JP5061586B2 - ガラスパネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスパネル装置に係わり、更に詳しくはパネルの厚さ方向中央部又は表側端部にガラス板を保持した構造のガラスパネル装置に関するものである。
従来から、両側に立設した支柱と、該支柱間の上下に間隔を置いて横桟を渡設し、前記支柱と横桟で囲まれた空間内であって、厚さ方向中央部にガラス板を保持してなるガラスパネル装置は各種提供されている。この場合、ガラス板を保持する構造として、一般的には支柱の内側面と横桟の下面又は上面に凹溝を形成し、前記空間よりも縦又は横寸法の何れかが小さいガラス板を空間内に配置し、表裏両側から凹溝内へパッキンを嵌着し、両パッキンでガラス板を保持している。
また、特許文献1には、上下に複数の分割ガラス板を装着する場合には、天井と床面に天レールと地レールを取付けるとともに、一対の支柱を間隔を隔てて立設し、更に両支柱間に複数の横桟部材を上下所定間隔毎に渡設し、支柱と天レール、地レール及び横桟部材で枠構成された部分にガラス板を保持する構造が開示されている。具体的には、天レールと地レールは、固定レールとカバーレールとからなり、固定レールを天井と床面の所定位置に取付けた後、カバーレールを前記固定レールに連結して、固定レールの固定側保持片とカバーレールのカバー側保持片とでガラス板を保持する凹溝部を形成し、実際には両保持片に嵌着したパッキンでガラス板の上下縁を挟んで保持するのである。尚、前記支柱の両側面には上下方向に凹溝が形成され、従来と同様に凹溝内にガラス板の側縁を位置させ、表裏両側から凹溝内にパッキンを嵌着してガラス板を保持するのである。
また、横桟部材でガラス板の上下縁を保持するには、次のような構造になっている。前記横桟部材は、アルミニウムの押出し型材であり、下部は前記天レールの構造と同様な構造を有し、つまり中央部の区画板の下方で表裏一側に下側保持片を形成するとともに、区画板の下方で表裏他側に横桟カバーを該区画板に下方から嵌合し且つ側方からネジ止めにて取付け、下側保持片と横桟カバーの下端間に凹溝部を形成し、一方、区画板の上方で両側縁に一対の上側保持片を形成し、両上側保持片間に凹溝部を形成したものである。そして、前記横桟部材を左右の支柱間には、L型連結金具を用いて連結する。そして、前記L型連結金具の水平部を前記横桟部材の下方の凹溝部内に配し、前記区画板の下面にネジにて連結する。このように、左右の支柱間に渡設した前記横桟部材の上下の凹溝部内にガラス板の上下端部を挿入した状態で、前記同様にパッキンを嵌着してガラス板を保持するのである。
しかし、前述の特許文献1記載のものは、支柱や天レール、地レール、及び横桟部材を施工して枠構造とした後、無垢のガラス板を搬送してきて、所定の枠部分に位置させて仮保持しながらパッキンで最終的な保持を行うものであるので、施工効率が悪く、また重量の重い無垢のガラス板を取扱うので、ガラス専門業者による作業を伴い、コスト高となっていた。また、個々の横桟部材をL型連結金具で支柱に連結し、しかも正確な位置に連結する必要があるので、この点も施工性を悪くする原因となっている。
特開2002−138606号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天井と床面間に間隔を隔てて立設した一対の支柱間で、パネルの厚さ方向中央部又は表側端部に、複数の分割したガラス板若しくは一枚物のガラス板を簡単な施工で確実に上下方向に連設することができ、またガラス板の取扱いが容易であり、搬送中に破損する恐れも少なく、更に上下ガラス板間の連設部分の厚さを薄くして目立たなくすることにより、視野が広くシャープな外観を呈するガラスパネル装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、天井と床面間に間隔を隔てて立設した一対の支柱間に、上下方向に複数のガラスパネルを装着してなるガラスパネル装置であって、前記ガラスパネルは枠体にガラス板の周囲を保持したものであり、前記枠体は、両側部に第1枠部材を配し、上下部の少なくとも一方に第2枠部材を配し、他方は第1枠部材又は第2枠部材を配し、第1枠部材と第2枠部材はそれぞれ互いに弾性嵌合可能な表側枠部材と裏側枠部材とからなり、これら二種類の表側枠部材を連結して形成した表側枠体にガラス板を保持し、前記表側枠体を表側から両支柱間に挿入し、その両側部を両支柱の表面側に当接した状態で、該支柱の内側面に沿って延びた内面部を該支柱の内側面にネジ止めするとともに、前記裏側枠部材をそれぞれ裏側から両支柱間に挿入し、前記表側枠体の内面部に弾性嵌合し、更に両側部に位置する裏側枠部材を両支柱の裏面側に当接して装着することを特徴とするガラスパネル装置を構成した(請求項1)。
具体的には、前記表側枠部材には、前記支柱の内側面に沿って延びた内面部を有し、該内面部の内側面に前記ガラス板を保持する凹溝を形成するともに、該凹溝より裏側位置の内側面に段落ち部を形成し、裏側枠部材には、パネル厚さ方向に延びた内面板を有し、該内面板の先端は、前記表側枠部材の段落ち部の壁面に形成した係合凹部に嵌合し、更に前記表側枠部材の内面部の先端片を受け入れる係合段部を形成するとともに、前記内面板の基部に形成した溝部に、先端部が外側に断面ヘ字状に屈曲して板ばねを嵌着し、該板ばねの屈曲部が前記裏側枠部材を表側枠部材に嵌合したときに、前記表側枠部材の段落ち部の内面に形成した係合溝に弾性的に係合してなることが好ましい(請求項)。
また、上下に位置するガラスパネルの枠体同士の連設部には、上下厚さの薄い扁平な第2枠部材が位置し、上下の第2枠部材間に偏平な断面略I形の嵌合部材を介在させて凹凸嵌合し、表裏方向のずれを規制してなることがより好ましい(請求項)。
そして、前記表側枠部材の段落ち部の外側面に突台を形成し、該突台を前記支柱の内側面に当接するとともに、該突台に形成した通孔を通したネジを支柱に螺合してなることがより好ましい(請求項)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のガラスパネル装置は、ガラス板の周囲を表側枠体で取り囲んだ状態で一体化したので、搬送が容易になり、またガラス板の不意の損傷を防止でき、更にガラス専門業者がいなくても容易に施工することができる。また、支柱間への建て込み作業も、先ずガラス板を保持した表側枠体を表側から両支柱間に挿入し、その両側部を両支柱の表面側に当接した状態で、該支柱の内側面に沿って延びた内面部を該支柱の内側面にネジ止めするとともに、4本の裏側枠部材をそれぞれ裏側から両支柱間に挿入し、前記表側枠体の内面部に弾性嵌合し、更に両側部に位置する裏側枠部材を両支柱の裏面側に当接して装着するだけであるので、極めて簡単であるにも係わらず、強固に装着することができる。更に、第1枠部材と第2枠部材はそれぞれ互いに弾性嵌合可能な表側枠部材と裏側枠部材とからなるので、これら二種類の表側枠部材を連結して前記表側枠体を形成すれば、互いに弾性嵌合可能な表側枠体を構成することができ、また4本の裏側枠部材はそのまま用いることができ、また第1枠部材と第2枠部材とを上下部の枠部材として組み合わせることにより、最小限の部品点数で最下段、中段及び最上段のガラスパネルを必要に応じて構成できるのである。
請求項によれば、裏側枠部材の内面板の基部に形成した溝部に、先端部が外側に断面ヘ字状に屈曲して板ばねを嵌着し、該板ばねの屈曲部が裏側枠部材を表側枠部材に嵌合したときに、表側枠部材の段落ち部の内面に形成した係合溝に弾性的に係合してなるので、簡単に表側枠部材と裏側枠部材とを弾性嵌合によって連結することができるにも係わらず、容易に分離しないのであり、また両部材を連結した後には、板ばねを含め嵌合構造が内部に隠れるので、あたかも一体物の部材のように見えるのである。
請求項によれば、上下ガラス板間の連設部分の厚さを薄くして目立たなくすることにより、視野が広くシャープな外観を呈するにも係わらず、上下方向の連設部おける表裏方向のずれを確実に規制することができる
請求項によれば、表側枠部材の内面部を支柱の内側面にネジ止めする際に、段落ち部の外側面に形成した突台を支柱の内側面に当接した状態で、該突台の通孔に通したネジで支柱に締付けるので、確実の固定することができるとともに、表側枠部材の内面部の変形を最小限に抑制することができるので、前記裏側枠部材を前記表側枠体の内面部に弾性嵌合する作業が容易になる。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るガラスパネル装置の正面図を示し、図2は横断平面図、図3は縦断側面図をそれぞれ示し、図中1は天レール、2は地レール、3は笠木部材、4は巾木部材、5は支柱、6は第1枠部材、7は第2枠部材、8はガラス板、9は笠木カバーをそれぞれ示している。また、図中Sは天井、Fは床面を示している。
本発明に係るガラスパネル装置は、天井と床面にそれぞれ天レール1と地レール2を対向させて取付け、該地レール2に外嵌してレベル調整した巾木部材4の上に、所定間隔で支柱5,…を立設し、該支柱5の上端部は前記天レール1内で固定金具で取付け、そして隣接する支柱5,5間の上端部に、前記天レール1に上下スライド且つ固定可能に外嵌した笠木部材3の両端を仮止めし、前記第1枠部材6と第2枠部材7を用いて形成した二種類の枠体10,11にガラス板8の周囲を予め強固に保持したガラスパネルP1,P2を用意し、ガラスパネルP1を前記巾木部材4の上面に凹凸嵌合して載置した状態で両側部を前記支柱5,5の内面にネジ止めして取付け、該ガラスパネルP1の上面にガラスパネルP2を凹凸嵌合して載置した状態で前記同様に支柱5,5にネジ止めして取付け、更に該ガラスパネルP2の上面にガラスパネルP2を凹凸嵌合して載置した状態で前記同様に支柱5,5にネジ止めして取付け、これを繰り返し、最後に前記仮止めした笠木部材3を上方へ持ち上げた状態で、前記ガラスパネルP2の上面にガラスパネルP1を凹凸嵌合して載置した状態で前記同様に支柱5,5にネジ止めして取付け、そして前記笠木部材3を下降させて該ガラスパネルP1の上面に凹凸嵌合した状態で前記支柱5,5に本止めする。そして、最後に前記笠木部材3の表裏両面に、下端が最上段の前記ガラスパネルP1の上端に当接状態で前記笠木カバー9,9を嵌着する。
ここで、前記第1枠部材6は、アルミ押出し型材で作製し、外面側に前記笠木部材3、巾木部材4及び支柱5に外嵌する嵌合構造を有するやや厚さが厚い長尺部材である。また、前記第2枠部材7は、ガラス板8,8が上下に連設する部分に位置し、アルミ押出し型材で作製し、外面側に偏平な断面略I形の嵌合部材12を外嵌する嵌合構造を有する厚さが薄い長尺部材である。また、前記第1枠部材6は、表側枠部材6Aと裏側枠部材6Bとの2部材で構成し、最終的には互に弾性嵌合して一体化する。同様に、前記第2枠部材7は、表側枠部材7Aと裏側枠部材7Bとの2部材で構成し、最終的には互に弾性嵌合して一体化する。
そして、最下段と最上段のガラスパネルP1を構成する枠体10は、図2及び図3に示すように、表側枠体10Aと3本の裏側枠部材6Bと1本の裏側枠部材7Bとで構成し、前記表側枠体10Aは、両側部に表側枠部材6A,6Aを配置し、上下部の一方に表側枠部材6Aと他方に表側枠部材7Aを配置し、それらの端部を45°に所定長さに切断し、大小のL字形連結金具13,14で連結して形成している。裏側には、両側部に裏側枠部材6B,6Bを配置し、上下部の一方に裏側枠部材6Bと他方に裏側枠部材7Bを配置し、それらの端部を45°に所定長さに切断している。最下段に用いる枠体10は、下方に第1枠部材6が位置する向きで使用し、最上段に用いる枠体10は、上方に第1枠部材6が位置する向きで使用する。そして、前記表側枠体10Aには、枠組みする際に、同時にガラス板8の周囲を保持しておき、ガラスパネルP1を構成する。尚、前記表側枠体10Aにガラス板8を組み込んだものも、更に前記表側枠体10Aに4本の裏側枠部材6B,7B,…を弾性嵌合して裏側枠体10Bが構成されているものもガラスパネルP1とする。また、前記4本の裏側枠部材6B,7B,…を切断面で接合するとともに、小型のL字形連結金具で連結して裏側枠体10Bを一体的に形成してもよい。
また、中段のガラスパネルP2を構成する枠体11は、図2〜図11に示すように、表側枠体11Aと2本の裏側枠部材6B,6B及び2本の裏側枠部材7B,7Bとで構成し、前記表側枠体11Aは、両側部に表側枠部材6A,6Aを配置し、上下部に表側枠部材7A,7Aを配置し、それらの端部を45°に所定長さに切断し、大小のL字形連結金具13,14で連結して形成している。裏側には、両側部に裏側枠部材6B,6Bを配置し、上下部に裏表側枠部材7B,7Bを配置し、それらの端部を45°に所定長さに切断している。そして、前記表側枠体11Aには、枠組み形成する際に、同時にガラス板8の周囲を保持しておき、ガラスパネルP2を構成する。尚、前記表側枠体11Aにガラス板8を組み込んだものも、更に前記表側枠体11Aに4本の裏側枠部材6B,7B,…を弾性嵌合して裏側枠体11Bが構成されているものもガラスパネルP2とする。また、前記4本の裏側枠部材6B,6B、7B,7Bを切断面で接合するとともに、小型のL字形連結金具で連結して裏側枠体11Bを一体的に形成してもよい。
ここで、前記笠木部材3、巾木部材4及び支柱5に対応する枠部材は、外側面で対応する部材を表裏両面から抱き込むように嵌合するので、必然的にパネル面内方向の厚さが厚いものを用いることになる。この部分に使用する部材が、前記第1枠部材6、即ち表側枠部材6Aと裏側枠部材6Bである。尚、上下ガラス板8,8の連設部分は、視界を広げるためと、シャープな外観を呈するようにするために可能な限り上下寸法を小さくすることが望ましく、そのような部分に使用する部材が、前記第2枠部材7、即ち表側枠部材7Aと裏側枠部材7Bである。
更に詳しくは、前記表側枠部材6Aは、図2、図3、図7及び図10に示すように、前記支柱1の表側面に当止する横幅の広い中実部16を有し、該中実部16の内側からパネル厚さ方向に延びた内面部17を一体形成し、該内面部17の内面側中央部に沿って前記ガラス板8の端部を嵌合する凹溝18を形成し、更に該凹溝18を挟んで中実部16の側の内面部17の内部に前記L字形連結金具13の一片を嵌入する嵌合孔19を形成するとともに、反対側の内面側には前記L字形連結金具14の一片を収容する段落ち部20を形成している。また、前記裏側枠部材6Bは、前記支柱1の裏側面に当止する横幅の広い中実部21を有し、該中実部21の内側からパネル厚さ方向に延びた内面板22を有し、該内面板22の先端は、前記表側枠部材6Aの段落ち部20の壁面に形成した係合凹部23に嵌合し、該内面板22と前記内面部17とは面一になり、また前記中実部21には前記表側枠部材6Aの内面部17の先端片を受け入れる係合段部24を形成するとともに、前記中実部21と内面板22の基部との間に溝部25を形成し、該溝部25に前記L字形連結金具15の一片を挿入できるようにするとともに、板ばね26を嵌着できるようにしている。ここで、前記板ばね26は、先端部が外側に断面ヘ字状に屈曲しており、この屈曲部が前記裏側枠部材6Bを表側枠部材6Aに嵌合したときに、前記表側枠部材6Aの段落ち部20の内面に形成した係合溝27に弾性的に係合するようになっている。また、前記板ばね26の代わりに、前記裏側枠部材6Bの一部にばね作用のある弾性片を一体形成することも可能である。
また、前記表側枠部材7Aは、図3、図6、図8及び図10に示すように、前記表側枠部材6Aの中実部16を削ぎ落とした断面形状を有する偏平状の部材であり、つまりパネル厚さ方向に延びた内面部28の内面側中央部に沿って前記ガラス板8の端部を嵌合する凹溝29を形成し、更に該凹溝29を挟んで表側の内部に前記L字形連結金具13の一片を嵌入する嵌合孔30を形成するとともに、反対側の内面側には前記L字形連結金具14の一片を収容する段落ち部31を形成している。また、前記裏側枠部材7Bは、前記裏側枠部材6Bの中実部21を削ぎ落とした断面形状を有する偏平状の部材であり、つまりパネル厚さ方向に延びた内面板32を有し、該内面板32の先端は、前記表側枠部材7Aの段落ち部31の壁面に形成した係合凹部33に嵌合し、該内面板32と前記内面部28とは面一になり、また前記内面板32の裏側端から外面側に外側板34を間に溝部35を形成し、前記外側板34には前記表側枠部材7Aの内面部28の先端片を受け入れる係合段部36を形成するとともに、前記溝部35に前記L字形連結金具15の一片を挿入できるようにするとともに、板ばね37を嵌着できるようにしている。ここでも、前記板ばね37は、先端部が外側に断面ヘ字状に屈曲しており、この屈曲部が前記裏側枠部材7Bを表側枠部材7Aに嵌合したときに、前記表側枠部材7Aの段落ち部31の内面に形成した係合溝38に弾性的に係合するようになっている。また、前記表側枠部材7Aの内面部28の外側面に突条39を形成するとともに、前記裏側枠部材7Bの外側板34の先端で、前記突条39と対称な位置に突条40を外向きに突設している。
前記表側枠体10Aにおいて、両側部に配した縦枠部材としての表側枠部材6A,6Aと上下部の一方に配した横枠部材としての表側枠部材6Aとの連結部は、同一部材であるので、互いの端部を45°に切断して、切断面から前記L字形連結金具13を両片を嵌合孔19,19に挿入し、外側面から内面部17,17にネジ41,…を貫通させてL字形連結金具13に螺合する。また、コーナー部内面側の両段落ち部20,20に前記L字形連結金具14の両片をあてがい、外側面から内面部17,17を貫通させたネジ41,…をL字形連結金具14に螺合する。この場合、前記L字形連結金具14の端部は、内面部17、28よりも裏面側に突出するように寸法設定するとともに、この突出部に内側へハゼ折りして厚さを増している。一方、裏側において、裏側枠部材6B,6B同士の連結も同一部材であるので、互いの端部を45°に切断して、該切断面を突き合わせ可能としている。
また、前記表側枠体10Aにおいて、両側部に配した縦枠部材としての表側枠部材6A,6Aと上下部の他方に配した横枠部材としての表側枠部材7Aとの連結部は、あるいは前記表側枠体11Aにおける両側部に配した縦枠部材としての表側枠部材6A,6Aと上下部に配した横枠部材としての表側枠部材7A,7Aとの連結部は、各部材の厚さが異なるので工夫が必要である。つまり、厚さの薄い前記表側枠部材7Aの端部と、該表側枠部材7Aの厚さに相当する前記表側枠部材6Aの内側部のみを45°に切断して傾斜切断面43,43を形成するとともに、前記中実部16の大部分は、表側枠部材6Aの長手方向に直交する面、即ち水平切断面44とし、前記表側枠部材7Aの傾斜切断面43と前記表側枠部材6Aの傾斜切断面43を突き合わせるとともに、切断面から前記L字形連結金具13を両片を嵌合孔19,30に挿入し、外側面から内面部17,28にネジ41,…を貫通させてL字形連結金具13に螺合し、更にコーナー部内面側の両段落ち部20,31に前記L字形連結金具14の両片をあてがい、外側面から内面部17,28を貫通させたネジ41,…をL字形連結金具14に螺合する。
また、前記裏側枠体10B及び裏側枠体11Bを構成する裏側枠部材6Bと裏側枠部材7Bとの接合部も同様に、厚さの薄い前記裏側枠部材7Bの端部と、該裏側枠部材7Bの厚さに相当する前記裏側枠部材6Bの内側部のみを45°に切断して傾斜切断面45,45を形成するとともに、前記中実部21の大部分は、裏側枠部材6Bの長手方向に直交する面、即ち水平切断面46とし、前記裏側枠部材7Bの傾斜切断面45と前記裏側枠部材6Bの傾斜切断面45を突き合わせることができるようにしている。
このように、厚さの異なる表側枠部材6Aと表側枠部材7Aのコーナー連結部、裏側枠部材6Bと裏側枠部材7Bのコーナー接合部において、厚さの厚い表側枠部材6Aに設けた中実部16と裏側枠部材6Bに設けた中実部21を利用し、この中実部16,21を部材の長手方向に直交する水平切断面44,46とすることにより、全ての部材を45°の傾斜切断面で突き合わせ連結しても、厚さの厚い表側枠部材6Aと裏側枠部材6Bの内部構造が見えることがなく、また水平切断面44,46の端部は直角であり、しかも適宜面取り加工しても外観性を損なわないので、コーナー部で金属バリが無くなり、もって引っ掻き傷を付ける心配もなくなるとともに、外観性においても優れたものとなる。
次に、ガラスパネル装置の全体構造と施工手順を説明する。先ず、前記天レール1は、下方開放した断面略コ字形のチャンネル部材であり、天井Sにアンカーボルトで固定されている。また、前記地レール2は、上方開放した断面略コ字形のチャンネル部材であり、床面Fにアンカーボルトで固定されている。そして、前記笠木部材3は、図3及び図12に示すように、アルミ押出し型材で作製し、前記天レール1内に臨む中央部の基板47の両側に前記天レール1の両垂下板48,48を受け入れる逃がし溝49,49を形成するとともに、外側に前記垂下板48,48の外側面に摺接するように側面板50,50を立ち上げ、各側面板50の外側面であって上部に幅広の水平板51を突設するとともに、その下方に間隔をおいて下面が水平で上面が傾斜した先細の突片52を突設している。ここで、前記水平板51は、前記突片52よりも十分に横幅が広く、側方への突出高さが高くなっている。
そして、前記笠木部材3は、アングル金具53で前記基板47を前記支柱5の内側面にネジ止めしている。また、前記笠木部材3の両側面板50,50の下部は、前記ガラスパネルP1の枠体10を構成する表側枠部材6Aの中実部16と、裏側枠部材6Bの中実部21とが外嵌している。そして、前記笠木カバー9は、図3及び図12に示すように、アルミ押出し型材で作製し、表面の化粧板54の裏面であって上部に、前記笠木部材3の水平板51の上面に載置する上突条部55と、下端部に前記突片52の下面に係止するとともに、前記枠体10の上端面に当接する下突条部56を形成している。更に、前記上突条部55の先端部は断面略C字形の保持部57となっており、該保持部57にリップシール58を嵌着するとともに、前記下突条部56の先端部は断面略コ字形となっている。また、前記笠木カバー9の化粧板54の上縁には、前記上突条部55を突設した側に爪片59を突設して、前記上突条部55との間に係合溝60を形成している。この係合溝60をハンギングレールとして利用し、オプション器具を係止することも可能である。
そして、前記笠木カバー9を笠木部材3の側面に装着するには、先ず笠木カバー9の上突条部55を水平板51に載置して位置決めした状態で、該笠木カバー9を笠木部材3の側面板50に接近するようにスライド移動させれば、前記下突条部56が前記突片52の下面に係合するとともに、前記枠体10の上端面に当接する。このとき、前記リップシール58は、前記天レール1の垂下板48に圧接して防音機能を果たすとともに、前記下突条部56は、ガラスパネルP1の上動を規制するのである。ここで、前記笠木カバー9は長尺部材であり、撓みや変形が避けられず、全長にわたって同時に笠木部材3に嵌合することは、通常は難しいが、前述のように最初に幅の広い水平板51に上突条部55の全長を載置して位置決めするので、該水平板51が案内となって容易に嵌合することができるのである。また、前記ガラスパネルP1を外したりする場合に、前記笠木カバー9を外さなければならないが、その場合には前記係合溝60に指を入れて爪片59を引けば容易に外すことができる。
また、図3に示すように、前記巾木部材4は、アルミ押出し型材で作製し、上部に前記ガラスパネルP1の枠体10を構成する表側枠部材6Aの中実部16と、裏側枠部材6Bの中実部21とが外嵌する嵌合部61を形成するとともに、該嵌合部61の両側に中空の巾木部62,62を垂下し、両巾木部62,62が前記地レール2を外嵌することができるようになっている。ここで、前記地レール2の溝内にはアジャスター63を所定間隔毎に設け、前記巾木部材4のレベルを調整できるようになっている。
そして、本発明に係るガラスパネル装置を施工するには、前述のように天井Sと床面Fに設けた巾木部材4と天レール1間に複数の前記支柱5,…を一定間隔毎に立設する。それには、前記巾木部材4の嵌合部61に開口を形成し、該開口内に支柱5の下端を嵌合してもよい。また、前記支柱5の上端部は、天固定部材により天レール1内に固定される。そして、下方から順にガラスパネルP1、ガラスパネルP2,…、ガラスパネルP1と建て込むが、それにはガラス板8を予め固定した表側枠体10Aを両側の支柱5,5間に表側から装着した後、裏側から裏側枠体10Bを構成する各裏側枠部材6B,7B,…を装着し、両者を弾性的に嵌合して取付けるとともに、前記L字形連結金具14の突出部のハゼ折り部分を溝部25,35に嵌入し、切断面がぴったりと接合するようにしている。具体的には、図7に示すように、表側枠体10Aを構成する両側の表側枠部材6A,6Aの内面部17,17を支柱5,5間に挿入し、両支柱5,5の表側面に側方へ突出した中実部16,16を当止すると同時に、表側枠体10Aの下部の表側枠部材6Aの下面を前記巾木部材4の嵌合部61に載置する。その状態で、両側の表側枠部材6A,6Aの内面部17,17を段落ち部20,20において内方からタッピンネジ64,…で支柱5の内側面に螺着する。それから、裏側から裏側枠体10Bを構成する裏側枠部材6B,…と裏側枠部材7Bを対応する表側枠部材6A,…と表側枠部材7Aに前述のように弾性嵌合する。この状態で、両側の裏側枠部材6B,6Bの中実部21,21が支柱5の裏側面に当接する。従って、枠体10を装着した状態では、前記内面部17と中実部16,21とで形成される凹溝部内に支柱5の内側部が嵌合した状態となる。
それから、前記ガラスパネルP1の枠体10の上面に、偏平な断面略I形の嵌合部材12を載置した後、その上に前記表側枠体11Aを載置した状態で同様に支柱5,5にタッピンネジ64,…で螺着する。それから、前記同様に裏側から前記ガラスパネルP2の裏側枠体11Bを構成する裏側枠部材6B,7B,…を弾性嵌合する。図9に示すように、枠体10の上側の第2枠部材7の上に、前記嵌合部材12を介在させて枠体11の下側の第2枠部材7が載置嵌合される。この二つの枠体10,11が凹凸嵌合して重なった第2枠部材7,7は、あたかも一体的な扁平な横枠部材のような外観を呈する。また、両第2枠部材7,7は、前記嵌合部材12を介して凹凸嵌合しているので、表裏方向にずれることは全くない。同様に、他のガラスパネルP2,…を装着し、最後のガラスパネルP1を装着した後、最終的に笠木部材3を支柱5にネジ止めし、笠木部材3に笠木カバー9,9を嵌着するのである。
また、本実施形態では、前記ガラス板8は、前記表側枠体10A、11Aを組立てる際に、同時の枠部材の凹溝18,29内に周縁部を嵌合して一体化するのである。この際、各凹溝18,29内の底面部には、両面粘着シート65を貼り、ガラス板8の端面と粘着している。このように、ガラス板8の周囲を表側枠体10A、11Aで取り囲んだ状態で一体化したので、搬送が容易になり、またガラス板8の不意の損傷を防止でき、更にガラス専門業者がいなくても容易に施工することができるのである。
前記ガラスパネル装置は、図13〜図16に示した通常の間仕切パネル装置と組み合わせて使用することも多い。この間仕切パネル装置は、前述のガラスパネル装置で用いた共通部材を用いて構成する。図2及び図13に示すように、一定間隔毎に立設した支柱5,5間に、全高にわたって一枚物のパネル板66,66を表裏両側に設けたり、上下分割した分割パネル板67,67を表裏両側に設ける場合もある。先ず、前記パネル板66,66を両支柱5,5の表裏両側に装着するには、図2及び図14に示すように、前記支柱5の内側面にアングル材からなる保持片68,68をネジ止めし、該保持片68に設けた係止孔(図示せず)に係止具69を係止し、該係止具69を利用してパネル板66の両側部を係止するのである。前記分割パネル板67を取付けるには、上下境界部に横桟70をアングル金具71を用いて支柱5,5の内側面間に横設し、該分割パネル板67の両側部は前記同様に係止具69を用いて係止する。前記パネル板66や分割パネル板67は、係止具69,…に嵌合係止しただけであるので、上方へ持ち上げれば容易に外れてしまうが、図16に示すように、前記笠木部材3に笠木カバー9,9を装着することにより、前記下突条部56が前記突片52の下面と前記パネル板66又は分割パネル板67の上端面との間に嵌合するので、該パネル板66又は分割パネル板67の上動が規制されるので、外れることがないのである。
次に、図17〜図20に基づいて、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態も基本構造は前記同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。本実施形態のガラスパネル装置は、前記笠木部材3と巾木部材4にわたった1枚物のガラス板8の周囲を、第1枠部材6,…のみで構成した枠体72の幅方向中央部に保持したガラスパネルP3を、両側の支柱5,5で支持するとともに、上下部を前記笠木部材3と巾木部材4に嵌合した構造のものである。
本実施形態でも前記第1枠部材6は、表側枠部材6Aと裏側枠部材6Bとからなり、上下両側とも前記表側枠部材6A,…で枠組みして表側枠体72Aを構成し、該表側枠体72Aで前記ガラス板8の周囲を保持している。また、前記裏側枠部材6Bは各端部を45°に切断して、お互いに切断面を接合することによって裏側枠体72Bを枠組みできるようにしている。この場合も、前記ガラス板8を保持した表側枠体72Aを前記巾木部材4の嵌合部61に載置するとともに、両側部を両側の支柱5,5間に挿入し、タッピンネジ64で該支柱5,5と前記巾木部材4にネジ止めした状態で、裏面側から前記各裏側枠部材6B,…を前記同様に弾性的に嵌合させて保持して裏側枠体72Bを構成するのである。
ここで、本実施形態の表側枠部材6Aは、前記支柱1の表側面に当止する横幅の広い中実部16を有し、該中実部16の内側からパネル厚さ方向に延びた内面部17を一体形成し、該内面部17の内面側中央部に沿って前記ガラス板8の端部を嵌合する凹溝18を形成し、更に該凹溝18を挟んで中実部16の側の内面部17の内部に前記L字形連結金具13の一片を嵌入する嵌合孔19を形成するとともに、反対側の内面側には前記L字形連結金具14の一片を収容する段落ち部20を形成している。そして、前記内面部17の外面側には、前記中実部16に近い位置に突条73を形成するとともに、前記段落ち部20の外側面に前記突条73と略一致した突出高さの突台74を突設し、該突台74には前記タッピンネジ64を挿通する通孔75を適宜間隔で設けている。また、前記裏側枠部材6Bは、前述の実施形態のものと同一であるので説明は省略する。
一方、前記巾木部材4の嵌合部61の上面には、前記表側枠部材6Aの突条73と突台74を外側から係合する一対のリブ76,76を突設している。そして、図17及び図18に示すように、前記表側枠体72Aの下方の表側枠部材6Aを前記巾木部材4の嵌合部61に載置して、両リブ76,76間に前記突条73と突台74を嵌合する。それと同時に、前記表側枠体72Aの両側の表側枠部材6A,6Aの内面部17,17を両支柱5,5間に挿入すると、図19及び図20に示すように、前記突条73と突台74が支柱5の内側面に接触、若しくは近接した位置にくる。その状態で、両側の表側枠部材6Aの前記突台74の通孔75にタッピンネジ64を通して前記支柱5に螺着するとともに、下方の表側枠部材6Aの前記突台74の通孔75にタッピンネジ64を通して前記巾木部材4の嵌合部61に螺着する。この場合、前記表側枠部材6Aを支柱5と巾木部材4にネジ止めしても、前記突台74が接合面に接触するので、前記段落ち部20の変形を最小限に抑制することができる。
最後に、図21及び図22に基づいて、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態も基本構造は前記同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。本実施形態のガラスパネル装置は、前記笠木部材3と巾木部材4にわたった1枚物のガラス板8の周囲を、第3枠部材77,…で構成した枠体78の幅方向一側端に保持したガラスパネルP4を、両側の支柱5,5で支持するとともに、上下部を前記笠木部材3と巾木部材4に嵌合した構造のものである。
前記第3枠部材77は、表側枠部材77Aと裏側枠部材77Bとからなり、前記表側枠部材77Aは、前記表側枠部材6Aの中実部16を段状に落として前記ガラス板8の縁部を受け入れる凹段部79を形成するとともに、前記凹溝18を除いた以外は同様な構造である。また、前記裏側枠部材77Bは、前記裏側枠部材6Bと同一である。そして、前記同様に前記表側枠部材77A,…で表側枠体78Aを構成し、裏側枠部材77B,…で裏側枠体78Bを構成するのである。
本実施形態の場合は、前記ガラス板8を枠体78の表側端に保持するので、重心が偏っている。そのため、支持強度を高めるために、図21に示すように、前記天レール1に近い位置に、前記笠木部材3を上部に嵌合状態で保持するビーム部材80を両側の支柱5,5の上端間にアングル金具53で渡設し、前記枠体78を構成する上方の表側枠部材77Aの突条73でビーム部材80を前面下端を当止するとともに、突台74をビーム部材79の下面に当接してタッピンネジ64でネジ止めしている。その他の前記枠体78の下部及び両側部の固定は前記同様である。また、前記アジャスター63のボルトをガラス板8に接近した位置に設定している。
本発明に係るガラスパネル装置の簡略正面図である。 同じく部分横断平面図である。 同じく部分縦断側面図である。 枠体にガラス板を組み込んだ状態のガラスパネルの一部を示す省略平面図である。 同じく正面図である。 図4のX−X線断面図である。 支柱に第1枠部材を取付ける構造を示した部分横断面図であり、(a)は表側枠部材を支柱にネジ止めした状態、(b)は表側枠部材に裏側枠部材を嵌合する途中の状態、(c)は表側枠部材に裏側枠部材を弾性嵌合した状態をそれぞれ示している。 支柱に第2枠部材を取付ける構造を示した部分縦断面図であり、(a)は表側枠部材を支柱にネジ止めした状態、(b)は表側枠部材に裏側枠部材を嵌合する途中の状態、(c)は表側枠部材に裏側枠部材を弾性嵌合した状態をそれぞれ示している。 上下の枠体の第2枠部材同士の嵌合構造を示す部分縦断面図である。 第1枠部材と第2枠部材のコーナー連結部の分解斜視図である。 第1枠部材と第2枠部材のコーナー連結部の組立て状態の解斜視図である。 天レールと笠木部材と笠木カバーの関係を示す分解斜視図である。 間仕切パネル装置の簡略正面図である。 同じく部分横断平面図である。 同じく部分縦断側面図である。 同じく上部構造を示す部分拡大縦断側面図である。 第2実施形態のガラスパネル装置を示す部分縦断面図である。 同じく分解状態を示す部分縦断面図である。 第2実施形態のガラスパネル装置を示す部分横断面図である。 同じく分解状態を示す部分横断面図である。 第3実施形態のガラスパネル装置を示す部分縦断面図である。 第3実施形態のガラスパネル装置を示す部分横断面図である。
1 天レール、 2 地レール、
3 笠木部材、 4 巾木部材
5 支柱、 6 第1枠部材、
6A 表側枠部材、 6B 裏側枠部材、
7 第2枠部材、 7A 表側枠部材、
7B 裏側枠部材、 8 ガラス板、
9 笠木カバー、 10 枠体、
10A 表側枠体、 10B 裏側枠体、
11 枠体、 11A 表側枠体、
11B 裏側枠体、 12 嵌合部材、
13 L字形連結金具、 14 L字形連結金具、
16 中実部、 17 内面部、
18 凹溝、 19 嵌合孔、
20 段落ち部、 21 中実部、
22 内面板、 23 係合凹部、
24 係合段部、 25 溝部、
26 板ばね、 27 係合溝、
28 内面部、 29 凹溝、
30 嵌合孔、 31 段落ち部、
32 内面板、 33 係合凹部、
34 外側板、 35 溝部、
36 係合段部、 37 板ばね、
38 係合溝、 39 突条、
40 突条、 41 ネジ、
43 傾斜切断面、 44 水平切断面、
45 傾斜切断面、 46 水平切断面、
47 基板、 48 垂下板、
49 逃がし溝、 50 側面板、
51 水平板、 52 突片、
53 アングル金具、 54 化粧板、
55 上突条部、 56 下突条部、
57 保持部、 58 リップシール、
59 爪片、 60 係合溝、
61 嵌合部、 62 巾木部、
63 アジャスター、 64 タッピンネジ、
65 両面粘着シート、 66 パネル板、
67 分割パネル板、 68 保持片、
69 係止具、 70 横桟、
71 アングル金具、 72 枠体、
72A 表側枠体、 72B 裏側枠体、
73 突条、 74 突台、
75 通孔、 76 リブ、
77 第3枠部材、 77A 表側枠部材、
77B 裏側枠部材、 78 枠体、
78A 表側枠、 78B 裏側枠体、
79 凹段部、 80 ビーム部材、
S 天井、 F 床面、
P1,P2,P3,P4 ガラスパネル。

Claims (4)

  1. 天井と床面間に間隔を隔てて立設した一対の支柱間に、上下方向に複数のガラスパネルを装着してなるガラスパネル装置であって、前記ガラスパネルは枠体にガラス板の周囲を保持したものであり、前記枠体は、両側部に第1枠部材を配し、上下部の少なくとも一方に第2枠部材を配し、他方は第1枠部材又は第2枠部材を配し、第1枠部材と第2枠部材はそれぞれ互いに弾性嵌合可能な表側枠部材と裏側枠部材とからなり、これら二種類の表側枠部材を連結して形成した表側枠体にガラス板を保持し、前記表側枠体を表側から両支柱間に挿入し、その両側部を両支柱の表面側に当接した状態で、該支柱の内側面に沿って延びた内面部を該支柱の内側面にネジ止めするとともに、前記裏側枠部材をそれぞれ裏側から両支柱間に挿入し、前記表側枠体の内面部に弾性嵌合し、更に両側部に位置する裏側枠部材を両支柱の裏面側に当接して装着することを特徴とするガラスパネル装置。
  2. 前記表側枠部材には、前記支柱の内側面に沿って延びた内面部を有し、該内面部の内側面に前記ガラス板を保持する凹溝を形成するともに、該凹溝より裏側位置の内側面に段落ち部を形成し、裏側枠部材には、パネル厚さ方向に延びた内面板を有し、該内面板の先端は、前記表側枠部材の段落ち部の壁面に形成した係合凹部に嵌合し、更に前記表側枠部材の内面部の先端片を受け入れる係合段部を形成するとともに、前記内面板の基部に形成した溝部に、先端部が外側に断面ヘ字状に屈曲して板ばねを嵌着し、該板ばねの屈曲部が前記裏側枠部材を表側枠部材に嵌合したときに、前記表側枠部材の段落ち部の内面に形成した係合溝に弾性的に係合してなる請求項記載のガラスパネル装置。
  3. 上下に位置するガラスパネルの枠体同士の連設部には、上下厚さの薄い扁平な第2枠部材が位置し、上下の第2枠部材間に偏平な断面略I形の嵌合部材を介在させて凹凸嵌合し、表裏方向のずれを規制してなる請求項1又は2記載のガラスパネル装置。
  4. 前記表側枠部材の段落ち部の外側面に突台を形成し、該突台を前記支柱の内側面に当接するとともに、該突台に形成した通孔を通したネジを支柱に螺合してなる請求項1〜何れかに記載のガラスパネル装置。
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