JP5399680B2 - パネル体間の隙間閉塞部材 - Google Patents
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Description
各部材における把持片の対向面である内側面に、板状基片から外方に向けて離間した位置に突起状係止部を設け、この対向する突起状係止部間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることによって、パネル体端部を突起状係止部に当接、または近接させて配置する第一形態と、各把持片を外方に弾性変形させて、パネル体端部を板状基片の側面に当接、または近接させて配置する第二形態との二つの態様で閉塞しうるようにする。
各部材における把持片の対向面である内側面に、把持片の遊端方向を向く舌片状係止部を、その遊端が板状基片から外方に向けて離間した位置となるように設け、この対向する舌片状係止部間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることによって、パネル体端部を舌片状係止部に当接、または近接させて配置する第一形態と、前後の把持片を外方に弾性変形させて、パネル体端部を板状基片の側面に当接、または近接させて配置する第二形態との二つの態様で閉塞しうるようにする。
図1は、本発明における第1実施形態のパネル体間の隙間閉塞部材を適用したデスクのワークステーションの斜視図、図2は、図1のII−II線におけるパネル体間の閉塞形態を示す要部拡大横断面図、図3は、隙間閉塞部材を一部拡大して示す斜視図である。
なお、図1において、右上から左下を「前後方向」、左上から右下を「左右方向」として説明する。
この各突起状係止部8間の幅W1および各把持片7における遊端7bの開口幅W2は、パネル体4の厚さTよりも小さく(W1、W2<T)なっている。
この場合、各把持片7の遊端7bを、パネル体4の厚さTに応じて、適宜外方に弾性変形させて、パネル体4の端部4aを板状基片6の側面に当接、または近接させた形態をもって挿入される(図2参照)。
この隙間閉塞部材5は、前後方向に隣接する各パネル体4の端部4a間を連結するとともに、これらのパネル体4と直交しうるように突き当てられる他のパネル体4の端部4aが、前記各突起状係止部10間に当接、または近接して配置される。
隙間閉塞部材11は、隣接する各パネル体4の端部4a間に上方から挿入されて、前記パネル体4間の隙間aを閉塞する。
この場合、各把持片13の遊端13bを、パネル体4の厚さTに応じて外方に弾性変形させて、パネル体4の端部4aが板状基片12の側面に当接、または近接させた形態をもって挿入される。
隙間閉塞部材16は、隣接する各パネル体4の端部4a間に上方から挿入されて、前記パネル体4間の隙間aを閉塞する。
この場合、各把持片18の遊端18aを、パネル体4の厚さTに応じて外方に弾性変形させて、パネル体4の側面を、各把持片18の対向面である内側面に設けた突起状係止部22,22に当接させるとともに、パネル体4の端部4aが板状基片17の側面に当接、または近接させた形態をもって挿入される。
隙間閉塞部材23は、隣接する各パネル体4の端部4a間に上方から挿入されて、前記パネル体4間の隙間aを閉塞する。
この場合、各把持片25の遊端25aを、パネル体4の厚さTに応じて外方に弾性変形させて、パネル体4の側面を、各把持片25の対向面である内側面に設けた舌片状係止部26の遊端26aに当接させるとともに、パネル体4の端部4aが板状基片29の側面に当接、または近接させた形態をもって挿入される。
2 机
3 間仕切パネル
4 パネル体
4a 端部
5 隙間閉塞部材
6 板状基片
7 把持片
7a 内側面
7b 遊端
7c 外側面
8 突起状係止部
9 パネル挿入空間
10 突起状係止部
11 隙間閉塞部材
12 板状基片
13 把持片
13a 内側面
13b 遊端
14 舌片状係止部
14a 遊端
15 パネル挿入空間
16 隙間閉塞部材
17 板状基片
18 把持片
18a 先端部
19 部材
20 基部
21 パネル挿入空間
22 突起状係止部
23 隙間閉塞部材
24 パネル挿入空間
25 把持片
25a 遊端
26 舌片状係止部
26a 遊端
27 基部
28 部材
29 板状基片
a 隙間
T パネル体の厚さ
W1 係止部間の幅
W2 把持片先端部間の幅
Claims (7)
- 前後方向を向く板状基片の前後端部から左右方向に向かって、互いに対向する前後1対の把持片を、それぞれ延設することによって、前後の把持片間にパネル挿入空間を形成し、この左右のパネル挿入空間に、隣接するパネル体の各端部を、それぞれ挿入することによって、パネル体端部間の隙間を閉塞する隙間閉塞部材であって、
前後の把持片の対向面である内側面に、前記板状基片から左右方向に離間した位置に突起状係止部を設けるとともに、この対向する突起状係止部間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることによって、パネル体端部を突起状係止部に当接、または近接させて配置する第一形態と、前後の把持片を外方に弾性変形させて、パネル体端部を板状基片の側面に当接、または近接させて配置する第二形態との二つの態様で閉塞しうるようにしたことを特徴とするパネル体間の隙間閉塞部材。 - 前後方向を向く板状基片の前後端部から左右方向に向かって、互いに対向する前後1対の把持片を、それぞれ延設することによって、前後の把持片間にパネル挿入空間を形成し、この左右のパネル挿入空間に、隣接するパネル体の各端部を、それぞれ挿入することによって、パネル体端部間の隙間を閉塞する隙間閉塞部材であって、
前後の把持片の対向面である内側面に、左右方向の外側に向かう舌片状係止部を、その遊端が前記板状基片から左右方向に離間した位置となるように設けるとともに、この対向する舌片状係止部間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることによって、パネル体端部を舌片状係止部に当接、または近接させて配置する第一形態と、前後の把持片を外方に弾性変形させて、パネル体端部を板状基片の側面に当接、または近接させて配置する第二形態との二つの態様で閉塞しうるようにしたことを特徴とするパネル体間の隙間閉塞部材。 - 左右に隣接する把持片によって形成された隙間閉塞部材としての前後面の少なくとも一方に、パネル体の厚さにほぼ相当する間隔をもって、1対の突起状係止部を設けた請求項1または2記載のパネル体間の隙間閉塞部材。
- 前後の把持片の遊端間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることにより、把持片を弾性変形させて、パネル体端部をパネル挿入空間に挿入し、前記遊端をパネル体の側面に当接させるようにした請求項1〜3のいずれかに記載のパネル体間の隙間閉塞部材。
- 左右に隣接する把持片によって形成された隙間閉塞部材としての前後面を、左右方向の中央部が前後方向の外方に向かって突出する円弧形状に形成した請求項1〜4のいずれかに記載のパネル体間の隙間閉塞部材。
- 前後方向を向く板状基片の前後端部から左右方向の一方に向かって、互いに対向する前後1対の把持片を延設してなる平面視コ字状の1対の部材を、各部材における板状基片と把持片との交差部の一方のみを、相互に連結させた形状とするとともに、各部材の把持片間と板状基片とによって形成された空間を、パネル挿入空間とし、このパネル挿入空間に端部が挿入された隣接するパネル体間の隙間を閉塞しうるようにするとともに、
各部材における把持片の対向面である内側面に、板状基片から外方に向けて離間した位置に突起状係止部を設け、この対向する突起状係止部間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることによって、パネル体端部を突起状係止部に当接、または近接させて配置する第一形態と、各把持片を外方に弾性変形させて、パネル体端部を板状基片の側面に当接、または近接させて配置する第二形態との二つの態様で閉塞しうるようにしたことを特徴とするパネル体間の隙間閉塞部材。 - 前後方向を向く板状基片の前後端部から左右方向の一方に向かって、互いに対向する前後1対の把持片を延設してなる平面視コ字状の1対の部材を、各部材における板状基片と把持片との交差部の一方のみを、相互に連結させた形状とするとともに、各部材の把持片間と板状基片とによって形成された空間を、パネル挿入空間とし、このパネル挿入空間に端部が挿入された隣接するパネル体間の隙間を閉塞しうるようにするとともに、
各部材における把持片の対向面である内側面に、把持片の遊端方向を向く舌片状係止部を、その遊端が板状基片から外方に向けて離間した位置となるように設け、この対向する舌片状係止部間の幅を、パネル体の厚さよりも小さくすることによって、パネル体端部を舌片状係止部に当接、または近接させて配置する第一形態と、前後の把持片を外方に弾性変形させて、パネル体端部を板状基片の側面に当接、または近接させて配置する第二形態との二つの態様で閉塞しうるようにしたことを特徴とするパネル体間の隙間閉塞部材。
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