JP4149327B2 - 連結部材構造及び間仕切り構造 - Google Patents

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本発明は連結部材構造及び間仕切り構造に関するものである。
従来、例えば、クリーンルームは、クリーンエアを確保するために、パネルを組付け形成した間仕切りにより区画されている。而して、パネルにより間仕切りを形成する場合には、一般的には、例えば天井側にアルミニウム製アングル材を取付けると共に、床側にアルミニウム製アングル材又はアルミニウム製チャンネル部材を取付け、パネル上下端部を夫々ビスにより前記アルミニウム製アングル材若しくはアルミニウム製チャンネル部材に止め付け、各所隙間は気密保持のため、シリコンシーラによりシールしている。又、隣合うパネル同士は、シリコンシーラ又はH型ジョイナにより、気密性を持たせて接合するようにしている。
ところが、上記間仕切りでは、設置の際にパネルをビス止めしたうえ、シーラによりシールするため、工数が多く掛り、シール処理の熟練度が要求されるため、工期短縮やコスト削減に対し大きな課題となっていた。又、近年、シリコンシーラからのガス発生が問題となっており、シリコンシーラを使用しない工法が要望されている。
斯かる課題を解決するために、本件出願人は、平成14年6月21日付けで間仕切り用金具及び間仕切りについて先行出願を行った。斯かる先行出願の例は図23〜図29に示されている。図中、1は天井側に取付けられてパネルPの上端部を支持し得るようにした間仕切り用天井側支持部材、2は床側に取付けらてパネルPの下端部を支持し得るようにした間仕切り用床側支持部材、3は柱や壁に取付けられて端部にあるパネルPの側部を支持し得るようにした間仕切り用垂直部材側支持部材、4は面が平行となるよう直列的に配置されたパネルPにおいて、隣合うパネルPを連結するようセットされた横断面H型の縦向きの連結部材であり、間仕切り用天井側支持部材1、間仕切り用床側支持部材2、間仕切り用垂直部材側支持部材3、連結部材4、パネルPにより間仕切りが形成されるようになっている。
間仕切り用天井側支持部材1、間仕切り用床側支持部材2、間仕切り用垂直部材側支持部材3、連結部材4は、何れもアルミニウムの押出し材又は引抜き材により構成される長尺の型成形材料であり、パネルPは、20mm〜40mmの心材の両面に薄いアルミニウム又はカラー鋼板で仕上げたサンドイッチ状の構造体である。
間仕切り用天井側支持部材1は、図23に示すように水平方向へ延在しており、図27に拡大して示すように、天井部に直接固設されるようにした基板1aと、基板1aのパネルP厚さ方向両端部において下方へ垂下し、且つ基板1aの長手方向へ延在する壁部1b,1cとを備えている。而して、基板1a及び壁部1b,1cにより包囲された空間には、パネルPの上端部を挿入し得るようにしたパネル挿入部5が形成されている。
壁部1bの鉛直方向長さは壁部1cよりも短く形成されて、壁部1bの下端は壁部1cの下端よりも上方に位置しており、パネルPの上端を壁部1b側からパネル挿入部5へ挿入する際に、パネルPを円滑に挿入し得るようになっている。又、壁部1b,1cの下端は互に近接する方向へ曲折されて曲折部1b’,1c’が形成され、曲折部1b’,1c’間の間隔は、パネルPの厚さよりも僅かに小さく形成されている。更に、壁部1bの基端側内側には、パネルP上端部の挿入時に容易に広がり、且つパネルP上端部のパネル挿入部5への挿入後に元へ戻るよう変形しようとして、パネルPに弾撥力を付与し得るよう、壁部1bの長手方向へ延在する切込み部6が形成されている。
而して、パネルPの上端部を間仕切り用天井側支持部材1のパネル挿入部5に挿入した際に、パネルPの上端部は、壁部1b,1c下端の曲折部1b’,1c’により押圧、挟持されるようになっている。
間仕切り用床側支持部材2は、図23に示すように水平方向に延在し、図28に拡大して示すように、組付ける前においては、固定用床側支持部材7と挿入用床側支持部材8とに分割されるようになっている。
固定用床側支持部材7は、水平方向へ延在すると共に床部に直接固設されるようにした基板7aと、基板7aのパネルP厚さ方向一端部において上方へ直立し、且つ基板7aの長手方向へ延在する壁部7bと、基板7aのパネルP厚さ方向中間部において上方へ直立すると共に上端部で直角に曲折して壁部7bから離反する方向へ水平に突出し、且つ基板7aの長手方向へ延在する垂直断面形状が略逆L字型のパネル下端部支持部材7cとを備え、パネル下端部支持部材7cの上面によりパネルP下端部を支持し得るようになっている。又、基板7aの、パネル下端部支持部材7c基部接合部よりも壁部7bから離反した側の上面には、基板7aの長手方向へ延在する突条部9が形成され、パネル下端部支持部材7cの水平部の下面には、基板7aの長手方向へ延在する突条部10が形成されている。
挿入用床側支持部材8は、水平方向へ延在し且つパネルP厚さ方向の幅が小さい基板8aと、基板8aの固定用床側支持部材7に近接した端部において上方へ直立し、且つ基板8aの長手方向へ延在する壁部8bと、壁部8bの下端部の近傍において固定用床側支持部材7側に向いて水平に突出し、且つ基板8aの長手方向へ延在する水平壁部8cと、壁部8bの高さ方向中途部において水平壁部8cの上部に水平に位置するよう形成され且つ基板8aの長手方向へ延在する水平壁部8dとを備えている。又、水平壁部8cの壁部8bから離反した側の端部近傍下面には、基板8aの長手方向へ延在する溝状部11が形成され、水平壁部8dの壁部8bから離反した側の端部近傍上面には、基板8aの長手方向へ延在する溝状部12が形成されている。
壁部7b,8bの上端には、固定用床側支持部材7に挿入用床側支持部材8を挿入して組付けた際に、互に近接する方向へ向くよう曲折された曲折部7b’,8b’が形成されると共に、壁部7bの上端側内側には、壁部7bの長手方向へ延在する切込み部13が形成されている。
而して、パネルPの下端を固定用床側支持部材7のパネル下端部支持部材7cに支持させ、挿入用床側支持部材8を固定用床側支持部材7に挿入すると、挿入用床側支持部材8の水平壁部8c,8dは固定用床側支持部材7の基板7aとパネル下端部支持部材7cとの間の隙間に入れ子状に挿入され、水平壁部8cは基板7aの上面に位置して、溝状部11が突条部9に嵌合し、水平壁部8dはパネル下端部支持部材7cの水平部の下面に位置して、溝状部12が突条部10に嵌合するようになっている。
壁部7bの上端内側には切込み13が形成されており、挿入用床側支持部材8を固定用床側支持部材7に挿入すると、壁部7bはパネルPに押圧されて容易に広がり、且つ元へ戻るよう変形しようとしてパネルPに対し弾撥力を付与し得るようになっており、パネルPの下端は、固定用床側支持部材7のパネル下端部支持部材7cに支持された状態で、壁部7b,8b上端部の曲折部7b’,8b’により押圧、挟持されるようになっている。
間仕切り用垂直部材側支持部材3は、図23に示すように間仕切りの端部において上下方向に延在し、図29に示すように、組付ける前においては、固定用垂直部材側支持部材14と挿入用垂直部材側支持部材15とに分割されるようになっている。
固定用垂直部材側支持部材14は、上下方向へ延在すると共に垂直部材側に直接固設されるようにした基板14aと、基板14aのパネルP厚さ方向一端部において基板14aの面から離反する方向へ突出し、且つ基板14aの上下方向へ延在する壁部14bと、基板14aのパネルP厚さ方向中間部において基板14aの面から離反する方向へ突出すると共に先端部で直角に曲折して壁部14bから離反する方向へ突出し、且つ基板14aの長手方向へ延在する水平断面形状が略逆L字型のパネル端部支持部材14cとを備え、パネル端部支持部材14cの垂直端面によりパネルPの水平方向一端部を支持し得るようになっている。
基板14aのパネル端部支持部材14c接合部と同一の面には、基板14aの上下方向へ延在する突条部16が、パネル端部支持部材14c基部よりも壁部14bから離反する側に位置するよう形成され、パネル端部支持部材14cのパネルP端面に対する当接面の裏面には、基板14aの上下方向へ延在する突条部17が形成されている。
挿入用垂直部材側支持部材15は、上下方向へ延在し、且つパネルP厚さ方向の幅が小さい基板15aと、基板15aの壁部14bに対向した端部において基板15aの面から離反する方向へ突出し、且つ基板15aの長手方向へ延在する壁部15bと、壁部15b基部の近傍において壁部15bに対し直交し、且つ壁部14bへ向いた方向へ突出し、しかも基板15aの長手方向へ延在する壁部15cと、壁部15cからパネルPの面方向へ所定距離離反した位置において壁部15cと平行となるよう形成され、且つ基板15aの長手方向へ延在する壁部15dとを備えている。
壁部15cの壁部15bから離反した側の端部近傍における壁部15dとは反対側の面には、基板15aの長手方向へ延在する溝状部18が形成され、壁部15dの壁部15bから離反した側の端部近傍における壁部15cとは反対側の面には、基板15aの長手方向へ延在する溝状部19が形成されている。
壁部14b,15bの先端には、固定用垂直部材側支持部材14に挿入用垂直部材側支持部材15を挿入して組付けた際に、互に近接する方向へ向くよう曲折された曲折部14b’,15b’が形成されると共に、壁部14bの先端側内側には、壁部14bの長手方向へ延在する切込み20が形成されている。
而して、パネルPの幅方向一端部を固定用垂直部材側支持部材14のパネル端部支持部材14cの垂直面に支持させ、固定用垂直部材側支持部材14に挿入用垂直部材側支持部材15に挿入すると、挿入用垂直部材側支持部材15の壁部15c,15dは固定用垂直部材側支持部材14の基板14aとパネル端部支持部材14cとの間の隙間に入れ子状に挿入され、壁部15cは基板14aの内面に位置して、溝状部18が突条部16に嵌合し、壁部15dはパネル端部支持部材14cの内面に位置して、溝状部19が突条部17に嵌合するようになっている。
壁部14bの先端内側には切込み20が形成されており、挿入用垂直部材側支持部材15を固定用垂直部材側支持部材14に挿入すると、壁部14bはパネルPに押圧されて容易に広がり、且つ元へ戻るよう変形しようとしてパネルPに対し弾撥力を付与し得るようになっており、パネルPの一端部は、固定用垂直部材側支持部材14のパネル端部支持部材14cに支持された状態で、壁部14b,15b先端部の曲折部14b’,15b’により押圧、挟持されるようになっている。
連結部材4は、図23に示すように縦方向へ延在して間仕切り用天井側支持部材1と間仕切り用床側支持部材2との間に配置され、図26に拡大して示すように、横断面H形状の部材であり、パネルPの厚さ方向へ所定の間隔で対向配置されたフランジ4aと両フランジ4aを一体的に接続するよう配置されたウエブ4bにより包囲されて形成されるパネル挿入部21にパネルPの幅方向端部が挿入されるようになっている。
上記間仕切りにおいては、施行時には、例えば間仕切り用天井側支持部材1を天井に取付けると共に、間仕切り用床側支持部材2の固定用床側支持部材7を床側に取付け、且つ間仕切り用垂直部材側支持部材3の固定用垂直部材側支持部材14を間仕切り用天井側支持部材1及び固定用床側支持部材7の長手方向一端に配設して垂直部材側に取付け、間仕切り用天井側支持部材1及び固定用床側支持部材7の長手方向一端側から、すなわち、間仕切り用垂直部材側支持部材3における固定用垂直部材側支持部材14を設けた側から、パネルP、連結部材4、パネルP、連結部材4・・・を間仕切り用天井側支持部材1及び固定用床側支持部材7に順次組付け、間仕切り用床側支持部材2の挿入用床側支持部材8を固定用床側支持部材7に挿入し、間仕切り用垂直部材側支持部材3の挿入用垂直部材側支持部材15を固定用垂直部材側支持部材14に挿入するようにしている。
従って、上記先行出願の間仕切りにおいては、パネルPをシール材、接着剤、固定ビス等を用いることなく簡単に構築することができ、このため、パネルPの組付けを容易且つ迅速に行うことができて、間仕切りを短時間で設置することができるという利点がある。
上記先行出願の間仕切りに用いる連結部材以外の他の連結部材の例としては、特許文献1、特許文献2、特許文献3に示すようなものがある。
特許文献1は、パネルの縁を本体と押えの2ピースから成る連結部材で挟み込んで連結するパネル連結構造であり、押えの反り変形がなく、簡単にねじ止めしてパネルを連結することを目的としており、連結部材は、ねじ溝を形成した基部及び両当りを有する概略T型断面の本体と、中央に嵌合片を延ばした概略T型断面の押えとで構成し、嵌合片は、ねじ溝に嵌めると共に、嵌合片の切欠部にねじを挿入して螺合することで押えを取付け、固定するものである。
特許文献2は、一対の表面板間に芯材を充填したパネル同士の連結構造であって、パネルの連結に際し、方向性を生じず、一対のパネルを引き寄せ合うよう強固且つ正確に連結でき、両パネルを離隔させる力に対し十分抵抗できると共に、部分的なパネルの取り外しも容易にすることを目的としており、各パネルの連結側縁に沿って互いに先端が当接する当接部と、該当接部等の両側面に突設した係止片を有する枠材を配設し、且つ各係止片を互いに引き寄せる一対の係合片を有するコ字形枠を側方から嵌合したものである。
特許文献3は、クリーンルーム等を構成する間仕切りのパネル接合構造であって、コーキング材を使用しないで、より簡単な施工にて気密機能を果たし得るようにすることを目的としており、ペーパーコアの両面に表面材を貼着し、周囲には補強材を備えたパネルであり、このパネル側部の縦補強材には概略L型をしたジョイント部を中立面に対して対称に形成し、隣り合うパネルのジョイント部にて気密材を挟み込み、目地空間に嵌入した目地材の脚先端をジョイント部に係止させるようにしたものである。
特開2003−41692号公報 特開平10−18441号公報 特開平11−217885号公報
先行出願の間仕切りにおいては、間仕切りにより仕切られたクリーンルームを形成した後でクリーンルーム内に機器を搬入する等のために、部分的にあるパネルPを脱着する必要がある場合に、図26に示すように、パネルPの面と平行な方向への連結部材4のずらし代Sが少ないため、部分的なパネルPの脱着は困難であるという問題がある。
特許文献1においては、押えはねじにより略T型断面の本体に締結されて連結部材が構成されており、連結部材はねじを取外すことにより、押えと本体とに分解できる。このため、連結部材に挟み込まれている中間のパネルは取外したり、取付けたりすることができる。しかし、ねじを頻繁に脱着した場合には、徐々にねじの螺合が緩くなり、押えと本体の締結を強固に行うことが困難となる虞がある。又、パネルを取外す場合には、押えと本体はパネルの表側と裏側とに分解されるため、両側に作業員が必要となって省人化を図ることができず、更には、連結部材は別部品である押えと本体により構成されるため、部品点数が増加して管理に手間が掛りコストアップを招来する。
特許文献2においては、内部に気密材を収納したコ字形枠の表面片からパネル厚さ方向内側に向けて係合片を突出させ、該係合片と、パネルの端部に一体的に取付けられた枠材のリブ出しした係止片とを、互に引寄せるように係合させている。このため、コ字形枠を取外すことにより、中間のパネルを取外すことができる。しかし、コ字形枠はパネルの表裏両面において分解する必要があるため、この場合にも、両側に作業員が必要となって省人化を図ることができず、又、コ字形枠は2部品であるため、部品点数が増加して管理に手間が掛りコストアップを招来し、更には、コ字形枠の係合片は、前記係止片とパネル接合端部縁において上から下まで係合しているため、係合片が軟質の材質であっても、取外すのに非常に時間と労力を要する。
特許文献3においては、パネル端部に一体的に取付けた縦補強部材のリブ出ししたジョイント部の間に気密材を挟みこみ、目地材先端の係合片として機能する脚先端をジョイント部に係止させている。このため、目地材を取外すことにより、中間のパネルを取外すことができる。しかし、目地材はパネルの表裏両面において分解する必要があるため、この場合にも、両側に作業員が必要となって省人化を図ることができず、目地材は2部品であるため、部品点数が増加して管理に手間が掛りコストアップを招来し、更に、目地材脚先端はジョイント部に対し、パネル接合端部縁において上から下まで係合しているため、目地材が軟質の材質であっても、取外すのに非常に時間と労力を要する。
本発明は、斯かる実情に鑑み、間仕切りを組立てた後に、部分的にあるパネルをパネルの表側或いは裏側の一側から、多くの労力を要することなく、容易且つ迅速に脱着し得るようにすると共に、部品点数が少なく、管理が容易でコストダウンを図ることができ、更には、ねじ等の締結手段を不要としてパネルの支持を常に安定して行い得るようにした連結部材構造及び間仕切り構造を提供することを目的としてなしたものである。
手段1の連結部材構造は、パネルの幅端部をフランジとウエブにより形成されたパネル挿入部に挿入して隣合うパネルを連結し得るようにした横断面形状がH形状の連結部材において、該連結部材のフランジには、横断面視で前記ウエブと略平行な方向へ脱着可能なスペーサ部材を取付けて前記パネルの幅端部をパネル挿入部に挿入した際に、パネルの幅端部が前記スペーサ部材に当接或は近接し得るよう構成し、取外すべきパネルの幅端部が当接或は近接するように配置したスペーサ部材以外のスペーサ部材を取外した際には、該スペーサ部材を取外した連結部材におけるウエブとパネルの幅端部との間に、連結部材のずらし代が形成されるよう構成したものである。
手段2の連結部材構造は、パネルの幅端部をフランジとウエブにより形成されたパネル挿入部に挿入して隣合うパネルを連結し得るようにした横断面形状がH形状の連結部材において、該連結部材のフランジには、横断面視で前記ウエブと略平行な方向へ脱着可能なスペーサ部材を取付けて前記パネルの幅端部をパネル挿入部に挿入した際に、パネルの幅端部が前記スペーサ部材に当接或は近接し得るよう構成し、取外すべきパネルの幅端部が当接或は近接するように配置したスペーサ部材に対し連結部材のウエブを挟んで配置されたスペーサ部材を取外した際には、該スペーサ部材を取外した連結部材におけるウエブとパネルの幅端部との間に、連結部材のずらし代が形成されるよう構成したものである。
手段3の連結部材構造は、上下に分割された複数のパネルの上下端部をフランジとウエブにより形成されたパネル挿入部に挿入して上下に配置されたパネルを連結し得るようにした縦断面形状がH形状の連結部材において、該連結部材のフランジには、縦断面視で前記ウエブと略平行な方向へ脱着可能なスペーサ部材を取付けて前記パネルの上下端部をパネル挿入部に挿入した際に、パネルの上下端部が前記スペーサ部材に当接或は近接し得るよう構成し、取外すべき中間のパネルの上下部が当接或は近接するように配置したスペーサ部材に対し連結部材のウエブを挟んで配置されたスペーサ部材を取外した際には、該スペーサ部材を取外した連結部材におけるウエブと上部パネルの下端部及び下部のパネルの上端部との間に、連結部材のずらし代が形成されるよう構成したものである。
手段4の連結部材構造は、上下に複数に分割されたパネルの幅方向両側に位置する横断面がH形状の連結部材を、分割されたパネルの数量に合わせて上下に複数に分割したものである。
手段5の間仕切り構造は、パネルと該パネルに対し隣合うパネルを連結する、手段1又は2の連結部材構造を備えたものである。
手段6の間仕切り構造は、パネルと該パネルに対し上下に配置されたパネルを連結する、手段3又は4に記載の連結部材構造を備えたものである。
手段7の間仕切り構造は、パネルの上端部を支持するよう長手方向へ延在する間仕切り用天井側支持部材を備え、該間仕切り用天井側支持部材は、天井側に固定されると共に、パネルの厚さ方向両側に、下端にパネル面側に向けて曲折された曲折部を備えた壁部を備え、壁部間に形成されたパネル挿入部にパネルの上端を挿入した際に、前記曲折部によりパネルの上端部を押圧、挟持し得るよう構成したものである。
手段8の間仕切り構造は、
パネルの下端部を支持するよう長手方向へ所定の間隔で分割された複数の間仕切り用床側支持部材を備え、
該間仕切り用床側支持部材は、
固定用床側支持部材と挿入用床側支持部材を備え、
固定用床側支持部材は、
床側に固定されると共に上端にパネル面側に向けて曲折された曲折部を有する壁部と、パネルの下端を支持するようにしたパネル下端部支持部材を備え、
挿入用床側支持部材は、
上端にパネル面側に向けて曲折されて挿入用床側支持部材の固定用床側支持部材に対する挿入時に、固定用床側支持部材の壁部の曲折部と協働してパネルを押圧、挟持し得るようにした曲折部を有する壁部と、該壁部の固定用床側支持部材に対し対向する面に設けられ、且つ前記固定用床側支持部材に対し側方から挿入されるようにした上下の水平壁部を備え、
しかも、挿入用床側支持部材の前記壁部には、上下の水平壁部の間に位置し、且つパネルの取外し時に挿入用床側支持部材を取外し得るよう、取外し用工具を係止させる孔を設けたものである。
手段9の間仕切り構造は、
端部のパネルの幅端部を支持するよう上下に延在する間仕切り用垂直部材側支持部材を備え、
該間仕切り用垂直部材側支持部材は、
固定用垂直部材側支持部と挿入用垂直部材側支持部材を備え、
固定用垂直部材側支持部材は、
垂直部材側に固定されると共に先端にパネル面側に向けて曲折された曲折部を有する壁部と、パネルの幅端部を支持するようにしたパネル側端部支持部材を備え、
挿入用垂直部材側支持部材は、
先端にパネル面側に向け曲折されて挿入用垂直部材側支持部材の固定用垂直部材側支持部材に対する挿入時に、固定用垂直部材側支持部材の壁部の曲折部と協働してパネルを押圧、挟持し得るようにした曲折部を有する壁部と、該壁部の固定用垂直部材側支持部に対し対向する面に設けられ、且つ前記固定用垂直部材側支持部に対し側方から挿入されるようにした、パネル面に対し平行な方向へ所定の間隔で設けられた壁部を備え、
しかも、挿入用垂直部材側支持部材の先端に曲折部を有する前記壁部には、パネル面に対し平行な方向へ所定の間隔で設けられた壁部の間に位置し、且つパネルの取外し時に挿入用床側支持部材を取外し得るよう、取外し用工具を係止させる孔を設けたものである。
本発明の請求項1〜9に記載の連結部材構造及び間仕切り構造によれば、間仕切りを組立てた後に、中間部にあるパネルを該パネルの表側或いは裏側の一側から、多くの労力を要することなく、容易且つ迅速に脱着し得ると共に、連結部材は一体構成であるため、部品点数が少なく、管理が容易でコストダウンを図ることができ、更には、パネルの幅方向端部はボルトの外周面で支持され、ねじ等の締結手段が不要であるため、パネルの支持を常に安定して行うことができ、又、請求項3、4の連結部材構造や請求項3、4の連結部材構造を用いた間仕切り構造の場合には、より一層容易且つ迅速に所定のパネルの脱着を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図14は本発明の実施の形態の一例を示し、図中、図23〜図29に示すものと同一の部分は同一の符号を付してある。
而して、本図示例においては、連結部材4の対向配置されたフランジ4aに、フランジ4a端面からパネルPの幅方向へ所定の間隔を置いて、横断面視でウエブ4bと略平行となるよう、スペーサ部材として機能するボルト22を、ウエブ4bを中心に左右2箇所、上下3箇所、合計6箇所取付け得るようになっている。
すなわち、フランジ4aのうち、図1において手前側のフランジ4aには、当該フランジ4aを厚さ方向へ貫通してボルト挿通孔23が穿設され、図1において奥側のフランジ4aには、ボルト挿通孔23に挿通されたボルト22が螺合し得るようにしたねじ孔24が、当該フランジ4aを貫通するよう、螺設されている(図7、図9、図10、図13、図14参照)。ボルト22の手前側の端部には、レンチ等の工具挿入用の六角穴22aが形成されている。このようにすることにより、ボルト22はその手前側から脱着することが可能である。なお、ボルト22の上下方向の数量は複数なら何個でも良い。又、ボルト22は、手前側の端部のみならず、その反対側の端部にも、レンチ等の工具挿入用の六角穴22aが形成され、ボルト22の全長に渡りねじ孔24に螺合するねじが切ってあり、ボルト挿通孔23内面長よりねじの山同士の太さがわずかに細くなっている場合もある。この場合、手前側からは上記と変わらずボルト22を脱着できるのみならず、反対側からもボルト22を脱着することが可能である。
パネルPのフランジ4aとウエブ4bにより包囲されて形成されたパネル挿入部21に挿入された端部は、ボルト22の径方向外側に位置するようになっている。
間仕切り用床側支持部材2は、各パネルPに対応して長手方向に分割し得るようになっており、分割された各間仕切り用床側支持部材2における挿入用床側支持部材8の長手方向両端部近傍には、取外し用の孔25が、水平壁部8cと水平壁部8d間において壁部8bを貫通するよう、水平に穿設されている(図1、図2、図3、図5参照)。
間仕切り用垂直部材側支持部材3における挿入用垂直部材側支持部材15の上下方向端部近傍には、取外し用の孔25が、壁部15cと壁部15dとの間において壁部15bを貫通するよう、水平に穿設されている(図1、図4、図6参照)。
組立てられている間仕切りから中間部のパネルPを脱着する場合の手順の一例を図8〜図14をも参照しつつ説明する。
施行時には、パネルP及び連結部材4は、は前記先行出願のパネルP及び連結部材4と同様にして間仕切り用天井側支持部材1、間仕切り用床側支持部材2、間仕切り用垂直部材側支持部材3に組付けられるので説明は省略する。
図1〜図4に示すように組立てられている間仕切りにおいて中間部のパネルPを取外す場合には、作業員は、取外すべき中間部のパネルPが支持されている間仕切り用床側支持部材2における挿入用床側支持部材8の取外し用の孔25に取外し用工具を挿入して係止させ、取外し工具を手前に引くことにより、当該挿入用床側支持部材8を、図8に示すように、固定用床側支持部材7から取外す。
挿入用床側支持部材8が固定用床側支持部材7から取外されたら、取外された挿入用床側支持部材8の長手方向両側に位置する連結部材4において、取外すべきパネルPに並列された隣りのパネルPを位置決めしているボルト22を取外す(図9参照)。これにより、連結部材4のウエブ4bと取外すべきパネルPに隣合うパネルPとの間にずらし代S1が形成される。
次いで、ボルト22を取外した連結部材4を、取外すべきパネルPの幅端部から離反する方向へ、ウエブ4bが取外すべきパネルPに隣合うパネルPの幅端部に当接若しくは近接する位置まで移動させる。これにより、取外すべきパネルPを位置決めしていたボルト22は、当該パネルPの幅端部から離反し、移動された連結部材4のフランジ4a端部と当該パネルPの幅端部との間には、C1の隙間が形成される(図10参照)。
取外すべきパネルPと連結部材4のフランジ4aとの間に隙間C1が形成されたら、作業員は、パネルPの下端を若干固定用床側支持部材7のパネル下端部支持部材7cから浮上させて、パネルPの下側を手前に引き、パネルPの下端がパネル下端部支持部材7cから離反したら(図11参照)、パネルPを下方へ引き、パネルPの上端部を間仕切り用天井側支持部材1のパネル挿入部5から離脱させる。これにより、間仕切りの中間部にあるパネルPを容易且つ迅速に取外すことができる(図12参照)。
中間部にパネルPを取付ける場合の手順は取外す場合の手順と逆となる。すなわち、図10に示すように、パネルPを取付けるべき箇所における連結部材4を、取付けるべきパネルPに隣合うパネルPの幅端部側に寄せておき、パネルPを図12、図11を経て間仕切り用天井側支持部材1及び間仕切り用床側支持部材2の固定用床側支持部材7に嵌込む。この際、パネルPの上端は間仕切り用天井側支持部材1のパネル挿入部5に挿入され、パネルPの下端は間仕切り用床側支持部材2における固定用床側支持部材7のパネル下端部支持部材7c上面に支持される。
パネルPが間仕切り用天井側支持部材1及び間仕切り用床側支持部材2の固定用床側支持部材7に嵌込まれたら、嵌込まれたパネルPの幅方向両側に位置する連結部材4を、連結部材4に取付けられているボルト22がパネルPの幅端に当接若しくは近接するまで寄せ(図10、図9参照)、当該連結部材4の嵌込まれたパネルPを位置決めするボルト22の取付け側とはウエブ4bを挟んで反対側のボルト挿通孔23にボルト22を挿通させ、先端ねじ部をねじ孔24に螺合させる。
而して、連結部材4にボルト22が取付けられたら、挿入用床側支持部材8の水平壁部8c,8dを、嵌込まれたパネルPの下端を支持する固定用床側支持部材7の前側面から基板7aとパネル下端部支持部材7c水平部との間に所定位置まで挿入する。これにより、パネルPの取付けは終了し、間仕切りの中間部にパネルPを容易且つ迅速に取付けることができる。
間仕切りの端部に位置するパネルPを取外す場合には、図8に示すように、前述と同様にして、間仕切り用床側支持部材2における挿入用床側支持部材8を取外すと共に、図13に示すように、間仕切り用垂直部材側支持部材3の挿入用垂直部材側支持部材15を取外し用の孔26に取外し用工具を挿入、係止させ、取外し工具を手前に引くことにより、固定用垂直部材側支持部材14から取外し、間仕切り端部のパネルPに隣設されたパネルPを位置決めするボルト22を取外す。これにより、取外すべきパネルPが支持された連結部材4のウエブ4bと取外すべきパネルPに隣合うパネルPとの間に、図13に示すようにずらし代S2が形成される。
次いで、ボルト22を取外した連結部材4を、間仕切り端部のパネルPの幅端部から離反する方向へ、ウエブ4bが端部のパネルPに隣合うパネルPの幅端部に当接若しくは近接する位置まで移動させる。これにより、端部のパネルPを位置決めしていたボルト22は、当該パネルPの幅端部から離反し、移動された連結部材4のフランジ4a端部と当該パネルPの幅端部との間には、C2の隙間が形成される(図14参照)。
端部のパネルPと連結部材4のフランジ4aとの間に隙間C2が形成されたら、作業員は、パネルPの下端を若干固定用床側支持部材7のパネル下端部支持部材7cから浮上させると共に、パネルPの固定用垂直部材側支持部材14におけるパネル端部支持部材14c側端部をパネル端部支持部材14cから僅かに離反させ、パネルPの下側を手前に引き、パネルPの下端がパネル下端部支持部材7cから離反し、且つパネルPの幅端部がパネル端部支持部材14cから離反したら、パネルPを下方へ引き、パネルPの上端部を間仕切り用天井側支持部材1のパネル挿入部5から離脱させる。これにより、間仕切り端部にあるパネルPを容易且つ迅速に取外すことができる。
間仕切り端部においてパネルPを取付ける場合の手順は、取外す場合の手順と逆になる。すなわち、最も間仕切り用垂直部材側支持部材3に近い連結部材4を、取付けるべき端部のパネルPに隣合うパネルPの幅端部側に寄せておき、パネルPを間仕切り用天井側支持部材1及び間仕切り用床側支持部材2の固定用床側支持部材7並びに間仕切り用垂直部材側支持部材3の固定用垂直部材側支持部材14に嵌込む。この際、パネルPの上端は間仕切り用天井側支持部材1のパネル挿入部5に挿入され、パネルPの下端は間仕切り用床側支持部材2における固定用床側支持部材7のパネル下端部支持部材7c上面に支持され、パネルPの間仕切り用垂直部材側支持部材3側幅端部は、間仕切り用垂直部材側支持部材3における固定用垂直部材側支持部材14のパネル端部支持部材14cに支持される。
パネルPが間仕切り用天井側支持部材1及び間仕切り用床側支持部材2の固定用床側支持部材7並びに間仕切り用垂直部材側支持部材3の固定用垂直部材側支持部材14に嵌込まれたら、嵌込まれたパネルPの幅方向一側に位置する連結部材4を、連結部材4に取付けられているボルト22がパネルPの幅端に当接若しくは近接するまで寄せ、当該連結部材4の嵌込まれたパネルPを位置決めするボルト22の取付け側とはウエブ4bを挟んで反対側のボルト挿通孔23にボルト22を挿通させ、先端ねじ部をねじ孔24に螺合させる。
而して、連結部材4にボルト22が取付けられたら、嵌込まれたパネルPの下端を支持する固定用床側支持部材7の前側面から挿入用床側支持部材8を所定位置まで挿入すると共に、固定用垂直部材側支持部材14の前側面から挿入用垂直部材側支持部材15を所定位置に挿入する。これにより、端部のパネルPの取付けは終了し、間仕切り端部においても、パネルPを容易且つ迅速に取付けることができる。
本図示例によれば、間仕切りを組立てた後に、中間部にあるパネルPをパネルPの表側或いは裏側の一側から、多くの労力を要することなく、容易且つ迅速に脱着し得ると共に、連結部材4は一体構成であるため、部品点数が少なく、管理が容易でコストダウンを図ることができ、更には、パネルPの幅方向端部はボルト22の外周面で支持され、ねじ等の締結手段が不要であるため、パネルPの支持を常に安定して行うことができる。
図15〜図19は本発明の実施の形態の他の例で、図中、図1〜図14に示すものと同一の部分には同一の符号が付してある。而して、本図示例の特徴部分は、縦向きの連結部材4,4間に設置された1枚のパネルPを上下3段に分割してパネルP1,P2,P3とし、上部のパネルP1と中間のパネルP2及び、中間のパネルP2と下部のパネルP3を夫々、縦向きの連結部材4と略同一構成の水平配置された連結部材31により連結し、必要な場合には、中間のパネルP2を取外し得るようにしたことである。
すなわち、本図示例においては、連結部材31は、パネルP1,P2,P3の厚さ方向両側に対向して位置するようにした縦向きのフランジ31aと、両フランジ31aを一体的に連結するよう水平配置されたウエブ31bを備えて縦断面視でH形状に形成されている。又、フランジ31aの上下端面から下方及び上方に所定の間隔を置いて、ウエブ31bと略平行で且つ一方のフランジ31aから他方のフランジ31a側へ延在するよう、スペーサ部材として機能するボルト32が配置されている。ボルト32は、ウエブ31bを中心に上下2箇所、左右2箇所、合計4箇所配置されるようになっている。
フランジ31aのうち、図15において手前側、図17において左側のフランジ31aには、当該フランジ31aを厚さ方向へ貫通してボルト挿通孔33が穿設され、図15において奥側のフランジ31a、図17において右側のフランジ31aには、ボルト挿通孔33に挿通されたボルト32が螺合し得るようにしたねじ孔34が、当該フランジ31aを貫通するよう、螺設されている。ボルト32の手前側の端部には、レンチ等の工具挿入用の六角穴32aが形成されている。このようにすることにより、ボルト32はその手前側から脱着することが可能である。なお、1本の連結部材31に対するボルト32の連結部材31長手方向の数量は複数なら何個でも良い。又、ボルト32は、手前側の端部のみならず、その反対側の端部にも、レンチ等の工具挿入用の六角穴32aが形成され、ボルト32の全長に渡りねじ孔34に螺合するねじが切ってあり、ボルト挿通孔33内面長よりねじの山同士の太さがわずかに細くなっている場合もある。この場合、手前側からは上記と変わらずボルト32を脱着できるのみならず、反対側からもボルト32を脱着することが可能である。
フランジ31aとウエブ31bにより包囲されて形成されているパネル挿入部35に挿入された、パネルP1,P2,P3の端部は、ウエブ31bを基準として連結部材31にセットされたボルト32の径方向外側に位置するようになっている。すなわち、例えばパネルP1の下端はボルト32の外周上端に当接し、パネルP2の上端はボルト32の外周下端に当接し得るようになっている。図中、36は間仕切り用天井側支持部材1の壁部1bに水平に螺着されて、パネルP2を取外す際にパネルP1が落下するのを防止するための落下防止ボルトである。
図15に示すごとく、隣合う連結部材4,4間に上下に3枚に分割されて組立てられているパネルP1,P2,P3から中間部のパネルP2を取外す場合の手順を、図9、図10をも参照しつつ説明する。なお、図15〜図19の図示例においては、間仕切り用床側支持部材2の挿入用床側支持部材8を取外す必要はない。
すなわちパネルP2を取外す場合には、先ず、パネルP1,P2,P3の幅方向両側が支持されている縦向きの連結部材4において、パネルP1,P2,P3を支持しているボルト22にウエブ4bを挟んで配置されている隣合うボルト22を抜取る。そうすると、パネルP1,P2,P3に隣接して配置されているパネルPと、当該連結部材4のウエブ4bとの間に、ずらし代S1が形成される(図9参照)。次いで、ボルト22の抜取られた連結部材4を、パネルP1,P2,P3の幅方向両側から離反する方向へ寄せ、パネルP1,P2,P3の幅方向両側に隙間C1を形成させる(図10参照)。
次に、連結部材31において、パネルP1の下端部及びパネルP3の上端部を支持しているボルト32を取外す。これにより、連結部材31とパネルP1,P3との間にずらし代S3が形成される(図18参照)。
次いで、ボルト32を取外した連結部材31を、取外すべきパネルP2の上下端部から離反する方向、すなわち、上部の連結部材31は上方へ、下部の連結部材31は下方へ、各連結部材31のウエブ31bが上方のパネルP1の下端部、及び下方のパネルP3の上端部に当接若しくは近接する位置まで上昇及び下降させる。これにより、取外すべきパネルP2を支持していたボルト32は、当該パネルP2の上下端部から離反し、上昇及び下降された連結部材31のフランジ31a下端部及び上端部とパネルP2の上端部及び下端部との間には、C3の隙間が形成される(図19参照)。なお、上方の連結部材31は落下しないよう何等かの手段で押えておく必要がある。
パネルP1,P2,P3の幅方向両側と連結部材4のフランジ4aとの間に隙間C1が形成され、パネルP2の上下端部と連結部材31のフランジ31aとの間に隙間C3が形成されたら、作業員はボルト32を抜いた方向と同一方向へパネルP2を取外す。取外したパネルP2を取付ける場合の手順は、取外す場合と逆になる。なお、パネルP1,P2,P3の全てを取外す場合には、前記図示例と同様、間仕切り用床側支持部材2の挿入用床側支持部材8を取外して作業を行う。
本図示例によれば、上記図示例の場合と同様の作用効果を奏し得るうえ、小さく分割したパネルP2を取外すようにしているため、パネルP2の取外し時に間仕切り用床側支持部材2の挿入用床側支持部材8を取外す必要がなく、より一層迅速に作業を行うことができる。
図20〜図22は本発明の実施の形態の更に他の例で、図中、図15〜図19に示すものと同一の部分には同一の符号が付してある。本図示例の特徴部分は、縦向きの連結部材4,4間に設置された1枚のパネルPを上下3段に分割してパネルP1,P2,P3とし、上部のパネルP1と中間のパネルP2及び、中間のパネルP2と下部のパネルP3を夫々、縦向きの連結部材4と略同一構成の水平配置された連結部材31により連結し、又、パネルP1,P2,P3の両側の連結部材4をパネルP1,P2,P3に合わせ上下に3分割して連結部材4−1,4−2,4−3とし、必要な場合には、中間の連結部材4−2をパネルP1,P2,P3から離反する側へ寄せ、パネルP2上部の連結部材31を上昇させ、パネルP2下部の連結部材31を下降させ、而して、中間のパネルP2を取外し得るようにしたことである。連結部材4−1,4−2,4−3の分割位置は、連結部材31の高さ方向中間位置とする。
パネルP2を取外す場合の手順は、先ず、図21に示すように、連結部材4−2をパネルP2から離反させて隙間C1を形成させ、図22に示すように、連結部材31をパネルP2の上方及び下方に上昇及び下降させて同様に隙間C3を形成させたうえ、パネルP2を取外す。この際の詳細な手順は上記各図示例に準じて行うため、詳細な説明は省略する。なお、パネルP1,P2,P3の全てを取外す場合には、前記図示例と同様、間仕切り用床側支持部材2の挿入用床側支持部材8を取外したうえ、連結部材4−1,4−2,4−3をパネルP1,P2,P3から離反するよう寄せて作業を行う。
本図示例によれば、前述の各図示例と同様の作用効果を奏し得る他、縦向きの連結部材4−1,4−2,4−3のうち、連結部材4−2のみをパネルP2から離反するよう寄せれば良いため、前記各図示例よりもより一層迅速に作業を行うことができる。
なお、本発明の連結部材構造及び間仕切り構造においては、間仕切りの長手方向中間部では、取外すべきパネルの幅方向両側に位置する連結部材を取外すべきパネルに隣設されたパネル側に寄せる場合について説明したが、当該連結部材を寄せるだけでは、取外すべきパネルの幅端部と連結部材のフランジ端部との間に隙間が形成されない場合には、更に次の連結部材を取外すべきパネルから離反する側に寄せるようにしても実施することができること、取外すべきパネルを位置決めする片側の連結部材を寄せるだけで取外すべきパネルの幅端部と連結部材のフランジ端部との間に隙間が形成される場合には、片側の連結部材のみを取外すべきパネルから離反する側へ寄せるようにしても実施できること、間仕切り端部では、取外すべき端部のパネルの幅方向一側に位置する連結部材を端部のパネルに隣設されたパネル側に寄せる場合について説明したが、当該連結部材を寄せるだけでは、取外すべき端部のパネルの幅端部と連結部材のフランジ端部との間に隙間が形成されない場合には、更に次の連結部材を端部のパネルから離反する側に寄せるようにしても実施することができること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明に適用する連結部材を用いた間仕切りの一例の正面図である。 図1のII−II方向矢視図である。 図1のIII−III方向矢視図である。 図1のIV−IV方向矢視図である。 図1に示す間仕切り用床側支持部材の拡大断面図である。 図1に示す間仕切り用垂直部材側支持部材の拡大縦断面図である。 図1に示す連結部材の拡大縦断面図である。 図1に示す間仕切りから間仕切り用床側支持部材の挿入用床側支持部材を取外した状態を示す縦断面図である。 図1に示す間仕切りに示す連結部材からボルトを取外した状態を示す横断面図である。 図1に示す間仕切りにおいて、ボルトを取外した連結部材を隣設するパネル側に寄せた状態を示す横断面図である。 図1に示す間仕切りにおいて、パネル下端を固定用床側支持部材から取外した状態を示す縦断面図である。 図11に示す状態からパネル上端を間仕切り用天井側支持部材のパネル挿入部から下方へ引出した状態を示す縦断面図である。 図1に示す間仕切りにおいて、端部のパネルから間仕切り用垂直部材側支持部材の固定用垂直部材側支持部材を取外すと共に、端部のパネルに隣合うパネルを位置決めしているボルトを取外した状態を示す横断面図である。 図13においてボルトを取外した連結部材を端部のパネルに隣合うパネルの幅端部側に寄せた状態を示す横断面図である。 本発明に適用する連結部材を用いた間仕切りの他の例の正面図である。 図15のXVI−XVI方向矢視図である。 図16のXVII部拡大図である。 図15に示す間仕切りにおいて、上下方向の中間部にあるパネルを取外すためにボルトを取外した状態を示す断面図である。 図15に示す間仕切りにおいて、上下方向の中間部にあるパネルを取外すために水平配置された連結部材を上下に昇降させた状態を示す断面図である。 本発明に適用する連結部材を用いた間仕切りの更に他の例の正面図である。 図21の間仕切りにおいて、分割した縦向きの連結部材のうち、中間部の連結部材をパネルの幅方向両端部から離反させた状態を示す正面図である。 図21の間仕切りにおいて、分割した縦向きの連結部材のうち、中間部の連結部材をパネルの幅方向両端部から離反させ、水平な連結部材のうち、上部の連結部材を中間のパネルの上方へ移動させ、下部の連結部材を中間のパネルの下方へ移動させた状態を示す正面図である。 先行出願に開示された間仕切りの正面図である。 図23のXXIV−XXIV方向矢視拡大図である。 図23のXXV−XXV方向矢視拡大図である。 図23のXXVI−XXVI方向矢視拡大図である。 図23に示す間仕切りにおける間仕切り用天井側支持部材を示す拡大縦断面図である。 図23に示す間仕切りにおける間仕切り用床側支持部材を示す拡大縦断面図である。 図23に示す間仕切りにおける間仕切り用垂直部材側支持部材を示す拡大縦断面図である。
符号の説明
1 間仕切り用天井側支持部材
1b 壁部
1b’ 曲折部
1c 壁部
1c’ 曲折部
2 間仕切り用床側支持部材
3 間仕切り用垂直部材側支持部材
4 連結部材
4−1 連結部材
4−2 連結部材
4−3 連結部材
4a フランジ
4b ウエブ
7 固定用床側支持部材
7b 壁部
7b’ 曲折部
7c パネル下端部支持部材
8 挿入用床側支持部材
8b 壁部
8b’ 曲折部
8c 水平壁部
8d 水平壁部
14 固定用垂直部材側支持部材
14b 壁部
14b’ 曲折部
14c パネル端部支持部材
15 挿入用垂直部材側支持部材
15b 壁部
15b’ 曲折部
15c 壁部
15d 壁部
21 パネル挿入部
22 ボルト(スペーサ部材)
25 孔
26 孔
31 連結部材
31a フランジ
31b ウエブ
32 ボルト(スペーサ部材)
P パネル
P1 パネル
P2 パネル
P3 パネル
S1 ずらし代
S2 ずらし代
S3 ずらし代

Claims (9)

  1. パネルの幅端部をフランジとウエブにより形成されたパネル挿入部に挿入して隣合うパネルを連結し得るようにした横断面形状がH形状の連結部材において、該連結部材のフランジには、横断面視で前記ウエブと略平行な方向へ脱着可能なスペーサ部材を取付けて前記パネルの幅端部をパネル挿入部に挿入した際に、パネルの幅端部が前記スペーサ部材に当接或は近接し得るよう構成し、取外すべきパネルの幅端部が当接或は近接するように配置したスペーサ部材以外のスペーサ部材を取外した際には、該スペーサ部材を取外した連結部材におけるウエブとパネルの幅端部との間に、連結部材のずらし代が形成されるよう構成したことを特徴とする連結部材構造。
  2. パネルの幅端部をフランジとウエブにより形成されたパネル挿入部に挿入して隣合うパネルを連結し得るようにした横断面形状がH形状の連結部材において、該連結部材のフランジには、横断面視で前記ウエブと略平行な方向へ脱着可能なスペーサ部材を取付けて前記パネルの幅端部をパネル挿入部に挿入した際に、パネルの幅端部が前記スペーサ部材に当接或は近接し得るよう構成し、取外すべきパネルの幅端部が当接或は近接するように配置したスペーサ部材に対し連結部材のウエブを挟んで配置されたスペーサ部材を取外した際には、該スペーサ部材を取外した連結部材におけるウエブとパネルの幅端部との間に、連結部材のずらし代が形成されるよう構成したことを特徴とする連結部材構造。
  3. 上下に分割された複数のパネルの上下端部をフランジとウエブにより形成されたパネル挿入部に挿入して上下に配置されたパネルを連結し得るようにした縦断面形状がH形状の連結部材において、該連結部材のフランジには、縦断面視で前記ウエブと略平行な方向へ脱着可能なスペーサ部材を取付けて前記パネルの上下端部をパネル挿入部に挿入した際に、パネルの上下端部が前記スペーサ部材に当接或は近接し得るよう構成し、取外すべき中間のパネルの上下端部が当接或は近接するように配置したスペーサ部材に対し連結部材のウエブを挟んで配置されたスペーサ部材を取外した際には、該スペーサ部材を取外した連結部材におけるウエブと上部のパネルの下端部及び下部のパネルの上端部との間に、連結部材のずらし代が形成されるよう構成した請求項1又は2に記載の連結部材構造。
  4. 上下に複数に分割されたパネルの幅方向両側に位置する横断面がH形状の連結部材を、分割されたパネルの数量に合わせて上下に複数に分割した請求項3に記載の連結部材構造。
  5. パネルと該パネルに対し隣合うパネルを連結する、請求項1又は2に記載の連結部材構造を備えたことを特徴とする間仕切り構造。
  6. パネルと該パネルに対し上下に配置されたパネルを連結する、請求項3又は4に記載の連結部材構造を備えたことを特徴とする間仕切り構造。
  7. パネルの上端部を支持するよう長手方向へ延在する間仕切り用天井側支持部材を備え、該間仕切り用天井側支持部材は、天井側に固定されると共に、パネルの厚さ方向両側に、下端にパネル面側に向けて曲折された曲折部を備えた壁部を備え、壁部間に形成されたパネル挿入部にパネルの上端を挿入した際に、前記曲折部によりパネルの上端部を押圧、挟持し得るよう構成した請求項5又は6に記載の間仕切り構造。
  8. パネルの下端部を支持するよう長手方向へ所定の間隔で分割された複数の間仕切り用床側支持部材を備え、
    該間仕切り用床側支持部材は、
    固定用床側支持部材と挿入用床側支持部材を備え、
    固定用床側支持部材は、
    床側に固定されると共に上端にパネル面側に向けて曲折された曲折部を有する壁部と、パネルの下端を支持するようにしたパネル下端部支持部材を備え、
    挿入用床側支持部材は、
    上端にパネル面側に向けて曲折されて挿入用床側支持部材の固定用床側支持部材に対する挿入時に、固定用床側支持部材の壁部の曲折部と協働してパネルを押圧、挟持し得るようにした曲折部を有する壁部と、該壁部の固定用床側支持部材に対し対向する面に設けられ、且つ前記固定用床側支持部材に対し側方から挿入されるようにした上下の水平壁部を備え、
    しかも、挿入用床側支持部材の前記壁部には、上下の水平壁部の間に位置し、且つパネルの取外し時に挿入用床側支持部材を取外し得るよう、取外し用工具を係止させる孔を設けた
    請求項5、6又は7に記載の間仕切り構造。
  9. 端部のパネルの幅端部を支持するよう上下に延在する間仕切り用垂直部材側支持部材を備え、
    該間仕切り用垂直部材側支持部材は、
    固定用垂直部材側支持部と挿入用垂直部材側支持部材を備え、
    固定用垂直部材側支持部材は、
    垂直部材側に固定されると共に先端にパネル面側に向けて曲折された曲折部を有する壁部と、パネルの幅端部を支持するようにしたパネル端部支持部材を備え、
    挿入用垂直部材側支持部材は、
    先端にパネル面側に向け曲折されて挿入用垂直部材側支持部材の固定用垂直部材側支持部材に対する挿入時に、固定用垂直部材側支持部材の壁部の曲折部と協働してパネルを押圧、挟持し得るようにした曲折部を有する壁部と、該壁部の固定用垂直部材側支持部に対し対向する面に設けられ、且つ前記固定用垂直部材側支持部に対し側方から挿入されるようにした、パネル面に対し平行な方向へ所定の間隔で設けられた壁部を備え、
    しかも、挿入用垂直部材側支持部材の先端に曲折部を有する前記壁部には、パネル面に対し平行な方向へ所定の間隔で設けられた壁部の間に位置し、且つパネルの取外し時に挿入用床側支持部材を取外し得るよう、取外し用工具を係止させる孔を設けた
    請求項5、6、7又は8に記載の間仕切り構造。
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