁を嵌合する第1嵌合溝10を形成するとともに、前後両端側に前記サイドパネル5の後端縁を嵌合し得る第2嵌合溝11,11を形成したものである。そして、前後に背面合せに配した天板1,1の後端間に配線ダクト用開口部12を形成し、該開口部12内で左右に間隔を隔てて一対の受け具13,13を両天板1,1間に渡設して取付け、該受け具13の中央部に前記支柱3を垂設している。前記配線ダクト9は、前記配線ダクト用開口部12を覆う配線カバー14の両端部を前記受け具13,13で支持して構成している。
前記フロントパネル4及びサイドパネル5は、半透明状のアクリル樹脂等の合成樹脂板からなり、フロントパネル4は長方形であり、サイドパネル5は、後端縁が垂直縁で前方下方へ緩やかに湾曲した形状を有している。そして、前記フロントパネル4は、その上縁両端部に凹部15,15を形成している。また、前記サイドパネル5は、その上縁後端部に凹部16を形成するとともに、前記配線ダクト9に相当する部分は円弧状の切欠部17を形成し、また下縁前端部には前記支持具7を用いて支持するための通孔18,18を前後に所定間隔をおいて形成している。
前記端部キャップ6は、合成樹脂製であり、前記支柱3の上端に嵌着できる形状となっており、また該端部キャップ6を支柱3の上端に嵌着した際に、前記フロントパネル4の凹部15と前記サイドパネル5の凹部16にそれぞれ上方から係合する係合爪19,19を突設している。従って、前記フロントパネル4の側端縁を前記支柱3の第1嵌合溝10に嵌合し、前記サイドパネル5の後端縁を前記支柱3の第2嵌合溝11に嵌合するとともに、該支柱3の上端に前記端部キャップ6を嵌着すると、係合爪19,19がそれぞれ凹部15,16に係合して、該支柱3からフロントパネル4及びサイドパネル5が抜けて外れることがなくなる。
前記保持キャップ8は、図3〜図6に示すように、本体部の中央に前記フロントパネル4の上縁部の任意位置を受け入れて弾性的に挟持可能な保持溝20を横方向に形成するとともに、本体部の前後部にそれぞれ前記サイドパネル5の後側上端部を受け入れて支持する係合溝21,21を形成したものである。更に詳しくは、前記保持キャップ8は、内部が中空で下方開放の合成樹脂成製であり、本体部の側壁22の左右両端部に形成した縦長切欠部23と、中空内部に前後から張り出した一対の挟持部24,24とで前記保持溝20を形成し、更に前記挟持部24,24の外側に前記係合溝21,21を形成するとともに、該係合溝21内の上端に、前記サイドパネル5の上縁後端部に形成した凹部16に係合する下向きの係合爪25を設けている。
そして、前記フロントパネル4の前後面側に、中間に位置する前記サイドパネル5の後端縁を直交状態に接触させ、この交差部に上方から前記保持キャップ8を嵌着するだけで、当該サイドパネル5の後部をフロントパネル4の左右任意の位置に保持することができるのである。具体的には、前記保持キャップ8の保持溝20にフロントパネル4の上縁部の任意位置を受け入れると、該フロントパネル4の両側面を前記切欠部23の内側縁と挟持部24,24とで前後から弾性的に挟持し、フロントパネル4に沿った方向への移動に対する摩擦抵抗力が大きくなった状態で装着され、それと同時に前記サイドパネル5の後側上端部を当該保持キャップ8の係合溝21に受け入れるとともに、該係合溝21内の上端に設けた下向きの係合爪25を、前記サイドパネル5の上縁後端部に形成した凹部16に係合して、サイドパネル5を立起状態に支持するのである。
また、図1に示すように、同一の前記保持キャップ8の前後の係合溝21,21にそれぞれサイドパネル5,5の後側上端部を保持し、前後のサイドパネル5,5を直線状に保持することができるのである。当然、前記保持キャップ8の片側の係合溝21を利用して一方の側のみにサイドパネル5を保持することも可能である。
上記構造であるから、前記保持キャップ8を装着するフロントパネル4の左右位置は任意であり、従って前記サイドパネル5を保持する位置も任意である。ここで、前記保持キャップ8の素材を、前記フロントパネル4に対する滑り摩擦力が大きな材質にすることで更に確実にサイドパネル5を保持することができる。例えば、前記サイドパネル5を軟質合成樹脂製で成形したり、また本体部を硬質合成樹脂製で成形し、前記フロントパネル4と接触する部分のみ軟質合成樹脂又は合成ゴムで被覆若しくは二色成形によって形成することも好ましい。
次に、前記支持具7を、図2、図3、図8〜図10に基づいて説明する。前記支持具7は、前記天板1の前端部に締着するクランプ部26と、該クランプ部26によって天板1の上面に立起された一対の支持板27,27と、該支持板27,27のそれぞれ装着するカバー28,28とから構成されている。前記サイドパネル5の前端部は、前記支持板27,27の間に挟み込み、前記通孔18を利用して両支持板27,27の取付孔29,29にボルト30を貫通させナット31で螺合し、そして前記支持板27の両端部に段折り状に形成した係止片32,32に合成樹脂製の前記カバー28の両端部を上方からスライド係合させて取付けるのである。また、前記クランプ部26は、前記天板1の前縁部をその上面から下面に亘って抱持できるように側面視略コ字形とし、上板33に前記支持板27,27を立設し、下板34に下方から止めネジ35を螺合し、前記天板1の下面を押圧し、もって支持具7を天板1の前線部の左右任意の位置に締着できるようにしている。
ここで、前記止めネジ35の上端で天板1の下面を押圧する構造を示したが、前記下板34が内部に位置するように倒コ字形の圧接部材を配し、前記止めネジ35を該圧接部材の下面板の通孔に挿通するとともに、該圧接部材の両脚片を天板1の下面に当接し、前記止めネジ35を回転することによって前記下板34を圧接部材の底面板に引き付け、もって支持具7を天板1の前縁部に締着するようにすれば、天板1の下面を止めネジ35の先端で傷付けることがなくなる。また、前記サイドパネル5の前側下端部を前記支持具7の両支持板27,27の間に挟み込み、サイドパネル5の通孔18と支持板27の取付孔29にボルト30を挿通し、ナット31で締付けて保持した構造を示したが、ボルト、ナット31を用いずに、単にサイドパネル5の前側下端部を前記支持具7の両支持板27,27の間に弾性的に挟持するだけでも立起状態に保持できる。
尚、前記サイドパネル5の前端部には二つの通孔18,18を形成したが、これは左右端部で前記支柱3に装着する場合と、中間部で前記フロントパネル4に前記保持キャップ8を用いて装着する場合とで、サイドパネル5の前後位置が変わるので、それに応じて何れかの通孔18を選択できるようにしたのである。また、前記フロントパネル4として板厚の薄いパネルや厚いパネルを使用することもあり、両方に対応できるようにしている。
次に、図1〜図3及び図6に基づいて本実施形態の配線ダクト9を簡単に説明する。前記開口部12を覆うように設ける前記配線カバー14は、中央部の支持部材36と、該支持部材36の前後両側縁に上下回動可能に連結した第1カバー体37と、該第1カバー体37の遊端縁に止着し前記天板1の後端との隙間を埋める可撓性のある第2カバー体38とから構成され、前記支持部材36の両端部を前記受け具13突設した係合部39にそれぞれ嵌合して支持している。
また、本実施形態では、前記フロントパネル4の下端縁に嵌着した補強枠40の下端を、前記配線カバー14の支持部材36の上面中央に沿って形成した凹溝41に嵌合してあり、該フロントパネル4の板厚が薄い合成樹脂板で長尺であっても前後の撓みを防止することができる。
本発明は、前記フロントパネル4の上縁部に挟着した前記保持キャップ8で、前後の同じ位置にサイドパネル5,5の後側上端部を保持するようにしたので、図11に示すように、前後のサイドパネル5,5の後端部の高さを一致させれば、前部の形状が異なっても立起状態で保持することが可能である。
また、図12及び図13に示すように、前記保持キャップ8の係合溝21,21の横幅を前後で変えることにより、一方には板厚の薄いサイドパネル5Aを保持し、他方に板厚の厚いサイドパネル5Bを保持することも可能である。つまり、図12に示した保持キャップ8は、本体部の前後一方の側に横幅の狭い係合溝21Aを形成し、他方の側に横幅の広い係合溝21Bを形成したものである。また、図13に示した保持キャップ8は、本体部の前後両側に横幅の狭い係合溝21Aと横幅の広い係合溝21Bを段落ち状に形成した複合溝としたものである。図13に示した保持キャップ8の場合は、板厚の薄いサイドパネル5Aと板厚の厚いサイドパネル5Bの4通りの組合せが可能であり、板厚に応じて係合溝21A又は係合溝21Bの何れかに係合させるのである。
ここで、前述の実施形態では、両面使用タイプの机における机上パネル装置を例示したが、天板1の後縁に沿ってフロントパネル4を立起させた場合においても前記同様に保持キャップ8を用いて左右任意の位置にサイドパネル5を立起状態に保持することが可能である。この場合も、図12又は図13に示した保持キャップ8を用いることによって、板厚の異なるサイドパネル5を保持できるのである。
図14は、一方の天板1の左右中央部の前縁部を手前に張り出した形状としたものであり、この場合にはこの張出部42には奥行方向の長さが長いサイドパネル5Cを前記同様に立起状態に保持した態様を示している。
また、図15及び図16に示したものは、左右方向の横幅が広い天板1,1の場合で、複数のフロントパネル4,…を連結部材43で直線状に連結し、該連結部にサイドパネル5を前記同様に保持キャップ8で立起状態に保持した態様である。ここで、前記連結部材43は、合成樹脂製の断面略H字形の押出し型材であり、両連結溝にフロントパネル4の側縁を嵌合して連結するようになっている。そして、前記連結部材43の上端は、前記保持キャップ8の装着に干渉しないように、前記フロントパネル4の上端よりも低い位置に設定し、前記保持キャップ8の保持溝20に両フロントパネル4,4の端部上縁部を挟着し、該保持キャップ8の係合溝21にはサイドパネル5の後側上端部を係合して保持するのである。
本発明に係る机上パネル装置を適用した机の全体斜視図である。 同じく端部の構造を示す部分分解斜視図である。 同じく中間部の構造を示す部分分解斜視図である。 保持キャップの全体斜視図である。 同じく保持キャップを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図をそれぞれ示している。 フロントパネルにサイドパネルを保持キャップで立起状態に保持した状態と配線ダクトを示す部分縦断面図である。 フロントパネルの前後同じ位置にサイドパネルを保持キャップで保持した状態を下方から見た横断面図である。 サイドパネルの前端部を支持具にて支持する構造を示す部分横断面図である。 同じく部分縦断側面図である。 同じく部分縦断正面図である。 サイドパネルの変形例を示す簡略側面図である。 他の実施形態の保持キャップを用いて板厚の異なるサイドパネルを保持した状態を下方から見た横断面図である。 更に他の実施形態の保持キャップを用いて板厚の異なるサイドパネルを保持した状態を下方から見た横断面図である。 異形天板にサイドパネルを立起状態に保持した状態の全体斜視図である。 複数のフロントパネルを連結した態様で、連結部にサイドパネルを立起状態に保持した状態の全体斜視図である。 同じく部分正面図である。
符号の説明
1 天板 2 脚部
3 支柱 4 フトントパネル
5,5A,5B,5C サイドパネル
6 端部キャップ 7 支持具
8 保持キャップ 9 配線ダクト
10 第1係合溝 11 第2係合溝
12 配線ダクト用開口部 13 受け具
14 配線カバー 15 凹部
16 凹部 17 切欠部
18 通孔 19 係合爪
20 保持溝 21,21A,21B 係合溝
22 側壁 23 切欠部
24 挟持部 25 係合爪
26 クランプ部 28 カバー
29 取付孔 30 ボルト
31 ナット 32 係止片
33 上板 34 下板
35 止めネジ 36 支持部材
37 第1カバー体 38 第2カバー体
39 係合部 40 補強枠
41 凹溝 42 張出部
43 連結部材

Claims (4)

  1. 前後に背面合せで机天板を配置し、その天板間の中間に沿ってフロントパネルを取付け、若しくは奥行幅の広い机天板の前後中間位置にフロントパネルを取付けるとともに、前記天板の左右方向の任意位置にサイドパネルを立起状態で保持してなる机上パネル装置であって、前記サイドパネルの前側下端部を天板の前縁部に締着した支持具で支持するとともに、該サイドパネルの後側上端部を前記フロントパネルの上縁部に挟着した保持キャップで支持し、該保持キャップは、本体部の中央に前記フロントパネルの上縁部の任意位置を受け入れて弾性的に挟持可能な保持溝を横方向に形成するとともに、本体部の前後部にそれぞれ前記サイドパネルの後側上端部を受け入れて支持する係合溝を形成してなることを特徴とする机上パネル装置。
  2. 机天板の後縁に沿ってフロントパネルを取付けるとともに、前記天板の左右方向の任意位置にサイドパネルを立起状態で保持してなる机上パネル装置であって、前記サイドパネルの前側下端部を天板の前縁部に締着した支持具で支持するとともに、該サイドパネルの後側上端部を前記フロントパネルの上縁部に挟着した保持キャップで支持し、該保持キャップは、本体部の中央に前記フロントパネルの上縁部の任意位置を受け入れて弾性的に挟持可能な保持溝を横方向に形成するとともに、本体部の少なくとも前部に前記サイドパネルの後側上端部を受け入れて支持する係合溝を形成してなることを特徴とする机上パネル装置。
  3. 前記保持キャップは、内部が中空で下方開放の合成樹脂成製であり、本体部の側壁の左右両端部に形成した縦長切欠部と、中空内部に前後から張り出した一対の挟持部とで前記保持溝を形成してなる請求項1又は2記載の机上パネル装置。
  4. 前記保持キャップは、前記挟持部の外側に前記係合溝を形成するとともに、該係合溝内の上端に、前記サイドパネルの上縁後端部に形成した凹部に係合する下向きの係合爪を設けてなる請求項3記載の机上パネル装置。
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