JPS6312739Y2 - - Google Patents

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JPS6312739Y2
JPS6312739Y2 JP8301984U JP8301984U JPS6312739Y2 JP S6312739 Y2 JPS6312739 Y2 JP S6312739Y2 JP 8301984 U JP8301984 U JP 8301984U JP 8301984 U JP8301984 U JP 8301984U JP S6312739 Y2 JPS6312739 Y2 JP S6312739Y2
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JP8301984U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属板製組み立て物置、あるいは金
属板製間仕切り壁等における隅角部を有する金属
板製壁体に、簡易かつ有効に棚板が設置される組
み立て棚に関する。
[従来の技術とその問題点] 金属板製壁体に設けられる従来の組み立て棚と
しては、例えば第8図に示されるように、壁板1
を支える隅柱2および間柱3に、片持ち式の棚受
4,5が取付金具6,7によつて所要の高さに揃
えて固定され、複数の棚受4,5によつて棚板8
が支持される構造が採用されている。
しかしながら、このような組み立て棚の構造で
は1対の棚受4,5を取り付けるために取付金具
6,7を各2個宛使用しなければならないため、
棚板8を1枚跨設させるのに取付金具6,7を最
低4個と取付金具2個を必要とし、かつその取り
付けに際しては、左右の取付金具6,7の取り付
け高さを調節し、これに棚受4,5を係止させた
後、棚板8が棚受4,5上に載置されるので、取
付作業に時間がかかること、棚受4,5の構造が
片持ち式であるため、狭い間隔で多段に棚板8を
設ける場合に制約があること、棚板8の水平レベ
ルの上下調整が困難であること、棚板8の上下位
置の変更、配置の変更等に手間がかかること、お
よび狭隘な空間での空間利用率が低いこと等の欠
点が避けられない。
[問題を解決するための手段] 本考案は、上記の諸欠点を解消し、棚板の取り
付けの簡易化と、狭隘な空間での空間利用率を高
めた組み立て棚を提供することを目的とするもの
で、金属板が断面略方形に折り曲げられて構成さ
れた複数本の柱10,11,12と、これら複数
本の柱10,11,12間にはめこまれた複数枚
の壁板13,14とにより隅角部が形成された壁
体において、該壁体の隅角部の柱10と、壁体の
一方の壁面方向の適宜位置の柱11に、その底面
が床板15に接し、一側面が前記各柱10,11
に着脱自在に取り付けられた隅棚柱16と中棚柱
17とからなる一対の枠状の棚柱16,17が設
けられ、かつ上記隅棚柱16の他側に設けられた
副柱18と、上記壁体の隅角部の他方の壁面方向
の適宜位置の柱12とに、その底面が床板15に
接し、一側面が副柱18と柱19に着脱自在に取
り付けられた一対の枠状の棚柱20,21が設け
られると共に、前記各一対の棚柱16,17,2
0,21のそれぞれに穿設された掛穴22,2
3,24,25に吊子状の掛金具26が挿入さ
れ、この掛金具26を介して各棚柱16,17,
20,21間に棚板27が着脱自在に跨設された
ことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案に係る組み立て棚
が金属板製組み立て物置内の隅角部に設置された
場合の実施例を説明する。
金属板製組み立て物置の隅角部の壁体として
は、第2図および第6図示のように、断面方形に
折り曲げられ、かつその一つの隅角部が開口され
ると共に、この開口縁が直角に内方へ折り曲げら
れて係止縁10aが形成された隅角部の柱10
と、断面方形に折り曲げられ、かつその一面の中
央部が開口されて開口部端縁が係止縁11a,1
2aに形成された複数の中間の柱11,12と、
左右両側端部が直角に内側へ折り曲げられ、さら
にその端部が前記各係止縁10a,11aが囲繞
される大きさに外側へ直角に2度反転折曲されて
嵌合係止縁13a,14aが形成された複数枚の
壁板13,14とが床板15の隅角部の2方向に
組み合わされて形成された壁体が使用される。
ここで各柱10,11,12と壁板13,14
との結合に際しては、各柱10,11,12の開
口部が床板15の内側に向けて配設され、隅角部
の柱10の開口部の一方の係止縁10aには、一
方の壁板13の嵌合係止縁13aが嵌合係止さ
れ、かつこの壁板13の他側の嵌合係止縁13a
には中間の柱11の開口部の一方の係止縁11a
が嵌合係止されると共に、隅角部の柱10の開口
部の他方の係止縁10aには他方の壁板14の嵌
合係止縁14aが嵌合係止され、かつこの壁板1
4の他側の嵌合係止縁14aには中間の柱12の
開口部の一方の係止縁12aが嵌合係止される。
そして、これら各係止部は、各柱10,11,
12の開口部の内側面に接して配設されたコ状の
緊締金具28と、各柱10,11,12に開口部
を囲繞して係止されている各壁板13,14の嵌
合係止縁部13a,14aが覆われる略コ状の押
え金具29とで挟まれ、両金具28,29相互が
ワツシヤー31を介し、ボルト30により螺締さ
れて結合される。
なお、上記各係止部の結合は、各部材10乃至
14,16,17,20,21等を床板15の隅
角部両辺に設置、固定しつつ相互に結合される。
このように構成された金属板製組み立て物置に
おいて、該物置内の隅角部に設置される組み立て
棚は、つぎのように構成される。
すなわち、金属板が断面方形に折り曲げられて
形成された縦部材と横部材により、長方形に枠組
みされてなる棚柱16,17,20,21中、隅
棚柱16を除く他の棚柱17,20,21は、そ
れぞれ柱11,12や副柱18と接する側の縦部
材中央に、各柱11,12の開口部と一致する開
口部が形成されており、隅棚柱16には、該開口
部が形成されていないものが用いられる。隅棚柱
16と中棚柱17の、両者が対向する面の縦部材
には、第3図および第4図示のように、等高位置
に複数の掛穴22,23が穿設されると共に、隅
棚柱16が中棚柱17と対向する面の両隅角部の
上下には、前記押え金具29の係止穴32と、副
柱18との連結金具挿入穴33が穿設され、中棚
柱17が柱11に取り付けられる側の縦部材上下
には、ボルト貫通穴34が穿設される。
したがつて、第6図示のように、中棚柱17は
ボルト貫通穴34からボルト35がワツシヤー3
6を介して挿入され、柱11内に配設された緊締
金具28に螺入されることにより、その底面が床
板15に接せられて固定されると共に、隅棚柱1
6は、その係止穴32から前述の押え金具29の
端部が挿入され、隅角部の柱10と壁板14とが
連結されると同時に、隅棚柱16もその底面が床
板15に接せられて柱10に固定される。隅棚柱
16の側面には、第5図示のように、金属板が断
面方形に折り曲げられ、一面に開口部が形成され
た副柱18が、その開口部を壁板14側にして添
えられ、隅棚柱16の連結金具挿入穴33と同じ
位置に穿設された連結金具挿入穴37に、隅棚柱
16の連結金具挿入穴33側からL状の連結金具
38の一辺が挿入され、副柱18と連結金具38
に穿設された螺子穴39,40にボルト41がワ
ツシヤー42を介して螺入され、両者16,18
が固定される。
そして、この副柱18には、その底面が床板1
5に接せられて棚柱20の開口部側が添えられ、
副柱18と棚柱20の上下の等高位置に穿設され
た螺子穴43,44にボルト45がワツシヤー4
6を介して螺入されることにより両者18,20
が固定される。
また、棚柱21は、前述の中棚柱17が柱11
に取り付けられると同様に、その底面が床板15
に接せられて柱12に固定される。
このように取り付けられた各1対の棚柱16,
17および20,21には、第1図および第7図
示のように、適宜の高さの掛穴22,23および
24,25に吊子状の掛金具26が等高位置に吊
り下げられ、これらに棚板27が跨設され、組み
立て棚が組み立てられる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば2組の棚
柱を壁体の隅角部から壁体の両方向へ設置し、こ
れに掛金具を介して棚板を跨設することにより、
狭隘な物置等の内部の隅角部を有効に使用でき、
空間利用率を可及的に高められると共に、枠状の
棚柱はいずれも柱に着脱自在に固定され、かつそ
の底面が床板に接して配設されているので、壁体
の柱のいずれを利用しても棚板を設けられて棚板
の設置場所を自由に定めることもでき、かつ棚上
に重量物を載置しても安定性に富む効果がある。
また、組み立て棚の構成上、その組み立てや棚
板の配置変更が簡易かつ迅速に行なえること、棚
板を多段的に設ける場合に殆ど制約がないこと、
および棚板の水平レベルの調整が不要であること
等の効果も併有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案に係る組み立て棚の
実施例を示すもので、第1図は全体の組み立て例
図、第2図は隅棚柱と中棚柱の取付例図、第3図
は一部を切欠して示す中棚柱の斜視図、第4図は
一部を切欠して示す隅棚柱の斜視図、第5図は隅
棚柱と副柱と他方の棚柱との連結要領を示す斜視
図、第6図は一部を切除して示す物置隅角部にお
ける組み立て断面図、第7図は棚柱と掛金具と棚
板との関連説明図、第8図は従来の棚板取付状態
を示す要部全体の斜視図である。 10……隅角部の柱、11,12……適宜位置
の柱、13,14……壁板、15……床板、16
……隅棚柱、17……中棚柱、18……副柱、2
0,21……棚柱、22,23,24,25……
掛穴、26……掛金具、27……棚板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属板が断面略方形に折り曲げられて構成さ
    れた複数本の柱と、これら複数本の柱間にはめ
    こまれた複数枚の壁板とにより隅角部が形成さ
    れた壁体において、該壁体の隅角部の柱と、壁
    体の一方の壁面方向の適宜位置の柱に、その底
    面が床板に接し、一側面が前記各柱に着脱自在
    に取り付けられた隅棚柱と中棚柱とからなる一
    対の枠状の棚柱が設けられ、かつ上記隅棚柱の
    他側面に設けられた副柱と、上記壁体の隅角部
    の他方の壁面方向の適宜位置の柱とに、その底
    面が床板に接し、一側面が上記副柱と隅角部の
    他方の壁面方向の柱とに着脱自在に取り付けら
    れた一対の枠状の棚柱が設けられると共に、前
    記各一対の棚柱のそれぞれに穿設された掛穴に
    吊子状の掛金具が挿入され、この掛金具を介し
    て各棚柱間に棚板が着脱自在に跨設されたこと
    を特徴とする組み立て棚。 (2) 各棚柱の掛穴が複数個穿設され、かつこれら
    複数の掛穴の適宜の掛穴に、掛金具を介して棚
    板が着脱自在に跨設された実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の組み立て棚。
JP8301984U 1984-06-06 1984-06-06 組み立て棚 Granted JPS60195547U (ja)

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JP8301984U JPS60195547U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 組み立て棚

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JP8301984U JPS60195547U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 組み立て棚

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JPS60195547U JPS60195547U (ja) 1985-12-26
JPS6312739Y2 true JPS6312739Y2 (ja) 1988-04-12

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JPS60195547U (ja) 1985-12-26

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