JPH068558B2 - タイルブロツクの取付け構造 - Google Patents

タイルブロツクの取付け構造

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JPH068558B2 JP60131952A JP13195285A JPH068558B2 JP H068558 B2 JPH068558 B2 JP H068558B2 JP 60131952 A JP60131952 A JP 60131952A JP 13195285 A JP13195285 A JP 13195285A JP H068558 B2 JPH068558 B2 JP H068558B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建物の外装ブロック壁などに適用するブロ
ックの取付け構造に関し、更に詳しくは、タイル、煉瓦
などのセラミックによる個々の単位ブロックなどのタイ
ルブロックや金属板屈曲ブロックを建物の壁体として用
いる場合に、前記ブロックを建物側に弾性的に係止張設
して取付けるための構造の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のようなブロックの取付け構造として、実開
昭59-82139号公報に記載されたものがあった。このブロ
ックの取付け構造は、建物の躯体側の複数の支柱に、金
属板を曲げ加工した下地部材即ち、取付け面板と、取付
け面板の全長にわたる横長の取付け部材とをねじによっ
て共締め固定し、取付け部材に形成して外側に突出する
上、下係止突部に、外側からタイルブロックの内側に形
成した上、下係合突条を強制係合させることにより、前
記タイルブロックを取付け面板に固定している。又、取
付け部材を取付け面板の外側面に上下複数段に配置し、
多数のタイルブロックを各段の取付け部材にそれぞれ横
方向に沿って固定している。
更に、実開昭59-158634 号公報に記載された壁仕上げ構
造のものもあった。この構造は、壁構造材と、壁構造材
外表面に形成した支持体取付け面と、該支持体取付け面
上に水平に複数個平行に並べて固着され、固着された状
態において上下に係合部を有する支持体とにより壁下地
を形成させる一方、裏面のほぼ中央部に前記支持体の係
合部に係合される被係合部を有し、上側面内側に上方に
突出した立上り部と、下側面内側には前記立上り部を差
し込むことのできる切欠部とを有するタイルを、下方に
配置されるタイルの立上り部を上方に配置されるタイル
の切欠部内に差し込むように一部重ねて、被係合部を支
持体の係合部に係合させて相隣なれるものの間に縦目地
を形成させながら固着し、縦目地に弾性材からなるシー
リング材を圧縮嵌挿している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このうち実開昭59-82139号の取付け構造は、タイルブロ
ックを外側から押込み、その下係合突条の上面を取付け
部材の下係止突部下縁部に係合させて、取付け部材の上
係止突部上縁部を弾性変形させつつ、この上縁部にタイ
ルブロックの上係合突条の下面を係止させる必要があ
り、取付け部材の上係止突部上縁部を前記上係合突条の
全長にわたって長く弾性変形させる強制係合であるた
め、上、下係合突条を上、下係止突部に確実に弾性係合
させるには、上、下係止突部の剛性を大きくする必要が
あった。しかし、これには大きな力でタイルブロックを
押込む必要があって、取付けが困難であり、更に大きな
力でタイルブロックの係止箇所の押圧することで応力集
中が生じ、タイルが損傷しやすいという問題があった。
これと反対に、タイルブロックを押込む力を小さくする
ために、上、下係止突部の剛性を小さくするとタイルブ
ロックが変位したり、外れたりしやすくなり、これらの
取付け部材への確実な弾性保持ができないという問題点
があった。
一方、前記実開昭59-158634 号のものは、タイル固定手
段としての支持体を2部材からなるアルミ押出成形品で
形成すると共に、一方を長尺物とし、他方を嵌合状態で
ほぼ上下対称となるような係合部を形成する筒状の短尺
物で構成していた。
しかも、上記支持体の上係合部と、下係合部及び挟持部
とからなる支持部は、薄物レンガの内側に形成された蟻
溝部と相当量の面積分の面接触が要件とされる構造とな
っていた。
従って、支持体が2部材からなるアルミ押出成形品の点
では強度的には優れてはいるが、タイル自体には、ほぼ
筒状の短尺物からなる他方の支持体の形状とぴったり一
致するように精度が要求されるので、タイルの単価が上
ると共に、嵌合時の形状がぴったり一致しない場合には
タイルは損傷しやすいという問題が未解決のままであっ
た。
この発明は、上記の諸問題を解決するために、タイルを
最終的に固定する際に弾性金属板からなる固定キーを用
いることによって、前述した問題点を解決し、比較的小
さな力で、タイルブロックなどのブロックを建物側に固
定した下地部材に確実に弾性係止でき、しかも、タイル
ブロックの形状に特別な精度を必要とせず、しかもタイ
ル係止時にタイルに殆んど損傷を与えないというブロッ
クの取付け構造を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明によるブロックの取付け構造は、内側に係合突
条を対として突出させたタイルブロック又は金属板屈曲
ブロックと、張設面の外側に係止突部を対として突出さ
せた下地部材とを備え、前記ブロックの一方の係合突条
を前記下地部材の一方の係止突部に係合支持させると共
に、他方の係合突条と他方の係止突部との間に打込んだ
前記タイルブロックの横方向寸法より短い横方向寸法で
横長の長方形状からなる固定部材を介して他方の係合突
条を他方の係止突部に係止し、前記ブロックを下地部材
に固定するブロックの取付け構造において、前記固定部
材を幅方向中間部に折り曲げ部を備えた弾性金属板から
なる固定キーに形成し、この固定キーによってタイルブ
ロックを下地部材に弾性係止するようにしたものであ
る。
〔作 用〕
この発明は、ブロックの一方の係合突条を建物の躯体側
に固定した下地部材の一方の係止突部に係合させ、この
状態で、他方の係合突条と他方の係止突部との間に、係
合突条の長手方向と平行に弾性金属板からなる固定キー
を打込むことにより、この固定キーを介して他方の係合
突条を他方の係止突部に弾性的に無理なく係止させるこ
とができる。従って、ブロックはがたついたり、変位し
たりしないで確実に下地部材に固定される。しかも、ブ
ロックに損傷を与えるおそれが少ない。
即ち、固定キーはブロックの係合突条の長手方向と平行
に打込むことにより、固定キー及び下地部材の係止突条
の剛性が大きくても、これらの少なくとも一方を比較的
小さい力で弾性変形させることができ、他方の係合突条
と他方の係止突部との間隙を拡げるようにしてブロック
を下地部材に弾性係止できるため、ブロックががたつい
たり、変位したりしないで、確実に下地部材に固定させ
ることができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係るブロックの取付け構造の一実施例
につき、第1図ないし第7図を参照して詳細に説明す
る。
第1図、第2図及び第3図は、この実施例ブロックの取
付け構造による建物の壁体を示す正面図、平面図及び縦
断面図、第4図は同上各構成部材の分解斜視図である。
第1図ないし第4図の各図において、(9)はタイルブロ
ック、(12)は取付け用の下地部材、(15)は固定キーであ
る。
タイルブロック(9)は、細長い長方形状に形成された本
体部(9a)と、この本体部(9a)に対し、上下、左右方向に
間隔(A)、(B)だけ段違いにずらせて一体成形させ、本体
部(9a)と同正面形状にした外装部(9b)とのセラミックな
どの焼成体からなっており、前記本体部(9a)の取付け面
側即ち内側には、本体部(9a)の長手方向に沿う全体にわ
たり上、下係合突条(10a)、(10b)を1対として突出さ
せ、これらの間にいわゆる蟻溝状の係合凹溝(10)を左右
方向に沿って形成させ、上、下係合突条(10a)、(10b)の
上、下面部にそれぞれ面取り(11)、(11)がしてある。
長尺の下地部材(12)は、その中央突出部(12a)から直角
に屈曲させた左、右のフランジ部(12b)、(12c)を有し、
左、右フランジ部(12b)、(12c)の外側面に、前記タイル
ブロック(9)の上、下係合突条(10a)、(10b)にそれぞれ対
応する位置に配置して、上係合突条(10a)を係止させる
ための斜め上外方に突出して延びる上係止突部(13a)、(1
3b)と、下係合突条(10b)に対向させるための斜め下外方
に延びて下向きに折曲させた下係止突部(14a)、(14b)と
の1組づつを、上、下1対として、長手方向所定間隔ご
とにそれぞれ切起してある。
固定キー(15)は、前記タイルブロック(9)の下係合突条
(10b)と、前記下地部材(12)の下係止突部(14a)、(14b)と
の間に打込んで、これらの相互を係止し得る形状に形成
してある。
即ち、固定キー(15)は第4図に示すように幅方向中間部
に折り曲げ部(15b)を有する側面略 の横長長方形板からなり、長さがタイルブロック(9)の
半分程度であり、弾性の大きい金属例えばステンレスな
どから形成されている。
そして、前記各構成部材相互の組上げ、つまり、この実
施例による建物の壁体の組上げ施工は次のようにして行
う。
即ち、建物の躯体側には、上下方向所定間隔ごとに左右
方向に延びる複数の横部材(17)を設け、まず各横部材(1
7)に対し、左右方向所定間隔ごとに上下方向に延び、横
部材(17)と井桁状に交差されるようにして、複数本の下
地部材(12)を適宜ボルトなどの固定具(18)により、タイ
ルブロック(9)の重量負荷に耐える十分な強度で取付け
配置させる。
前記下地部材(12)へのタイルブロック(9)の張設は、下
地部材(12)の左右フランジ部(12b),(12c)の外側面に形
成されている各上係止突部(13a),(13b)のうち、下段の
一方の上係止突部(13a)に、最初のタイルブロック(9)の
上係合突条(10a)を引掛けて係合させ、下地部材(12)の
下係止突部(14a)にタイルブロック(9)の下係合突条(10
b)を対向させた状態にして、固定キー(15)の上縁側を下
係止突部(14a)の基端部に、他縁側を下係合突条(10b)に
それぞれ横方向から係合突条の長手方向と平行に半ば程
度まで打込み、下係止突部(14a)と下係合突条(10b)との
間隙を上下方向に拡げるようにして、タイルブロック
(9)を下地部材(12)に固定する。
即ち、第3図に示すように、固定キー(15)は、タイルブ
ロック(9)の下係合突条(10b)と下地部材(12)の下係止突
条(14a)との間に形成される空間にあって、ほぼ対角線
上に打込まれることで、下係止突条(14a)と下係合突条
(10b)との間隙を上下方向に無理なく拡げるように作用
させて、タイルブロック(9)を下地部材(12)に固定する
ものである。
更に、最初のタイルブロック(9)の固定位置を基準に、
下段の他方の上係止突部(13b)に、左右方向に隣接させ
る次のタイルブロック(9)の上係合突条(10b)を引掛けて
係合させると共に、既に半ば程度の長さまで打込んだ固
定キー(15)の未打込み部に、一端側から下係止突部(14
b)の内側と下係合突条(10b)との間に受入れるようにし
ながら次のタイルブロック(9)を押込み、一端部側での
左右段違い部の相互が重ね合されるようにして、既に固
定したタイルブロック(9)に次のタイルブロック(9)を突
当て、このタイルブロック(9)の他端側から同様に次の
固定キー(15)を半ば程度まで打込み固定させ、これを順
次に繰返して下段のタイルブロック(9)を位置決め固定
させる。
前記下段のタイルブロック(9)上方に隣接する次段のタ
イルブロック(9)は、下段のブロック(9)と上下段違い部
の相互を重ね合させるようにして突合せると共に、次段
のタイルブロック(9)の上係合突条(10a)を下地部材(12)
の次段の上係止突部(13a)、(13b)に係合させ、次段のタ
イルブロック(9)の下係合突条(10b)と下地部材(12)の次
段の下係止突部(14a)、(14b)との間に、固定キー(15)を
タイルブロック(9)の横方向中央部まで打込むことによ
り、順次次段のタイルブロック(9)を下地部材(12)に位
置決め固定させて行き、前述した操作を下段側から上段
側に繰返して各下地部材(12)の外側面へ千鳥状、その他
任意の張り模様形状に各タイルブロック(9)を張設す
る。
前述したように、各下地部材(12)の上係止突部(13a)、(1
3b)及び下係止突部(14a)、(14b)に、各タイルブロック
(9)を順次張設させて行くと、同段にあって左右方向に
隣接される各タイルブロック(9)の相互は、上係止突部
(13a)、(13b)及び下係止突部(14a)、(14b)へのタイルブロ
ック(9)の上係合突条(10a)及び下係合突条(10b)の係合
と、固定キー(15)の打込みとにより、連繋して固定され
ると共に、これらの上下及び左右方向に隣接する各タイ
ルブロック(9)の相互は、重なり合う部分、つまり本体
部(9a)と外装部(9b)とに与えられている間隔(A)、(B)の
段違いずれにより、相互にオーバーラップされて良好な
結合態様となる。
又、前記オーバーラップ部分に数条の細い隆条(9c)を予
め形成しておくことにより、同部分間にいくつかの水返
し空間(19)を形成できて、良好な防水作用を果せるほ
か、必要に応じて同部分間に適宜パッキング材,コーキ
ング材などを介在させるのが防水に効果的である。
尚、この実施例において、既に半ば程度の長さまで打折
んだ固定キー(15)の未打込み部に、次のタイルブロック
(9)を押込む際に、前記未打込み部の長さがタイルブロ
ック(9)の長さの1/4程度になるので、下地部材(12)、固
定キー(15)が大きな剛性を有していても、比較的小さな
力でタイルブロック(9)を押込めるが、押込みにくい場
合にはタイルブロック(9)を横方向から木槌などで打込
んでもよい。
そして、第1図ないし第4図に示す一実施例では、各タ
イルブロック(9)の相互間に目地溝を形成させない場合
について述べたが、第5図及び第6図に示す他の実施例
のように、固定キー(15)の一側縁中間部に目地凸部(15
a)を突出させ、下地部材(12)の上、下係止突部相互間の
間隔を所定寸法に設定させることで、同段の左右方向に
隣接するタイルブロック(9)、上下方向に隣接するタイ
ルブロック(9)の相互間に容易に目地溝(20)を形成で
き、目地溝(20)に適宜目地材(21)を充填できる。
又、下地部材(12)としては、必ずしも中央突出部(12a)
から立上げた左右フランジ部(12b)、(12c)面に、上係止
突部(13a)、(13b)及び下係止突部(14a)、(14b)を形成する
必要はなく、これらの上、下係止突部を、中央突出部(1
2a)の外側面から突出させて反対向きに適用させても、
或いは下地部材(12)として、別個に第7図に示すフラッ
トな金属板(22)の面に、該当する一連の上係止突部(13)
及び下係止突部(14)を曲げ加工により突出させた面板状
に形成したものを使用してもよい。
更に、前記実施例で、本体部(9a)に対して外装部(9b)を
ずらせて構成した形態のタイルブロック(9)を使用する
場合について述べたが、このような構成以外の単純形態
のタイルブロックであっても、前記と同様な作用効果を
奏し得る。
第8図は、この発明の別の実施例の縦断面図であって、
上係止突部(13a)、(13b)及び下係止突部(14a)、(14b)との
切起し方向が逆にされ、両者の先端が近接して対向する
ように取付け部材(12)に突設されている。又、タイルブ
ロック(9)の形状も第3図に示すものとは異なった形状
であって、タイルブロック(9)の内側へ上向きに拡開す
るように上、下係合突条(29)、(30)が突設されている。
従って、このタイルブロック(9)の上、下係合突条(29)、
(30)と、上、下係止突部(13a)、(13b)、(14a)、(14b)と
を、それぞれ内接するように挿入すると、上係止突部(1
3a)、(13b)の先端部は係合突条(29)に係合し、タイルブ
ロック(9)が上係止突部(13a)、(13b)に支持させると共
に、タイルブロック(9)の係合突条(30)は、下係止突部
(14a)、(14b)に固定キー(15)を介して支持されて、しっ
かりと下地部材(12)に固定され、タイルブロックの安定
性は前記一実施例のものよりも優れる。
第9図は、タイルブロックの代りに金属板屈曲ブロック
(90)を使用したものの要部縦断面図であって、固定キー
(15)の止め方が第8図に示す実施例のものと逆に配設さ
れる点が異なるものである。
尚、固定キー(15)の形状は、タイルブロック(9)などの
ブロックと、下地部材(12)に突設する上、下係止突部と
の各々の形状の変化に応じて、任意に変更できる。
〔発明の効果〕
本発明は、前記のような構成であって、ブロックと下地
部材との間に打込む固定キーを幅方向中間部に折り曲げ
部を備えた弾性金属板で形成し、この固定キーによって
タイルブロックを下地部材に弾性係止するようにしたの
で、ブロックの一方の係合突条を建物の躯体側に固定し
た下地部材の一方の係止突部に係合させ、この状態で、
他方の係合突条と他方の係止突部との間に、係合突条の
長手方向と平行に弾性金属板からなる固定キーを打込む
ことにより、この固定キーを介して他方の係合突条を他
方の係止突部に弾性的に無理なく係止させることができ
る。従って、ブロックはがたついたり、変位したりしな
いで確実に下地部材に固定される。しかも、ブロックに
損傷を生じるおそれが少ない。
即ち、固定キーはブロックの係合突条の長手方向と平行
に打込むことにより、固定キー及び下地部材の係止突条
の剛性が大きくても、これらの少なくとも一方を比較的
小さい力で弾性変形させることができ、他方の係合突条
と他方の係止突部との間隙を拡げるようにしてブロック
を下地部材に弾性係止できるため、ブロックががたつい
たり、変位したりしないで、確実に下地部材に固定させ
ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はこの発明に係るタイルブロ
ックの取付け構造の一実施例を適用した建物の壁体を示
す正面図、平面図及び縦断面図、第4図は同上各構成部
材の分解斜視図、第5図及び第6図は同上他の実施例に
よるタイルブロックの装着態様を示す縦断面図及び固定
キーの斜視図、第7図は下地部材の別例を示す斜視図で
あり、第8図、第9図は更に別の実施例による要部を示
す縦断面図である。 (9)・・・タイルブロック、 (9a)、(9b)・・・同本体部、外装部、 (10)・・・係合凹溝、 (10a)、(10b)・・・上、下係合突条、 (12)、(22)・・・下地部材、 (13)、(13a)、(13b)・・・上係止突部、 (14)、(14a)、(14b)・・・下係止突部 (15)・・・固定キー、(15a)・・・目地凸部、 (15b)・・・折り曲げ部、 (90)・・・金属板屈曲ブロック。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に係合突条を対として突出させたタイ
    ルブロック又は金属板屈曲ブロックと、張設面の外側に
    係止突部を対として突出させた下地部材とを備え、前記
    ブロックの一方の係合突条を前記下地部材の一方の係止
    突部に係合支持させると共に、他方の係合突条と他方の
    係止突部との間に打込んだ前記タイルブロックの横方向
    寸法より短い横方向寸法で横長の長方形状からなる固定
    部材を介して他方の係合突条を他方の係止突部に係止
    し、前記ブロックを下地部材に固定するブロックの取付
    け構造において、 前記固定部材を幅方向中間部に折り曲げ部を備えた弾性
    金属板からなる固定キーに形成し、この固定キーによっ
    てタイルブロックを下地部材に弾性係止するようにした ことを特徴とするブロックの取付け構造。
  2. 【請求項2】固定キーは、タイルブロックの係合突条と
    下地部材の係止突条との間に形成される空間にあって、
    ほぼ対角線上に打ち込まれる特許請求の範囲第1項記載
    のブロック取付け構造。
  3. 【請求項3】固定キーは、一側縁中間部に目地凸部を突
    出させた特許請求の範囲第1項記載のブロック取付け構
    造。
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