JPS5948265B2 - タイル型枠先付け工法 - Google Patents

タイル型枠先付け工法

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JPS5948265B2
JPS5948265B2 JP13500080A JP13500080A JPS5948265B2 JP S5948265 B2 JPS5948265 B2 JP S5948265B2 JP 13500080 A JP13500080 A JP 13500080A JP 13500080 A JP13500080 A JP 13500080A JP S5948265 B2 JPS5948265 B2 JP S5948265B2
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JP
Japan
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tile
formwork
tiles
crosspiece
crosspieces
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Application number
JP13500080A
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JPS5758764A (en
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道幸 竹内
増造 山田
直規 長谷川
安弘 永田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、大形タイルを対象とするタイル型枠先付は工
法に関する。
ここで大形タイルとは、その形状や寸法範囲を厳密に規
定するものではないが、通常、縦の長さが90〜200
mm、横の長さが200〜300mm、厚さが20〜4
0mmにも及ぶものであって、重量が嵩むなどのために
、型枠へ確実安定して仮付けすることが困難なものをい
う。
そしてこのような大形タイルは、施工に当って躯体へ確
実に固定する必要上から、上下に隣接するタイルの相互
間を合しやくり状に係合するものや、タイルの上下辺部
にさね状の突起を設けたものが多い、本発明はこのよう
になされた大形タイルを対象とするものである。
従来のタイル型枠先付は工法は、第1図に示す如く、型
枠7の裏面7aに所定の上下間隔で桟木2.2・・・を
取付は固定し、次に該桟木2の上面2a上にタイル1の
下面1aを当接しつつ、タイル1の表面側上縁段部を構
成する立上り部1bの釘孔1Cへ後方から頭なし釘3を
挿入して、数頭なし釘3の先端を前記桟木2に打込む。
数頭なし釘3には、ゴム、プラスチック等の弾性材から
なる押え片4が予め取付けてあり、該押え片4でタイル
1の立上り部1b裏面を型枠7側へ押圧する。
所定枚数のタイル1,1・・・を対向する桟木2,2間
に取付け、続けて上下及び左右に隣接するタイル1,1
・・・の裏面間隙をテープ又はモルタル等で閉止5した
後、タイル裏面側にコンクリート6を打設し、養生期間
経過後に前記型枠7と桟木2゜2・・・とを除去する。
この時、前記類なし釘3は桟木2の除去に伴いタイル1
から引き抜かれる。
そして、タイル表面1dが外部に露出した壁面が得られ
るものであった。
しかし、前記従来工法は、押え片4が適度の押圧力でタ
イル1の立上り部1b裏面を型枠7側へ押圧する状態に
、タイル1を破損させないように釘3を打付けるのには
、熟練作業者が多くの時間を必要とし、更に桟木2の除
去時に引き抜かれずにタイル1に残った頭なし釘3を完
全に除去する手間を必要とするため、施工期間が非常に
長くなる欠点があった、また、前記従来工法は、釘孔1
Cを穿設したタイル1を必要とするため、釘孔加工費の
付加された高価タイル1を用いる必要があると共に、得
られた壁面に多数の釘孔1c、1c・・・が露出する欠
点があった。
本発明は上記欠点を解決するためになされたものである
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
なお以下では、大形タイルのうち、隣接する上下のタイ
ル同士が合しやくって係合されるものを例に挙げて説明
することとする。
第2図は本発明に係るタイル型枠先付は工法の実施例を
示す側面断面図であって、第2図Aに示す如く、先づ、
型枠10の裏面10aに所定の上下間隔で桟材11を釘
12で取付は固定する。
なお図示は省略したが、桟材11をステープル、両面粘
着テープ又は接着材等を用いて型枠10に取付は固定す
ることは勿論可能である。
該桟材11は、第3図Aに示す如く、ゴム、軟質合成樹
脂等の弾性長尺材からなり、型枠取付は面11a側の上
下にはフランジ部11C911Cが形成され、該フラン
ジ部1C91Cの中間位置に突条部が形成されて、断面
が横向き広幅のT字状をなし、該突条部の先端には長手
方向へ沿ってタイルの抜けを防止するために立上る抜は
防止壁11bが連続的に形成されて仮止め用凹所11d
が設けられている。
また、抜は防止壁11bを連続的に形成することなく、
第3図Bに示す如く、適宜ピッチで断続的に抜は防止壁
11b’、llb’・・・を形成して、後述する桟材1
1の除去が容易に出来るようにすること、更に第3図C
に示す如く、フランジ部11C511C及び仮止凹所1
1dの底面形成部11fを硬質合成樹脂又は木質等の硬
質材で形成すると共に、抜は防止壁11b及び抜は防止
壁11bの下方延長部をゴム、軟質合成樹脂等の弾性材
で形成して底面形成部11fに釘による打付は固定、接
着固定等の適宜手段にて接合して、桟材11の撓みを少
なくすることは勿論可能である。
なお、図示は省略したが、取付用のフランジ11Cが形
成されていない桟材を用いて、抜は防止壁11bと型枠
10の裏面10aとで仮止め用凹所を形成することは勿
論可能である。
次に、第2図Bに示す如く、タイル12の下部側面の凸
部12aを下方に取付けられた前記桟材11の仮止め用
凹所11d内に挿入しつつ、該タイル12を下方向(矢
符A方向)に押圧する。
該タイル12の凸部12aが下方の桟材11の仮止凹所
11d内に所定寸法押込まれたならば、タイル12を型
枠10方向(矢符B方向)へ移動させ、タイル12の上
段部12bを形成する立面12C又は表面12fの上部
を、第2図Cに示す如く、上方の前記桟材11の外側面
11e又はフランジ部11Cに当接させる。
続けて、上方の前記桟材11の抜は防止壁内面11b′
とタイル12の上部裏面12dとを、適数個の挟持具
13で挟持してタイル12を上下の桟材11,11へ仮
止めする。
該挟持具13は、ステンレススチール、アルミニューム
又は合成樹脂等の耐食性材料からなり、水平部13Hの
型枠寄り縁部に下垂部13bが、高さ寸法を前記桟材1
1の抜は防止壁面内11b′の高さ寸法より小さくなる
ように下垂形成されており、更に該水平部13aの反対
側の縁部に下垂部13Cが、適宜高さ寸法で下垂形成さ
れている。
該下垂部13C゛には、折曲げ部13C′が形成されて
おり、タイル12の厚み寸法誤差が多少あっても所定の
挟持力を確保するようにしである。
該挟持具13の水平部13a裏面とタイル12の上端面
12eとの間には、発泡プラスチック層からなる両面粘
着テープ又は発泡プラスチック帯体14が上部のタイル
の重みによって挟圧されており、タイル12の上端面1
2eの仕上が多少凹凸であっても、挟持具13の水平部
13a裏面とタイル12の上端面12eとの密着性を高
めて、タイル12の表面側へ後述するコンクリート17
が滲み出て来ないようになされている。
なお、後述する閉止を粘着テープ15で行うときには、
前記挟持具13及び両面粘着テープ14を用いることな
く、挟持具13′ を用いて桟材11の抜は防止壁内面
11b′ とタイル12の上部裏面12dとを挟持し、
タイル12を上下の桟材11,11間に仮止めする。
該挟持具13′のタイル12の上部裏面12dを挟持す
る下垂部13′bは折曲げ部を形成することなく平板状
にしである。
更に続けて、前記の方法で対向する桟材11,11間に
下方から順次上方へ所定枚数のタイル12,12・・・
を仮止めする。
なお、第4図に示す如く、左右に隣接するタイル12.
12間には、縦目地形成用の発泡合成樹脂等の弾性材か
らなるテ゛スタンド16を挟み込んで、後述するコンク
リート17がタイル12の表面側に滲み出て来ないよう
に閉止する。
上下に隣接するタイル12,12間の長手方向に延びた
裏面間隙19内に、ゴム、発泡合成樹脂等の弾性材から
なる棒状のシール材18を嵌入するか、又はタイル12
の裏面間隙19を覆うように粘着テープ15をタイル1
2,12・・・の裏面に貼着して裏面間隙19を閉止す
る。
なお、閉止手段を前記手段に限定することなく、公知の
閉止手段を用いることは勿論可能である。
前記閉止が終了したならば、第2図Cに示す如く、内型
枠20を建込み、タイル裏面側にコンクリート17を打
設し、養生期間経過後に該内型枠20並びに前記型枠1
0及び桟材11,11・・・を除去する。
なお、桟材11,11・・・の抜は防止壁11b、ll
b’は、弾性材からなるため、除去に適した形状へ極め
て容易に変形するので桟材除去が簡単に行なわれる。
最後に、左右の隣接するタイル12,12間に挟み込ま
れたデスタンH6,16・・・(第4図参照)を除去し
又は除去することなく、第2図D(デスタント16を除
去した場合を示す)に示す如く、タイル装飾面が外部に
露出した壁面を得る。
以上詳述の如く、本発明工法は、下方の桟材上面に設け
られた仮止め用凹所にタイルの下部側面の凸部を挿入す
ると共に、上方の桟材上面に設けられた抜は防止壁内面
とタイルの上部裏面とを挟持具で挟持するだけでタイル
と上下に対向する桟材間に仮止めすることが出来るので
、従来工法であるタイルを桟木に釘を用いて仮止めする
工法に比較して、熟練作業者でなくても極めて短時間に
大形タイルを何等破損させることなく確実安定した状態
で仮止めすることが出来るので施工期間を短縮できる。
更に本発明工法は、従来工法に用いる釘孔を設けた高価
なタイルを用いることなく、釘孔加工のしていない低廉
なタイルで施工出来るので、低廉で且つ釘孔のない美麗
な壁面を得ることかで゛き、しかも総てのタイル表面が
凹凸なく同一平面に保持されると共に、目地通りが整然
と揃った仕上り壁面を得ることが出来る等の優れた利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイル型枠先付は工法の実施例を示す側
面断面図、第2図は本発明に係るタイル型枠先付は工法
の実施例を示す断面図、第3図は桟材の部分斜視図、第
4図は本発明に係るタイル型枠先付は工法の実施例を示
すタイル裏面側の一部切欠′き斜視図である。 10・・・型枠、1t・・・桟材、llb・・・抜は防
止壁、lld・・・仮止め用凹所、12・・・タイル、
12a・・・凸部、13・・・挟持具、17・・・コン
クリート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大形タイルを対象とするタイル型枠先付は工法にお
    いて、型枠裏面側に所定の上下間隔で複数本の桟材が取
    付は固定され、該各桟材の上面における型枠寄りには、
    桟材の適宜箇所に予め形成されている抜は防止壁によっ
    て区画した仮止め用凹所が形成されており、下方の桟材
    上面の仮止め用凹所にはタイルの下部側面の凸部を挿入
    し、上方の桟材上面に設けられた抜は防止壁内面と前記
    タイルの上部裏面とを上部タイルの重圧を受ける適宜の
    挟持具で挟持することにより、前記各桟材間に所定枚数
    のタイルを配列仮止し、上下及び左右にに隣接する前記
    仮止めタイル相互間の間隙を閉止した後、タイル裏面側
    にコンクリートを打設し、養生期間経過後に前記桟材と
    型枠とを除去することを特徴とするタイル型枠先付は工
    法。
JP13500080A 1980-09-26 1980-09-26 タイル型枠先付け工法 Expired JPS5948265B2 (ja)

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JPS5758764A JPS5758764A (en) 1982-04-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61199251U (ja) * 1985-05-31 1986-12-12
JPH0284732U (ja) * 1988-12-21 1990-07-02

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