JP2016223175A - 間仕切パネルにおける端部処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
天レールと地レール間に立設した支柱にパネル板を支持してなる間仕切パネルにおける壁面に接する部位における端部処理装置において、支柱や天固定金具を使用せず、ガタツキなく確実にパネル板の側端部を保持することができ、施工も容易で、コスト削減に寄与する間仕切パネルにおける端部処理装置を提供する。
【解決手段】
壁面Wに沿って側方開放した断面略コ字形の壁面レール29を固定し、壁面レールの凹溝31内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材30とで、パネル板の側端部を弾性的に保持すべく、スペーサー部材は、内部が中空の押し出し成形品であり、パネル板の側端部に接する両側面板32間を弾性変形可能な弾性付勢板33で連結した。スペーサー部材は、基板36の両側に側面板を有する断面略コ字形の本体部30Aと、両側面板間に一体成形した円弧状の弾性付勢板33を有する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、間仕切パネルにおける端部処理装置に係わり、更に詳しくは間仕切パネルのパネル板上部と天レールの隅間を閉塞する端部処理装置に関するものである。
従来から天井に取付けた天レールと床面に敷設した地レールとの間に所定間隔で支柱を立設し、両支柱に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板を係止して装着した間仕切パネルは各種提供されている。具体的には、前記支柱は下端に設けたアジャスターを上向き開放の断面略コ字形の前記地レール内に載支するとともに、該支柱の上端に設けた天固定金具を下方開放した断面略コ字形の前記天レールの内部で天井にネジ止め固定し、隣接する支柱間には下部に前記アジャスターを利用してパネル受け部材を架設するとともに、上下中間位置に単数又は複数の横桟を横設して隣接する支柱の間隔を一定に保持している。
また、壁面に対しては、側方へ開放した断面略コ字形の壁面レールを上下方向に固定し、下端部にアジャスターを装着するとともに、上端部に天固定金具を装着した支柱を前記壁面レールの凹溝内に取付け、隣接する支柱との間を、支持金具を介して横桟で連結し、そして壁面レールの両側壁板と支柱の間の空間にパネル板の側端部を差し込むように施工していた。この従来の施工方法では、パネル板の側端部の支持に殆ど機能していなかった壁面レール内の支柱、アジャスター及び天固定金具がいかにも余分であることは否めない。また、前記壁面レールの側壁板と支柱との間隔も正確ではなく、ガタツキも発生し易い。
尚、特許文献1には、間仕切パネルの上部構造に関するものではあるが、下向き開放の断面略コ字形の天井レールと、該天レールの凹溝内に取付けられたパネルガイドとによって、パネルの上端が支持されている構造が開示されている。ここで、パネルガイドの上部は内外に弾力性を備えて、天井レール内に取付ける際に、その弾力性を利用していると推測されるが、パネルを天井レールの垂下板との間に保持する部分には、パネルガイドの水平な板部分が表裏パネル間に突っ張り状態にあるので弾力性は全く作用しない。
特開2003−221892号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天レールと地レール間に立設した支柱にパネル板を支持してなる間仕切パネルにおける壁面に接する部位における端部処理装置において、支柱や天固定金具を使用せず、ガタツキなく確実にパネル板の側端部を保持することができ、施工も容易で、コスト削減に寄与する間仕切パネルにおける端部処理装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、天レールと地レール間に立設した支柱にパネル板を支持してなる間仕切パネルにおける壁面に接する部位の端部処理装置において、壁面に沿って側方開放した断面略コ字形の壁面レールを固定し、該壁面レールの凹溝内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材とで、前記パネル板の側端部を弾性的に保持すべく、前記スペーサー部材は、内部が中空の押し出し成形品であり、前記パネル板の側端部に接する両側面板間を弾性変形可能な弾性付勢板で連結したことを特徴とする間仕切パネルにおける端部処理装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記スペーサー部材は、室内側に向き壁面と略平行な基板の両側に前記側面板を有する断面略コ字形の本体部と、前記両側面板の中間を連結するように一体成形した円弧状の弾性付勢板を有してなることが好ましい(請求項2)。
更に、前記スペーサー部材は、両側面板の壁面側の遊端に、前記壁面レールの側壁板の内面に当接する保間部を外向きに形成するとともに、無負荷状態で両側面板の遊端部は外側へ拡開し、前記両保間部の外側端の間隔を前記壁面レールの両側壁板の内面間隔よりも広くなるように成形してなることがより好ましい(請求項3)。
また、前記スペーサー部材の保間部は、前記壁面レールの底面板に沿う保間板と、該保間板の先端に前記側壁板に沿う規制片とを有してなることも好ましい(請求項4)。
更に、前記スペーサー部材の基板の両側縁に沿って突条を突設してなることも好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の間仕切パネルにおける端部処理装置は、天レールと地レール間に立設した支柱にパネル板を支持してなる間仕切パネルにおける壁面に接する部位の端部処理装置において、壁面に沿って側方開放した断面略コ字形の壁面レールを固定し、該壁面レールの凹溝内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材とで、前記パネル板の側端部を弾性的に保持すべく、前記スペーサー部材は、内部が中空の押し出し成形品であり、前記パネル板の側端部に接する両側面板間を弾性変形可能な弾性付勢板で連結したので、壁面レールの側壁板とスペーサー部材の側面板との間にパネル板の側端部を挿入した際に、弾性付勢板による弾性付勢力によってガタツキなく確実の保持することができ、また施工も容易で、スペーサー部材を合成樹脂で安価に製造できるので、コスト削減に寄与することができる。
請求項2によれば、前記スペーサー部材は、室内側に向き壁面と略平行な基板の両側に前記側面板を有する断面略コ字形の本体部と、前記両側面板の中間を連結するように一体成形した円弧状の弾性付勢板を有してなるので、弾性付勢板は形状的な弾性変形能力を付与することができ、成形性にも優れている。
請求項3によれば、前記スペーサー部材は、両側面板の壁面側の遊端に、前記壁面レールの側壁板の内面に当接する保間部を外向きに形成するとともに、無負荷状態で両側面板の遊端部は外側へ拡開し、前記両保間部の外側端の間隔を前記壁面レールの両側壁板の内面間隔よりも広くなるように成形してなるので、壁面レールの両側壁板の内面の内面に、スペーサー部材の両保間部が、両側面板の復元力によって弾性的に圧接して、壁面レール内にスペーサー部材を安定に保持することができる。
請求項4によれば、前記スペーサー部材の保間部は、前記壁面レールの底面板に沿う保間板と、該保間板の先端に前記側壁板に沿う規制片とを有してなるので、スペーサー部材を壁面レールの凹溝内に嵌着した際に、前記保間部の保間板が底面板に沿うとともに、規制片が側壁板に沿うので、該スペーサー部材が壁面レールの凹溝内で回転することがなく、正しい姿勢を維持できる。
請求項5によれば、前記スペーサー部材の基板の両側縁に沿って突条を突設してなるので、間仕切パネルを構成する支柱とスペーサー部材との間に横桟を架設する場合、該横桟を支持する支持金具を基板の側面にネジ止めする際に突条が支持金具の回転を規制することができ、最小限のネジ止めによる施工作業が容易になる。
本発明に係る間仕切パネルのフレーム構造を示す部分正面図である。 同じく本発明に係る間仕切パネルのフレーム構造を示す部分縦断側面図である。 パネル板の上部構造を示す部分斜視図である。 パネル板の下部構造を示す部分斜視図である。 パネル板を支柱に係止した状態の部分横断平面図である。 壁面近傍の間仕切パネルの構造を示す部分正面図である。 スペーサー部材の斜視図である。 壁面レールとスペーサー部材の関係を示す縦断平面図である。 壁面に壁面レールとスペーサー部材を用いてパネル板の側端部を保持した状態の部分縦断平面図である。 壁面に壁面レールとスペーサー部材を用いてパネル板の側端部を保持した状態の部分縦断側面図である。 パネル板の下部を支持する構造を示す拡大縦断側面図である。 補助パネル受け具を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は縦断面図である。 支持金具を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。 支柱に支持金具を介して横桟を連結する構造を示す部分正面図である。 支持金具のフック片を変形させた状態の斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図5は、本発明に係る間仕切パネルの構造を示し、図中符号1は天レール、2は地レール、3は支柱、4はアジャスター、5は天固定金具、6はパネル受け部材、7は横桟、8はパネル板、9は支持金具をそれぞれ示している。
本発明に係る間仕切パネルは、天井Sに取付けた天レール1と床面Fに敷設した地レール2との間に所定間隔で支柱3,…を立設し、具体的には前記支柱3は下端に設けたアジャスター4を上向き開放の断面略コ字形の前記地レール2内に載支するとともに、該支柱3の上端に設けた天固定金具5を下方開放した断面略コ字形の前記天レール1の内部で天井Sにネジ止め固定し、隣接する支柱3,3間には下部に前記アジャスター4を利用してパネル受け部材6を架設するとともに、上下中間位置に単数又は複数の横桟7を横設して、隣接する支柱3,3の間隔を一定に保持し、そして両支柱3,3に適宜な係止手段にて表裏両面にパネル板8,8を係止して装着する。ここで、前記横桟7は、前記支柱3に取付けられた支持金具9によって連結されている。前記横桟7は、下向き開放した断面略コ字形の長尺部材であり、前記パネル受け部材6と同じ長さに設定し、隣接する前記支柱3,3の間隔を正確に一定に設定しながら、該支柱3を立起状態に施工できるようにしている。
本発明のパネル板8は、図3〜図5に示すように、スチール製の表面板10の周囲を裏面側へ折曲して縁部11を形成し、裏面側に石膏ボード等の防音性に優れた芯材12が接着された構造である。更に詳しくは、前記縁部11は、両側にあっては前記表面板10を裏面側に略直角に折曲して端面板13を形成し、更に該端面板13の後端を内方へ直角よりもやや小さな角度に折曲して裏面板14を形成し、該裏面板14には上下方向に所定間隔毎に縦長の係止孔15,…を形成し、上縁部にあっては前記表面板10の上端から裏面側へ略直角に折曲して上面板16を形成するとともに、該上面板16の端縁を下方へ略直角に折曲して補強板17を形成し、該補強板17の下端と前記芯材12の上面12Aとの間に空間Gを設けた構造である。尚、前記パネル板8の下縁部の構造も上縁部と同様であり、前記表面板10の下端から裏面側へ略直角に折曲して下面板18を形成するとともに、該下面板18の端縁を上方へ略直角に折曲して補強板19を形成し、縁部11を形成している。
前記パネル板8を前記支柱3に係止するには、図1及び図2に示すように、前記支柱3の両側面で所定高さ位置に、前後両端部が該支柱3から突出するように係止板20をネジ止めする。この係止板20の両端部には、上向きフック部21,21が形成されており、該上向きフック部21に前記パネル板8の両側の裏面板14に形成した係止孔15を係止する。尚、前記パネル板8を前記支柱3に係止する構造は、前述のもの限らず、従来公知の各種係止手段を採用できる。
ここで、前記パネル板8の上部には予めシール材22が装着されており、前記パネル板8を支柱3に係止すると同時に、パネル板8の上部と天レール1との間の隙間が閉塞されるようになっている。前記シール材22は、図3に示すように、硬質と軟質の二種類のエラストマー等の弾性材料の押し出し成形品であり、前記パネル板8の補強板17と上面板16にかけて弾性的に外覆するとともに、補強板17の下端に係止する係止部23を備え、更に下方へ延びて前記芯材12に接触する第1シール部24と外側に突出して前記天レール1に接触する第2シール部25とを備えている。本実施形態では、前記シール材9の材質は、非鉛PVCとしている。
前記パネル板8の下端は、図4に示すように、補強板19の一部を切起して下向きの突片26を形成し、前記パネル受け部材6の水平な受板27に形成した係合孔28に落とし込み係合して該パネル板8の面外方向の撓み変形を防止している。また、壁面Wに対しては、図5に示すように、前記支柱3は使用せず、該壁面Wに沿って側方開放した断面略コ字形の壁面レール29を固定し、該壁面レール29の凹溝内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材30とで、前記パネル板8の側端部を弾性的に保持している。
次に、間仕切パネルの端部処理について、図5〜図12に基づいて詳細に説明する。本発明の間仕切パネルにおける端部処理装置は、天レール1と地レール2間に立設した支柱3にパネル板8を支持してなる間仕切パネルにおいて、壁面Wに接する部位の端部を処理するものであり、壁面Wに沿って側方開放した断面略コ字形の壁面レール29を固定し、該壁面レール29の凹溝31内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材30とで、前記パネル板8の側端部を弾性的に保持すべく、前記スペーサー部材30は、内部が中空の押し出し成形品であり、前記パネル板8の側端部に接する両側面板32,32間を弾性変形可能な弾性付勢板33で連結したことを特徴とする。
更に詳しくは、前記壁面レール29は、壁面Wにネジ止め固定する底面板34とその両側に略直角に形成した両側壁板35,35とよりなる断面略コ字形の長尺部材であり、床面Fから天井Sまで略全高にわたって設ける。前記壁面レール29は、スチール板で折曲形成したものであり、強度を高めるために両側壁板35,35の端部は内側へ向けてハゼ折りしている。
また、前記スペーサー部材30は、室内側に向き壁面Wと略平行な基板36の両側に前記側面板32,32を有する断面略コ字形の本体部30Aと、前記両側面板32,32の中間を連結するように一体成形した円弧状の弾性付勢板33を有してなる。更に、前記スペーサー部材30は、図7及び図8に示すように、両側面板32,32の壁面W側の遊端に、前記壁面レール29の側壁板35,35の内面に当接する保間部37,37を外向きに形成するとともに、無負荷状態で両側面板32,32の遊端部は外側へ拡開し、前記両保間部37,37の外側端の間隔を前記壁面レール29の両側壁板35,35の内面間隔よりも広くなるように成形している。
ここで、前記スペーサー部材30の保間部37は、前記壁面レール29の底面板34に沿う保間板38と、該保間板38の先端に前記側壁板35に沿う規制片39とを有した断面略L字形の形状である。前記規制片39の横幅は、壁面レール29内でスペーサー部材30の回転を規制するために、ある程度の広さが必要である。また、前記スペーサー部材30の基板36の両側縁に沿って突条40,40を突設し、中央にはネジ止めの際の位置決め用の条溝41を形成している。
前記スペーサー部材30は、長さが750mm又は1000mmであり、図6に示すように、前記壁面レール29の上下部に2本嵌着して使う。そして、図9及び図10に示すように、壁面Wにネジ42で固定した前記壁面レール29の凹溝31内に前記スペーサー部材30に保間部37の側から両側面板32,32を内向きに弾性変形させて幅を狭めたから挿入し、負荷を解除して両保間部37,37を前記両側壁板35,35の内面に圧接するとともに、底面板34に当接する。それから、前記パネル板8の側端部を前記壁面レール29の側壁板35とスペーサー部材29の側面板32との間に圧入するとともに、他端部は前記支柱3に係止板20を利用して係止する。ここで、前記弾性付勢板33は、若干変形するように設定し、常に前記側面板32が外向きに弾性付勢されているようにすることで、前記パネル板8の側端部をガタツキなく保持できる。
本発明の場合、壁面Wの近傍では前記支柱3は使用しないので、前記パネル板8の荷重を受けるための何らかの構造が必要である。そこで、本実施形態では、図10〜図12に示すような荷重受け機構43を設けている。前記荷重受け機構43は、補助アジャスター44と載支部材45とからなる。前記補助アジャスター44は、前記地レール2の凹溝内に設置する下向き開放の断面略コ字形の台座46と該台座46に鉛直方向に螺合したアジャスターボルト47とからなる。前記載支部材45は、前記アジャスターボルト47の頭部に載置する受圧部48と、該受圧部48の両側に吊り下げ状に形成し、前記地レール2の上部に外嵌する垂下板49,49と、該垂下板49,49の下端にそれぞれ外向きに直角に形成した受板50とよりなる。前記受圧部48は、強度を高めるためと前記アジャスターボルト47の頭部から脱落しないようにするために、下向き開放した断面略コ字形の構造とするとともに、中央部に前記アジャスターボルト47の頭部をドライバーで回転させるための開口51を形成している。
前記荷重受け機構43は、図6、図10及び図11に示すように、前記壁面レール20の凹溝内の下端部に設置され、前記補助アジャスター44の台座46を前記地レール2の凹溝内に設置し、アジャスターボルト47の頭部に前記載支部材45の受圧部48を載支した状態で、前記パネル受け部材6の端部を前記載支部材45の受圧部48に載せ、前記パネル板8の下端部を前記受板27に載置して荷重を受ける。尚、前記壁面レール29と隣接する支柱3間を他の支柱3,3間と同様に前記地レール2の上部にパネル受け部材6が被っているので、防音効果を備えたものになる。
また、図6に示すように、前記スペーサー部材29と隣接する支柱3との間には横桟7をそれぞれ架設することによって、前記支柱3とスペーサー部材29との間隔を一定に保持する。それには、正面視略L字形の支持金具9と支持金具9Aを用いる。前記支持金具9は、前記支柱3に装着するように設計された金具であり、前記支持金具9は、図1、図2、図13及び図14に示すように、厚さ1mm以下、好ましくは厚さ0.8mmのスチール板から作成し、垂直な固定板52と水平な支持板53とを有する正面視略L字形に形成した部材であり、該固定板52と支持板53の屈曲部54の近傍に幅の狭いくびれ部55を形成するとともに、該くびれ部55に対応する前記固定板52の両側に上向きフック片56,56を切起して形成している。
また、前記固定板52の両側部には縦長の長孔57,57を形成するとともに、前記支持板53の中央に下方へバーリング加工した連結孔58を形成している。尚、前記連結孔58は、タッピンネジを用いる場合には下穴となり、通常の小ネジを用いる場合には螺孔とする。また、前記支持金具9は、板厚が薄いため、前記固定板52を平らな面に取付ける際に、前記フック片56が邪魔になった場合にはプライヤー等で簡単に曲げて該固定板52の面と面一にすることができる。
図14に示すように、前記支持金具9を取付ける前記支柱3の両側面には、その面の両側部に一対の係合孔59,59を並設してある。前記係合孔59は、縦長孔であても円形孔であっても構わないが、加工性から円形孔が好ましい。前記支持金具9を支柱3に取付けるには、図14示すように、前記支持板53を上方に向けた傾斜状態で、前記フック片56,56を前記支柱3の係合孔59,59に挿入し、前記屈曲部54を支柱3の側面に当接して該屈曲部54を支点として前記固定板52が垂直に、前記支持板53が水平になるまで回転させると、前記固定板52が支柱3の側面に当接し、前記フック片56が深く係合して保持される。それから、前記横桟7の下向き凹溝内に前記支持金具9の支持板53を受け入れ、前記連結孔58を利用してネジ60で連結する。尚、前記支持金具9の支持板53に横桟7を連結してそのままの姿勢を維持できる場合には、前記フック片56が支柱3の係合孔59から抜けることがないので、前記固定板52を支柱3に必ずしもネジ止めする必要はないが、前記支柱3,3間の連結強度を高めるために、前記固定板52を、長孔57,57を利用して支柱3の側面にネジ止めすることも好ましい。
前記スペーサー部材29には、前記支持金具9Aを用いて横桟7を連結する。前記支持金具9Aは、図5、図9及び図10に示すように、前記フック片56を有しない以外は、前記支持金具9と基本的には同じであり、垂直な固定板52と水平な支持板53とを有する正面視略L字形に形成した部材である。前記支持金具9Aの固定板52を前記スペーサー部材29の基板36に接合し、両側縁を前記突条40,40に当止して回転規制した状態で、中央部で基板36にネジ61で固定する。そして、前記支持金具9Aの支持板53に横桟7の端部を載置してネジ60で連結する。
ここで、前記支柱3用の支持金具9でも、図15に示すように、前記フック片56をプライヤー等で前記固定板52と面一になるように変形させれば、該固定板52を前記スペーサー部材29の基板36に接合できるようになる。この場合、前記固定板52の中央部にネジ61を挿通するための通孔62を形成しておけば良い。
1 天レール、 2 地レール、
3 支柱、 4 アジャスター、
5 天固定金具、 6 パネル受け部材、
7 横桟、 8 パネル板、
9,9A 支持金具、 10 表面板、
11 縁部、 12 芯材、
13 端面板、 14 裏面板、
15 係止孔、 16 上面板、
17 補強板、 18 下面板、
19 補強板、 20 係止板、
21 上向きフック部、 22 シール材、
23 係止部、 24 第1シール部、
25 第2シール部、 26 突片、
27 受板、 28 係合孔、
29 壁面レール、 30 スペーサー部材、
30A 本体部、 31 凹溝、
32 側面板、 33 弾性付勢板、
34 底面板、 35 側壁板、
36 基板、 37 保間部、
38 保間板、 39 規制片、
40 突条、 41 条溝、
42 ネジ、 43 荷重受け機構、
44 補助アジャスター、 45 載支部材、
46 台座、 47 アジャスターボルト、
48 受圧部、 49 垂下板、
50 受板、 51 開口、
52 固定板、 53 支持板、
54 屈曲部、 55 くびれ部、
56 フック片、 57 長孔、
58 連結孔、 59 係合孔、
60 ネジ、 61 ネジ、
62 通孔、
F 床面、
S 天井、
W 壁面。

Claims (5)

  1. 天レールと地レール間に立設した支柱にパネル板を支持してなる間仕切パネルにおける壁面に接する部位の端部処理装置において、壁面に沿って側方開放した断面略コ字形の壁面レールを固定し、該壁面レールの凹溝内に配置した合成樹脂製のスペーサー部材とで、前記パネル板の側端部を弾性的に保持すべく、前記スペーサー部材は、内部が中空の押し出し成形品であり、前記パネル板の側端部に接する両側面板間を弾性変形可能な弾性付勢板で連結したことを特徴とする間仕切パネルにおける端部処理装置。
  2. 前記スペーサー部材は、室内側に向き壁面と略平行な基板の両側に前記側面板を有する断面略コ字形の本体部と、前記両側面板の中間を連結するように一体成形した円弧状の弾性付勢板を有してなる請求項1記載の間仕切パネルにおける端部処理装置。
  3. 前記スペーサー部材は、両側面板の壁面側の遊端に、前記壁面レールの側壁板の内面に当接する保間部を外向きに形成するとともに、無負荷状態で両側面板の遊端部は外側へ拡開し、前記両保間部の外側端の間隔を前記壁面レールの両側壁板の内面間隔よりも広くなるように成形してなる請求項1又は2記載の間仕切パネルにおける端部処理装置。
  4. 前記スペーサー部材の保間部は、前記壁面レールの底面板に沿う保間板と、該保間板の先端に前記側壁板に沿う規制片とを有してなる請求項3記載の間仕切パネルにおける端部処理装置。
  5. 前記スペーサー部材の基板の両側縁に沿って突条を突設してなる請求項2記載の間仕切パネルにおける端部処理装置。
JP2015110958A 2015-05-29 2015-05-29 間仕切パネルにおける端部処理装置 Active JP6503899B2 (ja)

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