JPH0219063Y2 - - Google Patents

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JPH0219063Y2
JPH0219063Y2 JP1985099835U JP9983585U JPH0219063Y2 JP H0219063 Y2 JPH0219063 Y2 JP H0219063Y2 JP 1985099835 U JP1985099835 U JP 1985099835U JP 9983585 U JP9983585 U JP 9983585U JP H0219063 Y2 JPH0219063 Y2 JP H0219063Y2
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shelf
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locking
shelf support
fixing device
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、家庭の台所やその他居間等に架設
する棚の固定装置に関するものである。
「従来の技術」 従来この種の公知技術として例えば、公開実用
新案公報昭59−120943号により紹介された棚受け
装置は、「上面を全面開口して断面U字状に形成
した棚受本体の基部の上部と下部に夫夫切込溝を
設け、上部切込溝を支柱前壁の開口上縁部に、下
部切込溝を同開口下縁部に夫夫係入すると共に、
上面に棚板の嵌合部を備え後端に挿入片を形成さ
せた棚受杆を前記棚受本体の上面開口に沿つて挿
嵌し、該棚受杆の後端挿入片を支柱開口上縁部の
下側に挿入した棚受け装置。であり、前記棚受杆
上に棚板を載置嵌合したもの。」である。
ところで、上記棚受け装置においては、棚受の
基部両側壁が支柱前壁に係合密接するので棚受と
支柱との係合が確実堅固であり、棚受の動揺と離
脱は起り難いが、棚板が棚受杆上へ載置嵌合され
ているのみであるので、棚板に対する荷重の偏り
により棚板の前端部に多くの荷重が加わると、棚
板後端部が棚受杆から上方へ離脱し棚板後部が浮
上ることがあつて、棚板が安定しないと言う欠点
が認められる。
「考案が解決しようとする問題点」 そこで、本考案においては、上記従来例の欠点
を排除し棚板の後部浮上り現象を防止して棚板を
安定さすために、棚板後端の浮上り防止装置を付
加すると共に、支柱への棚受係合を尚一層確実に
するよう支柱前壁の棚受係入口を改良することに
より、棚の架設状態を尚一層堅固なものにしよう
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記問題点解決の手段として、四角型中空支柱
の前壁と両側壁との隅角部稜線上に沿つて左右対
応する一対の係止条孔を上下に亘つて列設した支
柱を構成し、この支柱の適宜位置の係止条孔へ係
止するよう之に対応させて棚受の基部に左右一対
の係止片を設けると共に、棚受基部上面に棚後縁
嵌入用の凹部と、その前部に棚棧嵌合用の凸部と
を設けた棚受を形成し、前記支柱を左右一対立設
したものに夫夫前記棚受を係止し、該両棚受上に
棚板を載置して棚板後縁を棚受基部に設けた凹部
に嵌入すると共に、棚受上の凸部を棚棧下面開口
内に嵌入するようにして両者を嵌合することによ
り、両棚受上に棚板を架設し、尚、前記棚受係止
部上側の支柱前壁に設けた係止孔に、固定具の後
部に突設した係止爪を係入すると共に、同固定具
下端から前方へ延設した斜下向き押圧片を棚板後
縁上から棚受上に架けて跨設し、押圧片前端部を
棚棧間隙から挿入し棚受上面に当接するよう構成
した。
「作用」 支柱前壁に設けた左右一対の係止条孔に棚受基
部両側の両係止片を係入することにより、棚受係
合部が支柱に密着するので同部に横振れ縦振れの
動揺が起らず、従つて棚受が安定して係着でき
る。
又、前記棚受上に棚板を載置し、両者間で対応
する凹部と凸部とを嵌合させることにより、棚板
が棚受上に密着嵌合するが、尚、棚受係止部の棚
板後縁上側において支柱の係止条孔に固定具の後
部係止爪を係入し、その前部押圧片を棚後縁上に
跨設すると共に、押圧片前端部を棚棧間隙から入
れて棚受上面に当接することにより、押圧片で棚
後縁を上方から押圧するので、棚後端部の浮上り
を防止し棚板を安定させ、荷重の偏重による棚板
後部の離脱及び浮上りを防ぐことができる。
「実施例」 本考案の一実施例を添付図面により説明する。
第1図に示す斜視図において、1は支柱、2は棚
受、3は棚板、4は固定具を示す。
前記支柱1は、四角柱の前壁1aの左右両側縁
の隅角部稜線上に沿つて左右一対の係止条孔1
b,1bを上下方向に複数対列設したもので、こ
の支柱左右一対を立設する。
棚受2は、第2図(断面図)に示されているよ
うに、縦断面U字状に曲成した上方開口の棚受本
体2aの上面部に上部嵌合体2bを嵌着してな
り、本体2aの基部(後端部)において嵌合体2
bの基端と共に上方開口の凹部2cと、該凹部の
後側に続いて凹部より更に深い上切込溝2dとを
連通状に段設すると共に、前記上切込溝の直下で
本体下側に対応する下切込溝2eを開設すること
により両切込溝の後側に係止片2fを左右一対形
成してあり、尚、上部嵌合体2bの前後部に夫夫
凸部2gを上向突設してある。
棚板3は、同じく第2図に示すように、リツプ
溝形状に成型した棚棧3aを五本うつ伏せ状に前
後並列させ、その周囲を断面溝形材でなる方形状
枠縁3b(第1図参照)で包囲しその両側部にお
いて各棚棧両端との直交部を連結して簀子状に一
体化したものであり、前記枠縁の後縁を3c、前
縁を3dとして表示する。(第2図) 固定具4は、第3図にその単体拡大斜視図を示
しているように、前記支柱1の前壁横幅に一致さ
せた垂直板4aの左右両側に夫夫上方へ突出する
係止爪4bを後向きに曲成し、垂直板4aの下端
から前方へほぼ水平状の押圧部4c、前下り斜辺
部4d、低段当接部4e及び前端立上部4fを連
続曲成することにより押圧片を形成している。
そして、之等の各部材により棚を架設するに
は、先ず、両支柱1,1を棚板3の横幅に適応さ
せて対立させた上、両支柱前面に夫夫棚受2を、
左右同高の両支柱係止条孔1b,1bを選択して
之に棚受係止片を係入することにより係止し、次
に、前記両棚受上に棚板3を架渡し載置するに、
棚板後縁3cを先ず棚受2の凹部2cに押し嵌め
てから棚板前縁3dを下方に押し下げると、棚受
上面の前後両凸部2g,2gが夫夫対応する両棚
棧3a,3aの下面開口の溝内に嵌入するので、
棚受上に棚板が嵌合固定する。
続いて尚、左右両側の各支柱において棚受係止
部上側に設けられた係止条孔1b,1bに固定具
4の係止爪4b,4bを係入すると共に、同固定
具の押圧片を棚板後縁3c上から棚受上に架けて
跨設し、押圧片前端部の当接部4eを棚棧間隙か
ら挿入して棚受上面へ当接させることにより、棚
板後縁を支柱に固定するのである。
本実施例における作用については、前述した問
題点解決手段における作用の記載と共通するとこ
ろであるが、棚受上に載置嵌合した棚板の後端縁
上に更に棚板固定具を跨設し、之を支柱前壁に係
合することにより、下側に係合した棚受の支承作
用と相俟つて棚板を上下両側から挾合して固定
し、棚板後部の浮上りを防止する作用効果を生じ
させたことが、従来例のものと比べて進歩的な相
違点である。
「考案の効果」 前述の通り、棚受上に載架した棚板の後縁上側
部に更に棚板の固定具を配設し、該固定具の後端
両係止爪を支柱の両係止条孔に挿入係合し固定具
下端の押圧片を棚板後端縁上に跨設し、押圧片前
部を前方へ延設して之を棚受上に当接することに
より、棚板後部を棚受上に挾着固定するから、同
部の浮上りを防止する効果があり、例えば棚板前
部に多くの物品を掛け吊したり、又は別体の補助
棚を前方へ突設したりして棚板の前部に荷重が偏
つた場合においても棚板が安定していて水平姿勢
を保持でき、棚板が棚受上から離脱することがな
い。
尚、四角型中空支柱の前壁と両側壁との隅角部
稜線上に沿つて左右対応する両係止条孔を列設し
て、その各一対の両係止条孔へ棚受の両係止片と
固定具の両係止爪とを夫夫挿入係合するから、両
者の係止片、係止爪は共に支柱の両側壁内面に当
接状態となつて夫夫係合しているので、両側壁に
支持されて左右振れを阻止され、棚受と固定具と
は横振れすることなく安定し、従つて棚板は安着
して載置物を安全に支承する。
尚、支柱に対する棚受と固定具との係合位置を
変更することが夫夫の係脱操作によりきわめて容
易であるから、棚板を高低自在に架設でき、使用
目的に応じて之を自由に変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、同実施例の棚受係止部における縦断側面
図、第3図は、同実施例中の固定具単体を拡大し
て示した拡大斜視図である。 1……支柱、1b……係止条孔、2……棚受、
2f……係止片、3……棚板、3a……棚棧、3
b……枠縁、3c……棚板後縁、3d……棚板前
縁、4……固定具、4a……垂直板、4b……係
止爪、4c……押圧部、4d……斜辺部、4e…
…当接部、4f……立上部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱前壁の係止孔に棚受後端の係止片を係入
    し、棚受上に棚板を載架する棚の架設装置におい
    て、四角型中空支柱の前壁と両側壁との隅角稜線
    上に沿つて左右対応する係止条孔を列設し、該両
    係止条孔に挿入係合する左右両係止片を棚受の後
    端に平行状に突設し、該棚受上に載架した棚板上
    側部に固定具を設け、固定具の背部に棚受係止部
    上側の両係止条孔に挿入係合する上方突出の両係
    止爪を平行状に突設し、同固定具の下端から前方
    へ棚板後縁上を跨ぐ押圧部とその前方に斜辺部を
    介して棚受上面への当接部と前端立上部とを連続
    形成した押圧片を設けた棚の固定装置。
JP1985099835U 1985-06-28 1985-06-28 Expired JPH0219063Y2 (ja)

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JPS5415869U (ja) * 1977-06-30 1979-02-01

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