JP3027595B2 - 不燃板の連結構造 - Google Patents

不燃板の連結構造

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JP3027595B2 JP2193688A JP19368890A JP3027595B2 JP 3027595 B2 JP3027595 B2 JP 3027595B2 JP 2193688 A JP2193688 A JP 2193688A JP 19368890 A JP19368890 A JP 19368890A JP 3027595 B2 JP3027595 B2 JP 3027595B2
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聖一 富田
英喜 滝口
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は相决り矧ぎ構造の不燃板を固定するのに有用
な連結構造に関するものである。
〔従来の技術〕
この種不燃板を連結するには、雄型部を釘で直接に
固定するか、実公昭58−18515号公報のように特殊金具
で抑え込む法、不燃板の化粧面から釘等を脳天打ちす
る法、実開平1−1339号公報のように連結部材とパッ
キング材とコーキング材とから構成した連結構造、等が
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種連結構造には下記するような諸
点において欠点があった。すなわち、の場合の不燃板
は耐衝撃性に弱く、ハンマ等で打設する際に破壊するこ
とが多々あった。また、では以上に打設による破壊
が多く、しかも打設は慎重となるため非能率的となり、
その上打痕により美観を損ねる等の不利があった。さら
に、では連結部にパッキング材とコーキング材が必要
で、かつ化粧面にコーキング材が露出する欠点があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、不燃板の相
决り雄、雌型連結構造の雌型連結部に係合溝を設け、か
つ固定具を2部材化すると共に、施工時のガイドと万一
の破壊に際する不燃板の交換を容易にした連結構造を提
案するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る不燃板の連結構造
の一実施例について詳細に説明する。第1図は上記発明
の一実施例を示す説明図であり、は不燃板、10は固定
具、22は下地、23はコーキング材、αは締結具(スクリ
ューネジ、釘等)である。さらに説明すると、不燃板
は例えば第2図に示すように窯業系、セラミック系(焼
成物も含む)の材質からなり、これを目的形状に応じて
プレス、押出等によって成形した密実体、中空体の1種
から形成したものである。すなわち、不燃板は化粧面
2とその相対する長手方向の両側壁3に形成した相决り
構造の雄、雌型連結部とからなり、雄型連結部
は側壁3とその途中から外側方へ突出した固定端5とそ
の表面の適宜位置に設けたガイド兼防水、雨返し用の突
条6とから構成したものである。また、雌型連結部
側壁3と、上記固定端5と固定具10を収納すると共に不
燃板を着脱する空隙分の大きさの窪部8と窪部8の角
部に形成した固定具10の抑え材端部に係合される係合溝
9とから構成したものである。固定具10は第3図
(a)、(b)に示すように断面逆T字状の長尺状の固
定部11および短尺状の抑え材17の2部材から構成し、固
定部11は垂直部12と水平な取付部13とからなり、垂直部
12の中央には多数の凹凸条を形成した嵌合溝14を設け、
取付部13の途中には釘打設用のV溝15と両端縁に補強と
製造上からくる突起16とを形成したものである。また、
抑え材17は第3図(b)に示すように垂直部18の両側面
に上記した嵌合溝14に嵌合する形状の凹凸条19を設け、
水平部20は不燃板の雄、雌型連結部を抑えると
共に、係合溝9に係合する突状端部21とから形成したも
のである。なお、固定具10はアルミニウム、プラスチッ
ク押出品、あるいは図示しないが鉄板の成形品のいずれ
かで形成する。22は下地で木造、コンクリート、鉄骨の
いずれでもよく、必要に応じて胴縁等を付加するもので
ある。23はコーキング材で発泡性または弾力性のある材
質で、かつ防水性を有し、目地部24から雨水が下地22へ
漏洩するのを防止するように線状、帯状に植設する。
次に施工例を通して本発明に係る不燃板の連結構造に
ついて説明する。いま、第2図に示すような不燃板
第3図に示すような固定具10を用い、下地22上に横張り
状に施工し、外壁を形成する。
そこで、下地22の土台部に図示しないスタート材を固
定し、このスタート材から所定ピッチの位置に固定部11
の取付部13をスクリューネジよりなる締結具αで固定す
る。次にスタート材に不燃板の雌型連結部を係合
し、雄型連結部の固定端5を固定部11の垂直部12より
下方の取付部13上に載置する。次に抑え材17の垂直部18
を固定部11の垂直部12の嵌合溝14に嵌挿し、水平部20で
下段の不燃板の固定端5を覆うようにし固定する。次
に、上段の不燃板の雌型連結部を抑え材17の突状端
部21に係合し、第1図に示すような連結構造とする。勿
論、支持力を強化する際は不燃板1に貫通孔5aを予め形
成し、この貫通孔5aに釘等の締結具αを打設することも
可能である。なお、抑え材17は突条6をガイドとし、防
水も含め装着する。また、連結部の寸法関係の一例とし
て、不燃板の固定端5と固定部11の垂直部12間の間隙
をl1、雌型連結部の係合溝9の深さl2、垂直部12から
係合溝9の最奥までの深さl3、雌型連結部の長さl4
抑え材17の幅l5とすると、l1>l3、l2<l3、l4>l5の関
係で、不燃板を着脱できる寸法とする。また、不燃板
の裏面に設けた凹条1a、1bはガイドとして機能する。
〔その他の実施例〕
以上、説明したのは本発明に係る不燃板の連結構造の
一実施例にすぎず、固定部11を第4図(a)に示すよう
に短尺に形成したり、抑え材17を(b)図に示すように
形成することもできる。第5図はその他の連結構造であ
り、第6図(a)〜(j)は不燃板のその他の実施例
を示し、(a)図は円形ハニカム構造、(b)図は方形
ハニカム、(c)図は3角形ハニカム、(d)図は化粧
面にリブを設けた不燃板、(e)図は化粧面に凸条を
複数本形成した不燃板、(f)図〜(j)図は雄、雌
型連結部を変形した不燃板である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る不燃板の連結構造によれ
ば、イ耐衝撃性に欠ける不燃板を全く打設することなく
2部材の分割型固定具で挟持するため、施工時の打設に
よる不燃板の破壊がない。ロ固定具の長尺固定部上に不
燃板を載置するだけで、ガイドができ施工に熟練を要し
ない。ハ抑え材が部分的であるため万一、不燃板が長手
方向に幾分湾曲しても固定に支障がなく、勿論不燃板を
破壊することもない。ニ不燃板が外部からの衝撃により
破壊されても不燃板と固定具の寸法関係を他不燃板に影
響を与えないようにしたため、破壊した不燃板のみの交
換でよく、極めて短時間に、しかも容易に交換できる。
ホ固定具の固定部と抑え材の位置関係が嵌合溝と凹凸条
の連結構造のため挟持度合を任意に設定できる。等の特
徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る不燃板の連結構造の一実施例を示
す説明図、第2図は不燃板の一例を示す斜視図、第3図
(a)、(b)、第4図(a)、(b)は固定具の一例
を示す斜視図、第5図、第6図(a)〜(j)はその他
の実施例を示す説明図である。 ……不燃板、……雄型連結部、……雌型連結部、
10……固定具、11……固定部、17……抑え材、22……下
地、23……コーキング材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04F 13/08 101 E04F 13/08 101F

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側縁に相决り状の雄、雌型連結部を有
    し、該雌型連結部の角部に係合溝を有する不燃板と、固
    定部と抑え材からなる固定具で、該固定部は取付部と垂
    直部とから断面逆T字状で、かつ該垂直部に波状の嵌合
    溝を設けてなり、また抑え材は水平部と垂直部からT字
    状断面となり、該垂直部に凹凸条を有したものを用い、
    下地に対し前記固定部の取付部が締結具により固定さ
    れ、固定部の垂直部より下部に下段の不燃板の雄型連結
    部の固定端が載置され、かつ、前記抑え材の水平部が不
    燃板の固定端を被覆するようにすると共に、抑え材の垂
    直部が固定部の垂直部の嵌合溝に嵌挿され、一方上段の
    不燃板は雌型連結部の係合溝に抑え材の垂直部より上方
    の水平部を嵌挿して係合され、上段の雌型連結部により
    抑え材、下段の不燃板の固定端が被覆されていることを
    特徴とする不燃板の連結構造。
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