JP2739944B2 - パネルおよびその構築方法 - Google Patents

パネルおよびその構築方法

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JP2739944B2 JP62316358A JP31635887A JP2739944B2 JP 2739944 B2 JP2739944 B2 JP 2739944B2 JP 62316358 A JP62316358 A JP 62316358A JP 31635887 A JP31635887 A JP 31635887A JP 2739944 B2 JP2739944 B2 JP 2739944B2
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    • E04F13/07Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor
    • E04F13/08Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビルディングを建設する場合に、その外
装を煉瓦で行なうとき使用するパネルとその構築方法に
関する。 [従来の技術および問題点] 居住用および商業用ビルを建設する際、その外装を煉
瓦で行なう実質的需要が依然として存在する。建設環境
において、外装煉瓦面は、しばしば無負荷支持構造であ
り、また美的に喜ばれる建設材料として機能する。 しかし、煉瓦工によって標準サイズの煉瓦を使用して
積む方法は、比較的経費を要する工程である。煉瓦工
は、この施工作業に熟練しており、煉瓦積みに高い技術
を持つので、その煉瓦積み工賃も可なり高いものであ
る。このような専門家でも、プロフェショナルのでき映
えで煉瓦壁またはその他の壁面を仕上げるにはかなりの
時間を必要とする。この時間と費用との問題で、建設家
およびデベロッパーが、この煉瓦を建設材料として使用
することをためらうことがしばしばある。 この費用を低減するために、1/2インチ厚の煉瓦を用
いる化粧表面壁を作ることが試みられてきた。このよう
なシステムの1例として、Passeno,Jr.氏の米国特許第
3,533,206号(Oct,13,1970)がある(以後パセノの特許
と言う)。パセノ氏により開示された構造は、煉瓦を支
持するための薄い縁を多数持った金属層を必要としてい
る。パネルの少なくとも金属部分の全面に亙り多数の孔
が設けられ、建築ブロックを適切な位置に保持するため
に用いられる接着剤の溢流が、これらの孔に流れ込むよ
うにする。パネルは内側に突出するフランジを備えてお
り、このパネルを建物の壁から離し、そこに断熱のため
のデッドスペースが生じるようにする。 この種の特徴を有するパネルには色々な欠陥がある。
その1つは、煉瓦を所定位置に支持するために、パネル
の1面にアルミニウムを使用することである。アルミニ
ウムおよびその他の金属は腐食を受けやすく、これが悪
化すと局部的に漏出路ができる。さらに、金属パネル
は、現場でしばしば生じる切断および成型加工の必要性
に対応することが困難である。 また、その断熱性は必ずしも完全に満足される訳では
ない。パセノの特許においては、材料の厚さを考慮すれ
ば、断熱裏打ち材の“R"値が比較的低い。その結果、パ
ネル取付け工事の終わる前に、ビル構造体の表面に追加
の絶縁材を施さねばならない。 パネルの形によっては、工場で煉瓦をパネルに固定
し、建設現場に運ばねばならないものもある。この方法
の問題点は、現場では修正できないような誤差が生ずる
ことで、その結果、建物の他の諸部材にうまく馴染まな
い表面ができてしまう。さらに、現場積みされた煉瓦の
独特な外観が失われてしまう。煉瓦およびモルタルは、
その色彩および手触りが、時間とともに変化する。工場
では煉瓦パネルを色々な時期に製造するので、その経時
変化率も異なってくる。このようなパネルが建てられる
と、その色彩及び手触りの違いがたちまち消費者によっ
て発見されてしまう。この“同一性”の無さのため、本
来ならばもっと利用される筈の煉瓦パネルシステムの価
値が甚だしく損じられている。 外装サイジングの究極的目標は、外装壁から内装表面
への水分の漏出を最少にすることである。ある型のパネ
ル構造物を悩ましている問題の1つは、この水分の漏出
防止が完全ではないことである。工場での製作および現
場での工事が不適切だと、パネルを完全に貫通する漏出
路ができてしまう。水分はこのような漏出路を見出し、
内装の乾いた壁面を損なってしまう。したがって、水分
がパネル構造から流れ出ることを防ぐことが重要であ
る。 [問題を解決するための手段] 以上に述べたような問題点が、この発明により大幅に
解決される。この発明によるパネルは各種のビル構造
部、例えば、窓、ドアおよびその他の開口部等に容易に
適用することが可能である。このパネルは、迅速かつ効
率良くスタッドまたはその他の荷重支持面に取り付けら
れ、適切に配置することができる。パネルに“煉瓦が摩
擦接着され”、接着材が完全に固まるまでそのままと
し、次にモルタルが施される。 押出し成型された発泡ポリスチレンにより、用いる材
料の厚さに対して大きな断熱値を得るために、裏打ちの
内側部が形成される。パネルの外側部は、真空成型され
たポリスチレンで、前者に比しその厚さが比較的薄い。 多数のチャンネル・バーが等間隔に設けられ、チャン
ネル(平らな溝)を形成し、煉瓦が接着剤とモルタルに
よって固定されるまで、その位置に保持する。チャンネ
ル・バー自体は、特殊な形状をしており、充分な弾性を
有し、所定の位置に押込まれた煉瓦をパネルの中に保持
することができる。チャンネル・バーの厚さは、普通煉
瓦工が煉瓦積みを行なう場合に設けるモルタル幅に該当
している。チャンネル・バーの高さは煉瓦の厚さより若
干小さく、煉瓦がパネルに取付けられたとき、モルタル
が十分に入るようにする。 チャンネル・バーの間のチャンネルに、凹部と平滑な
面とが交互に設けられ、パネルがスタッドまたはその他
の構造体に確実に取り付けられるようになっている。こ
の凹部により、所定の固定手段の一部がチャンネルの表
面下に納まり、煉瓦とチャンネルの表面の接着が妨げら
れないようになっている。 パネル面の一番下に水切り縁が設けられ、隣接するパ
ネルの対応するチャンネル・バーまたは地面と協同し、
境界面での漏出を防ぐ。同様に、パネルの側壁がトング
および溝を有し、ここでも、ビル構造体に装着されたと
き、これらが互いに適切に結合し、水分の漏出を最少に
する。 以上に、従来のパネルの問題点およびこれらの欠点を
克服したこの発明の特徴について簡単に説明した。この
発明のその他の特徴については、以下の実施例において
説明する。 [実施例] 第1図に見られるように、パネル全体10の一部が表面
煉瓦部材(すなわち煉瓦)とともに示されており、この
煉瓦が特殊な形をしたチャンネル・バー18により摩擦係
合で所定の位置に保持されている。最も特徴的には、こ
のパネル全体10が、パネル12を含み、チャンネル・バー
18の間に形成されたチャンネル24の中に煉瓦が納められ
ている。煉瓦が所定の位置に納められた後、チャンネル
・バー18とこれに隣接する煉瓦の間に形成される空隙、
および、同じチャンネル内で互に隣接し合う煉瓦の間に
形成される空隙には、モルタルが塗り込められる。この
システムでは、チャンネルへの煉瓦の接着作業が、モル
タル塗装に先立って、比較的未熟練工によって行うこと
ができる。パネルの形状寸法については後述する。 第2図に示すパネル12は、発泡プラスチックの内層部
20と、真空成型されたポリスチレンで作られた外層部22
とを含み、前者の厚さが実質的に後者のそれより厚い。
内層部20は押出し発泡ポリスチレンで作られるが、その
他のポリスチロフォームまたは絶縁材料を用いることも
できる。押出し発泡ポリスチレンが厚さの割に最も良い
断熱性を示し、また使用材料費も一番安いことが見出だ
された。好ましい実施例においては、この厚さが約1イ
ンチで、R値が7から9の間である。 真空成型されたポリスチレンの外層部22は実質的に発
泡ポリスチレンの内層部20より薄く、その厚さは約0.03
0インチである。外層部22は内層部20に接着され、層状
構造を示すが、チャンネル・バーの部分は内層部から膨
出している。ポリスチレン層22の特徴は、ポリスチロフ
ォーム材も同様だが、工業ナイフまたはその他の切断手
段を用い現場で容易に切断することができる点である。
さらに、真空成型されたポリスチレンは、実質的に、パ
ネルを通過すると内装壁を損なうような水分その他の液
体を通さない。 第2図に見られるように、パネル12は多数の水平なチ
ャンネル・バーを含み、これが、第4図に見られるよう
に、パネルの前面全体に亙って互いに平行に等間隔に設
けられている。チャンネル・バー18は、内部に煉瓦を挿
入するチャンネルを形成し、複数個の煉瓦14の間にモル
タルが塗られるまで、煉瓦をその位置に保持する。チャ
ンネル・バー18は特別な形状をしており、一旦煉瓦14の
間に塗り込められたモルタルを収容、維持する作用をす
る。第2図に示すように、各チャンネル・バー18は、上
部壁26と下部壁28とを含み、これがパネル12の外層部22
のチャンネル24から外に向って突出している。各上下の
壁26、28は、チャンネル表面24から測ってそれぞれ約83
゜の角度をなし、ありつぎ状の外観を呈するように反対
方向に突出している。これらの壁は、変形性で、チャン
ネル・バー18の間に煉瓦を挿入すると歪んで互いに近付
き、煉瓦を取除くとまた離れる。 各チャンネル・バー18の外部表面30は特別な形をして
おり、各煉瓦の間に塗り込められるモルタルを収容し、
かつ、これを保持する。第5図に示すように、この区画
表面形状は、菱形の凹溝54と該凹溝54内に設けられたデ
ィンプル56とを含む。このディンプルは、1つのチャン
ネル・バー18の長手方向に3列に並び、前記各凹溝54の
内部に1つのディンプルが設けられ、ディンプルは、全
体として第5図に示すように対称的に配置されている。
その他の形状を用いることもできるが、上記のものが際
立って良いことが見出だされた。 この実施例においては、各チャンネル・バー18の平均
高さ(厚さ)は煉瓦の厚さの約半分である。このことに
より、煉瓦14が挿入されたとき、チャンネル・バー18の
上方に、モルタルを受け入れるのに充分な空間が残さ
れ、全体的に煉瓦工より手積みされたかのような外観を
呈する。 このシステムにおいては、パネル12が煉瓦を支持する
とともに、建築物の外側の断熱壁として作用する。工事
中、これは簡単にスタッドによって止着され、または他
の支持構造体によって保持される。煉瓦の背面に接着剤
が刷毛塗りまたはスプレーされた後、各煉瓦が簡単にチ
ャンネル24の中に挿入され、モルタルが各煉瓦の間隙に
塗り込められるまで、摩擦によってその位置に保持され
る。この工程は、実質的に、煉瓦工またはその他の熟練
工の手を借りずに行われる。それどころか、建設作業員
なら誰でも、一度このシステム部品の取扱方法を教えさ
えすれば、この仕事を行うことができる。 第2および4図に示すように、各チャンネル24は、そ
の全長に亙って多数の凹部36を含み、各凹部内に、チャ
ンネルに対する煉瓦14の接着を邪魔することがないよう
に、ボルトや螺子などの固着手段を収容する。例えば、
第4図に見られるように、一連の凹部36が、1つ置きの
チャンネルごとに展開され、縦列、すなわち、381(第
1列)、402(第2列)、423(第3列)、444(第4
列)および465(第5列)をなすように配列され、パネ
ル全体10をビルの支持構造体(スタッド)に固定するた
めの一様なシステムを提供する。実施例において注意す
べきは、第1列および第5列は、行方向に列に並んだ上
記凹部36を2個持っており、一方、第2列,第3列およ
び第4列は、いずれも、3個持っている点である。使用
に適合する多数の固着手段を収納するのに充分な数の凹
部さえあれば、他の配置態様でも差支えない。 このパネルによれば、一線に配列されている1つ、ま
たは複数の前記列を利用して隣接する他のパネルとその
隅を迅速に揃えることができる。 例えば、第4図に見られるように、第1列を有するパ
ネルの左端は、他のパネルと隅を隣り合わせにして保持
される。例えば、ビルの支持構造体(スタッド)が16イ
ンチ間隔で配置されていれば、第1列,第2列,第4列
および第5列の凹部36が用いられる。他方、支持構造体
24インチ間隔で配置されていれば、第1列,第3列およ
び第5列の凹部が、維持構造体への固定手段のために用
いられる。従って、このパネルは、ビル建設に一般的に
用いられる支持構造体の2種類の型に適応できる形をし
ている。もちろん、これらの縦列および横列は、もし必
要ならば、別の配列にして異なったシステムに対応させ
ることもできる。 縦列381,402,423,444および465のその他の利点は、パ
ネルを垂直方向に正確に配置することができることであ
る。 パネルが隣接するパネルの上または下で支持構造体に
取付けられるときは、パネルの色々な凹部の列と平滑な
表面が、隣接するパネルに対し適正な位置に確実に配置
される必要がある。 実施例においては、2、18および34行目のチャンネル
にロゴが用いられる。このロゴは照合や製品に品質表示
機能を果たすばかりでなく、隣接するパネル10を水平方
向に整列させるためにも用いられる。建設工が1つのパ
ネルを他のパネルに隣合わせに建てるとき、ロゴが一列
に連続しているかどうかを見さえすれば、各パネルが互
いに正しい位置に配列されているかどうかを確認するこ
とができる。 半インチ間隔の目盛りが、パネルの両側端部ととも
に、上下両端部に引かれている。このことにより、パネ
ルが物差しとして用いられ、ビルのその他の部分に対す
るパネルの位置決めをしたり、パネルを一部を切り、希
望する寸法にすることができる。 各行および列に設けられた凹部は、一般的に円筒形を
している。実施例においては、この凹部は固定部材受け
入れ孔で、径が約1/2インチで深さが約1/8インチであ
る。これらの凹部の目的は、個々の凹部の中で使用され
る固定部材の頭部がチャンネル24の表面上に突出しない
ようにすることである。ただし、釘が使用される場合
は、凹部36の直ぐ上にある凹凸のない点52の所で釘を単
にパネルに打込めばよい。釘の頭は比較的滑らかなの
で、ボルトや螺子の場合のような問題はあまり起こらな
い。後者の場合ははっきりした頭部を持っているので、
上述のように凹部内で処置しないとチャンネルの表面上
に頭が突出してしまう。 上述したように、チャンネルの表面は比較的に平で、
しかも十分にざらざらして凸凹のあるのが好ましく、こ
のことにより、煉瓦を接着剤により適当に接着させるこ
とができる。この凹部、特に円筒形のものが備える、そ
の他の利点は、固定部材をパネルに通したとき、パネル
の表面と固定部材とが密着することである。他の形の場
合はここに隙間を生じる可能性があり、ここから接着剤
が漏出したり、水分が固定部材とパネル表面との間の隙
間に沿ってパネルの中に逃げ道を作ってしまったりす
る。 第4図に見られるように、パネルの外層部22は内層部
20より若干寸法が小さくなっている。このことにより、
このパネルの外層部が隣のパネルの外層部と互いに接触
したり重なったりすることがない。もしもこのような接
触または重なり合いが起こると、挫屈したり隙間ができ
たりして、水分がここから漏れたり、または互いに干渉
し合って現場でのパネルが取付けが阻害されたりする。 第3図に見られるように、パネルの片側の端部にはト
ング38が付いており、一方これと反対側の端部には溝40
が付いており、これは一般的に「トング−溝・パネル」
として知られているものである。トング38および溝40
は、第4図に見られるとおり、いずれもパネルのその部
分の全長に亙って、設けられている。パネルが適切に接
続位置に置かれると、一方のパネルのトング38が他方の
パネルの溝40に嵌合する。このようにして、水分がパネ
ルの中を動いて漏出すことを全面的にしっかりと防いで
いる。トングと溝の形によって作り出される曲りくねっ
た道により、水分は最早、パネルの中を通り、最終的に
ビルのに内装部分に漏出することはできない。煉瓦が挿
入されるとき、煉瓦14の中央部分がパネル同士の当接面
38および40に重ねられ、このことにより、モルタル付け
された煉瓦間の接合部がパネル同士の接合部から離さ
れ、このパネル全体からの水分の漏出がいよいよ困難と
なる。 水切り縁46がパネルの底部分の全長に亙って設けられ
る。この水切り縁46は外に向かって突出する側部48と、
この側部の端部から略直角に下に下がる外フランジ50と
を含み、それぞれの長さが約1インチである。水切り縁
46がこのような形をしているので、このパネルが他のパ
ネルの上に取り付けられると、この水切り縁46が下のパ
ネルの上端面に沿って設けられたチャンネル・バーと接
続されるか、または重なり、パネルの方向決めを行う。
パネルが地上に置かれるときは、この水切り縁46が地面
まで延びて、パネルと地面との隙間を通り地面から水分
などの液体がしみこみ、ビルの内装部に至るのを防ぐ。 実際には、このパネルは、普通、建設現場から離れた
場所で作られ、上述したような形状をしたパネルとして
現場に運び込まれる。現場で、もし必要ならば、これら
のパネルが色々な寸法に切られ、小さくしたり、窓、ド
アなど、そのビルの注文に合わせたりする。パネルを適
宜切断した後、これが現場の正確な位置に置かれ、ボル
トまたは螺子が用いられる場合は、凹部36を介し、支持
構造体に取り付けられる。別の方法として、上述したよ
うに、凹凸の無い点52を介して釘によりパネルを支持構
造体に取付けることもできる。多数のパネルが縦横に現
場の所定区域に亙って建てられたならば、次に煉瓦14が
所定の位置に積まれる。先ず、煉瓦の裏側およびチャン
ネルの外層面22に接着剤が付与されるか、または塗布さ
れる。接着剤を施した後、この煉瓦が、チャンネル・バ
ー18の間の所定のチャンネル外層部22の中に簡単に押し
込まれる。上述のように、このチャンネル・バーは弾性
があるので、煉瓦14と接続し、接着剤が固化するまでこ
れを保持することが出来る。 このようにして多数の煉瓦が取付け終わったならば、
次のモルタル塗りが行われる。煉瓦の上下面のスペース
はチャンネル・バー18によって規定されるが、横方向は
間隔設定手段を用い煉瓦と煉瓦の間に適当な間隔を持た
せる必要がある。適当な間隔で煉瓦が挿入され、接着剤
が固まったならば、専用のこて、または、その他の手段
により、煉瓦によって形成された隙間に縦および横方向
ともにモルタルを塗り込める。この作業は一般建設作業
員によって完成することができ、特に熟練した煉瓦工を
必要としない。 煉瓦が積まれ、モルタル塗りが終われば、煉瓦の外観
はほとんどできあがる。 煉瓦積みの外観を造り上げる建設現場の全ての場所
で、この作業が繰り返される。 図面に示したパネルの寸法は、幅48インチ長さ96イン
チである。チャンネル・バー18の寸法は高さが約0.25イ
ンチで幅が約0.45インチである。凹部は深さが約0.125
インチで、直径が約0.5インチである。煉瓦は厚さを除
き標準寸法のもので、その厚さはチャンネル・バー18の
高さ(厚さ)の約2倍である。以上に説明した特徴を備
えている限り、別の寸法のものを用いることができる。 このシステムにより、煉瓦外壁の建設費が飛躍的に下
げられる。さらに、効率も煉瓦工を使ってはとても達成
不可能な程に向上する。構造体を通る水分の漏出も非常
に改善される。標準寸法の煉瓦を使う必要がないので、
この点でも材料費が低減される。煉瓦外壁の建設日数が
減り、実質的にマンパワーが節約される。これらは、こ
の発明の特徴の一部であるが、これらにより、効率およ
び外観を低下させることなく、費用の削減を可能とす
る。 以上、この発明の詳細な説明を行った。この発明の技
術範囲は、以上説明した実施例によって制限されるもの
ではなく、従来技術を改善した上記と均等のものおよ
び、この発明の特許請求の範囲記載事項のすべてを含む
ものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、チャンネル・バーの間に複数の煉瓦を保持し
たパネルの一部を示す斜視図、 第2図は第4図に示すパネルの線2−2に沿う部分断面
図、 第3図はパネルの上側面図、 第4図はパネルの正面図、 第5図は第1図に示すチャンネル・バーの外表面の拡大
図、 第6図は被覆材煉瓦の後面を示す斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールス・ロバート・レック アメリカ合衆国,ミシガン州 48879, セント・ジョンス,サウス・ユーエス・ ナンバー27 5108 (72)発明者 ハンス・バートン・ワンジマン アメリカ合衆国,ミシガン州 48840, ハスレット,ナンバー9・ネモーク・ト レイル 1725 (56)参考文献 特開 昭61−57758(JP,A) 実開 昭49−6628(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.下記の(a)−(f)からなるビルディング建設用
    のパネル。 (a)断熱材料を含む内層部(20)、 (b)煉瓦(14)を支持するためのチャンネル・バー
    (18)とチャンネル(24)とから形成される外層部(2
    2)、 (c)前記内層部(20)に接着される前記外層部(2
    2)、 (d)前記パネル(10)上に保持される煉瓦(14)の幅
    と一致するチャンネル(24)を形成する等間隔に設けら
    れる多数のチャンネル・バー(18)、 (e)前記煉瓦(14)を、互いに隣り合うチャンネルバ
    ーの間に摩擦力によって支持するに足る充分な弾性を備
    える前記チャンネルバー(18)、 (f)前記各チャンネル・バー(18)が、その全長に亙
    りその高さが実質的に一様であり、前記高さが、前記煉
    瓦(14)の厚さより小さく、前記煉瓦をその位置に保持
    するためのモルタルを受入れるために、隣接する煉瓦と
    の間に充分な深さを持った水平な空隙を形成する。 2.前記各チャンネル・バーが、互いに間隔をおいて向
    き合う上部壁(26)と下部壁(28)とを含み、 前記各チャンネル・バー間に、モルタルを受入れ、前記
    煉瓦をその位置に確実に保持し、 また、前記両壁が変形性で、前記煉瓦が挿入されると
    き、互いに近付く方向に片寄り、前記煉瓦が除去される
    ときまたは前記煉瓦が正常な位置に納まっているとき、
    互いに離れる方向に片寄る特許請求の範囲第1項に記載
    のパネル。 3.前記各チャンネル・バーの前記上部壁および下部壁
    が、約83゜の鋭角で前記外層部の基部から外へ向かって
    突出している特許請求の範囲第2項に記載のパネル。 4.前記煉瓦を支持するための前記外層部の外表面をざ
    らざらにして、煉瓦をパネルに接着させるための接着面
    を提供する特許請求の範囲第3項に記載のパネル。 5.前記各チャンネル・バーの外表面が、モルタルをそ
    の位置に保持するための溝(54)とディンプル(56)と
    を含む特許請求の範囲第4項に記載のパネル。 6.前記溝(54)が、内部に前記ディンプル(56)を有
    する菱形に形成されており、 前記ディンプル(56)が、チャンネルの長さ方向に沿い
    3列に配設され、また菱形の前記溝の中で対称的に並ぶ
    特許請求の範囲第5項に記載のパネル。 7.前記外層部が、真空成型されたポリスチレンであ
    り、その厚さが内層部の厚さより実質的に小さい、特許
    請求の範囲第6項に記載のパネル。 8.前記内層部が、発泡ポリスチレンで形成され、断熱
    性を持たせるのに充分な厚さを有する特許請求の範囲第
    7項に記載のパネル。 9.前記内層部が、押出し成型による発泡ポリスチレン
    で形成されている、特許請求の範囲第8項に記載のパネ
    ル。 10.固定手段を受入れるための多数の凹部(36)を含
    み、前記固定手段をパネルに挿通し、パネルをビルディ
    ングの支持構造体に取付けるとき、この凹部(36)によ
    り、前記固定手段がチャンネル・バーの間のチャンネル
    (24)の表面より上に突出しないようにする特許請求の
    範囲第9項に記載のパネル。 11.前記チャンネル(24)が、前記凹部(36)のほか
    に、凹凸のない多数のスポット(52)を含んでおり、前
    記各スポット(52)が、全体的に円形をしており、また
    前記凹部(36)より小さな有効直径を有し、固定手段と
    して釘が用いられる場合、前記各スポット(52)が、釘
    の位置決めに用いられる特許請求の範囲第10項に記載の
    パネル。 12.前記凹部(36)が、縦列状に配置され、パネルを
    取り付けるためのビルディングの支持構造体間の間隔と
    一致させるために、前記縦列が間を隔てて設けられ、こ
    のことにより、前記各縦列が、パネルを固定するための
    前記支持構造体と同一縦列線上に置かれる特許請求の範
    囲第11項に記載のパネル。 13.パネルを取り付けるためのビルディングの支持構
    造体間の異なった間隔と一致させるために、5つの凹部
    (36)の縦列(381,402,423,444,465)が設けられ、第
    1の縦列(381)が、パネルの1方の端の近くに行方向
    に1列に並ぶ2個の凹部を、第2、3および4の縦列
    (402,423,444)が、それぞれ、行方向に1列に並ぶ3
    個の凹部を含み、 これによって、第1縦列目から16または24インチのいず
    れかの間隔をもって設けられている前記支持構造体間の
    間隔と一致して並び、また第5縦列(465)がパネルの
    反対側端部近くに位置し、行方向に1列に並ぶ2個の凹
    部を有する特許請求の範囲第12項に記載のパネル。 14.前記内層部(20)が、側方向突出部を含み、これ
    が前記パネルの外側端部を少なくとも若干越えて突出し
    ているので、パネルが当接位置に配置されたとき、隣接
    パネルの外側端部と結合されることが避けられる特許請
    求の範囲第13項に記載のパネル。 15.前記内層部(20)の一方の側面にある側方向突出
    部が、トング(38)の形状をなし、他方の側面が溝(4
    0)の形状をなし、隣接する複数のパネルのトング(3
    8)と溝(40)とが互いに結合することによって、パネ
    ルが適正に建てられた場合、水分の漏出を防ぐ特許請求
    の範囲第14項に記載のパネル。 16.前記パネルが、上端部分と下端部分とを含み、さ
    らに、パネルの前記下端部分から突出する水切り縁部
    (46)を含み、その下に隣接するパネルがある場合はこ
    れと重なり、また地面に繋がる場合は地面に向かって突
    出して、水分の漏出を防ぐ特許請求の範囲第15項に記載
    のパネル。 17.多数の煉瓦を含み、これらの煉瓦が、前記チャン
    ネル・バー(18)の間の前記チャンネル(24)にぴった
    りと装着される寸法を有し、また前記チャンネル・バー
    (18)の高さより大きい厚さを有する特許請求の範囲第
    16項に記載のパネル。 18.前記パネルが約48インチの幅寸法、約96インチの
    高さ寸法を有し、前記チャンネル・バーが約0.25インチ
    の高さ寸法と、約0.45インチの幅寸法とを有し、前記凹
    部(36)が、約0.125インチの深さと約0.5インチの直径
    とを有し、前記煉瓦の各々が、厚さを除き標準寸法で、
    厚さが上記チャンネル・バーの高さの約2倍である特許
    請求の範囲第17項に記載のパネル。 19.下記の(a)−(f)からなるビルディング建設
    用のパネル。 (a)発泡ポリスチレンの内層部(20)、 (b)前記内層部(20)と実質的に同じ面積を有する、
    真空成型されたポリスチレンで作られた外層部(22)を
    有し、前記外層部が、前記内層部より実質的に小さな厚
    さを有し、また前記内層部(20)と固着されている、 (c)前記外層部(22)に等間隔に設けられた複数のチ
    ャンネル・バー(18)の間にチャンネル(24)が形成さ
    れ、このチャンネル(24)が各々煉瓦の幅に対応する幅
    を有する、 (d)前記チャンネル・バー(18)の各々が、パネルの
    幅全体に亙って実質的に延在し、また、その全長に亙っ
    て実質的に一様な断面形状を有し、このチャンネル・バ
    ーの各々の高さが煉瓦(14)の厚さより小さいので、煉
    瓦と前記チャンネル・バー表面とで形成される空間が、
    モルタルを受入れるのに充分な深さの水平方向に延在す
    る空隙を形成する、 (e)前記各チャンネル(24)に含まれる上部壁(26)
    と下部壁(28)とが、各々が約83゜の広がり角度をなし
    て外側に突出して、ありつぎ形の構造を作り、前記両壁
    が弾性を有し、摩擦力により煉瓦(14)をチャンネル
    (24)内に保持することができる、 (f)パネルをビルディングの支持構造体に取付ける固
    定手段の逃げ部となる一連の凹部(36)を含む多数のチ
    ャンネル(24)。 20.下記の(a)−(f)、すなわち、 (a)断熱材料を含む内層部(20)、 (b)煉瓦(14)を支持するためのチャンネル・バー
    (18)とチャンネル(24)とから形成される外層部(2
    2)、 (c)前記内層部(20)に接着される前記外層部(2
    2)、 (d)前記パネル(10)上に保持される煉瓦(14)の幅
    と一致するチャンネル(24)を形成する等間隔に設けら
    れる多数のチャンネル・バー(18)、 (e)前記煉瓦(14)を、互いに隣り合うチャンネルバ
    ーの間に摩擦力によって支持するに足る充分な弾性を備
    える前記チャンネルバー(18)、 (f)前記各チャンネル・バー(18)が、その全長に亙
    りその高さが実質的に一様であり、前記高さが、前記煉
    瓦(14)の厚さより小さく、前記煉瓦をその位置に保持
    するためのモルタルを受入れるために、隣接する煉瓦と
    の間に充分な深さを持った水平な空隙を形成する、 からなるビルディング建設用のパネルを作業現場に搬入
    し、下記の(g)−(j)からなる手順を適用して煉瓦
    外壁を構築する方法。 (g)前記パネルをビルディングの支持構造体に取付け
    る、 (h)前記パネルに煉瓦を接着するために、接着剤を前
    記チャンネル面に付与する、 (i)前記煉瓦を、前記チャンネル内に互いに離れた状
    態で摩擦嵌め込みを行う、 (j)前記煉瓦同士の間の隙間にモルタルを施す。 21.前記のモルタルを施す工程に先立ち、前記接着剤
    の硬化時間が設けられる特許請求の範囲第20項に記載の
    方法。 22.固定手段を前記パネルに貫通し、パネルをビルデ
    ィングの支持構造体に取付ける工程を含む特許請求の範
    囲第21項に記載の方法。 23.ビルディングが、パネルをビルディングに取り付
    けるための多数の支持構造体を含み、また、前記工程
    が、固定手段を前記パネルに貫通し、前記支持構造体の
    少なくとも1つと結合する手段を含む特許請求の範囲第
    22項に記載の方法。 24.前記パネルの一方の片側に沿ってトングを形成
    し、他方の片側に溝を形成する工程と、また前記パネル
    の溝を隣接するトングに結合する工程とを先行工程とし
    て含む特許請求の範囲第23項に記載の方法。
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